72 人狼戦隊ウルフマン ーThe Movieー
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14時のニュースです。
非認可の組織が親愛なるコンピューター・サイモンを破壊するたくらみを持っていると、さきほどIntSecが明らかにしました。善良な市民はすみやかに所定の緊急避難場所へ集まりましょう。
大変な事態ですね。秘密結社というと、屋外を散歩したり、Powerを拒否するといった奇行が知られていますが……
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2011/12/10(Sat) 15時頃
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― とある映画館 ―
あー、早く始まんねぇかなぁー! CM見てすっげー楽しみにしてたんだよ俺。
[右手にジュースの紙コップ、左手にポップコーンの入った袋を持ち長々と続く列に並ぶ少年は、頭上のモニターを見上げ高らかに声をあげる。 モニターには映画の宣伝用に作成されたムービーが流され、ヒーロー達が派手なアクションを決めている。]
見ろよこのレッドの動き! すっげーカッコいいよな!
[隣に並ぶ少女に話しかける少年の瞳は、まさにヒーローに憧れる瞳そのもの。 きらきらと輝いている。]
(@0) 2011/12/10(Sat) 15時半頃
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トニーってば、ちょっとはしゃぎすぎー! ポップコーン落ちてるじゃない。
[少年の隣に並ぶ少女は少し眉を寄せる。 少年が飛びはねる度に、ぽろぽろと落ちてゆくポップコーン。 カーペットの床に散らばる白を見てひとつため息をつくが、少年の声に応じる様にモニターを見上げれば、少女もまた首を大きくふって頷いた。]
レッドっていうか、みんなかっこいいよね! でも、わたしはホワイトが好きかな。
[大人も沢山並んでいる映画の列、彼女もまた踵をあげて人の影から覗く様にモニターを見上げる。]
ねぇ、あれって敵のボス? かっこいいー…
[女の子は悪い人に結構憧れたりするもので。]
(@1) 2011/12/10(Sat) 15時半頃
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敵側ってどんな奴らなんだろうな、ネットで公式サイト見たけど謎ってされててわかんなかった! なんかグリーンは追加戦士なんだけど、最初っからいるみたいな話きいた!
[はしゃぎすぎ、という少女の言葉は全く耳に入らないらしい。 そのまま暫くブルーがどうだブラックがどうだイエローがどうだ敵の幹部がどうだの事前に本やインターネットで調べた知識を少女に披露しながら待つ事暫し。]
おっ、開いた!
[上映時刻が迫り、ゲートが開かれると指定席であるにも関わらず、ポップコーンを撒き散らしシアター内へと走ってゆく。]
早く来いよ、ゾーイ!
(@2) 2011/12/10(Sat) 16時頃
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あっ、待ってよトニー!
[猛ダッシュで走って行った少年を追う様に、少女もまた手にしたジュースをこぼさない様に気にしながら廊下を駆けてゆく。 途中、掲示された巨大なポスターの前を、少女は通り過ぎた。
それは、悪の組織と6人のヒーローが、地球を背景に向かい合っているポスター。
その、映画の名は――― ]
(@3) 2011/12/10(Sat) 16時頃
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― シアター内 ―
[大勢の子ども達、その親達でシアター内は溢れかえっている。 映画の公開初日、一番最初の上映を、どれほど少年が楽しみにしていたか。 それは彼の溢れんばかりの笑顔を見ればわかる事だろう。 席に座り、隣に少女が座ってもジュースやポップコーンに手をつける様子もなく、ずっとそわそわしている。]
お、暗くなった! もうすぐだな、何か俺、すっげー緊張してきた…!
[上映時間は間近。 シアター内の照明が落とされ、スクリーンに最新映画予告が映し出される。]
(@4) 2011/12/10(Sat) 16時頃
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うん、私も緊張してきた…!
[どきどきと、胸の鼓動が聞こえる気がする程。 やがて、スクリーンに映し出される映像が一度止み、シアター内に暗闇が訪れると静かにナレーションが始まる。]
(@5) 2011/12/10(Sat) 16時頃
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[始まった…!、そう思うと同時に、少年の心はスクリーンの向こう側へと。
自分の憧れるヒーローに、悪者に。
まるで自分がそれになったかの様に、その世界へと入りこんでゆく――― ** ]
(@6) 2011/12/10(Sat) 16時頃
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時は20XX年―――
世界は、地球は、ネオ・トーキョーは危機に瀕していた。
ここは蒼き星の緑の国・ジャパネ。首都ネオ・トーキョーは文明にも優れ、人口も多く栄えた都市だった。
そこに、迫り来る魔の手! 今こそ受け継がれてきた伝説の戦士の力が必要だ!!
立ち上がれ戦士たちよ! 救ってくれ、ぼくらのこの星を!
(#0) 2011/12/10(Sat) 16時頃
『人狼戦隊ウルフマン ーThe Movieー 』
(#1) 2011/12/10(Sat) 16時頃
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― 人狼殿 ―
[華美な装飾が施された建物の中。 華やかに彩られた建物内は薄暗く、ホールには人影が揃っているにも関わらず耳が痛くなるほどの静寂に包まれている。
そんな中に黒衣の男が静かに扉を開き、ホールにやってくる。 それでもホールの中は相変わらずの静けさのままで、男は紅いカーペットの上をゆったりと進み、並んでいる影の前に立つと身を翻す]
我が同胞たちよ、我ら人狼族が地上の主となる時は来た。 我ら人狼族は人よりも優れたる種。 これ以上人間如きに地上を譲ってやる必要はない。
[声に乗せる感情はなく、ただ淡々と、されどホールに良く響くよう告げると一度言葉を切って辺りを見回す]
(1) 2011/12/10(Sat) 20時半頃
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往け、本能の赴くままに喰らいつくせッ!
[側に居た者にグラスを受け取り、中の赤い飲み物を飲み干した後、グラスを叩きつけ全員に号令を発する。
次の瞬間には人狼と呼ばれる怪人達の歓喜や狂喜、あるいは熱狂の叫びがホールにこだまする事だろう――]
(2) 2011/12/10(Sat) 20時半頃
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― 人狼殿 ―
[演説の後、ホールに居た怪人達が各々破壊活動に従事するべくアジトを出た後で再び静寂がその場に戻ってくる。 王座然とした椅子に悠々と腰をかけ、同胞の破壊活動の様子を目に口端を吊り上げる]
まずは上々、と言った所か。 しかし、気にかかるのは……。 我らが一度封じられる事となった元凶。 ウルフキラーと呼ばれるそれを手にした裏切り者の事だが。
しかし、既に悠久の時を経た今。 裏切り者どもも残ってはいまい。
[過去に同じように地上侵略を試みた時の事に思いを馳せる、裏切り者を処刑するための強化スーツ、それを奪って逃げた5人の裏切り者の姿が脳裏によぎるだけで左目が疼く]
フン。 我が手で八つ裂きにしてやりたかったが、仕方あるまい。
[涅槃に封じられていた間もひたすらに憤怒を糧に戦い続けてきた、今ならばあの裏切り者にも引けをとることはないと、そう思いながら拳を握った**]
(3) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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― ネオ・トーキョー:とあるアパート ―
おねえちゃん、まだかなぁ…。
[古く狭い、ワンルームのアパート。
眼鏡をかけた幼い少女が、テーブルに肘をつきながらぼんやりと窓の外を眺めている。 少女が小学生である事は、部屋の隅に置かれた赤いランドセルが教えてくれる。]
きょうも、おそいのかなぁ…。
[時計に目を向けると徐に傍に置かれてたリモコンに手を伸ばし、テレビのスイッチを入れた。**]
(@7) 2011/12/10(Sat) 21時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 21時半頃
お使い ハナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お使い ハナは村を出ました)
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― ネオ・トーキョー:弁当屋『まごころ』―
はーい、いらっしゃい! 今日は何にします?
[ネオ・トーキョーの片隅にある、古くからの商店街。 その一角にある小さな弁当屋に今日も小気味良い声が響き渡る。 店番に立つ、すらりとした一見男にも見間違えられそうな短髪の女は、ちらりと時計に目を向けた。 歳の離れた幼い妹は、今頃アパートで何をしているだろうかと。**]
(4) 2011/12/10(Sat) 22時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 22時頃
団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 23時頃
団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 23時頃
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―ネオ・トーキョー:電波塔―
[かつてそこは、「トーキョータワー」と呼ばれていた場所であった。 観光地としての機能は失い。 ただ、ネオトーキョーに電波を伝える為だけの場所と化したそこを。彼女は手勢と共に訪れていた。 全ては、自分達の計画の為。 とはいえ、こんな場所を訪れようという物好きも。 自分と配下の面々しか居ないから悪巧みにはもってこいだが。]
……そろそろかしらね?
(5) 2011/12/11(Sun) 01時頃
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ヨーランダ様。 ドナルド様の演説が始まったようです。
[控えていた面々……ヨーランダ率いる組織の特殊部隊。主として諜報を担当する彼女達。白百合十字軍《ホワイトリリー・クルセイダーズ》の参謀であるエリアスがヨーランダに声をかける。背後には、ドロシー・セレスト・ベッキーの通称“信号機三姉妹”も控えていた。そうして彼女達はドナルドの演説>>1>>2>>3に聞き入っているようであった。 ]
(@8) 2011/12/11(Sun) 01時頃
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― 映画館前 ―
[今日は夫が結婚後始めてデートに誘ってくれた。 二人で手を繋いで向かう先は、子供向けの特撮映画の列]
……あ、動き始めたみたい。 いきましょ。
[未だに特撮ヒーローに憧れる少し子供っぽい彼も可愛いな、そんな風に不本意にお肉の乗った頬を緩ませながら、ふにふにと夫の手を引く。 そうして受付へと差し掛かり――]
え、チケットが違う?
