人狼議事


194 花籠遊里

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視点:


【人】 看板娘 櫻子

[金の蝶の『夢物語』から還るように
 伏せていた眸をうっすらと開けることにいたしましょう。
 降り立った牢獄はやはりどこか肌寒く
 だからでしょう、僕の指先は酷く冷たくありました。
 膝の間、手を組む黒衣は秋色の彼。

 ────『人』だなど、思ってはならぬ御方です。]

 毎夜『花』を毟るあなたさまに、謂われたくなどありません。
 
[まるで拗ねているような口調になってしまわないでしょうか。
 ああ謂われたなら、こう返し。
 返したものには揶揄が返るとわかりながらも、返してしまうのがいけないのでしょう。

 撥ね付けられるような感覚。

 あのとき>>0:236は、本当に珍しく感じずにいられたのに。]

(103) 2014/09/23(Tue) 00時半頃

丁助は、櫻子を呼んだのはあの秋色かと、予測する。

2014/09/23(Tue) 00時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[丁助さんは欲しいものを手に入れられてないと言った風な解答だな、と思う。>>102]

 そうだね、欲しいものと一口に言っても
 ただの欲望と夢との違いがあるものね。

[そういえば丁助を買ったあの晩、闖入してきた白い蝶…あの蝶の言い残したことの意味とはなんだったんだろうか。僕は気になって尋ねてみた。]

 そういえばあの蝶は丁助さんに確か、
 「男を買え」とかなんとか言ってた気がするけど。
 あれってどういう意味だったの?

[あの白い蝶と、そしてこの赤い花は何を望んでいたのか、もしくは望んでいるのかを想像を巡らせてみる。
果たして欲望を意味していたのか夢を意味していたのか。]

 言いたくないことなら、別にいいけれど。

[どこか秘密の多いこの花はもしかしたらはぐらかすだろうか。]

(104) 2014/09/23(Tue) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

[僕は不満げな顔をしているのでしょうか>>90
 いつものように微笑みを浮かべているはずなのです。
 そうしているつもりでいるのは僕ばかりで
 薄い櫻の唇を真一文字に引き結んだままでありました。

 彼は「屋根を借りにきた」と仰います。

 『花』を買われたわけでもなければ
 『蜜』を求めたわけでもなく
 『夢』を望むでもなく
 『櫻』を、ただ傷つけに。

 本当に酷い御方です。]

(105) 2014/09/23(Tue) 01時頃

【赤】 看板娘 櫻子

[僕が目を背け続けていることと
 彼が表から隠そうとしていること

 ───きっと似ているものだと、判りながら。

 僕は目を背け続け。
 彼は隠している。

 そんな気が、しているのです。]

(*41) 2014/09/23(Tue) 01時頃

【人】 半の目 丁助

[蝶にそうですね、と頷き。>>104
次いだ問いに、少し驚き。]

 ……どういった意味、だったのでしょうね。
 あの方は、あれ以来いらっしゃいませんので、確認することが出来ずにいますが。

[ふと、僅か遠くを見やると、]

 もしかしたら――、少しだけ。
 花の生き方に、何か思うことがあったのかもしれません。
 憶測ですけれど、ね。

(106) 2014/09/23(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

花の生き方に?

[花の生き方に思うことだって?
そりゃあ少しは可哀想だと思うが、花が花であることは仕方ないし。そんなことに思いを巡らせて何になるのだろうと思う。
酔狂なことだ。

…それに、櫻子さんがもしも花でなかったのだとしたら、クッキー一つであんな笑みを見ることはできなかったろう。

求める者がいて、求められる者がいる。
それでいいではないか、この館では。]

そう、それは…珍しい人もいたものだね。

[なんて、また一つチョコレートクッキーを手にとって歯を立てた。**]

(107) 2014/09/23(Tue) 01時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/23(Tue) 01時頃


【人】 看板娘 櫻子


 あなたさまは……っ
 僕を抱いては、くれないのですか?

[判っています。
 きっと抱いてなどくれません。

 たとえその眸が僕の射干玉を見詰めていても。
 たとえその指が僕の髪に触れたとしても。
 たとえその熱に僕の体が跳ねたとしても。

 長く咲く『櫻』が、まだ咲かぬ『梢』と知りながら。

 僕は息を止めていました。
 ただ、眸は逸らさずに。]

(108) 2014/09/23(Tue) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 それも今宵で最後よ。
 ―――…俺は外に、もっと遠くに帰らにゃならん。

[駄々の余韻を残す彼へ、事も無げに明日からの不在を伝えた。
また一人の男が彼の傍を通り過ぎて、花籠に櫻を残す。>>103

降り積もる櫻の花弁は柔らかで、花籠の底を隠す。
誰かの為に咲き、誰かの手で散らされ、誰のものにもならず。

堪えるような顔を双眸に映して、細い吐息を唇より漏らした。]

 酷い酷いと口ほどに物言う癖に、ちっとも泣かねぇな。
 本当に一滴たりとも―――…、
 

(109) 2014/09/23(Tue) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 お前さん、櫻の為に泣いてやらねぇな。
 
[寂しいとき、苦しいとき、哀しいとき、辛いとき。
自らの為に流す一滴を彼は知らない。>>105
憂いのない生など、どれ程美しく咲く花にもありはしない。

では、彼が流さなかった涙は何処へ行ったのか。
櫻の下に埋まっているのは死体じゃない、
きっと彼が沢山捨てたものが海を作って沈んでいる。]

