4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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―カフェ―
[目の前の未亡人の口元の揺らぎには気付いたのか否か。 もっとも話をしながらもカフェの客の様子や広場を行き交う人々を視界に納めていれば、それも把握のうちか。 しかし白塗りの面に浮かぶ感情はないのはいつものこと。
運ばれたコーヒーを鼻に近づけ香りをかいで]
少々乱暴に淹れられたようですな。
[くつ、と笑ってカップに口をつけ―広場からかかる声に止まる手。 コーヒーは唇に触れることはなく、カップは口から離された]
(134) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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おやおや、噂をすればなんとやら―…。
[目を細めパピヨンを見、それから大声の主へと視線を向けて]
これはブルーノ殿、お久しゅうございます。
[恭しく礼をする]
[ちらとパピヨンを窺うのは、かの人物が女性を嫌うことを知っているから。 しかし断るほどの理由はなく、己の隣の椅子を引き]
ええ、ええ、どうぞ。 今ちょうど、象の話をしておりましたところでしてね。
[言いながら、どうぞ、と仕草で示した]
(135) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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― 街内 / 『月』事務所 ―
……まだ表立って抗争を開始した派閥は無いか、さすがに。
[事務所に戻り、部下からの報告を聞く。 各組織、普段と違う動きを見せている様子は多々あれども、それが抗争目的かボスが死んだからかは判断できなかった。]
……どこもまだ様子見と言ったところかしら? でも、ま。そのうちはっきりしてくるでしょう。 他に。何か変わった事は?
(136) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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――ふぅん。
[続く報告に、眉を寄せた。]
客が、増えてるのね?
[金の流れは世情の流れ。 自分の派閥が受け持つ業務――金貸し業の詳細なデータを持ってこさせ、目を通す。]
……麻薬絡みだ、コレ。 《ZerO》の勢力が強いエリアを中心に貸し件数が急激に増えてる。 ちっ、どっかの工作かしら。
[数値と経験から、原因に予測を立てた。 薬漬けどもに貸した金は回収不能な事が多い。 自分たちにとって特に影響が強い厄介事に、苛立たしげに舌打ち。]
(137) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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至急、出所を突きとめなさい。
[部下に命令を下す。 恐らく、混乱に乗じて組織の力を削ぎに来た他の組織の仕業だろう。]
……下らない内輪揉めに、さっさとケリを付けた方が良さそうね。
[『月』はその業務上扱える金も多く、数多の客からの取り立てを円滑に進めるため構成員も武闘派が多く揃っている。 それだけで後釜争いでは有利な位置につけているはずだが……麻薬の件、長く放っておくと特に強く影響を受けて力を削がれる派閥でもある。 時間が経つ程に、不利となるのだ。]
(138) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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ちっ……目立つ動きは避けたかったけど。 荒事の準備もさせておきなさい。 私の合図一つで動けるように。
[先手を打ち、即攻をかけた勢いに乗る。 今後の方針をそう決めて。 これで、後はどこの派閥が闘争に加わるかはっきりすれば良いのだが。]
……私は外に出るわ。準備の方、ぬかり無く。
[この身で直接、街の気配を感じ情報を仕入れよう。 銃を胸元に隠し持ち、事務所を後にする。]
(139) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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―カフェ―
[先日は慌しくて申し訳なかったという>>39での手紙の一件で寡婦に形ばかりに軽く詫びた後、象の話に食いつく素振りに紛れて専らネイサンの方ばかりを向いて話し続ける]
ふむ象か! サーカスにはつきものだしのう。アレは運ぶのが実に大変でな。儂のところのスタッフも何人か象と共に…ああ、かの御子息は見たことがおありかな。なければ一度見に行くと良い。儂は一度背に乗せて貰ったことがあるが流石にそこまではお勧めせぬがの。
[子守は子守らしくしていればいいと言わんばかりの口調を隠そうともせず。その癖、そんな話を続けることで場が白けそうになれば]
そうそうネイサン君。君のところはほら…なんだ。色々と人よりも物知りになれるところだろう。そこで少し相談があるのだが…
(140) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 00時頃
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[立ち上がり、驚いた顔で見返すサイラスのコーヒーを持つ手をそっと包む]
ルーセント・カインの宝かぁ。 本当にあるのかな。お伽噺だとばかり思っていたけれど、あるなら見てみたいよね。 応援してるわ、見つけたら見せてね。
…でも。あまり無茶をしないでね。
[やがて手を離すと、立ち上がる。]
コーヒー御馳走様。美味しかったわ。
(@17) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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先代も、追い求めた宝だ。 追い求めて、手に入れる事が出来なかった。
[手と、アイリスの顔を順番に見やって。 結局宝とは何なのだろうと、考えた]
――こんなものしか御馳走できないが。
[苦笑しつつ、カップを片付けるために立ちあがった**]
(141) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 00時半頃
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―カフェ―
[ブルーノがパピヨンへ何をか詫びるのを片耳で捉えながら知らぬ振りでコーヒーを一口。 パンパンと軽く手を叩いてボーイを呼び、ブルーノへご注文をと仕草で示しながら、話に笑みを浮かべた]
私も幼いころは苦労したものです。 あれを運ぶとはどれだけの労力か、考えただけでもぞっとします。
[くつ、くつと喉を鳴らして笑う。 やはりパピヨンを蔑視している様子に眉を下げながらも己の思い出話もかぶせ、機嫌を伺えば]
―は、ご相談?ブルーノ殿が私にとは、また… 一体どのようなご用件ですかな?。
[諜報部隊のことは組織の上層や各グループのリーダーなら知っている筈だし、 こうやって街中で捉まって何かを問われることもないわけではないが―]
お戻りになってそうそう、面倒ごとでも?
