54 CERが降り続く戦場
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 21時頃
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[少年が倒れたのに 少し、遅れて
白い柔らかな布に埋もれるように蹲る。 狂ったように舞っていた花びらが勢いを失い 地に向かっておちて
ひらり、 ひらり
地面に触れる前に、消える。]
(911) 2011/06/04(Sat) 21時頃
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っはー、 …はー…
[光を奪わんとする奔流に耐えるうち、魔弾は射出される。 一瞬目に入った、片翼の姿はいったい―――― ]
柊せんぱいっ …!!
[音もなく倒れこむ小さな影へ、よろめきながら駆け寄った。]
(912) 2011/06/04(Sat) 21時頃
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[ひとまず落ち着いているのか、それでも世界中が闇に満ちていて]
(ひどい…これじゃあ世界が終わってしまう。 闇が、日差しが届かなければ森は死に、そこに生きるものもまた…。)
[絶望に近いような嘆きを見せた後、火にまみれた青年に星流が近づいて行くのが見えた。]
ガウッ!(星流、危ない!)
[一度吠えて、後をつける。 大丈夫じゃないと告げる陽に、一度だけガウッと吠える。]
(雨降らせられるかわからないけど、やってみるね。)
(913) 2011/06/04(Sat) 21時頃
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[なぜか全裸の肌は傷だらけで、あまりの痛々しさに顔を歪めた。 周囲を警戒しながら、ボロボロの学ランを脱いで槍真にかぶせる。 この傷を衆目に晒させたくはなかった。]
どう、なった… ? … エルダーロード、は… やったのか… ?
[緊張の糸は切らさず、辺りを見回して。]
(914) 2011/06/04(Sat) 21時頃
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[倒れるかと思った身体はヤニク>>906によって支えられる。]
……だいじょーぶ。
ボク体力無いんだー。 もやしッ子だからー。 ありがとー。
[気の抜けた声を装おうとして失敗した棒読みで礼を言い、身体を起こそうとするが、力は入らず再び立ち上がれない。]
(915) 2011/06/04(Sat) 21時頃
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[少年の"闇"と小さき扉の花が収束すれば、程なく聖銀の震えも止まる。 首もとにはじっとりと汗が滲んでいた]
おい……おい!大丈夫か?ポーチュラカ!!
[何度も名を呼びながら、《過去》の側へと駆け寄った]
あれは一体……。枷が騒いだのと、関係あるのか……?
(916) 2011/06/04(Sat) 21時頃
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……ごめんね。少し、休ませてね。 そこら辺に転がしておいてー。
[ヤニクに支えられたまま。 ゆるく目を閉ざす。最後に見たのは落ちる白い花弁。]
………。 運命《ルール》が絶対なら。 嘆く必要なんてないんだよね……?
[言いかけた言葉の続きは誰に問うでもなく。 呟き一時的に*眠り込んだ。]*
(917) 2011/06/04(Sat) 21時頃
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――っ はっ…あのガキ… 絶対ぇ一回殴る。
[衝撃が消えたのち、砂埃の中のそりと出てきたのは 寸前で一応の直撃は回避できた擦り傷だらけの軍人の姿だった。 ≪闇≫を放ち倒れた少年>>907に駆け寄るもう一人の少年>>912。 超上位種《エルダーロード》は…気を失っているようだ。]
どっちが惑星《セカイ》ぶっ潰しちまうかわかったもんじゃねえ…。
[闇が消えきらない。 ≪闇≫の出現により「安定」は崩れ始めている。]
(918) 2011/06/04(Sat) 21時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 21時頃
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− 最高の客席「デーフェクトゥス」ー
[それはまさにこの世の終末を思わせる戦い。 堕落した人間に裁きを下す天使のように超上位種《エルダーロード》は見えた。 そしてそれに抵抗する人間《いのち》達を、楽しそうに見物していた。
現地とは違う、絶対に安全な場所から。 まさに高見の見物であった]
よくやるね、どいつもこいつも。 超上位種《エルダーロード》相手に。
それともあのねえちゃんが油断したか?
[琥珀の液体をちびちびと呑みながら聞く者もいない独り言を続けていた]
(919) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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だいじょーぶそーじゃん、みなみちゃん。
[サングラスを右手で上げなおして周囲を眺める。 幼馴染のことは陽に任せておいた。]
お、花子も来たのかあぶねぇーじゃーん。 …………、空、闇に包まれちゃったなー。 エルダーロード?あのおねーさんなら、そーま兄ぃの一発でKOみたい。 やってはねぇーんじゃね?
