291 Fate/Goddamned Omen
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みらい
[当たり前に存在するものであり、 明日にでも奪われるやもしれぬもの。 それが、未来というものだった。
命を落とせば、総ては再び零へと帰る。 輪廻転生。 同じ体、同じ存在として生まれ落ちる事など、在り得ない]
いきる わすれる、いや、なくなる、いや
[こくりと、頷いた]
(391) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[だって、神様に逢ったんだ。 神様が、生きておくれと云ってくれたんだ。
地を這い、魔を喰らうけだものだとしても。 今までにも増して、いきていたい、って。 いつか、誰かにこの話を伝えたい、って。
思う事は、おかしくなんかなかっただろう]
(393) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[黒霧を手繰りながら、見上げた中空。 聞こえたのは、少女の悲鳴>>383]
────、 なに、
[泣いている? それとも、苦しんでいる?
ただ、ふっと、悪魔の声が途絶えたのが分かった。 祓われていく、憑き物の気配。 ひたりと、渦巻く黒の気配を強めた。 熱砂はひやりと、闇砂へと変わる。
見上げても、少女の容貌は人魔の目では 捉える事はできなかっただろうけれども*]
(397) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[番えられた、二射目を視界の隅に>>396。 追撃が留まっている理由を知るには及ばず。
ただ、何か。 何か、思う処があるのだと見遣れば、 黒山羊の周囲で蠢く、深く澄んだ虚無の漆黒もまた、 ひたひたと辺りを揺らすのみに過ぎず*]
(399) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[黒山羊の耳が、視線が、新たな来訪者を感知したのは。 いずれの頃合いであっただろうか>>404。
戦線が解かれぬ限りは、 宇宙樹の前には黒い霧が立ち込めているが、さて。
ぴくん、と揺れた、耳と尻尾。 大柄な姿は遠目にも分かりやすかった事だろう]
あるしゅ
[彼方にも。 恐らく、黒山羊の姿は分かりやすかっただろう、が。 こちらの事が裏で何やら協議されていただとか、 そんな事までは預り知らぬものであって*]
(411) 2019/02/12(Tue) 00時頃
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ヨグラージは、ツヅラとはもしかすると多少の面識があったかもしれない◇
2019/02/12(Tue) 01時半頃
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