(110) 2014/09/23(Tue) 01時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/23(Tue) 01時頃


【人】 半の目 丁助

 ……ええ、珍しいと言えるでしょうね。

[金色の蝶の感想に、くすりと笑う。>>107

不思議な白い蝶。
己自身はあの約束を、嬉しさと微かな躊躇いで受け取っていた。

もしも――、
目の前のこの金色の蝶が、夜の戯れにではなく花である命を強いられたならば。
あのように毎晩艶やかに啼くのだろうか。

決して口になど出せない問いが、泡沫に浮かび、消える。]

(111) 2014/09/23(Tue) 01時半頃

【人】 半の目 丁助

[甘いものが、乾いた音を立てて砕ける音色。
花は其れを手に取らず、聞くばかり。

何処かの時計が針を急かして、もうじき深い夜が来る。*]

(112) 2014/09/23(Tue) 01時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/09/23(Tue) 01時半頃


【人】 墓荒らし ヘクター

 庭に咲いた櫻の香りが欲しいわけじゃねぇ。
 お前さんの慰めが欲しいわけじゃねぇ。

[きっぱりと彼の問いに一声を返す。
誘ったくせに、寸でのところで心を突き放し。>>108

代わりに持ち上げた腕は、彼の腕を引いた。
五指で余る細い手首は長年を掛けて作られてきた花の造形。
引力は彼の痩躯を支配し、傾斜させる腕力が強く。]

 ―――…眼くらい閉じろよ、色気のねぇ。

[囁く声は少し冷たく、触れた唇は少し熱い。
人には注文つける癖、己は瞼を下ろさなかった。

花としてでなく、蝶としてでなく。
櫻を愛でる心地でなく、蜜に誘われる欲でなく。


ただ、そっと櫻より生まれた子の唇を吸った。*]

(113) 2014/09/23(Tue) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[まるでなんでもないことのように、それは告げられました。
 もっと遠くに、とは何処のことでしょう>>109
 『外』知らぬ僕には、きっと想像も出来ないほどの
 そんな距離を言葉に感じてしまったのです。

 籠の中にある『花』に『蝶』がとまります。
 けれどまた再び止まるかなど、知れません。
 『蝶』を繋ぎとめておく手も術もないのです。

 ───『花』である限り。

 沢山の花弁を散らしてきました。
 沢山の底を隠してきました。
 沢山の『蝶』を見送りました。
 沢山の『花』を埋めてきました。

 他のためにだけ咲き続ける『櫻』なのです。
 自らのために流すものなど、ひとつとして───…]

(114) 2014/09/23(Tue) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[突き放す言の葉と共に、真逆のように引かれた身体。
 常夜の色を映した髪には、薄い櫻が咲いておりました。
 ひらり、舞い落ちるのは彼の『人』の傍>>113

 囁かれた言葉は、秋の夜風でしょう。
 ですから、触れ合う肌が熱いのでしょう。

 接吻けに、きゅうと瞼を閉じたのは
 注文をつけられたからで、思わずなどではありません。]


 っ、 ──…


[蓋をしていたものが。
 埋め続けていたものが。
 目を背けていたものが。

 呪詛の芽が、咲こうとしておりました。]

(115) 2014/09/23(Tue) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 
‘Tis better to have loved and lost
 than never to have loved at all.

(一度も愛したことがないより、
 愛して喪った方がどれほどしあわせか。)
 

(116) 2014/09/23(Tue) 02時頃

【赤】 看板娘 櫻子



 …───すき、です。
 
 

(*42) 2014/09/23(Tue) 02時頃

【赤】 看板娘 櫻子

[背け続けた言の葉が、櫻の下の海に浮かび
 波紋を広げたのでありました。]

(*43) 2014/09/23(Tue) 02時頃

【人】 看板娘 櫻子

 
 
 
 ───あなたさまに逢えなくなるのなら、泣きましょう。



[滲む視界を悟られまいと。
 接吻けから離れて直ぐ、額を胸へと押し付けました。

 櫻の下に隠された海が、漣を立てて揺れていました*]

(117) 2014/09/23(Tue) 02時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[約束など花籠では、一時の夜より脆いもの。
また来るよと告げて、彼の前から姿を消した蝶はどれ程いたか。
少しお暇を頂きますと去った花は何処で枯れてしまったのか。

彼はそんな多くのものを中庭に埋め、
墓標の代わりに花を育て、慈雨の代わりに涙を捧げた。
彼の苦労も悲しみも、全く以って想像の外。]

 ―――…お前さんが花でなくなったなら。
 遠く、遠くへ、来な。

 物知らずには丁度いい道中よ。

[重ね合わせた唇から注ぐ声は静かで、喉に流し込んでいく。
引き寄せた彼の手に握らせたのは、輝く徽章。

隣国示すエンブレム、遠いシンボル。
裏に刻まれた己の本当の名前。]

(118) 2014/09/23(Tue) 02時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ――…花でなくなったら、

[その時は。と飲み込んだ言葉。
続きは啄ばむ口付けに紛れさせ、夜に溶かした。

彼が自分の為に泣けるようになったのなら。
寂しい事を寂しいと、哀しい事を哀しいと。
死体を埋葬するように、中庭に蹲ることがなくなるのなら。*]

(119) 2014/09/23(Tue) 02時頃

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