217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[嗚呼、嗚呼、忌々しい。 ただの眠りのみならず、今度は呪詛も掛かったか>>32>>33。 嗚呼、前より忌まわしい物が増えておる。]
『……だが、汝が犯した罪は変わらぬ』
[深い深い眠りにつく直前。悔し紛れに返す呪詛。]
『罪を償え 南方螢惑……!!』
[忌まわしき名を持つ巳の男。壺を割りし、負の者。 お前がいなければ、この様なことはなかったのだ。 最後にそう囁くが、それがしかと声になったか否かは、判らぬ侭。*]
(*6) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 15時半頃
|
|
…―――――
[辰星は眠る。 代わりの涙は天に流れ、地に流れ。
安らぎの闇に浮かぶ星とならん。
夏日と、また名を呼べる日を想い描いて。]
(*7) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
当然だ 馬鹿野郎
(*8) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
[込み上げるは何の香りか。冬の香り。]
『…――忘れろ。忘れて良い。』 『我の事など、忘れてしまえ―――』
『此方に引き摺られるな。』
[忘却を望み、星は―――墜ちる。**]
(*9) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
/* [この牙を向ければ独占できる、と。 叶わなかった願いのために。
黒亥は、黒蛇に呪いをかけた。
断ち切れぬ絆があると、知れず。
成就せぬ願いとは、知らず。**]
(*10) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
[背負う覚悟を決めて歩む巳の男。 嗚呼、吾は結局、報復ができなんだか。 誰にも…… 何も……――。]
『かなしい、なぁ……』
[居るだけで罪だと言われし己。 封じられるその身を恨み、嘆いて、哀しんで。 それでもまだ、誰からも見てもらえず、忌み嫌われ。 何時しか恨みは外へ向き、人を呪い、更に恨まれ。 それを繰返し繰返し積み重ね。]
(*11) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
[嗚呼、結局己は何をしたかったのか。]
(*12) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
[火の星を冠し、夏の陽の如く激情に流されし者。 智恵を持ち、能力あるはずの者が最後に願いし事は。]
『淋しい……――』
[忘れないでくれ。 同じく火の星を冠する男に対し、小さく小さく囁いた。 届いたか否か。其を知る前に、赤く黒い火の星は燃え尽きた。*]
(*13) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
―後の世―
[世が乱れたのは昔。 ようやく平和な世になると誰もが信じ始めた頃。
それでも街を離れれば、村へと足を伸ばせば、目に見える戦禍に昔を思い出さずにはいられまい。]
(*14) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時半頃
|
|
[上佐川。 夏陽を受けてきらきらと眩く川面を見詰める子は、親を知らず。名を知らず。
クロ。次郎。佐川。
どの名前で呼ばれても、その子は頷き返事をした。 取り立て困ることなく過ごしてきた。]
(*15) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時半頃
|
|
[けれど、心の内では思っていたのだ。
それは違う、と。 自分のことではない――――と。*]
(*16) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時半頃
|
|
―後の世― [戦の面影が残る村。ひとりの少女が泣いていた。 大粒の涙を溢すのは朱金の目。
その気味悪さから皆からは蛇の目を意味する「鬼灯≪カガチ≫」と呼ばれ、捨てられたその子は親も知らず、名も知らず。 ただひとつ、己の中にあるのは大切な大切な、名前だけ。]
(*17) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 13時半頃
|
|
[ある夏の陽が降り注ぐ上佐川。 そこで佇み川を眺めながら、はらりはらりと涙を流す。]
何処にいるの……『しんしょう』……
[産まれ出でた時より持つ、誰かの名。]
あなたに逢いたいの また、わたしの名を呼んでちょうだい……
[己すら知らぬ己の名。 それはきっとこの者が持っている、と何故か疑わず。 春の日も、夏の日も、秋の日も、冬の日も。 何処かにいるとも知れぬ名を呼ぶ。]
(*18) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 13時半頃
|
|
[赤き血潮に染まった頃も。あったという。 怨嗟の声が止まぬ夜も。あったという。
お伽噺にするには新しい、昔ばなし。]
………だれ?
[岩陰の、奥から人の声が聴こえた気がして。 少年は足を向ける。]
(*19) k_karura 2015/02/21(Sat) 01時頃
|
|
[血に染まり、怨みに染まる事もあった上佐川。 そうと知っても其処に佇み、飽くることなく泣いたのは、其処にいれば己の持つ名を持った人に、必ず逢えると思ったが故。]
逢いたいわ 逢いたいの……
[何時までも何時までも泣いていると、誰かが此方へ来た気配がして。]
誰なの……? 『しんしょう』……?