(@9) 2011/12/11(Sun) 01時半頃
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……もう。
[どうやら夫は別の前売りチケットを持ってきてしまったよう。 でも「ごめんごめん、でもまた一緒に見られるね」と当日券を購入しながら笑顔を向けられれば、強くは怒れない]
[だって新婚なのだもの。 こんな些細な遣り取りに幸せを感じたって罰は当たらない]
じゃあ、改めて、行きましょ。 ありがとう。
[受付嬢にふっくらとした手を振って、夫の掌を握り直す。 辺りに散らばったポップコーンの欠片を避けながら、うきうきと扉へと向かうのでした]
(@10) 2011/12/11(Sun) 02時頃
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新妻 カトリーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(新妻 カトリーナは村を出ました)
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― 人狼殿 ―
[光源の感じられない仄暗い広間。 其処彼処に豪奢な装飾が成されたその場には、一分の狂いも無く整然と人影が並んでいる]
…………。
[整列から離れた隅に、脚を組み壁に背を凭らせた青年の姿はあった。 視線の向かう先は、主が顕れ出でる入り口でも整列でも無く、手元に浮かべたホログラム。 そこには地上と、ネオ・トーキョーで暮らす人々の姿が映し出されていた]
(6) 2011/12/11(Sun) 02時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 02時半頃
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――見れば見る程に、下等な種族だね。
[吐き捨てるように呟き、掌を浮かべた幻術ごと握り込む。 映像が掻き消えると同時、しぃんと耳を鳴らす静寂が高らかな靴音に破られた]
ドナルド様。
[主を迎えた整列も、そして己も居住まいを正し、深く頭を垂れる。 重厚な存在が絨毯を踏み締め玉座へ向かうのを気配で感じながら]
(7) 2011/12/11(Sun) 02時半頃
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[やがて良く通る声>>1が、闘いの宣告で以て広間を満たした。 それへの心酔を示すよう頭上でぴんと立てた耳が、『人狼族』の行では微かに揺れる。 そして硝子の割れる音>>2を皮切りに起こる、歓声と狂乱]
――御意。
[静寂の戻った広間で、騒音を避けるよう伏せられていた耳を立て主を仰ぎ見る]
奴らは……地上の支配者には相応しく無い存在だ。 だからボク達が、ドナルド様が、地上に生きる全ての者に慈悲《支配》と癒やし《統制》を与えてやるべきです。
[短く揃えた髪が床に付く程に礼を深くして、告げる]
(8) 2011/12/11(Sun) 03時頃
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[深く垂れたその頭上で存在を主張する、髪色と同じ体毛に包まれた尖った耳。 それは白銀を基調として薄く茶と黒を滲ませた斑の髪と、左右で色の違う薄金と薄水色の瞳と相俟って、尾こそ無いものの地上のある生物を彷彿とさせる物だ]
[下等種と見下している人間に愛玩される生物]
[幻術が掻き消える刹那に映し出されていた、金目銀目の三毛猫。 その愛くるしい姿をした生物が、今日もネオ・トーキョーの何処かで暢気に大欠伸をしていた**]
(9) 2011/12/11(Sun) 03時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 03時半頃
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――パパ。ママ。
[ベッドの中で、ぼくは夢をみた。 今もまだみんなより小さなぼくが、今よりももっともっと小さかった頃の話。 今日はどうしてだか、そんな夢をみた。]
(10) 2011/12/11(Sun) 04時頃
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「穣司ちゃん。ほんとうに、ほんとうに大切な時が来た時のために、これをあなたに預けます」
[ママがそういって渡してくれたものは、お守り。 翠色の爪形の宝石に、一対の銀細工の翼。首にかかるように紐の付けられたそれは、とてもとても大事なモノなのだと教えてくれた。]
(11) 2011/12/11(Sun) 04時頃
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……どうしてそんなに大事なモノを、ぼくにくれるのさ。
[ママの行動の理由がわからなくて、ほんの少し拗ねたように言った。 そうしたらパパは、ぽんとぼくの頭に手をおいて、ぼくとおんなじような難しい顔をしてちょっとだけ笑った。]
「お前がな、必ずこれを必要とする時が来る。そう思うから、今のうちに渡すんだ」
(12) 2011/12/11(Sun) 04時頃
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[そうして、それより先、ぼくはパパにもママにも会っていない。 こうやって時々、ベッドの中で会うだけだ。 ぼくが目を覚ますときは、研究所の中でひとりきり。 ずっと研究者の伯父さんと二人で暮らしていた。]
(13) 2011/12/11(Sun) 04時頃
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[*みんなと逢う、それまでは*]
(14) 2011/12/11(Sun) 04時頃
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始まったようね。 既に潜伏している同士諸君にその演説を届けてあげなさい。 電波ジャックの際は、間違っても同士の所以外には流さないようにね。
[そう言って、ネオ・トーキョーの一部地域。 正確には一部の同士の元へと電波ジャックによる首領の演説が届けられることになった。 尤もこれは、来るべき決戦に備えて。 事前に電波ジャックの演習を行ったに過ぎないのだが。]
(15) 2011/12/11(Sun) 08時頃
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病人 エリアスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(病人 エリアスは村を出ました)
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― ネオ・トーキョー:街中 ―
――――…♪
[彼の目印とも云えよう、赤いジャンパーの肩が揺れる。 コンビニの袋を提げて、都会の街並みを往く青年。 その喧騒に紛れ、聞こえるのは陽気な鼻唄。]
しっかし、今月やばいったらねーな こりゃまた貸してもらうしかー…
[それでも鼻唄交じりな、お気楽気質。 彼の表情が変わったのは、街角を曲がった時]
……ん?
[――――蹲る人影と、それを囲う二人組]
(16) 2011/12/11(Sun) 16時頃
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おい、何して――…… ッ
[其の二人が怪人、と気付いたのは視線が合ってからだろうか。 狙いを此方へ定め、鋭利な爪を顔目掛けて薙ぎ払って来る。]
[ヒュォッ …ン]
ッだ、……!
[間一髪、屈んで避けると腹目掛け拳を入れる。 相手が怯めば、即座に膝を顔面に喰らわせて。 低い呻き声を聞き入れながら、次に後ろに迫る敵へ――]
(17) 2011/12/11(Sun) 16時頃
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[ドゴォ ッ―――]
[身体を捻らせ、大きく傾ければ 今まさに振り被ろうとしていた敵へ蹴りが入る。 すればその身体は軽く後ろへ飛び、地面を引き摺った。]
あんま荒々しいのは、女の子に嫌われるぜー?
[やがて地に横たわる二人の怪人の姿が薄くなり 消えるのを見れば、ふうと短く息を吐いた。]
(18) 2011/12/11(Sun) 16時頃
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……っと、兄ちゃん、無事か?
[ぱん、と手を払えば、やつれた顔をした男性へ 視線が合うよう自らも腰を下ろし、声をかけて]
危ねー所だったな。 奴等の牙に噛まれっと、そこから傷が侵食して 身体が腐っていっちまうから、気ぃつけろよ。
[大げさなジェスチャー付きで説明した後は 唖然、とした表情の男を余所に立ち上がる。
何故彼らの特徴を知っているか―――
それは青年が、かつて彼らを封印した五人の一人であり 彼らと同じ、人狼族でもあるからだった。]
(19) 2011/12/11(Sun) 16時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 16時頃
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にしても、奴らは……
[コンビニの袋を揺らしつつ、先程の怪人を思い出す。 人狼族、親から聞かされていた遠く昔の出来事。 気の所為だと笑う一方、違和感は拭い切れなかった。]
…………ん
[ポケットを探れば、紅色をした爪型の宝石 “ウルフキラー”と呼ばれていたものに手が触れる。 かつて悪の手中にあった、処刑道具である其れは 正義の為、悪を滅ぼす力、“ウルフバスター”として生まれ変わり、 五人それぞれが持つ事にしたのであった。
そして現在、彼らの内一人の子孫である自分が、 その一つを持っている。]
(20) 2011/12/11(Sun) 16時半頃
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[ウルフキラーを変える際、加わった正の力は研究され 内密に、もう一つのウルフバスターが作り出されていた、 という事を知ったのは、其れを手にした少年と会った つい最近の話であったが―――…]
……もしかすっと
[戦いの予感は、身体の奥底で渦巻いている]
[見慣れぬ赤髪と、靡くマントがふと脳裏を過ったのは この青年が、地上侵略を企てる人狼族のトップたる男 彼の左眼を傷つけた男の子孫だからか、それとも単なる偶然か**]
(21) 2011/12/11(Sun) 16時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 16時半頃
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ありがとうございました、またどうぞー…、 ん…
[ハンバーグ弁当を手に店を去ってゆく客を見送った頃だろうか、左腕にひやりとした冷たさを感じ、そちらへと眼を向ける。]
これは…
[革のブレスレットに通された牙の形をした蒼い宝石が、僅かに光を帯びている。]
(22) 2011/12/11(Sun) 17時半頃
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ハナ、寂しがらせちゃいそうだけど…
[アパートで一人、自分を待っている幼い妹の姿が思い浮かぶけれど、何かが確実に変わり始めている事は、紛れもない事実であろうことはこの宝石を見れば知れる事。
仕事が終わったら、話を聞きに行ってみようと壁に掛けられている青のスカジャンへと其の目は移った。**]
(23) 2011/12/11(Sun) 17時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 18時頃
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――ウルフバスター研究所――
[予知夢、もしくは胸騒ぎ。 ざわつく夢を見て起きた今朝は、なんだか嫌な予感がして。息巻いていたから、胸元のお守りが淡く輝いているのには、しばらく気づけなかった。
それからというもの、今日は学校にもいかせてもらえず、研究所のなかで待機。 ぼくのお守り――ウルフバスター、という名前なのは、この間みんなと会って、はじめて知った――は研究だ、とばかり伯父さんに預かられて、今日一日返してもらえていない。]
(24) 2011/12/11(Sun) 20時頃
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……つまんないの。
[誰か遊びに来ないかなあ。 なんて思いながら、ぼんやり今日一日を過ごしている。 せっかくだし、みんなが来てくれたらウルフバスターの事も聞けていいのだけれども。]
(25) 2011/12/11(Sun) 20時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 21時半頃
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―とあるカレー店にて―
まぁったく、アンタときたら! 帰る帰るっていつまで経っても帰ってきやしないじゃないのさ…あたしが突然倒れでもしたらこの店はどうするってんだい!大体……
[ブツリ。]
(26) 2011/12/11(Sun) 22時頃
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[一人息子との通話は、あちらから一方的に断たれる。 ふぅと息をつく。]
アンタに継がせたいのはねぇ、店だけじゃあないんだよ?
