211 【腐女子と】冬にゃこ【炬燵です】
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―わくわくこたつ周辺―
……嫌だ。 やめねえ。
[にやり、笑って。>>*3 なかなか素直にならない黒猫の額に口づけた。**]
(*5) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 01時半頃
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―わくわくこたつ周辺―
[抗議に低く笑うと、額から下へと移動した唇を、閉じられた目蓋に落として。>>*6 ケイの両肩を掴んで仰向けに寝かせ。 その上に覆いかぶさる体勢をとる。
改めて口づけを与えれば、隙間をこじ開けて舌先を入り込ませ、ケイのそれを引き出すように軽く突付いた。
その隙に両手は、ケイの上着を脱がせにかかっている。 腕上げろ、と肘を軽く叩いた。**]
(*12) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 11時半頃
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―わくわくこたつ周辺―
[触れた舌を捕まえて、その付け根まで届かせる心積りで貪っていく。>>*13 舌をなぞり、口内に隠された牙の先をなぞって。
腕を少し浮かせたのに気づけば、袖口を引っ張って服を剥ぎ取る。名残惜しげに口を離して体を起こし、自分の服にも手をかけ、脱いだ。]
……
[改めて見下ろすと、ケイの肌へと掌を滑らせて。]
……やわらけえ。
[体全体で味わうように、上半身を重ねあわせた。*]
(*14) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 13時頃
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―わくわくこたつ周辺―
[素肌同士で触れ合っているのは、それだけで気持ちがいい。 心音が高まっていくのもダイレクトに伝わってきて、色々とやりやすそうな。>>*15]
……てっ、
[そんなこと考えていれば首元に甘い痛みを感じて、苦笑が浮かぶ。腕を伸ばして、ケイの前髪をかきあげた。隠されていた青い瞳を覗き込み。]
……いいじゃねえか。俺、片目分しか見えねえし。 恥ずかしいのも半分だろ。
[謎理屈を展開し、顔を見ながら胸へと片手を這わせた。 突起を探しあてれば、指先で撫で、摘んでやる。]
(*20) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 17時頃
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ドナルドは、(セシルのリンクぽちり)これは・・・
mikanseijin 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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―わくわくこたつ周辺―
見ねえなら恥ずかしいことすんぞ?
[顔を背けるのを見ながら、愉しげに。>>*21 首筋がこちらに向いたので、顔を寄せて鎖骨までのラインを舌先でなぞる。
無論、その間も手は止めず。首筋で体を跳ねさせる箇所があれば、もう一度なぞって、同時に突起を弾いてみる。]
(*22) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
mikanseijin 2015/01/13(Tue) 18時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*26―
[問いには、笑って答えない。 恐らく想像通りだろうと。 擦り寄ってくる体に目を細め。]
言葉でも強請れるようになれればいいな? ま……今のお前も好きだがな。
[ケイの唇に指を押し当てて。 体を下へとずらし、胸元へと口付ける。 鎖骨の上を強く吸い、そのまま突起へとたどり着けば、指と同時、舌で苛めにかかる。押して、軽く噛んで、舐めあげて。違う刺激を同時に与えた。*]
(*29) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 18時半頃
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―わくわくこたつ周辺>>*32―
いや……
[ホレーショーにはホレーショーの良さがあるが、真似を求めているわけではなく。]
あそこまでいかずとも、お前はお前で可愛いから。
[さらりと、更に好意ある言葉で攻めた。 例えば、態度にしっかり表れている辺り。 話す口を閉じて、しばらく胸を弄る。]
んぅ……
[耳を食まれれば、顔をあげて。唾液で濡れ、膨れた尖りへと息を吹きかけ、改めてじっと眺めてやった。*]
(*36) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 19時半頃
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― ボス猫モブレされ隊>>*33 ―
[迂闊だった…… 一匹でいた所を襲われ、そして人質を取られていれば、いかに腕に自信があろうとも、手も足も出ずに……]
[ぐたりと倒れこんでいた体の両脇に手を入れられ、無理矢理に起こされる。顔をあげるのも億劫だったが、「起きろ」とばかりにバケツの水を頭にぶちまけられ。あげていた前髪が乱れ、一部が前に下りる。]
…………
[無理矢理覚醒させられ、呼びかける男を睨めあげる。]
――殺せよ。
[掠れた声で呟いた。 慰み者にされるくらいならば……と選んだ選択肢。 どう働くかは、タバサちゃんのみが知る。*]
(*37) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 20時頃
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―わくわくこたつ周辺―
[言葉も、視線を送るのもわざとだ。>>*40 肌へと向けられていた視線は、ケイの顔へと戻される。 本気で退けようとはしていない手ではびくともしない。]
赤くなってんな。顔も、体も。
……良かったな。 俺、いけそうだわ。
[ケイの下肢に自分の硬くなったそれを押し付ければ、言わんとしていることは伝わるだろう。ケイの具合も敢えて確認するように、下半身に纏う物もずらし、中心を暴こうと。]
(*41) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 20時頃
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― 98人はやめてくださいしんでしまいます>>*43 ―
………っ!!!!! やっ、やめろ……っ!!!
