25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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[一度、苔色を追うように黒檀もまた鵠の姿を追う。 その後には夜光も続くことになるだろうか。]
――…成る程な。
[手妻の関係ではなかったようだ。頷いて。 訝しげに一度華月を見たのは、昨夜の笛の音を そう評するには値しないと、思ったから。]
…虎鉄、 ……次の宴の席では、見れるか?
[そう虎鉄の名を呼んで。 此方の評には黒檀が瞬き、薄い笑みに変わった。]
――…まだ、いびることになるかはわからん。
[我侭さを否定することなくそう言うと、 二人の話の邪魔してもなんだとその場を離れようとするか。]
(5) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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懐刀 朧は、離れようとしたところで、本郷の姿が見えて不思議そうに首を傾ぐ。
2010/08/05(Thu) 01時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 01時半頃
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[振り返り気付いた本郷の姿に、 まず目に行くのは平たい鉄色ではなく その手に持つ楽器だった。]
―――…、妬いてでもいるか。
[恒例挨拶にはそんな言葉を投げてやる。 言い訳が聞かぬなら売り言葉と、退かぬ姿勢は変わらずで。 積極的に花を探しているわけではないのは知っての言葉。]
……此処でまで引き篭もって、 まんまるが部屋に来訪でもしてきたら叶わん。
[そう言ってから、黒檀が指すのは持つ提琴。]
――――……それは?
(16) 2010/08/05(Thu) 01時半頃
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[珍しい真面目な本郷の表情に、少し驚いたように見つめ。 それも直ぐに消えると浮かぶのは面の皮が厚いと言われた貌。 一度だけ、仰ぐように見たのは華月の姿で、]
――…妬くくらいなら、もう少しお前も花と話せ。 祭はまだ一晩過ぎただけだ。
[二日目の宴も準備が進められているのだろう。 はしゃぐまんまるの姿は何処にも見受けられぬ。 楽器を持つ姿は珍しい。まじまじと見てから薄く笑む。]
―――…花主が、花の使い走りか。
[揶揄るように、そう言ってから 会話を続けぬのかと華月と虎鉄の弟子兄弟を見て]
(36) 2010/08/05(Thu) 02時頃
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――…仲がいいな。 虎鉄と共にいると、少し幼くも見えるか。
[それは華月の姿に。 咎めるものではない、むしろ好ましいといったもの。 鵠が隣にいる時の姿とは、また異なるようにも見え。]
(39) 2010/08/05(Thu) 02時頃
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―――…なら、気まぐれに舞ってもらおう。
[薄く笑んだまま虎鉄へとそう返す姿は、 花が評した通りに我侭を通す姿にも映ろうか。 兄弟の戯れは宴席でなければ珍しく、好ましいもの。 華月がその場を離れるのなら、虎鉄を見て、 探し物も済んだことだし高嶺もまた一度部屋に戻ろうかと。]
(42) 2010/08/05(Thu) 02時頃
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[必要以上に煽ることもない。 本郷からの言葉には緩く頷いてそれ以上を言わず。]
…聴いている。 苛立って落としてしまうなよ…、 あまり見慣れぬ楽器だ、 もしも壊せば直せる者を用意するのも難しい。
[花のような容姿であっても覚束無い様子は 花主でしかない本郷の姿をそのまま表していて]
…似合わんな。
[零す笑みは揶揄というよりは自然に零れたもの。 同じ言葉を繰り返す花主を、やること忘れる前に 送り出してやろうと思うのは昨日の広間での礼の代わり。]
(56) 2010/08/05(Thu) 02時半頃
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[それにしても華月にはよく笑われているような気もする。 睨み据えてやるのは花にではなく、笑われる原因だろう 花主の方にだ。片付けに行く姿には道順を忘れぬようにと あまり声を掛けずに見送って]
―――…絆、か…。
[虎鉄の言葉に、反芻するように呟くと もう一度華月と虎鉄の弟子兄弟を見る。 華月の苦笑の深い理由までを察することは高嶺にはできず]
…早く追ってやれ。
[本郷が茶を飲めるのは何時になることか。 3人が其々散っていくと、華月と虎鉄の並ぶ背を見て。 浮かぶ感情と…憂いそうになる貌は、瞬きの中に隠した。]
(67) 2010/08/05(Thu) 02時半頃
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懐刀 朧は、本邸から自室までの道程で見つけるのは、同じ顔の花主とその傍らの小さな花。
2010/08/05(Thu) 03時頃
