81 先生、男子が真面目にやってくれません!
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[隣のゾーイ自身の後悔には、気づかないまま。
乙女は淡々と話し、そして一度言葉を区切った]
………着いたわね、「ホームセンターらいもん」。
[学校からそれなりに近い店だったらしい]
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そうそう。やれば出来るじゃないのよ。
[モリスに微笑んで。 ノックスが指示通り何かを作っている様子にも安堵する]
(52) 2012/03/09(Fri) 22時半頃
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ダーラは、ヨーランダそうそう、魔女よね、魔女。
2012/03/09(Fri) 22時半頃
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まぁ、少女って感じでもないしね、私。
[とりあえず、何色にするにしても 下地は白なので、白の絵の具で塗り塗り]
(53) 2012/03/09(Fri) 23時頃
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……まあ。
[>>51>>52頑張っているとか、やれば出来るとか。 言われた言葉に、曖昧な答え。
裁縫作業に慣れない人間が多少急ぎながらやるにしては上出来、ただよくよく見れば多少の粗があるかもしれない。 そんな布地が増えていく。]
(54) 2012/03/09(Fri) 23時頃
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そっかぁ…
…あれ?でも…
[なんか、おかしい。気がする。だったらやっぱり、自己嫌悪になる必要なんてないはずなのに。
そうは思うけれど、見てなかった自分には分からないことがあるのかもしれないし、言いたくないことだってあるかもしれないし、本人にだって分かってないことだってあるかもしれない。
これ以上おかしなことを言わないように、口を手で押さえて、一呼吸、二呼吸。うん、大丈夫]
ごめんね、変なこと聞いちゃって。
でも、もういっこだけ聞かせて?
ギネスちんはさ、サイラスくん連れ戻すって言ってたけど…えと…どうやって?
その…行き先のこととか。やり方とか。
あ、ホントだ。
[目的地が、気づけば目の前。見上げて。ギネスの顔を覗き込んで。
入るのは、ちょっとやめた]
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はい、どうも。
[多少の粗は気にしない方針にしたらしい。 協力してもらえるだけでもありがたいというものだ]
じゃ、王子の服の方はそれでいいわよ。 次は、3(1.継母 2.魔女 3.執事)の衣装ね!
[と、渡したのは>>473メインの生地]
(55) 2012/03/09(Fri) 23時頃
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ダーラは、執事の服は黒メインのようだ。勿論手袋はべるべっと。
2012/03/09(Fri) 23時頃
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執事服はちゃんとサイズ測った方がいいんじゃないかなー? それとももう測ってる?
[ジョージの外見だと サイラスの服のサイズのノリで作ると ぶかぶかの服になりそうだなぁと]
(56) 2012/03/09(Fri) 23時頃
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[問い詰めて「掴みかかる」心算が「うっかり右ストレートになっちゃってた」という乙女的にもショックだった出来事のこともまた端折ってしまいながら。
それ以上の理由があるとすれば……それはギネスちゃん自身が自覚していない領域での理由]
………… ……あ、うん。
なんか、アタシこそ、ごめんね。
上手く説明できなくて。
[ゆえに、ゾーイの疑問符に明確に答えることもできず。
そして、重ねられた問いに、]
どうやってって、それは勿論、アイツを引っ張って……
…………、……。
…………どうせどこかのコンビニで
立ち読みでもしてるんでしょ。
と、思うん、だけど………。
[かなり重要な問題だった。
校則をちゃんと守っているギネスちゃんは今、携帯電話は持っていない]
覗き込んできたゾーイと顔を見合わせながら、また暫し立ち止まる。
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それもそうね……。
[一般的な男子基準で作ったら、きっとぶかぶかになるだろう]
というわけで。 ジョージくーん? お洋服のサイズ測るわよー?
[背景を描き終えた所のジョージをちょいちょいと手招き]
(57) 2012/03/09(Fri) 23時半頃
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んーん、いいの。
きっとあたしが変なこと聞いちゃったんだと思うから
[謝られたことには、改めて首を振る]
んっとね
落ち着いてよく考えてみて?
サイラスくんのこと、アタシには分かんないことでも、ギネスちんなら分かるかも知れないから
[出て行くときの様子とか。幼馴染としての経験とか。
そういうのも全部まとめて、ギネスになら分かることがあるかもしれない]
それから…えと…また、変なこと言っちゃったらごめんね。
引っ張ってくるならさ、サイラスくんの話も聞いてあげてね?
なんとなく…なんとなくなんだけど、その方が、いい、気がするんだ
[うまく言葉に出来ないけれど、聞いた範囲、知った範囲で考えると、ギネスは自分を責めすぎてるような気がした。理由は分からないけど、もしそれが気のせいじゃないなら、きっとそうしたほうがいいんじゃないかな、と、思う]
……つ
[そういえば、と。
思い出した途端に、先程、見事な右ストレートを食らった頬が痛む。
脳裏に浮かぶ幼馴染の顔。遥か下から見上げる角度。
頭を小さく振り、消して。再び浮かべる、彼女は―――]
[ああ、それでも見上げていたか。
木に登って、降りられなくなっていた彼女を]
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サイズ測るだけだから。 怖くないから大丈夫だよー?
