179 仮想現実人狼―Avalon―
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――???――
(どうしてなの … ?)
[それは暗く深き絶望
底の見えない澱の如き、暗黒の世界]
(*0) 2014/06/01(Sun) 21時頃
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[光射さぬ細井戸の 淀んだ水溜まり]
( どうして ―― が こんな目に 遭う の )
[遥か上から落ちた雫は 暗がりに囲まれ 色を失う]
(*2) 2014/06/01(Sun) 21時頃
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[長き時を経て いつか その存在をも忘れ]
( ごめん なさい あやまるから ごめんなさい 何度でも あやまるから )
[己の流した 一粒の涙さえ 忘れて]
(*3) 2014/06/01(Sun) 21時頃
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( ごめんなさい
どうかもう これ以上
―― を …… )
[闇に沈む 澱の中から 獣が姿を現す]
(*4) 2014/06/01(Sun) 21時半頃
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――宿・広間―― [不意に強い眩暈に襲われ、視界が切り替わる。 辺りを見回すと、見慣れぬ宿に居た。 中世欧州を思わせる、趣味の良い調度品。 突如、困惑と静寂を立ち切る新着クエストの音色、 そして、信じがたいシステム・メッセージ――]
え……、何、これ? 何かのジョーダン? てゆか、俺のスキルがーーーっ…!?
[半信半疑でメニューを操り、本当に自分の全スキルが消えているのを見て、愕然とする。 いや、全てではない。 ひとつだけ、見知らぬニュースキルの項目が点滅していた。 恐る恐る少年はそれを開こうとした、時。 サイモンの絶叫と走り去る音が聴こえ]
ちょ、サ、サイモンさーん……、
[途方に暮れた顔で見送る]
(10) 2014/06/01(Sun) 21時半頃
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[ニュースキル――其処には『人狼』と書いてある。 人 狼 ? 嘗てサイモンから聴いた説明、そして今し方不可思議にも現れた説明文に書いてあった事を思い出す。 一 夜 に 一 人 の 村 人 を 喰 ら う 獣 困惑と緊張に、身体が震えた。 その時、誰かの『聲』――否、言葉にならぬ息遣いが脳へと響いた]
……誰か、居る……?
(*6) 2014/06/01(Sun) 21時半頃
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[絶叫し、走り去ったサイモンの背中を、ぽかーんと見送る。 『帰還』『消滅』――そう言えば、不穏な事が書いてあったが、 少年の脳では一度に処理出来なかった。 辺りを見回すと、そこには何人か顔見知りのプレイヤーが居た。 アバタは子供、リアルも未成年の自分は不安になり、 タタ、と小走りに走って皆の傍に寄る]
ねえね、これ、何かのイベント? 俺のスキル、無くなっちゃったんだ。 ドラゴンナイトの徽章も全部。
これ、ゲーム終わったら返してくれるのかなぁ……。
[現実世界以上に没入しているアヴァロン。 これまでの苦労が全て水の泡になるのは耐え難い。 未だ、このゲームの深刻さも感じ取れず、少年はそう言って首を傾げた]
(20) 2014/06/01(Sun) 21時半頃
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[問えば答える聲が聴こえる。 答えを得られて、ホッとした。 スキル、と上がる語尾>>*7に、成程そうなのかと少年の理解も進む]
……びっくり、した。 その声、もしかして、グレッグ?
俺だよ、トニー。 俺、の新しいスキル――『人狼』、みたい。
[未だ戸惑い含みの口調で。 ボソリ、と新たな素性を知らせる]
(*9) 2014/06/01(Sun) 22時頃
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[やがてもう一つの聲も聴こえる。 クシャミ>>*8だ。 暫く逢ってなかったが、二人とも以前PTを組んだ記憶がある。 少年は安堵しながら、頭の中に響く個別メッセージに応える]
クシャミー、俺だよー、俺々。 トニー。
久し振りー。 ……てゆか、びっくりした。
[まだ困惑が抜けきらず、半信半疑の口調で]
(*10) 2014/06/01(Sun) 22時頃
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そういや、俺、なんで宿屋で寝てたんだろ。
[今更の疑問に、はて、と首を傾げる。 騎士は心優しき姫君に運ばれた>>4のだが、 今は問う相手も居らず、 後で先程話していたワンダに訊いてみようと考えた**]
(27) 2014/06/01(Sun) 22時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/06/01(Sun) 22時頃
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[グレッグ>>*11の声に、サイモンとの記憶を辿る。 確か、このゲームに嵌ったサイモンは色々と調べ、 その話をしてくれていた]
え、と、……前に、サイモンにーちゃんが、 なんかじんろーと喋れる特別な狂人も居るよ、 ――って言ってた。
それ、なのかな?