[僅かに首を傾げれば、多少おどけたような絵面になるか]
(142) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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あ、洗うのに。
[サイラスが頼むと言えばカップを洗い、良いと言えばそのまま彼に任せる。 そして、戸口に向かう頃には幹部の口調に戻る]
では、私はこれで失礼しますわ、サイラス様。 お忙しい処お時間を戴きありがとうございました。
では、また
[一つ礼をすると、その場を後にした。]
―→街道―
(@18) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 00時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 00時半頃
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いやいやいや、大したことではない。 ふと"お若い二人"の姿を目にして、今唐突に思いついただけのことじゃよ。
[テーブルにあるネイサンの珈琲を見て「ふむ君は珈琲党だったかな」と呟く。ボーイが来ると自分は紅茶を注文。「その昔、紅茶を飲むと背が伸びないと学者共が言ったらしいが知っておるかね」などと戯言を挟みつつ、ボーイが遠ざかると]
実はだ、若い頃から働いているせいで儂もあまり学がない。 そのせいかせっかちでまどろっこしいのが苦手でね。率直に聞くがキミは此度の件に"深い憂慮を覚える側"かね? それとも"信じて時を数えて待つ側"かね?
[地声である大声は影を潜ませつつ、テーブルの上で指を組む。珈琲の黒く反射した水面に話しかけた相手の顔を覗き込むようにして間接的に眺める]
(143) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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執事見習い ロビンは、一人で街中をうろついている。その姿は一見、無防備。
2010/03/17(Wed) 00時半頃
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―回想 ブルーノが現れる前―
[ボーイには紅茶を注文した。 子が象を見たがったと言う話に相槌を打つ]
最近特に 好奇心が旺盛になって…… ご無理を申し上げたのなら 申し訳ない事ですわ ブルーノ殿がお戻りになった事は私も存じております
[広場の道化が成功を収めるのを見届けながら]
そう仰って下さる事 頼もしく思います グレインジャー殿…… 主人も貴方の事を頼りにしていました
(144) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 01時頃
受付 アイリスは、そのまま、夜の繁華街へと*消えた*
2010/03/17(Wed) 01時頃
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―カフェ―
[ブルーノの呟きには、ええ、とカップをあげて見せ]
二足の草鞋を履いているもので、執務中の眠気覚ましにはもってこいです。
[執務中とはもちろん表の顔のこと。それが退屈だと暗に示してコーヒーを一口。 紅茶と身長の関係にはいいえと答えてくつくつと笑い、ボーイが去るのを待った]
これは、なかなかに直球なご質問ですね。
[それでも面に描いた笑みは崩れない。 黒い水面に映る笑みは、その揺れで歪んだ笑みに映ったか。 ふむ、と少し考え―]
憂慮を覚えていないといえば、嘘になります。 信ずる…にはまだ憂いの方が勝るかと。
[なりを潜めた地声に、返す言葉は慎重だ。 しかし、先程パピヨンへ告げた事もあり、事態を憂慮していると返答をした]
(145) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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―ブルーノが現れる頃―
[やがて運ばれた紅茶をゆったりと口にする。 ネイサンの珈琲の評には口許を緩めた]
あら……―― こちらでは珈琲は頼まないもので 存じませんでしたわ
[張りのある声の方を向けば、かの女性蔑視の古豪の姿。 亡きボスの盟友ともなれば、無下にする等以っての外だから。 一旦席を立ち礼を取り、泰然と話に合わせる。
心ない詫びの言葉をブルーノから聞けば、小さく首を振った]
お気になさらず……―― ご忠告 痛み入りましたわ
(146) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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―街中―
[裏路地で騒ぐ子供達に視線が向いた]
(何がそんなに楽しいのか… 判りませんわ)
