3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―→グラウンド―
[体育館の横を通り、正門の前を抜けてグラウンドへ出た。 体験したあの闇色の穴がまた襲ってくるかもしれないと身構えたが、その気配はなくグラウンドはしんと静まり返っている。]
あぁ、そう、だ……ここで陸上、部を撮っ ぁ
[陸上部員に混ざって部活に励むその姿をフレームにおさめていたのはいつだったか。 走り高跳びを行う部員の撮影に夢中で、落ちてきたバーで頭を打って保健室に運ばれたこともあった。
鉛筆をポケットに挿し、スケッチブックを脇に抱えて一眼レフを構える。シャッターは切らぬまま、何かを撮る動きだけ。]
(497) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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[髪をするりと梳いて、頬に触れた。
同じ、肌の色。
似ている。手の届かなかった人に。 手を届かせようとも、しなかった人に。
本当に、妹のようだった]
すみません、ね。 保健室に入ってから、散々自制はしていたのですが。 貴女のの姿を見ていると、貴女の母親を、思い出すのです。
(498) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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−補習室− >>491 [従兄の問いに目を瞠って、]
違うわ。私は鬼じゃない。 …兄さんも違うでしょ?
そういえば、さっきジェレミー君が 鬼の声をきいたって言ってたけど…。
(499) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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―木の下―
――……!!!!!
[足音。それはもう、慌てたように、 立ち上がろうとして 失敗した。]
(500) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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飼育委員 フィリップは、用務員 バーナバスは、あれからどうしただろうか。
2010/03/04(Thu) 00時頃
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つか、仲良しはよきこと
[目撃しつつ]
(*248) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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ッ、 …!!!!
[動揺が漏れた。]
(*249) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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ラルフなんか、ここから落ちてしまえば良いのに。
[ぽつりと本音が零れた。]
(*250) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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さぁ。はじめはきっと、殺人犯。 でも、今はきっと彼女自身じゃないの。と、俺は思う。
[黒板に白墨を走らせる。描くのは、夕陽にくれる町並み。 限界まで衰えて、生きるのを拒否して、あの人が目の前で息絶えた翌日に見た、美しいと思ってしまった風景。唯一、心に焼き付いている。でも、どんなに頑張っても再現できない]
[特に、今は。心まで闇に侵食されかけて。 反転された風景は、なかなか光が入らない。 伝えたい、残したい]
どんなときでも、どんなになっても。世界はすごく綺麗で、幸せが転がってるのさ、きっと。どんなに辛いかなんて分からない。分かる気もない。でも、綺麗なものを並んで見られたらいいと思う
[そんな風にしゃべりながら、やがて言葉は途切れて。 再び発作が起こるまで、集中し始める**]
(501) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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華道部 メアリーは、紐 ジェレミーの描いた画を思い出した。
2010/03/04(Thu) 00時頃
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そう、ですか。ならいいのです。
[鬼ではない。そう知って、心底ほっとしたように、マーゴを見た]
私は、鬼ではありませんよ。 ……ビー玉も、ここに。
[ポケットの中のビー玉を見せる。山吹色の。
手に乗せようと腕を引いて、抱き寄せた]
(502) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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>>500 [木に近寄ると、セシルが盛大にずっこけてるのが見えた。]
――……おーい、大丈夫かー?
[なんか、いいもの見たような気もした。]
(503) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/03/04(Thu) 00時頃
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[動揺する気配に、ちらりと意識を向けて。]
『あれ、仲悪いんだ。』
[ポツリと聞こえた声に 少し驚いたように。 殺す時も ―― していたから、てっきり。]
(*251) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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化学教師 スティーブンは、長老の孫 マーゴの髪を撫でて、額に口付けを落とした{4}×{4}
2010/03/04(Thu) 00時頃
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>>495
木の下ではあんな風… いえ、でもあんまり近づかないほうが。
[ちらとこちらを見られれば、にゃーん、思い出して少し俯く]
ただ? …ただ、なんですか?
[気になるところで止められて、 少し気が急いて、身を乗り出した。]
(504) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/03/04(Thu) 00時頃
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―木の下―
[口付けた、何をした、気の迷い、 いや、あれは、きっと。 眼が回るように、赤くなって視線が彷徨った。]
だっ、…! … い じょう 、 ぶ、だ…
[バーナバスに答える。>>503 文節がおかしかった。]
(505) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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ん? 恥ずかしがらなくてもいいぞー。結構よくその木の下では……うん。 もっと乳繰り合ってる奴もいるしな。
って、
[金髪の元生徒会長に対する言葉には眉を寄せた。 そこにどれほどの確執があるとかは全く知らないので。]
(*252) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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そういえば、会長くんのこと、 ちょっと煽ってみちゃったんだ。 ごめんね? [くす、と笑う声]
(*253) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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……――?
ディ、ディーン…?
