233 逢魔時の喫茶店
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テッドは、ゴロウとケイのやり取りの内容までは、はっきり認識していない**
2015/08/03(Mon) 03時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2015/08/03(Mon) 03時頃
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[ああ、もう。と前髪を直す。 それからポケットから手帳を取り出して一度表紙の革を撫でた。今度は忘れていない。よし。
落し物の手帳を開かなかったホレーショーの判断はたぶん正しかった。少し覗いたくらいで人生を飲み込むほど凶悪ではないにしろ、 "良くないもの"を引き寄せる可能性はある、かもしれない]
…んー…まだ昼間だよなぁ つらい
[最初から電気を点けないままの暗い店内を見回し、棚のブランデーを勝手に拝借。 景気付けに一杯干してグラスを置けば、 まるで手品のようにトン、とその隣りに現れた猿が首を傾げた]
ききっ?
[表情豊かな猿が現れると、人間の方の表情は乏しくなる。 不満げに肩の定位置へ納まる猿を乗せて、男はバーを出た]
(20) 2015/08/03(Mon) 03時頃
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[酒の一杯でも貰えたなら、それをガソリン代わりに取り敢えず床を広げる作業をしよう。 テーブルの上に椅子を乗せたりと、まとめて片付けていく**]
(*7) 2015/08/03(Mon) 03時半頃
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[扉を抜けると、背後で軽い音がして元どおり鍵が閉められる。
空き巣の痕跡は、カウンターに置かれた使用済みのグラスと、その下に挟まれた代金の紙幣**]
(21) 2015/08/03(Mon) 03時半頃
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そーお? 僕なりに精一杯謝ってるつもりなんだけどなー。
[出勤した店員>>*3に口答えをするものの、さて、その真偽は店主にしか分からぬ物として。 まさか気まぐれの通達がそんなお助けになっていたとは思いもせず、出来上がった店主はアルコールをもう一口。
昼は喫茶店店主として。しかし本業は、夜営業のバーテンダー。 酒を提供する職業の者が職場で出来上がるのもどうかと思うが、男のグラスの中身はそれなりに度数の高い物であった。 だからつまり、しょうがないよね。って感じで。
グラスを奪わんとする手>>*4には少し抵抗したものの、其れは案外あっさり取り上げられてしまっただろう。 普段と変わらぬ口調に見えて、これでもトレイル店員より酔っている。]
(*8) 2015/08/03(Mon) 03時半頃
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だいじょーぶだいじょーぶ。 ケーくんもコーちゃんもすっごい頑張っててくれてるし、終わるって。
[どうせちいさい店だし。 それに、ものすごく汚れて害虫害獣が出たという訳でもない。 …害獣の方は、ケイ店員に恐れを為して絶対に出ないのだが。 器用に掃除と飲酒を行う蛇>>*5を見て、あーおれも尻尾ほしーなー。なんて思いながら、心配症の声>>*4にケラケラわらった。
何やら不機嫌なコテツ店員>>*6にゆるい頭で首をかしげながら、] なに? コーちゃんなんかのむ? 俺、超働いちゃう。
[酒を所望されれば自分の出番と、ふわっふわした足取りでカウンターに入って行った。 モップは壁に立てかけたまま、酔った店主はトレイル店員に更に一難与える事になっただろう。**]
(*9) 2015/08/03(Mon) 03時半頃
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[ジュースを飲み尽くし何時の間にかシフォンケーキを食べビスケットも齧った小さな金髪が、玩具のゴム銃片手に駆けて行く。 ああやっと休憩終了で遊びに行ったかよかったよかった。
