254 東京村U
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/01(Sat) 14時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/01(Sat) 15時頃
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[ヴェスパタインの提案で、一旦小休憩を取る事になった。ステージの端に腰かけ、りんご風味のペットボトル水を煽る。と、いきなりばしりと背を叩かれて、少しむせた。 口元を肩にかけたタオルの端で拭いつつ、横に座ったその手の主を睨んでやる――といっても目元はあちらから見えないわけだが、ともあれそいつは、シーシャは軽率げに笑って]
「どうしたよ樹〜、風邪かぁ? 声低いぞお」
……それは元からだよ。 風邪、もしそうならキミのせいって事になるけれどね。 八割くらい。 っていうか、寝不足だって言ったでしょうよ。
[いつも通りの軽いノリのシーシャに、青年はやはりいつも通りを努めて返した。昨日からの件を、彼やヴェスパタインには言ってみようか、そんな思いも過ぎったけれど、緩やかな躊躇いがそれにまさった]
(79) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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[そもそもがオカルトでしかない話だし――シーシャはそういうものは「信じたくない」タイプの、ただ占いやら縁担ぎはつい気にしてしまうような、まあ言ってしまえば怖がりであったし、ヴェスパタインは冷静に科学的に信じないタイプだ、亡霊やら魔術師やら似合う見た目してるくせに――今のところ別に際立った実害が出たわけでもない、出てはいない、 それに、 今この時、青年はオカルトな実情よりも、 己の正気を疑いかけていた。痕跡がない怪異、そう、メールが文字化けしたらしいという事実以外には、他者は認識していない、して貰おうとしても出来ないのだ、この異常は、なら、あるいは、全てが己の白昼夢や、妄想、だったとしても、 何よりあの、自分が書いていない、自分の、]
あの、パズル。 ついやってしまったんだよ。夜中まで。 おかげで鷹までは進んでさ。
[可能性の否定したさに。全てを遠ざけたさに。 切り出す代わりに少しの嘘を交えて戯れた]
(80) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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ジリヤは、ドリベル様に思いを馳せながら、渋谷の美容院で髪をセットしている。
2016/10/01(Sat) 16時半頃
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WEEKLYカルトにゅ〜す 慈善団体?カルト?−硯友社を名乗る団体について‐
三十年ほど前から東京に進出してきた謎のアンケート配り団体。 サイトなどはなく、二十三区内を中心に出没しているようだ。
なお、硯友社と彼らが名乗るようになったのはわりと最近で、以前は「石見友の会」と名乗っていた。
こちらの名前での活動は、東京よりもT県の日南一帯での集団生活などが大正時代以前から報告されている。昔は村を形成していたとの地元住民の証言もとれた。 近年めだつアンケート活動のほか、清掃活動、冊子配布などの運動もみられる。
名称変更の理由ははっきりとはしていないが、彼らは大穴牟遅神を本尊としているともいわれており、近隣で同神を祭っている大石見神社側とひと悶着あった末のことではないかと目されている。(※注1 大石見神社側は同団体との関係性をきっぱり否定している)
(81) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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(中略)
発信の少ない団体であり、勧誘活動などもごく限られたうちで為されているようで報告を聞かない。
東京でのアンケート活動がよく見られているが、これはここ2〜3年のもので歴史は浅い。
よりよい社会のために、等の文言は石見友の会からの系譜を考えると、大己貴命(オオナムチ)が少彦名命(スクナヒコナ)に自分たちが作った国はよくなったといえるだろうか?と尋ねた逸話がもとになっているのかもしれない。
(82) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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「おいおーい。 そんなに面白いん? あれ。確かにすごそうだったけど」
面白いよ。全部終わったら貸そうか?
