61 Brother Complex Maniax
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[謝りに来るベネットを座ったまま見上げ、相変わらず器用な立ち回りをする兄だなあと感心する。 ベネットも自分と同じ「双子の弟」なのだが、たかがエロ本であれだけ大騒ぎにしてしまう自分にはこういう動きは真似できそうにないと思っていた]
……っ、お、おいロビンっ!?
[そんな時ロビンに掛けられた言葉に、はっと振り向く。 首の痛みを堪えつつ、慌ててロビンの後を追った]
(165) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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― リビング→廊下 ― [リビングの戸を押す俺の背後で、 テオが俺の名を呼び立ち上がるのに気づいたが 俺は気にすることなく、リビングを後にする。
リビングを後にし廊下を少し進んだところで 背後の足音に気づく。 テオが追ってきたようだ。]
――…………何?
[目線を合わせる気もない相手が中座したのに 今度はわざわざ追いかける。 わけのわからない行動をするテオに 振り返って黄色を揺らしながらかけた言葉は短い。]
(166) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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[セシルに謝る前。 テッドとの会話>>163がさすがに鮮明に聞こえ]
責任……健全なお付き合い……。
[兄弟の誰かに恋人でも出来たのだろうか、と考える。 まさかオスカーについてなどと思わない]
ふぅん。
[興味があるのかないのか、ただ一言。 昔から学校などで思考が読み難いやら変わってる子供だの 言われてきたものだが、確かにそうかもしれない。 リビングを出て行く年下の双子をぼんやり見送りつつ]
相変わらず仲がいいな。あのふたり。
[テッドに器用と感心されていると知れば、驚くだろう。 あまり感情や思考を表に出すほうではないが、 特にこれといって立ち回りを考えたことはないのだった]
(167) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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―廊下―
[無事に追いつけてほっとしたのも束の間。 何、と短く問われて言葉に詰まる。 特別、用事があったわけではないから]
いや、……その。 ……何処行くんだよ。
[黄色の花が揺れる。 この場の雰囲気にもその花の愛らしさは不似合いだと感じた。
……本人にはそこそこ似合っているが]
(168) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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―家の近くの川―
[ただ眺めにきただけのつもりだったが、ウズウズとして靴と靴下を脱ぎ、ズボンを膝まで捲くって川に脚を入れた。]
ひゃっ…………こーい!!!
[予想以上に水は冷たく、思わず肩が上がる。あまり大きい川ではないけれど、水は澄んで小さな魚も泳いでいる。]
もうみんな、川遊びなんかしない…よね。
[オスカーが物心ついた頃は、ヴィー監視の下木登りや昆虫採集、川遊びをしたものだった。 でも今は、この夏休みのような時にしか全員揃わない。]
みんな、大人になったんだもんね…。
[兄弟大集合という事にはしゃいでいたのは、気付かれてはいないだろうか。「お菓子お菓子」と騒いだりヨアヒムおじさんを探し回っていたのも、兄達を探していると悟られたくなかったから…だったりする。]
(169) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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― 廊下 ― [リビングで上の双子の弟に、 仲がいいといわれてるいるのは知らない。 知ったら俺は怪訝な顔をしただろう。 きっとテオもそうだし、それで、いい と思った。]
……決めていない、が 視線を合わす気がない奴と一緒にいるのは不愉快だ。 そうでなければ、どこだって。
[問いに詰まる言葉で、それを聞くのが本目的ではない のは、わかるから答えた。 同時に、目して視線を逸らすばかりの 態度を卑怯に思い、俺は感じたそのままを口にした]
(170) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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ごめんじゃねえだろ。
[別に花の事で機嫌が悪いわけでもない。 弟は忘れているかもしれないが]
みんな集まるから、昨日には戻れって 俺言ったよな。
[そんなことをいったところで ベネットがまともに帰ってきたことがない。 普段ならもう諦めもつくのだが、 来客もあるのだからと、そう言ったはずだった。
リビングを出ていく双子達を見つつ]
(171) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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………………。
……そういえば、そう言ってたね。
[そうだ。それで兄は怒っているのだ。 ずっと覚えていたのに、あれを始めてから頭になかった約束。 珍しく返答に時間がかかった]
――すっかり忘れてたんだ。俺が悪かった。
[謝りの言葉は重ねなかった。わずかに俯いて、それだけを]
(172) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[仲がいいと思われていることを知ったら、ロビンはどうかはわからないが、自分は怪訝な顔をしつつもきっと内心で喜んだだろう。 だがそれは知ることのないまま、微妙な空気漂う廊下に二人立っている]
……そ、……それはっ
[なんで目を合わせないってそりゃ、うっかり笑って可愛いとか言おうものならお前が怒るのが目に見えてるからだ、と言ったらやっぱり怒られそうで。 だけどこれ以上誤解を積み重ねるのも耐え難く]
あーもう、来いよっ!
