78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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>>569 …ん、ありがとう。
[彼の言葉から、微かに自分への気遣いを感じた気がして、悲しげながらも微笑を浮かべ、礼を述べる]
…そういえば…運んでくれたのはアンタ…コウ、だっけ? コウが運んでくれたの?
[そう問いかけながら、外され、きちんと鞘に納まっている武器を見て]
ん…短剣も無事二本あるし…ちょっと見直した。
[そういって浮かべた微笑には、幾分明るさが戻っていただろう。 …しかし、このくらいで見直すとは…どれだけ二人がオマケ扱いだったかがうかがえる]
…あ…ソレ外すとき、変なことしなかったでしょうね…?
[言って、短剣の鞘がつけられたベルトを見やった。 言葉ではそう訊ねながらも、疑っているわけではない様子で、どちらかと言えば冗談を言ってからかっているようにみえる]
(573) 2012/01/30(Mon) 16時頃
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ペラジーは、ヴェラの発言に、「あぁそう、それはどうもありがとう!」と舌を出した。
2012/01/30(Mon) 16時頃
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>>574 結構です!
…まったく…なにが「私のもの」よ…。 言っとくけどね、こんな小さい子供に手を出したら、アンタ確実に犯罪者だからね!
[手を出してなくても既に犯罪者ではあるわけだが。 ついでに、少年が見た目に反してコウたちと同年だとは思いもしない。 …尤も、それでも犯罪には変わりはない]
それに病院ならアンタだって脂肪吸引でもなんでもしてもらったら良いじゃないのまぁその点私はそんな余分な脂肪はないしおかげで戦闘の邪魔になんてなったことも一度もないんだから!
[なにやら悔し紛れに口を開いたら、かえって自分の傷口を抉った気がして、言い終わった後にちょっとへこんだ…]
…く、悔しくなんてないからね!!
(576) 2012/01/30(Mon) 16時頃
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[コウから返される言葉>>577に、微笑気味にバーカ、と返しながらも、少年…オスカーの歳を耳にする>>579と、ある種の親近感を感じた]
え…あ…うん……小さいのは、罪じゃないよ、ね…。 …その…がんば?
[微妙な温度の視線をオスカーに向け、エールを送った]
…と、り、あ、え、ず…。 ヴェラ…アンタ……。
[同族なのか、と改めて問うかどうか、一瞬迷う。 それは、一族を守るため、というのももちろんあるが、この状況だ、そこを今気にする必要はさして感じられない。 ソレよりも、彼女が同族かどうかを知って、自分がどうしたいのか、という点が、ペラジーに問いかけることを躊躇わせた。 今まで、同族と本気で戦ったことなどない。 同族だとするなら、ソレをわかった上で彼女と戦うことになった際、彼女を倒すことが出来るのだろうか…]
(583) 2012/01/30(Mon) 16時半頃
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ペラジーは、ヴェラの反応に、なんでそうなるのよ!と突っ込んだ
2012/01/30(Mon) 16時半頃
ペラジーは、ヴェラがこちらをスルーしつつ場を仕切り始めたことに、面白くなさそうに頬を膨れさせた
2012/01/30(Mon) 16時半頃
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>>584 …っ…。
[やはりこちらの素性を知っていたかと、微かに表情が険しくなる]
虚想ノ拳≪メンタシム≫……。 ……。
…アテ、ね。 とりあえず、当初の目的だった図書館到達も、あんたの発見もすんじゃったし…。 まずは情報収集して、これからの身の振り方を考える、ってところかしらね…。 …そういえば、セイカは…。
[情報収集…ふと、先に図書館にはいった少女のことを思い出す。 …一応、館内にはいるらしい気配を、微かに感じる]
(587) 2012/01/30(Mon) 17時頃
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>>590 ……? ニオイ?
[なに言ってんの?とでも言いたげな眼差しをヴェラに向け、コウに歩み寄ると、彼のニオイをくんくんと嗅いでみた]
…? 別にニオイなんてしない気がするけど……? …ま、なんにしても、アンタがその子連れてくのは別に止めないわよ。 いまさら誘拐罪が増えたところでどうってことないだろうし。 えーっと…オスカー、だっけ。達者でね?
[本島に止める気はないらしい]
(593) 2012/01/30(Mon) 17時半頃
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ペラジーは、ヴェラの言葉に、ゾンビのニオイじゃないの?と首をかしげた
2012/01/30(Mon) 17時半頃
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―図書館 館内―
達者でねー。
[立ち去るヴェラとオスカー、そして引っ張られて行くコウを見て、ひらひらと手を振る。 特に引き止める様子はない。が、]
あ!
