249 Digital Devil Survivor
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/25(Sat) 02時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/25(Sat) 02時頃
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牛乳なら出しておくから、 勝手に使っていいけど……、
…… 困ったなあ。
[卵液の入ったボウル片手に、 彼のほうに一瞥はくれないままで弱く笑う様に、 いつもの態とらしさは、霧が晴れたように薄い。]
とてもそれは、うん、 大事なものだから返して欲しいのだけれど……、 ミルク以上に「お子様」の要求があるのならば、 何をお望みかくらいは、聞いておこうか。
( 敢えて、お子様扱いをしたまま、コンロに火を。 )
[中身について問われれば、「…薬のようなものさ、」と。 嘘はつかず、亦、すべても語らない、いつもの通りのまま。]
(99) 2016/06/25(Sat) 02時頃
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[フライパンにオリーブ油大さじ1とベーコンを。 それから、こんがりした焼き目をつけたところで 薄く切った玉葱と、銀杏切の馬鈴薯を投下する。
玉葱が飴色に輝き、馬鈴薯が顔色を良くしたのなら、 塩胡椒で味付けた、鮮やかな乾燥パセリの緑が 浮かぶ卵液にさっと投入して。
菜箸で混ぜたのならば、それらを再びフライパンへ。 ――――― それから時折様子を見てやれば、 円形のケーキ状になったスペイン風オムレツを 一旦皿へ引っ繰り返しては切り分けてから小分けにする。
ウィスキー・ボトルの顛末はどうとしても、 一抹の流れのなか、15分くらいの手早さで客人たちへと 残っていたレタスでも添えて、軽食を提供したことだろう。]
(100) 2016/06/25(Sat) 02時頃
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( 「妖精」 ―――― というものは。
今よりは遠い昔、 アイルランドの或る森で見たことがあっても、 "現世"で見る事はそう、無かった。
ただ、その中でも レプラコーンやシーオークのようなものも居れば、 悪魔や鬼とも変わらないリャナンシーや 醜いファー・ダリグのようなものもいる。
だから、一見、薄く遠目でみただけでは ―――、 薄翅のフェアリー・テイルから抜け出してきたような それらの判別はどういうものか、判別が付かなかった。 幾千の知識があっても、知らないことは、儘、ある。)
(101) 2016/06/25(Sat) 02時半頃
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[それでも、 結界がある以上害はなさそうだと踏んで、 一仕事を終えるまで、男は放っておきもしたのだが。
……ひとまず、何か事件でも起らないかぎりは、 あの星神が用意する「舞台」が用意される翌日まで、 その日一日は、"待つ"しか無かっただろう。]*
(102) 2016/06/25(Sat) 02時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/25(Sat) 02時半頃
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[彼が気にしていた瓶の中身は、然程興味がわかず、 あのようなものに薬>>99を入れたら間違えて飲む人もいそうだな、と 当たり障りない事を考えるのみ。
不規則に舞う光を眺めていれば、鼻腔を刺激する香りが漂ってくる>>100。 それに引き寄せられるように視線を転じれば、ものの数分で黄色のお日様のような食事が提供されたか。
見た目から美味しそうなそれに、先ほどよりもはっきりとした笑みを浮かべて、 いただきますと手を合わせる。]
ご、ちそう、さま、でした。 おいし、かった、です。
[お皿の上には何一つ残っていなかった。**]
(103) 2016/06/25(Sat) 02時半頃
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[食べ終わってすぐか、それとも彼らの持つ情報や雑談を聞いたり、作戦会議?に口を挟んだりする時間はあったのか。 それとも彼らが各々出かけるのなら自分もまた外に出ただろう。
そんな時、唐突にそれは訪れた>>@10。
遠く離れた場所であるというのに、強大な力を感じて膚が粟立つ。
純粋な穢れ。 天津甕星にしては、あまりにも……。
訝しく思ったが相手が誰であろうとするべきことは変わらない。 その場にいた人達はどうしていたか。
誰かと共にいたのなら、頭を一つ下げ、そちらに駆け出そうとしただろう。 引き止められれば気は急きながらも止まることはしたか。**]
(104) 2016/06/25(Sat) 03時頃
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[「こいつら」と妖精を指し示す遙の姿を目に入れたとて、驚く事はない。>>93 既にただの人間ではないだろうとW仮定Wしていたのだから。 “私”は当然のように「妖精」と接する遙の姿と“ニコラス”の変な目をこっそり楽しんでいた。>>96
“水”について知っている“私”は、薬のようなもの、という彼のいつも通りの言葉にくつくつ。くつくつ。>>99 (嗚呼、勿論嘘ではないだろう。しかしそんな彼奴の顔が見れるならば、起きがけに戸棚を荒らしてしまわなくて正解だった)
もし身体の主導権がこちらにあれば、肩をすくめながら、さぞ良い顔で笑っていることだろう。]
(105) 2016/06/25(Sat) 06時半頃
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………………。
[しかしサッと軽食を用意する手つきを見れば、その手際の良さと、食事ができる工程へと興味が注がれた。初見だから。>>100
『出来たようだぞ、黙り決め込まずにサッサと食べろ。不自然に思われる。』と声を掛けてやれば、浮上した“俺”はニ、三瞬きをする。]
わぁ、美味そう!いただきまーす!
