247 満天星躑躅の宵闇祭り
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狼
墓
少
霊
全
亀吉に6人が投票した。
トノサマに1人が投票した。
亀吉は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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[もふ、と手を打つ様子>>2:165にそうそう、と頷き一つ、返して]
んー? まあ、基本は大人しゅうてかわいらしい御方……なんやけどなぁ。
[身震いしながらの言葉には、ほんの少し苦笑を滲ませながらかり、と軽く頬を掻いた]
(0) tasuku 2016/05/28(Sat) 00時半頃
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ふーん?
[一度も目通りしていないために、基本は>>0と言われても青年はピンとこない。 逆鱗に触れなきゃ良いかぁ、なんて思いながら、べっこう飴の最後の一欠片を歯で噛み砕いた**]
(1) rokoa 2016/05/28(Sat) 00時半頃
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[抵抗しようと思いつつもなすがまま]
あーれー。
煮ても焼いてもいいけれど、タタキはやめるのじゃー。
[しかし樹木子はトノサマの血を吸おうと着物を剥ぎ出す]
あーれー たー すー けー てー*
(2) aga 2016/05/28(Sat) 00時半頃
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ウトは、アカリおやすみーノシ
fuka 2016/05/28(Sat) 01時頃
ウトは、トノサマおやすみなさいませーノシノシ
fuka 2016/05/28(Sat) 01時半頃
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[痛みを堪えながらも、笑みを見せる灯里。>>2:164 アキは、自身の胸の前で拳を作り、じっと彼女を見ていた。 しくじっただけ、との事だが。]
……少し休む? なんか、辛そうだし。
[そう、問いを投げかけるアキ。 まだ樹木子はいるかもしれない。 それでも、このまま放っといて良いわけがないと思っていたから。
いざとなれば、誠も戦える。 そう、考えて。]
(3) moumoureena 2016/05/28(Sat) 02時頃
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[ひんむかれてあわやすっぽんぽんになろうしたところに、>>2:16二つの塊が飛びだしてきた]
あ は〜ん
[局部露出はかすかに紅がかった淡い空色により隠され]
いやーん
[つるりと向けたトノサマへの視界は紫がかった黒色が遮った]
(4) aga 2016/05/28(Sat) 14時半頃
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[そのまま危機を救った兎と猫は主人の元へと帰ったのか、もう姿はなかった]
ぎゃーーー!
なんか、吸われてる、吸われておr−
お・・る?
[ペッっという音は聞こえなかったが、どうやら好みの味ではなかったようで直に捨てられるトノサマ]
ガフゥ、こ、こらー! 捨てるやつがおるか!
まったくもう。
[よれよれと立ち上がり、ほっぽかれている衣服を取り着替えるトノサマ。 その間に樹木子は、また新たな獲物を狙うべくその場を去るのであった、助けてヒーロー!続きは来週を待て!**]
(5) aga 2016/05/28(Sat) 14時半頃
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[斎とのやり取りが一段落した後。 ふ、と何かが揺らぐような心地がして、目を細めた]
あー……やっぱ、そう都合よく食中りはしてくれんかぁ。
[口をつくのは、ぼやくような諦めたような呟きひとつ。 それから、抱えていた太刀を肩に担いで]
あー……すまんが、もひとつ厄介事が増えてもーたみたいなんで、ちょいと手ぇ貸してもらえるかぁ?
[周囲に向けて、呼びかける声には少しだけ真面目な響き]
(6) tasuku 2016/05/28(Sat) 20時頃
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樹木子の一体が、ちぃとまずい方向に食中り起こしてな。 そのままにはできんから、真面目に祓わにゃならんのだけど。 さすがに、俺一人だときついんで、余裕あったら手ぇ貸してほしいんよ。
[なんかしら礼はするから、と付け加えつつ。 青年は境内の方へと視線を向ける。*]
(7) tasuku 2016/05/28(Sat) 20時頃
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─ 一方その頃の境内 ─
[ざわ、ざわり。
そんな感じで、樹々がざわめく。
騒めいているのは、闇の気配を色濃くまとった樹木子一体。
ただし、先ほどまで暴れていたものよりも、一回りは大きく、枝数も多いが。
ともあれ、それは軋むような音を周囲に響かせつつ、参道の方へ枝を向けようとしていた。**]
(#0) 2016/05/28(Sat) 20時頃
☆追加イベント『闇化樹木子討伐』
ちょっとヤバいものを取り込んで凶暴化した樹木子を討伐するイベント。
攻撃する描写→actで[[1d20 ]]→出た目をそのままダメージとして計上
と、言う流れで、樹木子のHPを削ります。
樹木子のHPは100、攻撃はエピ中いつでも挑戦OKで、一人三回まで可能です。
(#1) 2016/05/28(Sat) 20時頃
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─ 境内 ─
[呼びかけに返る言葉は如何様か。 いずれにせよ、青年が向かうは闇を纏いし樹木子の許]
ぁー……こないに元気にならんでも。
[ぎしぎしと軋むような音を立てる妖の姿に、ため息一つ、吐いて。 担いでいた太刀を抜刀し、無造作に右手に提げた]
(8) tasuku 2016/05/28(Sat) 20時半頃
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[ふるり、首振り浮かんだ物思いを振り払う。 す、と上げた視線が向かうのは、闇を纏いし古木]
さぁて、と。 こうなっちまうと、この方が早いとはいえ……。
[は、と一つ息吐き呼吸整え]
俺は元々、こっちは苦手なんよなぁっ!
[未だ距離がある位置から踏み込みざま、提げていた太刀を上げ]
(9) tasuku 2016/05/28(Sat) 20時半頃
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亀吉は、放つは横一閃の薙ぎ払い。20
tasuku 2016/05/28(Sat) 20時半頃
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[刃届かぬ位置からの閃が断つのは大気のみ。 けれど、それはただ大気断つには留まらず。 ひゅう、という甲高い音と共に、紅紫の刃を思わせる影を幾つか樹木子へと向けて解き放った]
……刃舞!
[振り切った刃の切っ先を樹木子に向け、一声、上げる。 それに応じるように乱舞した刃が、しゅるしゅるりと伸びる枝を数本まとめて断ち切った]
(10) tasuku 2016/05/28(Sat) 21時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
tasuku 2016/05/28(Sat) 21時頃
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[食中り>>6と聞いて琥珀が溜息を一つ。 青年は手伝って欲しいと言う言葉を聞いて、ありゃま、と小さく零した]
放っとくと拙いなら、やるっきゃないな。
[飴も食べ終えたことだし、と青年は立ち上がり、着物に付いた土埃を払う。 亀吉が向かう方へとついて行けば、大きな樹木子が一体立ちはだかるように居た。 ただし、これまでと異なり闇の気配が酷く強い]
(11) rokoa 2016/05/28(Sat) 21時頃
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こりゃまた。
『早々に祓う必要ありよるなぁ』
[厄介事増やしよって、とは琥珀の心の声。 見上げる態で居た青年は扇子とヒョコを片手ずつに持ち、手首を翻した]
いっちょやりますか。
(12) rokoa 2016/05/28(Sat) 21時頃
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華月斎は、ひらり舞う胡蝶の群れが渦を巻く。12
rokoa 2016/05/28(Sat) 21時頃
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―茶屋― ヒィ、ハア、フゥ
「おや、ごくろうさまです 次の出番が控えておりますよ」
[今まで安全圏でお茶とだんごを嗜んでいたぱるっく]
な、なんじゃと。 普通のやつでも手ごわかったというのに もっと凶暴な樹木子じゃと!
しかし、ここで行かぬも蛙が廃る! いくぞぱるっく!、そして茶じゃ!
[ひとやすみ*ひとやすみ]
(13) aga 2016/05/28(Sat) 21時頃
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[亀吉の一閃が数多へと分かれ、樹木子の枝を払う>>10]
っはは、豪快だな!
[笑いながら右手首を返し、扇子を樹木子へと向けた]
いっけぇ!!
