247 満天星躑躅の宵闇祭り
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ふーん?
[一度も目通りしていないために、基本は>>0と言われても青年はピンとこない。 逆鱗に触れなきゃ良いかぁ、なんて思いながら、べっこう飴の最後の一欠片を歯で噛み砕いた**]
(1) rokoa 2016/05/28(Sat) 00時半頃
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[食中り>>6と聞いて琥珀が溜息を一つ。 青年は手伝って欲しいと言う言葉を聞いて、ありゃま、と小さく零した]
放っとくと拙いなら、やるっきゃないな。
[飴も食べ終えたことだし、と青年は立ち上がり、着物に付いた土埃を払う。 亀吉が向かう方へとついて行けば、大きな樹木子が一体立ちはだかるように居た。 ただし、これまでと異なり闇の気配が酷く強い]
(11) rokoa 2016/05/28(Sat) 21時頃
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こりゃまた。
『早々に祓う必要ありよるなぁ』
[厄介事増やしよって、とは琥珀の心の声。 見上げる態で居た青年は扇子とヒョコを片手ずつに持ち、手首を翻した]
いっちょやりますか。
(12) rokoa 2016/05/28(Sat) 21時頃
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華月斎は、ひらり舞う胡蝶の群れが渦を巻く。12
rokoa 2016/05/28(Sat) 21時頃
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[亀吉の一閃が数多へと分かれ、樹木子の枝を払う>>10]
っはは、豪快だな!
[笑いながら右手首を返し、扇子を樹木子へと向けた]
いっけぇ!!
[扇子から送り出されるように滑り出す胡蝶の群れは螺旋を描き、樹木子が振り下ろす枝傍を擦り抜けるようにして幹を穿つ。 そもそもの突破力が無い胡蝶の群れではあるが、意識を参じさせるには十分なはずだ。 その間にヒョコを放ち、次手への布石とする*]
(14) rokoa 2016/05/28(Sat) 21時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2016/05/28(Sat) 21時半頃
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[闇樹木子へと対峙する傍ら、蛙の周囲であれこれ起きたようで]
おいおい、だいじょう………ぶみたいだな。
[動けないなら治癒が必要かと思ったが、思いの外ピンピンしてたのでそのままにしておくことにした]
(54) rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
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さぁさ、紙人形の行進だぜ!
[手から滑らせるのはオニ以外の全ての紙人形。 本来なら掴んだままの糸を、敢えて手放して宙へと放った。 キジがヒトを、ハチがカニを掴み宙を舞う。 サルとイヌは互いに位置を入れ替えながら闇樹木子へと疾駆した]
(55) rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
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華月斎は、特撮さながらのクロスコンビネーション。1
rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
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[6体の紙人形は闇樹木子との擦れ違い様に一撃を与えていく。 しかしやはり6体全てを繰るには青年の持つ力では足りず、皮一枚を削る程度となった。 放った紙人形達は大きく弧を描き、闇樹木子の後方で一度体勢を整える*]
(56) rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
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『やぁれやれ、わいはともかく、やな』
[忠告めいた声>>69を聞き、琥珀は青年の頭上で小さな溜息]
『んー……まぁ、斎やったらいけるやろ。 ちょい身体貸しぃ』
はっ!? いきなり何言って!?
[額をてしてし、と叩いて言う琥珀に、青年は当然の如く驚きの声を上げる。 しかし抵抗する間も無く、青年の意識は一旦奥底へと追いやられた]
(81) rokoa 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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──── ぃよっしゃ、
[頭上のタヌキの人形が動かなくなり、青年の口元がしてやったりと釣り上がる。 パンッ!と右手を振り扇子を広げると、千切った半紙を勢い良く宙へと飛ばした。 その下から優雅な動きで手首を返し、扇子で風を送り込む]
(82) rokoa 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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ひらりひらり ひらひらり ひらりひらり ひらひらり
花を求め舞うひとひら 春にそよぐ風に乗り 高く 広く 数多 遍く 飛びて織り成せ 春呼びの陣
[元は千切られただけの半紙が、縒られ蝶の形となり。 亀吉の術から灯里を守らんと包み込んだ。 内から外へ祓いの力が送られ、亀吉の血から迸る妖気を相殺する。 煌星の術であるために闇星の者達には多少の不快感等はあろうが、妖の気に寄せられるよりはマシだろう]
そっから出るんやないでー。 妖化したいんやったら別やけどな!