[察するに、この特殊スキルが使えるのは3人だけの様だ。 他からの聲は未だ届いていない。 少年も不思議そうに唸りながら]
消滅と帰還……て、ほんとなのかな。 このゲームがほんとなら、俺たちが、サイモンにーちゃん食べちゃうんだよね?
[今一つピンと来ない**]
(*14) 2014/06/01(Sun) 22時頃
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最近、ドラゴン九匹倒すクエストやってたー。 やっとコンプリったのに、スキル消えてて泣きそう、俺。
[他愛もない話しをするのは、緊張をほぐす為でもある。 だが、クシャミに言われ>>*13、コマンドをチェックし直すと、 現れたソレに、少年も驚きに目を瞠った]
……ほんとだ、俺のとこにもある。 さっき、シスメでサイモンが最初の犠牲者だって言ってたけど、 これ見ると、なんか……本気っぽいよね。
[ゴクン、と喉が鳴る。 スリルか、恐怖か、それとも興奮か。 少年は身震いをした**]
(*15) 2014/06/01(Sun) 22時半頃
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[『 サイモンにーちゃん食べちゃうんだよね? 』>>*14 その言葉は、砂の様な味がした。 咥内の唾液が全て吸い取られ、口渇感が飢えを呼び起こす。 もしもそれが本当なら―― あの、人間の様にリアルなアバターの皮膚を食い破る事が出来るのなら―― 思い掛けて、聴こえた聲>>*16>>*17にハッと我を取り戻した。 暫く茫然と思案に耽っていた様だ]
うん、このゲームが終わって、早くドラゴンナイトのスキルが戻って来たらいいんだけどねー。 クシャミは暫く何してたの?
グレッグが合成失敗なんて、めっずらしいなぁ。 俺、生成系苦手だから、グレッグで無理なら俺には手も足も出ないや。
PK……かぁ、そう考えると、今ってTKerみたいだよね。
[チーム内で味方プレイヤを殺していく――まさか、実装されているとは]
(*47) 2014/06/02(Mon) 10時頃
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[グレッグ>>*38とクシャミ>>*39の聲に、了解と呟いて]
サイモンにーちゃんから話しだけは聴いてたけど、 実際やってみると、思った以上に難しそうだね。
じゃあ、俺も、占い師じゃないって言っとくことにするね。 に、しても…――、
[スキル欄の『襲う』表記を確かめる。 クシャミ>>*41に]
サイモンさん以外には選択できないみたいだ、ね。これ。
でもさ、モンスタだって剣とか槍で「手づから」殺すじゃん? このゲームだけ、スキル選択したら勝手に消滅ってあり得るのかな。
[聲が震え、少し早口になる。 戸惑いよりも興奮が、次第に心を総べる…]
(*48) 2014/06/02(Mon) 10時頃
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[皆の話しを聴きながら、自分も状況を確認しようと、まずはログアウトを試み、フレンドリストをチェックした。 結果は同じ。ログアウトは出来ず、此処に居る以外のフレンドのオンライン状況も確認出来ない。 ただ、アイテムだけはあるようだった>>#2。 持っているのは、武器と多少の回復薬の類だけ。 こんな事なら、もっと色々買い込んでおけば良かったと後悔する。 流石に、何かの強制参加型イベントにしても異様な雰囲気に、冷や汗を浮かべるが、 視界に犬の着ぐるみを着た男の姿が見えると、一瞬総てが吹っ飛ぶ]
……ッ! ぶあ、はははは! よもやまさかの――グレッグ!? 何それ何それ、すっげー可愛い、グレッグかーわーいーいー!
