25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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―食堂―
[咽る華月。大丈夫かと盗み見る。 茶器を高嶺に添えたとき、 足りぬ、と謂われてもう一杯、淹れ]
……、
[茶を渡される。 謹んで受け取りながら 意味を図りかねた。]
…失礼いたします。
[合図がある。ひとことことわり 椅子に腰を降ろした。微かに鈴が鳴った。]
(390) 2010/08/02(Mon) 00時頃
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―食堂―
[高嶺に茶を汲む人の内心は、なんとはなしに判ったからか、その場で何も謂うことはない。ただ、一瞬の目配せを送るのみ。]
高嶺様、名前は、よう聴かせてもろてます。
[使用人が気を聴かせておいてくれた手拭きで、果汁で汚れた手を拭う。香り立つ茶の匂いに、甘酸っぱい果実の薫りが混ざった。]
なんや。いけずな方かおもうたら、そうでもないんやろか?
[鵠にも茶を差し出す様子を見て、先程、本郷に花が花主を検分するような言葉を吐くなと、暗に謂われたことを忘れたような言葉を首をかしげつつ紡いだ。]
(391) 2010/08/02(Mon) 00時頃
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>>387 刷衛さん、ね。こちらこそよろしく。 天満月じゃ長いですし。邦夜でいいですよ。
[しかし、大きい。自分も小さいほうではないと思うのだが……首が疲れてきた]
……ま、まんまる……?
[いつだか、父と一緒に会ったことのあるヨアヒムのことを思い出す。たしかにまんまるだ。思わず噴出して口を押さえて壁の方を向く]
(392) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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[さっさと行けとばかりに扇は夜光にひとまず 花達の宿のほうへと示す。 その背中を見送りながら、先程の鈴付きの家鴨を思い出す。 ああいう類の花は手折ると面白そうではある。 鳥だと言うなら、飛べぬように足の骨を折ると言うもの面白かろう]
…そのあとが面倒か。
[結局はその答えに至る。 何より、高嶺はどうやらあの家鴨を気にいっているようにも見える。 あの世捨て人が、どんなふうに家鴨を鵠にするかは見ものだと思った。
ぱちん。扇は一つ高く鳴って]
(393) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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あ……
[転がる果実に気を取られる、視線を戻せば開いていた距離に気づき、 申し訳なさそうに距離をとろうとあとずさる。
覚えていない、といわれれば、ただ そうですか、と頷いて。 むしろ続く言葉に 大きく瞬いて、反応を示した。 言われればかすか、そのような風評を耳にした気もする]
それは……なんというか、完璧 ですね。 そんなに出来ることがあったら、 芸に精進するにも時間が足りませんでしょう。
あ……その中で、何を一番好んでいらっしゃるのですか?
[感嘆するように息を吐いてから軽く問う。
果樹を指さされば素直にそちらを見やって、なるほど、果樹は豊かに実ってはいるのだけれど。食堂には行かないのだろうか、と首を傾げながら、再び少年を見やるが、やはり目があうことはなかったか]
(@33) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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>>392
ほお、じゃ、邦夜さんと呼ばせてもらうかね。 ……と?
[邦夜はそのあと、壁に向かい噴出しているのを見た。]
まんまる、まんまだろうが…。 あいつが言ってたんだ、あの高嶺って奴がずいぶん昔に別の花祭でな。
[実際高嶺が覚えているかはわからないが、かなり昔の花祭でそう言ってたのを気に入って真似したらしかった。]
まぁ、本人も別に言われても気にしてないみたいだぞ、言ってみたらどうだ?
[この男もまた遠慮はあまりないらしかった。]
(394) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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― 池のほとり ― [取り落とした果実を拾い、袖で拭う]
……別に、どれも好きじゃない。 どれもこれも見世物にされる為のものだろう
[視線は下がったまま。 呟きは本心と虚栄の混じるもの]
ボクは―― …そこに居るのは、誰? 盗み聞きは趣味が悪いよ
[言葉を継ごうとして、増えた気配に顔を上げる 冷たい冬色の瞳を向けた先には人の影]
(395) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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−→裏庭−
[ぱちん、という音を伴って再び男の姿は庭へと出る。 廊下から裏庭へとつながる扉を開け放つと、そこは庭園のようにもなっていた。 背の低い木や、花々が色を添えて植わっている。 それから、その先を進んでいくと表の池と繋がっているのだろう流れがある。 傍らにしゃがみ込んでしまうと、植え込みから己の姿は見えない高さになった。
山のほうから地下を通って湧いているのか、水は思ったより冷たかった]
…邸だけなら本当に、見る価値があるのだな。
[ぼんやりと呟くと、靴を脱いで両足を水に浸す。 芝生の上に腰かけて、樹の下に腰かければ暑さも少しは忘れられた]
(396) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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[香り立つ茶の香りに混じるのは、庭に成った果実の香だろうか。 互いに目配せする姿には何も言わない。 華月の言葉に茶を啜りながら黒檀を細め]
…その高嶺は、私の名ではないな。
[よく聴くというのならそれは先代の頃の高嶺の名。]
それとも…、 其の花が何か文句でも言っていたか?