[扇子から送り出されるように滑り出す胡蝶の群れは螺旋を描き、樹木子が振り下ろす枝傍を擦り抜けるようにして幹を穿つ。 そもそもの突破力が無い胡蝶の群れではあるが、意識を参じさせるには十分なはずだ。 その間にヒョコを放ち、次手への布石とする*]
(14) rokoa 2016/05/28(Sat) 21時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
tasuku 2016/05/28(Sat) 21時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2016/05/28(Sat) 21時半頃
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[>>3じっと此方を見て来るアキが、休憩を提案してくる。 視界はもう揺れないが、ひどい空腹は感じていて]
…ん。 なら、少しだけ。
[そう頷いて、スカートのポケットを探る。 ビニールの包装の中で半分に折れてしまったらしきチョコバーを取り出すと、 そのまま破って齧ろうとして。]
アキも、半分。
――先刻のお礼だ。
[そう言って、彼に差し出そうか。 アキがいなかったら、妖怪に捕えられていたかもしれないから。]
(15) 蒼生 2016/05/28(Sat) 21時半頃
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[そんな風に休憩をした後、少女は立ち上がる。
そうして確かめるように軽く体を動かした。 道場で行うのは防具を付けて行う剣道だけではない。 身体に痣や生傷を作るのは日常茶飯事だった。]
…ん、もう大丈夫だ。
[そう言うと、先ずは状況を確認しようと亀吉の姿を探そうか。]*
(16) 蒼生 2016/05/28(Sat) 21時半頃
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―むかしむかしのおはなし―
『さぁさ、みなさん、来てくだしゃんせぇ! 世にも不思議な絡繰り人形のお披露目だよぉ!』
[それは、アキの時代から更に過去の事。 アキの父、祖父、曾祖父……さらにもっと昔だろうか。 アキの家は、その代より、絡繰り人形作りを生業をし、こうして祭りの場で披露する事としていた。
この日は、尾張国の夏祭り。 里の方でも大盛り上がりだ。
アキの先祖もまた、絡繰り人形を操る事に長けていた。 その前には、黒山の人だかり。 その人形の美しさと、動きのなめらかさに、人々は驚き、どよめくばかり。]
(17) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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[それを見て、感激を受けたのは、 何も人間だけでは無かったのだ。]
『……にゃー。 人間の技術の進歩は、ただただ驚くばかりだにゃ。』
[それを、影から見ていたのは、古の妖怪、猫又。 その妖怪は、なんと、アキの先祖が作る絡繰り人形に惚れてしまったのである。]
『こーんばーんわ』
[祭りが終わった隙を狙って、 後ろから声をかける、猫又。 普通にしてたら気がつかないだろう、しかしこの時は確りと耳と尻尾が生えていた。]
(18) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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『うわあああああ!! 化け物!!!』
[驚き、腰をぬかす、アキの先祖。 それを見て、可笑しそうに笑う猫又。 そう、この猫又とアキの先祖の出会いが、『誠』を生み出す切欠となったのである。
……出会い頭に、化け物と呼ばれ恐れられた関係でも。 友情を作り上げる事は出来る。
紆余曲折あったが、アキの先祖と猫又。 このちぐはぐな二人でも仲良くなった。 そして、時には絡繰り屋敷に入れて、人形を見せたり、 人形を一緒に作ったりする仲となった。]
(19) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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[ここで、一つ疑問が起きるだろう。 アキの時代から幾代も昔の 何故、新撰組を思わせる人形が作れたか?
その答は、やはり狭間の神社であった。 実は、アキの先祖もまた、その妖魔……猫又に導かれ、 狭間の神社に辿り着いた事があったのである。
そこで出会った、一人の男。 背中に「誠」を背負った男の姿。 アキの先祖とその彼は意気投合した。
さて、その誠を背負いし男が、歴史に名を残す人物だったのかは、今となっては定かでは無い。]
(20) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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『……おぬしは、人形を作れるのだな』 『ああ、腕は確かだぜ』 『にゃっははは、自信たっぷりだにゃ!』
[露店の街をひた歩く、三人。 この場で、誠を背負った男が、アキの先祖に一つ頼みをつけた。]
『そうだ、拙者を象った人形を、作ってはくれまいか』 『え?』 『戻ってきた時に、そなたの元へと、行く道しるべになるように』
[そう、その誠を背負った男が。 アキの先祖へと頼んだ、一つの願い事だった。]
(21) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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[その場所から戻った時。 アキは約束を守った。 そして、遂に作り上げた。『誠』を。
しかし、アキの先祖は知らなかった事が一つあった。 アキの先祖と、その男とは、住む時代が違っていた事に。
アキの先祖は待った。 明くる日も、明くる日も、待った。 雨の日も、風の日も、待った。 雪の日も、嵐の日も、待った。
男は、ついに来なかった。]
(22) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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[やがて、アキの先祖は病に伏せる事となる。]
『……ごめんにゃさい』 『……なーに、謝ってんだ……』 『僕が気づかなかったのが悪いんだにゃ。 あの人が、未来の人だって。』 『……気がついた所で、どうしようもできないさ……』
[アキの先祖は、猫又を責めなかった。]
『……おい、猫助……』 『は、はいっ!にゃんだ?』 『……誠を、護ってくれるか?』 『……!!』
[アキの先祖は、弱々しくそう言った。 また、誠とその男が出会う時まで。 大切に護ってくれるように。 そして、さらに、このアキの家を護ってくれるように。]
(23) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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[ ――程なくして、男は息絶えた。]
(24) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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[猫又は、その人形に守護をかけた。 何れ来る、またその男と出会える時の為に。 意思を持ちながらも、じっと堪え忍ぶ、 妖魔の守護を持つ絡繰り人形、
『誠』。
その存在は、表に出る事は無かれど、 その時を待ち、自身を、 そしてこの家そのものを護る守護神となるように。
猫又は、守護をかけると、誠を地下に封じ、そして、どこかへ消えていった。]
(25) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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[むかしむかしの、おはなしである。*]
(26) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時頃
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―現在― [少しだけ休憩、と言った灯里。>>15 ふぅ、と息を一つつくと。]
……お礼?
[これは、何だろうと、焦茶色のものを受け取る。 どうやら、食べ物らしいが。 恐る恐る、食べて見ると、アキは目をぱちくりとさせた。]
……甘い。 美味しい、ありがとう。
[そう言って、お礼を言う。]
(27) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時半頃
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[もう大丈夫だ>>16との声に、一先ず一安心。 あまり無理はしないで欲しいが。
どうやら、亀吉を探すらしい。 取り敢えず、灯里に任せてついていく。]
(28) moumoureena 2016/05/28(Sat) 22時半頃
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[>>27誠を操るアキも多少なり披露しているだろう、と甘いものを勧める。]
…チョコバー、という南蛮菓子だ。
[半分を渡して、少女もチョコバーを齧る。 それと共にじわりと口の中に強い甘味が広がった。]
――どう致しまして。
[お礼に、と渡したのに感謝の言葉を貰ってしまった。 けれど、その言葉は有り難く受け取っておいた。]
(29) 蒼生 2016/05/28(Sat) 23時頃
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[>>28無理をしないで欲しい、と思われているとは知らず。
周囲を警戒しつつ、歩みを進めていく。]
(30) 蒼生 2016/05/28(Sat) 23時頃
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[>>6――其処にいたのは太刀を肩に担いだ亀吉と、先祖を連れた斎か。 厄介事が増えたから手を貸して欲しい、との言葉には目を瞬かせる。]
…食中り。 悪いものでも食べたのか?
[>>7亀吉の語りに緩く首を傾げつつ、 それが彼の血を取り込んだ事によるものとは分からない。]
――分かった。
[少女は言葉少なに請け負う事を決める。
亀吉の視線の先、境内の方角からざわめく気配を感じながら。]*
(31) 蒼生 2016/05/28(Sat) 23時頃
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[ちょこばぁ、と言うらしい。>>29 しかし、未来の食べ物には悉く驚かされる。 甘味は好きな方だが。
そして、灯里と共に亀吉の元へと。>>31 食中りに対しては、樹木子が悪い魂でも喰らったのだろうかと想像するも。]
……境内のほうだね。 誠、行こう。
[そう告げると、こくり、と頷く、誠。*]
(32) moumoureena 2016/05/29(Sun) 00時半頃
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―茶屋― [ずずずー]
ひとやすみじゃ。
[茶を村の皆に振る舞った]
(33) aga 2016/05/29(Sun) 12時半頃
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―境内―
[……やがて辿り着く境内。 そこにいたのは、明らかに様子の違う樹木子。]
……うわっ……。
[アキは思わず手で口を覆う。 恐ろしいものだ。 しかし、これを鎮めなければ、祭りは滅茶苦茶になってしまう。]
……いくよ、誠っ!!
[その言葉を合図に、誠が樹木子の元へ走っていく。 樹木子も容赦はしないようで、 激しく、誠を狙い、その枝を伸ばしていく。 アキは、諦めずに。辿々しくも確実に、誠を操り、そして樹木子へと斬りかかる――]
(34) moumoureena 2016/05/29(Sun) 23時頃
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明之進は、誠の一閃が、樹木子を捉える。4
moumoureena 2016/05/29(Sun) 23時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
moumoureena 2016/05/29(Sun) 23時頃
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[固い部分を狙ったか、アキの操りが甘かったか。 樹木子に与えた攻撃は大したことでは無かったらしく。
誠へと枝が伸びていく。 アキは、大慌てで誠に退却の命令を出す。
間一髪、誠が潰される事態は防がれた。]
(35) moumoureena 2016/05/29(Sun) 23時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
tasuku 2016/05/29(Sun) 23時頃
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―境内― [満を持しての登場をしたかったトノサマですが、報酬目当てのぱるっくにつつかれ凶暴化した樹木子と対峙します]
・・・ところで我輩は武器など持ってないんじゃが
[凶暴化した樹木子からの攻撃がトノサマに13のダメージ! くじけずに立ち上がります、頑張れトノサマ、明日はあっちだ!]
「しょうがないですねえ、では手を貸しましょうか」
[大筒を構えるぱるっく。弾に据えられるトノサマ]
・・・え?
(36) aga 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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トノサマは、13
aga 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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[ぼーん!となんともマヌケな衝撃音が響き、トノサマが打ち出されます]
ぎゃーーーーーーーーーゲコッ
[凶暴化した樹木子に当たり、ダメージを与えたものの、トノサマにも18のダメージ]
ま、まだやr・・・
(37) aga 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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[ぴくぴくと大開になったトノサマが倒れている**]
(38) aga 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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―境内―
…ッ…、あれは闇の?