[犬のお巡りさん宜しく、警帽やらを被る姿に、 クソ餓鬼宜しくケタケタと笑った。 彼とも以前PTを組んだ記憶がある。 ディープユーザーである少年は、広間を見回した所、殆どが知り合いである事を確認した]
(169) 2014/06/02(Mon) 10時半頃
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[尻尾の付け根というグレッグの性感帯が開発され行く中、 フランシスカとリンダが用意してくれたお茶>>93>>98と、 ワンダのお茶菓子>>90に、少年は嬉々として飛びつき]
ひゃっほー! お茶とお菓子だー。これ、んまいんだよねぇ。
[飛びつき、先ずは茶菓子をもぐもぐしている。 グレッグの疑問>>52に少年は同調するが、周りを見ると サイモン以外『人狼』ゲームの経験者は居ないようだった。 どうするか話し合われる傍ら、少年はお茶に手を伸ばした。 難しい事は大人(アバタ)に任せておけば良い――とばかりに]
(170) 2014/06/02(Mon) 11時頃
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[お茶のカップを手にした時、チアキが火傷したらしい声を聴く。 少年は慎重に、ほんのり湯気を上げるお茶をふーふーして。 ちびり、ちびり、とお茶を啜る]
ふわー、うんまい。 フランねーちゃん、リンねーちゃん、お茶淹れるの上手だね。 ワンダもお菓子ありがとー。俺甘いの好きだー!
[椅子に座り、足をパタパタ泳がせながら、ニッカと笑って礼を告げた。 フランシスカもリンダも、アヴァロンで話したりPTを組んだ事がある仲だ。 この状態に緊張したが、馴染みの面々を見ると、そういう気持ちも程なく解れてしまった。 犬のグレッグやらに雰囲気が緩和されたからかもしれない]
それにしても、痛覚フィルタまで切られるなんて凄いね。 あれかな、新しいゲームのモニタとかなのかな、俺たち。 んで終わったら、スキル返してくれんのかな。
[痛覚フィルタが効かないらしく>>107、チョップで確かめるチアキとグレッグにケタケタ笑う>>132。 丁度良く冷めてきたお茶を啜りながら、気になって仕方ないのはこれまで溜めたゲームスキル。 そんな事をぽつりと呟いては、遠慮なく菓子へとまた手を伸ばす]
(171) 2014/06/02(Mon) 11時頃
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[少年が茶を啜る間にも、話し合いは進む。 チアキとリンダが詳しい様に見える]
……ふるおーぷん? ああ、サイモンにーちゃんが言ってた、占い師ですぅ、とか カミングアウトするやつかー。
[耳慣れぬ単語に頸を傾げ掛けるが、以前知己から聴いた説明を思い出す。 シロガネの霊能>>136、チアキ、ワンダの発言>>146>>155に続き、 ワンダのアイテムから記録用のそれが出される>>157]
お、すげー、それ便利そ! ワンダさっすがー。 これで、外遊びに行っても、後でここで話された内容が聴けるんだね!
[感嘆して、少年はポンと手を打った]
(172) 2014/06/02(Mon) 11時頃
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[そして、フランシスカが占いだと告げる。 ほへー、と少年は目まぐるしく明かされる様々な『役職』の名に、口を開いて感心しているが、お茶菓子を食べ終えると、粉のついた指先を舐めて拭った後で]
俺も、占い師でも霊能者でもないよー。 ……んー、処刑って何するんだろね?