[腕や脚になけなしの力を入れても、数匹に押さえつけられた体はびくともしない。それでも暴れようとすれば、爪が食い込み、血が流れた。]
ぐっ………
[せめて喜ばせてなるものかと、悲鳴をあげまいと歯を食いしばる。だが、慣らされてもいない体に、穢れた物を押し付けられ、無理矢理犯され……]
あっ……が、あああああ!!!!
[刺されるのとも切られるのとも違う、内部からの痛みに、耐えられず苦悶の悲鳴をあげる。赤い血が流れ、まるで処女を喪失したような(省略されました。続きを読みたければここをクリックしてください)]
(*47) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 21時頃
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―わくわくこたつ周辺―
[硬くなっているケイの物を掌で大きく撫でると、 自分の衣服も邪魔だとばかりに脱ぎ捨てた。>>*44]
ん。
[もう一度、ケイの体を抱きしめて。 何だか甘えるように、肩に頬を擦りつけてから、 ケイの顔をこちらに向けさせて軽い口づけを。
さすがに三度も出していれば、がっつかない余裕があるようだ。]
(*48) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 21時頃
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―わくわくこたつ周辺―
なんだ?ケイ。
[むしろ穏やかさすら感じさせる表情で問いかける。>>*54 片目の奥には情欲が静かに燃えているが。 追ってくる唇をぺろりと舐め、啄むように何度も口づけた。
そろりと中心へと手を這わせ、先端を突付いたり、緩く擦り上げて刺激を与える。
後ろへ指を伸ばさないのは、解す必要はなさげだから。]
(*60) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 22時頃
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― それじゃ物足りないわ!とタバサちゃん吠える>>*55 ―
ぐ、ああああっ…… クソが!!!殺し、て、やる……!
[まさか映像が残され、直に見られているなど、夢にも思わず。 首を振り、屈辱に震えながらも毒づいたが、15匹も相手にしているうちに、段々と抵抗が弱くなっていく。]
………!!! な、それ、は、まさかっ…… や、……やめて、くれ……
[ひたすら耐えて、悪夢の時間がすぎるのを待っていたが、それも薬物を打たれるまでのこと。恐怖の潜んだ懇願は聞き入れられるわけもなく。
快楽に溺れ、自ら腰を振りながら涙を零したあの時間は猫生最大の屈辱の時間。何をする気力もなくなり、路地裏に捨てられた後、このまま世界から消えてしまえばいいと蹲っていた――…**]
(*61) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 22時頃
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ドナルドは、直円の口をそっと前足で押した。(肉球ぷに)
mikanseijin 2015/01/13(Tue) 22時頃
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―わくわくこたつ周辺―
……欲しい?
