233 逢魔時の喫茶店
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[決して広いとは言えぬ店内。 今夜もあちこちで賑わいを、 時に艶めきを魅せている。
初めて来店したリツが、 どう過ごしているか気になりはしても 時折追加されるオーダーを受け、 配膳する以外は声をかける暇もなく。
コテツのちょっとした計らいや 何より隣にエフがいるから、 さして心配はしていなかったが。]
(*31) 2015/08/08(Sat) 14時半頃
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[回るメモという店員の気遣いに、ホントよく出来た子達だなあ。なんて大変感心して。 やっぱりこの店は自分がサボってても安泰だと、昼間のサボリ算段をつけ始める。 そうだな、一日ぐらい店開けっ放しでぶらついても、何も問題ないだろう。 そもそも昼なんて営業してるようでしてない事の方が多いし。
回ったメモの代償として代わりに他の客からひそひそ話を聞かれるのは自分なのだが、求められれば少しを喋って、しかし深い場所まで知らないから、エフの連れてきた可愛い子。そこまでしか、自分も話す事は出来なかっただろう。]
(*32) 2015/08/08(Sat) 15時半頃
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ケーくん、エスプレッソ一杯頼めるかな。 こっちで"使う"から、エフィさん用に。 カップはこっちで、一度入れ替えるから。
[そう言えば、厨房の彼はカクテル用と分かってくれるだろう。 彼のエスプレットが仕上がるまでの間、ブランデーを適温まで暖めておく。
あまり続けてコーヒーを出し続けるのもどうかと思うが、獏は普段からコーヒーばっかり飲んでるし。 他の味覚の好みを多く知らない上に、夢の入荷はウチには無いのだ。
透明な耐熱ガラスのコーヒーカップに注いだのは、ほんの少しの、苦いエスプレッソ。 それを温めたブランデーと混ぜ合わせ、砂糖はナシ。 熱い液体の上部に甘くないホイップクリームの層を敷いたのなら、ガラスのソ−サーの上に乗せて、]
お待たせしました。 カフェ・コレットです。
[砂糖は彼には、必要無さそうだから。 これならきっと飲める筈。]
(*33) 2015/08/08(Sat) 15時半頃
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[次いで出てきたのは、ほんのりオレンジの香りのする冷たいカクテル。 頼んでないと彼が言うなら、サービスだからと微笑んで レジ横には、まだ彼用のメモ>>1:270が貼ってある。
使ったのはオレンジジュースと、オレンジリキュールと。 逆三角形のグラスに注いだ色彩が半透明なのは、生クリームを混ぜてあるから。
クリームリキュールなら、きっと彼も飲みやすい。 店内の淡い光に照らされた顔は色々と、少し余裕がなさそうだったから、 カクテルの名はゴールデン・ドリーム。 隣の男の傍で、静かな、眠りを。
ただアルコール度数は少し高めであったから、もしかしたら酔い潰してしまったかもしれない。]
(*34) 2015/08/08(Sat) 15時半頃
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…?
[半透明>>*34で無く不透明か。 生クリームの分量を間違えたかなと、もう一度作り直して。 気付いたのが出す前で良かったと、珍しい失態に肩をすくめた。]
(*35) 2015/08/08(Sat) 16時頃
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……うん
[ケイの、こういうところがずるいと思うし、 同時に敵わないなと、尊敬もしている。>>111 これまでも、目に見えない様々な場面で 随分助けられてきた。 本人に自覚があるかどうかは、わからないが。]
今なら珍しいコーヒー、飲めるよ
[注文について、ゴロウにそんな揶揄を飛ばし。 テーブルに写真が広がれば、コテツの背を押すだろう。
ニホンについては勿論興味があるから そのうちさりげなく輪に混じるつもりで。
写真以上に、目の前で揺れる黒糸に視線が 奪われるだろう予感は、きっと当たる。]**
(115) 2015/08/08(Sat) 16時頃
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そうですか。 会えなかったらまあ、そのうちですねえ。
[もし今日中に会えなくても、写真の冊子は置いていくつもりではある。>>95]
暑かったですよー。 あんまり風もなくて。 途中から少し、涼しくなりましたけどね。
[トレイルに答えるが、涼しくなったのがヴェスパタインのおかげだったとは知る由もない。>>96
ゆっくりしますー、とケイにも片手を挙げる。>>111]
(116) 2015/08/08(Sat) 17時頃
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コーヒー…… じゃあ、珍しいコーヒーをフロートでお願いします。
[トレイルがヴェスパタインに運んできたコーヒーフロートを見て、また冒険的なメニューを注文する。]
でも、虎徹くんが居てくれて良かったですよ。 毎日ここに居るとも限らないでしょう?