[物言わぬ端末にぼやいた時― 首に下げ、肌身離さずにいた”それ”が鼓動した、ような。]
(27) 2011/12/11(Sun) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 22時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 22時頃
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…え?
[紐を手繰り寄せて見た”それ”―ウルフバスター―は、黄色く発光していた。 胸騒ぎがする。]
…アンタ!ちょいと、店を頼んでもいいかい?
[気の弱い伴侶に確認、というより半ば押し付けるようにして身支度も早々に外へと。 ウルフバスター発光の原因を知るためには、あそこへ行くしかない。
体躯の割に速く動く脚は、息子に引き継げばもう自分が行くこともないだろうと思っていたその場所―研究所へと。]
(28) 2011/12/11(Sun) 22時半頃
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[ポケットから爪型のウルフバスターを取り出せば 其れは、僅かに紅色の光を放っていた。 手の平に伝わるのは、微かな鼓動。]
……何が、起きてんだ?
[見渡す限りでは、先程の怪人は見当たらなかったが 感じた違和感は拭い切れないまま。]
んっんー…
[大袈裟に腕を組んで、首を傾げつ悩んでみせる。 研究所に行くのが手っ取り早いか、いやその前に――― 提げた袋の重みを確認しつつ、向かうは商店街。]
(29) 2011/12/11(Sun) 22時半頃
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―→ウルフバスター研究所―
[研究所につくまでに仲間、正確にはこれから息子の仲間になるはずだった同士たちと出逢っただろうか。 自分と同じように何か異変を感じて研究所に向かうものがあればすぐに気付いて声を掛けただろうが、いずれにしても足を緩めることなく研究所に向かう。]
ボウヤ、いるかい? ちょいと訊きたいことがあるんだけどね…
[呼び掛けるのは、六人目の同士。 彼の両親とは自分が若くして息子を身篭った頃…否、それ以前から見知っていた。 ので。つい気安く呼んでしまう。それこそ自分の子のように。]
(30) 2011/12/11(Sun) 22時半頃
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[外を眺めたり、本を読んだり。 それから、流行りの小型携帯端末を開いて、暇つぶしのネットサーフィン。 預けたウルフバスターは、まだ帰ってこないようで。 ぶすくれてまた外に目を向けたとき、ぼくの目に見えたのは――]
杏奈、さん?
(31) 2011/12/11(Sun) 23時頃
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― 商店街:弁当屋『まごころ』 ―
[商店街を一直線に、目的の店へと歩を進める。 その弁当屋に入れば、店内に響く小気味良い声。 ひらりと軽く手を上れば、店員の女性に声をかける。]
や、おにーいさん! 今日も精が出るなー?
[屈託無い笑みを浮かべつつ彼女をそう呼ぶのは 男に間違えられそうな見た目をからかう意味も込めて。 彼女の気持ちなどお構いなく、調子者の青年にとってはいつもの事だった。]
(32) 2011/12/11(Sun) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 23時頃
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何? ぼくなら、いるよ。 ぼくに判ることなら、何でも訊いて。
[それからすぐ、外で見た姿が、研究所に入ってきた。 ママみたいな杏奈さんは、知り合ったばかりでもぼくに優しくしてくれる。 ううん、みんな良くしてくれるけど、杏奈さんはもっと。 だから、そんなぼくに訊きたいこと、というのは少し不思議な気分だったけれど、杏奈さんの言葉を待った。]
(33) 2011/12/11(Sun) 23時頃
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[視線が合えば手を振り入れるようならば中へ。 本来は学校がある筈の時間、ジョージがいたことで胸騒ぎは確信めいたように酷くなる。]
どうしたんだい、風邪でもひいた…ってわけじゃあなさそうだし、まさかエスケープかい?
[わざと茶化しながら、歩み寄り。 この不良ボウズめ!などとからかうのは、不安の裏返し。]
これがねぇ、さっき光ってたのさ。 偶然だと思いたいんだけど…万が一、ってこともあるだろう? あたしはそろそろ息子にこれを―使命を、託したいと思ってたんだけどなかなか帰って来ないし、今何かあったらと思うと心配でねぇ…
[胸元で揺らす黄色の”牙”は、まだ光っていただろうか あえてそちらを見ずに世間話の体で苦笑する。]
(34) 2011/12/11(Sun) 23時頃
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風邪なんかじゃ、ないけど。
[学校には風邪、ということで連絡が行っているらしい。 熱が39度だとか、そんなことを伯父さんが電話口で言っているのを聞いていた。 そんなことあるわけない、なんてちょっぴり心のなかでため息をついてた。 だけれど、そんなため息は杏奈さんの胸元で光る黄色にどこかへ吹っ飛んでいった。]
あ、んなさん、それ……
[声が震えてた。 それだけでもしかしたら、その異変が同様ぼくのウルフバスターにも起きたことがわかってしまうかもしれないし、そうでなくても、ぼくが必ず首にかけているウルフバスターがないのは、異変の象徴かもしれなかった。]
(35) 2011/12/11(Sun) 23時半頃
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[怖くて見られなかった。 見れば”日常”に戻れなくなる気がして。
しかし]
…ボウヤには悪いけど…今回ばかりはボウヤがただ風邪で休んでて、これが光ってるのはただの偶然 そうだったら良かったのに、って思っちまうね。ごめんよ。
[震える声と、彼の胸にない彼の”牙”と。 それだけでもう充分だった。 今も光を放っているであろう黄色の牙、そして迫っているであろう闘いの時。 一刻も早く息子に連絡せねば。]
(36) 2011/12/11(Sun) 23時半頃
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[端末を借りられればその場からでもすぐ息子帰るよう告げる心算。
何度連絡しようとも連絡がつかなくなっている事を杏菜が知るのは、それから少し後になる*だろう*]
(37) 2011/12/11(Sun) 23時半頃
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何しに来たのアンタ。
[弁当屋に現れた青年を目の前に、あげる声は不機嫌そう。 彼の下げるコンビニの袋に目が向けば、それは更に強まった。]
冷やかしならかえったかえった。 ・・・それとも、他に用でもあんの?
[何時もならばそうは付け加えない。 左手首の蒼をちらりと視界にいれながら、問う。]
(38) 2011/12/11(Sun) 23時半頃
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― ネオ・首都高速 ―
[夜の首都高速。 糸を引いて繋がる車ライトの間を縫って ひた走る黒いバイクが一台――…]
なるほど、おもしろくなってきなすったじゃねえの
[全面にハードな髑髏のペイントが施された黒いフルフェイスのメット。 黒いライダースジャケットとパンツでそろえた男がそう呟く。メットからは男がどこからか拾ってきた通信>>15が漏れ聞こえていた]
(39) 2011/12/12(Mon) 00時頃
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[不機嫌そうな声を聞いても、 浮かべる表情は全く変わる事なく。]
何しにって、お前の顔見に? ……なーんつって!
[へらり、大袈裟に手を広げてみせて]
弁当買いに来たに決まってんじゃん。 ほら、俺はお客様だぞ、お客様。 ……あ、金欠だから一番安いやつな。
[袋の中には飲み物しか入っていない事を見せつつ 視線は、彼女の左手首の蒼へと移される。]
(40) 2011/12/12(Mon) 00時頃
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あー…… やっぱそれ、お前も?
[僅か光を灯していただろうか。 自らも、ポケットから紅を取り出し掲げる。]
(41) 2011/12/12(Mon) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 00時半頃
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……うん。
[そこにないウルフバスターの代わりに、ネクタイごとシャツを握り締める。 そうだ。ただの偶然なら良かった。 ぼくのウルフバスターも、すぐに伯父さんのところから帰ってきて、そして。
――考えたけれど、すぐに首を振って忘れた。 覚悟はできている、つもり。]
(42) 2011/12/12(Mon) 00時半頃
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[端末を貸して欲しい、と言われたなら、すぐに貸した。 けれど、どうにも繋がらなさそうな様子には、心配になって杏奈さんを見ていることしか、できない。]
(43) 2011/12/12(Mon) 00時半頃
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なーんだ、弁当買いに来たの。 アンタが一番安いの以外頼む方が珍しいわよ。
[お前の顔見に、という言葉には呆れた様に息をつき。 おばさーん、唐揚げ弁当ひとつー!と声を張り上げると、赤いジャンパーを羽織る彼が掲げる赤い石へと視線は移る。]
んー・・・、シュウのも光ってんだ? 他に何か変な事無かった?
[言いつつエプロンの紐に手をかけた。 仕事あがりの時間までほんの数分。]
(44) 2011/12/12(Mon) 00時半頃
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―電波塔― さて、と。 貴方達はここで準備をしておきなさい。 “あの計画”の為のね。
[クスリ、と笑ってから。 自身は白百合のマントで無く気軽な普段着のままで町へ向かおうとしていた。 其の意図を知るのはエリアスのみであり。セレスト達は単なる気まぐれで遊びに行ったという程度にしか認識していなかったのだろうけれども。]
しばらくの間任せるわ。 それと、ミケから何か連絡があった時は直接あたしに連絡するように伝えて頂戴。
(45) 2011/12/12(Mon) 00時半頃
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ちぇ、その内一番高いの買ってやるっつの。
[財布の中身を確認しつつ、渋い顔。 代金を支払うと、弁当が入った新しい袋を手に]
そうそう、街中に人狼族が居てよ 危うく人が襲われるとこだった。
…あれからなんだよなー、これが光り始めたのは。
[淡い光を、眸にぼうと映しながら話す。]
ああ、あと…… ……いや、何でもねーや。
[赤髪が脳裏を過った事、言おうとしたが ただの勘違い、気の所為に過ぎないかも知れない。 喉元まで出かけたが、口を噤んだ。]
(46) 2011/12/12(Mon) 00時半頃
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→ ― ウルフバスター研究所 ―
[黒木は自ら跨るハーレーダビッドソン[ファットボーイ]の排気音を無遠慮に響かせたまま、ハンドルの真ん中に据え付けたコンソールのボタンを押した。フルフェイスのガラス面に次々と情報を表示するウィンドが次々と浮かび上がった]
ウルフブラック、JACK IN!
