人狼議事


303 突然キャラソンを歌い出す村4

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【人】 仲買呪術師 ジェルマン

ヨーラ。
――これは、桐野がやったってことであってる?

[ここに来てすぐ、一瞬桐野の背に翼を幻視した>>5:120
 あれが本当にただ消えただけの翼なのだとしたら。

 ヨーランダからは、言いづらそうなまごつきもあったが、最終的に肯定された。
 現状は、天使の力が増幅されすぎた結果――とも取れるが。]

(56) 2020/01/18(Sat) 13時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[そこに、イースターからの確認事項>>4
 聞いて、軽く瞬いた。]

……いいや。オレたちの考えは変わらないね。
変わったとしたら、あいつ自身だ。

あいつはもう、天使じゃない。

[何が正しいか、というのは時として変わる。
 その場の行いが正しい、ということはあるだろう。
 ただ、常に正しいものはいない。それは人だけでなく、天使ですらそうだ。
 なのに過ちを犯すときは、それが当人にとって正しい行いに見えることすらあるもの。
 先の行いを正しいと認めるのは、天使の領分を越えていた。
 それが、"正しい"と呼ぶ相手はつまり――]

(57) 2020/01/18(Sat) 13時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[ふ、といつも笑みが乗ってばかりのアイスブルーに、憂いの色が混じった。
 空を見る。冬の空は白く、はらはらと羽じみた雪を散らして、寒々しかった。]

ヨーランダ。
ごめんね。

[空を見たまま、愛称で呼ぶこともなく、謝罪を口にした。
 巻き込んだことも、手間をかけることも、力を借りたいということも全部ひっくるめた「ごめんね」。
 切なげなピアノのアルペジオ。そこに、長く尾を引くようなストリングスの音――]

(58) 2020/01/18(Sat) 13時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

――♪

どんな空を見てるの?
暗く重く垂れ込めた
今にも降り出しそうな
灰色の曇り空じゃない?

この声は今は届かないけど
空はどこまでも繋がっているから
この空が青く晴れたら
キミにもまた笑ってほしい

泣かないで Sky
冷たい痛みをもう降らさないで uh……

[モノローグのように、独り言のように、白い空に歌う。
 物憂げに遠くを見ているものの、そこにはかすかに決意じみたもの。]

(59) 2020/01/18(Sat) 13時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

――時は経ち――

え、何、オレも? オレのことも?

[レイから心配していたと聞けば>>33、ここぞとばかりに食いついた。
 レイの天使嫌いのことはまだ知らないが、共有を受けたとしても態度は変わらない。
 嫌われていようが、こっちはレイのことが好きだし。]

(60) 2020/01/18(Sat) 13時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[いくつか情報の交換が行われる間、説明を求められなければしばらくは回復に専念していた。
 つまるところのんべんだらだらしていた。
 が、心豊かになることも少なく、エーテルの回復は遅い。
 姿を人から隠して、傷を癒して、十全になるまで結局二日ほど。
 その間にも、人の倒れるニュースには事欠かなかった。]

(61) 2020/01/18(Sat) 13時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[闇が溜まったような足跡と、濁った羽根。
 全部の色を混ぜて塗ったくったような色は、お世辞にもきれいとは言えない。
 その痕跡を辿って、辿って、辿り着いたのは。]

……離れんじゃなかったのかよ。

[天獄学園の、礼拝堂だった**]

(62) 2020/01/18(Sat) 13時半頃

仲買呪術師 ジェルマンは、メモを貼った。

2020/01/18(Sat) 13時半頃


レイは、ジェルマンにアンコールした。

2020/01/18(Sat) 14時頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

 ― 二日後の夜:礼拝堂 >>21

[声に、ゆっくりと振り返る。
疲労の籠った紫色の目がヨーランダを映した。
そこに伶や聖愛の姿もあったなら驚いたように
目を瞬かせた。]


 ……まいった。
 まだ、懺悔も 終わってなかったんだが…

[近寄ろうとするヨーランダを汚れた手で制止する。]

 止しなさい。
 君は候補生であって、天使じゃない。
 君は関わるべきじゃない。
 

(63) 2020/01/18(Sat) 14時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[横にジェルマンの姿はあるだろうか。居ればそちらへ向き、何時ものように微笑んだ。それしか、感情表現が判らなかったからだ。]

 いや…、すまないね。なんとかする、とは言ったが
 かなり、失敗してしまった…
 こんなに失敗したんだ…懺悔はしておかないとな。

 …随分歩いた。奥でやろうとも思ったんだが、
 年寄りじゃもう足腰が立たない。
 すまないが此処でやらせてくれ。

[天使は静かに再び天へと向き直る。]