[目元が穏やかに緩む。 手持ちの鞄から取り出した、旅行の思い出。
表紙を捲れば、一番最初のページに縁日の光景。屋台が並び、人混みの中で浴衣を着た人間が何人か居るものと、夜空を彩る花火の写真が収められていた。
自由に見やすいように、何枚か抜いて写真を広げていく。 縁日以外にも、古い日本家屋、町並み、舞妓、人力車、近代的なビルや建物などが写っている。]
(117) 2015/08/08(Sat) 17時頃
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日本のお祭り、花火がある時はこんなお店が並ぶことが多いですねえ。あと、お祭りだと着物を着ていく人が多いようです。
[縁日の写真を虎徹に見せて、にこにこ笑う。
賑やかで楽しいのもいいし、静かな場所で花火を見るのもいい。甚兵衛姿の虎徹はきっと、どちらでも似合う。
可能であれば、自分で連れていって案内してみたくもあった。**]
(118) 2015/08/08(Sat) 17時頃
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[契の口付けには長い沈黙が伴ったが、別に、悪い気はしない。 押し付けられ、背に当たる本棚の感覚も。 掴まれ、縫い止める腕への温もりも。 不思議な事に、悪い気はしなかった。 後悔も。
好きなだけ持っていけばいい。 そう、彼に全てを任せたまま、暫くそうしていただろうか。 不意に終わった契約に酸素を吸い込み、消せなかった気恥ずかしさから、頬はほんのり赤かっただろう。 触れる手に目を細め、くすぐったさに再び笑む。]
(119) 2015/08/08(Sat) 17時頃
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うん、 …そう、わかった。
[返した返答は短く簡素に。 聞いた。了解。 そのアピールだけを口にして、
生憎言った言葉を撤回するつもりは毛頭ないし、だから続く帰り道への忠告<<113は、自分にはきっと意味の無い物。 先ほど交わした悪魔との契約で知っていたのは軽い知識としてだけで、その詳細や実際に何が起こるか何をされるかと言うのは知りはしない。だから正直な所、少し拍子抜けをした。 あっさりと終わったやり取りと離れた距離に、もしやすんなり返答しすぎて順序が狂ったかな?なんて思っても、まさかあちらの方が手順を破ったとは思いもせず。
さて、自分は何か持って行かれたのだろうか。 やはり、何も持っていく物など無かったのだろうか。 寿命、とか? …どうでもいいな。残りの生、苦しむ期間が減った事にむしろ感謝する。
ああ、彼の声は堅く深いのに、触れる指先や金の瞳はこんなにも優しい。夜を恐れる事を忘れた人の子は、目の前の夜に触れんと、手を伸ばし、
しかし胸に渦巻く何かに気付くと、 僅か躊躇い、手を下ろした。]
(120) 2015/08/08(Sat) 17時半頃
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え、 ちょっと、待っ…!
[契約には待ったを言わなかった癖に、どんどんと増えて行く腕の中の花々>>114にはかなり慌てて、 折角受け取った図鑑を落とさぬよう、勿論花も落とさぬよう、 しかし多すぎやしないか。嬉しいには嬉しいが、それを通り越して照れが勝つ。]
ありがと、う。 うれしい。すごく。
[古い、何時かのような不器用なはにかみを浮かべて、 こんども、礼にはきちんと、意味を込める。 際限まで抱えた花達に少しよろめいたものの、何とか踏みとどまって。ばら撒いてしまっては、落としてしまってはいけない物の様な気がしたから。
さて、何処に飾ろう。 店か? 個人的に貰った物だから、自分の部屋の方がいいかもしれない。 胸に渦巻き沸き上がる何かはきっと嬉しさか、先の契約からの異変か戸惑いか。
荒野の枯れた花が、静かに風に揺れた。**]
(121) 2015/08/08(Sat) 17時半頃
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おいしい? 良かった。
[称賛には素直ににっこりと。]
好きな風味とか言ってくれれば、 それに合わせて何でも作ってあげるよ。
[昼営業はだらだらのんびり。しかし夜は割と、積極的に働くのだ。 ぐいぐい飲む青年に結構いける方なのかななんて勘違いをして、望まれればどんどん出す。どんどんと。
やってしまったと後悔するのは、きっと彼の瞼が下がり始めてから。 その辺りは昼と変わらぬ駄マスター気味であった。]
(*36) 2015/08/08(Sat) 17時半頃
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[鶏肉っぽいもの>>+86のリクエスト。 夜の食材で一番人間風味寄りなのはコカトリスの肉だ。 生きたコカトリスは石化能力が有るが、肉は安全でしかも美味]
ま、二人でつつけるぐらいの方がいーよな
[玉葱を薄切りにし、セイレーンの花でスパイシーに香り付けをしながら炒める。 薄切りにしたじゃがいもと混ぜ、グラタン皿に敷く。 食べやすい大きさに切ったコカトリスの肉を載せ、 その上に更に玉葱とじゃがいもを敷いて、層状に。
チーズを惜しげも無く振り掛け フェニックスの羽を乾燥させ摩り下ろした調味料で味付けをする。 熱々のオーブンで、加熱。
完成したのは、グラタン風味のコカトリスのチーズ焼き。 味は、人間でも違和感なく食べられるようにしてある]
(*37) 2015/08/08(Sat) 19時頃
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[少し厨房に余裕が出てきたので、配膳は自分で行う。 しゅるりと人間から蛇に姿を変えた。
全長3m程の黒蛇の頭の上に、器用にグラタン皿を乗せ 音もなく運んでいく]
よ、リツ、獏の旦那。 調子はどーだ?
