54 CERが降り続く戦場
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[兎も角、槍真の食事に採ったのはペペロンチーノ。 お腹が膨れた事は膨れたのだが。 妙に憶えのある味わいだった]
・・・・・少し学生寮に行ってくる。 護身用の武器、何にも無くなっちゃったから
[食事を採ると、そう言い置いて、槍真は一人一旦、寮へと走って行く。 鉄パイプや弓道部の弓等は、全てあの暴走で消滅してしまった。 ――当然だ。
――然し、槍真が服を着た今、気付く者は居ただろうか? ≪闇≫の暴走を経て、倒れた際の槍真は、衣服の全ても、携えていた武器の全ても≪闇≫にか、消失したと言うのに。
槍真の両腕に細身に輝く、光色の腕輪。 動転していて、誰も気づかなかったかも知れないが**]
(1157) 2011/06/05(Sun) 15時半頃
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[アリスが自分に向かって、訊ねる言葉に、軽く頷いて、撫でようと伸ばした手をじっと見つめた。 濡れた髪の毛をそっと撫でられれば]
ふにゃ…。
[と、力が抜けた。 そのまま静かに洗い終えると、新品のタオルで、くしゃくしゃっと、体やら頭を拭いてもらう。 そのあと、自分に向かって、『お揃いね』と笑ってくれた姿>>1134が印象的で]
……うん。
[つられて一緒に笑ってみせる。 そういえば、終わった後にそのまま戻ろうとしたのだけれど、アリスがさすがにそれはまずいと、体操服と言う物を貸してくれた。]
えっと、似合うかなぁ? そういえば、人間は皆洋服着ているものね。 裸で出て行くのは危ない事なのかしら?
[ある意味正解である。 尻尾や耳は隠さずに、とりあえずみんなのいる所に戻った。]
(1158) 2011/06/05(Sun) 16時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2011/06/05(Sun) 16時半頃
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[みんなのいる場所に戻ると、食事中の者と食事を終えている者とがいて、中心にはまだ食事が残っていた。 ふと、ずっと何も食べていなかった事を思い出して]
私もご飯っ!
[そう言って尻尾を嬉しそうに左右に振って、食事のある場所にかけよった。 同じく、まだ食事中らしきセシルを見つけて、飛びついた。]
セシルもご飯中なの?私もご飯にするわ。 あ、あとね、助けてくれてありがとう。
[ようやく伝えられる言葉で、セシルに感謝を述べて、横にちょこんと座って、食事を始めた。]
(1159) 2011/06/05(Sun) 17時頃
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―それは狼の"少女"が水浴びに向かう前―
[眼鏡の少年>>1095と、彼に指示を出したらしい女生徒>>1089が一先ずは引いたらしいのを見れば、開いた両の腕を下げる。 もっとも、その視線は女生徒に固定したままであるが。]
運命《絶対》が、変わらなくても……変わるものはある。
[それは女生徒へ向けてか、女神《フォルトゥーナ》に不満を零すサングラスの少年C>>1090に向けてか]
(1160) 2011/06/05(Sun) 17時頃
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[猫耳帽子の少女の言>>1096>>1100には、少しだけ驚いたように眉を上げる。しかしすぐに穏やかな表情になって]
ま、そーゆーのもアリじゃね? 要は後ろ向きになんなってこった。少なくともあたしはそう解釈して教団に居る。
[そう言うと離れていく少女の背に目を細める。 それから修道女が零した言葉は、あまりに小さく彼女には届かないであろう]
…けど、おめーだって今ここに"在る"。 関わらずに 考えずに ……いられるもんかね。
(1161) 2011/06/05(Sun) 17時頃
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[絶対の運命《ルール》について語る女生徒>>1103の姿にはただならぬ物を感じる。警戒心は解けなかった。 しかし、そんな中でも気になったのは、栄光《グロリア》や運命《フォルトゥーナ》の名に並んで咎人―――槍真を指す語が登場したこと。 つられるように黒髪の少年に視線を移すけれど、当の本人はなにやらぽかんとしていて>>1111]
………
[自覚が無い、のか。"咎人"などという禍々しい呼称は、先程の堕気にまみれた姿を思い出すには十分な物だったけれど。 その後の様子を見るにも、どうやら本人は「アレ」を覚えていないらしい]
こりゃあ……厄介な奴だぜ……
―呟きは空に溶け――回想・了―
(1162) 2011/06/05(Sun) 17時半頃
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―時は現在・要塞跡付近―
…………
[見間違いだろうか。ブルマ装備のケモ耳少女が居る>>1159 ごしごし目をこすってもう一度見ても、やっぱり居る]
……えーっと……状況から察するにあーた……
[その毛色と、耳や尻尾の形状。 猫耳帽子の少女が天狼を連れて消えた方角からやってきたのを考えれば―――…恐らく、この少女があの天狼なのだろう。]
…なしてそんなマニアックな要素を詰め込んだ姿で……。 おっきいお友達大歓喜だな、オイ。
(1163) 2011/06/05(Sun) 17時半頃
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[先程、陽の怪我の治療をしていたシスターがこちらに声をかけてきて]
あ、さっき陽の怪我の治療をしていたシスターさんだ。 マニアックな要素…?おっきいお友達??