[それは、そうであってほしいという、願いにも似ていて。 肩までの長いとも、短いとも言えぬ黒髪を靡かせながら振り返る。]
(*20) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 01時頃
|
|
[振り返ったその少女は。
川面の光を黒髪に受け。まるで光の輪を冠しているかのよう。
初めて聞く声が、初めて聞く名を呼んでいる。
それは誰の名?]
(*21) k_karura 2015/02/21(Sat) 01時頃
|
|
[いや。 己の名だと―――信じることができた。]
なつひ!
[叫んだ。開いた口から飛び出た名前。 駆け寄り、腕の中に抱き締めて頬を擦り合わせた。]
夏日、夏日、なつ……ひ
[手は黒髪を乱す。光を払うかのように。]
(*22) k_karura 2015/02/21(Sat) 01時半頃
|
|
[振り返った前にいたのは見知らぬ少年。 駆けてくるその少年が紡ぐ名は、聞き覚えのない、知らぬ名ではあったけれど。 其が己を示す名であることは、すぐにわかって。]
しんしょう……? 辰星なの……?
[尋ねなくとも、己の中で答えは出ていて。 駆け寄り、すりより、されるが侭に髪を乱れれば、今度は嬉しさで目が熱くなる。]
今度はちゃんと、忘れなかったわ 貴方もちゃんと、覚えててくれたのね
[抱き締め、その温もりが本物であると実感すれば安堵し。 やっと逢えたと、鬼灯色の目からまた涙を溢した。]
(*23) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 01時半頃
|
|
[巳 火性 陰 その方角を司る神は『おそれ』を表し、凶とされ 司る星も凶星たる星『螢惑星』 別名『火星』
方角も、星も、司りし神も、己が名でさえも 凶事ばかりを示すもの
軈て来る吉事を、深く味わう為に在るもの]
(*24) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[禍福は糾われる縄の如く、表裏一体を成すもの 何れ程願い、神にすがろうとも、大吉は何れ凶に還る
其は禍とて同じこと 身に振り掛かりし厄は、廻り廻って何れ吉へと還る
――だが、その何れも必要な事に非ず 大事は、禍福は神が決めるに非ずと云うこと 総て己が決めし事、と云うこと]
(*25) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[己を不幸と思う者よ 己の禍を嘆く者よ 禍凶を知りし時、初めて幸福を知ると思し召せ
禍凶ありてこその幸福だと思し召せ]
(*26) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[総ての禍福は意味あること 総ての禍も福も、己が決め、定めたと云う事]
(*27) あんもびうむ 2015/02/22(Sun) 00時頃
|
|
[其を胸に刻み、己が手で幸福を*掴み取れ*]
(*28) あんもびうむ 2015/02/22(Sun) 00時頃
|
|
[―――――――幸せだ、
と思えたのは久方振りだった。]
(*29) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
[その瞳は赤橙。 遠くからでも招き、誘う色。
胸焦がす名前を呼べる幸せは喉を震わせる。]
……あぁ、そうだとも。 僕が「辰星」だとも。
(*30) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
[遠い記憶。暗闇のなか。光のなか。 確かな感触、甘やかな香り、心地好い声。
なつひ。
其れ以外の名前など知らないとばかりに、繰り返す。
なつひ。 夏日。>>*23]
忘れさせるものか。赦さないと――言っただろう?
忘れるものか、忘れるなんて――… もう一度喪うなんて。
(*31) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
――――嫌だ。
(*32) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
……今度こそ離れず、共に生きていこう。
夏日。 君の全てが―――欲しいんだ。
生きる時間も、何もかも。 もう待たせないで済むように。
[奪わせて欲しい。
独りにしないで――と 請い願う。恋願う。**]
(*33) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
[己が紡ぎし名を肯定せし少年>>*30に、繰返し繰返し名を呼ばれ、幸を噛み締める。 赦さないという愛しい名を持つ相手に暫し目を見張るが、軈て笑みへと変えて]
そうだったわね 赦さない、と言っていたわ
[嫌だと紡ぐ口に、ふふ、と笑いを溢し。]
いいわ 全てをあげる あの時叶わなかった、全てを――
[あなたに奪われてあげる。 其は、娘なりのもう二度と離れないという契り。]
(*34) あんもびうむ 2015/02/22(Sun) 01時頃
|
|
[愛しいあなたと共に あなたと*永久に*]
(*35) あんもびうむ 2015/02/22(Sun) 01時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る