[扉が閉まる直前、声をかける]
…死ぬんじゃないわよ。
[そう、微かに笑みを浮かべ声をかけたのは、誰へだっただろうか]
(626) 2012/01/30(Mon) 23時頃
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さぁて? リョウ、アンタはどうするの? …ま、アンタの好きにすればいいよ。 調べものするでも、何処か行くでも。さっきので、付近のゾンビはあらかた片付いただろうし…。
[言って、ちらりとそれらが折り重なった山を見る]
私は…セイカを探す。 出る時には、アンタに声かけるから。
[ソレまで自由行動、解散!と言いながらも、ついてくるようなら、はぐれないようにね、とだけ念を押しただろう]
(628) 2012/01/30(Mon) 23時頃
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―図書館内 廊下―
セイカー? セーイカー?
[館内を、少女の名を呼びながら歩き回る。 館内にいるような気配はするものの、正確にどこにいるかなどは流石にわかるはずもなく]
んー…とりあえず、セイクリッド・レティーシャについての文献があるコーナーでも行ってみるかな。 セイカが調べるとしたら多分その辺でしょ。
[人気の少ない館内に、自分の声と足音が響く。 もし近くまで行けば、声か足音で相手も気づくだろうと、館内をゆっくりと歩いて探す]
(634) 2012/01/30(Mon) 23時頃
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ペラジーは、ヴェスパタインの返答には微笑み返しただろう
2012/01/30(Mon) 23時半頃
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―館内―
そういえばさ。
[コウたちを見送った後、リョウがペラジーについてくるならその道すがら、そうでなければ別れる前、ふとリョウに話しかける]
アテと言えば、アンタは何かこの後どうするー、とか、決まってるわけ?
[それは、特に他意のない質問]
…ま、なんにしてもさ、この状況じゃあ、多分異変が起きてるのはここだけじゃない。 得物さえあれば、少数のゾンビ相手なら、何とか出来るようにするくらいは、してあげられるかもしれないけど?
(657) 2012/01/31(Tue) 00時頃
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[どする?と問いかける。 いくらかでも戦える人間と、まったく戦えない人間とでは、先ほどのようなときに負担が大分違う。 どこへ行っても外があの様子なら、戦う術を軽く手ほどきする位はしておいたほうが良いかもしれない。そう思ったのだ。 …それになにより]
(多分、相方がああやって連れて行かれた中で、自分になにもないと、へこみそうだしね。 さっきまでのこの子たちの様子見てると)
[なんだかんだで、世話焼きなほうなのかもしれない]
(658) 2012/01/31(Tue) 00時頃
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>>656 ん? あぁ、いたいた。
[セイカに声をかけられ、ひらりと手を振る]
無事って…あの位のゾンビ、私の敵じゃ…ないわよ。
[微かに言いよどみ、セイカから視線を外す。 それは…ペラジーのせいではないのだが、結局彼らを助けられなかったことへの悔しさゆえだろうか。 それでも、労を労われれば素直に]
ん、ありがと。 で、そっちは何か見つかったの?
[言いながら、傍らの絵本やら何やらをちらりと見やり、ソレから奥に居る男へ視線を移した]
…こんにちは、アンタも読書?
[そう言葉では問いかけながらも、探るように彼を見つめた]
(661) 2012/01/31(Tue) 00時頃
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>>663 あぁ、アレは無理。
[思った以上の食いつきに、あぁ、やっぱりこういうの好きなんだなと思いつつも、そこははっきり否定した]
…あぁ、いや、ほら…能力っていうのはー…えー…個人差?があるものだから…。 …あ、そう! リョウにはリョウの、ね! 『リョウだけの能力』がある…かもね?
[まぁ、ないならないで、そこは別の何かで補えばいいと思っている。 とりあえず、鍛えておいて、彼にとって損にはならないだろうと頷いた]
(679) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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>>670>>671 弟子…んー…いや、弟子じゃないけど…。 セイカも、同じスタートラインの仲間が居たほうが心強いでしょ?
[特に悪気もなくしれっと言い放つ。 つまるところは、どうレベルの者同士組ませて鍛錬したほうが楽、という思考のもと、既にセイカとリョウを一組で考えているらしい]
…ま、なんにしても、あの女もここに来てたってことは…オスカーに会うためだったのかもしれないけど、それ以外にも何かあるのかもね。 どうする?まだ文献漁るの?
[手近にあった本を一冊手にとって、セイカへ訊ねた]
(685) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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>>704>>705>>706 うん……うん…?
