180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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― バルコニー>>267>>268 ―
[金火を眼に宿し、カリュクスの回答を黙って聞いていた。 最後、太陽《シメオン》と月《セレスト》と聞けば、]
――……わかった。わかったわ。
[胸倉掴んでいたカリュクスの身を突き飛ばす。]
――…ク、
ふふっ
そう……やっぱりそうだったんだ……
[少女の瞳からは、涙が零れていた。]
(287) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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……救われる《√》-ルート-も、ちゃんと有ったんだ。
(288) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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[運命と言う大樹の枝葉、幾重にも分かたれるそれ。>>0:24]
[例えば、"救われた"世界と"救われなかった"世界があったとして。]
[その隣り合う枝葉の分岐点となり得たのは、果たして如何なる要素だろうか。 今となっては知る由も無く。]
(289) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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――……私の子に。
《私の世界-セイカノセカイ-》に害が及ばない内は下らないFES-ゲーム-なんて捨て置くつもりだったけれど。
……気が変わったわ。
[ゆらり、踵を返してその場を去ろうとする。 狂気を宿したその瞳は、既にカリュクスの事を映していなかった。]
(290) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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簡単にあらゆる次元、あらゆる時空とは言ってくれたな、あの娘…
[あらゆる世界となると、三千世界と言っても三千では済むまい。もう少し力が回復していれば難なく戻れるのだろうが、一つ一つ扉を開けて回るのも面倒だ]
こう接続が不安定では対処にも始末が悪い…… どのみち支配せんとするなら、いっそこちらから仕掛けて幾つか並行世界を滅ぼすか? そうすれば己の世界は少しは安定しよう。
あるいは、神話時代に法の神が所有していた「アレ」を手に入れるか…何処かの時空に巻き込まれて行方知れずとは聞いているが…
どうした。
[食堂にいた中年の男が扉の中を覗きこんでいる。>>285 通りがかりに声をかけた]
(291) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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ああっ!?
[教頭先生は体育会系ではなかったので、やすやすと引っ張られ。>>286
バシャアッと水飛沫があがった。]
何するんですかこの、ギンギラギンがー! ったく……!
[川に浮かびながら、スターイーグルに文句を言い。]
(292) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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……たった今、川に落ちたところです。
[恨めしげに、扉の向こうからの声に答えた。>>291]
(293) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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――…はぁ。そう云えば。
お互い、直接名乗り会いはしてなかったね? まあ、どうせ僕の名前はわかる人もいるだろう。
ゼロだ。ゼロ・スカーレット。
君たちも顔は、なんとなく気配からわからないでも無いけど…さて?
[聞こえる少女の声は冷淡、ほかの声は、未だ、か。 その反応も面白がりながら、ひっそりと"うっせぇ"と感じられていた、その物の楽しげな調子で、言葉を闇に重ねていた]
(*19) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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ヨーランダ=アンギュロス=ブラッド・ダーク・バビロンスだ。
一先ずは協力するとしようじゃないか。 セカイを減らして因果律を安定させるにしても。
このぐらいの人数分のセカイならば残せるであろうしな。
[闇に向けて呼びかける。 その声はどちらかというと友好的を装っていた。
その真意は隠したままで。]
(*20) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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[梟達が子供達の周りを飛び回る。 周囲を飛び回る事で、子供の逃げ場はさらに小さなものとなる。 さながら、鳥が作る籠の様に]
[名乗りを上げた梟達は統合され、 ―――やがて衝撃がホール全体を包み込んだ>>279]
[その衝撃を回避する術はなく、子供は衝撃に床に沈み込む]
――――!
[もともと機能障害を起こしていた身体は衝撃に軋み、 置き上がることも困難だった。
床へ倒れこんだまま、子供はオスカーへと色の灯らない目を向ける]
(294) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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………対象を、敵性と、判断。 改訂三原則、三条に基き、自己防衛を、遂行。 戦闘プログラム、起動。
――――エラー。 アクセス、不可。
[子供の身体は動かぬまま]
――マスター認証 プログラムの、不具合… ………マスター認証が、求められて います
(295) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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ギンギラギンとはなんだ!私はスターイーグル、 SUPER HERO、スターイーグルだ!!
[自分で引き摺り落しておきながら、大声をあげる。]
TWIN GUN―デュアルインパクト!!
[兵器に、異形に。地獄にも似た惨状だ。 クリストファーに板に乗るよう手をさしのべつつ。]
(296) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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[突き飛ばされて1、2歩下がる。>>287]
おい、……
[乱暴な扱いに抗議しようとして、口を噤んだ。 女の子の涙を前にして落ち着いていられる程には、 少年はオトナではない。狼狽える]
ちょ、え、ちょっ……
私の子? 《私の世界-セイカノセカイ-》?
――い、いやいや、待てよお前!
[ゆらりと立ち去ろうとする少女の肩を掴む。]
(297) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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『アレ』と呼ばれる物、と『世界の減少』か………… 助言は有り難く受け取る事にしよう。 かたじけない。
[ダンは魑魅魍魎をなぎ倒しつつ、礼を言う。]
(298) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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―水上都市への扉前>>293―
見ればわかる。
[表立っては特段変哲のない中年の男を扉の前から見下ろしながら、声を投げかけた。扉の先を見やると、水上都市が炎上し、暴走する機械の群体が生者を襲っている。ように見える。]
此処も地獄ではないか。まあ見てくれは似たようなものだが。 おい、お前。地獄へ通じる扉を見なかったか。
[目の前の光景は実に日常茶飯事だ。気にする様子もなく、淡々と声をかけた]
(299) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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ヨーランダ=あんぐらも… え? あなたも王族か。
[こいつも同類か。王家出身の名前はなぜこうも長い>>*20。 内心で、嘆息する様に頭を振って]
(*21) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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……俺は構わないよ? 一向に。
必要な世界を、あるべきカタチに安定させる為なら。 俺たちは、それだけの世界を犠牲にするとしても。
まぁ、必要最低限以上を好まないやつはいるかもしれないからね?
