249 Digital Devil Survivor
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―都市伝説―
[惨劇が人の記憶からも薄れ始める頃。 復興の進む御渡周辺で新しい"口裂け"の噂が語られ始めた。
マスクをした若い女が「私、綺麗?」と訊ね、「きれい」と答えると、「これでも?」と言いながらそのマスクとるがそのマスクの下の口は耳元まで大きく裂けている。
これが従来の"口裂け"の噂であるが、新しい噂では若い女ではなく、男なのだという。]
(123) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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……アンタ、なんカ持ってる?
(*6) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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[男の"口裂け"はそう訊ね。 そこで食べ物を渡せば見逃して貰えるが、何も持っていないと喰い殺されるという。
そんな噂が学生たちの間や、ネット掲示板の片隅で語られて。 小学生が学校にお菓子を持って行こうとするなど、少々PTAで話し合われるような問題もあったらしい。]
(124) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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―御渡湖―
[あの日、炎に飲まれ消えた男がいた。 藍色の波は今は神となった付喪神が祟った通り、その男に憑いた犬神だけを地の国へと送り込み、残された人間は燃え尽きた。
けれど、多くを殺し続けたその魂は。 浄化されるには赤い石の力を持ってしても黒く染まり過ぎていた。]
(*7) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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[そして、その手元にはマガタマがあった。]
(*8) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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[6つの内、砕けた5つ>>5:12。
砕けたその時にマガツヒが残っていたかどうか。 今となっては確認する術はないだろう。]
(*9) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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―十年後・御渡―
……アンタ、なんか持ってル?
[声を掛けられ子供が振り向いた。 その子の目に入るのは、"噂"の通り右側が耳まで裂けた口を持つ男。]
『……悪魔?』
["口裂け"の姿に恐怖に怯えるでもなく。 子供がその"金色の目"を丸くしていると、"口裂け"は噂の様には襲い掛からずゆるりを首を傾ける。]
(125) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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……デビルサマナー?
[じぃと薄い色の瞳はまっすぐに子供を見詰め。 子供小さく首を振った後、金色の瞳で逸らすことなく見つめ返した。]
……、…。 ソの瞳、見た事ある気がするんダが。 マあ、いいか。
アンタ、仲魔募集してナい?
[無感情での問いかけに。 迷っていた子供が恐る恐る頷くと、裂け口を歪め子供に笑いかける。*]
(126) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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オレは、怪異くちさけ
コンゴトモヨロシク。
(*10) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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[すやすやと穏やかな寝息が耳に届く。 契約したばかりの新米サマナーは、怪異の膝の上に頭を乗せてすっかり眠り込んでいる。]
……、…。
[玄関の鍵が閉まっていたから。 「母様を待つ」のだと座り込んだ子供の隣。 大人しく並んで座っていたのがすぐにこんな事になってしまった。
眠る子供の頭に黒手袋の右手を伸ばして。 髪に触れる直前に迷うように引っ込める。
出会ったばかりの怪異を信頼して無防備に眠る子供の扱いに困って、無表情のままその動作を7回くらい繰り返した後。]
(177) simotuki 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[物凄い勢いで近づく別の悪魔の気配>>163に、怪異は子供を見下ろしていた瞳を上げる。]
…………ナんだ?
[――ひたり、と。 怪異の顔を見て突然動きを止めた女に、怪異もまた右手にいつの間にか手にした真っ黒な刃を突き出すのを止めた。
色の薄いどこか獣を思わせる瞳は、じっと灰青を見詰めていたが。 膝の上の子供がモソモソ動き出す気配に右手を下ろせば、その手にあった黒い刃は溶けるように影へと消えていった。]
(178) simotuki 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[目を覚ました子供は事情>>164に「とても強いサマナーの母親」と紹介されて、改めて女を見た。]
ソう、オレは怪異くちさけと云う。
アンタはサマナーの母親で。 ソれで……。
["何か"を思い出そうとするように僅かに目を細める。 その僅かな引っ掛かりも、女の声>>165に霧散して。]
……仲魔になった以上。 サマナーを守るのは『仕事』ダからな。
[任されたというように、すぐ傍に立つ子供の頭にぽんっと軽く手を置いた。]
(179) simotuki 2016/06/30(Thu) 00時頃
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ソれより何か食べるものないカ? くれる約束ダろう?
[そして、子供に家に向かう道中にした約束の食事を求めて。 家も案内するという子供に手を引かれかけて、足を止める。]
……ソうだ、今気付いた。
アンタ達の目。 『月』に似ているんだ。 満月なんテ、あんまり好きじゃないケど、オレは。
[振り向いた怪異は女へと、"いつかのように"僅か笑みを見せた。]
(180) simotuki 2016/06/30(Thu) 00時頃
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その目は好きなのかもしれないな。
(*13) simotuki 2016/06/30(Thu) 00時頃
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