[にこにこと笑う]
(58) 2012/03/09(Fri) 23時半頃
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『ヒーローはな、空だって飛べるんだぜ!』
[えへん、と胸を張って。
自分より小さい彼女に、自慢げに話していたのはいつだったか]
『だからお前が危なくなった時は
絶対、俺が助けてやるから。』
[そう、その事件が起きたのは、それから少し後の事。]
そっか。
[簡単に頭を下げられない、とサイラスが話せば
無理強いをするつもりは無いのだろう、こくこくと頷き]
そうよー、女の子はずるいの。
でもね、男子より女子の方が早く大人になるって言うけど……。
女子がそんな風に思ってるだけで、
結局男子も女子も、まだ、そう変わらないかもしれないよね。
[だって、まだ中学生だし? と、小さく呟いて頬杖をついた]
自分はこう振舞いたいって、はっきり自覚してるかどうか
それぐらいの違い。自分に正直な人が男子より多いかな。
だから、逆に、何ていうの? 羨ましくなる時はあります。うん。
[廊下の床を見ながら、
心情の一端を微かに洩らして、俯いたままの姿勢でぽつりと]
[いざ彼女の危険になってみれば
小さい自分に出来る事など、皆無に等しく。
手を伸ばしても届かない、遠くで叫んでいた彼女。
もし本物のヒーローなら助けられるのかな、とか。
必死に彼女の名前を叫ぶ最中、ぽつり、思っていた。
結局自分に出来たのは、大人を呼んで来る事だけ。
彼女は無事、木から降りる事が出来たけれど
その時の彼女の表情はよく覚えていない。
だって、その時俺は、彼女に背を向けて
――――泣いていたから。]
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[王子の服を切り終えれば、次は執事服らしい。 ジョージの採寸をしようとしている女子二人が、どことなく年下に言い聞かせるような口調で楽しそうだなあと、眺めている。]
(59) 2012/03/09(Fri) 23時半頃
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何がヒーローだよ
何も救えないヒーローなんて
――――――…
とまあ、こういうことも出来るよね。怖いよね。
[こほんと軽く咳払いを一つすると、けろりとした表情に戻って。
んー、と伸びをしてから、携帯を仕舞ったサイラスを見た]
返信してあげたら、きっと安心すると思うけどなぁ。
[肩が痛いー、と腕をくるくる回しながら立ち上がると]
王子様のやり方? 持論でいい?
えっとね、女の子の期待を裏切らない、ってことかな。
[ぐっと親指をたてて笑いながら]
あとは、出たとこ勝負!
とりあえず、お姫様を探しに行くといいよ。
[大分日も傾いてきたように思う、そろそろ潮時かな、と]
[そして時が経つにつれ、彼女の背は、伸びる。
最初は少し、目線が近づき。
やがては同じ身長になって。
いつの間にか、見上げるように。
見上げる度、思い出した。
あの日の彼女を。救えなかった自分を。]
……………うん、
[落ち着いて、考えてみる。
幼馴染の「帰る」の言葉をうっかり真に受けて馬鹿を見た経験は、
もしかしたら、過去にもあったのかもしれない。
思考がそういった方に至るかは、今は置いといて――]
………うん、解ってる。
こんなだし……愚痴の一つ二つ、受けてやらないと、だし。
[「やらかしたのはアタシだし」と言い掛けつつも、自己嫌悪はそれ以上見せまいとするように、口をつぐんで]
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…ダーラ、お姉さんみたいだね〜。
[ちょっと困ったような顔でダーラを見た]
(60) 2012/03/09(Fri) 23時半頃
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( ………アタシがなんとかしなきゃいけないん、だから
なっさけない、アイツのこと )
[あの時、「絶対」と告げられた約束に裏切られた小さな少女が、
涙の裏で抱いた結論が、今のこの思い]
[王子役をやることが、何かの清算になるとも思っていない。
今更また、守るだとか、何とか。
流石に恥ずかしいだろ、と。
中学生男子―――は思う。
それでも気が向いたのは]
『サイがお兄ちゃんならよかったのに』
[妹のように、仲が良かった、あの時の彼女を
純粋に、もう一度見たいだけなのかもしれない。]
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え、何よ。 何か変な事でもあるの?
[ノックス>>60に困った顔で見られ、理解出来ない様子で訊ねる]
(61) 2012/03/10(Sat) 00時頃
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ちらり、来た道――おおよそ学校のある方を振り返る。
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いや…ボクとしては、ダーラがあんまりにも お姉さんで見られるのは、どうかな〜とおもって。
[他の男子に揶揄されるのを見ての話。そこだけは真顔で言うが、次の瞬間には]
ダーラが好きでお姉さんするならいいんだけどね〜
[普段のエヘッとした顔でダーラを見て、作業に戻る]
(62) 2012/03/10(Sat) 00時頃
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んんんん…
[あごに握った手を当て、唸る。その顔は至って真剣に瞑目して、とても悩ましい何かを思案するよう。
その目が、不意にくぁっ!と開いた]
とりゃーっ!
[飛び掛ったゾーイの手が、むにーっとギネスのほっぺたを引っ張り上げた]
ごめんっ!なんて言ったらいいかわかんないやっ!
でもね、でも、落ち込んでるの、ギネスちんに似合わないよっ!
男子が悪いことしたらびしーっ!って叱ってさ、きりっ!てしてる方が、ギネスちんっぽい!
でも、ギネスちんすっごく優しいから、落ち込んでるの、だからじゃないかなって思うの。
責めなくていいからさ、悪いことしたらごめんねって言ってさ、そしたらいつものギネスちんでいいんじゃないかなって思うの!
うー…また変なこと言っちゃってるかもしれないけど…
だから、ギネスちんはサイラスくんのとこ行ってきて!
ノックスは、エヘッと笑って
2012/03/10(Sat) 00時頃
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