[メットの中で黒木がつぶやく。 すると黒木が今通過せんとする目の前のETC料金所の表示が、紫色の「ETC」から黒の「WーMAN」に変わるではないか]
待ってろよ……穣司… お前こそは俺が守ってやる…
[[W=MAN]ゲートと化した料金所の先の道から、次々と新しい道路がせりあがっていく。黒木はスロットルをフルオープンに上げて、緩やかにカーブしながら研究所へと続く道に乗った。黒い革のライダースジャケットの下、黒木の肌の上で、古びたドッグタグと銀で稲妻の飾りが施された黒の宝石が光っていた]
(47) 2011/12/12(Mon) 01時頃
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人狼族が?
[唐揚げ弁当の袋を彼に渡すとエプロンを脱いで青のスカジャンを羽織る。 途中で口を噤んだ様な彼の様子には、浮かない表情で首を傾げる。]
とにかく研究所、行ってみない? ぜーったい、何か起こってるから。
[言葉にしながらも、ずくんと人間にしては長く鋭い彼女の犬歯が疼いた。]
(48) 2011/12/12(Mon) 01時頃
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そ、人狼族。
[自分もその血を継いでいる手前 少々言葉選びに悩んだが]
見つけた時にゃ、人襲う手前だったし なーんかやな感じしたし…
[彼女の浮かない顔は、笑みで誤魔化して。]
ん、研究所、分かってんなら話が早い。 きっと皆も集まるなら、あそこしか無いしな。
[そして連れ立って外へ出ただろうか。 街の中を彷徨っているかも知れない敵の事は、 勿論、気付けはしないのだろうけれど>>45]
(49) 2011/12/12(Mon) 01時頃
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―街中―
ふうん、随分と。 綺麗な町ねえ……
[外見的に、この町の中を歩いていてもなんら違和感の無い彼女。 だからこそ、諜報を担当している面もあるのだけれど。 町並みの綺麗さは、彼女にとっては楽しめる光景であった。
何せ、いずれこの町は全て自分たちのモノになるのだから。]
さて、どうせなら。 もう少し見て行きましょうかね。
[何を見ようとしているのかは不明だけれども。 彼女は一人町を彷徨っている。]
(50) 2011/12/12(Mon) 01時半頃
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― 回想・テレビシリーズ26話『男たちの挽歌〜エレジー〜』より ―
[ここはかつての研究所。まだ若く、少年の顔をした黒木がいた。 赤く燃える炎、今にも崩れようとするこの部屋で、いま目の前では一組の男女が命の炎を消そうとしていた]
――っ……!!……教授ッ!!
[白衣の男性は、研究所で黒木を指導する教授だった。教授は女を庇うようにして倒れている。血だまりの中に前から倒れ、息をしているようには見えない。後ろに同じく倒れた女性を庇おうとしたのだ]
……――ッ羽沢……さんっ……!!
[その女性は黒木の先輩で、教授の妻となった人だった。同じく白衣を着た胸から痛々しく血が流れていた。だが、固く護るように抱いた赤ん坊には傷一つなかった。夫婦が守った大切な愛の結晶だった。愛する女性が太陽那笑顔を見せて自慢するその子を、難度複雑な思いで眺めただろう]
よくも…よくも教授を………羽沢さんを……!!
[炎が燃えていた。まだ抵抗する力も持たない少年の黒木の瞳に、1,4ならドナルド。2,5ならミケ、3、6ならヨーランダの姿が強く、強く焼きついた 2 ]
(51) 2011/12/12(Mon) 01時半頃
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…急ごう?
[人を襲おうとしていたとの言葉に、表情は険しくなる。 彼と共に研究所へと急ぐけれど、その途中に白百合の騎士と行き合う事はあっただろうか。**]
(52) 2011/12/12(Mon) 01時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 01時半頃
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[真琴に急かされ、研究所までの道を急ぐ。 揺れる赤と青は、街並みの中で目立っただろうか。
途中>>50白百合の騎士の姿が目に入れば しかしそれは普通の人間、いや、美しい女性。 一時目的も忘れ、隣の彼女の服を引いて]
おいマコ、見ろ、あっち。 ………すっげえ美人が居る。
[ほやん、と見惚れる青年に彼女はどう思ったか**]
(53) 2011/12/12(Mon) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 02時頃
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じゃあ、ナンパでもしたら。
[こんな時に何を考えているんだと、男は単純というか馬鹿と言うか…、と内心呆れつつ。 確かに彼の身惚れている女性は類を見ない程に綺麗な人だなと思ったけれど、まさかそれが敵の幹部だなどとは思いもよらず。]
私、先急ぐから。
[彼女の心中はそれどころでは無く、服引く彼の手を払って先を急ごうとするのであった。**]
(54) 2011/12/12(Mon) 02時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 02時頃
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― ウルフバスター研究所 ―
[バイクをドックに任せ、黒木はエレベーターに乗った。 そのドアが再び開いた時、黒木が見たものは…]
こいつぁ…
[*つづく*]
(55) 2011/12/12(Mon) 02時半頃
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― 人狼殿・回廊 ―
[かつりかつり。 踵から高い靴の音を立て、肩から下がる飾り布を翻しながら、広く薄暗い回廊を進む]
[脳裏に過ぎるは、長の牙城たる広間から退出する間際目にした、破壊活動に従事する木っ端狼どもの姿。 長の号令が出たとは言え、実行部隊長である己を介さず各々好き勝手に暴れ始めた奴らに、大した期待は持てない]
全く、使えない奴らばかりだね。
[かつり。零れた台詞と共に、靴音が止まる。 目の前にある簡素でありながら禍々しい出で立ちの扉に指先を翳すと、触れるか触れないかという所で軽い音を立て扉は開いた]
(56) 2011/12/12(Mon) 02時半頃
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― 人狼殿・研究棟 ―
「これはこれは、実行部隊長様直々に何の御用でしょう?」
[研究棟の一室では、人影が幾らかあった。 その中の一つ、嗄れた干物のような爺がわざとらしいもみ手をしながら近付いて来る。 それを一瞥して、溜め息混じりの言葉を返す]
そういうのは良いよ。 それより、何でドナルド様の召集に応じなかった?
「なにぶん、研究が佳境でしてな」
[ひひっと不気味な笑い声を上げる爺の言葉にも表情にも真実味は無い。 研究員のうち幾人かは、地上の政権よりも自らの研究の方が大事な物と考えているようだ。 かつて研究員の裏切りを止められずウルフキラーの流出を許してしまったのも、彼等研究員の性質に因る物もあるかもしれない]
(57) 2011/12/12(Mon) 02時半頃
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……まったく。 お前も、白百合の電波女も、ドナルド様への信心が足りない。
[呆れたような返しにも、真実味は無い。 同胞である『白百合の騎士』を揶揄するような名で示し、広間に姿の無かった彼女への不満を示す]
[彼女が先行部隊として活動している事に、思う所が無い訳でも無い]
(58) 2011/12/12(Mon) 02時半頃
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それより……頼んでいたもの、出来てる?
[あまりに『使えない』者達では無く、『使える』部隊。 ――その為の、兵器]
「勿論、出来ておりますとも。 最高で最悪の『兵器』を造り出す為の、私の最高傑作が!」
[徐に切り出した己に、それが来るのを今か今かと待ち構えていた爺が、言葉に重ねるよう高らかに嗄れた声を張り上げる。 枯れ木のような腕を大きく広げる芝居がかった所作は、自らの研究結果に陶酔した様子]
ふぅん。 それは、楽しみ。
[退屈そうに引かれていた唇が、にぃ、と漸く笑みを形作った]
(59) 2011/12/12(Mon) 02時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 03時頃
ミケは、通信機を取り出し、慣れない手付きで弄り回している。
2011/12/12(Mon) 03時頃
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[慣れない通信機で相手へと繋ぐ最中、片手で摘み上げた『それ』を掲げ見る。 そうこうしている間に通信は繋がり、この場にある物とは別の音声が雑音混じりに聴こえてきた]
――あ、白百合の騎士どの?
[通信に出たのは白百合十字軍が一人、エリアス。 他人の部隊の構成員など一々覚えはしないから、そのまま話を続けようとした所、不在の通知を受ける]
なぁんだ残念。 面白い玩具が手に入ったから、分けてあげようと思ったのに。
[くすくすと声を上げ笑って、じたばたと短い脚を蠢かせる漆黒の昆虫めいた生物を人工光に翳す]
(60) 2011/12/12(Mon) 03時半頃
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[半狼虫――無機物や有機物に取り憑き融合し、人狼族の手足となり破壊の限りを尽くす怪人を造り出す媒介。 人間ならば血液に触れただけで消滅を招く人狼族の牙。その牙から採取した成分を元に作られている。 人狼族の一部から作られたものながら、通常の人狼族とは比較にならない化け物を造り出す]
(61) 2011/12/12(Mon) 03時半頃
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[暫く矯めつ眇めつしていると、通信機から『ヨーランダ本人へ連絡を』との旨の言葉が届く]
ああ、良いよ。 大した用事でもないから。
[軽く返し、通信を切る。 『面白い玩具』の件を通信士が報告するもしないも、己には預かり知らぬ所]
人間の造った物で人間を殺すなんて、楽しそう。
[上機嫌に頭上の耳を揺らし、瞳を*細めた*]
(62) 2011/12/12(Mon) 03時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 03時半頃
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―回想・26話『男たちの挽歌〜エレジー〜』―
「……ねえ、見て、黒木くん」
[あかあかと燃える炎のなか、あかあかと流れる血液のなか。眼前にいるはずの夫の姿は青年の向こうで、見えず。 かわりに羽沢夫人は叫ぶ黒木をとてもやわらかな笑みで見上げた。]
「ほら、笑った」
[赤に染め変えられた白衣の懐で、赤ん坊はだあ、だあと甘え声で笑う。 もう掠れるように細くなった声で、よかったねえ、元気でちゅねえ、と羽沢夫人は赤ん坊に語りかけた。]
(63) 2011/12/12(Mon) 03時半頃
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[無論、命に優劣をつけることなど許されないが、羽沢夫妻は殊更に未来ある子供の命を大切にした。 この夫妻は、数年前に子を授かっていたからである。 名を穣司。まだ幼いその子を、夫妻はとかくいとおしげに語っていたことだろう。]
「こうやって、未来を守らなくっちゃ。大丈夫、『あれ』はもう、あの子に託――
[言葉は最後まで紡がれぬまま、羽沢夫人の鼓動は途切れた。
羽沢穣司、齢にして未だ七つを数えぬ日のことだった。]
(64) 2011/12/12(Mon) 03時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 03時半頃
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――現在・ウルフバスター研究所――
ねえ……みんなは? みんなは、どうしてる、かな。
[繋がらない回線に不安になって、唇は震えたままで、杏奈さんに聞いた。 誰とも連絡がとれないならば、明らかな異常事態だ。 何より早く他の仲間の様子を知りたい、と思った**]
(65) 2011/12/12(Mon) 03時半頃
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[ふと、町を歩いていると感じた視線>>53>>54。 不躾とも思ったが、どことなく気になるものがあったのか。 笑って声をかける。]
あ、すみません。 久しぶりにネオ・トーキョーに来たもので道に迷ってしまって。 この場所を知りませんか?
