290 ある冬の終わり、微睡みの世界にて
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[男の人の言葉<<137に、雛子は大きく目を見開いた]
人形作家……! 凄いですね。
[あまり聞いたことのない職業名に興味を惹かれた。この人が作る人形とはどのようなものだろう。可愛らしい少女? それとも陽気な少年? 初めて会った人なのに、彼が作る人形の姿を想像してわくわくした。あるいは、目的は違えども同じ絵を描く人に出会えたことに興奮していたのかもしれない。]
(33) 2019/02/07(Thu) 14時半頃
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[興奮すると同時に、雛子は彼を少し羨ましく思った。彼は「人形作家を目指している」と堂々と言ったから。誰にも漫画を描いていると言ったことがない自分とは大違いだ。どうしたら、このようにはっきりと言えるようになるのだろう。
実際に聞こうとした時、電車が一度ガタンと大きく揺れて止まった。無機質な声のアナウンスが響く]
まどろみの……?
[聞いたことがない駅名だ。けれど、終点だから降りなければならないらしい。外はどんなところなのか、恐怖は少しも感じなかった。何故ならここは夢の中なのだから。
スケッチブックをしまい、再び男の人の方を見る。もう少しこの人と話したいと思った。絵も見せてもらいたい。一緒に降りることを提案しようとして、まだこの人の名前を知らないことに気づいた。そういえば自分もまだ名乗っていない。]
あ、あの。私、朝倉 雛子といいます。貴方の名前も教えて頂けませんか。 それと、良かったら一緒に降りませんか……?
[精一杯の笑顔を浮かべ、男の人に手を差し出した。*]
(34) 2019/02/07(Thu) 15時頃
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―電車の中ー
[一緒に降りることを了承してもらえて、雛子は嬉しくなった。 男の人は、賀沢 イアンさんというらしい。]
イアンさんって、変わったお名前ですね。
[思わずくすりと笑ってしまった。慌てて頭を下げた]
笑ってしまってごめんなさい。 では、出てみましょうか。
[雛子はそう言って、電車の外へ出て行った。 不思議な駅へ。軽い足取りで。 ひとりで電車にいた時よりは、幾分か明るい気持ちで]
(99) 2019/02/09(Sat) 20時頃
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―まどろみの駅・ホーム―
[降りた駅は、ありきたりな無人駅のホームだった。今は少し珍しいかもしれないけど、それだけで何の変哲もない古びた無人駅。 現実と変わらない駅で、それでも一際異彩を放つのは、やっぱりというか、満開の桜の巨木だった。]
綺麗……。
[小さな声で呟く。薄桃の花を纏う桜はとても綺麗だった。太く力強い樹木と対照的に、舞い散る花弁はどこか儚げで、幻想的という言葉がよく似合う。
暫くぼうっと見ていたが、隣にイアンさんがいるのを思い出して慌てて振り返った。]
ここから、どうしましょうか。 どこかに移動しますか?
[その時、桜の木の傍にひとりの男性が立っているのに気づいた。>>96 黒いスーツを着た人。 ようこそと言われて、雛子はきょとりと首を傾げた。]
貴方は、誰なのでしょうか?
[不思議な雰囲気の人に、少し緊張した。*]
(101) 2019/02/09(Sat) 20時頃
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