 此処は懺悔室じゃないし、
 君達は神父じゃない。
 だからまあ、聞き流しなさい…
 

(64) 2020/01/18(Sat) 14時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[―――どこからともなくBGMが流れ始める。
コーラスだけの聖歌のようであった]



 (Wrap you around with a blanket)
  (毛布であなたを包むように)
 (Storks take away)
  (攫って行ったコウノトリ)


 昔の話だ。
 私は、吸魂の…感情を呑み込んで消化する権能で。
 溢れた感情に前へ進めぬ人を、導くのが仕事だった。
 

(65) 2020/01/18(Sat) 14時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


 そうして、ある日。泣き続けている子供に出会った。
 その子は今にも自分の感情に
 押し潰されそうになっていて。

 いたいけな子供の身では、重荷だろうと。
 もう耐えられまいと。
 …だから半分だけ、その感情を呑み込んだことがある。

 此処までは、小鳥も話したっけな…。

[如何いう原理かステンドグラスの柄が変わり、
現れたのは、誰かと離れ離れになった、
一人の薄蒼色の目の幼い少女。
泣き崩れる彼女は、紫の目の天使から祝福のキスを受ける…
そんな風にステンドグラスの柄が変わっていく。さながらスクリーンようであったが、原理はやはり謎である。]

(66) 2020/01/18(Sat) 14時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 (Buried love and sin) (罪と愛を埋めて)
 (When rotten fruits grow) (傷んだ果実が実る頃)

 ………その子の感情を、私は消化できなかった。
 これが、本当に毒なのかわからなくてね。
 その子は、苦しみながら それでも
 輝くほどの魂をしていたから。

 …結果、呑み込まずにいたその感情は、
 まだ此処にある。未だ此処で、満たされずに燻っている。

 いつしかどんどん膨れ上がって、
 …それから、私の羽は染まり始めた。
 ……そうしてあの子は、悪魔になってしまった。
 

(67) 2020/01/18(Sat) 14時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 (Raven child seeking seven colors)
  (七色を求めたからすの子)
 (Cry if there is nothing)
  (なんにもないと泣いていた)

 それでも、あの子が自浄されるようにと…
 私は、美しいものを見せ続けた。
 足りないと泣くあの子が 満ち足りるようにと…

 …ただ… いやあ、歳かな
 これが、なかなかしんどくてね…

[ステンドグラスが移り変わって、次の絵柄に。
皆が楽しむような光景を手助けする紫の目の天使と
その陰に隠れた泣いている薄蒼色の目の少女。
楽し気な光景が作られては離れていき、また作られては離れていく。何度も何度もそういう光景が続く。
やがて、ステンドグラスの中の少女は真っ黒に染まっていった]

(68) 2020/01/18(Sat) 14時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 (Even if you decorate it with robbed feathers)
  (奪った羽根で飾っても)
 (Cry if there is nothing…)
  (なんにもないと泣いていた…)

 あまり覚えてないが…この街の子羊たちを
 私が、呑み込んでしまってるんだろ。

 すぐにでも出して起こしてあげたいが…
 うまく吐き出せないんだ
 消化分けなんてそんな器用な事、出来るわけないしな

 消化もできないと、如何にも消耗が激しくて…
 エーテルも、碌に保てないから
 自前の感情を…魂を代用して、削ってきたが…
 気付いたら意識も絶え絶えでなぁ…
 

(69) 2020/01/18(Sat) 15時頃

レイは、キランディにアンコールした。

2020/01/18(Sat) 15時頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

[移り変わったステンドグラスは次の絵に。

真っ黒に染まった少女が天使を操って、
天使の目が紫から、薄蒼色に染まった。
そうして、天使は楽し気な光景を破壊していく。
その度に天使の羽の色は増えていく。
虹色からやがて黒へ成り代わっていく…]

そうして曲が終わる頃、何事も無かったかのようにステンドグラスは元に戻る。それを見ていた天使も、何事も無かったかの如く、疲れたように微笑んでいた。]

 多分そろそろ、限界なんだろう…
 いや、難しいな…手詰まりか

[頭に沸いてきたものなんて、
その程度の間抜けな現実確認でしかなく]

 いやあ…間違えたんだろうなぁ 私は
 …判らないんだ、どうしても…

[ふら、と軽く頭が傾いだ。意識が朦朧としているのか、目線は何処か遠い処を見ているようだった。]

(70) 2020/01/18(Sat) 15時頃

イースターは、キランディにアンコールした。

2020/01/18(Sat) 15時頃


【人】 重層培養 イースター

― 回想・二年教室>>55>>56>>57>>58 ―

[マイクは人型に姿を切り替えて、教室の片づけを手伝っていた。すかすかの体を隠せといわれて、イースターは制服っぽい精巧なテクスチャーをその身に張り付けた。
そんなことが出来たのに、なぜしなかったのかと言われれば、必要だと把握できなかったからである。]


