291 Fate/Goddamned Omen
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腹の括れている此方でありますが 不可解に思うとすれば、そばに立つ 契つたばかりの凜然としていた人の子が >>1:380様子を可笑しくするカラでしょう。 注射針を嫌う子どものようでなく 怯える目つきをしておりますので 狐目をほそめ、……視ておりましたが 流石に此の世界の悪魔≠ネるものは 朕の千里眼の範囲外でしょう。
取り憑いたかたの視界ごし>>1:406 彼方に此方が暴露てしまつても ……その事実スラ知ることはなく
(0) 2019/02/12(Tue) 11時頃
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慈悲深くない神でアリますから 後ずさるを腕を掴み止めました。 そなたが契つてきたのですから。 >>1:382 胸中の慟哭が、瞳にまでゆらめいて 此方をうばうもの≠ニして ふるえ、眺めあげておりましても。
(1) 2019/02/12(Tue) 11時頃
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「 なにを今更、慄えているのです。 苦しんでイルのですか。そなたが? ── 朕をなにに見立てているのか まことはなにを守りたかつたのか ソレを暴くつもりはございませんが 」
(2) 2019/02/12(Tue) 11時頃
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朦朧とする意識を引き上げるように 掴んだ腕ごと引き寄せて にがさぬよう、うつろな瞳をかちあわせ 不服である様、片眉をつり上げながら… ゆきのように白くなりはてた 人の子のかんばせを見下ろしましょう。
(3) 2019/02/12(Tue) 11時頃
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「 そなたの傍には此の厄莎が居ります 誓盟、ゆめで契つたとは言わせませんよ 」
(4) 2019/02/12(Tue) 11時半頃
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と、悪魔がそこまで干渉シテいるとは 此方としても思いませんでしたので。 その様に言い、銀の針をからだの何処にでも 刺してしまつたのでしょうねい。
>>1:383その何れが因かも知りませなんだが >>1:464力失くすヨウであれば つりあげた眉を戻シ、はあ...と息を吐きまして 人の子のもろい体を再びと担ぎ上げましょうか。
(5) 2019/02/12(Tue) 11時半頃
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>>378>>397 振り返れば番えられたニ矢も見えましょうか あるいは>>441>>444 此方へ来る姿らを視るのが早いでしょうか。 人の子がこの様子である以上 雷に蜂の巣にされる前に立ち去るのが宜しかろう。 空の模様が徐々に午後へと移ろう様を 視界の隅に入れまして。
「 人の子の奪イ合イであるのなら きりぬけねばならぬのでしょうがねい 」
( そなたはいつ正気に戻るか?.. 思考繞らシながら、身の回りに 白雲を 勢いよく、大量に生み出し。 )
(6) 2019/02/12(Tue) 11時半頃
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── 其れを足場にシて いちじ空ニテ待避といたしましょうか。 ぷかりと巨きな白雲を ながい白尾を引く空舟にし ととンッ、.... と、黙し、地上を見下ろしましょう。 来る霊基のさわりも気になりますゆえ…… …嗚呼、いちどは「会いとうない」と拒んだ あるしゅ≠ネる者も来るとは予想外にしろ。
(7) 2019/02/12(Tue) 11時半頃
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「 さて…………朕の人の子 気は持つておりますか 」
問。扇をふらりと游がせましょうか そちらヨリいつ矢が来てもよい様に 此方は迎撃の構えを取ルだけですが
…そうですねい。 人の子が去りたい様にスルのなら 聞き入れ、白雲ノ船を何処にでも 游がせる気はあるのですよ。 *
(8) 2019/02/12(Tue) 11時半頃
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「 朕はいち神であつても 決して王子ではアリませんので 目覚めを望むのであれば、接吻けヨリは まこと、喰われる気でイたほうがよろしい 」
── 其れでも後悔≠ヘ無いのでしょう? そなたの凛とした聲 天穿つ様なまなこ 叛かぬのならば幸いとして 立ち向かうを告げたひとりの少女にして
朕の人の子、或いは■■の気を確かむるため 担がれた儘で居るのであれば言葉通り、 そなたの肌を囓りでもするのですが……。 ええ、林檎を囓るように、かぷりとね。*
(*0) 2019/02/12(Tue) 12時頃
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陰陽師 稲荷は、メモを貼った。
2019/02/12(Tue) 12時頃
陰陽師 稲荷は、メモを貼った。
2019/02/12(Tue) 12時頃
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地平線の彼方さえ砂塵の舞踏に 隠されてしまうのでしょう。 が、千里眼まで沙まみれになつた覚えはない。 >>25新手の姿を見届ければ だが、しかし、瞠くまなこもございません。 悲鳴を届ける喉仏もまた。どこにも。
(101) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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>>27>>37 暖簾の様な男<かみ>を掴むのは一矢でも また、約束と離別への罪悪感でもありませんから 轟、と二度び放たれるを見まして、 >>36心の臓腑を世界の子らに分け与える様な 台詞を吐く女神───いまは男姿の彼を一瞥。
(102) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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シテ、雲の上へ足≠つけた 朕の人の子を見遣りましょうか。 泣かぬは善し。 ときに流す涙は必要であつても 少なからず現在ではありますまい。 ちからない笑顔には飽いた様に、 視線を敵へと戻そうとしますが、.....
