265 無病息災を願う村
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―翌朝・自宅―
『…………ぶ?』
[学校も塾も休みの日。 目覚ましをかけずに寝ても、いつもならそれなりの時間には起きるのだけど]
『ちょっと、汗びっしょりじゃない』
[今朝は母の声と、額にあてられる手の感触に目を覚ます]
…………ん。
[うまく声が出ない]
(11) 2017/04/01(Sat) 09時頃
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[昨日は駅前のチャミマに寄って、のど飴を舐めながら帰って、途中で雨が降り出して少し濡れて、でも母と一緒に遅めの夕飯を食べたときにはほんのちょっと喉が痛いくらいだったのに]
けふ、ごほ、っ、 ……熱、ある?
[いま自分が発しているのは、喉に絡んで、鼻にかかって、ひどい声だ。 それに母の表情を見れば、返事は聞くまでもない]
『けっこうあるわよ、寝てなさい。いま冷えピッタン持ってくるから』
[布団をかけ直されて、頭を撫でられる。 目を閉じると、しばらくして両親の話し声が聞こえてきた。 父に報告しているのだろう**]
(12) 2017/04/01(Sat) 09時頃
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[それからまた、しばらく眠っていたようだ。 目を開けると、枕元にはスポーツドリンクのミニボトル。
起きてたか、などと言いつつ入ってくる父はパジャマ姿だ]
おは……げほ、おかえりなさい。
[昨夜遅くに帰ってきたらしい父の顔を、そういえば見ていなかった。 何か食べられそうか、と聞かれて少し考える]
(26) 2017/04/01(Sat) 16時頃
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オムライス、って、昨日は思ってたんだけど。 いまは、あんま、っぐ、げほ、んっ。
[弱々しくスポーツドリンクに手をのばす。 先にそれを取ったのは父の方で、キャップを開けてから渡してくれる]
……こどもみたい。
[子供だろ、と父は笑って、 じゃあ卵の雑炊でもつくるかあ、と言いながら部屋を出ていった**]
(27) 2017/04/01(Sat) 16時頃
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ううん、いい、起きる。
[部屋に雑炊を運んでこようとする父にはそう言って、上体を起こすとひとしきり咳き込む]
だって、ベッドで雑炊って、げほ、いかにも病人みたいじゃん。
[病人だろ、と苦笑する父にカーディガンを手渡される。 食欲はあるような、ないような。 居間へ顔を出すと、母が慌ててエアコンの温度を上げる。 暑いような、寒いような]
(51) 2017/04/01(Sat) 20時頃
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……決勝だっけ。どっち勝ってるの?
[テレビでは高校野球の試合を放映していた。 あまり野球に興味は無いが、鼻声で父に聞いてみる。 野球好きの父が嬉しげに解説してくれるものの、頭がぼうっとしてよくわからない]
あ、ありがと。 ……いただきます。
[小さめの茶碗に、父の作った卵雑炊。 食べられそうならおかわりあるからな、とかけられる声は明るい]
なんか……お父さんもお母さんも、嬉しそう?
[怪訝な顔で問うと、両親は顔を見合わせた]
(52) 2017/04/01(Sat) 20時頃
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『だって、こんなときでもなきゃねえ』 『いつもあんまり構わせてくれないから、ほら』
えー。
[最近特に忙しかった両親の、せっかくの休み。 自分のせいで出かけることもできなくて、看病で潰してしまって、そりゃあ文句を言われるよりはいいけれど]
……おいしい。
[鼻がつまっているせいか、あまり味はしない。 でも、温かくやわらかいものが体に入るだけで、何だか力がつくような気がした。 愛情こもってるからかな、なんて、恥ずかしくて口には出さないが**]
(53) 2017/04/01(Sat) 20時頃
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[体が温まると、今度は鼻がゆるくなってきた。 慌ててティッシュを取って拭く]
ぅあ、うん、もういい。ごちそうさま。
[ちょっとふらつきながら部屋のベッドへ戻る。 今度は母がついてきて、額の冷えピッタンを替えてくれた。 何か欲しいものは、と聞かれて、ぼんやり頭で考える]
(61) 2017/04/01(Sat) 20時半頃
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ポッカリスウェット、ごほ、あと、なんか、
[なんだろう。つめたいもの?あまいもの?]
ゴリゴリ君の、オレンジレモンソーダ味。
[ぼんやりしたイメージから、やたら具体的な注文にたどり着いた]
チャミマ限定だから、ん、スーパーには、げふ、ないげふげふげふ。
[わかったから、と布団をきっちりかけ直される。 おおおー、と居間からは父の歓声。応援している方が勝ったのだろうか]
(62) 2017/04/01(Sat) 20時半頃
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ガーディは、ベネットは今日お店にいるのかなあ、と思った。
2017/04/01(Sat) 21時頃
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[ひとりになった部屋。 体は暑くて寒くてだるい。 鼻がつまって息苦しくて、口から吸った空気は喉を刺激する]
げふ、げふ、げふ、ごほ、ごほっ。 は、
[玄関が開いて閉まる音。母が買い物に出たのだろう。 居間からはテレビに向かって声援を送っている父の声。 ときどき食器棚や冷蔵庫を開けているらしい音。
ひとりの部屋、けれどすぐ傍に、守ってくれる両親のいる家。 まだ子供、ひとり暮らしで寝込む心細さなど知らない少年は、当然のように家族の気配を感じながら、浅い眠りに落ちる]
(74) 2017/04/01(Sat) 22時半頃
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[眠って、息苦しさに起きて、買ってきてもらったスポドリを飲んで、また眠る。 合間合間に激しい咳をちりばめる。
ぐったりと横になっている間に、夕飯は用意されていた。 母のつくってくれた豆乳うどん。 くたくたに柔らかく煮た野菜と麺が、柔らかい味のスープに浸っている]
『だいぶ汗かいたわねえ。お風呂……は、やめた方がいいかな。 食べたら体拭いてあげるから、パジャマ替えよっか』
自分で拭くから、いい。
『お父さんならいいか?』
いいけど……。
[やっぱり嬉しそうだ、と思いつつ頷く。 女親に体を拭かれるのは気恥ずかしい]
(89) 2017/04/02(Sun) 00時頃
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ごちそうさま……アイス食べる。
[あたたまったばかりのところに冷やすのもどうかと思うけど、口の中をさっぱりさせたくもあった。 買ってきてもらったチャミマ限定ゴリゴリ君を、冷凍庫から出してくる]
そういえば、けほ、チャミマに、イケメンの店員さん、いた?
[いたわよー、と嬉しげに母は答え、父が大げさに色めき立つ]
『白髪の、ニコニコしたおじさんでしょ!』
……お母さん的には、イケメンなんだ……。
[いつもの若い店員さんは時間が違ったのか、母の視界に入っていなかったのか]
(90) 2017/04/02(Sun) 00時頃
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店員さんの言ったとおり、風邪だったなあ……。
[気遣ってくれた人もまた、強烈な風邪をひいていたとは知るよしもない。
オレンジレモンソーダ味のアイスを食べて、咳き込みながら歯を磨く。 父に手伝ってもらって体を拭き、清潔なパジャマに袖を通す。 食べたものの後片付けも、汗だくのパジャマやタオルの洗濯も、寝ている間に済んでいるだろう。
それが子供時代の特権だと、今はまだ実感することもない**]
(92) 2017/04/02(Sun) 00時頃
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