(*254) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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演劇部 オスカーは、化学教師 スティーブンは身体の具合どーなったんだろ、と思いながら寄りかかった壁から身を離す。
2010/03/04(Thu) 00時頃
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騙された。どうせ最初から体目当てだったんだ。
あの時だって…流石にいきなり突っ込まれるなんて思わなかったぞ。 …理性飛んでた俺も迂闊だったけど…。
(*255) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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>>504
[まだ木からちょっと遠くだろう。]
いや、もう、向こうも気がついているしですね。 こういうことはよくあるんで、ええ、本当に。
っていうか、 あの、いや、さっきはすんません。
[校長室での出来事。]
なんか、俺、ちょっと、頭がですね。 こう、整理がうまくついてないみたいなんですよ。
で……
(506) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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うっわ、そこまで信用ない? と、言っても当たり前だよねー。
[どこか寂しげに笑って。]
今まで、ぜんっぜんホントの事、話してこなかったし? そのくせ、ディーンを怒らすような事ばっかしてきたし。
[一つ一つ思い出すように指を折っていく。]
――……最初は一目惚れだった。 でもね。
君を怒らせたり、呆れさせたりするたびに、 新しい面が見れて、楽しかった、嬉しかった。
……ここで見れた一面もね。
[真顔でまっすぐディーンを見ながら言う。]
(507) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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― 木の下 ―
[鉱石の手が退くのを見た。少し眉根を下げる。 嗚呼……―――また、擡げる想いは。 生きて返って、その手が治り、触れてくれるならという想いだけでなく。セシルが帰れないなら、いっそのこと触れても傷つかぬ世界に自分が……―――と。]
――――……。
[足音に振りかえって、ドナルドは沈黙を保つ。 口を開くと、セシルのように墓穴を掘りそうだったからとは言えない。しかし、視線は泳いでいる。]
(508) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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問題児 ドナルドは、動揺しているセシルが『 』と思う辺りもう駄目かもしれない(03)(浸食)
2010/03/04(Thu) 00時頃
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−補習室−
[保健室…。保健室に入ると危険ってさっき…。 でも兄さんなら大丈夫?]
…母さん…? [不意に母のことを口にされ、戸惑う。
その戸惑いは、山吹色のビー玉をみせられた後、 抱き寄せられ、口づけをされた頃には混乱へと。]
兄さん?どうしたの?
(509) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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[この身体では、抱くことは出来ない。
そうディーンに言ったのは、嘘ではない。 身体の殆どは、もう透けてしまって、実体を持っていないのだから]
貴女は、生きてここを出てください。 私はもう、出られない。
その代わりに、鬼を連れて行こうと思います。 あちらに。
ご両親にも、よろしくお伝えください。 父の病気も、よくなるといいのですけどね。一人息子である私がいなくなったら、気を落としてしまいそうですが。
(510) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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>>505
[セシルが慌ててる様子に、笑んだ。]
はは、可愛いすね。 なんだかぐじぐじしてることが多い子ですけど、 あんな風な面もあるんですな。
[そして、セシルとドナルドに手を振った。]
(511) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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そう?すごく熱烈に好きだってかたられたわよ?
まあ、ちょっと困ったりもしたけど。 あんなそんなの一部始終(たぶん>>325)まで聞かされて…
(*256) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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も、もっと、? よく?
[>>*252 なんとも 混乱。 会長を煽ったとかの話は、不穏だとは思ったが、]
……――、…、目当て、って いや、 ……何の、話…。
[――愚問か。どうやらそういうこと、だったらしい。 困ったような気配が、在る。]
(*257) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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[ 暗いくらい 闇の中 ] [ 狂気が 蠢く くろの中 ]
せんせ、は
嫌い。 だいきらい…、…。
「せんせ」…
[ ごぼり ] [ 闇が また溢れた ]
(@56) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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……君は、死んで、
…僕は、あまりにも色々な面を見せてこなかった。
だから、君に……色々な面を見せたいから。 迎えに…そっちにいく。
……ダメだって言っても聞かないよ。
僕が、決めた。 僕が、望んだ。
[だから。]
……僕を連れてけ、ディーン。
(512) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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[ぼやくディーンに、ああ、と短く返して。黙る。 どう言葉を掛けて良いかわからなかった。何か、臀部が気持ち悪い。 ジェレミーから見えないようにそっと手を当てた。]
(*258) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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問題児 ドナルドは、用務員 バーナバスに苦笑いで手を振り返した。用務員より担任に見られたことの方が堪えている。
2010/03/04(Thu) 00時頃
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それ、から
[トラックを少し走り、南棟校舎に向けてカメラを向け 正門をくぐる<<奏者 セシル>>の姿を撮影したときのアングルを構える。
そのとき、ファインダー越しに写った金色。 はっとして一眼レフを顔から離す。]
……ディーさ、ん?
[屋上に見えたその煌きは、今はもうこちらからは見えない。 は、と小さく息を吐き出し、しばしトラックに佇む。 溢れる懐かしい記憶をぐっと押さえ込んだ。]
――…逃げてちゃ、だめ…だ ぇ
[数歩歩いて勢いをつけ、全力で正玄関に向かって走る。]
(513) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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俺の顔なら、何でもいいんじゃないか。
[ぷいと取り付く島もない。]
やっぱ、キチガイの息子はキチガイだな。 見た目だけ欲しくてお前みたいな化けもん作った親といっしょだろ?
身体ならくれてやるから、帰って俺似のクローンでも量産すれば? 自分好みのいい子に育てりゃヤりたい放題だろ。
(514) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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