244 とある生徒会長の日常
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[七神学園手芸部は文化部と言えど 朝練から始まり、基礎体力作りを怠らない。
今もこうして体力作りの名目で校内を競歩で (※廊下は走ってはいけないのである)偵察中だ。]
(34) 2016/01/13(Wed) 22時頃
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無論、“奴”も来るだろう。
[『かぎ針のキサ』という手帳に書かれた項目がある。 その文字を見れば、自ずと思い出すだろう]
忘れもしない、1年前の歓迎会の後 奴が見せた業の片鱗を―――……
[てっきり彼女も手芸部に入るものかと思っていた。 だが彼女が選んだのは、手芸部から独立した編み物同好会だった。]
(35) 2016/01/13(Wed) 22時頃
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ガリッ、ガリッ…。
[試験管に蓋をした物が幾つも隠し持てる特製の白衣は自分のお手製ではない。 が、便利なそれは何よりもお気に入りの白衣。]
ドーピングも充分、武器も充分揃ったにゃ。 大丈夫にゃ、依存性の強い薬じゃないにゃ。 ついでに、流石の僕でも殺傷力を重視したような薬は持ち合わせていないにゃ。
[心配そうに見つめる数人の部員に、にこやかな笑みを浮かべる。]
優勝賞品も新入生の心も、全部まとめて頂きだにゃ。
[白衣を改めて着直し、猫耳フードをさらに深く被る。 フードの下から覗く視線はよく言えばアンニュイな、悪く言えば腐った魚の様な瞳で…]
(36) 2016/01/13(Wed) 22時頃
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奴が手芸部に入っていたならば 此処に立っているのは、俺じゃなかった筈だ。
[それが何より悔しかった。
そんな事を思った頃。 噂をすればなんとやらか、 >>25とある教室から編み物人のテーマが聞こえて来た。]
(37) 2016/01/13(Wed) 22時頃
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………ふ、此れを作って来たのは どうやら無駄にはならんらしいな。
[そっと、その教室の扉に挟み込んだもの。 それはクロスステッチで創り上げた果たし状。
複雑な校章から文字に至るまでを糸で表現したそれには 少年がこの1年間で磨いてきた技《想い》が込められている。 同士だからこそ、恐らく意志は伝わるだろうと。]
(38) 2016/01/13(Wed) 22時頃
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よし、此処はこれでいい。 後はクールに去ろう。
[と、言いつつも反応を見たかったりするが故 その辺りの廊下を行ったり来たりしている訳だが。
完全に不審者状態になっているのはさておき。 この学校には不審者予備軍が多めなので問題なかろう。]
(39) 2016/01/13(Wed) 22時頃
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[編み物人のテーマに混じる物音。]
…………誰。
[扉の開く気配>>38に。 小さく呟き、受け継いだばかりの会長のかぎ針を構える。
同志のひとりが扉へと駆け寄って、そこに託された『果たし状』を発見する。]
(40) 2016/01/13(Wed) 23時頃
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見せて。
[がらりと扉を開けて。 そのクロスステッチで作られた果たし状を手にする。]
……見事だわ。
[その見事な果たし状に、ふぅと感嘆の息を漏らす。 その刺繍には1mmのずれも、糸の捩じれも存在しない。 なによりも複雑な文章を描きながらもバランスが取れたデザインは、差出人の彼の手芸歴を思えば戦慄するほどのものだ。]
(41) 2016/01/13(Wed) 23時頃
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ハカリくん。 いいえ、手芸部新部長、計理。
[差出人が誰かなど考えるまでもない。 そしてその差出人の姿>>39は幸運にもまだそこにあった。]
まさかあなたがここまでの力を得るとは。 一年前のあの時は思いもしなかったわ。
"新入生歓迎会"、厳しい戦いになりそうね。
[編み物人のテーマが開け放した教室から漏れ出す。]
(42) 2016/01/13(Wed) 23時頃
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でも同じことを考えていてくれて嬉しいわ。
[同志から受け取り手芸部部長へと投げるのは。 つい先ほどまで作って居たもの――胸に『Victory』の単語の模様を入れたあみぐるみのメッセージベア。
もちろん、七神学園の制服に似た服から首に巻かれたレースまでオール手編みだ。]
(43) 2016/01/13(Wed) 23時頃
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………俺の気配を感じ取るとは。 褒めてやる。
[>>42反応を見ようとしていた筈が 思わぬ事に標的に見つかってしまった。 だが、それでも構わぬと話を続けるが……]
ぐッ………!!