[これまでとは異なる、否、琥珀と同じ口調で青年は灯里に言った。 尚、もう一人の闇星は自力で何とかするだろうと言う予想から蝶は向けていない*]
(83) rokoa 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[亀吉が闇樹木子を文字通り喰らうのを退避した位置で見遣る。 祓う煌星とは異なる方法で滅する闇星。 それを間近で見たのはそう多くは無いが、亀吉の方法はやはり妖寄りのものに見えた。 詰まりは共食いに似たような感覚である]
ま、ご苦労さんたぁ言うとくわ。
[しんどい、と零す亀吉>>74に笑いながら一言向けた後、意識は灯里>>93の方へ]
おぅ、よぅ我慢しよったな。
[解術を望む声を聞き、パシンッ!と音を立てて扇子を閉じる。 それと同時、灯里を包み込んでいた半紙の蝶達が力を失いその場に落ちた]
(96) rokoa 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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ほな、わいも戻るで。 あんまり長いことおるとよぅないよって。
[言うなり青年の首がかくりと折れて、直ぐに首を軽く横に振る仕草が続いた。 青年の頭の上ではタヌキが尻尾を揺らしている]
(97) rokoa 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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……あれ、
『おぅ、斎おおきにな』
[ニヤニヤと笑う気配を漂わせながら、琥珀は青年の額をぺしぺし叩いた*]
(98) rokoa 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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『せや斎。 お前に付与しとった力、さっき憑依した時に回収したよって。 もう力使えんからなー』
え、マジで。
[意識の無い間に為されたことを告げられて、青年はヒョコを動かしてみようとするがピクリとも動かない。 ちぇー、と唇を尖らせたが、それは琥珀によって窘められた]
(109) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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『元々無い力やったんやしな。 それに要らんもん背負う必要あらへんし』
[要らんもんが何なのか、青年は理解していないが、琥珀の真剣味を帯びた声にそれ以上文句は言わなかった]
『で、や。 力無ぅなったよって、手妻は自力でやるんやで。 見せたるんやろ』
ん、おぉ。 力使ってた時みたいには行かないだろうけどな。 やるだけやってみるさ。
[手妻をやるには便利な力だったと心底思うが、それに頼るのは良くないとは青年にだって理解出来るもの。 身につけた手妻の技術は力あってのものだったが、ここから自分のものにしていくしかない]
(110) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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『その意気やよし。 ま、失敗を恐れんでやってみぃや。 最初から完璧にゃ出来ひん。 失敗も芸にする勢いで行ってきぃ』
失敗も芸にする、か……。
[それは大衆に恥を晒すと言う意味になるが、笑いを取るとするなら芸にもなろう。 琥珀は冗談で言ったのかもしれないが、それも手だと青年は思った]
ぃよっし。
[半紙とヒョコを必要分用意し、青年は自分に気合を入れる]
(111) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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さぁさぁお立会い!
祭りにゃ芸もつきもんだ。 ここらで一つ、俺の芸でも見てかないかい?
[樹木子騒ぎも落ち着き、祭りが再度賑やかになり始めた頃。 青年は参道の空きスペースに立ち、祭りを楽しむ者達を呼び込んだ。 アキや灯里、他の者達の姿も見えれば仕草で見に来ないかと示す]
(112) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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ここに取り出したるは一枚の半紙。 これを千切って、千切って、更に千切って。
そんなに千切って何をするかって? 千切って使うのはこの一枚。 これを縒って、端を少し千切って、破れないようにふわりと広げれば───
ほぅら、可愛らしい蝶の出来上がりだ。
これは紙で出来た蝶だが……まるで生きてるかのように飛び始めたら、どうする?