[持っていた地図の中にあった。昔ながらの和菓子屋の住所を示す。 その表情はあくまで穏やかなのだけど。 一瞬だけ、マコの左腕のブレスレットが視界に映ると妙な笑みを浮かべた。]
(66) 2011/12/12(Mon) 09時頃
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そのブレスレット、おしゃれですね。
[マコに向かってそう言った。彼女は急いでる風だったのだけど。 ついつい、声を掛けてしまい。 そう言ってから、取り繕うように笑ってみせた。]
あ、ごめんなさいね初対面の人に。 あたし、アクセサリーとか好きなものでつい。
[一見穏やかそうに笑うその裏で。 ブレスレットについている石の形状は明らかに自分の知っているそれであった。と言うことは……]
(67) 2011/12/12(Mon) 09時頃
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んだよつれねーの。 お前もあれくらいに……
っておいこっち来た、こっち来た!
[>>54手が払われれば、つんと唇を尖らせて。 しかし先を急ぐ事には間違いないので、 諦めようと思った矢先、美人が此方へ歩いて来る。 すれば思わず、マコの腕を引いて引きとめようと。
>>66しかも笑顔で声をかけられたではないか。]
(68) 2011/12/12(Mon) 11時頃
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[ゴホンッ ゴホンッ]
……ああ、とんでもない! 道で良ければ幾らでも教えて差し上げますよ。 この和菓子屋なら其処の角を曲がって、真っ直ぐ行った所にあります。 くうー…!時間があれば案内致しましたのに、 何分急ぐ身でして、申し訳無い…。
いやあ、しかしこんな素敵な御嬢さんと話せるなんて 僕は本当に幸せ者だなあ。はは、ははは!
[相手が聞いているかどうかなどお構い無く オーバーなリアクション付きでぺらぺら語り出した。]
(69) 2011/12/12(Mon) 11時頃
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はあ、アクセサリーがお好きですか! 実は僕も似たようなものを持っているんですよ。
あ、いや別にお揃いってわけじゃなくですね…!
[そうしてポケットを探り、取り出したのは 長いチェーンの先に付けられた、爪型の石。
目の前の美人が裏で何を考えているかなど知る由もなく 無防備に、“証”とも言える其れを見せ付けたのだった。 其れは、未だ微かに紅色を反射して、光っている。]
(70) 2011/12/12(Mon) 11時頃
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そう、急いでいるのならば仕方ないですね。
[残念そうに、そう笑う。 その笑みは数時間前に電波塔で指揮を執っていた時の笑みとは全く異質のモノであった。
そうして、彼が見せてくれた爪型の石。 それを見ると目を細めて。]
蒼い石も綺麗だったけれど。 紅も良いですね……素敵。
[笑みを浮かべながらそう言うと、目の前の愁馬にもう一度笑いかけた。]
形は少し違うみたいだけど。 繋がりのありそうな石ですね。 こんな石、他にもあるんですか?
[傍目から見ればアクセサリーの大好きな女性としか映らないだろうが。 他にもこの石を持っている人間が居るのかとそう問いかけているようであった。]
(71) 2011/12/12(Mon) 12時半頃
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……〜ッ!素敵なのは貴女の方だ…!
[石を見せれば返ってくる至上の微笑みに 顔をずいと近づけ、手を取らんとする勢いで言う。 青年には、彼女の本質が見抜けていない。]
ああ、えーっと… 似たものなら、あと三つはありますよ。
[それはマコと自分のものを含めた五人分の石の事。 特別なもう一つの石について触れなかったのは 不幸中の幸いだったのだろうか。]
(72) 2011/12/12(Mon) 14時頃
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あら、あと3つもあるなんて。 その3つももう持ち主が決まっているのかしら?
[愁馬の顔をじっと見つめながらそう問いかける。 もしも、余っているのならば欲しいという意思は彼にも伝わるのだろう……実際はそんな事は無いだろうと分かっているのだけれども。]
(73) 2011/12/12(Mon) 14時頃
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はは、残念ながら… でも貴女にはもっと綺麗なものが似合いますよ。
[見詰められればほんのり頬が紅潮するが 柔らかく、持ち主がいる事を伝えて。
それから何かまだ話しただろうか、話が区切れるか、 マコに促されれば、やっと研究所へ向かうだろう**]
(74) 2011/12/12(Mon) 15時半頃
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そう、残念ね。
[携帯を取り出すと、彼にアドレス交換を提案した。 何かの縁だから、連絡することもあるかもしれないし。 勿論、その石を譲ってくれる気になったら言って欲しいと伝え。]
それに、時間がある時なら案内してくれたんでしょう?
[満面の笑みで彼にそう告げると、マコにも挨拶をして2人と別れ。自分は教えてもらった和菓子屋へと向かっていく。]
(75) 2011/12/12(Mon) 15時半頃
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小娘 ゾーイがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(小娘 ゾーイは村を出ました)
靴磨き トニーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(靴磨き トニーは村を出ました)
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―和菓子屋・和舟―
[奥にある、喫茶スペースで上機嫌に和菓子を食べていた。 芋羊羹とあんこ玉。ずっと昔からあるというこれは彼女を満足させるような味であった。
いい加減に連絡するかと、ミケに向けてメッセージを送ることにして。 先程アドレスを交換したばかりの携帯を取り出した。 もちろん、メールを傍受されないために何重ものプロテクトが施された代物だったが。]
さーてっと。
[慣れた手つきで、一度撮影するとミケに向けてメッセージを送信した。]
(76) 2011/12/12(Mon) 16時半頃
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[メッセージの内容、それはいつものようにふざけたものであった。
『title:ミケたんへ
本文:今あたしはネオ・トーキョーの和菓子屋さんで甘いものを頂いています。 このお店の和菓子はとっても美味しいので。 実行部隊の面々にはこの店だけは襲撃しちゃダメと伝えてね。 もしも襲撃したらあたし自ら処刑すると警告しておくように。 (自分と和菓子が映るようにアングル調整して、上斜め45度から撮影した画像が添付されていた。彼女のピースサイン付き)
追伸:ウルフキラーの持ち主っぽい子に会ったよ。お茶が来たので続きはまた今度。』]
(77) 2011/12/12(Mon) 17時頃
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―ウルフバスター研究所―
みんな…そうだね、連絡をしなけりゃ!
[”あの時”もそうだった。 遠方の息子が事故により戦士の証、ウルフバスターを継承出切る状態でなく、敵を倒すまで結局は自分が戦った。 若い頃のようにはいかなかったけれど、息子と同じような年頃の”彼ら”は自分を仲間と認めてくれた。 時にぶつかったりしながらも心を一つにして、平和を守ったのだ。]
戦いが…敵が迫っているかも知れないなら、これの方がきっと速いよ。
[仲間がいれば大丈夫。 穣司にひとつ頷いて、ウルフバスターに祈るように。 今でも仲間達の”牙”は呼応するだろうか。]
(78) 2011/12/12(Mon) 19時頃
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― 人狼殿:玉座 ―
[肘掛に肘をつき、各地で暴れる怪人達の様子が写るモニターに目を向ける。 逃げ惑う人々の映像が流れれば忌々しげに舌打ちをして、手にしたグラスを握り潰す]
この脆弱な存在がなぜ地上に君臨しているのか、理解に苦しむ。 この世は弱肉強食、弱者は強者の供物たれば良いものを。 あの裏切り者どもめ、何を好き好んでこんな存在を助けたのか。
[ウルフキラーを奪って逃げた5人の存在を振り返り、グラスの破片の残る手を振るって欠片を落とす。 ガラスの破片などは皮膚を傷つける事すらない、強靭な肉体、己の掌を見て人類との種族の差につまらなそうに鼻を鳴らす]
ウルフキラー、アレは我らの力を流用する。 人狼殿から人狼族の力を奪って。 アレが残っているのだとすると、この場所に辿り着く事も容易いか。 フ、しかし今更あのような過去の遺物、どうと言う事もないか。 あの時とは我らも一味違うのだからな。
[ゆるりと頭を左右に振ってから背もたれに身を預ける、真っ暗な天井を仰ぎ見て黒い月に想いを馳せた――]
(79) 2011/12/12(Mon) 21時頃
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・・・え、あ、どうも。
[女の子から声をかけられ、彼女は戸惑う、と同時にべらべらと喋り出した愁馬に目がジト目になる。]
何喋ってんのよアンタ。
[ウルフバスターに関することをべらべら喋る彼の背中を思いきり蹴ると振り向く事も無くその場を立ち去ろうとする。]
(80) 2011/12/12(Mon) 22時頃
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これで……
[仲間に呼応するウルフバスターの力。 この呼び声なしでもすでにみんな揃いつつある、なんて知らないまま、ただ強く祈る。 ぼくのものは手元にないから、そっと杏奈さんのウルフバスターに手を重ねた。]
(81) 2011/12/12(Mon) 22時頃
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・・・っ!
[左手首のウルフバスターが一層冷たく、そして光を増した。 遠く、狼の遠吠えの様なものが聞こえた様な気がして、ハッと顔を上げる。]
行くよ、シュウ! みんなが呼んでる!
[青いスカジャンを翻しながら、彼女は研究所への道を急ぐ。]
(82) 2011/12/12(Mon) 22時頃
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ー ウルフバスター研究所 ー
杏菜さん! 穣司!