[スペイン風オムレツはぺろり。うん、お代わり。 温かい料理はカレー以来。 そして今日がその“……………”…………………………。
やれやれそんな事を考えていたのかと、“私”は“俺”にもう何度目かわからない溜息を吐いた。
果たしてどんな舞台が整えられるのやら。 満ちていく気配に目を細めつつ、時折大蛇の口を借りながら“私”は時を待つ事にした。]*
(106) 2016/06/25(Sat) 07時頃
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[ 大事なもの>>99といわれれば、 奪うつもりは毛頭なかったのだし 素直に返してしまう
なんの薬であるのか少し気になったが
目的のミルクを小皿に入れて 出窓の辺りに置くと、仄かな光は集まって 皿の中は忽ち空となった
家主が提供してくれたスペイン風オムレツも 後に同様の運命を辿って行く
いつの間にか「妖精」たちは ふわりと何処かへ消え失せ口元の笑みも もう少しすれば、その時は訪れる** ]
(107) 2016/06/25(Sat) 07時頃
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ー5日目・『Aqua Vitae』ー
[最早混沌の坩堝と化したこの街の中に在って、そして自分が舞台の準備を要求した事もあって、驚くも何もないのだけど。>>@10 「奇跡」の気配は伝わってきた。来た、とわかる。]
“呼び出し”くらっちゃったなぁ
[あちらは神社方面。 本来なら、足を向けたくないくらい嫌な場所。 しかし今はマガツヒを食い散らかす龍蛇の気配に覆われて、清浄な空気はほぼ感じられない。 いつも通りの口調で“俺”は立ち上がる。
3つのマガタマが微かにぶつかり合う音。 忘れてはいない(忘れるわけにはいかないよね)ニコラスの言葉を浮かべて、うん、気合は十分ですよ。>>44]
行ってきまーす
[ごめん。ここが家じゃないのは知ってはいるんだけど……癖かも。>>86 また笑われるかな、と扉を開けてBARを出る。揺藍は一足先に駆け出してしまった。>>104 待たせてる手前、“俺”も急ぐべきだよなぁ。]*
(108) 2016/06/25(Sat) 07時半頃
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ー御渡湖の畔ー
[出発の時を誰かと同じくしていても、そして目的地が同じであっても。 残念ながら余程奇異な人間でない限り、自分と経路は別になるだろう。
いやほら、清浄な空気は無くても、鳥居とか参道とか、あるじゃん。 だから多少道が険しくても確実なのはこっちの経路。 ボス戦に向けて“装備品”でも整えようかな、なんて思っていたのに残念。 周囲の悪魔は先に龍蛇に食べられてしまっていた。
木立を抜ければ湖と、赤い屋根の大きなお家ならぬ、赤い屋根の荒らされた工房。>>57]
あれ?