[ロビンがその目で今の自分がどうなっているのか確認すればいい、と半ばやけっぱちに彼を洗面所まで連れていこうと考える。
ロビンの手を掴もうと、無意識に先程強く握ってしまった辺りに手を伸ばした]
(173) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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― リビング→自室 ―
[セシルから返答は返ってきただろうか。 その内容がどうあれ、一度自室へ戻ることにする。 鞄さえ持ったままだと気付いたのだ]
ラルフ兄ぃ、お茶は後でもらうね。
[淹れてもらう前にそう断って。 一度だけ気にするようにセシルに目を向け、リビングを出た。 そして自室に戻れば鞄を放ってベッドへと]
…………あー……。
[そして睡魔に勝てず、いつしか夢の中に引きずられ**]
(174) 2011/08/20(Sat) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 21時頃
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―ワインセラー→庭― [ひやりと涼しいワインセラーでうっかりぐっすりしそうになった。いや、していたのかもしれない。
もぞもぞと置きだして、目的の物を数本手にセラーを出ると捕まえたノーリーンに渡す。ついでに好みの味の補充を頼み。 聞けばもう兄弟は揃ったらしい、但し末弟はどうやら屋敷を抜け出したようだ。まさか、タバサさんの所だろうか?
そろそろ集合しておいた方が良いだろうと、探しに行く伝言を残して外へ]
(175) 2011/08/20(Sat) 21時頃
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― 廊下 ―
……………
[言葉に詰まるか。当然と言えば、当然か。 とっさに上手い言葉が出てくる方じゃない、テオは。 だから、俺はそれ以上の言葉は不要と、 踵を返して立ち去ろうとした時だった。]
――…………っ
[短い言葉と共に伸ばされた手をかわすのは 踵を返そうとした時では無理だった。 先程同様掴まれて、鈍い痛みに俺の片眉は上がっただろう。 ただ、痛いとは済んでで言わずに済んだので 今の俺の様子なら、手をとられたことへの 不服とテオもとるだろう。]
……なんだよ!!
(176) 2011/08/20(Sat) 21時頃
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[さっきのように振り回して振りほどきたくても 振り回しても解けないのは先の通りだし 痛みでそんなことは出来ない以上、 鈍い痛みを感じながら引きずられる先は ………洗面所?]
(177) 2011/08/20(Sat) 21時頃
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[痛いと言われなければ気づくこともなく。 無理矢理引っ張っている分、反論する余裕もない。
無言で洗面所まで連れて行けば、鏡の前に立たせ]
……耳の上。
[すぐに気づくだろうが補足するように付け足す]
(178) 2011/08/20(Sat) 21時頃
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ヴェスパタインは、庭を一回り。オスカー!居ないのか?
2011/08/20(Sat) 21時頃
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― 洗面所 ― [問うた声に返る答えはないまま、 俺はわけがわからぬまま鏡の前に立たされる。
背後から、一言。 言葉よりも、眼前の光景にまず呆然とし、 次に何故?と困惑し、思い当たることは一つしかなく いきつけば怒りに震えながら、 耳の上からその黄色い花をむしりとり、 歯磨きに使うコップに水を入れてぶち込む。 ……握りつぶさなかったのが、謎なくらいだ。]
……笑い飛ばして教えろよ、こんなの!!