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―――…かすみ、
[呼ぶ声は少し幼さを帯びる。 柔らかく笑む姿に同じ笑みは返せない。 同じ顔でも、高嶺はその笑みの作り方を知らず
イアン、霞がそう呼んだところで包帯の花の姿も現れるか。 紅い色がまた塞がれていることに浮かぶのは 何故?と問うような訝しげな黒檀の色で]
…花を得たか、霞…
[そう言って見るのは、霞の傍にいる小さな花の姿。]
(75) 2010/08/05(Thu) 03時頃
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[先日触れた時には哀しげな貌をしていた雛鳥。 霞から肯定の言葉が返ればどのような顔をするか。 迦陵を見下ろす黒檀は細まり]
…そうか。 それは…よかった。
[はにかむ霞の姿に言葉はそう返しても、 見下ろす黒檀が迦陵を微笑ましく見ることはなく 暫く見つめた後、それはゆっくりと逸らされる。
―――…今宵は、満月だから。 ―――…兄弟の絆を見た後だから。
わからぬ、自分でも判断のつかぬ感情が裡に浮かぶ。]
(81) 2010/08/05(Thu) 03時半頃
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…まだ、選んだだけで成ってはいない。
[包帯の花に返すのは、2つの花への肯定の言葉。 届かぬ視線の先を詮索することは今はなく]
――…お前は、 やはり、気持ちは変わらぬか。
[新たな主を得ようとは思わないのか。 イアンには同じ問いをまた、口にする。]
(83) 2010/08/05(Thu) 03時半頃
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――…それは先代までの話。 誘う前に花達には花も主を選べと言っている。 未だ――…どうなるかは、わからん。
[もう答えを出していたような花を思い出すが、そう言って。 芸事に関しては黒檀を緩く細めるだけ。 剪定の理由は其処だけではないが、言うことでもなく]
……気になったからだ。 気に障ったのなら忘れろ。
[朗らかに笑って肯定する花の姿は、 新たな花を得ようとしない花主の姿とも被る。 琵琶と舞、鳥の歌も聴けるのならば少しその場に留まるか。 演舞の全てを見終える前に姿を消しているかもしれないけれど。**]
(92) 2010/08/05(Thu) 04時頃
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……甘い露ばかり与えてしまえば、 成る蕾も花開く前に萎れてしまう。
[ロビンがあの後、どう変わったのかは未だ知らない。 選ぶのは――…花。 高嶺のその姿勢は童花に対しても変わらず。 イアンの言葉には独りごちるように、そう呟いた。**]
(97) 2010/08/05(Thu) 04時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 04時頃
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[迦陵の名を呼ぶことはなかった。 琵琶の音と刃の舞、彼らが美しく絡む前に 高嶺はその部屋から姿を消す。 演舞の前の>>118イアンの言葉。 聴けば珍しく困ったような顔になった。 眉を寄せて一度は飲んだ言葉、口にするかを悩み]
――…私は、あれの主ではない。
["今"を零して、花達が咲く部屋から去る。]
(124) 2010/08/05(Thu) 09時半頃
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―――…、…
[部屋を出た後のことはよく覚えていない。 立ち寄る予定だった本郷の部屋にも訪れるはなく、 けれどもぐるりと大きく遠回りをして 自室に戻るのも随分と後のことになるだろう。 鵠が探していたのなら、入れ違いになるかもしれず。
琵琶の音が途切れる。 何が起こったのかはわからず、それに安堵する。 花主になっても花であることを捨てぬ貌。 ―――…穢らわしい、と。 浮かんだ感情を打ち消すように、緩く首を振った。**]
(130) 2010/08/05(Thu) 10時頃
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懐刀 朧は、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/08/05(Thu) 10時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 10時頃
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[『このまま見つからず居られたら、ずっと一緒に居られるのに』
最後に霞を連れて手を引いたのは髪も伸びた年頃だった。 連れて行かれると知った月の日、 満月の夜一晩、彼を隠し通せばまた次も会えると。 判っているのに愚かな夢を見て奥座敷に霞を隠した。
『隠れて…、隠れて――…かすみ』
見つかるのが早かったのは啜り泣く声が漏れてしまったから。 己が彼に成れず、彼が己にも成らず その手は離される。 遠く、遠く――月の向こうへ。朧の知らぬ場所へ。]
(255) 2010/08/05(Thu) 20時頃
