10 一夜の悪夢 ― Mayday ―
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――日も暮れはじめ、雨雲が空を閉じた。
薄暗い広間、ランプと暖炉の灯りがオレンジ色に照らしている。
激しい雨を避け、息をつく村人たち。
温まる身体、普段はあまり見ない屋敷の内部。
物珍しさに惹かれて会話が弾む村人たちをよそに、男は薄暗い部屋で恐慌に喘いでいた。
両腕で頭を抱え、その顔は土気色に凶相が刻まれている。
痩けた頬に鳴らされる歯。
男が悩んでいる間にも時計は刻まれ、刻一刻と猶予を奪っていく。
震える身体で男はやがて視線を上げる。
乱暴に扉を開き、廊下を走る。
階段を転がり落ち、広間へと駆け込んで――
始まりの合図を告げた。
(#2) 2010/05/10(Mon) 23時半頃
美術家 ギネスは、メモを貼った。
2010/05/10(Mon) 23時半頃
「逃げるんだ! 急がないと、間に合わなくなる!」
手には魔術に関すると思われる古い本。
男はそれを掲げて、もうすぐ日没であることと、今夜がワルプルギスの夜、と呼ばれるものであることを懸命に訴えた。
長く引き篭もり、そして冷静さを失った男の言葉は前後も、脈絡もない。
今夜がワルプルギスの夜であること、魔術的な儀式で村の住民が生贄に捧げられてしまうこと、早く逃げなければならないこと。
男はうずくまり、ひどく憔悴して何度も同じことを繰り返した。
(#3) 2010/05/10(Mon) 23時半頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/10(Mon) 23時半頃
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へ? ええと…あの人はわたしじゃなくて、ケイトちゃんの知り合いさんみたいです。 わたしとは初対面ですよ。
[ふるふると首を振る。]
いえ、いいんです。お互い雨宿りできてよかったですね。 火はいいですよね。お料理を作るためにも使えるし。 こうやって火を囲んでみんな集まるのも、すてきです。
[本を小脇に抱えたまま、空いた手を火にかざす。]
(120) 2010/05/10(Mon) 23時半頃
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[広間へと村人たちを案内したものの、ハワードに念押しが聞いたためか、微妙に力なく項垂れている。 けれど、さり気なく告げられたケイトの一言で男はみるみるうちに表情を取り戻し、動物のように震えて雨水を振り払う。 雨水が辺りに飛び、男はまた何度か頭を下げねばならなかった]
ぼっちゃま?
[やがて広間に訪れたサイモンの姿に、きょとんとしている間に、ワケの分からない事を告げられて、男はひどく困惑した様子で周りを見回した]
(121) 2010/05/10(Mon) 23時半頃
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― 回想? ―
[やがてゼルダは先に屋敷へ戻って行っただろうか。それとも広場に残っていただろうか。何にしても、彼女との話が一段落つくと男は広場を見渡した。丁度マーゴの狂態が目に留まり]
……我が踊るは我のためか。 我が踊るは神のためか。 我が踊るは踊らんためか?
[その様子を遠目にじっと見ながら、呟く。奇人として名高い人物だが、男は彼女に悪い感情は抱いていなかった。 ただ、芸術的な女性だ、と思っていた]
……ん。
[それからまた少しく経ち。降ってきた雨には空を仰ぎ]
(122) 2010/05/10(Mon) 23時半頃
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読書家 ケイトは、美術家 ギネスに声を掛けられれば、ガストンとの関係を伝えた。**
2010/05/11(Tue) 00時頃
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[子供達の髪をわさわさと拭きながら。 暖炉の傍で一人の女性が子供達を呼ぶのを見れば]
ごめんなさい、手伝わせちゃって…ありがとう。
[いつも相手してくれる女の他に、相手をしてくれる者が現れ、子供達もはしゃぎ始めた矢先のことだった。 広間に奇怪な言葉と共に現れた男。 前後の脈絡は無い、唐突に話し出した悲劇への序説。 しかし、その意味を女は理解できずに居た]
…大丈夫、大丈夫よ。
[怖がり始めた子供達の前にふさがるように、立てば頭を撫でつつ。 誰かが言った…坊ちゃん…この屋敷の主の息子の様子を伺った]
(123) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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そういえば…今年のメイポール、雨に濡れちゃってますけど大丈夫なんでしょうか。 メイポールダンス自体はそんなに好きじゃないですけど…あ、これ内緒でお願いしますね。 メイポールの作者が変わってから、あのポールだけはちょっと好きになれそうで。えへへ。 あれって、誰が作ってるんでしょうね。
[ギネスがその作者である事など知る由もなく。そんなことをのんびり語っていたその時。 広間に現れた男の叫びを聞いて、身を震わせた。]
に、逃げる…? 急ぐとか間に合わないとかって、なんですか?