…はて、プリン>>0とな。そんなものあったっけ。 ひょっこり冷蔵庫を覗いてみても黄色いぷるぷるプリンは入っておらず、代わりにあったのは、]
――あー、コレね。
[ガラスの瓶に入った、黄色いなにか。 其れは色も含めプリンに大変よく似ていて、しかしヒトの食べ物では無い。 円柱型の瓶の側面に側面に書かれた『ゾーイの!』と言う下手糞な黒い文字に苦笑いを零して。 と言うかコレ擦ってもぜんぜん落ちないな。油性か。やられた。
一体いつの間に仕込んだのやら。 これは確か、ケイ店員に頼んだお使いの一部だった筈だぞ。 視界から外れがちの小さい身長、こりゃあ、知らぬ間に漁られたかな。 幸い他に何かいじられた様子は無く、どうやら真っ先に目に付いたコレをプリンと勘違いして満足したらしい。]
(22) 2015/08/03(Mon) 04時頃
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プリン、よりはゼリーっぽいけどな。
[プリンによく似た、不透明の淡いクリーム色。 その正体はアラゴナイト石に特殊な加工を施したものである為、まあ、ヒトが食べれば腹を壊す。 瓶を揺らせば中身がプルリと揺れて、なる程これはプリンに間違えても仕方ない。 プリンにしては、重量があるが。
特殊な魔的封を施された瓶は人間の子供に開けられる筈無いのだが、どの道これは奥の保管庫の中へ。 珍しく忙しい店に慌てて、悪戯っ子から目を離した自分も悪い。 それなりに冷えた瓶から察するに、ケイが帰って来てすぐに漁られたんだろう。
代わりに本物のプリンを用意してやってもいいが、買いに行くのも作るのもやや面倒だ。 まあ、間違えて自分が食ってしまったと言えばいいか。 妙な所で酷い店主は、再びだらりと椅子にかけた。**]
(23) 2015/08/03(Mon) 04時頃
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[っていうかゾーイから代金頂いて無いんだけど。
とフと思い出しもしたが、それは、店主のまあいっかの思考に埋もれた。 商売をする気はまるで無い。**]
(24) 2015/08/03(Mon) 04時頃
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―喫茶店―
…… はぁ
[店内でフードかぶって 俺完全に不審者じゃないか。 でも、いい機会だし あのバーのマスターに謝るチャンスかもしれない。
俺は、様子を窺う。 気づけば来たときよりも随分日は傾いている。時間の流れを忘れる変な店だ。>>#0
こどもが>>0元気に出て行ったようだが 迷子にならなけりゃいいな、と思った程度で**]
(25) 2015/08/03(Mon) 07時半頃
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[それにしても、と ちらりとバーのマスターを見る。>>9 その辺に座ってれば、眠ってる男(エフとか呼ばれてた)もまとめて見ることになった。
へらりと笑うマスターに、 俺は複雑だがまとめていえば 戸惑ったような顔をしていた筈だ。 なにせ頭の中はぐちゃぐちゃだったわけで>>5]
……あの、ええと
[思ったより気にしてないのかこれ。 普通なのか。困り果てて、俺は 一度辞した水をくれとでもいうように さっき呷って空になったグラスを控えめに差し出す]
……客と仲、いいんすね
[我ながら、歯切れが悪い。**]
(26) 2015/08/03(Mon) 08時頃
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− トワイライト −
[道中、日光にいやというほど照らされたし、 ゴム銃を持った金髪の善人>>0に狙撃されたし、尻尾も散々引っ張られたがそれはそれ]
…
[真鍮のドアベルを鳴かせて、蔦に覆われた喫茶店へ入る。 この日二度目の昼の来訪、自分自身にもかつてない珍しい事だが、 さきほどよりも増えている店内人口に、 猿は丸い目をさらにまん丸にした]
(27) 2015/08/03(Mon) 11時半頃
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きっ、ちゅちゅ?
