56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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――墓地の一角――
[ともすれば見落としそうな一角に、小さな塚 暗くなって見えにくいが、ランプの光に浮かび上がる フィリップが作った、鳥の墓標 それは墓とすら思えなかったのは、彼女は人間以外の生き物に触れる機会が殆ど無かったから]
こんな所で……砂遊び?
[彼女は、人間の上に立つ者 それはとても軽薄な心で軽薄な言葉であり しかし逆に言えば、人間に対しては、誠実で]
明日には、開戦ですわ どうなるのか、どう転ぶのか
わたくしの幸せは、もう、無くなってしまったのですけれども
[曖昧に、ただ曖昧に、ふ……と、微笑んだ 足はそのまま、砦の中へと戻った]
(4) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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――食堂――
[色々と懸念が解消されていったせいか、空腹を覚えた
公女であるローズマリーが、一般人と一緒に食堂で食事を取る事は無い しかし食堂は人の集まる場所 慰安という目的では、行って声を掛けるのも有りだろう
開戦の為に
それは、自らの命を犠牲にして 公女に、ひいては国に尽くせという 無言の圧力にも他ならないのかもしれない
そう捉えられても、おかしくは、ない]
開戦は、近いですわ 気力を蓄えて、頑張ってくださいね
[危機感の感じられない声は、どう見えるのだろう]
(14) 2011/07/01(Fri) 01時頃
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[食堂のごった返しっぷりは、正に戦場だった とは言え、その賑やかさを支える裏の給士の苦労は、知らない]
人が多い…まるでパーティですわね 戦前の、打ち上げとでも言うのかしら?
[場違いな言葉を口走りつつ、目の前に置かれていた食べ物を、ひょいと摘む 途端、その秀麗な顔がくしゃりと歪む]
美味しくない……
[城の豪勢な食事に比べれば、味気が薄いのは当然 もちろんこの砦に来た後も、ローズマリーの食事だけは別口として贅沢に作ってあった 従軍騎士達の食事との差が有るのは、当然
しかし、そんな気遣いを公女が知る由もなく]
こんな不味い料理を出すなんて、騎士達に申し訳ないと思わないのですか!
[凛と通る声を、厨房の中へと放った**]
(32) 2011/07/01(Fri) 01時半頃
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[物言いはおとなしいが、威圧感の有る覇気と声 周囲の騎士からの注目も、今は全く考えられていない
縮こまるマリアンヌ>>37に、眉をしかめ 彼女を庇うペラジー>>41に、しかし強い口調で更に言葉を加えた]
それでも、苦労している騎士達にこんな不味い食事なんて…! 士気が下がってはどうするのです!?
[ムパスピスの静止の言葉>>55に、一旦言葉を止める しかしその瞳はペラジーを睨んだまま]
わたくしは騎士達を思って――!
[空回っているとは、露ほども思わずに]
(66) 2011/07/01(Fri) 06時頃
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[更にムパスピスにやんわりと抑えられれば>>57、諦めたのか口をつぐむ 促されるままにその場に背を向けようとするが、思い出したように再度ペラジーに向き直った]
貴女、名前は何と仰るの?
[ペラジーがどう答えたか 立ち去りつつも、騒ぎを聞きつけてやってきたノーリーンに言い付ける]
彼女の料理なんて、食べたくありませんわ 今後絶対にわたくしの料理を担当しないようにしてください
[ムパスピスの付き添い>>57もぴしゃりとはね退け、苛々とした感情を持て余したまま、部屋へ戻った あまりにも余裕の無いその姿は、誰の目にも明らかだったろう]
彼女は、全く何を考えていらっしゃるの? 動物用の包帯を作るよりも、やる事が有るでしょう…?
[的外れな苛々を持て余したまま、ベッドに突っ伏した**]
(67) 2011/07/01(Fri) 06時頃
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ローズマリーは、深夜の謎の咆哮に一度目を覚ましたが、すぐにまた眠りに落ちた**
2011/07/01(Fri) 06時頃
ローズマリーは、朝早くから目覚めれば、赤騎士団員の鼓舞に当たるだろう
2011/07/01(Fri) 08時半頃
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――朝一番・礼拝堂――
[騎士団の出発を、見届けた 平原の向こう、そこに布陣を敷くのは 装いも新たにした真紅の狼達と 深みを増した深緑の刃達 気高く、猛々しく、鮮やかな色を纏い、彼らは進む
これは、戦争なのだ 暁の刻と共に、彼らは平原に血を刻み付ける 狼達の翻る赤と、彼らの身体の中の赤と、まばゆいばかりの真紅を広げるのだ そして枯れ果てた地にも、いつかは深緑の刃のような新たな生命が見えるのだ 繰り返す、繰り返す、命の巡り
皆が無事では、ないだろう 誰も死なない戦争など無いのだから
だから、祈る 狼と弓達の無事を]
(72) 2011/07/01(Fri) 09時頃
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[それに合わせて むしろそれより強く祈るのは
セシルの、無事――]
(裏切り、ですわ)
[ぎり、と唇を噛みながら**]
(73) 2011/07/01(Fri) 09時頃
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[背後からの声>>80に、驚いたようにはっと振り返った 神父の姿。昨晩の食堂での事が思い出され、少しイラつきが蘇る]
き、聞いていらしたのですか!?
[会いたい、という呟きが聞かれていた事に、衝撃を受けた 祖国に対する裏切りの言葉を表立って喋っているつもりは無く
しかし、柔和な神父の笑顔を見ていると、その口から、言葉は溢れる]
私は、この国を愛しておりますわ しかし、狼が、弓が、力を発揮すればする程 私はとても、苦しくなってしまうのです
[誰が聞いているとも分からない、裏切りの言葉 矛盾に満ちた言葉]
ここが、一番、彼に近い場所なのです だからわたくしは、ここへ来ました この戦いが終われば、わたくしは、どんな手段を用いても、彼の元へと行きますわ――
(85) 2011/07/01(Fri) 17時頃
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[ムパスピスの怪訝そうな物言い>>91に、やっと自身が大変な事を口走った事に気付く 思わずいつもの対外用の笑顔が浮かんだ]
いいえ。叶わぬ、昔の恋の話ですわ…
[誤魔化しともつかない、曖昧な言葉で明言を避ける 礼拝堂の鍵には気付いていない 聞かれていても、おかしくはないだろうか]
ねえ、神父様? どうして、戦争が起きてしまうのです? どうして皆、幸せになれないのです?
神父様は、愛しい方はいらっしゃいますの? 憎い方はいらっしゃいますの?
どうすれば、衝突を避けられるのかしら…
[自身の昨晩の事件。それこそが、衝突の始まりだと気付いていないままに]
(97) 2011/07/01(Fri) 21時頃
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