[マニアックな要素と言うものも、おっきいお友達に関しても心当たりが無い。 暫く考えた挙句、思いついたのは]
あっ!そういえば森にいた熊は大きかったけど…あの子が喜ぶの?
[元々森の動物のため、完全にずれていた。]
(1164) 2011/06/05(Sun) 17時半頃
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―要塞― [適当に食事と水分を補給し、そのまま空を見上げる。]
………陽《ヒ》の力なー。 っか、みなみちゃんマジ大変そうだし。なんか、そういう感じの力、裏世界にもあんだったら、オレとか楽できるじゃんねー。
[そんなことを言っていれば、突然、砂嵐が視界を隠していく。 頭を抱えるように目を閉じれば、いつもとは違う光景《トゥルー》が見えてきた。 いつも以上に雑音も砂嵐も酷いのでなんのことかは分からない。
誰かがいて、人数は2人だろうか。]
背中………か、
[そのまま意識をさらに集中させれば、視界が一瞬晴れた。]
みなみと誰か、だな。 顔も後ろ姿もほとんどわかんなかったし。
[深いため息をつく。]
(1165) 2011/06/05(Sun) 17時半頃
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[ただ1つ見えたのは真っ赤な焔《髪》――――。]
(1166) 2011/06/05(Sun) 17時半頃
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意味わかんねぇや……………ってわあああああ! 何、っか、だれ?! オレ、キミみたいなかわいい子忘れねーんだけど!
[食事に考え事に。 いろいろしてたら、体操着の女子に飛びつかれて驚いた。
頭には耳に尻尾―――。]
なに、この上級者のプレイ。 マジパネェんですけど……………。 あ、っか、あれか? 花子だったりー?
[お礼を言われて気付いた。 が、ひっくり返して性別を確認したこと思い出して、なんだか視線を外してしまうのだった。**]
(1167) 2011/06/05(Sun) 17時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/06/05(Sun) 17時半頃
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― 束の間の幕間《きゅうそく》 暫くして ―
[あのアーケードで助けようとした犬……基。 天狼の少女が人型を取って戻ってきてから暫く経った頃。
たっ、たっ、と軽快な足音で戻ってきた槍真の手には]
良かったー、学生寮は傷一つ無いみたい。 さっき校舎も視てきたんだけど、多少の損壊で済んだみたいで。
[槍真の身長を明らかに超える随分ドでかい槍がやってきたが……]
(1168) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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………。い、いやあんまり気にすんな。
[熊と戯れるケモ耳ブルマ少女>>1164とか、一瞬想像したりなんてしてない。断じてしてない。 挙句和んだりとかしてないったら]
そ、それより。天狼ってみんなそーやって人型になれんの? 正直御伽噺レベルでしか聞いたことなかったから、こう実際見ると不思議な感じが…
(1169) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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・・・・・・え……僕……?
[星流に飛びつく体操服姿の少女。 初対面と言う事もあるのだが、頭の耳や尻尾も気になりもするのだが、それ以上に。
その体操服姿の少女のかんばせは――これは非常に嫌な例えではあるが―― まるで槍真をそのまま女の子にした様に瓜二つだった]
…………
[槍の範疇にしては随分巨大な黒漆の槍を片手にしたまま。 思わず天狼の少女を凝視してしまった]
(1170) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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……兎も角…… 星流は視た事あったでしょ?コレ。
[そう暫く凝視してから、諦めた様に首を振って適当な場所に座り込んだ。
肩に引掛けられた弓は、まぁ充分に立派な造りに、霊力を秘めて居そうな。 破魔矢と合わせれば十分な威力が期待できそうではあるが。 それでも黒漆の八尺(2.5M弱)程はあるだろう槍の存在感には負けた
正直槍真の体格に合わなさ過ぎると言うのもだが。 随分とおっきい槍である]
(1171) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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戦力(そなえ)あれば破滅(うれい)無しって言うでしょ?
