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そう?
[変わらず不本意そうな表情のセシルを見てきょとんとするも、それ以上は言わず。 結局変わらぬ強さで髪を拭かれると、む〜…と見上げたものの、ありがとう、と礼は言って。]
─…丁寧に扱ったって、見て欲しい人に見てもらえなきゃ意味ないじゃない。
[そう、小さく呟いた。]
(98) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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貴方の愛する家族が死病で逝くのならば――。
貴方が選ぶのは、一緒に刻を止めること? それとも、短くとも、その死を悼み弔うこと?
(*16) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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[そのまま無言でセシルの服を洗い始め。
しばらくは水音しかさせていなかったが、不意に。]
ねぇ、セシ兄?
昼間聞いたこと、覚えてる?
[傍にいたい人、いて欲しい人は、いるかと聞いたことを。 顔は向けぬまま、そう問いかけて。]
セシ兄が、傍にいたい…居て欲しいって思う人は、誰?
(99) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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─…私が、傍にいてほしいのは…
傍に、いたいのは。
[問いかけたものの、返事をきくのは怖くて。
答えを待たずに、言葉を続けた。]
─…セシ兄、だよ。
(100) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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何って、ヴェス探しにきたんだよ。 …ひと足遅かったっぽいけどさ
[あらよっと、と勢いをつけてベンチから離れる。 とっとっ、とよろめいたような、サイラスの胸に倒れ込んだような。 よりかかり、彼の上着を掴んで背に腕を回した]
いい天気だからさ、空も見てたんだよ アイツもいるのかと思って。
(101) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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飾り職 ミッシェルは、水桶から視線を外さぬまま、洗う手も止めぬまま呟いて。
2010/07/08(Thu) 23時半頃
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>>96
そうだったら良いと思う。 殺人好きが居ないにしても同じ手段で殺されたヒトが居るのはかわりない……困った、ね。
ヴェスはそんな事を言ってたんだ。
[初耳なのか意外そうに瞬いた]
ピッパ? 彼女は……思い出を抱いて死を待ってるような人に見えるよ。 それが理由ならソフィアの方がまだ可能性がありそう。
他は……何かないのかな?
[見つめ返されれば逃れるように視線は地面に落ちる。 少ない情報で色々と考えながら不穏当な事を淡々と呟いた。]
(102) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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……、…っと。
[一足遅かったとの言葉には眉を寄せて口を曲げる。 よろめいて倒れこむ身体はしっかりと受け止めて。 背に回る腕には瞬きをしたが。]
アイツの事だから、メアリーの事でも追っかけてんじゃねえの。
[ぽんぽんと頭を撫でながら、肩を竦める。]
そういや、…オスカーとラルフも…逝ったんだってな。
[オスカーが殺された、という事は言わない。]
(103) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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[どういたしまして、と手を離し。 ミッシェルが洗ってくれるのなら、此処で突っ立っていても邪魔だろうから、向こうに戻っていようかと踵を返しかけ]
……―、 …お前 は…、
[ちいさな呟き>>98に。 少しだけ、困ったような、躊躇うような。 そんな表情で、手を伸ばしかけ。
結局は、何処へ触れることも無く。 また、余った布を引き摺らせながら、戻ろうとして]
(104) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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>>102 ええ、小さな村ですもの。 いろいろと噂はすぐ広がる、わ。
[翡色をさらに深くさせてから、遠くを見据える。]
そう、よ……。 怨みで人を殺す人も、この村には居ないの。
[ピッパは違うとペラジーが語るのを聞けば、頷いて。ソフィアの名前を聞けば、彼女もそんな人では無い――と、静かに、それでいて強く告げてと]
ペラジーさん、は――…。 ヴェスパタインさんや、オスカーさんを殺害した人を探しているの?
[逆に問うた]
(105) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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昼? ……ああ、
[答えるに答えられぬまま。 中途になった問いは記憶から忘れられるほど遠くもなく、軽く頷き]
…―― 、 …… …。
[息継ぐ間も無く、口にされた自分の名に。 幾度か、言葉を返そうとして、幾度も失敗し。
結局、]
(106) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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……そう、か。
[自分が居て欲しいのは、彼女だとも。 そうでないとも。
あるいは、彼女がそう想っているのを、知っていたとも。 知らなかったとも。
何も返さず、ただ、目を伏せて呟いた]
(107) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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ははッ、そーかもな。 またフラれてウチに来るぜ、きっと。
………そっか。あいつらも、逝っちまったかぁ……
[小さくため息をついた。 衣服を掴んでいた手と背中に回した腕を、彼の項へゆっくり移動させる。 目と鼻の先に兄の顔を捉えて、小首を傾げ艶かしく問う]
なあ、昨日の夜、あたしが「そういう意味だからあたしを抱け」って言ったら、抱いてくれたのか?
