人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 00時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

── 大広間 ──

[闇が濃くなるのを感じた。**]

(5) 2012/05/03(Thu) 00時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 00時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

── 大広間 ──

[質量ある闇と化したヴァンパイア・ロードが修道士にのしかかるさまが、対峙するジェフの肩越しに見えた。

 杖の先に弱く明滅する光は修道士の喘ぎのようで、どこか残忍な高揚を感じる。]

(28) 2012/05/03(Thu) 08時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[人の姿に戻ったヘクターが拘束した修道士を引きずってゆき、それを見た金髪の剣士が叫んで駆け出す。
 その背に手を出すことはしなかった。]


  行く手に光はないぞ。

[小さく呟いて、琥珀の奥の炎を伏せる。]

(29) 2012/05/03(Thu) 08時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[「おまえも一度退け」との指示にひとつ頷き、フランベルジュを背に斜めに負った。

 しばし天井を振り仰ぎ、闇の気配を探る。]


   ──御意。

[自分の赴くべき場所を確認して、踵を返した。]

(30) 2012/05/03(Thu) 08時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 08時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

── 大広間 ──

[最後の舞台、最後の刻へと向かう前に、ヒューは生ける者たちが去って静寂の落ちた大広間に炎がこれ以上、燃え広がらないよう手を打っておく。
 竜牙兵はこういった役には立たないし、左手はいまだ使い物にならないままだ。
 それでもヒューは一人で黙々と作業に勤しんだ。

 少しだけ、ひとりの時間が欲しかった。]

(50) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[聖なる武器に身体を灼かれて自分が闇の眷属と化したのだと自覚してから、変容した感覚のあれこれも理解しはじめている。
 闇に馴染み、人を狩るために与えられた力であると。
 この先、人の血を糧に生きてゆくのだと。

 いま、吸血の衝動が押さえられているのは、ひとえにヒューにとって血が「クラリッサ復活のために捧げられるべきものである」であるからに過ぎない。
 その目的のためなら、自らの渇きなど棚上げにできた。


 不眠の努力にも似て、その抑圧は錯乱の可能性を秘めた危ういものであったが、張りつめた弦は今はまだ一途に清冽な音を響かせる。]

(52) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[クラリッサを甦らせるために、血と命を奉納した、そのことに悔いはない。
 ヘクターに騙されているとも思わない。
 彼は自分の傷を癒すのに、ヒューの血を使わなかった。


 クラリッサを「娘」と呼び、想う、その一点において彼は同志。
 裏切られることはないと信ずる。]

(53) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[わずかに闇の蠢く気配に振り返れば、いつの間にかラルフの傍らに亡骸が増えていた。
 銀の髪の魔導士、それと、眼鏡の学者。

 いずれも生かしては返さぬと決めた相手。
 今、こうしてそれが叶ってもクラリッサの居ない寂寥は消えず。]


  …まだ終わってはいない。


[信仰厚き修道士は先代が連れ去り、守護を誓った金髪の剣士はそれを追った。
 残るは──、

 わずかに目を細める。]

(55) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【赤】 負傷兵 ヒュー

 
  おまえは「隻眼の男」── なのか?

[思念を向けてみる。]

(*17) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【赤】 負傷兵 ヒュー

[揺蕩う闇の奥から洩れ伝わるのは、明瞭な言葉ではなく耽溺の陶酔。

 同調して解き放ちたい衝動が迫り上がって呼気が浅くなる。]

(*21) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[不意に、火の中の木材が乾いた音をたてて爆ぜ、ヒューの意識を闇の中から呼び戻す。]


 …誰も 戻れはしない。


[燃え残ったテーブルから飾花をとると、並んだ亡骸へと放った。
 清楚な白い百合の花から金の花粉が散る。]

(70) 2012/05/03(Thu) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[やがて、大階段を上り、2階の惨状に足を止めることもなく進むその手には、クラリッサが好んだしなやかな茎と刺をもつ紅薔薇が握られていた。]


  謙虚であれ、誠実であれ、礼儀を守れ、
  裏切ることなく、欺くことなく、弱者には常に優しく、強者には常に勇ましく、
  己の品位を高め、堂々と振る舞い、
  民を守る盾となれ、主の敵を討つ矛となれ。


[「北」の塔へと向かう足音が、騎士の誓いを刻む。]

(78) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

── 「北」 物見の塔・屋上 ──

[意識して避けてきた場所。
 クラリッサが灰となった場所。

 人ならぬ身にはわかる「その場所」の前に血盟騎士は立つ。]

