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[暫くして、彼の死の噂を人づてに聞いた。
私がこの仕事から足を洗えるだけのお金を造って。 大人の男になって、迎えにくると――。 戦に出たらしかった。
彼をそんな危険な場所に追いやったと知って――。 永遠に彼を失った事を知って――。
自分の愚かさに泣いて暮らした。 泣きつかれて、いくら悲しんでも戻ってくれない、逢えない彼を偲んで。
深い喪失の哀しみから逃れるように。 一抹の希望は、噂は噂であって――と。 あの人が優しい目で語ってくれたこの村で――、あの人を待って過ごす事にした。]
(154) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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[冷たい土の中へと棺は収められ、そこへ小さな墓標が立てられるのを黙って見送る。
人々が去っても暫くは、そこでぼんやりと佇んでいた。]
…ソフィア。
[祈る背中をただ静かに眺めて。]
君も、仲…よかったもんね。
なんで、リンダだったんだろう。 ピッパや、君や…いろんな人を悲しませて。
(155) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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代わってあげられたら、よかったのにな。
[いつも思う。 今日だって、出て行く使用人たちは自分にともに逃げるように言わなかったのだし。 自分が死んでも、誰もこんなに悲しんだりしないだろう。
一時哀れに思ったとしても、きっとすぐに忘れられてしまう。 だって、よちよち歩きの頃に亡くなった妹のことなんて、もう誰も覚えてやいないんだから。]
(156) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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……。
[ラルフには背中を向けた儘、 仲が良かった、という言葉には曖昧に頷いた。]
本当に……どうしてリンダだったのかしらね。 こういう役目は、嫌われ者にこそよく似合う。
[振り向いて、悲しげに笑った。 自分だったら良かった、とは、言わないけれど。]
(157) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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[でも―― あの人の生まれた愛しい村が死に絶えてゆく事を知った。
視線は窓辺から、銀の月を見遣る。 月の光が反射して、翡色の複雑な虹彩はいつしか真っ赤な緋色に、哀しく変わって]
ねえ…… あなたが生まれた村が――…。
悲しみに暮れるのなら……。 残される哀しみを、引き裂かれるのを、できるだけ味あわせたくはない、の。
だから――。
[この村を看取る覚悟で――。]
(158) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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ラルフ……。
[自分が言葉にしなかったことを、あっさりと口にする彼に]
……。 莫迦ね。そんなこと思っても仕方が無いわ。 別の人だったら、とは、思うけれど 私はラルフに代わって欲しかったとは思わない。
代わりなんて誰にも出来ないんでしょうね。 それがその人の生であり、死なのだから。
……貴方はまだ生きている。
(159) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 13時頃
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―― 墓地の小屋・少女の部屋 ――
…
[バケツを抱え踏み入った部屋は。 入ってすぐに、小さな後悔を生む事となる。 それは、彼にとって恐らく"大事"だと思える、 そんな、場所だとすぐに、思ったからだ。]
っ、と
[一度、床にバケツを置いた。 不躾かと思いながらも、気になったのだ。 "墓守の子"というのがどういう子だったのか。
そ、と言われた衣服を探ろうと手は伸びる。]
(160) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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歌い手 コリーンは、店番 ソフィアをふと思う。リンダとあれから逢っていないけど、リンダと親しかったピッパとソフィア。
2010/07/03(Sat) 13時頃
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[結論から言えば。 其処に在るのはきっと男性の残滓だと思っていた。 けれど、大きさ的にもその線が直に消えた。]
……女の、子?