(124) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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おや。そうだったか。すまない。早とちりをしたな。
[ケイト、と呼ばれた少女の方を見て、会釈しておいた]
そうだな。火は使い方を間違えば全て燃やしてしまったりするが、正しく使えば色々な事を与えてくれる。 そういう点では僕も好きだ。 と、そういえば――すまない。自己紹介をしていなかった。 僕はギネスという。町外れの工房で、色々作っている者だ。
[君は――と聞いた回答と、サイモンがやってくるのは、どちらが早かっただろうか]
(125) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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…兄妹? なんと。ガストン君、妹が居たのか。
[そういう突っ込んだ話はした事が無かったようで、ケイトの教えてくれた内容には驚きを返した]
(126) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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……嗚呼。太陽は倦んでしまったようだ。 この雨が神の涙でなく…… 刹那の気まぐれで済めばいいのだけれど。
[そう独りごちてから、少々思案して]
あるいは丁度良い機会だとして…… 目的を果たさんとするのが道理だろうか。 外へ誘うには向かない天気になってしまったけれどね。
[マクリーンの屋敷へと向かった。到着したのは、サイモンが広間に飛び込んだ前後の事だっただろうか]
(127) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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[坊ちゃん、そう呼ばれるのをサイモンはひどく嫌っていた。けれど、男はそれ以外に彼を呼ぶことを知らないで。男にはサイモンのいっている言葉の半分も理解出来なかった]
どう、いう? 逃げ……?
[サイモンが真剣であること、その一点を感じ、男は一歩あとじさる。周りを見回して、ケイトの姿を探す。 彼女はどうしているだろう。他の人物は? 男は困惑したまま周りの様子を伺った]
(128) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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あ、わたしも自己紹介忘れてましたね。 リンダです。羊飼いです。牧場もありますけど。
[帽子を取り、深々と頭を下げた。]
服も直ぐに乾きそうで何よりです。 …ん、と。 逃げる…ってなんなんでしょうね。
[不安げに、ちらちらとサイモンの方を見る。]
(129) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/05/11(Tue) 00時頃
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おや。そうか…。心配してくれてありがとう。多分雨については大丈夫だと思う。 実はあれも僕の―― [仕事なんだが、と、メイポールの作者について話しかけたところで、サイモンがやってきた]
……!? 逃げる? いや、何から――というか。 日没は、そうだが。ワルプルギス…? 魔術…生贄? 祭の前の余興だとしても、それは――お、おい、大丈夫か君!
[声をかける、が、既に使用人らしき人たちが男の傍に集まり始めていたため、駆け寄る事はしなかった]
(130) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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逃げろ、って…夜が来る、って。
[軽く辺りを見渡し、誰か、理解できていそうな者を探そうと]
どういうこと、なのかしら。 逃げるような…ことは、お祭りにはなかったはず、よね…?
[うずくまっている男に聞くのはためらわれて、周りに尋ねるように]
(131) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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……ん。そうか。 リンダ君、か。よろしく。 いや…今のは、祭の余興、だと思いたいところだけれど。 でなければ――荒唐無稽すぎる。
(132) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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[少しまどろんでいたが、ギネスに声を掛けられて...は目が覚めた]
妹…というより従妹だ。それほど会わないから、知らない人も多いがな……
[そして…突如聞こえた叫び声に少し顔を顰めた]
魔術…か。 [相手に聞かせるよりも、自分に聞かせるように呟いた]
(133) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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ギネスさんですね、はい。よろしくお願いします。 祭りの余興…だといいんですけど。ちょっと、びっくりしました。 色々作るんですか…ええと、さっき何か言いかけてませんでした?
[ワルプルギス、魔術、生贄…と聞きなれぬ言葉を耳にして、目を白黒させている。]
ん、と…。 なんだかよくわからないお話ばかりです。 今年のお祭りから、何か新しい事するんでしょうか。
(134) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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執事 ハワードは、ただならぬ騒ぎに広間までやってきた。
2010/05/11(Tue) 00時頃
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そうか。従妹だったのか。 …僕はまた早とちりをしたようだな。
[ガストンにそう言って頷いた]
(135) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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嘘、なのか? 信じなくていい……?
