人狼議事


249 Digital Devil Survivor

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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/24(Fri) 00時半頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/24(Fri) 00時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

―夕暮れ時・御渡湖―

[天が鮮やかな紅に染まる頃まで、焔は燃えていた。
 そこに沈んだ身体も灰となって消える、はずだった。

 付喪神は、溜め込んだ自らの穢れをもって祟りを為し。
 人の子に憑いた犬神を追って根の国の坂を往く。
 そう自分でも思っていたらしい。
 しかし、どうした事か、その坂を通して貰えない。

 人でない存在は入れないという事だろうか?
 いいや、そもそもの話である。

 付喪神、お前は真に"死んでいる"のか?]

(4) 2016/06/24(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[累の願い通り>>4:221、焔はその身を焼き尽くした。

 けれど、不思議と業火に呑まれたというのに
 鳴の身体は無事であった。
 炎が鎮火した後の波打ち際に打ち上がったその姿は、
 服や包帯の類はあちこち焼け焦げていたけれど
 眠っているかのように綺麗だった。

 水の守護を得ていたから、焼ける途中で湖の中に沈んだから。
 果たしてそれだけなのだろうか。

 当の付喪神は己が焼けたものと思い込んで、
 あたかも死んだかのように呼吸を止めている。
 この勘違いを覚ませる者はいったい、誰であろうか――**]

(5) 2016/06/24(Fri) 01時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/24(Fri) 01時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

―御渡湖―

[笛の音>>9>>12が湖を渡っていく。
 死者を送るためのそれにほんの一瞬、
 幽かに睫毛が震えた。
 けれど、それもほんの刹那の出来事で、
 笛を奏でていた彼女は見落としたであろう。

 そうして、湖はやがて夜を迎えた。

 街を跋扈する悪魔達は昨日の戦いに恐れをなしているのか、
 あるいは動く人の気配もないからか姿を現さない]

(38) 2016/06/24(Fri) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―明け方・御渡湖―

[黒い影がふらりと現れたのは、空の白んだ頃合いだった。
 壊れて散り散りとなったマガタマの残滓を嗅ぎ付けたのか、
 四つ足の獣の形をしたそれはしきりと周囲を探し回っている。
 しかし、目当てのものは見つからなかったようだ。

 諦め切れずうろうろと周囲を徘徊してから、
 徐に水辺近くに横たえられた人の形をしたモノへと近付く。
 気配が希薄であったからか、生気に乏しかったからか、
 それが"餌"であるのか判じかねているようだった。

 何かを叱るかのように湖が波を立てた。
 意思があるにしてはえらく弱い警告だった]

 …………し、さ……ま――?

[それはひとえに、ここが山から遠かったから。
 それでも、眷属が一度根の国に渡りかけた事を
 かの蛟は察していたのだろう]

(42) 2016/06/24(Fri) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[薄っすらと開いた瞳が獣の闇のような眼とかちあって。
 多分、数秒互いに訳も分からず見詰め合った*]

(43) 2016/06/24(Fri) 22時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/24(Fri) 23時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 な、に。

[たっぷり見詰め合った後、
 獣は阿呆面をにたりと狩りの表情へと変えた。

 蛟も先の警告を届けるのが精々だったのだろうか、
 湖は沈黙している。

 喉元へと迫った牙と生温い息吹にようやく危険を感じて]

 っ、……いや、っ――!!

[思い切り、獣を蹴飛ばして後退った。
 ぎゃわん、と啼いた獣はすぐさま怒りの形相を見せる。

 が、その時。
 湖が突如禍々しい気配>>@10に満ち溢れた]

(48) 2016/06/24(Fri) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[鼓膜が痺れる程の咆哮に身を竦める。
 獣は怯えるように尻尾を巻いて、踵を返した。

 明るくなり始めた空を覆う影。
 見上げれば漆黒の巨大な龍蛇が天に陣取っていた]

 これ、は、……。

[怖気が意識を急激に現実へと引き戻す。
 これは死後の世界などではない。
 地獄にも似た現実だった。

 一歩、二歩、後ずさる]

(51) 2016/06/24(Fri) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[目の前の獣に気を取られて一瞬反応が遅れた。
 >>50、人とは違う気配にぴくりと反応する]

 寝て、いた訳じゃ。

 私、死んだと思ったのに。
 ここは、御渡の湖……?

[異変が起こったのは会話を遮るようにして、だったかもしれない]

(53) 2016/06/24(Fri) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[一変した空気に動揺するでもない様子をまじまじと見やる]

 ゆめ。

[そう言われれば、眠っていた間の事は今はひどく朧げだった。
 痛みの後の記憶は何処か甘やかな温かみに満ちていた]

 ……ここで、他に人を見なかった?
 犬神憑きの男の子とか、人間の女の子とか。

[問いかけに>>54は小さく首を傾げた]

 私は、御渡のというよりも。
 渡背山の、御渡靖水の者。
 あなた……人、とは違うみたいだけれど。
 あなたも、御渡の縁者……?

(56) 2016/06/24(Fri) 23時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/24(Fri) 23時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 ……夢魔、の?