[幾つかの衣服のうち、 一つを手に取って、広げながら首を傾いだ。 他の衣服も、そう。 少なくとも自身より幼い、子の衣服。]
…
[それ以上の詮索は辞めた。 衣服を元、在った場所に戻し、二度と。 二度と、開く事は無い、と心に刻む。]
(161) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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―――、そうだ、行かなきゃ
[言って、バケツへ手を伸ばそうとする。 けれど突如、襲い来る強い、眠気。
くら、と後方によろめいてそのままベッドへ お尻から倒れこみ、臥せる。]
しご、と ……や、だよ これだけはさきに ―――、したい、のに…
[抗おうとするも、抗いきれぬのは、 ナルコレプシーという名の、女が抱える、*罪*]
(162) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 13時頃
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――墓場――
[何処か、ざわめくものを感じる。 リンダの昨日の何かを隠すような明るい様を思い出し。
死に関するような厭な予感に肌に漣が走って、気が付くと墓場へと足を向けていた。]
ソフィアさんに、ラドルフさん? もしかして、もう既に――… 誰か――…
[何処か物悲しい雰囲気の二人に出くわせば、軽く会釈して。
埋葬を終えたばかりの墓標をみて、予感が予感で無くなった事を知り、言葉が途切れた]
(163) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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…そうだね、僕なんかが代わりになるなんて、リンダに失礼だ。
[そう言って、ほんの少し作った笑み。
生きてる。]
うん、まだ…死んでないから。
[回りだした水車がなかなか止まらないように、ただ惰性で動き続ける心臓。
遠からず皆死んでしまうなら、そこにどんな意味があるのだろう。]
(164) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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…あぁ、コリーン。
[事実だけをただ、淡々と伝える。 最後に一言、綺麗ないい笑顔だったと添えたのは、何故だろう。]
(165) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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コリーンさん……
[何かを察したように此方へと訪れた彼女に、小さな会釈。 誰か――と途切れる言葉。 墓標を見れば、そう、死んだ人物は明らかで]
……今、村を襲う病気とは関係ないと思うわ。 リンダは…持病を隠して、笑って、た。
(166) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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ラルフはどうしてそうも卑屈なのかしら。
[ふ、と呆れたような苦い笑みを零し]
失敗も多いしドジで不器用。 ……だけど、そんなの愛嬌の内だもの。
それよりもあなたの魅力をなくしているのはその態度。
[はっきりと告げる。 そう簡単に治るものではないのは十も承知で]
もう少し顔を上げて世界を見たら、 きっとあなたの目に映る世界はもっと綺麗なのに。
(167) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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[何時もの仕事を終えれば母屋へと戻り夕食を取る 時折聞える馬の嘶きの他に風音だけしか聞こえない静かな空間。 独りという事を実感して溜息を漏らす 何時もと大差ないメニューなのに酷く味気が感じられず食はあまり進まなかった]
(168) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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そう、リンダさんが――…。
[>>165 >>166二人から、事情を知れば。 深い掠れるような声で]
彼女は、笑って綺麗に逝けたのね……。 死に村が包まれるのを見る事もなく、幸せに――。
[リンダの墓標に、冥福を祈るように瞳を閉じて]
(169) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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……っく。
[おそらく生きては会えはしないだろう。 だから連れていこうとしたのだと思う。 現実逃避をするように、簡素な最後の別れから逃れた自分の行動に今更後悔の念が湧く。
戦場での生活で感情が摩耗していた私を日常へ連れ戻してくれた夫婦の事を想い、独り静かに泣いた]
(170) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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羨ましいくらい、
幸せに、……ね
[リンダの最期を間接的に知っているソフィアは そう告げては、こうべを垂れた。
幸せ者だったと思う。 ほんとうに、ほんとうに。
―――…]
(171) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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……?
そう。もう、終わっちゃったのかな……。
[響くノックの音に現実に引き戻された。 瞼を擦り、扉を開けばリンダの葬儀が行われた事を村人が教えてくれた。 感謝の言葉と共に村人を見送れば、せめて手向けの花だけでもと花壇からキンセンカを摘み始める。]
(172) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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…そう、かな。
[ソフィアの言葉に、曖昧な笑みを作る。 いつも世界はただ眩しくて、片隅に居ることすら場違いに思えていた。
心の底から必要だと思われたことなど、一度も無いと思う。 僕なんかより役に立ついい人が他にいくらでもいるから。]
(173) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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さ、いこう。
[体が重く、徒歩の移動が酷く億劫に感じる故に 鞍を引出し、シャイアーの巨体に馬具を手早く取り付けて行く。 花束を抱えて鞍に跨れば、太股で馬の胴を締めて走らせる。 使役馬故に速度は無いが風が頬を撫で、地を蹴り丘を越えて行く力強さが孤独を紛らわせてくれた]
(174) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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>>171
そう、羨ましいくらい、に――…。
[その最後を知っているような、その言葉が耳に届けば。 閉じていた翡色がソフィアに向けられる。]
残される側は――。
いつも辛い、ものよね。 それを見ずに逝けたのなら、ほんとうに幸せだと、思うわ。
[自らの経験から、絞るように。 残された側である、ソフィアを癒すように呟いて]
(175) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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そうよ。
[彼の曖昧な笑みには、少しだけ悲しげに目を細めて]
ラルフという一個人が存在していることは 誰もが認める当たり前のことだもの…。 唯、ラルフは、自信がないのかしら、ね。
砕けた言い方をすれば、 もっと胸を張った方がいい男なのに、ってこと。
[彼の心中までは察せない。 けれど、くよくよしている姿は 見てて気持ちの良いものではないから。 そう、背を叩くような勢いで告げた。
それから暫しは、リンダの墓前に居るか 両親の墓前に向かうかで墓地に滞在するだろう**]
(176) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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― 自宅 ― ……街に行く途中で死んだら、人の迷惑になりそーだしあたしは行きたくねーかな。 乗合馬車でケンカして、怒られんのもヤだし。
[乾いた笑いを見せて、父の膝の上に座る。 父の腕を自分の腰に回して、ぽんぽんと上から軽く叩いた]
最期まで一緒だよ、…父さん。 大好きだからな!