[>>43投げ放たれたメッセージベア。 全て手編みで作られた筈なのに、重い……!! これが技術の差とでもいうのだろうか、それとも 彼女から発する氣に、少年の心が臆してしまっているとでも?]
(44) 2016/01/13(Wed) 23時頃
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俺は、手芸部を選んだ事を後悔はしていない。 明日それを証明してみせる。
[一年前の何も知らない自分とは違うのだと。 誓いを立てるように、メッセージベアを握り締め]
精々、ほつれを直して待っていると良い。
[そうして背を向け、歩き始める。 彼女とは違う道を歩んできた事を示すように。]
(45) 2016/01/13(Wed) 23時頃
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― 落語研究部 部室 ―
「ひい、ふう、みい、よお、いつ、むう、なな、やあ…… ……親父、いま何時(なんどき)だい?」
『へえ、九つで。』
「とお、十一、十二、十三、十四、十五、十六っと。 はいよ、ご馳走さん!」
[校舎の一角、お世辞にも広いと言えない畳敷きの教室。 座敷の奥、袖から次々銭を出す仕草の男がおりますねぇ。
名を、五福家(ごふくや)藤之助(ふじのすけ)と申します。 ここ、落語研究部の新たな部長。いわば真打にございます。 なかなか男前でしょう、よォーく覚えといてくださいよ?]
(46) 2016/01/13(Wed) 23時半頃
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………っと。 まぁ、リハはこんなもんかいね。
……かなわんなぁ、腹一杯になっちまったよ。
[苦しげに腹をさすると、ぱっぱと裾を叩いて立上がります。
この演目「時そば」といえば、古典落語でも定番中の定番! そばの勘定を1文誤魔化すんですねぇ、よくできた噺だ。 ま、こいつを丸々「本番」に出すには暇がありませんがね。]
(47) 2016/01/13(Wed) 23時半頃
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ちょっくら、腹ごなしに表へ出てくるよ。
今年は強者揃いって言うじゃないか、おお、おっかない。 「アレ」をなんとかしなくちゃいけないってのに。
[>>23 配られていた部誌に目を通して、身震い一つ。 いざ、敵陣に殴り込みといっちゃァ言いすぎですが、 挨拶の一つ、ついでに必殺技の一つ教えて貰うのも悪かない。 引き戸をカラカラっと開けると、滑る様に部室の外へ。
……なに、「アレ」ってのは一体全体何なのかって? そう焦りなさんな、ちゃあんと後でお話ししますからね。]
(48) 2016/01/13(Wed) 23時半頃
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[―――――ところで、なんですがね。
聞こえましたかねぇ? チャリチャリっと銭の音。 それにこの部室、出汁のい〜い匂いがするでしょう? 第一、落語の蕎麦で腹が膨れるなんて、妙じゃありません?
そりゃあ、あなた。まんまと嵌ってるんですよ。 奥深ーい、「落語の世界」ってやつにね。]*
(49) 2016/01/13(Wed) 23時半頃
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道は違えど同士ですもの。
[>>44気配を察知する事くらい容易い。 例え様子見でその場に留まっていてくれたお陰だろうとも。
目の前の少年の成長を思えば。 厳しくなりがちな表情を努めて隠し、微笑んで見せる。]
(50) 2016/01/13(Wed) 23時半頃
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私も、この道を誇りに思っているわ。 そしてそれを明日は皆へと魅せるつもり。
ふふ、気負いすぎて縫い目を乱さないでね。 編み物同好会の繁栄は 全力の手芸部《あなた》を倒してこそなんだから。
[一年前に比べると随分と大きくなった背中>>45。 その姿が廊下の向こうに消えるまで見送ると。 果たし状を綺麗に折り畳み、毛糸籠の中へとしまい込んだ。]
(51) 2016/01/13(Wed) 23時半頃
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花の色は―― 移りにけりな―― いたづらに――
今年もまた、この季節がやってきたのですね。 本当に、月日の経つのは早い事。
[しずしずと廊下を歩くのは、百人一首同好会の会長、真弓里見その人であった。 競技カルタ部の影に隠れ、会員も2人しか居ない同好会ではあるが、しかし百人一首同好会自体はこの祭典《フェスティバル》に参加する訳ではない。 本来なら対岸の祭り。 だが、真弓にはまた別の使命が存在していた]
(@8) 2016/01/13(Wed) 23時半頃
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……慢心は捨てましょう。 彼の成長を侮れば。
負ける。
[ふと笑みが消え、呟いた。]
(52) 2016/01/14(Thu) 00時頃
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―放送室―
ごきげんよう。 明日の準備はどうなってますか? 各参加部のプロフィール、BGM、カメラ設置と映像のチェックは?