[>>#0濃い闇の気配を纏った樹木子を見て、少女は顔を顰める。 先程対峙したものよりも大きく、持つ枝も多い。 それは、軋む音を響かせながら境内へと枝を伸ばしてくる。
あれが‘食中り’なのか、と少女は無意識に唾を飲み込んでいた。
闇星は己と亀吉と、ウト。 己は血を流すような負傷をしていないし、ウトも恐らくは。
であれば―― 少女は太刀を抜き、右手に提げる亀吉を目に収める。]
(39) 蒼生 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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[けれどそれを問うている暇はない。 亀吉の空気を断つ一薙ぎは、刃を思わせる影を放ち、乱舞した紅紫の刃は枝を数本斬り。 斎の操る無数の胡蝶は螺旋描いて樹妖の振り下ろす枝を抜け、幹を穿つ。]
――凄いな。
[少女はほぅ、と息を付く。 斎の技は琥珀の指導の賜物だろうか。]
(40) 蒼生 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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|
…あたしのは、鑑賞に堪える代物じゃないが。
[言いながら少女は木刀を握り締める。 教えられた技の型をなぞるだけで、創意工夫などする余裕はなかった。
大技で散じた活力――及び空腹感は回復しきってはいない。 燃費の悪さは未熟な証拠。 力を使う度にこんなに消耗していたら、退魔師家業など務まらない。]
(41) 蒼生 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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[雑念を振り払い、上段に構えた木刀に力を乗せる。 目の前の妖を倒す事だけを考える。]
――火雷。
[纏うのは火の赤。
落雷はしばしば火の災禍を伴うもの。 それを象徴するように、少女の背後には赤い光で出来た大蛇が蜷局を巻いていた。 手練れとなれば、まるで生きているかのように操る事が出来るのだが。]
(42) 蒼生 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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[アキと誠の撤退を確認した後、少女は木刀を振るう。
それと共に赤い大蛇が大きな口を開けて樹木子に襲い掛かっていった。]
(43) 蒼生 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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アカリは、火雷は樹妖を喰らわんとする。7
蒼生 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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[――轟。
大蛇の牙は、少女に向かって放たれた枝を根元から焼き切った。]
…む、やはりまだまだだな。
[雷の名前がついてはいるものの、やはり使いこなすには修練が必要なようだと。 そう考えながら木刀を中段に構える。]
(44) 蒼生 2016/05/29(Sun) 23時半頃
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…加勢か?
[羽織を着た蛙と金髪の男性がやって来たのには僅かに目を剥いたが、 蛙が大筒に詰められて発射されたのにはもっと目を剥いた。]
…その、無事か?
[大開になった蛙にそう声を掛けた。]*
(45) 蒼生 2016/05/29(Sun) 23時半頃
|
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[>>45声をかけられれば]
う、う〜んキスをして貰えれば 起き上がれるのじゃ。
そこのJK、頼むの。
[がくり*]
(46) aga 2016/05/30(Mon) 12時半頃
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アカリは、((+_+))|壁
蒼生 2016/05/30(Mon) 22時頃
アカリは、((+_+))|壁
蒼生 2016/05/30(Mon) 22時頃
アカリは、((+_+))|壁
蒼生 2016/05/30(Mon) 22時頃
|
……鱚?
[>>46向けられた言葉に少女は首を傾げる。 鱚はムニエルやフリッターにすると美味しい。いや、マリネも捨てがたい。塩焼きや骨煎餅も…。 空腹感からか、そんな事が芋づる式に連想されて、ぐぅ、と腹が鳴った。
しかし鱚をする、という行動は、少女の辞書にはない。 両生類の辞書にもないだろう。恐らく。 つまりは]
…あたしのでいいのか?
[愛らしい小鈴の方がいいのではないか、などと訝しげな表情で考えつつも、それで立ち上がれるようになるのなら安いもの。 少女はトノサマの傍に膝をついて、傍らに木刀を置くと]
(47) 蒼生 2016/05/30(Mon) 22時半頃
|
|
[トノサマの両肩辺りに手を付き―所謂床ドン状態である―
そっと艶やかで滑らかな頬にキスをした。]
(48) 蒼生 2016/05/30(Mon) 22時半頃
|
|
――これで、いいのか?
[少女は上体を起こすと、トノサマを見下ろしながら首を傾ける。]*
(49) 蒼生 2016/05/30(Mon) 22時半頃
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|
[>>48頬にちゅっとしてもらって上機嫌なトノサマ]
け〜ろけろけろ。
生気を分けて貰ったのじゃ。 そうじゃなくても元気が出るものじゃ。
「あ、復活しやがりました あとチクりますからね」
[ぼそりと告げるぱるっくに慌てるトノサマ]
ま、待てぱるっく!人工呼吸、もとい人命救助的なものだから!
(50) aga 2016/05/30(Mon) 23時頃
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じゃから夕にはないしょに〜〜〜〜。
(51) aga 2016/05/30(Mon) 23時頃
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おっ、だいぶ樹木子も弱ってきたの。 今こそ一斉攻撃じゃ!
「あ、話題変えた」
余計な事を言うではない。 ぱるっく、おぬしのあの模擬刀を貸すのじゃ。
「蜂須賀虎徹の贋作ですか?高くつきますよ」
かまわぬ!いくぞ、模擬刀の先制攻撃じゃ!
(52) aga 2016/05/30(Mon) 23時頃
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トノサマは、15
aga 2016/05/30(Mon) 23時頃
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[ズベシャアと思った以上に樹木子を切り裂く]
さ、さすが贋作とはいえ虎徹じゃの。
[これには中の人も驚いた様子*]
(53) aga 2016/05/30(Mon) 23時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
tasuku 2016/05/30(Mon) 23時頃
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[闇樹木子へと対峙する傍ら、蛙の周囲であれこれ起きたようで]
おいおい、だいじょう………ぶみたいだな。
[動けないなら治癒が必要かと思ったが、思いの外ピンピンしてたのでそのままにしておくことにした]
(54) rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
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さぁさ、紙人形の行進だぜ!
[手から滑らせるのはオニ以外の全ての紙人形。 本来なら掴んだままの糸を、敢えて手放して宙へと放った。 キジがヒトを、ハチがカニを掴み宙を舞う。 サルとイヌは互いに位置を入れ替えながら闇樹木子へと疾駆した]
(55) rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
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華月斎は、特撮さながらのクロスコンビネーション。1
rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
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[6体の紙人形は闇樹木子との擦れ違い様に一撃を与えていく。 しかしやはり6体全てを繰るには青年の持つ力では足りず、皮一枚を削る程度となった。 放った紙人形達は大きく弧を描き、闇樹木子の後方で一度体勢を整える*]
(56) rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
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むぅ、あやつすごい手妻じゃの。
[ドン!]
(57) aga 2016/05/30(Mon) 23時頃
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ふむ、そうか。 なら良かった。
[>>51上機嫌のトノサマを見れば、人助け――蛙助けをした気分になり。 少女はふっと口元に笑みを浮かべてみせると木刀を握って立ち上がったが、 パルックとの遣り取りには不思議そうに首を傾げていた。
そうしてトノサマの振るう一太刀が樹木子を切り裂く様を目にすれば。]
なかなかの手練れのようだな…。
[ほう、と感心したように見守っていた。]*
(58) 蒼生 2016/05/30(Mon) 23時頃
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[……灯里が変な蛙と何やらやっている。 こんな時にこんなんで良いのだろうか。 しかし、アキはそれどころでも無かったのである。]
……!
[こちらの方に、恐ろしい勢いで枝が伸びてきた。 アキに気づかれた、らしい。
やられる。
一瞬そう考えた瞬間、誠がそこに割り込んで、樹木子の攻撃を木彫りの刀で受け止める。]
(59) moumoureena 2016/05/30(Mon) 23時頃
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明之進は、誠は、受け止めながら一閃を切り込む。19
moumoureena 2016/05/30(Mon) 23時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2016/05/30(Mon) 23時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
moumoureena 2016/05/30(Mon) 23時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
tasuku 2016/05/30(Mon) 23時頃
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[ ――しゅぱっ。
割り込んだ誠に、樹木子は斬られる。 どうやら深い所まで切り込んだらしく。 アキは護られ、その上大きな攻撃を与える事が出来た。 樹木子はすごすごと引き下がる。]
……あ、ありがとう、誠。
[何度目か分からない、礼を言う、アキ。 誠は、アキの方を振り返ると、アキの顔をじっと見つめた。 『何、大したことは無い』 そう、言いたげに。]
(60) moumoureena 2016/05/30(Mon) 23時頃
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[>>55斎の操る様々な形した紙人形が樹木の妖怪に向かっていく。 すれ違い様に与えたのは樹皮を削るもの。 紙人形達は油断なく背後で体制を整えていた。
>>59ついでアキに迫る枝を誠が受け止め、一閃喰らわす。 これはかなりの深手を負わせる事が出来たようで、妖怪も勢いを削がれたように感じる。]
…そろそろ、か。
[鎮めの時が近い事を悟り、少女は表情を引き締める。]
(61) 蒼生 2016/05/31(Tue) 00時頃
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[少女の背後に控えるのは、黄色に近い翠の光が二つ。 一対のそれは―先程の火雷よりも二回り程小ぶりではあるが―大蛇の眼光であった。]
――黒雷。
[雷が落ちる時、空を分厚い雲が覆い、光を閉ざされた天地は暗くなる。 その事象を表すように夜闇と同化した蛇を背に連れて、少女は疾走する。]
(62) 蒼生 2016/05/31(Tue) 00時頃
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せぇぇっ!!