[フランシスカ>>165とグレッグ>>168に、少年も頸を傾げる。 お茶菓子をもう一つ食べたいような気もするが、 流石に二個たいらげた後でのそれは、ずうずうしいだろうと判断。 ぴょん、と椅子から降りて。 少し前にリンダ>>104が言っていた言葉から、クエスト説明の『帰還』と『消滅』を思い出す]
でもさ、クリア報酬が『現実世界への帰還』で失敗したら『消滅』て変だよね。 PKの延長でアバター『消滅』させられても、リアルに帰れなくなる訳じゃないもん。 でも、報酬が『帰還』なんでしょ? てことは、失敗したら帰れないってこと……なの、かな。
[深くは考えず、疑問を口にする。 疑問が不安に直結する程、少年は賢くもなければ、現実世界に強い思い入れもなかった]
(173) 2014/06/02(Mon) 11時半頃
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[ぐー、と両手を組んで腕を伸ばした。 宿に来る前に比べて体の軽さはないが、代わりに身体感覚がやけに生々しい。 怪我ひとつすれば、現実と同じ様に血でも出てしまいそうだった。 気のせいかな?――と、手をぐーぱーした後]
周り、ほんと誰もいないのかな? 俺、ちょっと見てくるよ。 もしかしたら、他にも残ってる人とか、こっそり隠れてるNPCとか居るかもだし。
ついでにサイモンにーちゃんの部屋でも寄ってこよっかな。
[意外に、『人狼』に嵌ったサイモンが運営に持ち込んだ、不可思議イベントなんじゃね? 等と呟きながら、 少年は談話室を出て、宿の別室へと消えて行く]
(174) 2014/06/02(Mon) 11時半頃
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―宿内某所―
[サイモンの部屋をと言った物の、出た後でどの部屋か解らないことに気付く。 NPCに訊ねようにも、やはり宿内にNPCの姿はない。 常と異なり、矢鱈人が少ない>>25のも異様だった。 ほぼ無人の宿内を歩き回り、やがてしっかりと、 『誰も入って来るな!』とばかりに閉ざされた客室前へと辿り着く。 扉に耳を当ててみると、微かに、ぶつぶつとした呻き声>>0が聴こえた]
……サイモンにーちゃん?
おーい! だいじょぶかー!?
[どんどん、と扉を叩く。だが、応答はない。 暫く声を掛け、待つを繰り返すが、矢張りサイモンは出て来なかった。 仕方なく少年はその場を離れる。 外はトルトニスとクシャミら>>101>>176が見てくれるようだったので、少年は宿内と宿周りを見回るつもりでいた**]
(181) 2014/06/02(Mon) 11時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/06/02(Mon) 11時半頃
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[とてとてと宿内を歩いていると、聲が聴こえる。 クシャミ>>*50に頷く様に]
うん、俺もそう思うよー。 占い師だって言ったけど実は村人でしたー、とか 占い師じゃないって言ったけど、実は占い師でしたーとか、 やりたい事なら、なんでもアリなんじゃないかな? だって、『ゲーム』だし。
[少年は後ろを振り返り、サイモンの部屋の扉を見る]
襲っても、食べちゃってもさ……仮想現実、なんだしさ。
(*52) 2014/06/02(Mon) 12時頃
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[クシャミ>>*51が宣言する直前に部屋を出た少年は、 彼の談話室での宣言を知らない。 だが、スキルでそれを確認した。 このニュースキルは意外と便利らしい。 実際の宣言は、談話室に戻ってから記録アイテムで確認することになるだろう]
うん、ありがと、クシャ。 あんま俺とかの事気にしないで、 クシャのやりやすいようにやってくれよな?