[幼少の頃より、家督を継ぐ争いに巻き込まれ 子供のように遊んだ事等一度たりともなかった。 常に大人に囲まれて、覚える事が沢山有った。 マーゴは『遊ぶ』と云う事を知らない。 それはマーゴに付き従う双子も同じだった]
(147) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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[そんな目の前の少年少女達が、 空腹に日々苦しんでいるとは露も知らず。 また、それが理解出来ない環境下で育ったマーゴ。 繋いでいた手を、繋ぎ直して歩を進めた。 当然、ここに【華】のトップが来た事など知らない]
……。
[それから視線を街中へ移すと、 【雪】のトップ――ロビンが視界に入った。 今日はセオドールと一緒では無いらしい。 挨拶の為、ゆったりとそちらへ進む]
(148) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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[(>>146)未亡人に対してはすっかり作法知らずの田舎者に成り果ててしまって本当に申し訳ないと口先ばかりの平謝り]
ははは、ネイサン君。詰まらぬ問いを許してくれたまえ。何分、長く遠くにいたものでな。 儂は無知なのじゃよ、誰よりも。できたことはせいぜい事務所の大掃除ぐらいでな
[引越しの作業が大変で実は逃げ出して来たのだと、笑い話。その合間にボーイが紅茶を運んできたら一口啜る。少し眉を顰めたが味には言及せず、話を続ける]
いやね、もし待つ側なら少々暇だろう?
ならば同じ待ち続ける者達から、組織を信じる証としてアレ(エンブレム)を一旦組織に預けるようにしたらどうかと思っての。
(149) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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ほら、いるじゃろう? やらない知らないわからないとか言いつつ、最期にちょっとだけ手を伸ばして掠め取ろうとする不心得者が。 花壇が荒らされたと騒ぎを知ってて眺めてはしゃぐような類の困った輩が。
"ゲーム"ならば最初から名乗りを上げる者だけが勝者の権利を得るべきだと儂は思うのじゃが、キミはこれを年寄りの冷や水と笑うかね?
[もし関わらないのであれば君に集める作業をして欲しかったのだがねとか適当なことを言いつつも、未亡人の前で彼に何がしかの言質を取らせるのも悪くないとばかりに、一度だけ彼女の方を見る]
(150) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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[言葉を交わすネイサンとブルーノの間隙。 女は一歩を退いたような視点でもって二人を見ている。
遺言による影響を憂慮し、力添えをも申し出たネイサン。 即ち、此度の一件に手を出すつもりがあるのだと言う事。 ブルーノにその気があるのは、あの手紙で既に知れた事。
さて――と。帽子の下で視線を巡らす]
(151) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 01時頃
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[普段街の中に出る事の少ないマーゴでさえ、 【雪】のトップの顔と名前を知って居る―― その位の情報網なら、【零】にも有った]
――……。
[ネオンの手を離し、傘を一旦畳む。 そして小さく膝を折って会釈をし]
…御機嫌よう… ――ロビン=スミスさま。
[ほんのりと上気したような頬は生来のもの。 あまり表情も変えず、自らも名乗る。 葬儀で顔を合わせたかも知れないが、 マーゴはあまり表に出ては来ないから、 知らない者も少なからず居た]
――マーゴ=ヴィクトリアで御座います…
(152) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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[滑らかにまくし立てられた、ブルーノからの謝罪。 お気になさらず、と逐一応じ、古豪の気が済むのを待った]
畏れながら――…… ご慧眼と存じますわ ブルーノ殿
[視線を向けられれば、恐る恐ると言う態度で述べる]
信を寄せて下さる方々を 無用に巻き込んでしまう事もないかと……
(153) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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[近づいてくる黒髪に気づく。 ――名を聞いて『雫』のトップであると知ると、丁寧に腰を折り一礼した]
……本来ならばこちらからご挨拶すべきところ失礼致しました、ミズ・ヴィクトリア。 以前はどうも、お世話になりました。
今日はお散歩ですか…?
