人狼議事


62 あの、夏の日

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【赤】 会計士 ディーン

[大人になって、暗黙のルールを知った。
少年の頃は知らなかった、黙認すべき事、排他すべき事。
それが社会での生き方と悟るのは、容易い事だった]

……

[無言で寮の廊下を歩く男は、少年の掌を見た]

[そうだ。この少年は不正が嫌いだった。
それは10年後も変わっていない。変わり様の無い事で]

[だが、社会人になって…無駄に聡い脳は、暗黙のルールを覚えた。
その淀みに、時々やり場のない怒りを覚える事もある。
だが、その界隈で生きる為には「しょうがない事」としてやり過ごさなければならなかった]

[ずっと、そしてこれからも]

(*20) 2011/08/28(Sun) 21時半頃

【赤】 会計士 ディーン

――きっと

[両手をだらりと下ろし、立ち止まり。
懐かしい寮の廊下の天井を見上げ]

この歳の俺が、現実の俺を見たら…

「貴様なんぞ、俺では無い!!」

…って、激怒するな。

[少年の信じた正義は、清く美しく、どこまでも真っ直ぐなもの]


[現実の男には、それが眩しく、尊く思えた]

(*21) 2011/08/28(Sun) 21時半頃

【赤】 会計士 ディーン

 
[故に]


[今はまだ、目醒める心算は――無い]
 

(*22) 2011/08/28(Sun) 21時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 21時半頃


【人】 会計士 ディーン

-中庭-

[一旦談話室に寄り、冷蔵庫に入っていたサイダーの缶を一個ゲットして。
ゆっくりと廊下を歩き、中庭に出てみれば]

…既に大会が始まってるって訳だな。

[どうやら少年は出遅れた方らしい。
中庭ではベネットやヤニクがふざけており、ヘクターとヨーランダは花火を始めている]

(127) 2011/08/28(Sun) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

おい、貴様。

[>>123少年には馴染みの無い筈の煙草の匂いに気付き、つかつかと歩み寄った。
対象は、壁を背にして座っている先輩]

未成年は喫煙してはいけないと、法律にもあるんだが?

[不遜な態度でユリシーズを見降ろす。
煙草の甘ったるい――これはバニラだろうか、それともチョコ?――に顔を顰めた。
だが、次に出てきた言葉を聞いて>>124]

…………はい?

[まさかのオカマ口調に、フリーズ。
本音キャンセルまでは聞こえていたが、ユリシーズはこんな事を言うキャラクターだったか?と脳内フル活動中]

(132) 2011/08/28(Sun) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

[>>131ヘクターもユリシーズの元にやってきたお蔭で、思考再開]

…ヘクター先輩、ありがとうございます。

[現実に戻って来た意識のお礼をすれば、ヘクターは何の事だか分からない顔をするだろうが。
>>135再びユリシーズの方へと向き直り]

法律は守るべき戒律であり…って
おい、まさか…

[ユリシーズが面倒そうな顔で、いつの間にかヘクターから受け取っていた花火に着火。
そのままこちらに向けて来るではないか!]

待て!おまっ…貴様!!
花火は人に向けるな!地面に向け…あっつい!!

[思わず飛び退いた。
その様子を見て、ヘクターは笑っていたか…そうであれば、元凶の彼を睨む]

(139) 2011/08/28(Sun) 22時半頃

ディーンは、ベネットにグッジョブと言わんばかりに感謝のサムズアップ。

2011/08/28(Sun) 22時半頃


【人】 会計士 ディーン

マリア先輩…

[ユリシーズの花火攻撃から逃げながら、傍に来ていたマリアの一言>>136が聞こえ。
彼女は野球部のマネージャーだと言う事は知っていた。そして、真面目に部員を大切にしていると言う事も。
…そうだ、テツ先輩も野球部だった筈。と少年はぼんやり思い出す]

テツ先輩、今大事な時期って…

…っておい!いい加減やめんか!!

[ユリシーズの花火から逃げていると、どうやらベネットが放った打ち合い花火がユリシーズにクリーンヒットしたらしい>>142]

た、助かった…
ありがとうございます…ベネット先輩…

[はあ、と疲れた息を吐いて、呼吸を整えた]

(143) 2011/08/28(Sun) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

……おい、ヤニク?