[聞きなれない響きの解釈に迷うような面持ちで]

 もしかして、外つ国から入ってきたっていう類の。
 でも、それが御名方……御渡の下社の……?

[往々に神主の家系は祀った神や悪魔の類に
 存在を左右される事もあるというけれど]

 住んでいる、といえば住んでいるになる。
 人として住んでいる訳ではないけど。

[慶一、という名に表情が翳った]

 あなた。
 慶一の事は知ってるの?

(65) 2016/06/25(Sat) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 私の、夢……?

[自分でも朧げなもの。
 それを明確に見たと言う彼女は、
 やはり夢の領域の悪魔だからなのだろうか。
 魔とは分かってもその性質が読み難いのは、
 類似するモノを見た事がなかったからだろう]

 ……幼馴染、そう。
 本当に独りな訳ではなかったんだね。
 良かった。

[一瞬迷ったけれど、口を開いた]

 慶一は、一昨日死んでしまった。
 これは、知ってる……?

(71) 2016/06/25(Sat) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 リリス。

[それは西洋の者ならば馴染みの深いであろう名。
 そして、世界創造という概念も]

 私は、外つ国の神代のお話はよくは知らない。
 でも、本来のあなたというのがとても永く存在しているモノ、
 というのは何となくだけど、分かる。

[見た目だけなら慶一と同じくらいの頃にしか見えない。
 とはいえ、今の御渡で生き残っていられる上に
 これほど落ち着いていられるのは、
 やはり彼女も確かに人ならざる者なのだ]

(72) 2016/06/25(Sat) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 そう……そっか。
 知っているなら、良いの。

[彼女が幼馴染の死を既に知っていた事>>75に内心でほっとした。
 もし知らなかったら、彼女はどんな顔をしたか。
 それを見るのが少し怖かったものだから]

 人間でなくても、きっと慶一は変わらないよ。
 あの子、私みたいなのを見ても驚かなかった。

 でも、小さな頃からの憧れというなら。
 知られるのが怖いっていうのは、分かるかもしれない。

[幼い頃の恋心。
 魔といえどひどく人間に近しい心の在り方を語る様。
 人の子はそういう感情を秘め事のようにしていたなと思う]

 どうして、初めて会う私にそんな話を?

(79) 2016/06/25(Sat) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 羨ましい?

[意外な答えに目をきょとりと丸くした。

 とはいえ、彼女が続けて口にしたのは確かに
 己の想ってきた事を言い当てていたから。
 何処か戸惑うように視線を泳がせる]

 そんな事、まで、見えてしまうの。
 それは……違わない、けど。

 私は。
 私が好きで、した事で。
 もしも誰かが喜んでくれたなら、それで幸せ。
 それで十分、生きた甲斐がある。

(84) 2016/06/25(Sat) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[多少の同様は、
 呼ばれた名前を見過ごした事からも知れるだろう。

 御伽草子の付喪神は、捨てられ嘆き人の子を祟った。
 大切にされた器物は決して人を祟らず、
 それどころかいたく愛するとさえ言う。

 大事にされればそれで満足できる。
 存在意義を果たせたなら、それで良い。

 もはや大事になどされる事などないからせめて。
 誰か人の子を少しでも守れれば、それで満足できるはずだった]

(85) 2016/06/25(Sat) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[夢魔の彼女との会話の中、少しずつ日が高くなり。
 やがて時は訪れる。

 荒れ狂う龍蛇は嵐のように周囲を巻き込んでいく。
 湖の畔で赤い屋根の建物>>57が風に煽られていた]

 ……慶一の時と、似てる。

[大穴牟遅が現れたのも唐突だった。
 そして、何より悪魔達とは明らかに規模が違う]

 もう、御渡に生きている人も少ないだろうけど。
 それでも、これ以上、
 ここを荒ぶる神の世にはしたくない。

[人に恐怖を与える神は、嫌いだ。
 顔色を窺う為の生贄や貢物より、
 身近に愛される祭りやお供え物の方が良い。
 神を怖れる世ではどれほど神妙にしていても、
 愛でられる事などないのだから]

(95) 2016/06/25(Sat) 02時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 もし、これもあの石の所為なら。
 それを持ってる人がいるはず。

[はたと半ば破れた羽織の右の袂を探る。
 そこにマガタマはなかった。
 昨日、何処かで零れ落ちたのだろうが、
 付近にそれらしい穢れの気配はなかった。

 累はあちらに送れたと、思う。
 揺藍はどうしただろう]

 ……――。

[龍蛇に真っ向から挑んでもきっと勝ち目はない。
 >>@12、吹き荒ぶ風音の向こうに
 いつぞやの気配を*感じた*]

(97) 2016/06/25(Sat) 02時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/25(Sat) 02時頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/25(Sat) 02時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[御渡湖へ幾つかの気配が近付いてくる。
 揺藍の姿>>104が見えたなら安堵するが、
 逆にこちらが彼女を驚かせるかもしれないと
 いう辺りには思考は至っていない。
 案の定、彼女は驚いた>>119がそれでも笑んでくれた。
 鳴もまた微笑みを返す。

 >>112、昨日Aqua Vitaeを出る際にちらと面識を得た悪魔。
 結局、彼(と外見で判断した)が寝ている間に
 マガタマを掠めたなんて事には終ぞ気付かなかった]

 あの石を食べる……?