[可笑しいな。うん、可笑しい。 回り道から更に寄り道。“俺”はその家へと近づき、扉を開けた(壊されていたから開けたというのも微妙なくらい。)]
(109) 2016/06/25(Sat) 09時半頃
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お邪魔しまーす
[湿気の中に香る鉄錆。 数日前まで“家だった場所”と同じく、そこは既に荒らされていて元がどんな内装だったのかわからない。食い散らかされた死骸に吐き気を催す時期もとうに過ぎた。
ただ可笑しい部分を求めて歩みを進める。 その部分以外に何か他に見つければ、それを調べてもみながら中をしっかりと探す。
やがて微かな旋律と共に「音匣」が目に入れば。 成程荒らされているのにそこにマガタマがある理由は理解できた。>>57 魔除けの鉄で出来たそれは、この場所を荒らした悪魔たちでは手出しできなかったようだ。
闇を閉じ込めた匣。 まるで『パンドーラの箱だな』と“私”。魔除けを施してまで、触れられたくないものか。 既に開いた後のように、御渡市内は災厄に包まれているというのに。]
(110) 2016/06/25(Sat) 09時半頃
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パンドーラ……パンドラ?
[それ開けちゃダメなやつじゃん。と“俺”。 マガツヒを人間の手元に置いておくわけにはいかない。 だから、開いた手を音匣に伸ばす。
このような小細工、造作もない。 マガタマは見えているのだから、わざわざ触れる必要すら感じない。
伸ばした手を握りしめる。開けずして闇を盗みとれば、“ἐλπίς”は残るだろう。 それくらいは人間の手元に残しても良いと思う。]
アア………タベタイ。
[湧き上がる衝動を乗せた無機質な呟き。しかし生憎、“俺”の腹は“今のところ”は、アイスのためだけにあると思っている。 既に手に入れた3つと合わせて、随分増えた。寄り道も良い加減にして、ボスステージに向かうとしよう。 扉を出て再度振り返れば、その工房の表札あるいは看板が見えただろうか。もしかしたら掛けられていないかもしれないし、破壊されているかもしれない。 言うことは変わらないんだけどね。]
お邪魔しました。*
(111) 2016/06/25(Sat) 09時半頃
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ー御渡湖ー
[“俺”が湖に着いた時、誰がどんな状況であれ、「どーも」と大蛇が尾を巻きつける右腕を上げて挨拶する。
天に昇り食らいつく漆黒の龍蛇の、その前で輝きを放つミカボシは、電波塔よりも余程ボスっぽく見えた。>>@11>>@12]
これがボスステージ? わざわざ教えてくれてありがとな そうそう、ミカボシさんに聞きたいことあってさ
[周囲の空気がピリピリと鳴く。 張り詰めた均衡の中、幾つかあるマガタマのうちの1つを取り出す。]
これ、俺みたいな悪魔が食べたら 胃もたれすんの?どうなるの?
[そんなわけないよね。あんなに多くの雑魚共が餌にしてたんだし。 しかし食べた悪魔はどうなるのかは知らなかったため、興味津々の色を隠さない瞳で尋ねた。**]
(112) 2016/06/25(Sat) 09時半頃
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─ 5日目・『Aqua Vitae』─
[ そろそろ出る頃合いだろうか
居着いた野良猫>>91よろしく 一人でそろりと>>@10>>@11>>@12湖まで 道草>>57>>64しながら、行こうかと 出掛ける支度をしていたがどうなったか?
>>99全てを語っては貰えなかった薬への 未練はやっぱりあって、一旦返したはいいが 気になり出がけに再びそれを眺めていた
誰かに見咎められる事がないのなら、 こっそりと妖精から貰った小さいな小瓶へ お裾分けして貰おうと画策したかも知れない 成功したかは分からないけど* ]
(113) 2016/06/25(Sat) 09時半頃
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[ 前夜、揺籃へ塁がいってた言葉を告げられたか
告げるにも、他の誰かがいる所では 余りにもデリカシーに欠けるのは否めず
話す事は叶わなかったかも知れない お節介とか野暮にも程があるとも思い 秘すれば花でいいとなる
彼と自分は友でもなければ仲間でもない
強いていえば、偶々同じ電車に乗り合わせ 事故に巻き込まれた同士みたいな** ]
(114) 2016/06/25(Sat) 09時半頃
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― 5DAY / → 御渡公園 ―
[ ―――― 深淵のるつぼに、 石が投じられたように。 ]
[>>@10 ある、一時を超えて闇が色濃く、 深まっていく波紋のような感覚が、あった。
幾筋と市街に迸った雷鳴にも似た咆哮の残響が 繁華街の一隅、硝子迄を戦慄かせたのなら、 空に放たれた号砲を、頭に思い浮かべた。]
(115) 2016/06/25(Sat) 13時頃
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―御渡湖―
[漆黒の龍蛇がのたうち狂っている。悪魔を無差別に喰らい、いまだに近くにいた逃げ遅れの人間を呑み込み、家を壊し、結界にぶつかり、怒りをむき出しにする。 八十禍津日神という禍々しい名がついてはいても元は全くの悪神というわけでもない。けれど今は、荒ぶるだけの祟り神と化していた。]
……やっぱり貴様が最初に来たのか。 大分匂いも悪魔らしくなったじゃないか。
[大蛇を巻き付けた右腕>>112を見て、暴れる龍蛇を背後に目を細める。]
(@13) 2016/06/25(Sat) 13時頃
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マガタマを…食べたら? さあ……餌は餌だ。美味いぞ。悪魔にはな。味に目覚めるぞ。 人間が喰らったらどうなるんだろうな。悪魔になったりするのか? 貴様だったらどうだろうな。もっと染まったりするのかな?