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― B棟・自室前 ― [霞が言うように巡り合せというものがあるのだろうか。 どのような道筋を通ってきたのか、 剪定した二つの花に会うことなく高嶺は自室に戻る。 部屋に入る前に足を留めたのは、来訪者が居たから。 待っていた者達とは―――…違う、]
…如何した。
[黒檀が驚きに大きくなったのは僅かな間のこと。 見慣れぬ組み合わせだと、そう思った。 見に行くことをやめた、本郷の部屋の借主。]
(257) 2010/08/05(Thu) 20時頃
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懐刀 朧は、執事見習い ロビンの名を呼ぶのは、常と同じ高嶺の貌で。*
2010/08/05(Thu) 20時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 20時頃
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― B棟・廊下 ― [名を呼ぶ声には疑問符が混じる。 乾の名の花主を一瞥してから傍らの花へ。 其処には先日までの子供の姿はなく、 あるのは硬質の中にも確かに薄い色付きを宿す花。]
―――……、
[薄く開いた唇は、直ぐに言葉は為さなかった。 寒空と同じ薄灰を纏い変わった花の色を見て]
……咲くことを選んだか。
[眼鏡、そう言われると瞳を細めて肯定を返し]
(268) 2010/08/05(Thu) 21時頃
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[ロビンが紡ぐ言葉は、確かに高嶺が言った言葉。 ゆっくりと、黒檀が伏せられる。 詠うような言葉を聴き、伏せた瞳が花を見つめ]
……許されるなら、…?
[不思議なことに素直に花の成長を喜べぬ己が居る。 変わってしまったから、そう思うのか。 変えてしまったと、そう思うからなのか。
この手が、目の前の花に伸ばされることはやはりなく]
(272) 2010/08/05(Thu) 21時頃
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[ロビンより一歩退いたところに居る男。 乾、と宴席でその名を聞いた。 乾の父親の方は――…先代に伴われた時に会った。 一見はその父親と性質の違いそうな高潔さ。 しかし――…同じ顔とは情を交わしているのだろう。]
――――…、
[そして、目の前の花とも。 乾を見る黒檀の色に感情の色はなかった。 同じ顔、しかし高嶺には霞が持つような艶はなく
ロビンが主と呼ぶ乾に呼びかけるのなら、 そのまま彼の言うように歌を待つ。
唇が薄く開き――…呼吸が少し浅くなっていることは、 未だ自分では気付いていなかった。]
(283) 2010/08/05(Thu) 21時半頃
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[言われて、黒檀が艶を持つ冬色の花を見る。 黒檀が頼りげなく揺れたのは、 指摘された意味を理解していなかったから。]
……なんでもない。
[ゆっくりと瞬くと花を見る姿は常の落ち着いた姿となる。 少しだけ、眉が寄ったのは霞が琵琶を奏でた時と同じく… 長く、この場に留まっていたくないと。そう思ったから。]
(292) 2010/08/05(Thu) 21時半頃
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[感じているのは既視感なのかもしれない。 目の前の少年の花に感じるのは――…]
……気のせいだ。 …足りぬなどとは思っていない。
歌を…聴かせてくれれば嬉しい。
[うなだれる姿には、そう声を掛ける。 話している間に二つの花が現れるかもしれず、 二日目の祭は、もう間も無くであった。]
(300) 2010/08/05(Thu) 22時頃
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[りん、…と。 響くのは聴き馴染みつつある鈴の音。 華月が声掛けするよりも早く振り返る。 ロビンには見えぬ顔、二つの花を見た高嶺は一寸、 憂いの含む安堵の表情を浮かべた。]
――…、いいや、 丁度…喉が渇いていた。
[華月にそう言うとロビンと法泉に向き直る。 花開く面持ちの少年に向けるのは高嶺の顔。]
――…ならば、また… …宴の席で。
[少し顔色を変えるロビンを暫し見つめて。 けれども花主は手を伸ばすことなくそう言うと、]
(310) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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………華月、 ……鵠。
…中に入れ。
[そう言って、自室の中へと入っていく。]
(311) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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[一番先に部屋へと入っていった高嶺は ロビンの失せた表情を見なかったかもしれず]
―――…次の宴まであと僅かだな。
[部屋に入ると、二つの花に背を向けたままそう呟く。 窓の外は夜の気…月が、そろそろ満ちる。 振り返る顔は、常と変わらぬ花主の顔。 二つの花を見てから…、それは、少し崩れる。 憂いの消えぬ、困ったような微笑に。]
…返事を持ってきたのか?