「えー、俺パズルとか苦手なんだよなあ……」
知ってる。
[たわいないやり取り、 ふと、シーシャが思い出したように壁の時計を見た]
「あー、例の子、いつくるかなー。楽しみだなあ」
[そうして呟く、内容は周知のものだ。シーシャによれば、以前打ち上げイベントで一緒になったアイドルの子、そのメンバー仲間に此方のバンドのファンがいるらしく、ならスタジオにおいでよ、と誘ったのだという。 その女子について、シーシャの「可愛いコだから楽しみ」的気持ちと同じものは青年には全くなかったが、単純にどんな子なのかと思うような興味はあった]
(83) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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また、書いたことが現実になった。ナドの噂があるが、これは単に偶然の一致をそう思い込んだか、もしくは団体所属者のステマである可能性が高いだろう。
Twitterや匿名掲示板などで、特定個人を名指しでいなくなれと書いたら行方知れずになったなど事件性のある書き込みがちらほらと書かれているが、警察にそのような問い合わせをしたところ、該当する事件はないとの回答だった。
(84) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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なおアンケート活動をしているところをよく目撃される女性は地域を問わず出没しており、複数の場所に同時刻にいたなどというオカルト話も出ている。
奇怪なアンケートとの掛け合わせ効果だろうか。オカルト界隈では硯友社の名前を聞くようになってきた気がする。
筆者としては、これは似た印象の別人だろうと考えているが、硯友社の他のやり口からして、意図的に「似せている」という可能性も考えらえる。
期待と不安をあおるような希望アンケートの次はドッペルゲンガーなどを利用しようというのだろうか。出現が不定期であるために確認が容易ではない点が難関だが、近々にライター陣数人で網を張って確認をしようと思っているところである。
(85) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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『ちがうよ。わたしじゃない』
(86) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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[あれは小学四年の夏休み前だ。管理されきっておらず、雑草が生え放題の校舎裏にはうさぎが一匹飼育小屋の隅に蹲っていた。つい一昨日まで番いだった小屋の中で寒そうに身を縮めている。]
『うさぎ、殺したりしてない。 わたしじゃない……』
[そう繰り返す声は震えていた。足に力が入ると、履きかえずに出てきてしまったうわばきが土の上に押し付けられてきゅっと小さく鳴いた。]
(87) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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[泣きそうな声で首を振ると顔のサイズに合わない大きな眼鏡がずりおちそうになって、あわてて「彼女」はツルをおさえた。]
『ちがう。わたしじゃないよ
…… "みょんこちゃん″だよ』
(88) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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[鼻の頭は赤くなっていた。うつむいているせいで硝子の上にてんてんと滴が溜まる。]
『みんなやってないなら、 "みょんこちゃん"がやったんでしょ』
[そう彼女は あだ名をくりかえした。少しの敵意をもって、 きらいなあだ名を、他人に擦りつけようとするように。]
(89) 2016/10/01(Sat) 16時半頃
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[ひっく と、肩がしゃくりあげられる。彼女が周囲からハンニンだと疑われたのは、「おはなし」を書いていたからだ。
──神隠し。人の中身が知らない間に入れ替わっている話。 身近にある怖いアパートの話。夜中のテレビに映る女の幽霊。 いちど迷い込むと二度とかえって来れない知らない道。 よなよな近所のネコを襲って回る斧男。 わかってしまうとこわいことがおきる、ひみつの暗号。]
『ち″がう″もん……』
[暗いし、きもちわるい趣味だと馬鹿にされていた。クラスメイトの中で彼女にそう接しなかったのは、ふたりだけだ。]
(90) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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『な″んでぇ……っ!』
[責められて逃げてきたハンコウ現場で、ぐずつくはなを鳴らして、ついに彼女は顔をくしゃくしゃにして泣き出してしまった。]
『なんで、"みょんこちゃん" ちがうって言ってくれないのぉ゛っ……!』
[吐き出されたのは彼女らしからぬ、八つ当たりじみた攻撃的な声だった。追い詰められたストレスで、きっとどうしようもなかったのだろうけれど。]
(91) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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ドリベルは、ジリヤの話題から、次は今朝のニュースの話、一時のお喋り**
2016/10/01(Sat) 17時頃
ドリベルは、ジリヤに話の続きを促した。
2016/10/01(Sat) 17時頃
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[無理からぬことだったと思う。なにせ彼女には──鈴里みよ子には、友達が本当に少なくて、周囲から疑いの目を向けられたときに、かばってくれるような味方は、教室にはささもとくんと、
──「私」の、ふたりだけだったのだから。]
(92) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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(93) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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─ 東京四ツ谷マンション、硯友社支部 ─
[ベランダに出るための大窓にかけられた薄緑のカーテンが、 朝の日差しに白く透けながら光っている。]
ん……ん、
[机で調べごとをしている間に、いつの間にやら微睡んでしまったらしい。頭をのせていた腕と肩が痛かった。幸いメガネは寝る前に外していたため、フレームがゆがんだりする事態は避けられたようだった。]
(94) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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―翌日朝・上野中下アパート―
うーん……あれ?
