人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 奏者 セシル

いくら人に与えられた時が短いとはいえ、
一晩程度で、お嬢様を忘れるはずなどございません。

[>>326 甘えたような声の響きには、小さな微笑みを浮かばせる。
返す言葉はそれを踏まえて、真摯な謝罪では無論なく]

――…ああ、それは。
さぞ、耐えがたきことだったでしょう。

しかし、宴が始まるまではあとしばし。
今しばらくのご辛抱を――。

[面を伏せれば、銀環は重く。
流れた襟足の髪は、その首筋を一度露にする。

薔薇への賛美の言葉には、やはりゆるやかに微笑んで肯定の医を示せば、詩人の手で棘を払われる薔薇を、見つめた。]

(337) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 白薔薇のある広間 ―
(ほんの少し、回想――)

[瑠璃色の女性に、お客様と呼びかけられ
僅か、目を見開いてから、名乗りを返す。]

マーゴット・キャンベルと申します。
今宵はお招きに預かり、光栄と存じております。

[ローズマリー様、と口の中で繰り返して、
もう一度、頭を下げた。]

(回想――了)

(338) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>328
――…いいえ

[微笑みが童女のようなものには、何度か瞬いて、
 猟銃を辿る指は、しばらく見止めた。]

 御守りですか。ああ、よく効きそうです。
 しかし、しかられるのですか。
 はて、しかる…。

[まだこの城の者には、白薔薇と呼ばれる青年しか会っていない。
 彼が何かを諌めるというイメージはわかなかった。]

 ところで、ここは、段々と酔いませんか?貴女の姿はよいけれど、

 己の姿がいくつも重なるのは、どうかと……。

[鏡には結局何人映っているのか。
 そして、グロリアに部屋から出るように促す。]
 

(339) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

……なんか、静かすぎて不気味……

[こういう広い城や屋敷には多くの使用人が居るのが普通だろう。が、ふらふら動き回ってみても人とすれ違うことがない。使用人らしき人で見たのは、入り口で出迎えてくれたあの白い人だけだ。動くもののない城の中を、少しだけ聞こえる人の声のするほうへ。広間の扉をそっと押す。]

……こんばんわ……?
ええと、こんにちわなのかな。

[窓の方を見るも窓から見えたのは相変わらずの薄暮で]

(340) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

そうだったの。
けれどこれから宴が始めるのだから……
折角だから貴女もゆっくりと楽しんで欲しいわ。

[宿を借りているだけ、と応えた女性に
当たり障りのない言葉を返し嫣然と微笑んだ。
彼女の抱く畏怖を女は感じ取れずあるがままの姿]

(341) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―広間―


 此処に居る、私のローズ。


[>>335彼女の声に応えるかのよう
気配を隠す事なく、霧と共に正装の城主が現れる。
城主と彼女が揃うと、広間の空気が一変したように思えた]


 早かったな。
 さては、喉が渇いたか?


[からかう風合いの声音にも、何処か吐息に色香が混じる。
つと視線を逸らせば>>318白布を染める朱が目に入った]

(342) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[蠢く影が城主の声を伝える]

嗚呼、しばし失礼致します。
お客様方をご案内せねばなりませぬので。

――…お嬢様、どうぞ今しばらくのご辛抱、ですよ?

[そして執事は客室へと赴き、客人たちを広間へと促す仕事へと向かう。さて、不在の間は幾部屋だろうか]

(343) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

そうねえ…。
そろそろ宴とやらの案内もあるでしょうし、
私も一度部屋に戻りませんと。

[砕けた言い回しを続けた後、>>339と促されれば素直に頷いて先に部屋を出る。そしてそのまま宛がわれた自分の部屋へ荷物を置き、然るべき時間に然るべき場所へと向かうだろう]

(344) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

[自分の問い>>295にヘクターが胸元の紋様を示せば、その意味を理解して思わず自分の薄い胸元を押さえる]

 恥ずかしい目って……。
 うぅ……。他に方法はないの?

[これまで男に肌を見せたことなどないから、羞恥に頬が染まる。
だが他に方法がないのであれば、彼と組むことを決めた以上、恨みがましい視線を向けつつも従わざるを得ない]

(345) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 記者 イアン

―1F廊下―

[それから、適当に城内をぶらぶらと歩いていた。
冷えた壁、閉じた窓、窓の外から見える霧。周囲に誰も居なければ、手元の手帳に様子を記して行く。どんな部屋があるのか――最終的には、地図を作りたかった]

……

[居なくなってしまった彼女。
彼女を、消えたものだと断じてしまった街の人間達。警察。そして、彼女のほかにも――何人か、女たちが消えていたのを青年は知っている。

城主の顔を思い出した。低く舌を打って、広間へと向かった]

― →広間―

(346) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

記者 イアンは、本屋 ベネットの姿を広間への扉の前に見かけて、軽く絶句。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


【人】 靴磨き トニー

[口の中だけでごにょごにょと文句を言ううちに、背後で重々しい音を轟かせ門扉が閉まった。
呼応するかのように遠くで狼の遠吠えが重なり、少女は不吉さに身を竦ませる]

