78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/13(Mon) 22時半頃
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―刃ノ間―
……。
[何もない白の空間に一人、少女が横たわっている。 目は閉じられており、着衣はボロボロ。 一見事切れているのかとも思えるが]
…すぅ…。
[微かに聞こえる寝息と、呼吸に合わせて上下に動く申し訳程度の胸が、彼女が生きていることを物語っていた。 彼女の表情はとても穏やかでまるで静かな野原で昼寝でもしているかのようだった。
そんな彼女の傍ら、何もないはずのその空間が、ゆらり、と揺れる。 最初は錯覚かと思えたそれも、徐々に形を成し、腕の長いケモノのような形の陽炎となる。陽炎は腕を大きく振り上げると、そのまま、少女へと無遠慮に振り下ろした]
……っ。
[陽炎が振り下ろされるとほぼ同時。 少女の眼がぱちりと開き、跳ね起きるようにしてその腕をひらりとかわして、宙を舞う]
(77) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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幻想ノ鏡《アルター》 降臨《アドヴェント》!
[少女の手の中に、純白の刀が具現する。 それは見慣れた、彼女の分身。 しかし以前と違うのは、それが纏う光は白ではなく…まるで陽光のような白金色だった。 彼女は分身を手に、一瞬その陽炎を見つめ]
…。
[静かに、その陽炎へと一筋、刃を通した。 その瞬間陽炎は動きを止め、溶けるように霧散する。 そして]
…っと。
[ここでようやく彼女の足が地面へつく。 陽炎が腕を振り下ろし、彼女が目覚めて分身を呼び、陽炎を無に返すまで、およそ2秒の間の出来事だ]
(78) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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…くぁ……もうちょっとマトモな目覚ましはないわけ、ライトニング。
[分身がス、と手の中から消え、あくびをしながら部屋の主にクレームをつける。 これがこの日の彼女、ペラジー=ミュートロギアの起床だった]
(79) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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あら。 《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》セイクリッド・レティーシャ様に覚えてていただけて、光栄だわ。
[寝起きに見た顔といわれて、にこりとわらう。 動転していたのは正直お互い様だし、 届いている崩壊に軋む星の聲が、自分お表情からも柔らかさを失っていた。]
それはよかったわ。きっとパパも喜ぶ。 これ、アタシのパパが作ってるの。 …アナタとは顔見知りだって言ってたけど。
[さらっと自分の素性を明かし、小首を傾げたのに、表情を改めて、]
零の匣は開かれて、世界に…”可能性”は齎されているわ。 新に太陽と月をなるべく星十字《アスタリスク》を抱いた大地が… 生まれてる。
だから、最後の匣は開かせるわけにはいかないの。 アタシは今の世界の観測者《ホロウ・スコルプス》だから、 この星の…再生を見届けなければいけない。
(80) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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[それが、「報告]の中身。 この1週間寝っぱなしだったから、状況把握はもっぱら父親の手によるものだったけれど。 もちろん、ここで《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》にそれを伝えろというのも、 父親の指図。]
まあ、どうしたらいいかなんて考える余裕は…なさそうだけどね。
[窓の方を見て、眉根を寄せた。]
(81) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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[第いくつかだったかの匣が開かれて、多くの命が失われた。 この星の星命《イノチ》を吸って大きくなるはずの新たな大地―《EDEN》は、 きっとそれ単体で新たな星となるのは難しい。
ならば、 この星を再生させる新たな核として《EDEN》を据えるしかない。 そのためにも、この星を崩壊させるわけにはいかない。
それが、自分の中で至った結論。 《EDEN》の鍵は自分が持っている。 なんとしても守り通して、星を再生させる―。]
(82) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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テメェ、ここでの用が済んだらさっさと「例の場所」行きな。 俺は決してあいつらに通り道なんて譲らねェ。 だが、万一。万一だ。俺が抜かれるようなことになったら
(*8) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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―……あそこ《EDEN》が最後の決戦の場所だろうな。
(*9) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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ヒューは、ついに王都付近に騎象隊とともに到着した。
2012/02/13(Mon) 23時頃
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― 王都 セヴィアルファ城 VIPルーム2 ―
『失礼いたします勇者様《プリンチペッサ》!』
[その時、斉花が寛ぐVIPルームの扉から、兵士の声。 掛けられる入室の許可を尋ねる言葉は、斉花本人が徹底させたものだろうか?