[不穏当な発言に彼を注視する。
 しかし、対峙する様子は目的を異にして見えた]

(126) 2016/06/25(Sat) 17時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[遠巻きから、会話を聴くために少し近くへ寄る。
 電波塔でのやり取りを知らないから、
 これが整えられた"舞台"であり
 役者が集まってきたのだとは解らない。
 自分は偶然、その舞台の設営地にいただけだ]

 よく生き残っていたもの。
 私も、だけど。

[マガタマを蒔いていた露店商の姿を認めれば、
 やはりなのかと思う。

 その中で、願い>>120を口にする遙に
 昨日またマガタマに願いを託そうとした
 累の事を漠然と思い出していた]

(127) 2016/06/25(Sat) 17時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[龍蛇の動きと共にそこでのやり取りに注意を払う。
 そうして、己の右手に視線を落とした]

 (あの龍蛇が湖を支配してるからか……)

[水の気配が手繰り難い。
 歯痒げに幾度か指を開いては閉じる。
 事態を見守りながらも水際から少し*距離を取った*]

(128) 2016/06/25(Sat) 17時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/25(Sat) 17時半頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/25(Sat) 23時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[水を操れないとなると途端に不安で仕方ない。
 自らの構成要素である石――地の方が
 今はまだどうにかできるような気がしていた。

 少し遅れてやって来た長身>>134が目に留まると、
 ちょっとだけばつが悪そうに視線を迷わせた。
 生きていて良かった、のだけれど]

 ……本当に。
 どうして、なんだろう。

[今はそんな事を気にしている場合ではない、と
 すぐ邪念を払うように首を振った。

 暴れる龍蛇が巻き起こす風が羽織を煽って、
 どうしたものかと天に手を伸ばすナツメ>>139を見ていた]

(150) 2016/06/25(Sat) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 遙。

[神ですら荒御になるような物なのに、
 マガタマに手を伸ばすなんてどういうつもりなのか。
 面識が深いというニコラスの方を見る。
 何を語るにしろ、彼からの方が話もきっと通るだろう。
 だから、横槍は入れない。

 >>@19、湖面が割れ盛大な水飛沫が上がる。
 揺れる大地に思わずたたらを踏んだ]

 どうにか……。

(152) 2016/06/25(Sat) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[罅の入った大地をぎゅ、と踏み付けた。
 僅かに足許の揺れが静まる]

 (いけない、事は、ない……でも)

[長らく水という属性で覆われてきた本来の属性を
 使いこなせるかは分からなかったが。

 >>@20>>@21、光がエネルギーを溜め込み膨れ上がるのを見て
 眼前へと両手を向けた。

 が、その前に>>148大きく別の色彩と纏った光が爆ぜる]

 ッ、……――!

[眩しさに翳した手で目許を覆った]

(153) 2016/06/25(Sat) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[遙がマガタマを呑み下し、そのまま倒れるのを見た。
 胸元でぎゅっと右手を握り締める]

 遙、あなた……っ。

[>>@23、女がニコラスへと視線を向けるのを見て、
 己は遙へと駆け寄ろうとした。
 が、その頭上へとにじり寄った影に一瞬足を止める]

(155) 2016/06/25(Sat) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[渦巻いた闇の色>>154に背筋を冷たいものが走った。
 これ以上何があるのか、と見やった先]

 あなたまで、……。

[そんなモノを喰らって無事でいれようはずもないのに。
 黒く、黒く変質していく外見と気配を見詰める。

 踏み締めた大地へと念を送る。
 波風で濡れた土がぼこりと双つ隆起し、
 四つ足の獣が泥の中から産声を上げた。
 角の生えたそれと、角のないそれは1組となって
 鳴の足許に纏わりつく]

 遙、あなた何がしたいの。
 あんなものと契約して、何をする気。
 答え次第では、あなたの事も……。

[累のようにあちらへ送らねばならない]

(159) 2016/06/25(Sat) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>@25、周囲に再び光が蔓延る。
 獅子と狛犬が甲高く吼えた]

 っ。

[両手を組んで口許に当てる。

 鳴と遙を庇うように、獅子と狛犬が光目掛けて飛び込んでいく。
 が、その前に>>160

 捨て身をかけようとした2匹が戸惑うように鳴いた。
 鳴もまた、同じような表情をして
 放たれる光>>161の行方を呆けながらも見守る]

 そんな出鱈目、な。

(162) 2016/06/26(Sun) 00時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/26(Sun) 00時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[余りに桁が違い過ぎる。
 と、規格外の応酬を目の当たりにしながら思う。

 でも、それならばそれで良い。
 マガツヒを呑み込んだ彼はどうなってしまったのだろう。
 膝を付いて恐る恐るとその肩に手をかけようとした]

 遙。
 しっかり……。

[揺藍はどうしていただろう。
 そして、件の龍蛇は。
 視線を周囲に走らせる]

(168) 2016/06/26(Sun) 00時半頃

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