[八つ当たりなのは分かっていても 背後に振り返って、そう怒った、俺の顔は熱かった。]
(179) 2011/08/20(Sat) 21時頃
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オスカーは、家の方から聞こえる自分の名を呼ぶ声にびっくり。
2011/08/20(Sat) 21時半頃
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んなっ……兄ちゃん達の前で笑ってほしかったのかよ!?
……じゃあ次はそうする。ぜってーそうしてやる。
[やっぱり怒られた。 しかも怒ってるくせにご丁寧に花を水に浸けたりしてるし、よくわからない。 そんなに兄さんの、兄さんからの花が大事かとちょっとだけへそを曲げた]
――ふん。 やっとすっきりした。
でもその顔で戻るなよ。 サイラス兄ちゃんに見つかったら笑われんぞ。
[赤くなっている顔を指さして言う]
(180) 2011/08/20(Sat) 21時半頃
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[弟の名前を呼びながら、歩いているとたどり着いたのは昔遊んだ小川]
オスカー。 遊んでるんだ、いいねー。
[姿が見えれば幾分かほっとして。 川べりまで近づいて、水に手を浸してみたり。ひやりと冷たい]
(181) 2011/08/20(Sat) 21時半頃
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執事見習い ロビンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(執事見習い ロビンは村を出ました)
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ずっと、こそこそ笑われているほうが腹立つ!!
[やっと、オスカーのあの時の様子の理由もわかった。 セシル兄さんは自分の育てた花だから?だろうか? ベネット兄さんと同じ誤解に たどり着いてるとは知らない、が。 ……テオがへそを曲げていることには気づかず、 俺は花が入ったコップを戻す。]
――…………わかってるよ。 書庫にでも暫く篭ってる。
[ただ、指摘には素直にうなずいた。 笑われるのも、心配されるのも困る。 だから、一度眼鏡をはずし顔を洗った後……
手に冷水がかかって心地よい。 ふと、俺も手を傷めているのだ。 …………痛めていない手を伸ばし尻尾をゆるく掴もうとした。 首を痛めているなら、ゆるく引いても痛がるだろうと]
(182) 2011/08/20(Sat) 21時半頃
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ロビンは、顔もろくに拭かず引こうとした
2011/08/20(Sat) 21時半頃
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笑ってねーだろ!
[少なくとも自分は、という前置きがすっぽ抜けたまま言い返す]
それがいいんじゃねえの。 俺もベイラーおじさん探しついでにちょっと歩いてくる。……って。
[顔拭けよ、とタオルに手を伸ばそうとしたところで再び尻尾が掴まれ首がかくんと軽く上を向く。 それだけでずきんと痛んだ]
っう……! …………何、すんだよ。
[ロビンの手を外そうと、自分の尻尾に手をやる]
(183) 2011/08/20(Sat) 22時頃
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―川―
[声の聞こえた方を見たまま驚いていると、すぐに大きな人影がこちらに向かってくるのが見えた。ヴィーだ。 声を掛けられれば>>181]
うん。最初は入るつもりなかったんだけど、つい…。
[えへへーと緩く笑った。]
昔、皆でよく遊んだよね? あの頃は僕、ホントちっちゃかった。 ヴィーに支えられないと、こんな小さな川の中でも 立っていられないくらいにさ。
[バシャバシャと川の中の石をひっくり返して、小さな蟹を捕まえた。]
こぉんなちっちゃな蟹が、すっごく怖かったんだぁ…。
[遠い夏の日の思い出に浸っているみたい。]
(184) 2011/08/20(Sat) 22時頃
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笑われてたんだよ!!