[身を起こした時には既に朝だった。枕元の電気はつけっぱなし、本も広げられたまま。どうやら、昨日はそのまま寝ていたらしい。]
まいったな……明日面接だってのに、もう9時かよ。 すっかり夜型になってんな…
(95) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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[なんとなく気になって、昨日新宿から戻ってきた後、台東区民図書館で本をいくつか借りてきていたのだった。内容は言うまでもない。カラスの生体に関する本とか、そういったものだ]
図鑑なんて読むのは子どもの頃にオルビスの学習図鑑読んで以来だな… 鳥よりは魚の方よく読んだよな。あと動物の哺乳類のとこだったか。両生類から後のページはキモいから飛ばしで読んでたよな。アシナシイモリがな、特に……
[ページをめくる。窓の外に視線をちらっとやるが、隙間から日の差し込むカーテンはきちっと閉められていた。]
(96) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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カラス。スズメ目。カラスは大別してcrowとravenに分けられる。日本でよく見かける種はハシボソガラスとハシブトガラス。どちらもcrow。ravenはそれよりも大型のワタリガラスなど。
カラスの知能は人間で言えば7〜8歳程度。電線にぶら下がったり滑り台で滑るなどの遊びを行う事もある。他個体との意思疎通ができ、紫外線を識別可能。人間や他の動物、植物を見分ける事もできる。 光り物を好む行動はよく知られているが、これも繁殖とは関係がなく、カラスの知能の高さを示す事例である。
電柱や樹上に営巣し、この期間中に付近に近づいた人間を襲う事がある。具体的にはまず鳴き声や相手の目前まで舞い降り、それでも立ち去らない場合髪を掴むなどの攻撃に出る場合がある。
天敵はあまり存在せず、猛禽類に対しても集団でモビングと呼ばれる威嚇行動を行い退散させる。
……なるほど。
(97) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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あー…… かたまっちゃってるわねぇ
[それも仕方ない。上半身を起こすと組んだ腕を上に伸ばして軽くストレッチを試みた。みしみしと筋肉がきしむ。]
やぁねぇ……ずいぶん懐かしい夢みちゃったわねえ
[たぶん、昨日、彼と再会したせいで記憶が揺り起こされたのだろう。口端に苦笑が浮いたが、それもあくびにとって代わられた。目端に浮いた涙を指で拭う。]
(98) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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[左右に体をひねって、さらに柔軟性を少しでも取り戻せるようにあがいてみる。]
あら。
[そうして、いくらか体がほぐれたところで、テーブルの上に置きっぱなしのスマートフォンに通知が来ているのが見えた。
『知り合いに招集かけられたんで、 病院から離れました。 さっき東中野まで行ってきました』
『現状続行でOKですよね?』
『寝てます?』
『いないか』
サミュエルからのメッセージが連続して届いており、一度あきらめたようにタイムスタンプに間が開いていた。]
(99) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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[画面をスクロールすると、つい先ほどの時刻に続報が届いていた。
『事後になりますが知り合いの方には 問題ないって報告あげときました』
『幸い個人的な知り合いはいなかった様なんで おおむね大丈夫かと』
どうやら、こちらが微睡んでいる間に彼がよいように計らってくれたらしい。「ありがとう。問題ないわ」と、みょんこはその場でLINEにレスを返した*。]
(100) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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それから……
[別の本を手に取る。こちらも借りてきた本。もう少し人類学的なアプローチからカラスについて述べたものだ]
カラㇲは世界各地の神話に登場する。多くは太陽と関連付けられるか、太陽神の眷属としてである。
