人狼議事


194 花籠遊里

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看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 00時半頃


【人】 看板娘 櫻子

── 先刻のこと、廊下 ──

[それは地下へと誘われたみなさまよりも、幾らかの時を遡った時の事でございます。
 こちらに一歩と歩を進めた亀吉さんが>>279
 随分と可笑しなことを>>280おっしゃるものだから。]

 もうお逢いしているでしょう?
 面白いことを仰るのだから。

[ころころと微笑を返したでしょうか。
 お傍に居られたベルさまに、秘め事が何たるやと問われたならば>>283

 秘め事は、秘め事にございます。
 みすてりあす、でしょう?

[なんて冗句も、ベルさまが本気で踏み込むでないと
 笑われたお顔から受け取っていたからにございます。]

(77) 2014/09/15(Mon) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

── 先刻のこと、広間 ──

[そして広間に着き、お茶の準備をいたしまして。
 捲る頁彩る、異国の綴りし呪いの言葉に
 微かに悲哀滲ませる射干玉を落としていた頃にございます。]

 亀吉さん、お早かったようですね。
 ベルさまとはお喋り出来ましたか?

[僕の名を呼ぶ声に振り返れば>>25
 淡藤の花が隣へと、そっと腰掛けておりました。
 心配を掛けてしまったのでしょう。
 声にも表情にも、そんな気配を窺えて
 僕は亀吉さんへと、微笑み返したのでございます。]

 さあ、お勉強に致しましょうか。

[開きましたのは、先程とは別の頁。
 さて、綴られていた異国の言葉はどういった意味であったでしょう。]

(80) 2014/09/15(Mon) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[そこから先の事は、赤き蝋燭の焔くゆる窓辺に
 慕情のように、綴らせて頂く事にいたしましょう。

 穏やかな一時は、それはそれは
 僕にとってもかけがえのない、優しげな刻であるのです。
 故に、移ろい行くのも早く。
 気付けば時計は重い音を、響かせていたようでございます。

 重厚な扉閉まる音と、日付を変える鐘の音。

 やがてこの身に告げられるのは
 ひとひらの月光蝶が、櫻の夢を所望したと>>42
 名残惜しげに本を閉じる音が、広間へ小さく落ちたように思います>>45

 ええ、お気遣いありがとう。
 亀吉さんも、お風邪など召されないでくださいね?

[その去り際に浮かべた表情知るは
 亀吉さんと、姿映す赤き窓辺のみにございます。]

(83) 2014/09/15(Mon) 02時頃

【人】 看板娘 櫻子

[今宵は月夜を溶かし、小鳥囀る空の眸持つ蝶が
 僕をお買い付けになられたのだと聞きました。
 また逢おう、と告げてくださった>>42
 それを叶えて下さる優しさに、顔は綻ぶばかりでありました。

 これを『しあわせ』と謂わずして、何を『しあわせ』と謳うのでしょう?

 僕はこの籠に咲く『花』であるのです。
 そういった『仕合わせ』であるのです。]

 甘き夢を。

[呟き落ちること、ただ一つ。
 何にも染まらぬ白を身に纏い、髪結いのリボンも白に変え。
 深き欲の園へと、僕は囚われに行くのでした。]

(86) 2014/09/15(Mon) 02時頃

【赤】 看板娘 櫻子



 それが僕の『しあわせ』なのです。
 
 

(*7) 2014/09/15(Mon) 02時頃

【人】 看板娘 櫻子

── 今の時、地下牢 ──

 ベルさま、お待たせしてしまいました。

[櫻の精は白を纏いて訪れました。
 他の花と違うのは、それが女性の着るそれであると謂うことでしょうか。
 何時もの櫻色のリボンはなく、純白に身を包む姿。
 想像されていることなど終ぞ知らず>>55
 僕は一度だけ、奥の丸窓に視線を向けたのでございます。]

 またお逢いできて、とても嬉しく思います。

[視線をベルさまへと戻せば、花弁舞うように表情を綻ばせ。
 ゆっくりと彼へ、近づいたのでありました*]