[そう言って仰ぐのは鵠の方。 茶器の半分まで茶を飲むと、頬杖ついて]
――…やはり、何か言っていたか。
[華月が首を傾げる様子には、 面白いものを見るかのように交互に二人の花を見る。]
(397) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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>>394 高嶺。
[聞いたことがあるような、ないような。]
……そのまんまですね。 言われて気にしないって……開き直ってるのか、あの人……
[さすがに言ってみたらどうだといわれて言えるほど勇気はなく]
あはは……遠慮しておきますよ。
さて、まだ到着したばかりで……何処へ行ったものかな。 人が集まりそうな場所、ご存知ですか?
(398) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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― 庭 ― [知った声はもう一つ増える。 ……先程華月と鵠と一緒にいた……アケノシン。 夜光の話を思い出し、彼の言うアケノシンか 本人に聞こうか、しかし、人と話す気になれない。 そう思っているともう一つの声が聞こえた。]
……俺のことか? わりぃ……盗み聞く気はなかったが 人と話す気にもなれず、ぼんやりしていた
……祭りが開催されるだけあって どこも人だらけだな。
[何処に言っても盗み聞き状態になりそうだと 軽く苦笑しながら零して]
(399) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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>>398
ああ、人か。 俺もあまりわからないが、さっきは庭に幾人かを見た。 そのほかはそろそろ茶でも飲みにいく頃合かもしれないな。
[邦夜にそう答えて、方角だけ指し示す。]
(400) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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[返す声音は少し沈んだものになる]
……好きではないのですか? 見世物……名が知れるのは、きっと、大変なことのでしょうね。
私は舞を見ていただけるのは、 嬉しいこと だと思うのですけれど……。
[そう、請われれば誰の前でも舞うものだから、 師に咎められたこともあった気がする。
下がった視線を追うように、こちらも眉尻を落としていたが、 続く言葉と向く視線に、おっとりとそのあとを追う]
(@34) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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―食堂―
そりゃ、先代様の名前んが聴きますけど。 朧様の名前も、たまには聴きますさかい。
[よく聴くのは先代というのは否定しない。]
そやのうて……
[自分の軽口に失敗したかと、鳴る鈴の音の人を想い、頭を掻いた。自分のことだけなら佳いが、鵠を巻き込んで迷惑をかける気はない。 ――また、無意識に苔色は、紫苑色を刹那見た。]
鵠さんが茶もっていかはるんは聴いとったから、さっきの今でここん戻ってくるんはいけずかと、わてがおもうただけや。
[細まる黒檀に向かって、少しだけ唇の端を持ち上げてみせた。 ちゃいまっか?と、問いかけるように。]
(401) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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―庭―
[池の傍まで行けば、友と会うことができたかもしれない。 けれどその手前で道を曲がってしまったから、またすれ違ってしまう]
ここからこう建物が見えて。 この角には海棠の木。
[遠くから見て景色を覚え、近くに寄れば手で触れ確かめて。 意識して歩けばそう迷うこともなく。 B棟の渡り廊下が見えると、今度は安堵の息をついた**]
(402) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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―B棟自室― [何事かと部屋に戻ればどうやらといた荷物の整理をしていたらしい。 帯が一本無いのだといわれた]
帯など、別に私は今あるものでかまわないよ。 そんなことくらいで呼んでもらっては困る。 それともまだ、何かあったのかな。
[曰く、一つかばんを忘れてきたのだと。 ため息は深くなり、眉間にしわを寄せた]
では取りに帰りなさい。 あちらには仏具も入っているのだから、明朝までに必ず。 あちらは貴方に任せていたと思いましたが…。 急かしたのが悪かったようですね。
[荷物の整理はしておくから、と送り出す]
(403) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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>>400 庭ですか。確かに今日は暑い。夜風が気持ちよさそうだ。 行ってみます。ありがとう。
[お礼を述べて指し示された方向へ歩き出す]
(404) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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― 池のほとり ― 名が知れ渡るのは苦痛でしかないね。 ボクの望みはその辺の花主じゃ叶えられない。 たとえ名の有る楽器を渡されても、舞台を建てられてもボクを理解しない花主に飼われてやるなんて真っ平御免だ。
[肩を竦め、首を振る]
見ていただける、ときた。 キミ……立場を理解した立派な花だね? さぞはぐれた花主も心配してるだろう 誰にでもついていきかねない、ように見える。
[次第に調子が戻ったのか、得体の知れぬ悪寒になれたのか、少年の口は饒舌になる]
……なんだ、目隠しクンじゃないか。 それなら邪魔をしたのはボクかな。 気にせず好きなだけぼんやりしているといいよ。
[現れた相手が目隠しの男とわかると、さらに少しだけ警戒を解いた。彼の所為で、近くにある気配に未だ気付けない]
(405) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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[パチン、パチン、と音は続く。 袖に鼻を寄せると、まだそこには蓮の匂いがある。 植物独特の匂いと、花の持つ甘い香気。 幼い頃から確かに蓮が植わるあの邸に育ったので あまり意識したことがないのだが]
(あの舞台で───か)
[そう言っていたのは、白拍子だったか。 実際に今は昼寝場所になっていると知ったら怒られかねないが]
(406) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 01時頃
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― ヨアヒム邸・裏庭 ―
[風が、そよぐ。 木々がざわめいて、舞い落つ木の葉。]
ん……。
[その一片は、いつからそこに居たのか、木の上で眠る者の上へと落ちる。]
……ふ、――――ぇっくしょい!!!!