[肩越しに振り返って歯を見せた。 兄を見てほんの僅か表情が曇ったが、すい、と視線を外して父に寄りかかる]
(177) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 14時頃
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― 墓場 ―
ギリアンちょっとこの子をお願い。
[墓地が視界に入れば減速を行い鞍から降りる。 騒がしい蹄の音を墓地に響かせないように手綱を引いて墓地へと歩き始める。
ギリアンの姿が見えれば馬をギリアンに任せてリンダの眠る場所へと歩みを向ける。]
お疲れさまリンダ。 また、直ぐに会えるよね。 みんな……死んじゃうんだから。
[既に居る面々に会釈を行い脇を通りすぎればキンセンカを供え、静かに祈りを捧げた。]
(178) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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[祈りを捧げ終えれば周囲を見回すがピッパの姿は見えない。 既に帰宅したのかと首を傾げる。 話をしている人々に視線を向ければ――唐突に目眩を感じて数歩よろめいた]
な、に?
[なぜか「あの二人」を見れば違和感を通り越して訳の解らない不安感のようなモノを感じてしまう。 側に居る3人目――ラルフからは何も感じられないのに何故? そんな考えが浮かぶけれど、見続けているとどうにかなってしまいそうなので視線を逸らして呼吸を整えた]
(179) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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─ 昨夜・自宅 ─
[コリーンと別れるとさすがに日はしっかり落ちかけていて。 これ以上の買い出しはやめた方がいいかな、と判断して帰宅し、買ってきたものを所定の位置にしまっているところで来客に気付いた。]
はいはーい、どちらさまー?
[出ると、自警団員が連れだってきていて。 どうしたの?と首を傾げるこちらに向かって告げられたのは>>#2の言葉。]
……へ?
[理解が追い付かず、間抜けな声をあげるこちらに構わず、街へ逃げれば治療法があるかもしれない、と告げられ。 だから荷物を早くまとめて馬車に乗るように、と言われるととたんにきっとにらむように自警団員を見た。]
私は、ここから動かない。 ここでなきゃ私は作れないんだから。
(180) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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[急に調子が変わった様に自警団員は戸惑いを見せたがそれには構わず言葉を続けて]
死ぬことより、作れない方がよっぽど怖い。
私に出来るのは、作ることだけなんだから。
だから、私はここから出ていかない。
馬車は、乗らない。
帰って。
[そういうと自警団員を家から押し出して、戸にしっかりと鍵をかけた。]
(181) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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…胸を……? [いつも猫背気味の背を無理に正してみるけど、やっぱりなんとなくしっくりこなくて。
やがてやってくる気配に振り向くと、くらりとよろめく姿。]
…ペラジー?? [様子がおかしいと思って、思わず駆け寄り手を差し伸べる。
…症状が出始めたのかもしれない。けれど、そんなのはどうでも良かった。 どうせ死ぬんだし、別に感染ったって構わない。既にもう感染してるのかもしれないんだし。]
(182) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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[外からは自警団員のため息が聞こえただろうか。
けれど、それには構わずに工房へとまっすぐに向かって。]
もう─時間が、ないんだ。
いそがなきゃ。
[工房の奥の奥にある、小さな彫刻をとりだした。]
お義父さんの、やり残したことを。
私が、完成させるんだ。
(183) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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