人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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【人】 小悪党 ドナルド

[ただ、ほんの時折…すべてが壊れてしまえと思うほど、
 どす黒いものが心の中を流れるようになったのは、


 きっと、赤が嫌いになってからだ。]

(196) 2010/09/02(Thu) 11時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[翡翠は散る赤に視線を落としながら、
後輩が立ち去っていく音を聴く。
育ちきらなかった花弁に、残念そうに目を伏せて]

……だめだよ、潰しちゃ。
…慈しむ花なんだから…。

[ホースを潰す手を離せば、とぷとぷとその先から
水が溢れる。それを地面に置いて花弁を拾う。
そっと握りこんでも、暑さで直ぐに萎れるだろう。]

(197) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


綺麗な色に…、咲くんだから…。

[そっと、花弁を雫のついた葉に乗せる。
萎れるまでの僅かな時間、太陽の光を浴びれるように。]

(198) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 浴室 ―

[紡がれる言の葉は、相手の手元のシャワーの音にかき消されるほど小さい。ディーンの手元のシャワーが湯を流していれば、聞き取れはしなかっただろう。
けれど、止めていたからこそ――……耳に届いた。]

 私のことが……――――?

[髪を洗う手を止める。
先を促すでもなく、などる言の葉。

暫くの沈黙、ざぁざぁと雨降るような音だけが空間に響く。]

(199) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

小悪党 ドナルドがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(小悪党 ドナルドは村を出ました)


【人】 会計士 ディーン


 聴いてしまったものは、忘れる事は難しいな。

[濡れた所為か、常より濃い紫がベネットを見詰める。
貌にある表情は、唯穏やかな微笑。]

 お前が、敬虔なカトリック信者であることは識っているさ。
 だから、私からどうということはないが……―――
 
[言葉を選ぶ間を開ける。]

(200) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

小悪党 ドナルドが参加しました。


【人】 小悪党 ドナルド

─ 浴室 ─

[ずかずかと入り込んできたタイミングは、最悪だったか否か。

先輩二人の微妙な雰囲気には気づかぬままに、シャワーを浴びる。]

(201) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

【人】 本屋 ベネット

[一度出してしまった言葉を止める事が出来ないように。
 少年の眸からも、雨が一つ零れ頬を伝った。

 モノクルを付けていない目の前の少年には気付かないだろうと、
 それを指で拭いながらシャワーのコックをひねる]

 ……変な事を言って、ごめん。
 ずっと言う心算なかったのに……。

[穏やかな笑みに、苦しそうな顔で微かに笑んで]

 きみのことが、すき……。
 心の裡でそう思う事だけは、許してくれるだろうか。

(202) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン


 身体だけでもと願うことがあるのならば
 その時は、私は厭う事はないよ。

[心に関しては触れない。
それは、心は神を裏切らぬようにという配慮か。
それとも……―――。

ゆるり動く手はコックに。髪にある泡を洗い落とし始める。
増える水音は、直ぐにの答えは求めていないと示すものだった。]

(203) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

ディーンは、ベネットにかけた言葉は、おそらくはドナルドの入室の前のこと。

2010/09/02(Thu) 11時半頃


【人】 本屋 ベネット

[ディーンからの言葉には、緩く首を振る。
 心で思うだけでも罪深い事なのに、それ以上を求める事は自分にはできないと。
 そう告げるように、悲しげに眸は揺れる]

 ―――…っ!

[急に浴場の扉が開き、弾かれたようにそちらを見やった。
 見慣れた赤い髪に一つ眸を瞬かせ、
 その貌は穏やかな笑みが浮かぶ]

 ……ちゃんと、起きたんだね。善かった。

[ドナルドのシャワーを浴びる姿に、顔を綻ばせた]

(204) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

 
 人の心の裡のことは、誰にもどうにもできないさ。

[苦しそうな貌に、そう言葉を返したところで、ドナルドの姿が見えたか。漂う雰囲気は変えられないものの、努めて平然と身を清める作業をこなし始めた。]

(205) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


―――…… …

[ドナルドが去った後も、また薔薇に水は撒かれる。
それを見つめる翡翠の色も、何時もと変わらず。
……何時もよりかは、少し憂いの篭った色で。]

(206) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

フィリップは、寮母

2010/09/02(Thu) 11時半頃


フィリップは、寮母に呼ばれると、ホースの水を置いて。寮へと戻っていく。**

2010/09/02(Thu) 11時半頃


【人】 本屋 ベネット

[いつもの癖で、世話を焼こうとしてドナルドの傍へ行き]

 ちゃんと汗は流さないと駄目だよ。
 主、に……朝の祈りを捧げに行くんだからね。

[主と言う言葉を紡ぐときに、詰まったのは先程のやり取りのせいか。
 すぐに穏やかな表情を取り戻すとそう声を掛け、
 ぱさつく赤い髪を撫ぜようと指を伸ばした]