(83) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
  クラリッサ姫、
 
  あなたと同じ糧をわかちあい、
  同じ罪と苦悩を知り──


   真にあなたと同じ世界に生きたい。

(84) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
  あなたは闇の中の救い、絶望の中の愛。


  ── どうか、 ご帰還を。


[手にした薔薇を首筋にあてがい、ヘクターがつけた誓約の傷を刺で突いて血を捧げる。]

(85) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[そうして紅の露を結んだ薔薇を供え、「南」の塔を振り返る。
 風が剣戟の音を伝えていた。


 暗い空の下、翻る鋼と金は、あの剣士のもの。
 それと渡り合うのは──]

 
  ……。

[軽く助走をつけ、ヒューは切り立った盾壁の上に立った。]

(89) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【赤】 負傷兵 ヒュー

[闇を揺らして届く声は気弱な──否、これは相手を思いやる響きだ。
 今、その相手の姿を認める。]


  名を 知りたい。
 

(*28) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【赤】 負傷兵 ヒュー

[ドナルド・ジャンニ。
 クラリッサを「クレア姉ちゃん」と呼ぶ男。
 そして今は──血の兄弟。


 そのドナルドが、金髪の剣士と舞っているのが見える。


 かつて絶妙のコンピネーションでヒューの動きを妨げたふたり。]

(*30) 2012/05/03(Thu) 19時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[南の城塔を望む北の物見塔の上。
 狭い盾壁の上に立ち、二人の戦いを見ていたヒューの膝が撓められる。


 だが、まだその場を動きはしない。]

(106) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

【赤】 負傷兵 ヒュー

[名を求めた相手。
 そして、クラリッサに血を捧げて魔に堕ちた男だ。
 「認めて」いる。]


  おまえの名誉のため──呼ばれぬ限りは、介入せぬ。

(*34) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 20時半頃


【赤】 負傷兵 ヒュー

 
[チラと、ヘクターの反応を伺う。]
 

(*35) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[ヘクターが武器を手に金髪の剣士の前へ踏み出す。
 己はその後を任された。]


 ──御意。

[ほ…と、かすかな吐息が混ざったのは、ドナルドに手が差し伸べられた安堵ゆえ。]

(113) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
[ 次の瞬間、ヒューはふたつの塔の間を、跳躍する。]
 

(114) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

── 南の塔 ──

[影のごとく無音で着地すると、そのまま修道士の元へと歩み寄る。

 剣で床に縫い止められた姿は、自分が吸血鬼と化したその時を思い出させた。
 苦鳴は、肌に突き刺さる。

 黙らせろと命じられたそれを忠実に実行するため、修道士の傍らに膝をついた。]

(120) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[彼自身の祝福魔法によって動きのきかなくなった左掌を、その歯列の間に含ませる。

 歯牙を立てたいならそうすればいいと視線で促した。]

(121) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[ヘクターと金髪の剣士の間で交わされる言葉に、耳を澄ます。]


 よい戦士だな、あれは。 


[意識を保っているのがやっとだろう修道士の額に、屍めいた冷たい指を伸べて、その前髪を掻き揚げた。]


 おまえたちが、その血を姫に捧げてくれる気になってくれたなら、おれは感謝するのだが。
 

(123) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[修道士の示した否定の圧力に、奥に緋を宿した頑な琥珀が狭まる。]


 抗うつもりなら、支度を整えられよ。


[ヘクターの下知もあった。
 立ち上がる間は待つ、と騎士としての礼節から告げるつもりだったが、食いつかれた左手で動きを封じられたところに、影の束縛を離れた修道士の必死の一撃が迫っていた。]

(133) 2012/05/03(Thu) 22時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[漆黒のワイヤーと聖杖が触れ合って火花が散る。
 その隙に跳び退ったが、右の太腿に焼きごてを押しつけられたような傷が残った。

 片手を噛みつきで封じられたままであれば、逃げ切れなかったかもしれない。
 だが、ムパムピスも呪文の詠唱のために離さざるを得なかったのだろう。
 とはいえ、足をやられては動きが鈍る。]


  …不覚。

[呟いた右手には、背から抜いたフランベルジュが握られていた。]

(146) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【赤】 負傷兵 ヒュー

 
 ドナルド、助かった。
 

(*38) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
 ── !!

[聖光に打たれて倒れたドナルドを見るや、足を引きながらその前へと回り込んで護りの陣形をとる。]

(151) 2012/05/03(Thu) 23時頃

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