17 吸血鬼の城
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[主が次に向かったのは、書庫。 細やかな細工の扉を開くと、篭ったにおいが外へ漏れる]
……
[犠牲者の名を書き連ねていた紙束が無い事を知っている。 それから、手記が一冊戻ってきた事も。 ゆったりとした袖が舞うように書棚へ伸び、革装丁の手帳を取り出す。 古びた其れを手に、紙を捲れば徐々に乱れる文。 最後に残った頁、其処には一言]
……愚かな……嗚呼、
[苦い声は誰も聞いたことの無いもの]
(252) 2010/06/21(Mon) 20時半頃
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[空白を睨みつけ、手記を棚へ戻す。 ローブを翻し、足早に廊下を進む。
襤褸を纏う子供が先に見えた]
(253) 2010/06/21(Mon) 20時半頃
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―廊下―
……唄、か 少し懐かしい
[何時の間にか、城主の姿は子供の横にあった]
随分と毛並が違うようだが 影はお前に着る物も用意しなかったか?
[気だるさを残した切れ長の瞳が流し見遣る先 襤褸を纏った子供の頬へ向けて、細い指を伸ばす]
(259) 2010/06/21(Mon) 20時半頃
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嗚呼……そう、薬屋を 眷属に加えてやろうかと思っている。
[声ならぬ聲に囁き返す]
どうやら白薔薇に御執心のようだ。 ……いっそ仕えさせてやろうかと思ってな。
白薔薇はさぞ嫌がるだろう 其れに――…メアリー・トレメイン あれが、彼は無事で居て欲しいと願うのだ。 ならば、殺さず逝かせてやろうと思う。
(*17) 2010/06/21(Mon) 21時頃
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―廊下― [視線は返らないが、気にした様子もなく 体温の感じられない其の指先が頬を撫ぜ、ストールをついと引いて戻ってゆく]
その浅黒くやけた肌に似合う色だと思ったが。
[首を傾ぎ、顔を覗き込んだ。 胸元が露になり、情欲の名残が其処に見え隠れする]
――…ひとの種がどうであれ、血の色は同じ 衣服もまた、気に留める程の事では無いが
是から化粧を施すのだったか? ならば私に構っている場合ではないだろう。
[くすくすと、まるで何もかもお見通しだと言う風な笑みを浮かべ、子供の恐怖心をからかっている]
(277) 2010/06/21(Mon) 21時半頃
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私がこの血を分け与えるのも可能だが ……そろそろお前にも、力は満ちているだろう
[Yaと返る問い掛けに、城主は其れ以外の答えを返す]
私のローズ お前が彼を迎え入れてみるか?
(*19) 2010/06/21(Mon) 21時半頃
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[白薔薇の忠誠心が見たい メアリーの苦しむ顔が見たい 其れがつかの間、城主の空虚な胸を埋めるのだ]
そう、お前が彼を―― 心配はいらない、幾度もお前には私が力を与えている 人を眷属に変えるくらい、出来るはず
[ローズマリーの、城主を案じる言葉に 薄く笑み混じる吐息が漏れる]
私の渇きは、彼等の苦悩で満たされる。 喉の渇きは、ワインでも流し込めば良い。
[食堂にでも向かおうか、そんな事を思いながら]
(*21) 2010/06/21(Mon) 21時半頃
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―廊下― [>>289震え上がった少女の瞳が硬く閉じる。 城主は肩を竦め、緩く首を振った。 流れる銀糸からは夜のにおい]
……安堵せよ、いたいけな子供 そなたを今此処で喰らうほど餓えてはいない。
[優しい言葉を一度送り]
もう少し、私に耐性がついたなら 其の瞳に怯え以外の色が灯るその時には ――…望むままに喰らってやろう。
[次いでその色香混じる声音のままで、残酷な台詞を向ける。 返答を待たず、城主はその足で食堂へ向かった]
(294) 2010/06/21(Mon) 22時頃
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[足音がする。 歩みを止め、振り返った]
(295) 2010/06/21(Mon) 22時頃
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信じている 私のローズ
[人を喰らうだけでなく 其の力を分け与えるようになれば、また 彼女は人から遠のいていく
暗い悦びを胸に、期待を込めて名を呼んだ]
(*23) 2010/06/21(Mon) 22時頃
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……物騒な格好だ。 其れに……嗚呼、随分と面立ちが変わってしまった。
[ヘクターの姿を見止めると、 額に手を当て、首を振る]
泣かせた覚えは、無いが? 泣いていたのは、お前だろう
(303) 2010/06/21(Mon) 22時頃
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……ふ……
[薄く笑みを残し、首を振る]
積もる話もあるが そうだな、先にこの子供に用があるのだろう?
私は先に食事を済ませてこよう。
[一見無防備な仕草で背を向け、城主は目的の場所へと足を運んだ]
(312) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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―食事の間― [すれ違うドナルドに、城主の姿が見えたかどうか 闇に紛れるように黒いローブを纏った主は 音もなく部屋へと入ってくる]
生身を捨てきれぬ人間が 幻に生きることなど、出来はしまい。
[くつくつと、喉を鳴らし哂う。 先ほどの言葉も聞こえていた風]
(318) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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成功を願う。
……白薔薇も従者ならば 主人の手伝いをするのは当然だろう
必要があれば、上手く使うが良い。
(*25) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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城内の全てが私のもの 伝わってしまうものはどうしようもあるまい?
[ユリシーズの手から落ちたグラスが動揺を表している 城主はそう思い、薄く哂った。 乱れたままの夜着の内、情欲の名残もそのままに 扉の前に立ちはだかる]
頑なだな。 ……しかし、何時まで持つか
[腕を掴み引きとめようと、冷たい手を伸ばした。 官能を目覚めさせるかのような手つき]
(329) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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誰しも快楽の前では素直になると言うのに ……強情な。
[もがくその手を強く掴む。 長く鋭い爪が食い込んだ]
(334) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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―食事の間―
黒薔薇、監視は後で良い。 ……此処へ。
私の食事に邪魔が入らぬよう、見張ってくれ。
[影に向けて囁く。 其れはユリシーズにも聞こえる声で。 二人きりの食事の間で、何をするのかなど言うまでも無い]
(338) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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[滲む朱を啜ろうと、詩人の身を引き寄せ]
詩にはなりえずとも お前の身は其れを欲しているのではないか?
[睨みつける眼差しに、城主は愉しげにそう言って 夜のにおいを残したままの身を押し付ける]
……痛みすら、甘く蕩けてしまうほどの快楽 心が抗ったところで 身は――どうだろうな。
(349) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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