[雨が降りそうだな、と思いフードも被りなおす。]
(920) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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うん、わかったよ。 おやすみ、ネル。
[比較的害のなさそうな場所を選び、ネルを運ぶ。 そして学生服の上着を脱ぎ、彼にかけてから背後を振り向いた]
さて…小休止、か。
[闇の中心も、エルダーロードも、白い花の少女も今は沈黙している]
…なかなか、見応えがありましたね。
(921) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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いやいやいや、皆さん大丈夫ですか〜?
[どうやら気に入ったらしい草食男子ごっこを続けたまま、戦場で傷ついた面々に近寄る]
すごい戦いでしたね…もう、手に汗握っちゃいました。
とりあえず、救急箱もって来ましたから! 手当てが必要な人は手当しますよ?
(922) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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ホリーは、雨は必要なさそうかな。と少しほっとして。
2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[見物しながらも、届く声>>*13には優しく、しかし揺ぎ無い「答え」を知っている者として答える]
何故俺の声が聞こえる、か? お前さんがただの狼ではないからだ。 神々の栄光《グロリア》が潰えた時、俺は解放される。
それに呼応して、お前さんの力も内から解放されるだろうな。
人間達にカミと崇められながら、人間の負の力で死に絶える末路へと至った…その運命。
人間が憎いか? 憎ければ、目覚めと共に滅ぼすが良い。
人間が愛しければ…牙を剥くがいい。
(*17) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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…っ ……
[消えかかる花びらが 黄金の髪に絡まった。髪飾りのようだ。]
ぁ、…
[ツェツィーリヤの声がする。 長い睫震わせて、 声にならない声がかすかに漏れた。 腕をついて、体を起こす。]
(923) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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うぅぅぅ……。
[向こうの方からアルフレッド大統領が頭を押さえながら現れる。 いったいどこへ行っていたのだろうか。]
吹き飛ばされた衝撃で気絶していたようだ。 ―……一体何事かね!?
[その光景を見て素っ頓狂な声をあげた。]
(924) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[どうやら全てが沈黙したらしいのを知り、がくりと膝の力が抜けた。 肩膝をついて、大きくため息。]
… はああああ…… あー、ホリー…? あめ、は、ちょっとつかれてっし、いーや …
[近寄る獣姿に、力の抜けた笑顔を向けて。]
だーから、星流… そ、か。 まだ… か…
(925) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[状況を見届けると、気を失ったエルダーロードに近づく。 彼女を囲むように魔方陣を描いた。]
封印《sello》の魔方陣。
と言っても、彼女そのものを封印するわけじゃなく 少し魔方陣から出られなくなるだけ。
……。
[徐に何かを書き足し始めた]
……一応、治癒《scure》も。
(926) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[ポーチュラカのすぐ側に膝をつき、そっとその背を庇うように腕を伸ばす。 暫し心配げに顔色を見ていたが、呑気な声>>922が聞こえると眉を寄せて]
随分楽しそーだな、若作り野郎。 ……救急箱、ね。それで間に合えばいーけど。
[視界の端で黒髪の少年が居た方向を見れば、陽が近くに居るのが見えたか]
(927) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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ドナルドは、セシル達の様子に少し気抜けたため息を漏らすとどうしたもんだか、と気絶したエルダーロードに近づいていく。
2011/06/04(Sat) 21時半頃
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花子が降らさなくても、《雨》はすぐ来るんじゃね? にしても……ボロッボロだな…うちのガッコ。
[《雨》は闇の香りに誘われてきっとまた訪れる。 手に持っていた武器を口元に寄せれば、それはまたパスケースへと姿を変えた。 そのままジャージのポケットにパスケースを戻すと腕を組んだ。]
…………要塞もボロボロだし。 あーあー。 ……立てる?みなみ? やってないけど、オマエの勝ち。今はそれでいいじゃん。
[手当てします、なんて声に振り返りつつ。 特に何もしてない自分は手伝いぐらいしかできないか。 狼の後について近づけば手を差し出した。 それから、気絶した幼馴染もとりあえず運ぶのを手伝うつもりだった。]
(928) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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(そう、無事でよかったわ。)
[ほっとしたように、陽を見つめて、傷を見てはその傷口に舌を這わせた。]
ガウッ!(星流、運ぼう!)