(207) 2010/09/02(Thu) 11時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…今逃したら一日中汗でベタベタのままになりそうだったから…

[ルームメイトに小さく頷き、まじまじ見られる前にと手早く汗を流す。
軽く日に晒された大柄な身体は、一見目立つような傷痕は無い。
痛々しく見えるのはアイパッチを外した横顔だけ。

卑劣で狡猾な奴等は、隠蔽の手段をよく知っている。
葉巻を押し付けた痕が残っているのは、まともな姿勢では見えない内腿と腋の下にだけ。

それでも見つけられてしまわぬよう、手早く身体を清めて服を着る。]

(208) 2010/09/02(Thu) 12時頃

【人】 本屋 ベネット

[ドナルドの過去を知らない少年は、何も知らずただ穏やかに笑う]

 そう。
 でもちゃんと起きてくれたから、偉いよ。

[礼拝が終われば、僕の朝食のデザートを分けてあげるよと、
 子供に言うように告げて。

 自身も身体を清め終われば持ってきた制服に袖を通した]

(209) 2010/09/02(Thu) 12時頃

【人】 会計士 ディーン

 ドナルドは随分早風呂だな。

[先に来たベネットやディーンよりも早い行水に苦笑を漏らす。
脱衣所に向かったのは3人ほぼ同時か。
ふっと見詰めるのは、ドナルドの横顔。
ぼやける視界では詳細は見えぬものの、眼帯を外したそこに傷跡があるのは識れる。

我知らず、己の左眼をディーンは抑える。
生まれながらや自然にではない視力の差異。
その原因故に、夏期休暇も実家に帰らないでいる。]

(210) 2010/09/02(Thu) 12時頃

【人】 本屋 ベネット

 僕はこれから礼拝へ向かうけれど、ディーンはどうするの?

[有無を言わさず連れて行く心算だからか、
 ドナルドには問わずにディーンにだけ尋ねて。
 いくらか水気の残る黒髪を指で梳く。

 左目を押さえるしぐさに、首を傾いで]

 ……眼、どうかしたの?

[触れようとして閉じる指先を、もう片方の手で包むように握りしめた]

(211) 2010/09/02(Thu) 12時頃

【人】 会計士 ディーン


 礼拝か、さて……―――

[常ならば形式だけでも参加するのだが、今朝に限っては行くべきか否か悩むような言の葉を、ベネットの問いかけに返す。]

 いや、少し左眼の視力が下がったかと、そう思っただけだ。

[次の問いに応えながら片眼鏡を付けた左眼は、チラリと先程《主》という言葉を謂い淀んだ少年を視た。心の裡に浮かんだ言葉は、告げることなく]

 私は一度部屋に戻ろうと思う。
 私の同室のアレも起きていると佳いのだがね。

[礼拝に行くにしても、行かぬにしても一度部屋に戻ろうと、ランドリーに服を放りこんだ後、2人がまだ話し込むようであれば、先に失礼する旨を告げて浴室を後にした。
去り際、叶うならば、昨夜ラルフにしたように、まだ水気の残る黒髪をぽんと撫でる。
「ちゃんと乾かせよ」と言葉を添えて。

――……その後、ディーンが礼拝に参加するか否かは、同室者の出次第か*]

(212) 2010/09/02(Thu) 12時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/02(Thu) 12時半頃


【人】 本屋 ベネット

 いつも遅くまで根を詰めているから……。

[疑う事を知らない少年は、彼の言葉を其の侭受けて。
 少しの苦言を呟やき、勉強もほどほどにね、と笑う。

 去り際に撫でられた髪。
 返す言葉も見つからないまま、ああ、とも、うん、とも言えずに。
 何処か夏の日差しを想わせる熱を眸に滲ませ、蜜色の髪が見えなくなるのを見詰めた]

(213) 2010/09/02(Thu) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

[撫ぜられた温もりを留める様に、
 彼の指先が触れた場所へと指を伸ばす]

 ―――……。

[芽吹いた恋と言う種は、
 確りとその根を少年の心の裡に伸ばしていた]

(214) 2010/09/02(Thu) 12時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/02(Thu) 13時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

ガキじゃ、ねぇんすから…。
[子供か犬っころでもしつけるような態度に思わず機嫌を悪くするあたり、やはり身体のわりに中身は幼い。
渋々ながらも、反抗するという選択肢は今のところ頭の中には無かった。

去っていく上級生を不思議そうに見送るも、今は何も口を挟む事はなく。
ただおとなしく、礼拝へついていく。]

(215) 2010/09/02(Thu) 14時頃

【人】 本屋 ベネット

 子供、だろう?
 少なくとも僕より年下だもの。

[機嫌を悪くするドナルドにくすくすと笑う。
 大人びた外見に隠された幼さを、純粋に可愛いと思った。

 否、此の時はそう思っていた――]

(216) 2010/09/02(Thu) 14時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/02(Thu) 14時半頃


【人】 奏者 セシル

― 自室へ ―

[浴室から出たあと、誰かに見られたような気がしたけど、湯上りと、そういう後でぼんやりしてたのか、そのままふらふらと自室に戻って、そのまま、またベッドに寝転んだ。]

 まだ、眠いのに、なんで起きたんだ?自分。

[そう言いつつもやっぱり起き上がる。
 窓を見ると、キラキラ何かが輝いている、水しぶきだ。誰かが水を撒いているらしい。]

 フィル先輩?