(103) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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「 ええ…… そなたが朕を信ずるのなら 朕<かみ>は何でもできますよ 」
(104) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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.....懇願を──────いえ、 機と希をすてぬそなたに答えましょうか...
空元気の蓑に隠された、悔しさか、 このばで終えることへの怯えか。
いかなる負も 受け止めてしまいながら
(105) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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足つく雲ですから そなたを雑に投げたのは悪くおもえど。 続き、掴むはそなたの手ではない 矢でもない この身より生える左腕をつかみ 朕は引き抜きました────我がうでを ひきぬいた途端に変貌しましょう 骨は生。腕は四季。 左の腕は春桜の花を躍し纏つた劔となり
──── ブ ンッ ..と
何処から鳴りひびく笛の音と共に 空気ごと それらを────
(108) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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一 ニ ・ ・ 彼 雷 方 鳴 「 きよき心は ヨ 轟 リ カ 神ぞてらさむ 」 来 ス タ 神 ル 矢 ヲ ヲ 落 断 シ ズ
(109) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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なにもそちらも これで此方人等を落とせるとは 微塵も思っておりますまい?
>>78眼下の彼らが何を話しておるのか 千里眼はあつても千里耳はありませんし とくしゅな仕掛けがあるのなら >>73視えもしないのでしょう。
>>84どなたさまかの過去と照合され これほどまでに善い神を悪神と 身勝手に言わるるのも又しかり。
(110) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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で、....退避を願われたのならその通りに 扇を泳がせ、雲を手繰って 宙舟のごとく白尾をひいてゆきましょうか。 矢張り優雅なるをこのみますゆえ。 腕ノ劔をブン、....と 振りまして なげた人の子へ視線を遣りながら。 ああ.... 追っ手が来ても構いませんとも。 この様な姿では目立つでしょうし、何より 世界が丸くある以上 何処までも逃げらるるとは 微塵も思つておりませんので。
(111) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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「 ……ところで今しがた近くにきていた 英霊の気配……よろしいのですか。 」
きになりはすると言うのなら 人の子のみを白雲ノ舟デゆかせて、 此方が場に残る方法もございます。 がらんどうになった左腕を飾る布ばかりが うだる風に煽られマスが...... 追っ手もなく進むのであれば、眼下 >>91 どなたかの姿も見えることもありましょう。*
(112) 2019/02/12(Tue) 21時半頃
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陰陽師 稲荷は、メモを貼った。
2019/02/12(Tue) 22時頃
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光陰とは言えば矢。ニ矢きたるあいだ いたずらに囓る真似は挟めませんでしたから そなたを雲上に放り出し、先に払いまして。 しかし供物≠轤オい言の葉を 人の子の声を此方が聞き逃しもしまい。 >>*3 神を吸血鬼のたぐいとでも思つていそうですが... しかして、よろしい。捧ぐならもらうのみ。
(*5) 2019/02/12(Tue) 22時半頃
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がらんどうの左腕を曝しながら 劔となつた左腕を雲に突き立て 初いものをいただけるのなら─── 斯様なる場面での、知識も情緒もやくたたず。 そなたの細首にくちもとを寄せられたのなら ふ、.....──────と、ちいさな吐息を洩らし。
(*6) 2019/02/12(Tue) 22時半頃
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........ほそい体躯の背に手をあてがい 肌にくちびる添え、耳許へ移りながら
『 ─── 頂きましょうか。 』
(*7) 2019/02/12(Tue) 22時半頃
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エエ、 ...人の子の反応というのは こころを擽りマスので...囓るでなく そなたの耳に熱息掛けましょうか。 ふゥ、....と風ふかせ、「ますたあ」と呼び
(*8) 2019/02/12(Tue) 22時半頃
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それでふるえると言うのなら 此方は扇で口許隠し >> *4 目許ばかりで笑いましょうか。
(*9) 2019/02/12(Tue) 22時半頃
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「 はは 取つて喰われるとでも? 」
( そのキは多少、 ありましたけれどねい。 )**
(*10) 2019/02/12(Tue) 22時半頃
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稲荷は、ザーゴ彼方のむこうにゆかぬ影影ふ、と想う。◆
2019/02/12(Tue) 22時半頃
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在るか見たかもしらぬ神を信じること 幾星霜へても影のちりとならぬこと。 >>119天光でない、どなたかの持つ 通信機ごし、此方を眺る者に語るくちは いまや、人の子にむいておりますが。
>>142 世界がおわるまでは 消えられない此方身のこと、 黒鴉が宇宙星ヲめぐつたつて 一縷の信仰があれば立ちきえぬ。
(160) 2019/02/12(Tue) 23時頃
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─── 人世にまことに神そのものが 必要なくなるそのときまでは。
(161) 2019/02/12(Tue) 23時頃
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「 身が朕の武器ですので 痛みもかゆみもございませんとも 」 慌てふためく人の子にはその様に。 返し、>>143語ろうさきがあるのなら さまたげる真似はいたしませんとも。
(162) 2019/02/12(Tue) 23時頃
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まだ追っ手のこないのであれば しばらく成せるいたずらもあつたでしょうが
>>144ライダー≠ニ...託さるるものがあれば 矢張り、悪神ハ働きませんので 「 かまいません 」───ソウ、諾きまして。
(164) 2019/02/12(Tue) 23時頃
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