(108) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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ごめん、ね。
セシ兄のこと、困らせるってわかってたけど。 ただの妹って思ってるって、わかってたけど。
それでも、言いたかったんだ。
[セシルの顔は、見れなくて。 泣きそうになるのを堪えて、笑顔を作って。]
本当は、言わないでおこうって思ったの。 セシ兄に、迷惑かけないように、セシ兄が行きたいとこいけるように、心配かけないように。
頑張ろうって、思ったの。
でも、無理だった。 セシ兄に、会えなくなるのも、撫でてもらえないのも、辛かった。
(109) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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/* 取り急ぎ
私襲撃はしなくて、大丈夫です。 なんとか頑張ります。
ご心配お掛けして申し訳ありません。
(*17) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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/* ソフィア、なでなで。 気にしないで大丈夫、よ。でも、リア大事にね?
今は、サイラスかグロリアで迷い中。 アイリスが兄と共に逝きたいのなら、同時に見送る予定です。そうでないのなら、グロリアさん。
(*18) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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セシ兄が、あのひとと一緒に帰って来た時に。
私とヴェスだけのお兄ちゃんじゃないんだって、初めてわかって。
それからずっと、気付かない振り、してたんだ。 そしたら、セシ兄はずっと、笑ってくれるから。
セシ兄のこと、お兄ちゃんって思っていられたら、きっと。
困らせなくて、すんだのに。
ごめん、なさい。
[いつしか服を洗う手は止まって。 顔を伏せたまま、小さな声で謝って。]
(110) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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…訳のわからねえ事ばっか並べて、怪しい動きしながらだろ。
[ぼんやりと在りし日のヴェスを思い浮かべて苦笑する。]
つか、お前いつまで―――
[そうしてるつもりだよ、と言葉を続けようとしたが声は紡がれない。]
――――…は?
[項へと滑る腕。近づく顔、小首を傾げる仕草。 問いかけに返せたのは、間抜けな一音。 驚いたように瞬きをして。]
……阿呆。
[口を曲げると、フイと視線をそらした。]
(111) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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だからピッパは人気の無い墓地に居たのかな。
そんな人は居ない? 断言できるんだね。
[断言する様子に意外そうに首を傾げる]
こんな状況だから殺人だとわかっても身近な所から被害がでないかぎり真剣に探す人は少なそう。 自警団の人達だって残り少ない時間を自分達の為につかいたそうだし。
私は家族や恋人みたいに1秒1分でも惜しむように一緒に居たい人が居ないから……先は短いのに短い時間の使い道が無いから、こういう使い方をしているだけ。
[問われればそんな答えを返した]
(112) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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/* ありがとうです!(ふかぶか
ログ読み込めてないですが サイラス・アイリス次第、ですね。 私たちのベクトルから言うとサイラスなのでしょうけど 中的にはアイリスを失ったサイラスも見てみたい……
(*19) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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セシ兄のこと。
男の人として、好きになって、ごめんね。
[セシルの顔は、見れないまま、そう言って。
じゃぶ、と。また水音を立てた。]
(113) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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[思わずぷっと吹き出した]
馬鹿だな。 嘘でもいいから、「当たり前だ」とかくらい言えよなぁ。
[頬に手を添えて、顔を動かさないように固定して。 ゆっくりと兄の唇に自分の唇を重ねようと。 抵抗されれば自分の態勢を咄嗟に整えられる程の力はもう残っておらず、たたらを踏んで地面に伏し倒れる。 抵抗されなければそのまま、唇で唇を塞いだ]
唐変木。
(114) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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ええ――…。 この静かな村に、殺人を愉しむ人がいたのなら、そんな兆候は出ていたのでなくて?
誰かが急に居なくなる、など。
怨みにしても、ペラジーさんも同意するように、いないでしょ?