 ……あんなにたくさんの狼の声なんか、初めて聞いたよ。

[ヘクターの一雨来るかもしれないとの言葉>>333にこくこくと頷き、小走りで屋敷へと向かった]

(347) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


【人】 水商売 ローズマリー

……ええ。
貴方の記憶力を疑っている訳ではないのよ。
たった一晩程度、されど私には長くて……

[切なく甘える言葉はセシルに向けて囁かれ]

ふふ、貴方は良く私の事を分かっているわね。
耐えがたきを耐え忍んだのだから
後でご褒美が頂けるかしら。

[セシルの言う通り宴はもうすぐ――。
我慢を要するのもあと暫くのこと。
垣間見えた男の首筋に視線を奪われながらも
ふるりと首を振り何でもない風を装う]

(348) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>344

 ――…宴の案内ですか。



             さて、どのような趣旨なのか。
 聴くまでもないことでないことを……。

[そう、これは、日の当たる宴ではないこと、
 それは感じ取れていた。]

 部屋ですか、いずれでもいい具合でしょうか。

[グロリアが部屋に荷物を置きにいくのをそのまま見る。
 彼女の部屋がどこか確かめてから、自身も、適当に扉を開く。]


[扉を閉めると、それからしばし、薬鞄の中身を確かめはじめる。
 部屋のうちには、薬としてもつ、沈香や乾燥させた香草などの匂いが立ち込める。]

(349) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 墓荒らし へクター

よし、行くか。

[重厚な扉を押し開けば、城の外の死んだ庭園とは一転してあでやかな世界が展開する。

 同時に、経絡を結んだ護りの紋様がざわめいて色を濃くし、この場に魔性の者がいることを伝えてきた。]

こいつぁ…ケタ違いだわ。

(350) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

薬屋 サイラスは、自室にした部屋で、しばし、瞑想に耽る。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、奏者 セシル>>343にちらと目配せし、客室へ向かう背を見送った。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


【人】 詩人 ユリシーズ

……。

[>>334の様子に思う所はあったのだけど、その清らかな魂を揺らす事をするのは憚れて、何も答えず。
ただ蕾に口づけをする少女の姿が美しく、それを言葉に紡ごうとして、何も浮かばない自分に絶望して、沈黙の中に沈む。
そして本能的な人間とは違う気配に背後を振り向く。]

あれが―…‥

[銀のロザリオを握る手は汗ばみ、いつもは懐中時計と同調するように規則正しい鼓動は、乱れ切っていた。]

(351) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 白薔薇のある広間 ―

[

    空気が ――… 変わった。


背が一度、びくりと跳ね。
溺れているかのように、数度、せわしく息を吸う。

視線を移せば、瑠璃色の女性の隣に、黒衣の男性。
紅い瞳がこちらの方を向いている気がして。

きつく、胸の上で手を組む。]

(352) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

良家の娘 グロリアは、自室で猟銃を分解し、上機嫌で手入れを始める。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


奏者 セシルは、背に主が眼差しを感じれば、身を震わすため息は深く。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


【人】 奏者 セシル

[イアンやグロリアの姿を見れば、そのまま言伝を伝えて。
サイモン……宴より以前からの逗留者のもとへとノックと共に声をかける。

そしてやはり未だ客室に
足を踏み入れた気配のないあと2人]

――…困りましたね。

[無論、困惑はあれど、真実困っているわけでもなく。
どの道客人は城内にいる、必要であれば主は2人の居場所を知らしめるであろう]

(353) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>257

犯人捜しだろうがなんだろうが
まあ死なねーなら、いいんじゃねーの。
[男は、死なねーなら、と繰り返す。自分に言い聞かすにでも似た言葉の紬。]

安心しろ。たとえ死んでも奢りなら酒飲みに蘇ってやんぜ。上等な奴頼む。
[去りゆく背中に投げかけた声は、城の廊下で反響する。

―つがいの金魚が、片方が死んでもう片方も後を追うように死ぬ。そんな話を思い出した。
イアンの心境の如何は男の知る由もない。ただ、酒をたかる先が一人減るのは寂しいものだと、思った。]

…城主サマ探さねーと。
[ジョーシュ・サ・マ♪ジョーシュサマ♪
へたくそな歌を口ずさみながら歩き出す。当てがないので会えるかわからないが、会えなかったら会えなかったでいいだろう。人生はきっとそんなもんだ。]

(354) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[影の伝えを受けたセシルの言葉にこくと頷き]

いってらっしゃい、セシル。
ちゃんと分かっているわ。
つまみ食いなんてしないから安心なさい。

[宴の前に騒ぎなど起こす心算はないと
ひらりと手を振り執事たる男を見送る]

――……嗚呼。

[咽喉が渇いた。
広間へと近付く記者の気配を感じ小さく声を漏らした]

(355) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 22時半頃


【人】 記者 イアン

―広間―

[見覚えのある背中が、扉の中に入る。
まさか、と思う。思いながら、その後を追った。名前は呼んでいない]

……ここは、広間?