[声は友好的だが、まあ今の間は信用していいだろう。 尤も、俺の原理は単純明快。
-Search & Destroy- "敵が出たなら倒す"
あの食堂で早々と告げた、冴えた解決策は、おれ自身にも例外なく適応されているのだから]
(*22) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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クリストファーは、アルフレッド(外皮)を睨みつけ。
2014/06/08(Sun) 00時頃
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礼を言われるほどの事でもないさ。
それより……
[倒しても倒しても魑魅魍魎の類は湧いてくる。 どうやら地獄には「アレ」の手掛かりは存在しないようだ。]
俺はそろそろ次の世界へ行こうと思う。
そちらはどうする?
(300) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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落ち着け。
[狂気の劫火とすら見えるそれを見据えて>>290]
何て言うか、お前、一人だと危なっかしそうなんだよ。 目的の為に手段選ばな過ぎて、 周りにストッパーがいないと箍が外れるタイプっつーか。
僕もそういうとこあるから、何となく解るけど。
ところで、普段は入念に下準備して、 万端整えてから物事を進めるタイプか?
(301) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/08(Sun) 00時半頃
カリュクスは、ジョージは無事だろうかと脳裏をよぎった。
2014/06/08(Sun) 00時半頃
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地獄絵図ですねえ……貴方なら、何とか出来ます?
[あまりに淡々と落ち着いた様子に、愚痴りたくなった。>>299]
知りませんよ、私だって探検始めてみたばかりでしたし。 地獄へ続く扉なんてあるんですか? あるんならそこ誰も入れないよう塞いどいてください。
[スターイーグルの腕を掴んで、板に掴まる。>>296]
(302) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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無論あるとも。己の出てきた場所に戻れぬ道理がない。 しかしまあ、塞いでおくというのは賛成だ。魔皇のガキ以外に面倒な輩が入り込まんとも限らんからな。
[今まさに魑魅魍魎の類が束になって地獄でなぎ倒されているとは知らぬまま]
何とかするというならできぬ事ではない。 それは此処の人間共を生かしておくという事か。 それとも奴らの死後の便宜を図れという事か。
[まずそこをはっきりさせるのが、最重要だった。]
(303) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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いつまでもここでくすぶっているワケにもいかんからな。 『アレ』とやらを探さないとならんしな。
[魑魅魍魎を弾き飛ばすと、ひとまず扉を開け、ホールへと戻る]
(304) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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― バルコニー>>297 ―
――…邪魔するの?
[肩を掴まれる。その手を鬱陶しそうに見遣り、制服の下をまさぐる。 緩慢な動きで取り出された手には、短剣が握られていた。
武器を隠し持っていることくらいは珍しいことではない。>>233 それは、かつて『救えなかった世界』で友人から"おまもり"として預かった物だ。]
……、……
[カリュクスへと向き直る顔には表情が無く。 淡々と、何でもない事のように、手にした短剣をカリュクスの腹に突き入れようとしたが――]
(305) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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[「落ち着け」との言葉>>301に、その手が止まる。]
――ええ。 できる限りの事をする…した…… 1000年先に向けて策を巡らせて、眼が覚めてからも足掻きに足掻いて。 数多の犠牲を払って。 それでも……それでも、
[終焉《ZERO》は、避けられなかった。]
(306) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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ヘクターは、クリストファーを見下ろしたまま、顔色一つ変えない
2014/06/08(Sun) 00時半頃
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では、また会うとしよう。
[自身は馬車に乗り込むと、別の世界を目指そうと言うように。 ダンに片手を上げて別れを告げたのだった。]
(307) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/08(Sun) 00時半頃
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このような惨状……放っておくことができないのだ!!
[それは何とかして「民草を守りたい」という意思。 SUPER HEROは無辜の民が虐げられるのを許せない。 今、こうしている間にもこの世界では兵器が動き、 民は命を落とし、街は燃える―……]
(308) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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――ふむ、それだけだったか。
[足を封じられたと言う魔皇《ゼロ》へ。 意外だとばかりに微かに眉を寄せる。]
やはり、一部だけ。 しかも参照状態ではではその程度か。
[わざとらしく口元に手を当て思案する態。]
(309) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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[狂乱の悪意の翼。 嘲笑(うた)う悪意の束縛。
創造主《カミ》の悪意が本来持つ設定《チカラ》 それ以上の力を齎したものは。
Fragment Downlord 『十二分の一の創造主』 ]
(310) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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……セイクリッド・レティーシャ。 そう呼ばれていた事もあるわね。
[人であるまま狂いつつある元勇者は、聖性を冠するかつての名を告げる。 救えなかった世界、やり直したい過去に縋るように。]
(*23) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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そうじゃない。
さっきのゾンビみたいなのがまたいたら、 何も考えずに突っ込んでったってダメだろ。
[邪魔をするのか、の問いは否定を返す>>305]
そっか、だよな。そんな気がした。
お前の事、良く知ってる訳じゃないけど、 だったら……もう一度やろう。
お前が一人で頑張って考えた策がダメだったんなら、 今度は僕が手伝うから。 出来る限りの準備をして、今度こそ、
――救う《√》-ルート-を進めば良いんだよ。
(311) 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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