[放送室の扉を開けると、キビキビと指示を飛ばし、出されたデータの最終チェックを行う。 そう、真弓のもうひとつの顔は放送委員長。 そして別の使命とは、この祭典《フェスティバル》の放映と解説・実況。 各部にとっても大舞台であるように、放送委員にとっても大きな舞台は、明日に迫っている]
(@9) 2016/01/14(Thu) 00時頃
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縫い目を乱さないで、か……
[>>51背にかけられた言葉を反芻しながら 密かに人差し指に巻かれていた絆創膏に視線を落とす。 これ自体は見えないように取り繕っていたつもりだが、 今の短いやりとりで僅かな違和感を感じ取られてしまったか。
かっこいい台詞を吐いてはみたものの 全く、侮れない相手である。]
(53) 2016/01/14(Thu) 00時頃
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[暫く廊下を歩けば>>49其処に見える姿があろうか。 落語研究部の部長である事は分かるのだが 彼の力量は全くもって計り知れない。
何故なら、自慢ではないが少年の成績は中の下だ。 興味の矛先は全て手芸に奪われてしまった為 古典落語というものの良さが分かる筈もなく]
(54) 2016/01/14(Thu) 00時頃
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そっちも偵察か。 見た所……いつもと変わりは無さそうだが。
[声をかけながらも 着物にほつれがないかと、見回す辺り またその眉間の皺が深くなっていく。]
(55) 2016/01/14(Thu) 00時頃
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[>>54 みやれば、向こうから来るは手芸部の計。]
……おや、誰かと思えば。
あんたもか、手芸の。景気はどうだい? こっちはまだ収穫ゼロだけどねェ。 [なにしろまだ部室を出たばかりなもんで。 さっぱりとばかりに、藤之助は肩を竦めてみせます。]
(56) 2016/01/14(Thu) 00時半頃
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[>>55そうしたら、何故だかじろじろ見られる。 ……まァー、眉間のシワの深いこと深いこと。 十円玉でも挟めるんじゃないかしら。 暫く、どうしたのかと首を傾げていたんですが、]
ん……?
……ああ! お陰様で、いつも通りさ。 こないだの所も解けてないし、大したもんだ。
[ようやく合点がいって、右の袖を捲って裏を見せた。 見えますかい?目立たないけど藤色の縫い目がありまして。 [[1d6]]カ月ほど前、うっかり机にひっかけちまって、 大穴開けた所が、今じゃすっかり元通りときた。]
(57) 2016/01/14(Thu) 00時半頃
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フフ、流石は手芸部の針仕事だねェ。
やー、怖い怖い。 今年も狙ってんだろう? あわよくば優勝をさ。
[相手の腕が立つってのは、それだけ脅威になるって事で。 にこやかな藤之助の顔に、目だけがきらりと光ります。]
(58) 2016/01/14(Thu) 00時半頃
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藤之助は、3カ月
2016/01/14(Thu) 00時半頃
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[暫くその場に佇んでいると。 同志が遠慮がちに声をかけてくる。]
……ええ、大丈夫。 この程度で怯む『かぎ針のキサ』ではないわ。
丁度良くメッセージベアも渡せたし。 明日への準備もあるから今日は解散にしましょう。
私は偵察ね。 戦うべき好敵手は手芸部だけではないもの。
[やがて編み物人のテーマが鳴りやみ。 貴紗は毛糸籠を片手に校内をゆっくり歩きだした。**]
(59) 2016/01/14(Thu) 00時半頃
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