[開けた空間。集う人数に息を呑んだ。もちろんその中には城主の姿もある。だが、全員が全員城主の従者であるはずはないだろう]

『宴』……
何をするつもりなんだ……

[広場の隅の壁に身を寄せながら、半ば意図せずに、低く呻いた。
視線は城主、見慣れない女――そして、ベネットへと動く]

(356) 2010/06/19(Sat) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

――ホール――
 
 ――……うわ。

[城内に入り込んで、その設えの見事さに唖然とする。
荒れ果てた庭園との違いは一体何事だろうか]

 そうだね。
 お城の中身も外みたいにぼろぼろかと思ったのになぁ……。
  
[ヘクターのケタ違い、という言葉を勘違いする]

 まずは執事、だっけ?
 その人に招待状を見せればいいんだよね。

[誰か出迎えは来ないのだろうかと、緊張しつつ頭を巡らせた]

(357) 2010/06/19(Sat) 23時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 23時頃


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 23時頃


【人】 本屋 ベネット

>>342
[広間に入ってすぐに、空気がかわる。人が増えたというのに客室よりも寒く感じたのは、その所為だろうか。
現れた長い髪の黒衣を纏う男性。もしかしたら、彼が――恐怖からか、それとも男性だというのにその美しさからか。思わず目が離せなくなってしまう]

(358) 2010/06/19(Sat) 23時頃

【人】 牧人 リンダ

―白薔薇の広間―

[霧と共に、その黒衣の男は現れた。
視界に入った瞬間、ぞわりと女の背筋を冷たいものが駆け抜ける。]

 ……あ……ッ!

[喉から出かかった悲鳴をどうにか堪える。
膝が抜け、その場に崩れそうになるのを懸命に支え、黒衣の男をじっと見据える。
否、目を離す事が出来なかった。それほどの存在感。
ドレスを纏った女性に感じたよりも、遥かに大きな畏怖の感情が女の胸の内に湧き上がった。]

(359) 2010/06/19(Sat) 23時頃

【人】 墓荒らし へクター

招待状なんぞ、出せと云われたらでいいさ。
さあ、乗り込むぜ。

[無遠慮に広間に歩を進める。]

(360) 2010/06/19(Sat) 23時頃

【人】 水商売 ローズマリー

― 広間 ―

[待ち望んだ声が聞こえ女は振り返る]


お兄様……っ。


[弾む声音が女の素直な喜びを示していた。
貴族然とした正装の城主へと駆け寄り]


お兄様には何もかもお見通しなのね。
少しだけ、少しだけよ。
未だ、つまみ食いもしていないし。


[からかう兄に子供のような言い訳をするけれど
吐息に混じる色香に女の眼差しが蕩ける]

(361) 2010/06/19(Sat) 23時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[気配が過ぎ去った事を確認すると大きなため息と共に、懐中時計の秒針の音に耳を澄ませる。

カチカチ……、カチカチ……。
 カチカチ……、カチカチ……。

その音は1分60回――。]

(362) 2010/06/19(Sat) 23時頃

【人】 奏者 セシル

―客室前・廊下―
[全ての部屋を周り、室内にある客人には、広間へお集まりくださるよう、そのように言伝を伝えた。けれどいずこか。
――ふと、過ぎる太陽と土ぼこりに似た硝煙の匂い]

 ……失礼、お客様。

[あらためて、扉にノックを二つ。
かける言葉は、至極常識的なもの――本来、言葉にするでもないだろう言葉。それをあえて口にするのは己とて不自然とは思うのだが]

 広間への火器のお持込は、どうぞご容赦くださいませ。

[グロリアの部屋の前、声を残して足音は去る]

(363) 2010/06/19(Sat) 23時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 23時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―広間―
[ローズマリーの蕩けた視線を受け、象牙色をした細い指を彼女の亜麻色の髪を梳くように滑らせる]


 嗚呼、私のローズ
 解っているよ、お前がそんなはしたない事をするとは思わない。


[窓の外、雨の気配がする。
城に最後の来客が訪れたのを確認してついと視線を流した。
ロザリオを握る男の手から、黒いヴェールの少女へ。
其れから、広間へ入ってきた男の胸元に光る銀細工の翼を見遣り、僅かに眉を顰めた。
記者の視線に気付き、僅かに首を振って誤魔化し]


 ……頃合か?


[僅かな悲鳴を零した女を振り返り、口の端を持ち上げた]

(364) 2010/06/19(Sat) 23時頃

【人】 奏者 セシル

しかしつまみ食い、とは、
――令嬢らしからぬ言葉ですね。

[思い出せば笑みは零れて、
それは彼女の人であった名残を示すものなのか――
彼には何も知りようなどなかったけれど]

(365) 2010/06/19(Sat) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

―自室―

 ――……さて

[しばし瞑想したのち、薬鞄に荷を詰めなおして、部屋を出る。]

 宴はどちらかな…。
 ああ、薔薇の匂いのするほうですか……。
 薔薇の匂いは、棘の隠れ蓑。
 棘は、呼び寄せる。



              薄い皮膜。破れば、紅……。

(366) 2010/06/19(Sat) 23時頃

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