75 サプリカント王国の双子
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狩人も立ち入らない深い森の奥からやってくる、“人狼”は、ひそかに人間と入れ替わり夜になると人間を襲うという。隣国の出身でありながら戦功名高く、Sirの称号を賜った若き英雄、Cointossと配下の聖貨騎士団は、この魔物の噂を重く見ていた。
恒例になりつつあった臨時徴税を収めた村人たちは、水車小屋で招集の命令を受け、不安を覚えつつも集会所へと集まるのだった……。
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紳士ならびに淑女の皆様、わたくしの館へようこそ。 世間の噂など唯の噂話、此処でひととき御寛ぎなさいな。
(0) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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あるとき王様は、それはそれは美しい娘と出会いました しかし、その娘は海の魔女だったのです
(1) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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呪いによって、双子の女児しか産まれなくなった王家。
双子の「姉」が女王となって相応しい夫を得、
双子の「妹」が宰相となって国政を掌るのが、
この国の代々続く習わしであった。
今年は、双子が産まれてから丁度20年目。
常のように国中の独身の男を集め、
女王の夫に相応しい男を見つける、
舞踏会の日が近づいていた。
(#0) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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王様は、周囲の反対も聞かず、魔女と恋をしてしまいました ですがお妃様に気づかれて、魔女は正体を暴かれ、 王様と魔女は無理やり別れさせられてしまいました 正体を暴かれた魔女は、海に沈みながら王様とお妃様を呪いました
(2) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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ところが舞踏会まであと1ヶ月となったある日、こんな噂が国中に流れた。
双子は、女児二人でなく、男女の双子である。
双子の姉を名乗るほうは、男である。
双子の妹は、幼少時に死亡している。
そんな噂を、王家の関係者はこう言って否定した。
双子は、間違いなく女児の双子で、二人とも健康である。
双子の姉はかつてマフィアに誘拐されそうになったことがあり、
それ以後は用心のため城の外に出るときは男装しているのだと。
しかしそう言われて納得する国民はごく少数だった。
そういえば双子は滅多に国民の前に姿を見せないぞ。
そういえば双子の姉は背が少し高いと聞いているぞ。
そういえば王家の呪いでは産まれた男児は確か――。
(#1) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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"妃の身体を呪ってやる。二度と男児が産めぬようにしてやる" "新たな王子が産まれなければ、いずれこの国は滅びるだろう"
困り果てた王様とお妃様の下に、善き森の魔法使いが現れて、こう言いました
"海の魔女の呪いは、時間が経てばいずれ解けていくことでしょう" "それまでは、お生まれになる王女様を女王とするしかありません"
"それでも海の魔女の怒りはきっといつまでも続くでしょう" "仮に王子が産まれ、呪いが解けたと解れば何をするか……"
(3) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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お妃様は尋ねました。"男児が産まれたら、どうすればよいのです" 森の魔法使いは答えました。"その時は、産まれた王子を海に……"
(4) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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海に沈めて、魔女への生贄にしなければいけないのではなかったか。
そう言って納得しない国民の為に、
民に双子を公開することとなった。
今日がその公開日。何が起こるかは、神のみぞ知る。**
(#2) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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―"姉"王女・シルヴァーナ私室―
『――シルヴァーナ様、いらっしゃいませんか?』
[数度のノックの音にはっと顔を上げ、シルヴァーナは椅子を立った。 重く豪奢な扉を開けると、メイド長が恭しく頭を下げているのが見える]
『シルヴァーナ様、先程レベッカ宰相からお電話がありまして……』
ベッキー叔母様から? 代わります、繋いで下さい。
『いえ、言伝で結構と……。 本日の記念式典、くれぐれも失敗のないように。下らない噂をこれ以上のさばらせて他国に付け入る隙を作ってはいけません。次期女王としての自覚を持ちなさい。 ……とのことです』
(5) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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…………それだけ、ですか? お母様の体調や、お父様、妹については何か……。
『いいえ、特に伺っておりません』
そう、ですか……。
『それでは私も応接間の用意がありますので失礼致します。シルヴァーナ様はお仕度のほうをお願いします』
[終始硬い口調で用件だけ告げると、メイド長は長い廊下の向こうへと消えていく。 それを見送ってから扉を閉めると、シルヴァーナは暗い表情で呟いた]
……使用人も、私が男だと疑っているのかしら……。
[姿見に己が身を映す。同年代の女性に比べて貧相な胸、肉付きの悪く薄い身体、中性的な顔。 ――世間が噂する通り、男としてこの世に生を受けた"王女"は重く深い溜息を*吐いた*]
(6) 2012/01/07(Sat) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/07(Sat) 01時半頃
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ああ、なんて素敵な空の色だ。
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(7) 2012/01/07(Sat) 18時半頃
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―城下・ホテル―
青はどこまでも突き抜けるようで、 白はどこまでも穢れることを知らぬような。
飛んで行きたくなるな。 今日はいい日になりそうだ。
[言葉だけをとるなら、クサイ台詞。 しかしそれを紡ぐ声は単調で抑揚に欠けたものだった]