入室を許可されると、兵士は片膝を跪き、恭しく背中を折る]
『勇者様《プリンチペッサ》へご面会の申し出が。
ごく普通の高校生の制服を着た少年ですが。 ……お通ししても宜しいでしょうか?』
[少年の肉体からは、死女神が放つ様な死と破壊に満ちた禍々しい気配は放たれない。 故に、一般兵士は、何の疑いも無かった様子だった]
(83) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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[オスカーを見送ってから1週間…といっても、この白の空間では昼夜の区別などないが…ペラジーはあの陽炎たちと戦い続けてきた。
最初は力を最大に使い、それを纏わせた分身で切り刻む、という方法をとっていたが、それでは一体相手ならともかく、複数の陽炎相手の時にあまりに効率が悪い。 ライトニングにも、『それは違う』と言われてしまった。 尤も彼が口にしたのはそれだけで、ヒントなどは一切なかった。
違うっていうならヒントくらい出しなさいよとペラジーは文句をいったが、それで陽炎が手を抜いてくれるはずもなく…。 結局、ペラジーは戦い方を考えることとなった。 最初のきっかけは、同じように刻んでいっても、陽炎が霧散するタイミングが異なるということだ]
(84) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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[十回斬っても霧散する気配すらないものもいたかと思えば、一刀で霧散するモノもいた。 よくよく意識してみると、普段殆ど斬った感触などない陽炎だが、霧散する一太刀のときだけは、『何か』を斬った感覚があった。 それは決して手ごたえではなく、恐らく、その刃が自身の分身だからこそ感じられる気配のようなもの。 そのことに気づいてから、更によく見てみると、陽炎の揺らぎに、ある規則性があることに気がついた。 つむじ…或いは台風の目のように、陽炎の中心となっている点が存在したのだ。 その点がある場所はまちまちで、最初は動く…その上視認しにくい陽炎相手のこの作業は非常にてこずったが、「見る」となく「視る」…とでも言うのだろうか。 意識してみると、その「台風の目」が陽炎の体の中で一番「気配」が濃いことがわかった。 この差はとても微妙なもので、無闇に力任せに戦っていてはまず気づけないものだった。 しかし、それに気づいてからは、最低限力をこめた刃で、しっかりとその点を斬ってやれば、豆腐を細切れにするよりも簡単に陽炎は霧散した]
(85) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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[この1週間、ペラジーは自身の力を使う事に対する持久力と、最低限の力で最大限の結果を出せる効率のいい力の使い方、そして…これは本人も意識して身につけたわけではないが…周囲に存在する力を、自身の力に上乗せする方法を身につけた。 先ほどペラジーの刃が白金色に輝いていたのは、この空間の主たるライトニングの力の一端を己の力の出力として上乗せした結果だった。 いうなれば、力を使う際に必要なエネルギーの何割かを、空間にある余剰エネルギーでまかなう、ということだ。今まで電池2本分全てを自分の力でまかなっていたところを、1本分を他のもので補えるようになったと言ってもいい。 その分力の純粋さは幾分薄れるものの、持久力がこれによりぐんと上がるのだ]
(86) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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……まぁ、つまりは、色々パワーアップ完了、ってことね。
[端的に言えばそういうことになるだろう]
(87) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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――解っている。
"あの場所"こそが、この星《セカイ》を未だ続けさせる元凶。 破壊しないならば。 "あの場所"へと何者も通さないのみ。
……私に限って。 その様な事はなかろうが。
(*10) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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―それは、私が破れる奇跡《カ=オス》が起きた時も又同じことだ。
(*11) 2012/02/13(Mon) 23時頃
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―王都付近―
チッ……嫌な場所だぜ。
[飛雲ら《オリエンタルエクスプレス》が陣を構えるは 彼にとって「よくわからない感情」を起こさせる場所。]
いいか。あれが―……奴さんらの本拠地だ。 なァに、心配はいらねェ。俺はテメェらを信じている。 「魔」に飲まれずとも、俺たちには俺たちのやり方がある、と。
(88) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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全軍総攻撃だ!俺たちに帰り道なんてねェぞ!!!
[柘榴《パイナップル》を携えた騎象隊《エレファンツ》が王都に突撃をしかける。 そろそろ霹靂車《カタパルト》の投石も見え始める頃か。]
(89) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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ヒューは、突撃《シュプレヒコール》をあげる。これ見よがしに「赤い布」を掲げて。
2012/02/13(Mon) 23時半頃
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[ばさり。 風をはらんだ羽音を立てながら、竜騎士はセヴィアルファ城付近を滞空していた。 その落ち着かない様子に、征華隊として集まった人々は何を思うだろうか。 実際、この竜騎士も己が何故こんなにも、こんなにもざわめいているのか、感覚でしかわからぬ。
だが、空中からは世界がよく見えた。]
『――来る!!』
[象(>>64)だ。土煙上げ、王都に向かい来る。 一度に急降下し、向かうのは城のバルコニー。]
(90) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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ったく、誰の特になるでもない説明なんて要らないのよ。 …っていうか一週間もこんななにもないところに監禁されてたわけ?