[声だけ聞けば、調子のいい黒髪店員そのものである。 しかし、それと蛇が繋がるだろうか**]
(*38) 2015/08/08(Sat) 19時頃
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了解、エスプレッソな
[店長からのリクエスト>>*33 吸血鬼の豆を使い、サイフォンでどろりと濃いものを抽出して。 そして、店長の元へ]
(*39) 2015/08/08(Sat) 19時頃
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― バー ファミリア ― それじゃ。また来てくれると嬉しいよ。
[いつもより大分遅めの店終い。 それは今送り出した青年に思いの丈を吐き出させていたため。
店の片付けをしながら、青年から聞いた話を思い返す。]
(122) 2015/08/08(Sat) 19時頃
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[聞けば恋人だった男に別れを告げられたと。 体面のため、何の思いもない上司の娘と結ばれるから別れてくれと、そう告げられたと言っていた。 よくある話、とは言わないが、物語の中だけとも言えない、そんな程度の不幸話。
ただ、そう割り切れるのは多分自分が重ねた経験があるから。
青年はひどく荒れていた。 元より青年をこちら側に引き込んだのなその男なのだと、他に男を知らないというのであればそれも納得がいった。 初めは「それが彼の選んだことなら」、自分に言い聞かせるような様子だった。 もしかしたら彼はそれを肯定して宥めて欲しかったのかもしれない。
けれど男はいつものように酒を飲ませ、青年の本心を引き出そうとする。 そしてやがて口をついて出たのは。]
(123) 2015/08/08(Sat) 19時半頃
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『………俺を捨てたあいつなんて、とびきり不幸になっちまえばいい。』
[そんな怨嗟の言葉。
思いがけず溢れた言葉に自分で驚く青年を静かに眺め。その言葉を否定せず、また酒を注いだ。 注がれた酒を飲み干して、青年は限界がきたのか、眠ってしまった。 だからいつものようにしたの休憩室に寝かせ、そして朝になった。
自分が口にした言葉を覚えているのかいないのか。 一晩明けた青年は何かすっきりした様子だった。 だから―例え様子がおかしくてもそうしただろうが―男はそのまま青年を見送った。
愛した男の不幸を一瞬でも願った青年がこれからどうするのか知らない。 もし店にまた来て、青年が自分から話し出さない限り、事の顛末を知る機会は来ないだろう。 男にとってはいつものことなのでそれ以上の感慨はない。]
(124) 2015/08/08(Sat) 19時半頃
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[そんな青年の後ろ姿と昨夜の心から不幸を願う怨嗟の言葉をきっかけに、数日前に投げかけられた言葉を思い出す。]
“人間が分からなくならないか”
[その問いに男は答えなかった。 元より人間というものを深く知っているなんて思っていないので分からなくなる以前ではあるのだが。
分かるのか、分からないのか、分かりたいのか、分かれていないのか。
そんなことを考えて、やがてたどり着いた結論は]
…僕はこんなことも諦めているのか。
[分かろうとはしていない、そういうこと。 ただ話し手が話したいことだけを聞く。 そして相手が話すことだけを話させて、そこに疑問や意見は挟まない。 聞いている“だけ”。本当の意味で理解することは、諦めている。 聞き上手、などと言われるスタイルも、ただ聞いているだけだから。]
(125) 2015/08/08(Sat) 19時半頃
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………
[それに気づいてもそれほど心に波風は立たない。 何かが変わったわけではない。諦めていることに気づいた、それだけのこと。
諦めることには慣れている。
だからいつもと変わらず閉店後の後片付けを続けた。**]
(126) 2015/08/08(Sat) 19時半頃
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これだけ?って顔 これだけだけど…もっとひどいことしたかった?