(8) 2012/01/07(Sat) 18時半頃
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[そしてその周りをさっきから従者が一人あたふたと歩き回っている。 荷物を置いたクロゼットと、主のいるソファの間を行ったり来たり。 しかも、来るときも戻るときも同じものを持ってはいない]
『ううん、どれもぱっとしませんね…ううん…』
[悩む従者を横目に面倒くさそうにソファに座ったまま、 窓の外をぼーっと眺めていたのだった]
で、いつになったら決まるんだ。 面倒だからされるままにしてやってるが、いい加減飽きた。
[そして、顔は窓外へと向けたまま気だるげな声だけを従者へ]
(9) 2012/01/07(Sat) 18時半頃
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『す、すいません。つい、楽しくて』
つい、楽しくてー……じゃないだろう。 今日は王女様の顔を拝める大事な日だぞ。 ふざけてる場合じゃないんだ。
[そう言うと、従者は苦笑して頭を下げる。 主は天鵞絨をかきあげて、小さく笑んだ]
"噂"、のお姫様か。
[くす、くすくす。 テーブルの上に置かれていた書簡を手にしてひらひらと振る。 丁寧な文字で宛名の記されたそれは、女王直筆の招待状]
(10) 2012/01/07(Sat) 18時半頃
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いいかい? これは来月の舞踏会の前に顔を売っておけるチャンスだ。 グレーアムの歴史にボクの名を刻むことができるかもしれない。
[従者を振り返った表情に、緩く笑みが浮かぶ。
かつては大商家として名を馳せたグレーアム家も今は落ち目。 幼い頃から跡継ぎとして育てられた兄は自分からは愚かとしか映らず、 その立場を奪う方法を画策しているところへ舞い込んだのが、 この招待状というわけだ]
忌々しい愚か者を追い出して、ボクが跡継ぎに―。
[抑揚の少ない口調に強い想いは言葉に滲まず、 ふてぶてしさを瞳に*垣間見せた*]
(11) 2012/01/07(Sat) 18時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/07(Sat) 18時半頃
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私は、ミッシェル=サプリカント。
……この国の、王女。
[鏡に映った顔へ、女は語りかけた。]
(12) 2012/01/07(Sat) 19時頃
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[妹王女、自室。 麗しい縁取りの中、見つめ返す表情は硬い。]
今日のお披露目、で……
[強く瞼を閉じ、唇を引き結ぶ。 再び淡緑を開いたなら、瞳の輝きはいつもの王女のもの。 姿見の前から踵を返し、手が頬へ伸びた。 が、広げられた手のひらは、何もせずに降ろされる。]
……。 シメオン、いますか? 髪は、これでいいのかしら。
[ちりんと鈴を鳴らし、声をかける。 片手は、緩く垂らされている金髪をすくっていた。**]
(13) 2012/01/07(Sat) 19時頃
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あんな馬鹿げた噂話、信じているんですか? あの方は、間違いなく「王女」ですよ。 何度も申し上げているではありませんか。
……まあ、今日の式典での姿をご覧になれば宜しい。 二度とそんな戯言を口にする気も起きなくなるでしょう。
(14) 2012/01/07(Sat) 20時頃
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―裏通りのとある店―
[白からギリギリ徒歩の圏内。 馴染みの店主と似たような会話を交わすのはこれで何度目か。 噂話の真偽を聞かれ否定するものの、 表情隠すよう伸びた前髪、口元薄く笑み浮かぶのに揺らぎなく。 目の前の女主人は赤く濡れた唇歪め、「胡散臭い」と鼻で笑う。
表情崩れる事のないせいか、疑惑を晴らすに十分ではないようで。 ――……尤も、それは秘められた事実であるのだけれど。 軽口の応酬に似たそれは、半ば挨拶替わりのようなもの。]
……ああ、これです。 間に合って良かった。
晴れの日を彩るのに、相応しい色だ。
[手渡されたのは口紅の容器。今日の日の為に注文したもので。 その色で主を飾るその時を思い描くように、 過度な装飾のないシンプルな蓋をそっと指先でなぞる。]
(15) 2012/01/07(Sat) 20時頃
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[代金支払い、去り際に振り返る。]
ねえ、ダーラ。 ほんとう、貴女も見に来ると良い。 店番なんて何とでもなりましょう。 シルヴィーナ様は、とても可愛らしくお美しい「王女」なんですよ。
――……私が、飾り上げるのですから。 きっと今日は殊更美しく輝く事でしょう。
[そう告げ、返事を待たずに扉を潜る。 朝日の中、多くを黒で固められた服装の中で タイを飾る銀の装飾はきらりと光を反射して。 城へと向かう足取りは急くように*疾く*]
(16) 2012/01/07(Sat) 20時頃
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ええ、こちらに。
[鳴る鈴と呼び声に歩み出て、身体を折る。 深く曲げたところから一息空けて起きて、瞳を細めるまでが、常の所作。 誰よりも早く、この鈴の音に応えるのが生きる証。]
とても――よく、お似合いです、"王女様"。 この世界のどのような奇跡よりお美しい。
[ゆるやかに肩から流れる金の川に、細めた目はより笑んだ。]
時刻も迫りましたが、どうか硬くなられませんよう。 今のミッシェル様は、私の誇りです。
(17) 2012/01/07(Sat) 20時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/07(Sat) 20時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/07(Sat) 21時頃
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ああ、なんて素敵な空の色だ。
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(18) 2012/01/07(Sat) 21時半頃
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―城下・公園―
[ほぼ同刻、同じことを呟いた者がいることなど知る由もなく]
…其れにしても今日は暑い。
[城下に誂えられた緑豊かな公園。 石畳の道を歩く男は、銀色で縁取られた黒い日傘をくるりと回す]
―――…。
[乾いた空気の中、湿り気を帯びた風が吹き抜けて行った。 こほ、と小さく咳を零してから、楽しげに肩を揺らす]
嗚呼、でも、そのうち一雨くるかもしれませんね。 あ、ちなみにこの傘は晴雨兼用なんですよ。
[にこりと通りすがりの猫に微笑んでも、 不思議そうな顔が帰って来るばかり**]
(19) 2012/01/07(Sat) 21時半頃
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