[納得しかけてなにやら引っかかった様子の彼女に、彼女が漏らしたのと同じような音をこぼし、首をかしげる]
なんでって…セイカがレティーシャであるにせよないにせよ、自分の身くらいある程度守れるようになりたいでしょ? ゾンビのご飯になりたいなら別だけどさ。
[当然のことのように言い放つ。 それから、ヴェラのことを思い出し、眉間にうっすらシワを浮かべる]
そ、あの局部肥満女。 …あの様子じゃ、聞いても答えてくれたとは思えないわね。 ぽよぽよぽよぽよ揺らしてあの女…! その上ショタコンだし! …あぁ、いや、あの子はリョウたちと同い年なんだっけ。
[と、見てなかった人にはまったく伝わらないであろう回想シーンの断片を口にする]
(715) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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とりあえず…地下? 案内板にないってことは…元来客が入り込めるところじゃないんでしょうね。 職員じゃなきゃ入れないか、立ち入り禁止区域か…。 何にせよ、そっちのお兄さんがなんで知ってるのか気にはなるけど…。 ま、ひとまず手っ取り早いのは…。
[そこまで言って、背の大剣に手をかける]
…床、砕いて降りる?
[止めなければ本気でやりかねない様子だ]
(717) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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うわ…っと!?
[剣に手をかけたところで、大地が激しく揺れ、危うくバランスを崩しかける]
…はぁ…世界の終末、ってやつかしらね。 隣の区域では地面に大穴開いてたし。 …でもま、そのタイミングでこれだけ色々目覚めだのなんだのが重なってるんだから、何かしろってことでしょ。 上等。やってやろうじゃない。
[そういって薄く笑みを浮かべ、セイカとリョウを見つめると]
…ま、面子は心もとないけど。
[小さく呟いた]
(722) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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>>729 あ…大丈…。
[自分にとってこのくらいなんともない故か、誰かを支える、という発想がなく、セイカが転んだのを見て、支えたほうがよかっただろうかと己の失念を少しだけ反省した。が、]
……。
[局地的にゆれる『震度計』を見て、無言で眉間にシワを寄せる。 そのまま流れるように自分のそこを見るが]
…。
[当然、震度0だった。 実は少しくらい観測してはいないかとそっと手を添えて見るが、やはりそんなこともなく]
…そうね、揺れたわね。揺れなかったけど。
[何処か遠い眼をして呟いてから、セイカに手を差し伸べた]
(734) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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>>735>>738 ん…まぁー、大丈夫。ある程度は『秘策』があるから。 それ以上はアンタ達次第だけど。
[自身の能力で、彼らの『鈍さ』を一時的に断ち斬り、その間に仕込めばいくらかはまともになるはずだ。 そんなことを考えながら、セイカがやれるかと目で訴えるのを見れば悪戯っ子のように笑みを浮かべて]
えー? もう、しょうがないナー、『レティーシャ様』が言うんじゃあ、聞かないわけにはいかないよねー。
[満足げに答えると、やや広いところへ移動し]
(746) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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揺れ……なかったのーーー!!!
[そんなことを叫びながら、大剣を床に突き立て、見事に下の回想への道が出来た。 割りと高さがある]
…よっ。
[しかし、躊躇う様子もなくペラジーは飛び降りると上を見上げ]
ほら、セイカの番。 …大丈夫、揺れないように受け止めるから。
[そういって微笑を浮かべて手を広げた。その微笑が微かに怖く見えるのは、目が半ば笑っていないせいだろうか]
(747) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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ペラジーは、>>733何か…聞こえた?と首をかしげた
2012/01/31(Tue) 02時頃
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>>757>>758>>759 暑い…そう? ソレより、何か聞こえなかった?
[地下だから聞こえたのだろうかと首をかしげる>>733]
…ま、そこのお兄さんがついてきても何でも良いけどさ、そのお兄さんたちが降りる前にセイカが下りないと。 スカートの中見られてもいいなら別に後でもいいけどさ。
[そんなことを言いながら、彼女の言った『叩き斬る』が、もし実現すればそれは自分の仕事なんだろうな、となんとなく察した]
捻挫ですめば良いけどねー。 うんうん、モチロンウケトメルヨー。 ダイジョブダイジョブー。
[笑顔は変わらないまま、わざと片言で答えた。 が、いざセイカが飛び降りれば]
(762) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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よっ…!
[しっかりと受け止めたのだった。 …尤も、実は飛び降りるときに抱えて飛び降りるのが早かったのだが、揺れた揺れないの腹いせに少し怖がらせようと思ったのは内緒だ]
ね、ちゃんと受け止めたでしょ。
[そういって浮かべた笑みには、今度は影はなかっただろう]
(763) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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>>761 ほら、リョウ! そこで待ってるんじゃなかったらアンタも! 『覚醒』とやらしてないんだったら、アンタも自力で着地は難しいでしょ!