[研究所内のエレベーターを降り、いつもメンバーが集う作戦室へと駆け込むと、先ず目に入った二人に声をかけた。 玲司は既にそこにいただろうか。]
遅くなってごめん! ・・・シュウが、街で人狼族を見たって。
[息荒げるその顔は、いつに無く緊張している。]
(83) 2011/12/12(Mon) 22時頃
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|
御馳走様でした。
[手土産に、と和菓子を数点買うと。 自分は店を出ることにした。 もうそろそろ、末端の連中は動き出しているころだろうか。 そうでなくては困る。自分たちはこれから……
ゆるりと動くのだから]
いい加減、連絡ぐらいしてあげようかしら。
[エリアスに連絡を取ることにして。 携帯端末を起動させた。]
(84) 2011/12/12(Mon) 22時頃
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|
[表向きは寂れた喫茶店。 内実は自分たちの諜報用の拠点に入ると、待ち構えていたように通信が入る。]
はろはろー。あたしだけど何かあった?
……ミケたんからの連絡で面白い玩具ねえ。 興味がないわけじゃあないけど。それよりも先に。 あたしたちも働きましょうか。
[そう言って、冷酷な笑みを浮かべる。 それは先ほどの笑み>>75とは異質なモノで。]
(85) 2011/12/12(Mon) 22時半頃
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|
シュウさん、マコさん!
[駆け入ってくるふたりに、自然うつむいていた顔をはっとあげた。 固い表情での報告に、ぼくの眉毛もきゅっと寄る。]
人狼、族を……!
「穣司! 間違いない、人狼族だ! 近くに感じる!」
[ぼくが息を呑んだのと同時に、発光する翠のウルフバスターを手に、伯父さんが駆け込んでくる。 予感と、それからマコさんからの報告とで、なんて今さら過ぎる話。]
……もう、それはわかってるってば。 ぼくの、なんだから。早く返してよね。
[ずっと触れられなかった力の証に、ぼくはつんと唇を尖らせて伯父さんに手を差し出す。 悪かった、と笑いながら渡してくる伯父さんに、またひとつ、もう、とため息ついた。]
(86) 2011/12/12(Mon) 22時半頃
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月光病≪ムーンライト・シックネス≫ 発動させていいわ。
[それはエリアスの持った特質。 自身を媒介とすることによって、ネオ・トーキョーぐらいの範囲であれば容易に病原体を広めることの出来る能力だった。]
ふふ、ウルフキラーを持つような連中ならば効かないでしょうね。 けれども、守ろうとした民間人が次々と倒れたら。 果たして平静で怪人退治が出来るかしら?
[そう、一人微笑むと指を鳴らして緑茶を用意させた。 一口飲んでから。]
……美味しくないわね。 あの和菓子屋にはワクチンを寝てる間に接種しておきなさい。
[店主に向かって、そんな勝手なことを言い放った。]
(87) 2011/12/12(Mon) 22時半頃
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[譲司と念じ始めてから程なく紅と青の二人が駆け込んでくる。 息を切らせてはいるがあまりにも早い。近くにいたのだろうか―と、]
そうかい… やっと平和になったと思ったんだけどねぇ。
[真琴の報告に、自然と表情も険しく。 その時こそ気付きはしなかったが強く握り締めた牙の形は、既に発光を止めていた。]
(88) 2011/12/12(Mon) 22時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 23時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 23時頃
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[>>75美人とアドレスを交換出来た事で、 単純な青年の気分は有頂天―――…かと思いきや >>80背中に容赦無い蹴りが入り、低い呻き声を上げる。]
…ッ、おい、ちょっと待てって!
[立ち去ろうとする彼女に、手を伸ばそうとした瞬間 それは視界の隅に入った、紅色の光によって遮られる。 狼達の遠吠えのように、ウルフバスターは呼応する。]
[―――どくん]
おう、言われなくとも!
[青に続き、赤が街を駆けて往く。]
(89) 2011/12/12(Mon) 23時頃
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― ウルフバスター研究所 ― こいつぁ…
[黒木が見たのは奇跡の絆に導かれた戦士たちであった。 一つずつ、その場にいる者たちの顔を見回した]
お前らもあの通信を聞いたの…か?
[誰にともなく問う言葉が宙に浮いたままとなった。 やってきた譲司の伯父から譲司へと渡されんとする例のものを苦い面持ちで見守った>>86]
おやっさん…
[胸で熱く光っていた黒の宝石は今や光を喪っていた。強く握りしめ、険しい面持ちの杏菜に同じ表情でうなずいた]
いいや杏菜、俺たちは確かに平和を取り戻したはずだ。 だがそれはとても短い平和だったってだけだってことさ。 [長きに渡る熱い戦いの日々が走馬灯のように走り、黒木の顔に皮肉な陰を落とした]
(90) 2011/12/12(Mon) 23時半頃
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― ウルフバスター研究所 ―
只今到着―――…っと! 悪い、遅くなっちまって。
[軽く手を合わせ、頭を下げながら、杏菜と穣司に合流する。 黒木もやって来ただろうか。]
人を襲う人狼族なんてのは、 とうの昔に居なくなったって聞いてたけど ……一体、こりゃどういうこった。
あー…ハカセは、何かしらねーの?
[穣司にウルフバスターを渡す伯父に 何か情報は無いものかと尋ねてみた。]
(91) 2011/12/12(Mon) 23時半頃
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通信?いや、あたしは聞いてないよ。 ただ、胸騒ぎがしただけさ…
[久しぶりに顔を揃えた皆を見回して、最後に目を留めた黒木にかぶりを振る。 彼は何か聴いたのだろうか。視線は問うように。]
そうだね。 もう、アンタたちと並ぶこともないんじゃないかって思ってたよ。喜んでいいことじゃあないけど。
……今度こそ、揺らがない平和を取り戻そうじゃないのさ!
(92) 2011/12/12(Mon) 23時半頃
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…ん?
あの通信、って何だ?
[>>90黒木の言葉に、ついと其方を向き 全く知らないといった顔で問う。]
(93) 2011/12/12(Mon) 23時半頃
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― 人狼殿・幹部の間 ―
[研究棟から退室する折に、再三「定期健診を受けに来い」と迫る爺を適当に往なし。 通信を切ったその手で半狼虫をケースに放り込み、ほぼ自室とも言える幹部の間へと腰を落ち着けて暫し]
……さて、どうしようかな。
[ソファに身を沈め、蠍にも似た形状の異形の虫をケースの外から突付いて思案を巡らせる]
――――……。 ん、なに?
[ぴろぴろと、黒を基調とした重厚な間には相応しくない間抜けな音が響き、通信機を耳に当てる]
…………?
[聴こえる筈の音は他者より良く音を拾う耳には届かず、怪訝そうに眉を寄せる。 耳から外し見ると、その画面にはおちゃらけた文面>>77が並んでいた]
(94) 2011/12/12(Mon) 23時半頃
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……あっ、んの。電波女ァ! ボクはミケじゃないって何度言わせれば……!
[文章の内容よりも何よりも先ず、目に入った呼び方から地雷を踏んでいる。 常の彼女より幾分か可愛らしく写された添付画像は、即行削除]
なんなんだ、あいつは。
[下等種の作った物を口にするなんて気が知れない泥団子かアレは等と零しつつ、店名も何も分からない和菓子屋を襲うなという伝令には眉を寄せる。 そのまま画面上の文字を下へと辿って行って]
人間の店の事なんて、ボクの知った事じゃないんだけど。 ……――って。
[追伸、と書かれた後の文字。 一番大切と思われる情報を、「続きはまた今度」等と締めた文章に絶句する]
(95) 2011/12/12(Mon) 23時半頃
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……ドナルド様に、報告しないと。
[ふかふかのソファから身を起こし、身嗜みを整え扉へと向かう。 回廊内で残っていた部下の姿を見掛け、御座なりに声を投げた]
おい。 菓子屋を壊して白百合のに殺されても、ボクは庇わないからね。
[色々不足や過剰があっても、それは己のせいではない。送信者の情報不足が元だ]
(96) 2011/12/12(Mon) 23時半頃
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[シュウさんに、伯父さんは黙って首を横に振った。今、あまり正確な情報は観測だけでは得られない、ということらしい。]
通、信?
[玲司さんの言葉に、一度首をかしげたけれど。 さっきの全く繋がらなくなった端末を思い出す。]
もしかして、電波妨害? 本当に、本気、ってことかな……
[小さく、肩が震えた。 あの戦いを、知らない訳じゃない。パパもママもいないのはどうしてだか、誰も言おうとはしないけれど、それでももう知っている。 だからこそ、ほんの少しだけ、こわい。]
(97) 2011/12/12(Mon) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/12(Mon) 23時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 00時頃
ミケは、大広間の前で、一度呼吸を整える。
2011/12/13(Tue) 00時頃
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― 人狼殿・広間へ続く扉 ―
[長の前に出る時は、身体が強張り耳の先まで緊張に凝る。 それが畏怖から来る物か畏敬から来る物か、判然としない]
……――――。
“黄昏色の十戒”ミケイレーチェス、御目文字願いたく参上仕りました。
[すぅ、と大きく息を吸い込み、通るよう意識した声で告げる。 ぴんと立たせた耳が寝てしまわないよう、それも意識しながら]
(98) 2011/12/13(Tue) 00時頃
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電波妨害なんて・・・、どうやってやるの?
[残念ながら、そちら系の知識は無いに等しい子。]
ただ待ってるだけっていうのも歯がゆいし、実際に人が襲われていたのなら、敵の事調べに行ってもいいんじゃない?