[答えはわかっているが。>>*66 触れる中心からは蜜が零れ、手を汚している。 見せつけるように、手のひらをケイの前で広げてみせた。]
なあ、言わなきゃ、今度はやめちまうかもしれんぞ。
[もう片方の手で中心の根元を押さえ、簡単にはイかせぬよう。]
(*71) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 23時頃
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―わくわくこたつ周辺―
………よく言えたな。
[ようやく引き出せたその一言。>>*78 やばい、結構腰にくる。 褒めるように中心に口付けると、押さえていた手を離して足を抱え、窄まりが見えるよう上げさせる。
既に昂った物を其処に当て、割りこむように押しこめば、先ほどの緩みと滑りもあってあっさりと繋がっていく。]
ケイ……
[ケイの体に伸し掛かり、深い口づけを求めた。]
(*83) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 23時半頃
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―わくわくこたつ―
なーお。
[カルヴィンが近くに来ているのにも気づかず。>>2 黒白の片目猫は、野良の黒猫と仲良くじゃれている模様。]
(3) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 00時頃
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―わくわくこたつ周辺―
くっ、ん……
[舌を絡め、ケイを抱きしめ返しながら。>>*91 甘い声としがみついてくる腕はやはり、愛らしい。 反応のよかった場所を思い出し、先ほどの動きを模すように。
――ただ、達するまで、多少時間がかかりそうな気がした。 さすがに四回目ともなればきついか。 ケイの体に負担をかけそうな予感を覚えながら、内心申し訳なさが脳内をちらりとよぎった。]
ふ、……
[それも、行為に溺れて流されていくが。*]
(*96) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 01時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*107―
んう……
[うねり、熱く絡みつく中へと、硬く熱を持った物で穿ち、押し込み、突き上げる。
口を離せば、笑みを浮かべて。]
だめじゃなくて、いい、だろ……? お前ん中、本当……いいわ。
[交わる合間にケイの頬に触れて。 白く、薄っすらと赤く染まる肩口に噛み付き、歯を立てる。*]
(*114) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 12時半頃
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―わくわくこたつ周辺>>*115―
[体でも言葉でも快感を示すケイに。]
……………
[余裕がふっ飛んだ。] [ずるりと自身を引き抜き、膝をついて体を起こした。 さらにケイの腕を引っ張って体を起こさせる。]
よ、っと
[絨毯の上に座ると、ケイの脇の下に腕を入れて持ち上げ、 まだ衰えない自身の上に跨がらせ。 支える力を抜いて、一気に下から貫いた。]
……っは。
[詰めていた息を吐き出し、目の前の体を抱きしめる。*]
(*116) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 14時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*118―
[カルヴィンには気づいていないが、見られているとわかっても今していることを止めるつもりはさらさらないので、何も変わるまい。>>*117]
……なあ、ケイ。
[両腕で抱きしめ、背中をそっと撫で。 少しだけ、落ち着く時間を作った。 耳元に口を寄せて。]
(*120) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 15時頃
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……好きだ。
[低く呟くと、抱きしめたまま律動を再開する。 どうあっても奥へと届く体勢が、ケイの逃げ場を塞いだ。]
(*121) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 15時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*123>>*124―
ああ……、一緒に、おかしくなろう、ぜ?
[多分自分も既におかしい。
こんな風に囁いたり、しがみついてくる腕が心地よかったり、快楽に浮かされる顔を愛しげに見つめてしまったり。
熱籠もる息を吐きながら、腹に当たる熱とぬるつきに気がついて手を伸ばし。 素早く往復させて、先を促すように先端を親指でぐっと押した。]
(*124) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 16時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*125―
……っ
[ぎちりと締め上げられ、息が詰まる。 耐えるように動きを止めていたが。]
……!