……まぁ、ちょっと大袈裟に視えるかも知れないけど。
コレ――僕の物。 『轟槍 陽之素・轟*1』って言う有名な槍。
[少しだけ悪戯っぽく笑んでから、その槍を傍らに置く。 柄には法螺貝を模した様な優美な蒼の装飾が黒漆を際立たせている]
[*1轟槍 陽之素・轟《ゴウソウ ヒノモト・ゴウ》= 「其の轟、槍に三貴士の位あり」と称えられる豪槍。鋭き穂先は悪を貫き奮う一閃が世界の暗雲を霧散させる。正義と善美の精神だけでなく、極限まで律法《ルール》に準ずる皇道と世界を護る実力を備えた一握りの物にしか扱う事は赦されない闇を貫く槍の中の槍である。通説に拠れば『別の世界』の技術によってつくられた槍とも言われているが伝説の域である。 然し人の手で作られた以上、人智を超える存在には少々頼りないのが唯一無二の弱点]
(1172) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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[セシルの慌てる様を見て、くすくすっと笑って]
誰でしょうー? うん、そうだよ、セシルの花子です。
[くすっと笑いながら、彼が名づけていた名前で頷いた。 その横でシスターがなんか柔らかい表情を浮かべてるのを見て]
あ…うん、一応天狼一族の最大の秘密だから、このことを知ってる人はいないと思うけど、お湯や火を浴びると、人型になっちゃうんだ…。
だから、人型の天狼族が残した遺跡の入り口には、湯水が沸いている様な場所が選ばれるんだよ。 …あっ!!これは言っちゃいけないんだった…。
[全部言い切ってから、思い出して、猛烈に反省した。]
(1173) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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おう、お帰り黒の英雄《ヒーロー》。 ……またすげー武装だなおい……。この国の学生はこんなんがスタンダードなワケ?
[肩をすくめて『陽之素』を見上げる。 体感的には持ち主の少年の倍ぐらいの長さがありそうにさえ見えた。 生憎武器の逸話《エピソード》には詳しくないものの、名前ぐらいはどこかで聞いたことがある様な気がする]
陽《ヒ》の素、か……
[視線は自然と陽の方へと向かうが、すぐになんでもないように槍に戻した]
(1174) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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[そんな会話をしていると、英雄くんと呼ばれていた少年が素っ頓狂な声を上げて、そちらをちらりと見た。]
一緒にしないで。 助けてくれた事は感謝しているけど、こんな風になったことに対して、私は怒っているんだからね。
[闇に包まれた世界では、陽の光が届かない。 そうなると、森は滅び…以下略。 ともかく、森を愛し、動物達を愛して守る彼女にとって、この状態は非常に好ましくなかった。]
まずは自分の力をちゃんとコントロールできるようにっ! 周りをもっと信用する事っ!
[英雄君と呼ばれた少年に向かって指を突きつける。]
わかった!?英雄君!?
(1175) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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……。秘密って……おいい、今かなりヒト居るぞここ。
[この上にドジっ子属性だと……!>>1173なんて思ってないったら! でも反省する姿はやっぱり和む ような
……この修道女、何気にかわいらしいものには弱いらしい。]
大丈夫なのかよ、そんなん漏らして。怒られるんじゃね?
[一族の秘密、というのは漏らせばこわーい長老系じじいに怒られると相場が決まっている。 烈火のごとく怒る爺さん狼をこっそり想像した]
(1176) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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……何ですかそのこっぱずかしい呼び方。 槍真です。柊槍真。極普通の高校性。
[そういう割には、自身では割かし普通に口にする英雄《ヒーロー》と言う単語。 困った様に屈託なく咎人《ヒーロー》は笑う]
この槍は僕だけの個性《パーソナリティ》ってことにしてください。
『刈穿穂の極理者《ラシェルヴェンサー》』 ですから……これでも。
[実際、槍真の身長と比較すれば、二倍くらいはあるだろう。 詳しく測れば、下手すれば十尺(3M)に届きかねない]
(1177) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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―要塞付近:皆が戻る少し前―
[こめかみの辺りに触れると 赤い血がアリスの巻いてくれた包帯についた。 食事には手をつけていない。 もともと彼女は時間から切り離されているのだ。]
……――
?…――
[ふと、振り返る。 燃え上がるような黒の気配。 赤い髪の軍人は、もう何処にもいなかった。]
…あ、
[ぽつり、少しだけ 淋しそうに呟いたのは、なぜか―― →現在へ]
(1178) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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いや、僕こそ何で一緒なのか、聞きたいくら……
うっ、こんな風になった事。 そんな八つ当たりされ……
コントロールとか信用とかっ! 言葉のみゃくら………!