(99) 2011/12/13(Tue) 00時頃
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[>>93、シュウに問われ頷いて答えた]
ああ。バイクで流してる途中、ラジオ電波に 同時多発的なノイズがあったんでね。 ジャミングを逆探知できればとやってみたら…… とぎれとぎれだが聞こえて来やがった。
聞き取れるレベルのもんはなかったが 男の声で「われら、人狼族」、と……言ってやがったな。
[ばきっ、ばきっと両の拳を鳴らした]
どうやっているのかはわからねえ。 何かが起こってる。わかるのはそれだけだ。
[屋外をモニターするスクリーンには特段何も映っていないように思える]
マコ、パトロールに行ってみるか?つきあうぜ。
[歯がゆそうな真琴に伺った]
(100) 2011/12/13(Tue) 00時半頃
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[扉の向こうからミケイレーチェスの謁見許可を求める声が聞こえて>>98。 見ていたモニターを消せとばかりに指を鳴らして玉座に座り直す]
ミケイレーチェスか。 良い、入れ。
[人狼族の活動報告が映し出されたモニターが消えれば、扉の向こうにも容易に声は届くだろう]
ネオ・トーキョーの破壊活動は順調か。 それで、何が起きた? 話してみろ。
[人間に対しての憎悪の心と自分に対する忠誠心を高く評価し、狼の血が混じった種族以外では異例の行動部隊長に抜擢した相手がミケイレーチェスだった。 それゆえに任務の途中で人狼殿に戻って来たということは相応の事態が起きたのだろうと、広間へと入って来るであろう影に声をかけた]
(101) 2011/12/13(Tue) 00時半頃
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[意図的に電波を妨害されたのだとしたら… そこまで考えて目を閉じる。 今は使命を最優先にしなければ。自分は、自分達は戦死なのだから。
それから、皆が偵察に出るようなら共に向かうつもりで顔を*上げた*]
(102) 2011/12/13(Tue) 00時半頃
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うん、行ってみる。 ありがとう玲司さん。
[玲司の言葉に大きく頷いた。 まだ表情は固いままだったけれど、幾分かは和らいで。]
みんなは、どうする?
[ゆっくりと他の面々の顔を見渡した。]
(103) 2011/12/13(Tue) 00時半頃
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[緊張の面持ちで扉と向き合って暫し、扉の先から謁見の許可が下りる]
――は。 失礼致します。
[開いた扉の先には、人狼族の長であるドナルドの姿。 片膝付いて頭を垂れ、緊張に乾いた唇を軽く舐めてから口を開く]
人の造りし物は、人狼族の爪の前にはあまりに脆い。 とはいえ、ただ壊し回っているだけで非効率過ぎますね。
……その問題は、早々に解決する見込みです。
[簡単に状況報告を済ませると、一息吐く。 己には何かと研究棟に縁がある為、解決策に付いては研究棟絡みと用意に知れるだろう。それよりも]
(104) 2011/12/13(Tue) 01時頃
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それよりも――
先程、“白百合の騎士”ヨーランダより、報告が入りました。
[報告というにはあまりに軽い文面。 ただ、彼女の入れる情報に誤りや操作情報があるとは思っていない]
[こくりと、唾液を飲み込む]
ウルフキラーの、その持ち主と思しき者に……接触したようです。
[果たして其れに対する長の反応は如何な物か。 未だ人狼族としては歳若く、実際に裏切り者から封じられていた身では無い為、彼の抱えた憤怒は己には量りえない]
(105) 2011/12/13(Tue) 01時頃
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―回想・26話『男たちの挽歌〜エレジー〜』―
……羽沢……さん…
[燃え落ちた資材が落ちる音がする。あかあかと燃える炎がまだらに登場人物たちの顔を照らしていた。羽沢夫人から流れる血もまた、床を赤く赤く染めていった。黒木の背の後ろで倒れた羽沢教授もまた息絶えようとしているのだろう。傷つき、愛する人を喪おうとしている今、それでも夫人はやわらかい微笑みを見せていた]
……はい、笑って…ます……
[黒木が目を細めると、墨煙で汚れた瞳の端から涙が零れおちた。]
わかりました。羽沢さん。 任せてください。この子も……そして譲司も。 どの子供の未来も俺が…俺たちが守って見せますから。
[声を絞って、明日を誓った。 だが赤ん坊を迎えるべく差し出した手は時すでに遅く、羽沢夫人からの手ごたえはない。既に亡骸となった夫人から、黒木は一人の少女を預かったのだった…… 第26話・『男たちの挽歌〜エレジー〜』FIN]
(106) 2011/12/13(Tue) 01時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 01時半頃
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ふむ……確かに、人間共は勢力を無駄に伸ばしているからな。 ただの破壊だけでは手が足りぬか。
ほう、解決すると。 ならばその手腕を楽しみに待つとしよう。 俺からすれば数ヶ月などは瞬きほどの時間だ。 流石に1年以上かかるとは言うまい?
[長きに闇と戦いの空間に閉ざされた身であるからこその言葉、早々にという言葉を捕らえて口元には笑みを浮かべながら報告をするミケイレーチェスを見つめて]
ヨーランダか、アレは何かと好き勝手に動くが……。 曲がりなりにも諜報を得意とする者だ、その報告は確かだろう。 それで、内容は。
[ヨーランダは知己の間柄であるが、彼女の軽い言動にはやや反応に困る事もある。 しかしながら配下を良く手なずけて情報を仕入れる速度は人狼族でも彼女の右に出る者は居らず、自然と周囲から今の地位に押し上げられた人材。 眼前で報告をする実行部隊長とはかなり違う出自であれ、一つの部隊を任せるに適した人物である事に違いはない。
そんな事を考えながら続く報告を待つと聞こえた単語に眉がピクリと動く]
(107) 2011/12/13(Tue) 01時半頃
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ほう……そうか、ウルフキラーがまだ存在していたか。
あの程度の玩具は今の俺には通用せん、が。 しかし、人狼殿の居場所がばれるのは厄介だな。 そうだな、アレの使用者もろともお前たちに処分を任せよう。 破壊してしまうのもよし、奪い取れたなら使うのも自由だ。
ヨーランダには引き続き監視を続けろと伝えておけ。 必要ならば強奪するもどうするも奴の好きにさせるさ。
[部下の手前、感情を表には出さないものの威圧的な雰囲気が自然と広間に伝わるだろうか。 今の時代に伝わって来たウルフキラーはその名と力を変質させている事には未だ気づかずに、ミケイレーチェスに軽く命令を下した**]
(108) 2011/12/13(Tue) 01時半頃
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ホレーショーは、他に行くものがあれば、真琴と共に外に見回りに*行くだろう*
2011/12/13(Tue) 02時頃
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――はっ、全てドナルド様の望まれる通りに。
[新たな命>>108を受け、更に低くした頭を上げ、立ち上がる。 もう一礼の後、退室しながらも頭にあるのは、先程の長の命]
[「手腕を楽しみに待つ」という言葉に高揚した気持ちも、続く「一年以上掛かるとは」という言葉で僅かに落ち着いている。 別部隊の幹部への信頼を見せ付けられた事には歯痒い思いもあるけれど、それならば信頼を得られるよう働けば良いだけの事]
あの女の前に、功を上げれば良い。
[回廊を歩みつつ、今受けたばかりの命のうち一番優先順の高い物―ヨーランダへの伝言―を行うべく、通信機を取り出す。 メール等という複雑怪奇な物は扱える筈も無く、ぎこちなく通信を入れた]
(109) 2011/12/13(Tue) 02時頃
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[果たしてヨーランダは通信に出たか出なかったか。 本人が出なかったとしても通信部隊に長からの伝言>>108は伝え、通信機を懐に仕舞う]
ウルフキラー……か。 あの時、ボクが見付けられていたら。
[長を戒める封印が綻び、徐々に人狼族の活動が戻りしその頃。 七年程前だったか、研究棟の爺から『お使い』に行かされた時は、そんなに重要な物だとは知らなかった。 知っていれば、行方を知りそうな者を簡単に殺したりはしなかったのに]
……絶対にわざとだ、あの爺ぃ。
[常の「ひっひ」と不気味な笑みを零しながら、血塗れで帰った己にウルフキラーの由来を聞かせた研究員の厭らしい顔を思い出す。 「可能なら番の研究員も持ち帰れ」等と言って送り出したのだって、己が人を連れ帰る訳が無いと知って言った言葉だろう]
(110) 2011/12/13(Tue) 02時頃
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[かつりかつり。 出口へと向かう部隊長を目敏く見付けた部下が、声を掛けて来る]
「ミケイレーチェス様、どちらへ?」
……ちょっと地上まで。 各々、報告は怠るな。
[人嫌いの上司が街に下りるという言葉を意外げに聞く部下を横目に、人狼殿を後にした]
(111) 2011/12/13(Tue) 02時頃
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― ネオ・トーキョーの一画 ―
[そこは随分と栄えた様子の街だった。 辺りにはビルが樹々の如く立ち並び、猥雑な音に塗れ、排気ガスと食物と体臭の混じった嫌な臭いに溢れている]
……気持ち悪い。
[吐き捨てるよう呟き、二階建てのビル程もある街路樹の枝に凭れ掛かる。 流石に、無策で突っ込むような馬鹿は遣らない。昔とは立場も地位も違う]
[行き交う人々の群れをじっと見詰める両の瞳は、常のオッドアイでは無く左の薄氷色。 斑の髪も黒一色に揃えられ、服装も至って平凡なシャツとパンツに変わっている。 人狼族とは決定的に違う尖った耳だけは消せず、帽子の中で窮屈そうに時折ぴくりと動く]
[一見すれば長身の女性か成熟期前の少年かといった体を装ってはいるものの、普通人間は街中で木に登る事が無いという常識は意識の外。 その姿は、色形こそ違えど、羽沢夫妻を殺害した者に酷似している]
(112) 2011/12/13(Tue) 02時半頃
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[――と、その時、一人の男と目が合った]
気持ち悪い。
[人間が樹木の上に居る事に目を見張る男に、所作だけで相手の額へ向け中指を弾く。 途端、くたりと崩折れた男を冷ややかな瞳で見詰め、音も無く軽い動作で樹から降りる]
やっぱり人間は、嫌いだね。
[男が倒れても、誰も彼を見ようとしない。 否、見えていて見えないフリをして通り過ぎて行く人波を一瞥し、その場を去る]
同族を助けもしない。 神と崇めた動物でさえ自分の利の為だけに追い、殺す。
奴等は、救われなければならない。
[それが出来るのは主である長だけだと。 改めて心を固め、救われざる羊の群れの中へと*歩を進めた*]
(113) 2011/12/13(Tue) 02時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 02時半頃
調律師 ミケは、メモをはがした。
2011/12/13(Tue) 02時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 02時半頃
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分かんねー、か… けどま、此処で大人しくしてるわけにもいかねーよな?