(88) 2014/09/15(Mon) 02時頃

【赤】 看板娘 櫻子



[窓に映るは、薄明かり。
 蝋燭のくゆる姿に、今暫く時を遡ることを
 どうか、お許し頂ければと思います。]
 
 

(*8) 2014/09/15(Mon) 02時頃

【赤】 看板娘 櫻子

── 広間での刻 ──

[亀吉さんが隣に腰掛けて下さった時のことにございます。
 振り返り、微笑み返した表情は>>80
 何時ものように、微笑ましいそれではなかったのです。

 書物綴る呪いの言葉に、僕は大切な人を思い出しておりました。

 勉強にと開きましたのは別の頁でありました。
 けれど僕はふと、問わずに居られなかったのです。]

 亀吉さん。
 あなたには、『特別な御方』は居られますか?

[違う異国の言葉を射干玉に移しながら。
 僕は先程の言葉を心に返していたのでございます。]

(*9) 2014/09/15(Mon) 02時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

 
 
‘Tis better to have loved and lost

 than never to have loved at all.


[流暢に唇が、呪いの言葉を紡ぎます。
 その意味は亀吉さんには判らないでしょう。
 それを教えて差し上げるための、この時間に
 僕は、訊かずしていられなかったのです。]

(*10) 2014/09/15(Mon) 02時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

 ───亀吉さんは『しあわせ』ですか?

[下がる眉が寂しげに。
 揺れそうな射干玉が、亀吉さんを見詰めていたのでありました。]

(*11) 2014/09/15(Mon) 02時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 02時半頃


【赤】 看板娘 櫻子

[僕の突然の問いはきっと亀吉さんを困らせていたことでしょう。
 『特別』を鸚鵡返しする声をききました>>*13
 籠らせてしまった挙げ句、それでも亀吉さんは言の葉に思いを乗せてくれたように思います。

 「誰かを特別に思い、思われることは…。果たして本当に幸せ、なのでしょうか。」>>*14

 僕はこのとき、とても寂しい顔をしてしまったように思います。]

(*15) 2014/09/15(Mon) 03時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

 僕にも、判りません。
 愛がどんなものであるのか、などと。

[『花』には必要のないものなのです。
 僕たちは愛し、愛されるのではありません。
 『蝶』を惑わせ、誘惑し、休ませ、慈しみ、夢を魅せる。
 ですから僕には到底、判らぬのです。

 「真実の愛は朽ちることがない」>>94などと。
 判るはずがないのです。]

(*16) 2014/09/15(Mon) 03時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

[僕の手に、ゆっくりと重なる手がありました>>*14
 嫌がる素振りも、戸惑うこともありませんでした。
 僕はその手に手を重ね、ゆるりと此方側へ引いたのでございます。

 身長の差のせいでしょう。
 いえ、元からそうしようと思ってだったのかもしれません。
 僕は亀吉さんの手を引く反動にて、彼の胸元へとその身を預けたのでございます。

 射干玉は酷く哀しげな色をして、見上げておりました。
 揺れ揺らぎはすれども、雫が落つることはやはりなかったのでございます。]

(*17) 2014/09/15(Mon) 04時頃

【赤】 看板娘 櫻子

 僕の『先生』は、愛など要らぬと僕に教え。
 懇意の蝶の毒牙にかかり。
 『特別』を知り、『愛』の中に、なく、なられたのです。

[この廓でその毒にかかるとどうなるか。
 『花』は聞かされずとも、みなが感じ取っているでしょう。
 僕は、僕を厳しく優しく育ててくれたその『花』の末路をしっております。
 だからこそ、僕は凛とした『櫻の花』であろうとしているというのに。]

 それを、少し思い出して…。
 辛かったのです。

[『しあわせ』ですか、という問いに『いいえ』と答えたその人に。
 僕は遠慮もなく、きゅうと抱きついていたのでございました。]