[畳み掛ける様に何故か叱られて、槍真は言葉を返す事すら叶わず。>>1175 少し後で理解する、星流と共に助けた天狼の少女は怒った表情で。 ビシィッ!と指を突きつけられ]
………はい……
[僕は柊槍真。極普通の高校二年生。 ……そう返す事もできない位には、その初めてでたじたじにされてしまった]
(1179) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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[心配してくれるシスターに、にっと笑って見せて]
大丈夫です。 もう天狼一族の生き残りって私しかいませんし…。 後は皆死んじゃいましたから。
[あっけらかんと告げながら、近くにある肉料理を食べ始める。]
第一場所がどこにあるかとか言ったわけじゃないですし、天狼族の遺跡にあるものなんて、天候を操るアイテムみたいのはありますけど、誰かを傷付けるような武器とかは置いてありませんから。
あ、でも天気を操って、空を飛んだり、海を渡ったりする船があるって聞いたことあるけど…それくらいですし。 あとは読むと頭が痛くなりそうな文献とか…。
[聞く人が聞けば、需要のありそうなものだが、本人にとっては大して欲しい物でもないので、全く気にしていないようだ。]
(1180) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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オスカーは、ホリーとは相性が悪そうだと言う事を認識して、少し及び腰だったか**
2011/06/05(Sun) 18時半頃
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[>>1179なにか反論がありそうな反応はあったものの、ひとまず、はい。という返事が返ってきたことに満足して]
よしっ!自分の力の責任は、自分で取りましょう!
[にこっと笑いかけると、彼の頭を撫で撫でと…。 それから改めて、彼の顔を見て、シスター達に]
ねぇねぇ、そんなに私たち似てる??
(1181) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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―そのひとつは疑念― [ぽつり。何の雫であろうか、糸の一本に虹色の光が帯びる。 それがいつか、アリスの願った《平穏の極》の 欠片であることは――《栄光》は知ろうか?
未だ闇が暴走し放たれたのを見たため怖れが先行していたのか、 やや遠目に見ていた――《咎人/エイユウ》と、 そして《オスカー》と“ネル”が呼んだ 少年へ ふと 声を向ける。]
貴方は、 …誰なの?
[熾気を確かに纏っていたのに闇を放ち 説明の出来ない怖れを抱かせた彼。 (それは――封じられた過去の記憶によるものだが) 何故自分は。《栄光》は彼のことを覚えていないのだろうか。 “失われた記憶の舞台”と、夢見は表現していたか。]
(1182) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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こっぱずかしいねえ。ははっ、わーったよ。 んじゃあこれからはちゃんと「ソーマ」って呼ぶわ。 あたしはツェツィーリヤ。名前でも修道女《シスター》でも、呼びやすいように呼んでくれや。
[黒き英雄《ヒーロー》の困ったような笑み>>1177には、くすくすと面白がるように笑って。 名乗られたら名乗り返すのが礼儀だろうと、こちらも軽い自己紹介をした]
『刈穿穂の極理者《ラシェルヴェンサー》』 …そりゃあ、なんとも勇ましい個性《パーソナリティ》をお持ちで。
[個性《パーソナリティ》。確かにただ武術に長けるだけの学生なら、ただちょっと名のある武具を持つだけならそうも言えるだろう。 しかしながら、あの堕気に塗れた姿は―――]
しっかしこれ、おめーの体格でちゃんと使えんの?クソ長ぇじゃん。
[それを今口にはしないけれど。 果たして彼の運命《フォルトゥーナ》は、何処へと繋がるのか…]
(1183) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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ポーチュラカは、繋がる《糸》を手繰り握り締めるようにしながら、どこか厳しい貌で。
2011/06/05(Sun) 18時半頃
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…そうか。
[悪いこと聞いたな>>1180とは思いつつも、敢えて謝ることはしなかった。 彼女があの様に振舞っている以上、こっちが勝手に湿っぽくするのも何か違うだろう]
って待て、天候を操るアイテム?それって―――
[使いようによっては、下手な武器よりもよっぽどえげつない殺戮が可能になる。 例えば洪水。例えば干ばつ。落雷による山火事、竜巻。 ――今の人類に、自然災害を完全に掌握する術など無い]
…あんまりほいほいヒトに話すなよ。 ソレ、使う奴が使えば相当えげつないことができっから。
(1184) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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[天狼>>1181に尋ねられて、改めて二人を見比べる。 …瓜二つ、といって言いだろう。その片割れにに聞かれるのは妙な気分であるが、人間態の自分の顔は見慣れてないのかもしれないなと勝手に納得した]
まあ……双子だっつわれても信じそうなぐらいには。
[片や、正体ははっきりしないものの人間として学生をやっている身。そして片や、絶滅危惧種の天狼。 この容姿の類似は―――偶然か?
否。きっとそれも、何かの運命《フォルトゥーナ》。 最早ちょっとやそっとの事では驚かねーぞ、とこっそり思った]
(1185) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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[天候を操るアイテムに関してとんでも戦況を思い浮かべているようで]
うん、天候を操るアイテムだよ。 雨を降らしたり、天気を晴れにしたりってね。 多分そんなに強力なものはないと思うけど…。
最も、そのくらいなら、多くの天狼に出来ることだもの。 基本的にはあんまり使われなかったのよねぇ。
[恐らく、だからその分野に関しては廃れたのだろうと付け加えた。]
(1186) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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