[鼻をくすぐられた当人は大きなくしゃみと共に大きく身体を揺らした。 ぐらりと揺れた身体はバランスを崩し傾き。]
え?
…っえ、あああああああッ?!!
[絶叫と共に地上を目指した。]
(@35) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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[視力を封じた特徴的なその姿、ちら、と見かけたのは確かだった。けれど、記憶は曖昧で、耳にしていただろう、何かを思い出すことが出来ない。
人と話す気になれない、という言葉には、 何か憂うことでもあったのだろうか、と思うのだけれど。 向ける視線は届きはしないだろう か]
――……、
[想い沈むように、水面に眼差しを落とせば、 ゆらぐ波紋が広がっていた]
(@36) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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…お前は、どんな気持ちであの場所で舞ったんだ?
[今は等に枯れてしまったその花に尋ねるように 水底を覗きこむけれどそこには誰がいるわけでもなく。
ただ息をひとつついて、扇持たぬ手を水面に落とす。 指先に絡む冷たさよりも、舞いあがった飛沫の耀きに目をやる。 砕いた破璃の粒のようなその澄んだ欠片は 一瞬の裡に消えてしまった]
(407) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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本屋 ベネットは、響いた落下音と絶叫に思わず扇を水に落としかけた。
2010/08/02(Mon) 01時頃
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―食堂―
――…、花主様のことは 我々花としては気になることでして。
[――面白いものを見るような高嶺に 茶器を傾けていた手を止め 紫苑色の視線を向ける。黒壇は深いいろだ。
華月が何を謂おうと構わぬといった態だが。 たまには、というのは。 どうにも華月は言葉が軽い。 己のように使い分けるということをあまりせぬ。 刹那紫苑色に向けられた苔色には気づいたかどうか。
茶器を置いた。]
(408) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 01時頃
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それは耳を塞ぎたくなる話だな。 きっと碌なことを言われていない。
[さて、この花が聴いたのはどの悪評か。 不肖の当代、引き篭もり、碌なことではないに決まっている。 耳を塞ぐ真似をしたら結わえていない髪がさらと揺れた。 あと少しで茶器に髪が浸かりそうではあったが、 高嶺は気にすることなく二人の花を見て]
なら、私はお前の言ういけずというやつだな。 遅いと思ったので、待ちきれずにここに来た。
[偽らずに明かすと大人しくしている鵠も見る。]
(409) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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[荷物の整理をしていたところで、外から絶叫が聞こえた。 何事かと、窓から顔を出す]
何の騒ぎです。
[声の方向を考えるに裏庭のほうらしい。 整理途中の荷物を一度見て、そのままに部屋を出た]
(410) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 01時頃
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― 庭 ― [風が湿り気を運ぶ。水辺なのだろう。 気をつけなければ。水辺に落ちれば 包帯を取らざるをえまい] [そう思いながら聞こえる声を聞くでなしに聞く]
……イアン。イアン=薗っつーの。 アンタは?アンタでいいならいいけど。
……って、なんだ……?今の声……
[目隠し君と呼ぶ相手に苦笑しながら名乗り こちらも相手の名前を知らぬゆえ短く問いながらも 耳に入った奇声、アケノシンに夜光ことを 知っているか尋ねる前に、声の方向を振り向き 一歩、歩みを進めた]
(411) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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>>404
ああ、確かに今日は暑いな。
[そして、邦夜が去っていくのを見送ってから、一度自室戻ろうかどうしようかと思案した。]
(412) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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[つらつらと流れ出した言葉にゆるり、と首をかしぐ]
――…ええと、 何か凄い望みがあるのなら、有名になった方が その願いを叶えるのに近道なんじゃないですか?
[饒舌になってきた少年の口調に、変わらずおっとりと言葉を返す。なにやら少し攻撃的なような気もするのだけれど]
ご心配いただいて、ありがとうございます。 人違いしないように、気をつけますね。
[結論としては、案じられた、 と解釈して、笑ってぺこり、と頭を下げた。
本来、主を間違えること、などあるはずもないのだが、 その違和感には彼自身は気づくことは なく]
(@37) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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――…、気になるか。 ……鵠、
[訊こうとしていたことを口にするもう一人の花に、 緩く口端が上がる、薄い笑みが浮かんだ。 初めて、花の名を呼ぶ。]
………華月、
[もう一人の名も。]
…言ってみろ。 お前達花から見て…此度の花主達は、どうだ?
[黒檀が、楽しげに細まる。]
花祭は花主が花を選ぶだけの祭ではない。 ……花が、花主を選ぶ祭でもある。
…どうだ?お前達から見て…、此度の花主達は。
(413) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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