 キリノの『下駄箱』という履き物をしまう箱を
 探していたため、キリノに渡ったことは
 偶然ではないと判別できます。

 この状態は、イースターがキリノの歌を
 ご要望に応じ増幅した結果のものです。

 攻撃的な歌唱の結果、
 ヨーランダが対話(セッション)に応じ
 福音を聞くに至りました。


[それから、この事態はキリノがやったことであるとイースターもヨーランダも肯定する。マイクは独特の言い回しながら、物事の経緯を隠すことはしなかった。]

(71) 2020/01/18(Sat) 15時頃

【人】 重層培養 イースター

[神の正しさは理屈でなく、人は常に正しくいることはできず、天使もまたそうであるのなら、人の子に対し『正しい』という評価を無暗に天使が与えることこそは、甘言にすぎない。]

 そうですか……

 了承しました。
 確かに幾ばくかマイク使いが荒いなと感じていました。

[マイクの表面に出来た傷をさする。
パーツの一部にカケも出ている。
小麦(パン)で補う必要があるのかもしれない。
もしかしてこのマイクはパスタで出来ているのかと尋ねられれば、そこには深く横たわる深淵がある。その問題についてはまたいつか、だ。]

 では、キラは……
 堕天されてしまったのでしょうか。

[悪魔を体のうちに飼うという彼は、一体どうなってしまっているというのだろう?]

(72) 2020/01/18(Sat) 15時頃

【人】 重層培養 イースター

― それから ―

[その後レイがやってきた。>>33 >>34 >>35
ノアもそろそろ教室に戻る頃合いやもしれない。]


 借問。青春とはなんですか?
 ……スマホ での検索を感謝します。
 ……若い時代、人生の春にたとえられる時期。
 希望をもち、理想にあこがれ……

 青春の定義を確認しました。
 キリノは今、青春を謳歌すべきと考えます。
 つきましては、ヨーランダ
 早めに学園に戻ることも進言すべきかと。


[そうヨーランダに話しかけた。
もしかすると、後程キリノには軽いメッセージくらいは渡ったかもしれない。
例えば『早く帰ってきてね』なんていう感じの。]

(73) 2020/01/18(Sat) 15時頃

【人】 重層培養 イースター

[そうして、電話と天使と悪魔の話をレイやヨーランダやルイがし始めると、黙ってきいていた。
話が落ち着いたころに……]


 イースターは昨晩
 悪魔との対話(セッション)に用いられました。

 再びイースターを対話(セッション)に
 ご利用されますか?
 ボクはボクを連れていくことを進言します。
 

(74) 2020/01/18(Sat) 15時頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2020/01/18(Sat) 15時頃


【人】 重層培養 イースター

― 更に一日経って ―

[マイクは勝手に歩き回らない。
……はずのものだったが、シロの一言のせいか、はたまたヨーランダの『どこか行くなら連絡しろ』を逆説的に連絡さえすればどこへ行っても構わないと捉えたのか、イースターは人型をとったままだ。

上着としてノアから貰ったパーカーを羽織っている。
これはイースターが見つかったときいたハロウィンが届けてくれたものだ。なにせパーカーは、キラに連れていかれる際、バルコニーに置きっぱなしていたので。

服を届けてくれた彼女の笑顔を見たその日、彼女が倒れたとのうわさを聞く。
イースターは驚いたように目を丸くした。

早くよくなってほしいと願うことが出来る。
イースターは胸元をおさえた。もどかしさ、という言葉を彼はまだ定義できなかったけれど。]

(75) 2020/01/18(Sat) 15時頃

【人】 重層培養 イースター

― シロの眠る部屋 ―

[そうしてイースターが向かった先は、まだ起き上がれないシロの元だ。イースターに新しい福音を与えたその人を見舞うために、彼が眠る部屋へお邪魔している。

まさか彼が『おすわり』を解除してもらえていないままでいると気付くのは、自分探しの数日旅行からキリノが帰ってきたあとになるのだが、それもまた先のお話。]


 シロ。
 イースターはシロの
 『黙って使われているな』という福音を聞き
 新鮮なきもちでいっぱいです。

 イースターははじめて、
 自分の意思で増幅をやめました。
 借問。………良かったと思われますか?
 