俺たち仲間だけど、ひとりひとりが楽しむ事も大事だしさ。
[少年は告げ、乾いた唇を舐める。 さっき談話室でお茶を飲んだ筈なのに――矢鱈と喉が、渇いていた**]
(*53) 2014/06/02(Mon) 12時頃
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あ、クシャが占い師って言ってくれたから、 俺、この『襲う』のスキルがどんなものか調べてみようか? 今夜、サイモンにーちゃんの部屋に行ってさ。 何も起きなきゃ、それはそれでいい……し。 [何も起きないーー、 そんな筈は無いのだと、自分の内奥から言葉にならない思念が浮かぶ。 だが、少年はそれに目を閉ざし、極力明るく言った。 掌に汗が滲む**]
(*54) 2014/06/02(Mon) 15時半頃
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[クシャミ>>*59に頷く]
ああ、サイモンの次の襲撃先、か。 うん、フランシスカで良いと思うよ。 狩人――てのが居るらしいから、もしかしたら上手く行かない、のかもしれないけど。
俺は、クシャミが言ってたみたいに、何でもありだと思ってるから。 クシャミやグレッグが、こうしたいなって所があれば、そこで。
[セオリーや手順に拘らず、好む場所で良いのではないか、と。 少年は敢えて言うなら、中では最も近しい感じのワンダが気になるが。 襲う云々を嫌うか、或いは――むしろ好むのか、は未だピンと来ずに口に出すのを止めた]
(*64) 2014/06/02(Mon) 22時頃
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[サイモンを襲う話しには>>*62、ホッとして頷く。 無意識にも、喜情が滲まぬ様に聲を押さえながら]
……、うん! 任せて。
俺、こう見えてサイモンにーちゃんとはかなり仲良いからさ。 夜ならドア開けてくれるかもだし。 チラっと様子見て来るよ。
[何処か不自然な、乾いた聲で笑う。 そして、次は、というクシャミ>>*63の言葉にも頷いた]
(*66) 2014/06/02(Mon) 22時頃
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[汗を掻いた額を掌で拭って]
俺、クシャやグレッグと話せるの、もう少し時間掛かりそうなんだ。 先に話しておきたいこととかあったら、気軽に言ってね。
占い先……は、グレッグなのかな。 流れに応じて、二人の希望あれば尊重するよ。
[そう言い、少年は一瞬視線を逸らす**]
(*68) 2014/06/02(Mon) 22時頃
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―宿内某所・宿周辺―
[サイモンの部屋の扉は鍵が閉められているのか>>181、 粘っても開かず、諦めて他の場所を回る事にした。 宿の中ならまさかモンスターも出ないだろう、と気楽な少年。 蓄えたスキルがない事も、頭から抜け落ちてしまっているらしい。 宿の地下、台所、ロビー、二階、屋根裏部屋、物置……、 と色々見て回るが、NPCの姿も、11人以外の姿も見えない。 途中ロビーでチアキ>>195の後姿を見るが、 何やら真剣に物思いに耽る様子なので、邪魔はせずに]
……んー、あとは外かぁ。
[宿の玄関から外に出て、敷地内を見て回った。 裏庭、鳥小屋、かまど、果ては井戸の中まで覗き込んでみるが、 やはり収穫は無し。 少年はがっかりしながら、談話室へと取って返す]
(245) 2014/06/02(Mon) 23時頃
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―広間― [談話室には、誰が残っているのだろうか。 数人の姿は見える――ようだ。 少年は後頭部で手を組む、常のスタイルで、のったり歩きながら、窓際へ近づいた]
サイモンにーちゃんの部屋行ったけど、開けて貰えなかったー。 『生きては』いるみたい。 なんか、『お前らだけでも逃げろ』って繰り返してた。
[ブラックジョークを言い、眉尻を下げる。 ぴょん、と飛んで出窓に座り、片膝を抱えた。 もう夜になるのか、射し込む陽射しが暗い]
変だよね、サイモンにーちゃん。 俺らとテンションが全然違うんだもん。 サイモンにーちゃんが一番、このゲームの事知ってそうなのにさ。
[或いは、だからこそ――なのか。 少年は珍しくも暫く考え込むが、やがて飽きて飛び降り、 ワンダの録音アイテムへと走り寄った]
(250) 2014/06/02(Mon) 23時頃
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[録音アイテムを起動させ、広間を出た後の会話をざっくりと聴く。 クシャミの占い師宣言>>180に、茶も飲んでないのにブホッと噴き出し]
……へ? クシャミも占い師なの。 占い師って二人いるの?
[双子? とか、良く解らない疑問の持ち方をする。 聴き進めると、どうやらどちらかは偽物らしく、しかも囁き狂人の可能性が高いという>>212>>240。 リンダは近しいフランシスカを信じている>>215らしい事も解った。 少年はというと]
んー……俺は、フランねーちゃんもクシャミも、一緒に遊んだ事あるしなぁ。
[どちらとも、確か一度位はPTを組んだ記憶がある。 『情』で秤に掛けられず、困った様に眉尻を落とす]
(258) 2014/06/02(Mon) 23時頃
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