[主語:テオが抜けているのには気が付かず 俺はそう言い返していたときは顔を洗っていた。
そうして、テオがタオルを取ってくれる隙に 尻尾を掴めば案の定…………]
……悪い。さっきので、 首、痛めたんだな……テオ。
[痛そうな様子、テオが俺の手を離そうと、 腕を動かすのを見れば、 勿論引き剥がすまもなく自分から手を離し 二重の謝罪を口にした。 俺の眉はきっと下がっていただろう。]
(185) 2011/08/20(Sat) 22時頃
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…。
[片割れが、素直に非を認めて消えていく。 それがなんとも腹立たしい。 リビングには自分とラルフぐらいしか残っていない気がする]
俺って、心狭いのかな。
[ソファの背凭れに深く沈んで、 ラルフに問いかけの言葉を投げる。 返答が欲しいわけではなかったが、 ただ誰かに聞いて欲しかっただけなのだと思う]
(186) 2011/08/20(Sat) 22時頃
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[痛いと言ったらきっと心配するんだろうと思って言わなかったのに、ばれたらしい。 離される手と、告げられる謝罪に、あー……と低い声が出た]
……いいよ、大したことないからほっとけば治る。 そもそも悪いの俺だし……ごめん。
……お前こそ、腕、本当に平気?
[先程は、別に、と返事があったが後から痛みだしてないだろうかと袖に隠れた腕を見る]
(187) 2011/08/20(Sat) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 22時頃
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―川― [ぱしゃりと水をはねる、きらきらした水滴が中に舞った。 そうだ、ここは小魚も多く皆で楽しんだ思い出がいっぱいある]
そうだな、お前小さいときも。その前からずっとここはみんなの遊び場だった。 でもな、そろそろ戻った方が良いと思う。
お待ちかねの時間だよ。
[鬼のようになってしまう兄弟も居る事だしね。 オスカーへ手を差し伸べて、川から上がるように促し]
(188) 2011/08/20(Sat) 22時頃
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……後で、ラルフ兄さんに話して湿布責めにあうか それがいやなら、せめて冷水で冷やしておけ。
[執拗に、けど、痛めたのは俺だと 食い下がっても、また別の平行線になりそうだと 俺はばつが悪くて視線を足に落として口にした。 ……続いた質問にはタオルを取る動作で テオの視線から腕を逃し、且つ 視線あわせないのをごまかしながら、こう、口にした。]
……もし、俺が腕を痛めてるなら ここに引っ張られる時に、痛がったよ。
[そして、そのIFは事実だから実際痛かった。 ……嘘は、ついていない。]
(189) 2011/08/20(Sat) 22時半頃
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うっ……わかった。
[首にずっと氷を当てていたら身動きが取れない。湿布責めは嫌だが自分で首の後ろに貼るのは困難だし、後でラルフに頼むかとしぶしぶ頷く。 次の質問に視線が合わないのは気にはなったが、タオルを取りに行ったせいだろうかと思うことにした]
……それも、そっか。
[自分よりも咄嗟の時の演技力――と言うのかはわからないが――がロビンは優れているのだということも忘れ、納得]
でも、何かおかしいなって思ったらロビンも湿布責めな。
(190) 2011/08/20(Sat) 22時半頃
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はーい。
[ヴィーの言うことに頷くと、差し延べられた手に自分の手を乗せ…]
う、ぉわっ!!
[ようとした瞬間に、足を乗せていた石がゴロンと転がり体が傾く。 スローモーションの中、目の前の驚いたヴィーの顔と、頭の中の「また服汚して」と鬼の形相で小言を言うラルフの顔が交互に見えた。]
(あぁ、神様…。)
[僕はこの後きっと、びしょ濡れになって家に帰り、またラルフのお説教を受けなければならないのだろう…。]
(助けて…ヴィー。)
[短い間によくもこれだけの事を考えたものだと、後になって思うだろう。]
(191) 2011/08/20(Sat) 22時半頃
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[タオルで顔をぬぐう。冷やしたことで、 赤くなった顔はいくばかましになったろうか? 素直に痛めた首の処置に了解し、 俺のIF話に納得する様子に 俺は内心ほっとした。]
――………わかってるよ。
[更なる言葉に、俺は苦笑を返すしかない。 そういや、テオの前で帰宅してから やっと笑った気もするが、気のせいということにする。]
じゃあ、また、後でリビングで。
[俺は、タオルを後で洗うものを溜め込むかごに放ると、 テオにそう声をかけてから、 顔の赤みが完全に消えるまで書庫に篭るため 洗面所の戸口に足を向けた。]
(192) 2011/08/20(Sat) 22時半頃
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