[>>97首を横に振るのを見れば、頭をくしゃり掻いて。 その後の言葉は、皆へ向けつつ自分にも言い聞かせるように。]
……
[>>97小さく震える肩に、ぽんと手を置く。 力強く、それでいて落ち着かせるように。]
俺達が力を合わせれば、大丈夫だ。 ……そうだろ?
[穣司の両親が亡くなった事は知らされている。 まだ小さい少年にそれを伝える事はなかったが それでも戦う運命にあるのなら、共に力を合わせようと 少年に向かって笑んでみせた。]
(114) 2011/12/13(Tue) 11時半頃
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[>>100玲司の報告には、感嘆の声を上げ]
さっすが玲司さん。 もしかしたら、また手掛かりになりそうな事が流れるかもしんねー。 俺はそういうの詳しくないから、そっちは任せたぜ。
[ぐ、と握った拳を掲げてみせる。]
俺が会った奴ら以外の人狼族も もう街にうろついてる可能性は、あるな。
……注意するに越したこたない。
[窓の外を見据え、呟く。]
(115) 2011/12/13(Tue) 11時半頃
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[>>103どうすると聞かれ、 どさり、ソファへと腰を下ろした。]
ん、俺は取り合えず、飯だ飯! 折角の弁当が冷めちまう。
ほら言うだろ、腹が減ってはなんとやら? 途中で倒れたら、元も子もねーしな。
それじゃ、いっただっきまーす…っと!
[軽く手を合わせた後、唐揚げ弁当を食べ始めた。 緊迫した空気の中、場違いな行動かも知れない。
しかしそこには、皆を落ち着かせようとする 青年なりの狙いがあったのだろうか それとも単に腹が減っていた所為か**]
(116) 2011/12/13(Tue) 11時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 11時半頃
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[それは駅前の雑踏。 ギターをかき鳴らし調子っぱずれの歌を歌う男が1人。 時折道ゆく人が何事か言うと、へらりと笑いながら声を張り上げる。
草笛源太、その人である。]
(117) 2011/12/13(Tue) 19時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 19時頃
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例えば、電波の中枢機能を支配する、とか。 でも、そんな簡単なことじゃないよ。 そこを警護してる人だって、管理してる人だっている、はずだし。
[マコさんの疑問(>>99)には、思い付くことを言ってみる。 操作よりも、それをできるようにすることが難しいはずだ。]
……だから、パトロールするならその辺りに行ってみて。 もしかしたら誰か、怪我してたり、するかも。
[怪我人の救助をするには、ぼくでは少し力が不足すぎて。 だから、パトロールに一緒にいく、とは言えなかった。]
(118) 2011/12/13(Tue) 20時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 20時半頃
薬屋 サイラスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(薬屋 サイラスは村を出ました)
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[雑踏の中で歌い続けるのにやや疲れ、一旦ギターを置き水を飲む。]
ふー、やれやれ。今日はあんまりお客さん集まらへんなぁ。
[首からペンダントのようにかかっているのは、他人目には宝石のようなもの。白いウルフバスター。]
(119) 2011/12/13(Tue) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 21時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 21時半頃
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[―――と。 違和感を感じ、胸元のウルフバスターを見ると。]
あら…ん?
[うっすらと発光している。いつの間に。いつからだ?]
やっばいな、また俺だけ遅刻ちゃうかこれ!
[いそいそとギターをしまい、研究所へ向かい駆け出す。 その足の速さは、並みの人のものではない]
…っと、ごめんよねーちゃん!
[危うくぶつかりそうになった女性に謝りつつ、先を急ぐ。]
(120) 2011/12/13(Tue) 21時半頃
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…気楽なもんね、アンタ。
[弁当を広げ始めた愁馬 >>116 にぼそりと小さく声をもらす。 街でも初めて会う女性にペラペラとウルフバスターの事を話してしまう場面を見た彼女にとってみれば、その緊張感の無さに若干の苛立ちを感じてしまうのは彼女が至って真面目な性格であるからなのだろうけれど。
自分の揚げた唐揚げを食べる彼の後ろ姿をもう一度ちらりと見ると、玲司や杏菜とパトロールへと向かおうとするのだろう。]
穣司、何かあったら連絡してね。
[一番年下の彼には、にこりと笑顔を見せて。]
(121) 2011/12/13(Tue) 22時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 22時頃
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……うん。
[見えたマコさんの笑顔に、少しだけ力不足が申し訳なくなった。 もっとぼくが大きかったら、そう思うけれど、思っても仕方がない。]
ぼく、もうしばらく源太さんを待ってみる。 さっきの呼び声が届いてるなら、きっと来てくれるはず、だから。 シュウさん一人で残っちゃっても、可哀想だし。
[なんだか扱いがちょっぴりひどいかな、なんて思ったりもしたけれど、本当はシュウさんが残ってくれていて嬉しかった。 シュウさんがパトロールに行ってぼくが一人で残ることになっていたなら、きっと寂しかったろうと思うから。]
(122) 2011/12/13(Tue) 22時頃
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そう、わかった。 穣司もシュウにお弁当、ちょっとわけてもらいな? 真琴サンの唐揚げは美味しいって評判なんだから。
[ぱちり、片目を閉じて口端を上げると穣司の肩をぽん、と叩き部屋を出て行く。]
(123) 2011/12/13(Tue) 22時半頃
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な、何とでも言え…… 俺は飯食わなきゃ動けねーんだ。
[次々に唐揚げを口の中へ放り込みつつ、 >>121聞こえた声に反論する。 マコのこういう反応はいつもの事なので、 慣れてきてしまっている自分がいるとか。]
あー…そーだ、誰かいねーと思ったら アイツはまった遅刻かー?
[>>122穣司の言葉ではっと気付いたように顔を上げる。 彼の内心はいざ知らず、もごもごと口を動かして。]
(124) 2011/12/13(Tue) 22時半頃
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[源太が研究所に着いたのは、真琴たちが部屋を出た29分後。]
…遅れてごめんな〜…
[さすがにすまないと思っているのか、やや控えめに。 しかし結構な距離を走ったにもかかわらず息はほとんど乱れていない。]
おお、いいもん喰ってるやんか。
[そうやって弁当のおかずをちょろまかそうと手を伸ばしてみる。]
(125) 2011/12/13(Tue) 22時半頃
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何だ、これお前が作ってたのか。んまい。 …んー、穣司も食ってねーのー?
[>>123マコの言葉に、二人に交互に視線を走らせて]
しょうがない、特別に一個だけ分けてやろう…
[割り箸についてきた爪楊枝で唐揚げを刺して、 ほい、と穣司に手渡そうとする。]
(126) 2011/12/13(Tue) 22時半頃
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おーおー、やっと来たなー。 もう皆出払ってんぜー?
[源太が来れば、行儀悪くも箸を持った手でひらひら。 しかし弁当のおかずに手が伸びれば]
おま、ば…ッ!これは俺んだー!
[ぺち、と手の甲を箸で弾く。 特別は二度もやって来ないのだ。]
(127) 2011/12/13(Tue) 22時半頃
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ま、まあ、腹が減っては戦はできぬ、って、言うし。
[シュウさんの返答に合わせて、フォローを入れつつ。 ウインクひとつ肩を叩かれたら、はあい、と返事して、手を振って見送る。]
うん……でも、来て、くれると思うんだ。 シュウさんもみんなも、ちゃんと集まってくれたでしょ。
[シュウさんのとなりにぽんと座り込んでから、遅刻については笑って返した。
そんな風にいくつかやり取りをしていたら、研究所の扉が開いて。]
源太さん! よかった、来てくれた!
[出迎えようと、すまなさそうな様子の源太さんのところまで、軽く小走りで向かう。]
(128) 2011/12/13(Tue) 23時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 23時頃
ジョージは、二度目のない特別待遇にちょっぴり源太さんに申し訳なくなりつつ、でも上機嫌、かも。
2011/12/13(Tue) 23時頃
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― 研究所:通路 ―
[廊下へと出れば、外へと向かおうと先を行く、漆黒の中に浮かび上がる稲妻の背を追う。 彼女の履くスニーカーは大きな音をたてないけれど、それでも彼女が距離を詰めようと駆けている事は知れるだろう。]
…先生。
[男の僅か斜め後ろまで詰め寄れば、その足を緩め、遠慮がちにそっと声をかけた。 高校時代の恩師であり、共に闘う仲間となった男。 仲間達の前で彼の事を先生と呼ばずに玲司さんと呼ぶのは、仲間内では対等で在りたいという彼女の意識の表れだろうか。]
(129) 2011/12/13(Tue) 23時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/12/13(Tue) 23時半頃
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[箸でたたかれた手を、さも大げさにさすりながら]
なんやーけちー。 俺に優しくせーへんと罰があたるんやでー?
いつもの俺リサイタルしてたら、ほら、俺の人気でみんな離してくれんかったんや。 遅れるつもりはなかったんやぞ?
[それはいつもの悪ふざけ。]
んで…何かあったんか?
[今度は真剣な顔で訊く。それは紛れもなく戦士の目。]
(130) 2011/12/13(Tue) 23時半頃
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食いモンの恨みは恐ろしい、ってな!
……ほー? じゃあ今度俺も見に行くかな、その人気のリサイタルとやらを。
[口端を上げ、悪ふざけに答えるが]
[飄々とした様子から空気が変わり、 戦士としての目を見れば、口を開く]
……人狼族が、街に現れた。 それも人に危害を加えるような、凶悪なやつだ。
[電波妨害の事も付け加え説明等はしただろうか。 彼をじっと見据えながら、こちらも真剣に。]
(131) 2011/12/13(Tue) 23時半頃
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[真琴と黒木が出て行くのを、結局は見送って、源太が到着するまで思いを馳せていたのは一人息子のこと。 自分の能天気さを受け継がなかったらしい、万年しかめ面の彼は無事なのだろうか―戦士としての時間が訪れれば母としてそんな心配をすることも叶わない。 束の間無事を祈った。]
…ったく、相変わらずだねぇ!
[源太が姿を見せれば呆れたように言って、そこから先はただ戦いに備えるための時間。]
(132) 2011/12/14(Wed) 00時頃
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