[一応彼の設定を重んじつつ、ジャンプを促す。 そして、その傍らの、先客の男>>754をみて]
(…アイツ…アイツも、あの記述に関係あるのかな…)
[里で見つけた、あの記述を思い出していた**]
(765) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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[もし、男>>754がついてくるようなら]
どうするー? お兄さんも飛び降りるのが不安なら受け止めるけどー?
[そう、一応声をかける。 …尤も、重さ的には問題ないだろうが、体系的に受け止めきれるか少し、不安だ。 が、男がもし受け止めてくれと言うならば、とりあえずはキャッチを試みただろう**]
(768) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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―英雄の書斎―
へえ…こんなところがあるなんてね…。 ……お兄さんはここのことを知ってたわけ?
[見たところ、妙に小綺麗なのに、長い間殆ど人の立ち入った形跡がない]
…ここの管理人、てわけじゃあないよね。
[大鎌の青年に訊ねる。 …大鎌。 鎌というと、必然的に相棒の赤い外套の青年が思い出される。 彼が変身するその『刃』の形状は大鎌。 自分は分かりやすくて良いと思うのだが、正義を重んじる彼は自分のその破壊的なみためが好きではなかったようだった]
…珍しい得物ね。
[このような得物を持ち歩く人物が管理人のはずがないかと自己完結すると、部屋の中を見て回ることにした]
(806) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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ふぅん。
[書斎の中をぐるりと回る。 勉強熱心な者ならば本の一冊も手に取るのだろうが、あいにくペラジーは、どちらかといえばその対極に近い。 書斎をしばらく歩くと、何やら紋様の描かれた壁を見つけた]
…これ…幻想ノ刃の紋章?
[紋様の前には何も置かれておらず、さっぱりとしていた。 紋様を見る。 …よく見るとそれは、一族の紋章によく似ていた]
(807) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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何でこんなところに…。
[紋章に手を触れる。 と、固いはずの壁に、まるで水面のように波紋が広がる]
へ!?
[それだけではない。 なんと、ペラジーの身体が紋章に吸い込まれるように、壁に沈み始めたのだ。 ペラジーは思わず声を漏らし、なんとか身体を引き抜こうとしたが]
わ、え、な、ちょ!?
[そのままとぷり、と、壁の中へと沈みきってしまった。 あとには、ペラジーの白い外套と武器一式だけが床の上に残っていた]
(810) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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―英雄の書斎 刃ノ間―
なによ、ここ…。
[壁に吸い込まれたと思うと、次の瞬間には真っ白で果ての見えない空間にたっていた。 振り返っても、そこには入り口どころか壁すらない。 とりあえずは出口を探して歩き始めたものの、それらしいものは見当たらない。 それどころか先程から]
あぁ、もう! しつこい!
[空間のあちこちから、その空間を切り取ったように白塗りの異形がペラジーに襲いかかっていた。 対抗しようにも武器はなく、利用できる障害物もない。 体術を駆使するも、まったく手応えがなかった]
(818) 2012/01/31(Tue) 08時半頃
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どうしろってのよ…!?
[いや、先程から方法は思い付いている。 彼等のような実態のない相手なら、自分の能力を使えばなんとかなる。 しかしそれには、力を注ぎ込む為の媒体が必要なのだ。 ペラジーの能力は、自分の身体を媒体に出来るものではない。 となれば、残るは]
…自分のコピー…仮初ノ刃を作ってそれを媒体にしろって…? ったく、どれだけ消耗させる気よ。
[どちらも消耗の激しい行為だ。 実行すれば、そう長くはもたないだろう]
(820) 2012/01/31(Tue) 08時半頃
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>>824 っ。 なによ、偉そうに…!
[白の攻撃をかわしながら毒づく。 かといって、このまま続けてもじり貧になるだけだ]
上等! やってやろうじゃない!
…汝は我 汝は影 汝は刃<ジン> 汝は幻想! 汝 具現せよ!
(832) 2012/01/31(Tue) 12時半頃
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幻想具現<アルター>! 白ノ軌跡<ミデントロキア>!!
[ペラジーが叫ぶと同時に、彼女の右手の甲に重なるように、宙に紋章が浮かび上がる。 あの壁にあった紋章によく似ている…。 その紋章が強く発光したかと思うと、その光がペラジーの右手に集い形を変えていく]
(833) 2012/01/31(Tue) 12時半頃
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