(*18) 2014/09/15(Mon) 04時頃

【赤】 看板娘 櫻子

 特別など、あってはならぬのです。

 『花』は蝶を選んではなりません。
 『花』は翅がほしいと願ってはなりません。

 何方かを好いても
 何方をも嫌っても

 けっして、ならぬのですよ。

[まるで言い聞かせるように零れた言の葉。
 嗚呼、また気遣って喋らせてしまうでしょうか>>93
 あのときの複雑に曇った笑顔の奥底を知らず。
 僕は暫く、亀吉さんの胸に身体を預けていたのでございます**]

(*19) 2014/09/15(Mon) 04時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 04時頃


【赤】 看板娘 櫻子

[僕の言葉に、亀吉さんの表情は細やかながらも変化を見せるようでありました。
 寂しげな表情には、目を泳がせておられましたし>>*20
 紡いだ言葉には、瞼が閉じられてしまったのです。

 「…そういうことにしておきましょう。」

 亀吉さんの選んだ言の葉に、半分は救われた気がしました。
 ですが残り半分は?
 詰まる思いを胸に押し込み、僕は身を寄せたのでございます。]

(*24) 2014/09/15(Mon) 09時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

[とん、と。
 一度胸元に添えることを許された頭は、そっと微かな音を立てました。
 亀吉さんという御方は、とてもお優しい方です。
 何も謂わずに突然と身を預けた僕のことを責めることもなく
 享受し、果てはその指で頬を撫でてまで下さるのです。
 涙など枯れ果てた、可愛いげのない櫻の枝葉を
 淡藤の蔓が、柔らかく撫ぜてゆきました。
 落ちることも、流れることもない朝露。
 その色も、その味も、僕自身とて知ることなどないのです。

 亀吉さんの手が、僕の肩へと回るのならば
 僕はまるでそれが自然であるかのように、身体を彼へと擦り寄せました。
 眸同じく射干玉の髪を梳く手に、吐息を溢したのでございます。]

(*25) 2014/09/15(Mon) 10時頃

【赤】 看板娘 櫻子

[暫くは、流れるだけの時をまるで止めるようにして
 『花』が『花』へと、寄り添いあっていたのでございます。
 髪を梳く指先、伸ばした艶やかなその毛先が着物に擦れ
 長い睫毛が、上と下とで合わさる音だけが
 ただ、止められぬ時の移ろいの中で
 微かに響いていたのでございます。]

 ……、…ありがとうございます。

[やがてはそんな穏やかで、どこか寂しげな時も終わりを迎えねばなりません。
 このままでいられたらと、我儘を口にしてしまうよりも前に
 僕は寄せていた身を、緩やかに離しました。]

(*26) 2014/09/15(Mon) 10時頃

【赤】 看板娘 櫻子

 あなたは、とても聡明な『花』。
 朧さんからは振舞いや、花たるそのお心を。
 僕からは読み書きや、言の葉に乗せられる想いを。
 きっと藤之助さんからは、柔らかなお心遣いを。
 きっと丁助さんからは、その面に浮かべる笑みを。
 こんなにも『先生』が居てくれるのですから、とても美しく咲き誇れるでしょう。

 『花』として、あなたと巡り会えたこの『仕合せ』を
 僕は本当に『しあわせ』に思います。

[離れを惜しみ、僕は彼を象徴する淡藤に細い指先を伸ばしました。
 慈しむように撫で、僕は背を伸ばし。
 薄い櫻色の唇で触れることは、許されたでしょうか。
 許されたならばその髪に、そっとやわらかな感触が音もなく触れたことでしょう。]

(*27) 2014/09/15(Mon) 10時半頃

【赤】 看板娘 櫻子

 今日は、あまりしっかりとお勉強が出来ませんでしたね。

[身体を離してからは、そんなことを紡ぎました。
 ふふっと笑みを溢す表情と、異国の呪いへと落とした表情とは明らかに違う
 いつもの朗らかな微笑みを、彼に向けていたのでございます。]