…食ってみたらどうだ?人間だってそれでナマコとか食うようになったんだろう。 案外新しい力に目覚める か も。
[こんな時に妙な事を言う奴だ、と半分怪訝そうに、半ばは興味を持って答えてやる。]
(@14) 2016/06/25(Sat) 13時頃
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─ 御渡湖 ─
[ 勝手知ったる畔りの生家は予想通りの有り様で 避難したのか被害にあったのか誰もいない
お邪魔した誰かが置いて行った>>111「音匣」が 目について触れようとするも、手を止める ]
残っているのが、これかよ…
[ 工房は家族以外に複数職人がいたのだが、 鉄の匣のシリンダーオルゴールは 父か兄以外は作っていなかったのは覚えている
迷いながらも結局手にして湖へと到着する そこにはナツメと蛇と漆黒の龍蛇が対峙して 何かを話しているのを見つけた ]
(116) 2016/06/25(Sat) 13時半頃
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―→御渡湖―
[走れば火傷を負った右足が痛んだが、そんな事を言ってもいられない。
召喚した建速須佐之男命が猛々しく名乗りを上げた後、あぁ?と眉を顰める。]
何、です?
『いや、これ八十禍津日神じゃねぇか?』
[ああ、なるほど。 道理で純粋すぎるほどの穢れだと納得がいく。]
『納得している場合じゃねぇぞ。奴さん、大分力溜め込んでいるぜ。 禍つ霊を食ったんだろうな。』
(117) 2016/06/25(Sat) 13時半頃
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貴方、祓戸大神、じゃなかった、でした、ね。
『おめえさんも契約してねぇだろうが。』
何とかしてみせます、よ。
[立ち上る瘴気をひたと見据え、そう宣言すれば、建速須佐之男命も口を噤む。 そこからは、二人して無言で駆け抜けた。]
(118) 2016/06/25(Sat) 13時半頃
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[人も悪魔も居ない道を駆け抜けながら、 ふと、先ほどの事を思い出す。
その後のあの薬の瓶の件でうやむやになってしまったが、 彼は何であんなこと>>77を確認したのだろうか。
このような事態だし、 もしかしたら、何かの折にサマナーの話題が出たのかもしれない。
意図には全く気付かぬまま>>114、元凶に向かってひたはしる。
特に寄り道はしなかったので、到着は早い方だったろう。 そこに鳴>>97の姿を見つけたのなら、驚きつつもその命がある事に少しばかり笑みを見せ、元凶とそれが呼び出したモノに*対峙した*。]
(119) 2016/06/25(Sat) 13時半頃
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喰えっていうなら、喰ってやるよ… その代わり…俺のいうこと聞いてくれるか?
[ と、間に割って物申す ]
何の力もねえか弱い人間さんですから いっこくらい叶えてくれたって バチ当たらねえと思うよ…八十禍津日神さん?
