65 In Vitro Veritas
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ひつじ リンダは、メモを貼った。
2011/10/05(Wed) 00時頃
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[>>4:138僅かに上げられた口端。 それが合図のように、彼女の手は“彼女”へと伸ばされる。 ゆっくりと“彼女”の首へ絡みつく其れ。 そのまま、少しずつ力が加わっていく。]
いたい の
―――…ごめん
[ぎり、と首は絞まる。 手の平は、ネクの血で既に染まっていたけれど。]
(74) 2011/10/05(Wed) 21時頃
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[――まだ足りない]
[あと少し]
[もう少し]
[これ で―――…]
(75) 2011/10/05(Wed) 21時半頃
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[ばさり、地へと“彼女”が落ちる音。]
………
[長く凍り続けていた表情が解け、 口角が緩やかに上がる。
彼女が望んだ、最初で最期の願い。
あとは――――]
(79) 2011/10/05(Wed) 21時半頃
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ひつじ リンダは、メモを貼った。
2011/10/05(Wed) 21時半頃
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[ふらふらと、覚束ない足取りで歩く]
―――… して
こ し、て
(82) 2011/10/05(Wed) 21時半頃
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こ わ し て
(83) 2011/10/05(Wed) 22時頃
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[誰かの人影を見れば、そう言って駆け寄るだろう。
彼女が壊されることで初めて、“いっしょ”になれるのだから。]
(84) 2011/10/05(Wed) 22時頃
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[>>92名前を呼ばれて、ふと立ち止まる。 その眸は、地下で生活していた時より錆び付いていて。]
こわ し て
[呟くも、それは受け入れられず。 とめどなく溢れる、初めての感情に、温かい液体が つう、と頬を伝うのが分かった。]
――――… ちがう
(99) 2011/10/05(Wed) 23時半頃
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ちがう ちがうの
[セシルが去ろうとも、頭を抱えて一人呟く。 壊れた録音機のように、何度も何度も同じ台詞を再生して。]
わらった
ちゃんと いっしょ って…
[声が震えていく。 嗚咽混じりに、悲痛に響く。]
(100) 2011/10/06(Thu) 00時頃
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わからない
わたし ひとり
[“いっしょ”だと思ったから、 彼女を手にかけることが出来た。 彼女の望みを叶えることが出来た。
しかし、それすら叶わない状態で 一人というのが、心苦しかった。]
ねえ
…ねえ
[>>102髪を撫でられるも、震える声は止まらず。 ねえ、とひたすら問いかけてセシルに縋る姿は 彼に“壊して”と懇願しているようで。]
(104) 2011/10/06(Thu) 00時半頃
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ひつじ リンダは、メモを貼った。
2011/10/06(Thu) 00時半頃
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