 時間のある時だなんて、寂しいことを仰るのですか?
 僕はいつでも、此処におります。
 居なければ書斎、居なければ中庭。

 「お会いしたかったので、会いに来ました。」

 また、そう謂って下さい。

[繰り返すは、意趣返しに溢された言葉でありました。
 ありがとうございますともう一度告げたのならば
 僕は小さく頭を下げて、彼を上目に見つめた後に
 その場を離れたのでございます**]

(*28) 2014/09/15(Mon) 10時半頃

【人】 看板娘 櫻子

── 地下牢 ──

[赤き灯揺らめく窓辺にて、遡る時の移ろいが今の時へ帰る頃。
 僕はベルさまに抱擁され、頬に擽ったい感触を感じておりました。
 それはこの牢獄の中には珍しく、まるで幼児に施す挨拶のようでもあり
 ですから僕は一度目を丸くして、くすくすと笑ってしまったのでございます。]

 ええ…、ありがとうございます。

[「可愛いね!」>>97
 そんな風に誉めていただけたことにも、そしてこうして逢瀬の時をいただけたことへも。
 ふわりと笑めば、ベルさまの細くなった眸と同じようになったことでしょう。]

 決まり事なのです。
 何色にも染まっていない『花』に、あなたさまという色をつけていただくための。

[薄い櫻色のそれではなく、真白なリボンを揺らめかせ。
 僕はベルさまを見つめていたのでございます。]

(100) 2014/09/15(Mon) 11時頃

【赤】 看板娘 櫻子

[この御方のように、優しげな笑みなど浮かべない
 高慢で傲慢なひとひらが、僕の脳裏をよぎっても。

 ひとつ、落とす言の葉は音になどなるはずもないのです。]

(*29) 2014/09/15(Mon) 11時頃

【人】 看板娘 櫻子

[そしてベルさまの呟く言葉には、一度ならず二度までも目を丸くすることになったでしょうか。
 亀吉さんに訪ねたというお話と、同じ言葉が僕にも降り注いだのでありました。]

 亀吉さんならきっと、優しくベルさまとの閨を努めると思いますが
 まだまだ咲き始めの淡藤です、不慣れなこともあるでしょう。
 もしその時がこられた時には、怒らず叱らずいてあげてください。

[先輩風を吹かせるようにして、ひとつめにはそう答えます。
 望む通りの一夜になるかはわからずとも。
 艶やかな夢を魅せるため、きっと『花』の努めは果たすことでしょう。]

(101) 2014/09/15(Mon) 11時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[そして僕は二つ目の答えを示すべく、ベルさまを見上げるのでございます。
 冗句だと仰って微笑むお顔はとても端正で、『花』よりも『花』らしい見映えをしておられました。

 僕は白い袖から指を伸ばし、そうとベルさまの背へと回しました。

 身を寄せ、添えた指先が彼の衣服へと緩やかな波をうたせます。
 柔らかな弱い力で、きゅうとその身を包んで差し上げるのでした。]

 僕を買われる方は、抱きたいと仰る方しかおりませんでした。
 ですので、僕に出来ることはベルさまを
このように『抱いて』差し上げることくらいです。

[包みこむように、小さな体がベルさまを抱き締めます。
 そして上目に見上げた後に、何かを強請るような表情で
 いかがですかと小首を傾げて見せたのでした**]

(102) 2014/09/15(Mon) 11時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 12時頃


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 20時頃


【人】 看板娘 櫻子

 花は水を吸い上げて、その色を映すのだとききました。
 『ベル』さまに注いでいただけたなら、きっと。

[始めにお逢いした時に告げたように、あなたさまは美しいのだと言外に含みましょう。
 僕は何色にも染まる白い櫻。
 甘い蜂蜜を垂らせば、そのように>>103

 丸くした射干玉を眺めて、ベルさまは不思議な咳払いをなさいました。
 僕はなにか、変なお願い事でもしてしまったのでしょうか?
 予期せぬ反応に、彼の背中へと回した指先は
 きゅう、…と打つ波を更に漣へと変えたのです。

 それでも僕の顔を覗き込む、淡いお色をした眸に
 僕が映りこんでいたなら、短い安堵の吐息を溢し微笑み返すのでありました。]

(123) 2014/09/15(Mon) 21時頃

【人】 看板娘 櫻子

 いいえ。
 僕は、お望みに応えられたでしょうか…?