[使用人を始めとした大部分の人々が、サイモンの言葉を荒唐無稽と信じていないことを察せられた。 確認するように呟く。サイモン、主人の息子が嘘を付くだろうか。 必死な彼の様子と、周りの様子に心が揺らされる。 ケイトや、その近くのガストンの瞳の色がひどく気になったけれど、そんなに慌てなくていいのかもしれない。 それでも何か感じるものがあったのか、男は自然求めるようにケイトの方に歩みを進めた]
(136) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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[男が使用人によって広間へと通された時には、その場には既にサイモンがいて――辺りには奇妙な気配が満ちていた。サイモン以外にも知っている顔があったが、彼らに話しかけようとはせず、まず困惑した表情をして立ち尽くし]
……一体、何が?
[入り口の辺りから、蹲るサイモンに緩慢な歩調で歩み寄りつつ、零す。と、彼が繰り返す言葉が聞こえて、眉をひそめ]
(137) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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[狂ったように訴え続ける青年。まるで祖父のようだと...は思った]
ワルプルギスの夜が何だ…魔術が何だ…生贄が何だ… そんなもの…ただの戯言だ
[そう言ったものの、心の奥底では完全に否定することができなかった…]
(138) 2010/05/11(Tue) 00時頃
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あ、ああ。
[気持ちを切り替えるように、咳払いをして、努めて普通の調子で話した]
メイポールの話なんだが。実はあれも僕の作品なんだ。 アレを気に入ってくれて、嬉しい。ありがとう。
うん…祭りだから、何かマクリーンさんの家で考えていたとしても、おかしくは無いと思うんだが…。 それでもちょっと、皆を驚かせすぎだね。
(139) 2010/05/11(Tue) 00時半頃
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・・・いったい、何が起きたというのですか?
[ハワードは怪訝そうな顔をすると周辺にいる者に経緯を聞く。]
(140) 2010/05/11(Tue) 00時半頃
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[ちらちらとサイモンの方を見ていると、やがて見知った顔が入ってきた]
あれは、ユリシーズさん…? 彼と知り合いなのだろうか…。
[サイモンの傍に寄る様を見て、小さく、呟いた]
(141) 2010/05/11(Tue) 00時半頃
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そうなんですか! うわぁ、メイポールの作者さんだったんですね! すごいなぁ。
[先程までの不安は何処へやら。 目を輝かせ、じっと見つめる。]
でも、サプライズイベントとか、そういうのかもしれないですよね。うん。 さっきのは気にしない事にします。気にするとほんとに悪い事が起こるからって、お父さん言ってたし。
(142) 2010/05/11(Tue) 00時半頃
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[ふと、先程広場で見たメイポールを思い出し]
ああ、ギネス。言い忘れていたが
あのメイポール…いい出来だ [と褒めた]
(143) 2010/05/11(Tue) 00時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/05/11(Tue) 00時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2010/05/11(Tue) 00時半頃
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どうすればいいのかしら。 何か危険なことがあるなら、家に帰らせた方が良いけれど…
[子供達が怖がる様子、サイモンを伺う様子を見ていると不安になってくるも。 外はまだ雨が降っている様子に、外に出るということははばかれて]
(144) 2010/05/11(Tue) 00時半頃
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……逃げる? ワルプルギスの夜に…… 生贄。
[一つ一つ、確認するように口にする]
戯曲なら面白そうな話だけれど…… どうにも、そういう事ではないようだね。 君らしくは……いや。君らしくもない。
[君らしくはある、と言いかけて改めた。怪奇話が好きなのは男が知るサイモンらしかったが、それでもこのように妄想に取り憑かれるようなところは見た事がなく]
また一層、痩せたんじゃないか? 随分、顔色が悪い。 具合が悪いのなら、休んだ方が……
[肉体的な病気を疑ったのか、男はサイモンの肩にそっと手を伸ばしかけて。軽く払われ、肩を竦めた]
(145) 2010/05/11(Tue) 00時半頃
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[目の前で目を輝かせられると、流石に嬉しかった]
はは。いや、大した物じゃないからね。まだまだ精進できると思うし。ありがとう。 うん。気にしすぎても仕方が無い、だろうね。
[更に、ガストンからも誉められると]
はは。そうかい? そこまで言ってもらえるなら、僕としても神剣に製作した甲斐があるよ。ありがとう。
[そうして、奇妙な雰囲気を振り払おうとするかのように、談笑を続けようとする]
(146) 2010/05/11(Tue) 00時半頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2010/05/11(Tue) 00時半頃
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