[ だから、全部おくれと強請ってみる
ニィッと口の両端を チシャ猫みたいに釣り上げて、ニヤリ** ]
(120) 2016/06/25(Sat) 13時半頃
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俺は人間じゃないんだけどなぁ…
[まだ名残でもあるのかな?と悪魔である“俺”。 その原因を知っている“私”は、沈黙していた。 最早人間ではないが完全に悪魔にもなりきれていないことを、これまで悪魔と無縁だった“俺”はまだ気づかない。>>@13>>@14]
なるほど、ナマコみたいなもんか これは俺の考えだけど、ナマコを最初に食った やつは相当追い詰められてたと思うんだよな
[そうじゃないととても食べようと思わないだろう。あのフォルム。 そう遠くない過去。 “俺”は母親だった人間の味の探求に巻き込まれ三途の川を渡りかけた事があるせいで、あまりナマコが好きではなかった。]
(121) 2016/06/25(Sat) 14時頃
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追い詰められたら食ってみるよ。ナマコ。
《マガタマだ》
[訂正も気にせず“俺”はマガタマをしまう。 ありがとな、と質問への回答に感謝して、両手を伸ばす。ミカボシと龍蛇、どっちが“中ボス”かな?]
追い詰められるかは置いといて。 ……そろそろ始めようかなーって、思ってる
[ジッと見てそう言った時だった。 遙が猫のような微笑みと共に、マガタマを強請ったのは。>>120 “俺”はきょとりと目を瞬かせ、“私”はその言葉の持つ気配──見透かせないまでも感じる予感に舌打ちした。*]
(122) 2016/06/25(Sat) 14時頃
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[一足先に出掛ける彼らを>>104>>108 見送ろうとしたときにまた、出立の挨拶なんかされたものだから。緩慢に睫帳をさざめかせた後に、今度は揶揄いをやめて、相好を崩す。
「いってらっしゃい」なんて軽く手を振るえば、 どんな反応をされたものか。]
(>>113出掛けにまた、 一度は返して貰えたものの。
片付けをしながらも、 おもちゃに興味を釘つけている猫さんのすがたに 目を留まるのは監督者としては 当然のことでしょう、うん。
── しばらく、彼のことを見ていたのだけれど、)
(123) 2016/06/25(Sat) 14時頃
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そんなに気になるのかい?
[>>113 猫は猫でも正しく泥棒猫なんてしようとした 彼をばっちり見つけると、やれやれ、と、 思いっきりながーく溜め息を吐いてみよう。]
仕方ない子だねえ、パラチーノさんは。 ちょっとだけだよ、
[肩を揺らしてから、それから、くつりと笑いや。 小瓶に5cm溜まるくらいなら、見逃してあげた。]
魔法の薬ではあるけれど、 … 勿論、死んだ人には効かないからね。
[当たり前のこと、を口にしたのは何故だろう。 無意味な釘を差したあと、踵を返したものだからそれ以上に盗もうと思ったら、出来たのかもはしれないが、それはパラチーノさん次第。]
(124) 2016/06/25(Sat) 14時頃
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[それから、] [カウンターの抽斗を開けると、 掛け忘れていた『close』の札を取り出した。 きっとそれは、猫さんも居なくなった後の話だ。]
(店先の看板を5日ぶりに掛け変える。 それから、今度はきちり、と、鍵を閉めた。
これを「奇跡」だというのなら、叶えた神はきっと誰も、厭、ひとりしか得をしなさそうな願いを受け取る、随分な偏重主義者だろう。そもそも、それを顕現したのが恐らく彼の神様というあたり、面白くも、笑えない気はするが──。
さて。身形を改めて整えれば、きっと一番最後。 「ラストステージ」の舞台に、登る足を踏み出した。)*
(125) 2016/06/25(Sat) 14時半頃
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[御渡湖へ幾つかの気配が近付いてくる。 揺藍の姿>>104が見えたなら安堵するが、 逆にこちらが彼女を驚かせるかもしれないと いう辺りには思考は至っていない。 案の定、彼女は驚いた>>119がそれでも笑んでくれた。 鳴もまた微笑みを返す。
>>112、昨日Aqua Vitaeを出る際にちらと面識を得た悪魔。 結局、彼(と外見で判断した)が寝ている間に マガタマを掠めたなんて事には終ぞ気付かなかった]
あの石を食べる……?
[不穏当な発言に彼を注視する。 しかし、対峙する様子は目的を異にして見えた]
(126) 2016/06/25(Sat) 17時半頃
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