[新顔、あるいは懐かしい顔。 肩から照明器具へと飛び移り、カーテン、椅子の背と伝って猿は彼らの顔を覗き込むべく移動する。
異国の装束を纏った冷涼の主>>0:323がアイスコーヒーを飲む様子に近づけば、袖の余った布へ控えめなパンチを繰り出し。 彼の手元のグミに鼻をふすんと鳴らした*]
(28) 2015/08/03(Mon) 12時頃
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[男の歩み寄る方は、カウンターテーブル。 その中のトレイル>>17とホレーショーへは、手帳が戻ったおかげで助かった、とあらためて謝意を小さな会釈で示す。
コーヒーのお代わりにありついた獏>>0:312の眠気は多少なり醒めたか、それともまだ舟を漕いでいたのだか、 男はその横隣に並び座ると、獣の首でも撫でるような手つきでエフの髪に触れ]
…いやな夢をみた
[幼児のような台詞を淡と吐いた。
客と仲がいい、という音>>26が耳に入っていて、マスターと、彼へ水のグラスを差し出す若者──知った声だ──へ顔を向けた。 自分にも水が欲しい、とも言わず、注文もせず。 ただカウンターに座っただけの客は首を小さく傾ぐ**]
(29) 2015/08/03(Mon) 12時頃
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……、
[俺は、今日何度目かの 驚きに口を小さく開いた]
あれ、あんた。 図書館の―――
[司書?>>29 変な猿も連れてるし、 間違いない。
(流石に彼が>>11「バー・ファミリア」に顔を出しているとは把握していない――なにせ、あそこに寄った時はリツはやけ酒で酔っぱらっていたものだから)]
(30) 2015/08/03(Mon) 12時半頃
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リツは、いやなゆめ、という言葉が聞こえたが、首をかしぐばかりだ。
2015/08/03(Mon) 12時半頃
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[ゴロウの言葉>>14をじっと聞く]
あ、やっぱり……祖父ってことは、旦那が孫か
この銀の時計……見覚えある 何回か見せてもらったぜ コチコチって、音がいいよな
[そして、大往生について>>15 目を見開き、伏せる]
そうか 最近顔を見せねえなあって思ってたけど、そうか……亡くなっちまったのか
[小さく十字を切り、祈りの体勢へ]
(31) 2015/08/03(Mon) 14時半頃
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バーの方だったら、キープしたボトルを皆で飲んで、追悼とか出来るんだが…… ちょっと待っててくれな
マスター、いいか?
[ゴロウの元から離れ、店長の所へ。 トレイルとコテツをちょいちょいと手招きして呼ぶ。 ゴロウの言葉>>15――常連が亡くなった事を、伝える]
なんか、追悼になるもん、ねぇかな 初顔もいるけど、昼の常連も多いじゃねえか
この際だし、皆でぱーっと祈らないか? 今日は客も多いし、大人数で見送られたらあのじーさんも喜ぶだろ
[どうかな、と首を傾げた**]
(32) 2015/08/03(Mon) 14時半頃
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[昔は、害獣も出ていた。 出ていたのだが。
蛇にとってはおやつにしか見えないそいつらを片端から丸呑みしていった結果 全く出なくなったのである>>*9
ちなみに一部の虫も丸呑みしていたので、出てこない]
[モップ尻尾がみょーんと伸び、今度は雑巾を装備。 壁の高い部分をごしごしと拭いてゆく。
何だかんだと全員酔っぱらいの掃除である]
おつまみでも作ろうか?
[もう食料品店は開いてないから、食材はここの冷蔵庫の野菜を使うしかないが]
(*10) 2015/08/03(Mon) 15時頃
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そう? 彼とは何時も通りだと思うけど、 まあ常連だし。
常連さん達には、いつもこんな感じかな。
[常連達には。いつも。 その言葉が更なる混乱を産むかどうかは、青年の思考の余地具合にお任せしたい。
空のグラス>>26を差し出されれば水を注ぎ、 殆ど反射で行ったのは、これでも店員歴が長い為。 汗をかくピッチャーを傾ければ、冷えた水がグラスを満たした。
混乱しつくす心情も戸惑いも、彼が思う通り全く気にして居ない。 と言うか異変に全く気付いていない。 なんせ彼の様なピュアピュア反応をする者との接触は酷く久しぶりで、 言葉少なで大人しい青年を可愛いななんて、思ってみたりしちゃったりして。
そんな時だったか。 本日、何度目かのベルの音を聞いたのは。]
(33) 2015/08/03(Mon) 17時頃
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いらっしゃー… あれ?ブローリンさん、また忘れ物?