(101) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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日本で東征の際に神武天皇を先導した八咫烏、韓国の三足烏、中国の太陽に住む金烏および尭の時代に地上を焼き尽くした10羽の火烏、 ギリシャの太陽神アポロンの使い、イギリスではアーサー王が姿を変えたとされるワタリガラス、アイルランドではケルト神話に登場するバイヴ・カッハの三女神……遠くはエジプトでも太陽とイメージを結び付けられている。
……そう言や、昨日大家の婆さんが言ってた博士。確か東大で人類学だか歴史文化学だか…そんなのの研究をしてたって言ってたな。 海外でのフィールドワークが中心でほとんど家に戻らないから、こういうクソ安い物件を借りてたって……
(102) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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[なんとなく引っかかる。壁越しに隣の部屋を見渡した。現場の入口にはもう「KEEPOUT」の立入禁止テープは張られていない]
……あの部屋、なんかカラスと関係でもあるのか?
[カーテンを開けながらそう呟いた時、ふと窓の外に一話のカラスが止まっているのが見えた。 そのカラスは街中で見かけるハシブトガラスよりはずっと大きかった。
具体的には昨日新宿駅で見かけたカラス、上野恩賜公園の不忍池にいたカラスと同じくらいに。……というよりは]
やっぱりそうだ。あいつ……同じ奴だ。 ずっと俺を追ってるのか? ……なんのために。
いや……つまり。
(103) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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……………隣……か?
[という言葉を口に出す事はなかった。そのカラスがずっとこちらを睨み付けるように、その烏玉色の瞳を動かさなかったからだった*]
(104) 2016/10/01(Sat) 17時頃
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─ 四ツ谷マンション、硯友社支部 ─
[部屋のカーテンを開けると、外には朝日を浴びた街並みが見えた。チュンチュンと鳥の声が聞こえる。今朝もこの街は相変わらずだった。相変わらず見知らぬ他人同士が大量にひしめき合いながら暮らしている。顔見知りや同級生たちだとて、共有の場所から一歩踏み出せば互いが何をしているかすべて把握している関係の方がきっと珍しい。
だからこそ、自分たちのようなものが 動ける隙間があるのだけれど。]
ん……あら?
["病院″の方へ逃がさないようにという連絡を終えて、顔を洗って着替えて化粧をしてと出かける準備をしていたせいで、その着信に気づくのは間があった。コール音が鳴っている。]
(*7) 2016/10/01(Sat) 19時頃
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[手にしかけていた眼鏡を机の上へ戻す。 それから、通話ボタンを押した。 ジ、ジッ ザ ァーーーーーーーーーー と、 まるで何かの妨害電波か何かのようなノイズが数秒続いてから、 音の砂嵐は静まった。
首を傾げる。一秒、二秒。無音が続いた。]
(*8) 2016/10/01(Sat) 19時頃
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[かけてきたものをとったのにも関わらず、呼び出し音が流れる。 それからさらに3秒待ってから、鈴里は口を開いた。]
……こんな朝早くに、珍しいわねぇ
どうかしたの、東蓮寺くん?
[画面に表示された相手への呼びかけは、 ごく悠長に、*のんびりとしたものだった>>+26*]
(*9) 2016/10/01(Sat) 19時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/01(Sat) 20時半頃
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― 午前:表参道・美容院 ―
[担当の美容師にいつも通りとだけオーダーし、 ネイビーブルーのスマートフォンに目を落とした。 受付前のソファには運転手として同行した本郷。 護衛半分、監視半分といったところだろう。今の状況では心強い。
Chromeアプリを開き、"ドッペルゲンカー"と検索する。 なにか少しでも知識をつけて、状況を理解しなければ――]
(105) 2016/10/01(Sat) 20時半頃
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