それとも――…
[華月には、茶器を置くように言うだろう。]
(322) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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[満月の夜が近いからか、それとも己の私室だからか。 厚い筈の面の皮が、今日に限って上手く扱えず。 高嶺の名を外せば、月下の花主と同じ顔立ちから 憂いの色が失せることはない――…其れが、朧の貌。]
―――…なら、華月の話から聞こうか。
[宴まで、それほど時間がない。 迷っている様子もまだ見受けられる鵠を仰ぎ、 黒檀は手妻を扱う花を呼ぶ。 瞬くのは、その微笑が常とは異なって見えたから。 滅多に見ぬ困惑の顔を見た後だから気のせいかもしれず]
……? ――…見せてみろ。
[一度は剪定した花、選べと言われれば 考えるように一瞬口を閉ざし、そう口にした。]
(329) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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[息を呑む音、傍に居る鵠のものだろうか。 黒檀もまた大きく開き、その傷跡を見つめ。 瞬きの後、それはゆっくりと伏せられる。]
―――…また…随分と多い、な…
[元の姿が判らぬくらいに、幾重にも走る線。 鵠を仰いでから華月へと近づく。 滅多に此方から伸ばさぬ指が、その背に触れる。 一つの傷を辿るそれは優しい手つきだっただろう、 ふくりと膨れた皮膚は硬く、その傷痕の深さを伝え]
―――…華月、
[呼ぶ名の後響くのは、ぱちんと軽い音。 震える肩を宥めるのはきつく叩く手ではなく]
(345) 2010/08/06(Fri) 00時頃
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……私は、言った言葉を変える気はないぞ。
[選べと言った華月への返答になるだろうか。 ゆっくりと離れた手が、再び傷をなぞることはなく]
…色目的で、二輪選んだわけではない。 其れを全く求めぬとは…言わないが
[落ちた着物を拾い上げる、華月の肩に掛け]
――…強いようとも、思わぬ。 私がお前達を傍に置きたいと思ったのは… ……別の、理由だ。
[理由、と口にするまでの僅かの間。 少し目を伏せてから、華月だけではなく鵠をも見つめ]
(348) 2010/08/06(Fri) 00時頃
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[鵠の言葉には口端が緩く弧を描く。 薄い笑み、それは高嶺の名のもので]
――…お前達花が、言葉にしないものがあるように 花主にも、明かすことのない思惑は…ある。
(355) 2010/08/06(Fri) 00時頃
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…対として、お前達を選んだわけではない。 個と、個――…譲れぬ二つを私は選んだ。
……祭は未だ続く、時間は与えた。 主を選ぶというのなら急かずに迷え。
[黒檀が見るのは鳥の名前]
…他に選ぶ主があるわけでなく、 私を厭うのでもなく漠然と迷っているのなら…
―――…私を選べ。
……お前達が私を主として求めなくとも、 私は…、他の花ではない…お前達を欲している。
[そこまで言い切ると黒檀は伏せられ、窓を仰ぐ。 宴がまた始まるな…、そう呟いた。]
(360) 2010/08/06(Fri) 00時半頃
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[薄く開いた唇は、やはり言葉を為さない。 飲み込まれるのは明かさぬ一つの言葉。
檳榔子染を差し出す鵠を見つめるは憂い、 微苦笑のような、笑みが浮かび]
―――…華月、 乱れのないようちゃんと、着直せ。
……鵠、
[名を呼んでから、今髪を結い上げている紐を外す。 先にあった檳榔子染は床に落ち、降りる黒檀。 髪下ろした姿は憂いと艶を除けば月下の花主と同じ。]
………今宵からは、お前が結え。
[そう言って。 仕度が済んだのなら二人を連れて広間へ向かうだろう。]
(375) 2010/08/06(Fri) 01時頃
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