[腕に縋られ、微かに聞こえた声に、どくりと熱が集うのがわかった。中で大きくなってしまったのが、ケイには伝わっただろうか。 達したばかりの細い体を抱くと、手加減出来ずに幾度か突いて。
一滴残らず、ケイの中へと熱を吐き出した。]
……あー。
[気恥ずかしそうに唸って、顔を見るのが照れるのか、ケイの方に顔を乗せてしばらくぴたりとくっついていた。]
(*126) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 17時半頃
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―わくわくこたつ周辺>>*127―
[ぽんぽんと背中を叩いて。 呼吸を整え、互いに落ち着くまで待った。]
……嘘じゃねえよ。
[わざと主語は告げず、ぼそりと呟いて。 軽く体を揺らして、いじめてみたり。 まだ離れようとせずに、膝の上に乗せていたが。]
…………
[あ、なんか尾が見えたような。気のせい?>>*117]
(*129) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 18時頃
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―こたつって素晴らしいな―
[うにゃにゃごろごろ。>>8 猫同士が仲良くしていると、タバサちゃんの妄想も実に滾る。]
へくしっ。
[ふわっと降り注ぐ綿毛に猫くしゃみ。]
(9) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 19時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*132―
[ケイの耳、顔を舐めて毛繕い身繕い。 全裸ではあるが、まあ、気にしないし誰も気にしまい。 ふわふわと綿毛が振ってくるのにくしゃみをしたのは、 冷えたのもあるか。>>*131
温めるように尾をケイの体に巻きつけた。 でもさほど寒くはない。 やはりここは温かい場所なのだ。**]
(*142) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 19時半頃
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ドナルドは、ヴェスパタインぐしゃぐしゃに混ざる!混ざる!!!
mikanseijin 2015/01/14(Wed) 22時半頃
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─ ある飼い猫との邂逅 ─
[襤褸布のように扱われ、捨てられた。 ひどい甚振りに気を失っていたが、地面に投げ出された時に打った痛みで、意識が一瞬戻ってきた。
けれどこの怪我だ、もう助かりはしないだろう。 縄張りも、ボスの座も、雄のプライドも、何もかも失った。 生き恥を晒すくらいなら、このまま死を待つか。
投げやりな気分になり、実際ほぼ動けずに衰弱死していく…… ものだと、思っていた。>>*184]
………ぅ。
[しかし、どこかのんびりとした響きの慌てた声が上から振ってきて、右目をそろそろと開ける。左目は傷を負ったままで、うまく開けられなかった。]
(*187) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 01時半頃
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……ひっ。
[ぼやける視界に映る影。それが、雄猫だと分かれば、一瞬怯えた表情を見せた。奴らの仲間かと思ったのだ。散々雄猫たちに嬲られたせいで、恐怖心を抱いた。
しかし、敵意もなく、ただ心配をしているだけなのだと知れれば、腕の間に顔を埋めて。]
……ほっといてくれ。 俺なんて、生きてたって……仕方ない……
[か細く、呻くような言葉。絶望に塗れ、現状を把握すれば狭くなった視界が滲んだ。*]
(*188) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 01時半頃
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─ ある飼い猫との邂逅 ─
[死にたいと思っていたはずなのに、伸ばされた腕に縋り付いてしまったのは、何故か。その時は、ほとんど無意識で理由がわからなかったが。>>*193]
あっ……さ、わるな……! やめて……
[通りすがりの猫とはいえ、知られたくなかった。 はらはらと、右目から堪えきれなくなった涙が落ちる。]
怖い……嫌だ……
[低く鳴いて泣きながら、結局抵抗も出来ず。 けれど、優しさに触れていれば、だんだんと落ち着いてきたのか、大人しく、じっとしていた。]
…………。
[慰めは、心にまでは届かなかったが。]
(*196) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 03時頃
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[ライオンだのタバサという誰かの名前だの、どこか遠い世界のようにぼんやりと聞いていたが。>>*194]
にゃっ
[人間だ。人間がいる。 暴れようとしたが、逃げ出す事もできずに、タバサに抱きかかえられた。>>*195]
生きて…… …………………。
[楽しいこと、気持ちいいこと? そんな日は来るのだろうか。 来ないように思えたが……
くたりとタバサの腕の中、動かなくなる。 疲労で、眠ってしまったのだった。*]
(*197) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 03時頃
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