[此方に向かってくる枝も随分と減ったものだ。 狩られまいと妖の差し向けて来る一対の枝を地面を蹴って跳躍する事で躱し、 少女は空中で木刀を振う。
――狙うは、樹木子の脳天。]
(63) 蒼生 2016/05/31(Tue) 00時頃
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アカリは、黒蛇の口から瞳と同じ、翠の雷光が放たれる。4
蒼生 2016/05/31(Tue) 00時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
tasuku 2016/05/31(Tue) 00時半頃
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[少女が着地すると共に妖の脳天に落ちるかと思われた雷光は僅かに左に逸れて。 完全に動きを封じる事は出来なかったようだ。 それでもかなり弱っている事は見て取れるだろうが。]
ちっ、仕損じたか。
[窮鼠は猫を噛む、とも言う。
少女は舌打ちをすると、迎撃に備えて中段に構えた。]*
(64) 蒼生 2016/05/31(Tue) 00時半頃
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[亀吉の声が聞こえても、高みの見物を決め込んでいた。どうも手は足りているようだし、気になるものが他にあった]
皆頑張ってるねえ。
[のんびりと、小鈴の尻尾をもふったりしながら、視線が追うのは、樹木子に挑みかかる人やら蛙やら人形やら手妻やら......]
うーん、やっぱり、あの兄さんヒトじゃないのかな?
[闇星の気配をさせながら、妖臭い亀吉を、眺める視線は、どこか楽しげ]
(65) fuka 2016/05/31(Tue) 00時半頃
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[巨大な樹木子から身を隠しながら、おとなしく尻尾をもふられている。 別に怖いから逃げているわけじゃない。素敵なお兄さんがもふもふしてくれてるから動けないだけなのだ。 お兄さんはわたしをもふもふする、わたしはお兄さんの陰に隠れる。 これはぎぶあんどていくってやつなのだ!]
……あのお兄さんって、どのお兄さん?
[ふと見上げた先、お兄さんの楽しげな視線を追うと。 そこにいた姿に、うげっとなった。]
(66) mamamakkkk 2016/05/31(Tue) 19時半頃
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わー……かめきちおにいさん……。
[そこにいたのは、かつて少女に黄泉竈食いはご法度だと教えてくれた青年の姿だった。 ふよふよのように問答無用の恐怖ではないのは、彼が加減を知っている大人であるからだろうか?]
ヒトじゃないって、そりゃヒトじゃないよ!なんたって可愛いきつねをあんなにいじめちゃうんだもんねー。
[といいながら、胸元には隠した白い飴。 教えはあんまり役に立っていないようである。]
(67) mamamakkkk 2016/05/31(Tue) 19時半頃
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[境内に集まった者たち、それぞれが動き、闇帯びし樹木子に打撃を与えて行く]
……おー、大体、削れてきたっぽいが……さすがに、しぶといなぁ。
[は、と、零れるのはぼやくような言葉一つ。 まあ、しぶといのは誰のせいか、と言われると、反論の余地もないわけだが]
まー、止められんかったんは俺やし、仕方ない、か。
[小さく呟き、太刀を下段に構える。 動きに気付いたか、樹木子の枝がこちらへと向いた。 それを真っ向見据えつつ、切っ先を軽く上げて]
(68) tasuku 2016/05/31(Tue) 23時頃
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亀吉は、呼吸整え刃を上へと振り上げる。11
tasuku 2016/05/31(Tue) 23時頃
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[振り上げた刃から走るのは、先と同じ気の刃。 それは樹木子の枝を斬り払いつつ、空を駆ける]
……そーろそろ、締めんと後が厄介、か。
[樹木子の様子を見つつ、呟いて。 それから、肩越し他の面々を振り返る]
ちぃと、下がっとけ! そっちには回らんようにするけど、中てられないとも言えんからなぁ。
……特に、『星』持ちは気ぃつけぇよ!
[少しだけ真面目な口調で言った後、改めて樹木子を見やって]
(69) tasuku 2016/05/31(Tue) 23時半頃
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……さーあて。 経緯はともかく……『春告草の鬼蛇』の血ぃは、高くつくで? ちゃーんと、お題は払ってもらわんとなぁ。
[に、と口の端あげて浮かべる笑みは、どこか危険な艶を帯びる。 その表情のまま、下ろした刃でさく、とごくごく軽く自身の左手を裂く。 零れ落ちる紅色に、樹木子が咆哮するような音を立てた]
……血蛇顕現。
[零れた血は紡がれる言葉に応じるように、紅い色の蛇へと変化していく。 その数、八]
(70) tasuku 2016/05/31(Tue) 23時半頃
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……ま、ちょーど、余計なもん溜め込んどったし。 事のついでに血ぃ清めるのに協力してもらうで?
[く、と、どこまでも楽し気に笑う、瞳の色は周囲に集う蛇と同じ紅いいろ]
てぇ、わけで。 ……血八岐、乱舞!
……喰らいつくせ!
[言葉と共に、太刀の切っ先を樹木子へと向ける。 応じて動く、紅い蛇。 それは文字通りの乱舞をしつつ、樹木子の身体に喰らいついてその身を噛み砕き、飲み込んでゆく]
(71) tasuku 2016/05/31(Tue) 23時半頃
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……滅紫、陣、巡らせ!
[それと同時に指示を出すのは、自らが操る滅紫の影。 それは血蛇に喰い破られてゆく樹木子の周囲をゆらりと取り囲む。 やがて、八匹の紅い蛇は樹木子の枝や幹を粗方喰らいつくし]
……核は……そこかっ!
[喰い破られた幹の内、ぼんやり浮かぶ紅い光。 それに向けて、手にした太刀を真っ直ぐ突き出す。 刃がそれを貫いた、と確かめると強引に引き出して]
おー、短い時間で無駄にでかくなりおって。
[引き出したそれは、林檎ほどの大きさの、紅い色の多面体。 切っ先から引き抜いたそれを手の中でくるり、と一度回した後]
(72) tasuku 2016/05/31(Tue) 23時半頃
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……ま、仕方ないしなあ。
[はあ、とため息をついた後、躊躇う様子もなくそれに齧りついて喰らってゆく。 一見林檎のような、でも林檎とは全く違うそれを綺麗に喰らいつくした所で、は、と小さく息を吐いて]
(73) tasuku 2016/05/31(Tue) 23時半頃
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[言霊に応じた紅い蛇がふわり、と解けるように消えて行く。 解けた蛇は紅い光の粒子となり、それは白へと色を変えた後、周囲に散った。
八匹全てが消えた後に残るのは、静寂]
……あー……。 結果的には、良かったけど。
……やっぱ、しんどいわ、二藍振り回すんは。
[その静寂を破ったのは、大げさな響きのため息、ひとつ。*]
(74) tasuku 2016/05/31(Tue) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
tasuku 2016/05/31(Tue) 23時半頃
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ふむ、これでどうやら終わりじゃの。
「さて、報酬ですが、金でお願いします ゴールドです、金○ではありません 金塊でお願いします」
こら、ぱるっく! がめついにもほどがあるじゃろ!
(75) aga 2016/06/01(Wed) 00時頃
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……金塊ー? まあ、用立てろいわれりゃ、どーにかするけど。
[終わるなり飛んできた要求>>75に、思わずぱちくり]
……ちぃと、危ない呪いとかついてくかもしれんが、そんでもかまわん?
[なにそれ一体どこから用立てるんですか、とか。 そんな突っ込みは入るのか否か。 取りあえず、構わないと言われるなら、直径10センチほどの金の球体がひとつ、用意されはするのだが。
……安全かどうかの保障はないようです]
(76) tasuku 2016/06/01(Wed) 00時頃
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[ぱるっくがしたり顔を見せる]
「もちろん構いませんよ、私の金これの中には 黄金の爪なるものもありますから
・・・もちろん今回は持ってきてませんよ?」
[危なげな金コレクションをどこぞのブラウザゲームのように大量に所有する気なのか ぱるっくは引きもしなかった]
こやつは金にはうるさくてのう。 とうとう住処に純金の金閣寺を建ておったの。
[悪趣味]
(77) aga 2016/06/01(Wed) 00時頃
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ふふ、小鈴はかめきちおにーさんも怖いのか?
まあ、アレは怖いかもしれないねえ。
[刃揮う亀吉を見て目を細める]
こりゃあ見物し甲斐があるってもんだ。
[くす、と笑って、しゃんしゃんしゃん、と鈴を鳴らす。辺りを漂う鬼火が連なって、炎の輪となり、一人と一匹の周りを囲むようにして結界の代わりとなる]
(78) fuka 2016/06/01(Wed) 00時頃
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……はあ……金これですかい。
[なーんやそら、と思いながらも突っ込まなかった。 わからないものに逐一突っ込んでいたら、ここでは生きていけないらしいですよ]
……つか、純金のって……筋金入りやねぇ。
[想像してみた→後悔したなんて流れを経て。>>77 他に評価のしようがなくてそんな事をさらっと言ったりしつつ。
とりあえず、あやしい球体は、渡される事となるのでした]
(79) tasuku 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[やがて八匹の蛇が消え果てると同時に炎も消えて]
御見事だったね、亀吉さんとやら。
[ぱちぱちと拍手などして、にこやかに声をかけた。さぼって見物していた事を悪びれる様子は欠片もない*]
(80) fuka 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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『やぁれやれ、わいはともかく、やな』
[忠告めいた声>>69を聞き、琥珀は青年の頭上で小さな溜息]
『んー……まぁ、斎やったらいけるやろ。 ちょい身体貸しぃ』
はっ!? いきなり何言って!?
