64 色取月の神隠し
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日向! 今日がお前の命日だ!
roku 2011/09/21(Wed) 06時半頃
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芙蓉は、まだログ読み3日目である
roku 2011/09/21(Wed) 21時頃
芙蓉は、山羊の体に投票用紙の文字が浮かび上がるのを見た。
roku 2011/09/21(Wed) 22時半頃
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―道の途中―
[細い道を、人間の女の姿をした者が歩いている。 風呂敷包みの大きな行李を背中に背負い、手には籠を提げ、のんびりと歩いている]
おや、お出迎えかい?
[ふわふわと漂い来る、いくつもの狐火たちに手を差し伸べて、微笑む。 人間の女に良く似た姿には、狐の大きな耳と、尻尾がついている]
――ああ、やっぱりだいぶ細くなってきてるねえ。
[足を止め、振り向けば。 今まではっきりと見えていた現世への道が、淡く、ぼやけはじめている]
間に合って良かったよ。 さあ、みんなどうしてるだろ。
[人の姿を残した狐は、二本の足で、里へ向かってまた歩き出す]
(25) roku 2011/09/23(Fri) 21時頃
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―あやかしの里―
うん、それでそれで?
[台所に並んで立つ女と少女。 年嵩の女の方が、年下の少女に何やら教わっている]
串に刺して……うんうん。 それで、塩?このくらい?もっと?
え、何?……あれ、真っ白。
[現世のことを聞かせてほしい、と少女に告げた薬売りは、 なぜか真っ先に鶉の調理法を教わっている]
(30) roku 2011/09/23(Fri) 22時頃
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――何とかなりそう? ありがと、ひなた。 後は、焼けばいいんだね。
いや、まあ、いつもはそのままかぶりつくんだけどね。 みんなまだびっくりするかなあ、って思ってさ。
それにほら、焼いて貰った雉も旨かったし。 たまこの笹団子も、楽しみだよう。
また今度、人の祭りに行くときはさ、もうちょっと上手く化けないとねえ。 後でさあ、それも教えとくれよ。ひなたの髪の毛の、その形。 「おさげ」って言うんだ?へえ。
[誰がいつまでここにいてくれるやら、わからないのだけれど。とりあえずは楽しそうな狐である**]
(31) roku 2011/09/23(Fri) 22時頃
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…………。 聞こえないふりしてやった方が、いいのかねえ。
[鶉料理に添える葱を、不器用な手つきで刻みながら呟いた]
(*1) roku 2011/09/24(Sat) 00時半頃
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>>54 たまこおかえり。 うわあ、笹のいい香りだねえ。
こっちもできたよう。ひなたとあたしで作ったのさ。
[大きな朴の葉の上に、香ばしい鶉の料理。 添えられた野菜は、綺麗に刻まれたものと、無残な姿のものが入り交じっている]
みんなで食べよう、食べよう。 人間の宴ってのは、こんな風なのかねえ?
[さっそく鶉を一切れつまみ]
うん、旨い旨い。 近いうちにさあ、祝い事がありそうだから、また用意しないとねえ?
[どこかを見ながら、楽しげに笑った]
(57) roku 2011/09/24(Sat) 01時半頃
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―あやかしの宴―
[人とあやかしが入り交じるその席で、日向が話している。彼女自身の、声で。 身振り手振りが多いのは、声を失っていた時期の癖だろう]
うんうん、旨いねえ。 鶉をくれた、藤にも食べてもらわないとね。
[嬉しげに、日向へ微笑み返す>>76]
――ねえ、ひなた。 あんたは、やっぱり帰りたい?
[手を伸ばし、おさげ髪の先を何となく摘んで弄び]
(78) roku 2011/09/24(Sat) 02時半頃
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もしも、こっちに残ってくれるんならさ、教えたいこと――連れて行きたい場所が、あるんだ。
薬草の生える場所。 金創に効くやつ、さ。
[ちらり視線を流す先には、藤之助の姿]
たかが狐が、人間に教わった薬。大妖の体をまるっと元に戻せるとは思わないけど、ね。 いくらかでも、癒えてくれればいいよねえ。
手伝ってくれるかい?
[明るい色の瞳を覗き込んで、問うた**]
(79) roku 2011/09/24(Sat) 02時半頃
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