[謝る言葉に>>104僕は微かに首を振ります。
 そして伸びてきた指先はまるで蝶の触角。
 片腕が僕の腰を抱き寄せるなら、引かれるままになりましょう。
 まるで時が止まります。
 止まるからこそ、他の牢から漏れ出る享楽に満ちた声など
 聴こえ、聞こえるはずがないのです。]

 あなたさまのお色に、染めてください。

[間近でみる彼の睫毛は、小鳥囀ずる淡い空にひらりひらりと舞いました。
 嗚呼、本当に名前のようにお美しい御方です。]

 ベルさ───

[櫻色の薄い唇が名を紡ぎ終わるか終わらぬか。
 優しく重ねられたそれに、僕は長い睫毛を伏せました。]

(124) 2014/09/15(Mon) 21時頃

【赤】 看板娘 櫻子


[聴こえません。
 花の声も、蝶の声も。

 蜂蜜色へと変わる櫻は、彼の『蝶』だけを見つめているのです。]
 
 

(*34) 2014/09/15(Mon) 21時頃

【人】 看板娘 櫻子

 ん…っ…

[求められるままに、滑り込む感触は暖かなものでした。
 粘膜の滑りが訪れれば、甘い呻きが漏れます。
 合わせるように、逢わせるように差し出す舌先は
 ベルさまのものよりも仄かに熱いものでしょう。

 いつも、買われる宵には
 『蝶』へとお願い事を致します。

 どうか、接吻けてくださいませ──…と。
 どうか、仮初の愛を囁いてください──…と。

 その甘さ在ればこそ、櫻の花は艶やかに色付くのでございます。
 今宵もまた蜂蜜のごとき甘さに、僕はその身を咲かせるのです。
 絡み合う舌先が、ふるりと震えておりました。]

(130) 2014/09/15(Mon) 21時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 21時半頃


【人】 看板娘 櫻子

[ベルさまと呼べば、顔を緩やかに綻ばせて下さいます>>135
 その表情にまたつられるよう、僕も綻んで見せるのです。
 これが男女や恋仲なれば、それは素敵な情景でしょう。
 地下牢という遊郭の中、甘い時が現実の刻を止めるのでした。]

 そうですか?
 それは、とても嬉しいです。

[「楽しいひと時を過ごすこと」が望みであると告げる彼に
 僕は同じ言葉で返しました。

 『花』として望まれることが『しあわせ』なのです。

 金色蝶が何を思い誘われたのかは、僕は知る事など出来ませんが
 こうして櫻の枝葉に翅を休めてくださるのならば
 僕は応えて、色付いていくのでございます。]

(142) 2014/09/15(Mon) 22時頃

【人】 看板娘 櫻子

[美しいという名前は、その御方に吸い込まれます>>136
 触れ合う舌はそっと、蜜を得るように吸われ
 それだけで、くらと眩暈さえ起こしそうなほどに
 甘やかな接吻を重ねていたのでございます。]

 ──、…っ

[吐息までもが震えたのは、彼の手が胸を這ったからでしょう。
 白い着物のその下で、それこそ櫻の色をした小さな果実。
 辺りの膨らみは丘と謂えるほどにもなく、けれど胸板と呼べるでもありません。
 性別を感じさせず、しかし性欲を感じさせるもの。
 密着すれば、項からは櫻の練り香水の甘さが香ります。

 縋るように指先は、ベルさまのお洋服を掴みました。
 果実ははしたなくも、ぷくりと硬さを帯びていることでしょう。

 胸元を這う彼の手の甲に、片方の僕の手を添えて。
 売れつつある櫻の実へとその手を導きました。]

(143) 2014/09/15(Mon) 22時頃

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