[額をてしてし、と叩いて言う琥珀に、青年は当然の如く驚きの声を上げる。 しかし抵抗する間も無く、青年の意識は一旦奥底へと追いやられた]
(81) rokoa 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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──── ぃよっしゃ、
[頭上のタヌキの人形が動かなくなり、青年の口元がしてやったりと釣り上がる。 パンッ!と右手を振り扇子を広げると、千切った半紙を勢い良く宙へと飛ばした。 その下から優雅な動きで手首を返し、扇子で風を送り込む]
(82) rokoa 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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ひらりひらり ひらひらり ひらりひらり ひらひらり
花を求め舞うひとひら 春にそよぐ風に乗り 高く 広く 数多 遍く 飛びて織り成せ 春呼びの陣
[元は千切られただけの半紙が、縒られ蝶の形となり。 亀吉の術から灯里を守らんと包み込んだ。 内から外へ祓いの力が送られ、亀吉の血から迸る妖気を相殺する。 煌星の術であるために闇星の者達には多少の不快感等はあろうが、妖の気に寄せられるよりはマシだろう]
そっから出るんやないでー。 妖化したいんやったら別やけどな!
[これまでとは異なる、否、琥珀と同じ口調で青年は灯里に言った。 尚、もう一人の闇星は自力で何とかするだろうと言う予想から蝶は向けていない*]
(83) rokoa 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[拍手の音>>80に一つ瞬き視線を向ける。 血色に染まっていた瞳は元の色に戻り、滅紫の影もしゅるり、と足元に戻ってきていた]
おー? なんや、飴売りの狐っ子か。荒事に近づくなんて珍しいなぁ。
……そっちの御仁は、お初にお目にかかりますかねぇ?
[最初に視線が向いたのは小鈴の方。 それから、視線を巡らせて、見慣れぬ者へと首を傾ぐ。 ああ、ここも元御同輩か、と。 過った思いは口にはしない、けれど。*]
(84) tasuku 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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「まいどあり」
[ぱるっくは懐に>>79金の球体をしまうのでした]
なんか不吉なよかーん。 ま、なんとかなるじゃろ。
け〜ろけろけろ。
[ちゃんちゃん*]
(85) aga 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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そう、初めましてだね。我はウト。旅の楽士さ。ま、ここじゃただの迷い子だろうけどね。
お前さん強いねえ、どうしてそうなったかは知らないが。
[経緯を知れば、物好きな、と笑うだろうが、今はそうとだけ言って、亀吉に向かって、キツネめいた表情で目を細めた*]
(86) fuka 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[お兄さんの言葉>>78にすねたように唇を尖らせるも、辺りを漂う炎の集まっていく様に目を奪われる。 同じふよふよでも、こっちはずっと綺麗だ。]
ふぉぉ……はっ!
[見惚れていると、お兄さんが亀吉お兄さんに声をかけていて。]
わ、わたしは心を入れ替えたんだよ!今日はまだ誰も食べてないもんね!
[慌ててお兄さんの後ろに隠れながら、声だけ返した。]
(87) mamamakkkk 2016/06/01(Wed) 01時頃
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迷子以外でここに来るのは、二度目まして以降のひとですからなぁ。
ウトさんですな、ま、どうぞよろしゅうに。
[一度来て、何かしらの『繋がり』を得れば再び道が開く事もある。 この神社はそんな場所……との説明は省いて。 向けられる、キツネめいた表情>>86に緩く首を傾いだまま瞬いた]
んー、まあ、色々ありましたからなあ。 そちらさんも『闇』持ちなら、お察しいただける所もあるんやないですかー?
[闇星が妖を喰らい、ひとつの昇華をなした果てである、と。 直に言葉にする事はなく]
……悪食なモン抱えとると、思わぬ事が起こるもんです。 まあ、これはこれで、おもろいですけどな。
[こう言って、けらり、と笑って見せた。*]
(88) tasuku 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[補給手段のない少女は、後一撃技を使えればいい方といったところで。 使えば座り込んで動けなくなるであろう事は経験上悟っていた。
>>68下段に構えた亀吉に向かう樹木子の枝。 それを真っ向から見据えながら、切っ先を軽く上げた彼は、刃を上へと振り上げ。 先程と同じ紅帯びた刃が空を翔け、枝を斬り払う。]
――…ッ。
[>>69その後、亀吉が肩越しに振り返り、少女達――特に星を宿す者に向けた言葉には思わず息を呑んだ。 今は万全とは言えぬ状態。 木刀の構えは解かないが、忠告に従って数歩下がる。]
(89) 蒼生 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[そんな中、>>81>>82琥珀と斎のやり取りが耳に入る。 感じたのは、斎の身体から銀星の気配がする事くらい。]
…くッ…。
[>>70亀吉の表情は見えないが、 左手を裂くのが視界に入れば瞠目し――感じた妖気に顔を顰めた。
疵口から零れゆく血液は、八匹の紅色の蛇に変化する。 樹妖に向ける言葉は楽しげな響きで紡がれているようだったが、内容は頭に入って来ない。 どっと冷えた汗が出るのを感じる。]
(90) 蒼生 2016/06/01(Wed) 01時頃
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…ぐ、
[血から発せられる妖気に中てられ、 ――くらり、と頭が揺れる心地がした少女の視界に、白花が見えた。
>>83遅れて聞こえてきたのは、朗々と吟ずる斎の声。 半紙を縒って作られた蝶が少女を包み込む。 妖気が薄れたのと同時に感じるのは煌星の気配。
闇星の本能を刺激してくる相克の星か、 己を闇へと引きずろうとする妖気の何方がマシかと言われれば前者だろう。]
…わかっ、た。
[そこから出るな、という言葉には応を返し。 猫目石のブレスレットを付けた手を意識した。]
(91) 蒼生 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[そうして闇星が轟くのに耐えつつ、 >>71亀吉の命により、乱舞し、妖怪に食らいついてゆく紅蛇達を、 滅紫の影が樹木子を取り囲むのを見守る。
>>72血色の蛇に彼方此方を喰らわれ、幹より洩れる紅い光。 突き出された太刀によって引き出されたのは紅色の多面体。
>>73それを果実でも頬張るよう、喰らう姿からは目を逸らさずにいた。 彼は闇星を宿した先達。 そこから目を逸らす事は、闇星を宿す者の宿命から目を逸らす事のようで。]
(92) 蒼生 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[やがて浄化が完了すれば闇の気配が薄まっていく。 >>74ふわりと溶けるように消えてゆく蛇は、紅から白へと移り行きながら粒子となって散っていった。
境内に静寂が戻り、亀吉が言葉を紡ぐのを聞けば、 少女はそっと安堵の息を付いて。
――その場に座り込む。 からん、と木刀もその場に転がって。]
…は、…すま ん。助かった、が。
……もう限界だ。
[少女は俯いたまま、ぜぇ、と荒い息を付き、がり、と素手で地を掻く。 そうして術を解いてくれ、と力のない声で紡いだ。]*
(93) 蒼生 2016/06/01(Wed) 01時頃
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……ほうほう、『今日』は『まだ』な。 つまり、『これから』はあり得ると。
[ウトの後ろに隠れた小鈴の主張>>87に、くく、と楽し気な笑みをもらす]
ま、ええけど。 ……あんまりやり過ぎると、躑躅様に出禁くらうで? それは、忘れんようになあ。
[その笑みを残したまま、向けるのは冗談めかした警句、ひとつ。*]
(94) tasuku 2016/06/01(Wed) 01時頃
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その悪食を喰らう御仁も大層なもんだよ。 そうか、二度目ましてもあるんだな、それは楽しみだ。
[これを限りとしたいと思わず、二度目があれば楽しみと言うのは、こちらも物好きの類。妖には現世でも遭うが、ここで見たものは、また別だと、にんまり]
小鈴も、食いしんぼさんみたいだな。
[亀吉と小鈴の会話には、そんな口を挟んだ。小鈴が「食べる」のが何なのかは、聞き返しこそしなかったが、悪戯めいた顔には、どこか承知している気配がある]
さて、一段落したようだ、ちょいと気でも休めるかい?
[傍で座り込んだ灯里を横目に、横笛を取り出して、ひゅるりと鳴らした。]
ひゅるり、ひゅうるり...
[流れる音色は、闇でも光でもない、ただあるがままの風の歌**]
(95) fuka 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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[亀吉が闇樹木子を文字通り喰らうのを退避した位置で見遣る。 祓う煌星とは異なる方法で滅する闇星。 それを間近で見たのはそう多くは無いが、亀吉の方法はやはり妖寄りのものに見えた。 詰まりは共食いに似たような感覚である]
ま、ご苦労さんたぁ言うとくわ。
[しんどい、と零す亀吉>>74に笑いながら一言向けた後、意識は灯里>>93の方へ]
おぅ、よぅ我慢しよったな。
[解術を望む声を聞き、パシンッ!と音を立てて扇子を閉じる。 それと同時、灯里を包み込んでいた半紙の蝶達が力を失いその場に落ちた]
(96) rokoa 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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ほな、わいも戻るで。 あんまり長いことおるとよぅないよって。
[言うなり青年の首がかくりと折れて、直ぐに首を軽く横に振る仕草が続いた。 青年の頭の上ではタヌキが尻尾を揺らしている]
(97) rokoa 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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……あれ、
『おぅ、斎おおきにな』
[ニヤニヤと笑う気配を漂わせながら、琥珀は青年の額をぺしぺし叩いた*]
(98) rokoa 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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……これから、かあ。
[亀吉お兄さんの言葉は、警告としてというより甘い誘いのように響いて。 目の前のお兄さんの背中を眺めながらぽつりと呟いて、にい、と口角を上げた。 それは、自分の欲望が叶うと信じて疑わない人外の笑み。]
む、わたしそんなに食いしんぼじゃないもん!みてよほら、ないすばでぃーでしょ?