[首を傾げる彼女に、諭すように告げて]
そう、一緒にいたい人は居ないの……。 [その言葉に、胸の奥は痛み。 彼女に、続く言葉を投げようと思ったけれど。何かを感じている様子の彼女。以前と同じように再び怯えさせてしまっては、と躊躇い。そのまま続く言葉を飲み込んで。]
(115) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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…んだよ。 笑うとこじゃねえだろが。
[ムス、と眉を寄せたまま視線を戻す。]
嘘でもいいからって、おま…、え?
[項から今度は頬へ手が伸びる。]
っむ…――――。
[何事かと。 一瞬事態を把握出来なかった。 伝わるのは柔らかな感触と、ぬくもり。 触れて、離れて。 妹の声は耳に入らず、ぽかんと口を開けたまま立ち尽くした。]
(116) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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/* むぎゅむぎゅ。
ええ、流れ次第――。それも見てみたい気分もあるけど…… 何か、あったらまた知らせてくださいね――**
(*20) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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……何で、お前が謝る。
[水面に向けられたままの表情は窺えないけれど。 押し殺された声の震えは、易く聞き取れる。
自分にとっては、『声』を拾って初めて知ったばかりのこと。 戸惑ったし、驚いたけれど、それに心中を乱されるようになってから、ほんの十数時間。
けれど彼女は、ずっと、ずっと。 あの日、既に病に冒されていたあのひとを連れて帰郷した日から、なのだとしたら。
どれだけ、どんな、思いをしていたのか。
……分からないわけは無い。 かつて、同じ想いを、自分もしていたのだから]
(117) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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謝るな。お前が、何の悪いことをしたって言うんだ。 ……むしろ、あれだ、さっさと気づけよ朴念仁とか、怒るところじゃないのか。
[此方に向かない視線を合わせるように、ミッシェルの前にしゃがみこみ。 ぽん、とその頭を撫で]
……お前のことを、愛してるよ。たぶん、誰より一番。 大事にしたいし、そうしてきたつもりだし、お前が望むことは、叶えてやりたい。
そう思ってたし、思ってる。
[ただ、それは。 恋ではないと、それだけは。
叶えてやれないと、今は作業着の裏側に納められている絵姿を撫で。 ごめんな、ともう一度呟いて、わらう]
(118) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
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じゃあそんな人は居なかった、と。 ……うん。 それなら「何で?」って事になるけど、解らないよね。
単純にヴェスとオスカーが同じように殺されただけって状況しかわからない、か。 動機が解らないから、まだ続くのか二人だけで止むのかもわからない。
[諭すような彼女の言葉に乗る様子を見せるが、言葉を続けて首かしげた。]
あと、4,5年後だったら家族とか居たかもしれないけどね。 残念な事にちょっと早かったみたい。
コリーンは? 一緒に居たい人は居ないの?
[同情されたと思ったのか 出来る限り軽い調子で微苦笑と言葉を返した。]
(119) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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[やれやれ、と首を小さく振って]
馬ー鹿。 …………ちゃんと味わっとけよ
[フフと笑って離れ、家の方へ向かって軽く駆け出した。 が、さほども走りきらないで、足をもつれさせて地面に倒れた]
ぅあっ…
[起き上がろうにも腕に力が入らず、もがく]
(120) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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─…セシ兄は、やさしい、から。
だから、ずっと、あまえてきたの。 それ以上、のぞんだら、いけないって…っ
だ、から。
ごめん、なさい。 そんな、顔、させたかったわけじゃ、ない、の。
[視線を合わせ自分を見る顔も、頭を撫でるその手も。 ずっと大好きで、それだけで幸せで。
だからこそ、悲しかった。
優しいこの人を、困らせているのが、苦しかった。]
(121) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
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そうね――…。 時は残されていないわ。 私達には、――…。
[軽く、微苦笑交じりだったけれど。己の事を問う彼女に、眸が揺れる。
焦がれるほど、逢いたかったあの人とは逢えない。永久に――。残酷な問い。
でも、死病の症状が現れたとしたならば――。
最期の時を過ごしたい人はいて。その翡色の眸は、横にいるギリアンを、気付くか気付かない程度の瞬転の間、揺らぐように動いて。]
私が、許されるの、なら――…。
[その名は告げずに、儚げに答えて]
(122) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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