[来客に顔を上げたものの、客>>27はさっきも見た顔で。 手帳の事もあるしもしかしてまた何か落として行ったのだろうか案外うっかりしているんだな。なんて、少し失礼な事を考えたのは秘密ヒミツ。 しかし近寄る彼>>29から忘れ物の問い合わせは無く、では何の用件だろうと思考を巡らせて居れば、 はあ、なるほど。 用事があったのはエフィーさんにか。 注文が無くとも水は出して、もし、彼の分身たる猿がこちらに来るのなら菓子でも出してやろうかと、ゾーイ襲撃後のビスケット在庫を確認しはじめた。]
(34) 2015/08/03(Mon) 17時頃
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[キャニスターの中身はそこそこ減って居た物の、枯渇寸前と言う訳ではない。 もののついでに自分もビスケットを一枚拝借し、カウンターの内側で何度目かのおやつタイムを満喫。 していたのだが、呼ばれれば意識はそちらへ。 カウンターの客に断りほんの少し席を外せば、ケイ店員からの話>>32を聞いただろう。
目を見開き、瞬きを数度。 それから目を伏せて、]
…そっか。 結構、お歳だったしね。
[通りで最近ぱったり来なくなった訳だ。 幾らこの店が不思議な空間であっても、肉体が無ければ来店は難しい。 彼の面影を残す孫に視線を滑らせ、減った常連の姿を重ねた。
ケイ店員の提案には大賛成で、 じゃあ何をしようか何ができる?と言う行事内容はお任せの姿勢であったものの、言われれば全面的に協力はするつもり。 裏にある酒瓶の種類を思い浮かべて、御所望であればそっちも開放していいだろう。 同業者であるゴドウィンが居る手前、あまりバーテンダーらしくすると副業がバレてしまうのだが。 正確には夜のバーテンが本業で、昼の喫茶店が副業である。]
(35) 2015/08/03(Mon) 17時頃
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常連には? いつも? こんな感じ?
[>>33 マスターは事もなげに言う。 水を注がれたのに暫く気付かなかったくらいうろたえたじゃないか。]
……ここ、何の店なんすか……
[いや、喫茶店だろ。と 頭の片隅の冷静になりたいもう一人の俺が突っ込みを入れてくる。いかん。これは。この後日が沈んで涼しくなったら走ろう。すごい走ろう。思考を放棄したくなったら走るのが一番だ。]
(36) 2015/08/03(Mon) 17時頃
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[長い前髪越し、 図書館の、と声を上げた青年>>30へ表情乏しく顔を向け]
……
[少し口元を微笑ませた]
こんにちは
(37) 2015/08/03(Mon) 17時頃
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[普段もっと美味しい物を飲み食いしている筈なのに、どうしてこの店員は拾い食い>>*10をするのだろう? 駆除用の罠や薬を置かずに済むのは有難い事だが、いつか遭遇した丸呑み現場には、正直ドン引きの店長であった。]
じゃー、 ケーくんは、おつまみ担当ね。
[なかなかどうして、この蛇の作る食事は美味い。 ネズミ丸呑みとかするのに。
店長から彼への任務は掃除から厨房行きへ切り替わり、掃除担当はきっとまた一人数を減らす。 終わらなかったらどうするつもりなんだと、そんな事を言われたのならこう答えるだろう。 「今日の昼は臨時休業しよっか」と。]
(*11) 2015/08/03(Mon) 17時頃
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[図書館で知った顔。 日中の仕事のあいだ、実に静かに寡黙を通している男だが、この喫茶店においてはもう少し饒舌にもなろうか。
出された水のグラスの縁を指先で撫でる。 偶々かなにか、グラスハープのような柔らかな音が鳴った]
…… 『スカイランナーズ』、今日入荷した 取り置きますか
[微妙な間があったのは、彼から返却された本からみた嗜好や、その中におまじないのカードがあったかどうかを思い出していたから。 数日前に新刊が発行されたベストセラーの名を口にして]
(38) 2015/08/03(Mon) 17時頃
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[>>37 混乱気味だった頭に 静かにしみわたるような声がした。 こんな声だったか。 めったに喋らないから、 珍しいものを聞いた気分。]