[お兄さんの知らないであろう言葉を気にせず使いながら、びしっと決めポーズ。 おどける表情は先ほどとは一転、あどけない少女のものだった。]
(99) mamamakkkk 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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[亀吉に労いの言葉を一言告げる余力もなく。 >>96よく我慢した、との言葉には小さく頷いて。
扇子の音が響くと共に、紙の蝶達から煌星の力が抜け、少女の周囲に落ちる。 少女は空を仰ぎ、酸欠の魚のように大きく口を開けて息を吸い、吐くと]
――ありがとう。
[>>97戻る、と言う琥珀と斎に顔を向け、感謝の言葉を紡いだ。]
(100) 蒼生 2016/06/01(Wed) 02時頃
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…ん、
[>>95己で結界を張っていたらしきウトが横笛を取り出すのはぼんやりと視界に入ったが、 消耗しているので少女の動作は緩慢。
空気を震わせる音は、混ざり気のない風の。
少女は目を伏せると、気を静めてくれるその音色に暫くじっと耳を傾けていたが。]
……腹が減った。
[そう空腹――己の一番分かりやすい消耗具合を自覚し、ぽつり呟くと同時、
ぐぅ、と少女の腹が鳴った。]**
(101) 蒼生 2016/06/01(Wed) 02時頃
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[樹木子を喰らう間、巡らされていた銀の力は気づいていたが。 それが向かう方向がどちらか、を察するのは容易かったから、特に何も言う事はなく]
……ああ。 そちらさんも、なぁ。
[笑みと共に向けられた言葉>>96に緩く肩竦める。 大層なもん、という評>>95にはほんの少し苦笑を滲ませるに止め]
ま、神社がまた来い、と思うたら、道は開くもんですわ。
[二度目まして、についてはそれだけ言って、紡がれる音色に目を細めつつ、手にした太刀を鞘に納めてひょい、と肩に担ぎ]
(102) tasuku 2016/06/01(Wed) 08時頃
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お嬢。
[呼びかけるのは、相当に消耗しているらしき少女の方。>>101]
いちおゆーとくな。 俺は、自分から選んでこの在り方しとるが。 こんな道、選ばなならんのはほんとに珍しい例だってのーは覚えとき。
[口調は軽いが、声音には真面目な響きが一片混じる]
(103) tasuku 2016/06/01(Wed) 08時頃
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『人』としての生き方ってぇのは。 ……捨てずにすむなら、それが一番ええんよ。
[だから、と。 ここで一度、言葉を切って]
……全部捨てなきゃなーんも守れん、なんてのは、よっぽどの事がない限り、おきやせん。 『人』として切り抜ける道探しだけは、諦めたらいかんで?
[どことなく、諭すような口調で言うのはそこまでの事]
でないと、俺みたいに、年中跳ねっ返りな神さんの無茶ぶり引き受ける羽目になるからなぁ?
[最後の部分は茶化すような物言いで言って、にぱ、と笑って見せた。*]
(104) tasuku 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[樹木子の枝が切られ、亀吉が動き出す。>>70 その血が、紅の蛇へと変化していくさまを、アキは固唾を飲んで見守っていた。
一体、何が起きるのか。 アキは、拳を握りしめ、その様子を見守る。 しかし、そんなアキを、誠はしっかりとみていた。
……そうだ。 僕のことは、誠が守ってくれる。 その事実が、アキを安堵させた。]
(105) moumoureena 2016/06/01(Wed) 17時頃
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うわ……。
[アキは、その紅の蛇が樹木子を食らうさまを、恐ろしいものを見る表情で見ていた。>>72 亀吉の中の恐ろしいものに、触れたようで。 ふと、誠がアキの前に佇む。]
……誠?
[誠は動かずに、立っている。 まるで、アキを妖気から守るように。 実際守られることがあるのかどうかは、分からないが。誠もまた、アキを守ろうとしていた。 斎……否、琥珀が灯里を守る>>83ように胡蝶が舞い踊るのを見れば、アキは息を呑む。]
(106) moumoureena 2016/06/01(Wed) 17時頃
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[……やがて、蛇は消えていく>>74。 その様子を、アキは確りとみていた。]
……なんというか。 すごかった、ね。
[そう言う先は、絡繰り人形へと。 勿論、自身を守ってくれてありがとう、との感謝の気持ちは忘れずに。]
(107) moumoureena 2016/06/01(Wed) 17時半頃
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ほっほっほ。手妻も笛の音も綺麗じゃな。 祭りにはあと、アレが欲しいところじゃが
「打ち上げられたいですか?殿」
[クイッと大筒を示す。空までドカンと打ち上げされそうだ]
・・・なんでもないの。 さて、もうちょっと屋台で食べ歩きをして 土産物でも買ってから帰るかの。
「私はもうほくほくですがね」
[あやしい球体をめぐってまた一騒動起きるかもしれないが、それはまた別の話かもしれない*]
(108) aga 2016/06/01(Wed) 18時半頃
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『せや斎。 お前に付与しとった力、さっき憑依した時に回収したよって。 もう力使えんからなー』
え、マジで。
[意識の無い間に為されたことを告げられて、青年はヒョコを動かしてみようとするがピクリとも動かない。 ちぇー、と唇を尖らせたが、それは琥珀によって窘められた]
(109) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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『元々無い力やったんやしな。 それに要らんもん背負う必要あらへんし』
[要らんもんが何なのか、青年は理解していないが、琥珀の真剣味を帯びた声にそれ以上文句は言わなかった]
『で、や。 力無ぅなったよって、手妻は自力でやるんやで。 見せたるんやろ』
ん、おぉ。 力使ってた時みたいには行かないだろうけどな。 やるだけやってみるさ。
[手妻をやるには便利な力だったと心底思うが、それに頼るのは良くないとは青年にだって理解出来るもの。 身につけた手妻の技術は力あってのものだったが、ここから自分のものにしていくしかない]
(110) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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『その意気やよし。 ま、失敗を恐れんでやってみぃや。 最初から完璧にゃ出来ひん。 失敗も芸にする勢いで行ってきぃ』
失敗も芸にする、か……。
[それは大衆に恥を晒すと言う意味になるが、笑いを取るとするなら芸にもなろう。 琥珀は冗談で言ったのかもしれないが、それも手だと青年は思った]
ぃよっし。
[半紙とヒョコを必要分用意し、青年は自分に気合を入れる]
(111) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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さぁさぁお立会い!
祭りにゃ芸もつきもんだ。 ここらで一つ、俺の芸でも見てかないかい?
[樹木子騒ぎも落ち着き、祭りが再度賑やかになり始めた頃。 青年は参道の空きスペースに立ち、祭りを楽しむ者達を呼び込んだ。 アキや灯里、他の者達の姿も見えれば仕草で見に来ないかと示す]
(112) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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ここに取り出したるは一枚の半紙。 これを千切って、千切って、更に千切って。
そんなに千切って何をするかって? 千切って使うのはこの一枚。 これを縒って、端を少し千切って、破れないようにふわりと広げれば───
ほぅら、可愛らしい蝶の出来上がりだ。
これは紙で出来た蝶だが……まるで生きてるかのように飛び始めたら、どうする?
[に、と笑いながら観客に紙の蝶を見せて、右手で扇子をサッと広げた。 蝶を左手で持ち、その下からそよりと扇子で風を送る。 その気流に乗り、蝶はゆらりふわりと宙を漂い始めた]
(113) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[生きた蝶、と言うには少しぎこちない動きではあるが、風だけで動きを操るのは本来ならば熟練の技を要する。 青年の実力からすれば、こうして動かせているだけ良い方なのだ]
蝶はどこへと向かうやら……っとと。
[扇子に力をかけすぎて、青年の傍で宙を舞っていた蝶が風の勢いを受けて観客の方へ]
──…ありゃりゃ、蝶はそちらさんの傍が良いってさ。
[実際は失敗してのこと。 けれどそれを表に出さず、笑いながらそんなことを言って、蝶を観客へと渡してしまう]
どうやら俺は今日、蝶に好かれてないようだ。 次に行くとしましょかね。
[失敗を芸に。 それを実行して別の演目へと移った]
(114) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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この人形、紙で出来てるんだけどね。 これも独りでに動くんだ。
え? そんなはずは無い? じゃあ見ててご覧。
[地面に転がったままのヒョコ達。 今のままでは動く気配すらないのだが]
(115) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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おぉいお前達起きといで。
[パンパン、と青年が手で合図を送ると、転がっていたヒョコ達が一斉に置き出した。 ぴょんぴょんぴょこぴょこ、跳ね回るような動き]
ほぅら、お前達。 今日は祭りなんだから、お囃子に合わせて踊りでも披露しようか。
[青年が手拍子の如く手を打ち鳴らす度、ヒョコがそれぞれ跳ねたり揺れたりと動き出す。 青年とヒョコを繋ぐ絹糸は見える人には見えるだろうが、遠目から見るなら気にならない太さ。 ヒョコから伸びる糸の片方は地面へ、もう片方は青年へと伸び、青年が糸を揺らすことでヒョコが動いていた。 その動きもまだまだ滑らかとは言えないが、観客はそれなりに盛り上がっているようである*]
(116) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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アキ! 灯里!