[に、と笑いながら観客に紙の蝶を見せて、右手で扇子をサッと広げた。 蝶を左手で持ち、その下からそよりと扇子で風を送る。 その気流に乗り、蝶はゆらりふわりと宙を漂い始めた]
(113) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[生きた蝶、と言うには少しぎこちない動きではあるが、風だけで動きを操るのは本来ならば熟練の技を要する。 青年の実力からすれば、こうして動かせているだけ良い方なのだ]
蝶はどこへと向かうやら……っとと。
[扇子に力をかけすぎて、青年の傍で宙を舞っていた蝶が風の勢いを受けて観客の方へ]
──…ありゃりゃ、蝶はそちらさんの傍が良いってさ。
[実際は失敗してのこと。 けれどそれを表に出さず、笑いながらそんなことを言って、蝶を観客へと渡してしまう]
どうやら俺は今日、蝶に好かれてないようだ。 次に行くとしましょかね。
[失敗を芸に。 それを実行して別の演目へと移った]
(114) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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この人形、紙で出来てるんだけどね。 これも独りでに動くんだ。
え? そんなはずは無い? じゃあ見ててご覧。
[地面に転がったままのヒョコ達。 今のままでは動く気配すらないのだが]
(115) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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おぉいお前達起きといで。
[パンパン、と青年が手で合図を送ると、転がっていたヒョコ達が一斉に置き出した。 ぴょんぴょんぴょこぴょこ、跳ね回るような動き]
ほぅら、お前達。 今日は祭りなんだから、お囃子に合わせて踊りでも披露しようか。
[青年が手拍子の如く手を打ち鳴らす度、ヒョコがそれぞれ跳ねたり揺れたりと動き出す。 青年とヒョコを繋ぐ絹糸は見える人には見えるだろうが、遠目から見るなら気にならない太さ。 ヒョコから伸びる糸の片方は地面へ、もう片方は青年へと伸び、青年が糸を揺らすことでヒョコが動いていた。 その動きもまだまだ滑らかとは言えないが、観客はそれなりに盛り上がっているようである*]
(116) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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アキ! 灯里!
[演芸を終えて、青年はアキと灯里を探し呼び止める]
これ、貰ってくれないか?
[そう言って取り出したのはヒョコに使う紙人形。 人型をしていて、アキには朱色の、灯里には山吹色のもの]
ここで出逢えた記念みたいなもんかな。 何か形で残しておきたくて。
俺もほら。
[言いながら、青年は群青色のヒョコを見せる]
(117) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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どっかで繋がってられたら良いな、って思ったんだ。 だから、
[貰って欲しい、とそれぞれに差し出す*]
(118) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[顔を輝かせ見事だと言う灯里>>122に、青年は照れたように笑う]
ありがとな。 ホントはちょっと失敗したし、まだ動きもぎこちなかったんだけど。 そう言ってもらえて嬉しいよ。
[灯里の言葉が世辞だとは思わなかった。 ここで出逢ったばかりの短い間の付き合いではあるが、彼女は世辞を言う性質ではないだろうことは知れた。 言葉、声の中に興奮もいくらか含まれていることからもそれが明らかだ。 青年は謙遜することもせず、素直に受け取って感謝を彼女へと伝える]
(128) rokoa 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[差し出した紙人形に対し、問う声>>123が返ったが、良いんだ、と一言添える]
あぁ、大事にしてくれるならそれで良い。 灯里の下にこいつの兄弟達が居る。 その事実があれば十分だ。
[ヒョコを見れば思い出すことが出来る。 忘れることは無い、と。 そんな想いを籠めて笑い返した*]
(129) rokoa 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[アキの囃子声>>126は勿論届いていた。 それが青年の励みになったのは言うまでもない]
アキの屋敷に飾るにはちょっと貧相だろうけど。
[紙人形を渡した時>>127にはそんなことを言っておどけて見せたりもして。 感謝と労いを向けられれば青年もまた笑んで頷いた]
あぁ、ありがとな。
[戻ってしまえばアキとは直接会うことは出来ないだろうから。 いつか、この紙人形を通じて縁者と出逢えたら良い。 そんな想いがそこには在る*]
(130) rokoa 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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─ 帰還の時 ─
[やがて時は流れ、帰り道が開く段となる]
ここでお別れかぁ…寂しいけど、仕方ないよな。 皆、元気でな!
[偶然踏み入れた地での出逢い。 またここに揃わなければ会うことも出来ないだろう者達も多い。 だが、皆、いつまでもここに留まっているわけにも行かないのだ。 青年もまた、戻る道へと歩みを向ける]
(151) rokoa 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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『途中まではついてったるわ』
あぁ。 琥珀も、ありがとな。
『ええねん。 わいはお前の先祖やで? 正しく導くんはわいの役目や』
[琥珀は最後まで青年の頭の上]
[やがて狭間から現世へと戻る頃、頭上の人形は動かなくなっていた**]
(152) rokoa 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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