……ども
[いかん、流石に失礼か。 かぶっていたフードを外して 小さく会釈する。]
(39) 2015/08/03(Mon) 17時半頃
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…ぁ
[不意打ちみたいに綺麗な音。>>38 あんな音、出るのか。]
え、あ。えと、 いいんすか?…じゃあ、頼んます
[出たら読もうと思ってた本だ。。 ありがたいけど、心を読まれたみたいで驚く。まあ、そんなこと、あるわけないんだけど。
――そういや、本におまじないのカード挟むの流行ってるんだよな。 なんでか親友(あいつ)は、そう謂うのに詳しい。女の子に聞いてたんだろう。
やけ酒の翌日、くだらねえ、と思いつつ、――ろくでもないこと書こうとして、消して、やめて。白紙のまま忘れたことがあった。もうどうせ、捨てられてるだろう。]
(40) 2015/08/03(Mon) 17時半頃
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リツは、追憶を断ち切った。>>40――女々しいったらありゃしねえ。やめだやめ。
2015/08/03(Mon) 17時半頃
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[フードをとった若者の、懊悩を含んだ匂い。
大きな契約を交わした日には、人間を愛おしむ感情が強くなる。 弱さや醜さを内包して 輝く魂。 どうしようもなく惹きつけられる美しい魂が、自ら破滅を望んで悪魔へそれを明け渡してしまうのを見た後は]
…ここにはよく来る?
[言外に、自分は昼の常連ではないことを漏らし。 水のグラスの縁を撫でた]
少し、タイを緩めると 少し…自由になれる。ここは
[白紙のまま残されたカードは、ブローリンの手帳に挟まれている。 ちなみにファミリアでマスターに絡み酒をしたシーンは、客席で目撃していた]
(41) 2015/08/03(Mon) 17時半頃
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うん。 いつも、 こんな感じ。
[そして、追い打ちのようなにっこりフェイス。]
(42) 2015/08/03(Mon) 18時頃
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ここ?一応普通の喫茶店。 ――まあ、そうじゃない時も、あるけど。
[そうじゃない時とはつまり夜の営業時間の事なのだが、返答はどうという方面にでも取れるだろう。 もしかして夜の営業に気付いている人だったかなと、うろたえる青年>>36をじっと見つめて、]
…紹介状無きゃ、ウチは駄目だけどね。
[別に紙にしたためる必要も特殊なサインも必要無いが、ヒトにとって一番イメージしやすい契約は書面であるが故。 だが口頭だけの招待でもきちんと有効なので、もし彼が既に招かれているヒトであるのなら、好きな夜に来ればいいだけの事。 来れば誰であろうと出迎えるのがこの店だ。実際、今までもヒトが招待された事は何度かあった。]
気になるなら、持ってそうな人に交渉してみなよ。 俺からは残念ながらあげられないから、
まあ、頑張って。
[パチン。ウィンクを飛ばせば、お店の秘密はこれでおしまい。 更なる詮索があっても適当に濁して、やらしい店に勘違いされそうな言動をしまくるだけ。 勿論それは無意識のうちであるが。**]
(43) 2015/08/03(Mon) 18時頃
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[>>41 長い前髪に隠れて、 表情がいまいちわかりにくい。 ――俺が言えたことじゃないか。]
いえ、今日、初めてで。 猫追いかけて、たまたま
[グラスの縁を真似てなぞる。 きゅ、と変な音がしただけだった。]
あれ、でも、――
[マスターや眠そうな男(エフ?エフィ?どっちだ)と話す様子では常連かと思ったんだけど。あれ、別時間の営業があるのか?]
……自由。そうなんすか。
[いい店、ってことなんだろう。変な店だけど。――と、思う。目撃されてたことに気づく由もなく。]
(44) 2015/08/03(Mon) 18時頃
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