[星流に向けて、そう吠えた。]
(929) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[>>863 場を収めるための提案は、エルダーロードの背後に忍び寄った同胞にあっさり却下された。]
――は。相変わらず単細胞め。 仮に超上位種《エルダーロード》を倒す程の強大な力を発せれば セカイのバランスなどあっという間に崩れてしまうだろう。
[吐き捨てるように呟く**]
(930) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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あん? おっさんの力で一件落着ってトコじゃねえ?
[いかにも適当な口調でアルフレッドへと返すと 《Rebirth》と契約を交わした《Front》の男をはじめてちゃんと見る。 軍人が辿りつくよりも先、魔女が>>926封印の陣を描いていた。]
……優しいトコもあんじゃねえか。
[追加される陣に少し意外そうに魔女を見る。]
…これからどうすっかが問題だけどよ。
[見上げる。雨が降りそうだ。]
(931) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[続けて>>*14の問いにも]
命はバランスで成り立っている。 増え過ぎても減り過ぎても命の輪は途絶える。
判り易く言えば人間が増え過ぎて自然の理を崩している。
それを元に戻すにはある程度人間の数を減らし、人間が自然を大切にする気持ちを生みだすよう、恐怖と混乱を与えなければいけない。
その役目を担ってるのがお前さんだ。
ま、ピンとこないだろうがな。
だからお前さんが力を操れるようになった時、 人間が悪いと思えば思う存分その力を人間や文明に奮えばいい。
そう言う事だ。
(*18) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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え…えーと…… おま、誰?
[>>922近寄る学生服の男に見覚えはなく]
あ、治療 ? あんがと… じゃ、こっちの先輩、たのむ ?
俺は、へーきだから… っと、
[立ち上がろうとして、足元がふらついた。]
(932) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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テッドは、ヤニクとは初対面だ。
2011/06/04(Sat) 21時半頃
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おや、おかえりなさい。 丁度事態が落ち着いたところですよ。
[先ほど忽然と消えた男性>>924に簡単に説明しながら、修道女の言葉>>927に]
無いよりはマシでしょう?
[そう軽口をたたく。 しかし、魔女が魔法陣を描くのを目の当たりにして]
…まぁ、そうなりますよね。
[呑気にくすくすと笑った。 ちなみに、救急箱を持ってきたは良いが、中身がちゃんとはいっているかどうかも確認はしていない。 救急箱は接近するための単なる口実だったので、中身はどうでもよかった]
(933) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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ただし、人間を守りたいと思ったら…俺と戦え。
[もう一度繰り返す言葉は、その時が来れば究極の選択になるかもしれなかった。
だがどちらを選んでも、最終的には戦う事になるだろうとも予測している。
天狼は自然の理を守る為に力を奮う。
反して獣は、自然の理ごと破滅させる為だけに存在するのだから]
(*19) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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テッドは、ドナルドの様子を遠目に見た。
2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[>>930 自分の言葉の後、心の裡だけで呟く。]
それ(バランスの崩壊)こそが俺の目的では、あるが。
(*20) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[そうして、陽達を再び見つめて]
人間は…憎いわ。憎いけれど、優しい人もいるもの。 牙を剥いたり、滅ぼしたりなんかしないわ。 私は知ってるもの。憎しみで誰かを傷つけると、それは連鎖するもの。
[だから、自分は憎しみで誰かを傷つけない。 そう言いながらも、ただ某然と。]
それでも、それが運命ならば、森を仲間達を守るために必要なら…例えば彼の力で森が滅びるなら、あーちゃんが悲しんでも…。
[思考は自らの使命に重なって。]
(*21) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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ヤニクは、テッドに、「あ、はじめまして」と軽く挨拶などしつつ。
2011/06/04(Sat) 21時半頃
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私は気まぐれで生かすし、気まぐれで殺すわ。
[軍人の言葉に飄々と返し、]
そうね……彼女が目を覚まして、またこの星を潰す為に戦うというのなら、繰り返しが起こるだけ―――
打開策はないかしら、ね。
(934) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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バランス…?人間が増え過ぎたせいで、世界のバランスが壊れてるの?
[少しばかり分かりやすい答えが出れば、納得して]
それなら、話は簡単ね。つまり…
(*22) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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