[拍子抜けだろうと笑う。 契約のもたらしたもの――見る者が見れば明らかな変化、 魔に踏み込んだ越境者の魂は、悪魔憑き、等と誹られる類のそれに変じていた。
花を抱えたホレーショーの、不器用にはにかむ懐かしい笑みに、 後悔する、と深くで囁いていた声へと蓋をする]
(127) 2015/08/08(Sat) 20時頃
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えーと… 本見て調べる前に言っておくけど 俺を知っても、だからってホレーショーに応える義務があるわけじゃないから 今まで通り 何も変わらずに過ごしていい よ
[腕一杯の花。それは真摯に捧げる願いではあるけれど、 これまでと同じ距離、あるいは、彼が彼だけの新しい幸福を見つけたとしても。
鬱金の双眸を細めて、 猿がするのと同じ人懐こさで、ホレーショーの肩へ額を擦り寄せる]
(128) 2015/08/08(Sat) 20時頃
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だけどそうだな ……悪魔を知るっていうのは、もうその悪魔を使役出来るってことだから ひょっとすると今後の人生は良くないものを引き寄せやすくなるかもね、"黒魔術師ホレーショー・アンバー"
[後出しで酷い情報を漏らしつつ。 くすくすと笑う。黄昏時の喫茶店の当代主人に、黒魔術師の肩書きは悪くない]
あとねぇ、エクソシストなんて連中にもロクなのはいないから、気を付けて? もし絡まれてまずかったら、 助けろ、って願えば。俺は絶対。いつでも。駆けつけるから
(129) 2015/08/08(Sat) 20時頃
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………
[それから。 やがて、地下書庫から図書館の地上階へ戻るのは 両手で市販のマドレーヌを握って頬へ詰め込み上機嫌のオマキザルと、 両手が異様なほど大量の花で塞がった客と、 その代わりに本の袋を提げた職員と。
ゴロウが持って来てくれると言う日本の写真は、見に行くつもりだった。異国の情景とそれを切り取る視線に興味があって。 仕事は、もう終わり]
…すぐ戻る? 俺も
[トワイライトへ行く、と呟いた**]
(130) 2015/08/08(Sat) 20時頃
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ー喫茶店ー
……―――。
[>>90視界の端に捉えた、探し人の影 双眸を通して明瞭な程、トレイルが動揺している]
…そうだね、 店内は涼しい。
[微妙に心配の種は或るものの、そのまま席へと移動 室内の冷気でひんやりする椅子を引き 梧郎な率直な感想に、同意>>89 そして、2人を案内をしたコテツに顔を見せる>>91>>95]
(131) 2015/08/08(Sat) 20時半頃
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マスター不在? 珍しい。
[されど店主は戻って来るらしい なら問題ない。此方は夜中まで此処に居座る予定。 此処に滞在している間、そのうち会えるだろう。
契約書の執筆に関しては >>2:321如何にかなると、椅子に腰かけ]
…それなら 是非 梧郎が持つ写真を拝見しつつ ゆっくり待つことにしたい。
[コテツも興味あるだろうと賛同を促し 次いで、馴染み深いリズムで靴音を奏でる トレイルへと無意識に視線>>97]
(132) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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[テーブルに運ばれたのは、コーヒーフロート
此処でよく注文するアイスコーヒーと 自身が好むバニラのアイスが何方も存在し 小さなお得感がある]
――…、有難う
[彼のぎこちない語調の起因。居た堪れなさを感じてから。
銀のスプーンに指を伸ばす動作が ――停止]
…………、
(133) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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[くいっと彼に引っ張られたのは 深紺の麻布では無く ――心臓だった]
嬉しいね…… 何かのサービス?
[常より大量のアイス 彼の甘えたな行動 何方に対して問うものかは、背を向けた彼の判断次第だが 彼の機嫌に関しては、甘やかな悪戯を自分の都合の良い方向に解釈し]
……待ってる。
[安堵と愉快に言葉にならない音。口元だけ、綻ぶ]
(134) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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日本の祭りも賑やかだからね。
[その後、スプーン一杯にアイスを掬おう >>118視界に映る梧郎は、大層楽し気だ]
ちなみに梧郎は 着物と甚平、何方が好きなんだ?
[コテツとお揃いの甚平とか似合いそうとは言葉にしない。 ただ、軽く首を傾けて そっと口内に、純白の甘露を広げる**]
(135) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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