[演芸を終えて、青年はアキと灯里を探し呼び止める]
これ、貰ってくれないか?
[そう言って取り出したのはヒョコに使う紙人形。 人型をしていて、アキには朱色の、灯里には山吹色のもの]
ここで出逢えた記念みたいなもんかな。 何か形で残しておきたくて。
俺もほら。
[言いながら、青年は群青色のヒョコを見せる]
(117) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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どっかで繋がってられたら良いな、って思ったんだ。 だから、
[貰って欲しい、とそれぞれに差し出す*]
(118) rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[>>103琥珀達と話していた亀吉が己に呼び掛けたのに気付けば、はたりと目を瞬かせる。
彼が何を言わんとしているのか。 恐らくまた会う事の出来る確率は限りなく低いだろうから、 真面目な響きが混じる言葉を、一言一句洩らさぬよう、じっと耳を傾けた。
亀吉の自ら選んだ道は、ごく珍しい例だという事。 ――人として生きる事は棄てずに済むならそれが一番だと。 そうせざるを得ないような事は余程の事がない限り起きない。 人として切り抜ける道を探すのを諦めてはいけない、と。
先達の諭すような言葉は経験の浅い少女の胸に染み渡る。
最後だけ、茶化すような物言いだったのは気遣いも含まれているだろうか。]
(119) 蒼生 2016/06/01(Wed) 23時頃
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――あぁ。 時間をかけて…多分一生ものになると思うが、ちゃんと考えていく。 人として生きる道を諦めたりしない。
[己は人として生きて、人として一生を終えたいから。 ――その為に。]
色々と、ありがとうございました。
[少女は言葉を改めると背筋を伸ばして亀吉に向かって一礼する。
そうして、大切な事を教えてくれた先達に微笑んでみせた。]*
(120) 蒼生 2016/06/01(Wed) 23時頃
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―参道―
[>>112祭りの風景が戻る頃、斎が参道で声を張り上げる。 どうやら今から芸を披露してくれるらしい。 誘うような仕草が目に入れば、少女は屋台で貰った烏賊焼き―お好み焼きの店主に再会し、鞄も手元に戻った―を手に人垣の中に入る。 境内で行動を共にした者達が傍にいたなら、彼らも誘って。
彼が披露するのは半紙を使用するもの。 少女は手妻を見た事がないので、一心に斎の手元を見つめる。]
…おぉ…。
[紙を縒って作られた蝶が扇子の風を受けて宙に浮く様を見れば、感嘆の声を上げた。 やがて蝶は観客の元に留まり。 演目が人形を使ったものに移るのは、素人目にはごく自然な流れに見えた。]
(121) 蒼生 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[地面に転がったままのヒョコが斎の合図で自在に動くのを見て、少女は目を丸くする。 それが糸を使っているものだとは、少女のいる位置からは分からない。
力も使っていないのに、何故。 純粋に観客として楽しみ、惜しみのない拍手を彼に送った。]
――斎。 先刻は見事な芸を見せて貰ったぞ。 お疲れ様。
[一人また一人と離れていく中、斎に声を掛けようと端に寄っていた少女は顔を輝かせる。 少ない言葉から興奮も僅かに伝わったか。]
(122) 蒼生 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[やがて先程の演目で使われていた紙の人形を見せられれば]
…しかし、いいのか?
[此処で出会えた記念を形に残しておきたいのだと。 何処かで繋がっていられたら、と言う斎。 けれどこれは商売道具ではないか、と。
しかし三者三様の色違いのヒョコを見比べながら、暫し考えると]
…ありがとう。 あたしからは何も渡せるものがないのが残念だ。
その代わり、大事にするから。
[微笑み浮かべながらそう言うと、山吹色のヒョコを両手で受け取った。*]
(123) 蒼生 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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―演芸の刻― [>>112樹木子を鎮め終わった頃。 アキは参道の開いた空間に足を運んでいた。 当然、斎の手妻を見るために。]
……なんか、わくわくするな。
[そんな様子で、落ちつかないアキ。 それは当然だろう。友達の演芸がこんな形で見られるなんて。 この刻を逃したら、次は無い。 だからこそ、確りとみておかないと。]
(124) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[亀吉の返答と、灯里にむけた言葉には、僅かに笑んだ。そうして、一曲を奏で終えてから、ごく小さく呟きが漏れる]
......呼ばれるのが、誰ぞ喰らって鎮めろなんて理由じゃなきゃいいけどねえ......
(それもまた、面白いがの)
[瞳の奥に、ちらり炎の色が覗いた]
(125) fuka 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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わぁ、っ。
[>>114>>116胡蝶が舞、ヒョコが動く。 それを驚いた様子で見る。 その動きはぎこちなかったかもしれない。 それでも、アキはこの一時を目一杯楽しんでいた。]
いいぞ、斎!
[そんな囃子声をかけつつも。 彼の演劇は幕を下ろした。]
(126) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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―演芸が終わり― [斎に呼び止められ、 アキは目をぱちくりとする。 どうしたんだろうと続く言葉を待っていると。]
これ、貰って良いの?
[朱色の紙人形を受け取り、 その瞬間、アキは目を輝かせた。]
……ありがとう!斎! 斎も、本当にお疲れ様!!
[このお礼は、ここでは出来ないけれど。 必ずや果たそう。そう心に決めた、アキだった。]
(127) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[顔を輝かせ見事だと言う灯里>>122に、青年は照れたように笑う]
ありがとな。 ホントはちょっと失敗したし、まだ動きもぎこちなかったんだけど。 そう言ってもらえて嬉しいよ。
[灯里の言葉が世辞だとは思わなかった。 ここで出逢ったばかりの短い間の付き合いではあるが、彼女は世辞を言う性質ではないだろうことは知れた。 言葉、声の中に興奮もいくらか含まれていることからもそれが明らかだ。 青年は謙遜することもせず、素直に受け取って感謝を彼女へと伝える]
(128) rokoa 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[差し出した紙人形に対し、問う声>>123が返ったが、良いんだ、と一言添える]
あぁ、大事にしてくれるならそれで良い。 灯里の下にこいつの兄弟達が居る。 その事実があれば十分だ。
[ヒョコを見れば思い出すことが出来る。 忘れることは無い、と。 そんな想いを籠めて笑い返した*]
(129) rokoa 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[アキの囃子声>>126は勿論届いていた。 それが青年の励みになったのは言うまでもない]
アキの屋敷に飾るにはちょっと貧相だろうけど。
[紙人形を渡した時>>127にはそんなことを言っておどけて見せたりもして。 感謝と労いを向けられれば青年もまた笑んで頷いた]
あぁ、ありがとな。
[戻ってしまえばアキとは直接会うことは出来ないだろうから。 いつか、この紙人形を通じて縁者と出逢えたら良い。 そんな想いがそこには在る*]
(130) rokoa 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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|
―やがて― [亀吉から祭りの終わりを聞かされたのだろうか。 ともかく、アキは何かしらの方法で、祭りの終わりが近い事を知る。
斎と灯里にも、別れを告げる。 本当に、戻っても出会えないというのが残念だけど。]
うん、本当にありがとう。 みんな、ありがとうね。
[そんな感謝の言葉を繰り返す、アキ。 狭間の神社には、また来られる事はあるのだろうか。 例えその機会はなくとも、此処での出会いは忘れはしない。]
(131) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[……そして、賑わいから離れてしばらくした時。]
『にゃー、ちょっと、そこの君』
[自分を呼ぶ声に気がついた。 不思議に思って振り返ると、そこには、先刻助けた猫又の少女>>2:41と、その親……にみえる大きな猫又がいた。]
は、はい。
[なんだろう、と恐る恐る尋ねてみる。 すると、猫又の二人は頭をぺこり、と下げて、]
『先程は、お世話になりましたにゃ』
[と、お礼を返す。]
(132) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[どうやら、その猫又も親子のようで。 少しだけ、話をした。 そして、親猫又は……誠に気がついて、目を見張る。]
『おみゃーさん、それ、何処で……』
何処って……家から持って来たけれど。
『にゃ、にゃんだってー!!』
[その台詞を聞いて、親猫又は愕然とした表情に成る。 その様子を見て、首を傾げる、アキ。]
(133) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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|
[そして、アキは全てを親猫又から聞いた。 >>17 >>18 >>19 >>20 >>21 >>22 >>23 >>24 >>25 むかしむかしの、おはなしを。 話でしか聞いた事の無い、先祖の話を。]
『……そういうことかにゃ。 あの男とはまだ会えてないのかにゃ?』
う、うん。
『そうか……大切にしておけよにゃ。 いつか来る、その日のために。』
[アキもまた、驚いていた。 知らなかった、誠にこんな経緯があったなんて。]
(134) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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|
[それから、一つ二つ会話をしただろうか。 その後に、アキは本当に変える事となる。 帰り道を歩いて。
歩いて。
歩き続けて――。
気がついたら、アキは、絡繰り人形屋敷の土蔵にいた。*]
(135) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時頃
|
|
[斎の手妻は、少し離れた場所で眺め、観客に混じってぱちぱちと拍手などしていた。灯里やアキにヒョコを渡す姿に目を細め]
ふふ、縁は異なものってやつだねえ。
狸の御先祖にも似てるんじゃないかい?あの兄さんの人の良さ。
[ぼそり、と、呟いた独り言のような声に、しゃらん、と小さく腰に提げた鈴がゆれ、その隣の狐も揺れた]
(...狸は苦労性だからの)
[笑み含んだ声は、外には聞こえぬものだった*]
(136) fuka 2016/06/02(Thu) 00時頃
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|
……ん。
[己が向けた言葉に対する少女の答え>>120に、浮かべたのは微かな笑み。 言うべきは言ったから、それ以上言葉を重ねる事はなく。
境内から祭りの賑わいへ、集まった者たちが移動していくのを見送る]
おー、賑やかやなあ。
[風に乗って届く、手妻見物客たちの声に目を細めつつ。 青年は最初に座っていた満天星躑躅の下にまた腰を下ろし]
(137) tasuku 2016/06/02(Thu) 00時頃
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……いっでっ!?