[>>140目を放していた隙に、ヤニクは完全に衣装を着替え終えていたらしい。
その姿を見て再度フリーズ]

お前、その恰好はどうしt…ああいやうんバスケ部の連中の所為か…
ってそう言う事じゃなくて!!

[完全に一人漫才である]

おいヤニク!
花火を振り回すんじゃない!くるくる回るんじゃない!!

[アンド、一人カーチャンモードである]

(145) 2011/08/28(Sun) 22時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 22時半頃


【人】 会計士 ディーン

どこでそんな言葉を覚えた!?
奢るの単語も知らなかったくせに――

[>>152くノ一ヤニクの、今夜は無礼講!と言う言葉に対し、驚く。
が、後ろから肩に手を伸ばされ、しっかりと固定され]

は?

[口元に迫るのは、満面の笑みのヤニクが持っている缶ジュース…
…だと思っていた。
迂闊だった。花火の火薬の匂いで鼻が鈍った所為で]

…ん!!

[そのまま缶の中身を飲んでしまった。
飲んだ後で気付く。これはアルコールだと…]

(157) 2011/08/28(Sun) 23時頃

【人】 会計士 ディーン

――っ、ぶはっ!!

[急いで缶から口を放すも、まだ肩はヤニクに固定されていて。
初めて口にするアルコールの苦さに咽ながら]

ヤニク…お前までそんな不良、みたい…

……っ?

[ぐらり、揺らぐ視界。
どうやら少年は、アルコールに弱い部類だと気付く]

(158) 2011/08/28(Sun) 23時頃

【人】 会計士 ディーン

(ん…?)

[視界が定まらない。同時に皆の笑い声も、花火の音も遠くに感じる。
そんな中で、少年は思う]

(俺はこの味を、知っている――?)

[まさか、そんな。ぐらぐら体を揺らしながら、頭を振る]

(161) 2011/08/28(Sun) 23時頃

ディーンは、アルコールを摂取してしまった所為で、顔が真っ赤である。

2011/08/28(Sun) 23時頃


【人】 会計士 ディーン

…………ぅー……

[>>166ヤニクが話しかけてくるも、アルコールに浸食された脳と身体では、耳の機能が半分くらいしか活動していないらしい。
ピンクの何かが少年の口元をぬぐっている。ああ、ヤニクがやってくれているのか…くらいしか考えられず]

う…ケイト、に…ホリー…

[ヤニクの近くに居たケイトやホリーに、ヤニクを止めさせようと声を出すが、生憎呻き声しか出ない状態だ。
今はもう、ヤニクの腕だけが少年の支えである。彼がそのまま缶の中身を飲む様子には、何とか片手を動かして阻止しようとするが、腕が重く感じて届かない]

だいじょうぶ…じゃ、ない……――

[それだけはしっかり聞こえたらしい。
その言葉を最後に、少年はヤニクの腕にしがみついたまま*力尽きた*]

(172) 2011/08/28(Sun) 23時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 23時半頃


【赤】 会計士 ディーン

[>>*23メアリーの同意する声に、ゆっくりと頷いて。
やがて肺の奥から出すような溜息が聞こえた>>*24]

夢が、終わる――

[そうしたら、待っているのは現実。あの飲み会が終われば、また皆は――
きっと、メアリーもそんなのは嫌だと思ってくれるかもしれない。
そうだ…そうでなければ、あんなに明るかったメアリーの声が、翳る筈が無い]

そうなる、前に

[は、と息を吐き]

思い出そうとしている奴が居れば…「それは夢だ」って、言ってやるさ…

[男の思考は、少量のアルコールに溺れていく]

(*26) 2011/08/28(Sun) 23時半頃

【赤】 会計士 ディーン

[>>*25メアリーの言葉に、揺れる思考を集中させる]

――分かって、くれるかな。

[大人になれば、信じる事に抵抗を持つ様になる。
男も例に洩れず、不意に言葉を零した]

誰かが――分かって、くれる か――――

[それは少年の身体がアルコールに慣れていない為か。
身体の方は眠りについた様だが、意識の方は、徐々に溢れていく]

(*27) 2011/08/28(Sun) 23時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/08/29(Mon) 00時頃


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