[うわー、と顔をしかめる]
…ま、いいや。 とりあえずもう良いんでしょ? じゃ、よろしく。
[言って、ライトニングに向けて両手を広げる。 と、それまでボロボロだった服が新品同様に復元され、更に、同じく新品同様になった白の外套がどこからともなく現れた]
ん…武器もちゃんとあるね。
[一週間ぶりの重みが、何処か心地いい]
(91) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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……とりあえずこれで準備完了ってことでいいの? …って、アンタ、なんか薄くなってない?
[気がつくと、もともと半透明だったライトニングの体が更に透明感を帯び、心なしか空間の白もぼやけ始めたように思える。 …『時間』、だ]
…まぁ…アンタも1000年、ご苦労さん。 …あとは適当にやっとくわ。
[後は任せろ、などと素直な言葉は出てくるはずもなく。 ライトニングからそらした視線が宙を泳ぐ]
…あ、今度はちゃんと、空中じゃなくて、地面に下ろしてよ。 ……あと…。
(92) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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ありがと、ライトニング。
[最後に、照れくさそうに呟く。 ライトニングはそれを受け、微笑むと、 『まったく、手のかかるペタンコだったよ君は。どういたしまして、ペラジー』 そう残し、光の中へ…空間と共に溶けていった]
……ペタンコ言うな、ばーか。
[景色に色が戻る。 風は何処か不穏な色を孕んでいたが、ライトニングを見送るペラジーの表情は穏やかだった]
(93) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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――セヴィアルファ城VIPルーム2――
[バルコニーから直接、レティーシャの座す部屋に向かう。 窓から直で入るのが、一番早い。翼があるとはなんと便利なことだろう。 それは、丁度兵士(>>83)の来るタイミングと重なったか。]
『敵襲だ! 王都に向かってる! 勇者サマ、出番だぜェ!!』
[声を張れば、扉の外にも聞こえるだろうか。]
(94) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/13(Mon) 23時半頃
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ここは俺ら《オリエンタルエクスプレス》だけで十分だぜェ。 ―………ヘタに手出しするなよ?巻き込むぜ。
(*12) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/13(Mon) 23時半頃
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何。少し遊ぶだけさ。 あわよくば、勇者《セイクリッド・レティーシャ》を死に還せばそちらも楽になるだろう?
そちらには手出しはしない。 存分に戦うと良いさ
(*13) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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「釣り」だ。これは軍勢を率いての壮大な「釣り」 ………だが、乗ってくるさ。ヤツらは必ず。
俺の胸に憑依して離れねェ、この「気持ち」に名前をつけるには ―………俺は征華隊《ヤツラ》を叩きのめさなければなんねェ。
奴さんたちにも、俺を斃す理由は十分だろうしなァ。
[そう、これは軍勢を利用した壮大な「釣り」 巧妙に隠された「一本道」は飛雲へと繋がる。]
(95) 2012/02/13(Mon) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/14(Tue) 00時頃
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―……木端の相手は木端に任せて、俺とやろうや。なァ?
[「焦げた赤い布」が翻る。]
(96) 2012/02/14(Tue) 00時頃
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あァ、俺も木端にゃまるで興味がねェ。 ―……大物でも喰わなきゃ収まらねェな。
(*14) 2012/02/14(Tue) 00時頃
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―王都付近―
…空間よ断ち斬れろ…斬!
[王都を狙ったカタパルトによる投石。 宙を舞うソレらの先の空間が、ばっくりと大きく裂け、飲み込んでいく]
随分楽しそうに調理してるじゃない、料理人《コックさん》。
[そして、空間の裂け目とは大きくかけ離れた場所。 軍勢の真っ只中。 翻る赤に答えるかのように、白の外套が風にたなびく]
(97) 2012/02/14(Tue) 00時頃
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私も、混ぜろよ。
[白は、不適に笑う]
(98) 2012/02/14(Tue) 00時頃
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あァ、当然だ。双手をあげて歓迎するぜェ。
[象の輿から下りて、その白に応える。 飛雲の包帯はすべて取れ、まるで猿のような顔つきに。]
テメェら、コイツは俺が殺る……余計な手出しはするな。 別にテメェひとりじゃなくて構わないぜェ?
[翻る赤はまさしくペラジーの相棒の―]
(99) 2012/02/14(Tue) 00時頃
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