[数年前。青年が旧派閥を乗っ取った時のことを思い出す。 旧派閥の末端の構成員を"再教育"するのが億劫だったので、まとめて旧派閥のことを忘れさせるよう『雫』に依頼したのだ。
記憶は売れるとはいえ、なにせ人数が多かった。構成員に記憶の忘却を強制させたため、施術時に暴れた者もいるかもしれない。 それに対する報酬もとっくに支払い済みだが、それでも、その時の恩は忘れていない、と言わんばかりの丁寧な態度で話しかけた]
[もっとも、マーゴがその時のことをどれだけ記憶しているかはわからなかったが]
(154) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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―カフェ・ブルーノ来訪前―
ええ、ええ。 好奇心が旺盛なのはよろしいことではありませんか。 頼もしい限り。
[表情のわからぬ面のまま、声音だけは落ち着いた様子で返答をする。 いずれにしても未成年。跡を継ぐには尚早だ。 それに、この騒ぎを収めた後にはもう立場は変わっているはず]
マダムからそのようなお言葉をいただけるとは、身に余る光栄。 しかしただ任務をこなしているだけの私には勿体無い。
[手を己の胸に添え、頭を下げる。 職業柄頭を下げることには抵抗はないのだ。 たとえ、敬意が薄いとしても、面の笑みは崩れはしない]
(155) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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―カフェ・現在―
[パピヨンへ謝るブルーノのことをは多少意外そうに見てはいただろう。 まさか考えを改めたわけではあるまいし、上辺でも謝ることをするとは、と。
それから流れる会話。 引越しの話にはそれは大変だ、なんならうちの暇なものを貸し出しますよ、 お安くね、と冗談を返したか]
エンブレムを、です?
[組織へ預けたらどうかという提案>>149>>150に、描いた笑みが一瞬崩れた。 眉を寄せ、僅かに首を振り]
(156) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 01時半頃
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これは組織から授かったものではありますが、最早私共の誇りそのもの。 さすがに手放すのは―出来ませんね。
[ゆっくりと言葉を返す。 エンブレムを手放すつもりはないとは―つまり、そういうこと。 情報を知っていて動かぬのを暗に突かれたことには苦笑を浮かべた]
年寄りの冷や水とはまた何を仰るやら。 であれば、ブルーノ殿もそのエンブレムは―手放すおつもりはないと? 貴方ほどの方がみすみす己が手を汚すこともありますまいに。
[その意思を確認するように窺う視線を向け、ゆるりと笑んだ**]
(157) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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誇り――嗚呼、そうだとも。誇りだ!
[ピシャリと手を打つのは田舎芝居が過ぎるだろうか。それでも本人は感極まったとばかりに感心した様子を見せる。慧眼と褒めた相手の面目を考えず、これぞ男の世界なのだという態度]
いやさっきのイタリアンレストランでつまらない話を聞いたばかりで少々面白くなかったのだが、実にいい言葉を聞いたよ。君のような男の部下は誇りを持って努めに励めるだろう。詰まらぬことを言ってすまなかったな。
(158) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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―『湖』アジト― [質素な建物の中、穴の開いた屋根から光が降る。 目を細めて顔を上げていると、砂利を踏む音が聞こえて。 そちらに青い瞳を向けた。]
どうしたの?
[自分より少し年齢が恐らく下であろう。 一応立場上では部下になる男。]
イル、なんかあった?
『ここら辺で小さな喧騒が勃発してる。 うちのボスが死んでチャンスだと思ってる連中がいるみたい。』
ふーん…、グループ内での殺しはアレだけど。 別にそれは構わないか。
[アジト内に聞こえるように声を張る。]
(159) 2010/03/17(Wed) 02時頃
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[一先ず、ネイサンがルーセント・カインの宝探しにおいて、 "手が汚れるような事"をする前提で話しているのを聞きつつ。
提案を前言撤回して熱く語るブルーノを眺めた]
(160) 2010/03/17(Wed) 02時頃
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執事見習い ロビンは、長老の孫 マーゴの反応を伺うように、淡い色の瞳でライトエメラルドを捉える。
2010/03/17(Wed) 02時頃
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[嫌がられなければ立ち上がって上機嫌で肩を叩くなり握手をするなりしたかもしれない。そして座ったままの婦人に対して]
ああ、そうそう。そこな御婦人。人によっては誇りよりも大事な物はあるだろう。そういう方達には先ほどの流れでも悪くないとは思うがね。 要らぬ欲をかいて、つまらぬいざこざで怪我をしては詰まらぬだろう。綺麗なおべべのままでいたい者達に強要するのも筋ではない。銀行の貸し金庫にでも集めて放っておくといい。鍵はそうだな、参加者全員に配るというのも悪くないと思うがまあ、それこそ不参加者に任せよう。まさか子供の玩具代わりにできるものでもないだろうしな。
[まるで不参加者が彼女自身かのような物言いに聞こえるかもしれない。その上でネイサンの問い>>157に対しては]
いやいや儂は未来を切り拓く若者、そう余計な"手垢"のついていない若者が前へ進もうとするのであれば進んで道を作ろうと思っておるのだよ。 それが君であれば、それなりに安心だ。
無論、"過保護"が過ぎるなどという愚かしい真似は避けたいと思っておるがね。**
(161) 2010/03/17(Wed) 02時頃
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