[不意に、後頭部を襲った衝撃に、思わず声を上げていた]
ったぁ……いきなり、何しますのん、躑躅様。
[恨みがましい声で言いつつ、見やった先で白がふわりと揺れる。 そこに立つのは真白の髪と薄緑の瞳をした、水干姿の少女]
『おや、説明は不要と思うたが。 ……殴られる理由、身に覚えはあろう?』
えーえー、そりゃあない、とは言いませんけどねぇ。
(138) tasuku 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[はあ、と一つ息を吐き、影の中から四弦の楽琵琶を引っ張り出す。 一切の反論をしないのは、どうやっても勝てぬ相手とわかっているから]
……祭り、盛り上がっとりますよ。 行かんでええんですか?
『行かずとも、空気は伝わるからの。 それより……』
[言いながら、少女は袖の中に手を入れる。 何事か、と思い見やれば、出てきた手がこちらに差し伸べられた。 その手の上には、布で作ったお手玉が一つ]
(139) tasuku 2016/06/02(Thu) 00時頃
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|
……それ……。
『木霊が持ち歩いていたが、飽きたらしゅうて押し付けていった。 お主、確かこれを使った芸が得意と言うておったよな?』
[やって見せろ、と。 言葉にこそされていないものの、少女の瞳ははっきりとそう物語っていて。 また、ため息がもれた]
……ホント、人使い荒いんやから……。
[ぼやくように言いながら、袖にいれた9個のお手玉を取り出して]
久しくやっとらんのだから、失敗しても文句言いないなぁ?
[そんな釘刺しをした後、ひょいひょい、と投げ上げ始める]
(140) tasuku 2016/06/02(Thu) 00時頃
|
|
―境内―
[少女は荷物を纏め、来た時と同じ出で立ちになっていた。 お土産に買ったのは瑠璃製の花瓶。 斎に貰ったヒョコと共に、大切にスクールバッグの中に収められている。]
本当にありがとう。 最初はどうなる事かと思ったが、とても勉強になったし、楽しかった。
――どうか、元気で。
[出会った人達と別れの挨拶を済ませると、少女は元の世界へと戻るべく歩を進める。
決して振り返らずに。*]
(141) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時頃
|
|
―神社―
ん…。
[界を渡った先にはある程度時間は経っているようだが、見慣れた光景があり。 軽く視線を巡らせたが、周囲に人はおらず。 何もない場所から突然現れるという、不可思議な現象は誰の目にも収められなかったようだ。]
――帰るか。
[家に。 帰るべき場所に。
少女はゆっくりと神社の階段を下りていく。 元の世界に戻って来た事を確かめるように。]
(142) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時頃
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|
「おじょおー。何処ですかァ、もう夕飯時ですよー。」
……。
[階段を下りる途中から聞こえてきたのは、兄弟子の声。 今は大学生生活を満喫中の筈だが。]
…柳さん?
[赤毛をざっくばらんに切った後ろ姿が目に入り、少女は目を瞬かせる。
半貫柳之助。 道場で共に稽古をつけて貰った事もある、闇星を宿した若き退魔師である。 彼は腰が低く、4つも年下の少女相手にも敬語を使うのだが、彼の少女を呼ぶ名はお嬢、には聞こえなかった。 これはこれ、として受け入れてしまっているが。]
(143) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時頃
|
|
「あー、そんなところにいたンですか? 久々にお邪魔したら、おじょおがいないってンで、心配したんですよォ。」
[ころころと大袈裟に表情を変える兄弟子の顔からは、安堵が窺える。 少女は肩を竦めてみせながら言った。]
…また賭け事で‘すった’のか?それでうちにご飯をたかりに来たんだろう?
「うえ。…いやァ、そのォ。」
[図星を付かれた兄弟子は目を逸らして苦笑いする。
この男は賭け事が好きなくせに運がなかった。 奨学金を貰って大学に通ってはいるものの、バイト代をつぎ込んでは方々に泣きついていた。 それでも悪い道に手を染めないだけ、マシとは言えるが。]
(144) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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|
―絡繰り人形屋敷の土蔵― [……誘われた宵闇祭りから、戻ってくる。 雨が屋根を叩く音が、聞こえる。 もしかしたら、今までの事が全て、夢だったのではないか。 そう錯覚する程に。]
……でも、楽しかったね。誠。 ……誠?
[気がつかなかった。 誠が、一寸も動かないと言う事に。 そして、アキも誠の意思を感じ取る事が出来なくなってしまった。]
……そっか。 此処じゃ、只の絡繰り人形になっちゃうんだね。
[それを、物寂しい瞳で見る、アキだった。]
(145) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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|
[そして、後の日の事。 とある男―誠を背負った男が、絡繰り屋敷を訪れてきた。
『絡繰り人形を扱う屋敷』を求めてやってきたと言う。。
アキは、一発でその男だと感じ取った。 そして、その男と誠はであう。 勿論、その男が会いたかった男は、既に亡くなっている事も。
誠を背負った男は、涙を流しながら、ありがとう、と零した。
――そして。]
(146) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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|
―遠い未来・絡繰り人形屋敷―
ふぁ、おはよう。 え?そんなにのんびりしてて言いのって……。 もー、母さん、言ったじゃん。テニス部は今日は休みだって。
[アキの絡繰り屋敷は、変わらずそこにいた。 明治に入り、『屋敷』の苗字を与えられた。 そこに住む少年――屋敷明(やしき あきら)。16歳の高校2年生。 相変わらず生活スペースは狭いけれども。 それでも、明は何時もの通りすごしていた。
そして、明の家の絡繰り人形は、200を超えていた。 アキもまた、人形職人として名を馳せたようで。 その中には、誠、そして。 斎と呼ばれる、とある手妻師をモチーフした人形、傍には朱色のヒョコ。 灯里と呼ばれる、明らかにセーラー服を着た人形も、あった。]
(147) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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|
「…徹マンで少々。いや、でも結構いい線いってたンですよ?」
それはもう聞き飽きた。
「これも付き合いなンですって。お願いしますよー。今晩だけですからァ。」
[両手を合わせて拝む兄弟子に少女は溜め息を付いた。 これではどちらが目上だか分からない。]
――全く、仕方のない兄貴分だ。
「あれ、ご飯の取り分減って怒ったりしないンです?」
[冗談半分に首をこて、と傾げる兄弟子を少女はじろりと睨んだ。 それでへそを曲げる程、器は狭くない。 気分も悪くはないのだけれど腹は減っていた。――とても。]
(148) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時半頃
|
|
[明は、それがどういう意味なのかは分からなかったが。 明の先祖が、大切にした代物だと言う事が、よくわかった。 もしかしたら、何れ来るかも知れない、再開の時を待ち。 3体の人形と、ヒョコは待っているのかもしれない。
そして、明は何も知らなかった。 宵闇祭りの存在も、 明の先祖が大事にした、2人の人間の事も。**]
(149) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃
|
|
…お望み通り、締め出そうか。
「あ。いやァ、何でもないでーす! いやぁ、おじょおが優しくって感謝感激雨あられーってね。」
[兄弟子の言葉遣いが古臭いのは、幼い頃に一緒に同じ番組を見ていた事に起因する。 兄妹のように育った彼らの間に垣根はなかった。]
はいはい、分かった。
「えー。ちょっと、おじょおー?」
[少女はくるりと踵を返すと家路に向かう。 その後ろを、影法師のようにひょろりとした体格の男が追いかけた。*]
(150) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時半頃
|
|
─ 帰還の時 ─
[やがて時は流れ、帰り道が開く段となる]
ここでお別れかぁ…寂しいけど、仕方ないよな。 皆、元気でな!
[偶然踏み入れた地での出逢い。 またここに揃わなければ会うことも出来ないだろう者達も多い。 だが、皆、いつまでもここに留まっているわけにも行かないのだ。 青年もまた、戻る道へと歩みを向ける]
(151) rokoa 2016/06/02(Thu) 00時半頃
|
|
『途中まではついてったるわ』
あぁ。 琥珀も、ありがとな。
『ええねん。 わいはお前の先祖やで? 正しく導くんはわいの役目や』
[琥珀は最後まで青年の頭の上]
[やがて狭間から現世へと戻る頃、頭上の人形は動かなくなっていた**]
(152) rokoa 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[いつかの時、ひゅうるり、と風を呼ぶ笛の音が、どこかで響く。
その笛が、どこぞの刀鍛冶が手遊びで作ったものだと、知る者は少ないけれど**]
(153) fuka 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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