(76) 2020/01/18(Sat) 15時頃

【人】 重層培養 イースター

 
 …………
 イースターは友人であるシロに
 恩を返したいと感じます。

 シロは今、
 ヨーランダの力になりたいと考えているかと。
 イースターはキミが目覚めるまで
 シロの後継機を務めます。**
 

(77) 2020/01/18(Sat) 15時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/01/18(Sat) 15時半頃


重層培養 イースターは、メモを貼った。

2020/01/18(Sat) 15時半頃


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2020/01/18(Sat) 15時半頃


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2020/01/18(Sat) 15時半頃


【人】 重層培養 イースター

― 礼拝堂 ―
 
[礼拝堂の大きな扉が開かれている。
逆光に照らされる

 人 々 …… …… … **]

(78) 2020/01/18(Sat) 16時頃

重層培養 イースターは、メモを貼った。

2020/01/18(Sat) 16時頃


【憑】 墓守 ヨーランダ

― 二日後の夜:礼拝堂 >>63

 ――…
 候補生とか、天使とか関係なく…
 私は、キラさんが苦しんでいるなら、助けたくて。
 だから、来たんです。

[関わるべきじゃない、そう言われても今更引き返す気はありません。
「そうしたい」と、私自身が思ったから。
私の背を押す歌>>6:50>>6:51>>6:52>>6:53を歌ってくれた天使様も側にいます。]

(79) 2020/01/18(Sat) 16時頃

【憑】 墓守 ヨーランダ

[そして私たちは、荘厳な聖歌をBGMにしたキラさんの懺悔を聞きました。
過去と、そして今現在キラさんの身体に起こっていること……

この礼拝堂という場所自体が、まるでキラさんのために在るかのよう。
その語りに合わせ、ステンドグラスの柄が次々と変わっていきます。
原理はわかりません。]

(80) 2020/01/18(Sat) 16時頃

【憑】 墓守 ヨーランダ

[全て聞き終えて――]

 そんな…… そんなこと …っ!

[間違えたんだろう>>70、と言うキラさんに向かって叫びます。
私はやはり、前に言ったよう、キラさんが間違っていたとは思いたくありません。>>4:58
「其の日の迷える子羊」さんは、絶対に救われていたはずなのだから。

――でも、それはキラさんの感情…魂と、お腹の中に取り残されたままの"少女"を犠牲にしたもので……]


 ―――… っ、


[気付けば私の瞳には涙が溢れ、頬を伝って床へと落ちました。
だってこんなの、哀しすぎるじゃない!]

(81) 2020/01/18(Sat) 16時頃

【憑】 墓守 ヨーランダ

[けれど、泣いてばかりではいられません。
泣かないでとルイさんも歌ってくれたのですから。>>59
袖で涙を拭い去り、改めてキラさんを見つめます。]

 本当に…本当に手詰まりなんですか!?
 一人では答えが出なくても……
 私たち一緒に考えますから!


[一人ではどうしようもない状況だって、声を、歌を交わし合えば啓けるものもある……
私たちは二日前にそれを経験したのだから。]

(82) 2020/01/18(Sat) 16時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


 … すまないね。
 君は間違えてないと、言ってくれたんだが。

 結果はこうだ……

[電話口での会話>>4:58を思い返しながら、
ゆっくりと振り返った先の目はヨーランダを移す。
ぐちゃぐちゃになった羽根を僅かに開いて見せた。
天使の目は片方が薄蒼に染まりかけ。冷えた色をして
ヨーランダを見つめている。

>>81 泣くヨーランダへ目を瞬かせる。
何故泣いているのかも、もうよく察せられない。]

>>82 一緒に考える。袖をぬぐいこちらを見つめる
ヨーランダへ目を瞬かせて。

答えようと口を開いて、]
 

(83) 2020/01/18(Sat) 16時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ




 ―――…あるとも。

 満たされることなんてなかった
 「わたし」は 手に取れもしないものを
 ずっと見せつけられた。だから、
 ・・
 それを全て寄越してくれればいい。
 君達のその魂で、感情で。わたしは満たされる。


[―――意図しない言葉が、口から出て
天使は目を見開いた。]
 

(84) 2020/01/18(Sat) 16時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 …? ?? いや駄目だ、それは、
 人間にとって大事な、だから私にとっても大事な、
 大事なものだったはずだって

 だから 、私は、 ………あれ…?

 …………だが、あれ おかしいな…
 …なんで、大事 だったんだっけ…?

[感情が摩耗して、千切れて消えていく感覚がする。
もう、何が残っているかも判らない程の喪失感。
顔を覆う。指の隙間の向こう、いつだって絵画の天使のような微笑みを張り付けていた顔が]


 大事って、如何いうこと だったっけ、

[初めて、絶望したように歪んでいた]
 

(85) 2020/01/18(Sat) 16時半頃

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