[立ち上がってみると、フィリップの姿が見えた。
 そして、硝子球を思い出して、ハーモニカを思い出す。]

 ――…ええっと、洗濯当番と、ハーモニカと、食事と、それと、礼拝……。
 やること多いな。

[真っ白なシャツかぶって、下着にカーキのズボンを履いた。そして、髪は濡れたまま、ハーモニカを探す。]

(217) 2010/09/02(Thu) 15時頃

【人】 奏者 セシル

[引き出しの奥、記憶は確かで、出てきたハーモニカは少しだけ前より違う気がした。
 だけど、音をプッと鳴らせば、記憶はすぐに蘇り、そのあと5分で自分の身体の一部になる。鳴らした音jは小さめに遠慮したのだけど、一応隣室ぐらいまでは聞こえたかもしれない。

 そして、ハーモニカをポケットに突っ込むと、部屋を出る。]

 あー、洗濯って、部屋順だから、オレ一人でやんのか……。

[そして、頭をぼりぼり掻いてから、ランドリーに籠をとりに向かう。
 素行不良の問題児であるのだけど、そこまで目をつけられていないのは、日常生活に支障をきたす目立つ行動はしてない。一見素直にみえるからだろう。]

(218) 2010/09/02(Thu) 15時頃

【人】 奏者 セシル

[礼拝の時間まではややあるので、その時間、洗濯籠をもって部屋を巡回しはじめる。]

 洗濯あるやつはいるかー?
 あおくせーパンツも丁寧に洗ってやっから…。

[もちろん、手洗いではなく洗濯機にぶちこむだけなのだが…一応そんなことを言って部屋巡り中。]

(219) 2010/09/02(Thu) 15時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ 朝/自室 ─

[ラルフが浅い眠りにおちたのは、既に小鳥がさえずりはじめ、空が白む頃になってからだった。
 途切れ途切れの夢見は悪く、目覚めた時は気温の暑さにも関わらず冷たい汗が滴る程。何かを掴もうとした手はむなしく空を彷徨い、]

……ぁ 

どうして、今頃になって──
思い出したんだろう。
……あんな記憶。
中等部の頃の夢と  それから、

[シーツの上で身を強ばらせたまま、ラルフは喪失感と嫌悪に身を震わせ両手で顔を覆う。
 骨張った指の隙間から窓の外へ向けられる銀灰の瞳。夢で感じた苦痛と追い詰められる恐怖が、まだ生々しく残っているにも関わらず、涙のひとつもなくその眼球はかわいている。]

(220) 2010/09/02(Thu) 15時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

嗚呼、もしかして
昔見たいに……背が低かった時みたく
頭を撫でられた 所為 なのかな。
──ディーンに。

[昨日部屋に来てくれた上級生の名を口にする時、唇がわなないた。]

(221) 2010/09/02(Thu) 15時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[頭を撫でられ庇護される立場の記憶は、触れられる安堵や心地良さだけではなく、当時の弱さや無力さと言う別の者たちに付随する負の記憶も甦らせる。

 ──背が伸びてラルフが変わる前の世界。
 中等部で厄災と言っても良い「あの」事件が有って。
 それからラルフは、人目を惹かない目立たない──と言うより、暴力を好む者たちの嗜虐心をそそらないと言うのが正確だろうか、生徒になる事を心掛けたはずだった。気紛れ、神経質、時々毒舌で、他人が読まない本を読みたがり、だけど目立たないよう。]

(222) 2010/09/02(Thu) 15時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……あ は は

今はもう──襲われないどころか。
アレと同じ事を、俺はロビンあたりにする事だって出来るのに。
殴って追い詰めて。
誰かを付け回すような趣味は、俺は無いけど。

嗚呼、

汗、気持ち悪いな。
気持ち 悪い。

[夜着の胸をはだけて、窓の外を見る。キラキラと水飛沫が輝く薔薇園、それから昨日、紙飛行機を投げ入れた部屋を見て、昨日のあの行為はディーンには気持ちが悪かったのではと言う思いがふと過る。
 気持ち悪いのは、自分自身じゃないか──と思った所で、廊下から声が聴こえた。]

(223) 2010/09/02(Thu) 15時頃

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