人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

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【人】 聖歌隊員 レティーシャ

― 光 ―
[その時だった。
黒に染まった空間から、ぽつ、ぽつ、と光の雨が降り出し。

辺りが白に塗りつぶされる。
その中で、黒に紛れて見えなかった輪郭が姿を現した。

影。黒い人型を保っていたが、それは]

―― …… だよ。

[己の様に思えた。
黒き影は、もう一度、言霊を。]

(93) kuryu 2015/02/20(Fri) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

……一緒に、行こうよ。

[そう言って影に手を伸ばしてみるも。
影は首を緩く横に振り。
「おかえりなさい、を。言わないと。」
そう、口元が語ったように思える。一瞬自分の心を一部置いていくような錯覚さえ覚えたが。
元は、彼女は……]

……ありがとう、ひつじさん。

[せめて、笑顔で。会い見えることはもうないだろう、直感的に感じる。ならば、良き別れをしよう。

影もまた、口元を綻ばせた。]

(94) kuryu 2015/02/20(Fri) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

― いつもの光景 ―
――……。

[辺りが騒がしい。
幾つもの声が聞こえる。温かい。心地よい。
そう、一人ぼっちじゃない。]

……ぁ。

[上半身を起こして周りを見やり、影を探すも。
やはり、もう、彼女の姿は見えず。
少しばかり、心に穴が空いたような気もするが。
勢いのある彼の呼ぶ声に、思わず目頭が熱くなる。

嗚呼、夢じゃない。我儘を聞いてくれて、ありがとう。]

(95) kuryu 2015/02/20(Fri) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

おはよう、しょろ……!

[この言葉が言えることが。
この日常的な挨拶が、幸せに思えるとは。
今はとびっきり特別な言葉の様に思えた*]

(96) kuryu 2015/02/20(Fri) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

ぁ……と、えっと。

[しかしまぁ。いざ、言いたいことがあっても。
午の彼を目の前にしてみれば、なかなか口から言葉が出てこない。
いつも通りの一線を越えてしまうのでは。もし拒絶されてしまったら。そんな後ろ向きな考え。私らしくもない。]

しょろ、おんぶー。おんぶったらおんぶー!

[じわりと熱くなる頬を誤魔化すかのようにいつものように我儘を。
実のところ憑き物が取れたせいか、身体の方は力が入らず。
午の彼におぶされば、自身の重みを彼の背に預けて。]

(168) kuryu 2015/02/21(Sat) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

……ねぇ。

[宴会場へ向かうであろうその足取りの途中、彼に囁くように。]

―― …… だよ。

[もしかすると、彼は聞き取れなかったかもしれない。
そうでなくてももう一度聞かれたかもしれない。
そんな時は顔を真っ赤にして、一寸の沈黙の後。]

大好きだよ、黍炉。

[今度はちゃんとはっきりと言葉を紡ぎ。
返事がどうであれ、顔を隠すように彼の背に埋まった**]

(169) kuryu 2015/02/21(Sat) 22時頃

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