289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が2人、念波之民が2人、囁き狂人が1人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2018/11/28(Wed) 08時頃
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[どうかしてる。
我に返ったように、幼馴染の頭に置いた手をひいた。 重い風邪を引くと、こうも弱るものなのかと、息を吐く。 >>0:96撫で終わった後、しかも視線は落ちていたから 咄嗟に手を離した事が気付かれていないといい、と思いながら。
罪悪感がない訳ではない。 >>0:95もしその仕草に気付いていたのなら、尚更。 けれど自分のせいで彼を傷付ける事になるなら それよりはマシだと思っただけだ。]
(1) 2018/11/28(Wed) 09時頃
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ん、……
[>>0:97そういえば昨日は病院に行けなかったと、彼の言葉で思い出す。 一刻も早く横になりたくて、真っ直ぐに帰宅したから。 バイク通学で事故に遭わなかったのが幸いだ。]
………ゴホッ!! ああ、ん、………サンキュ
[そして押し付けるように渡されたのど飴。 幼少期の思い出が詰まったそれに視線を落とすと 青年は微妙な肯定を返しながらも受け取り、背を向ける。]
(2) 2018/11/28(Wed) 09時頃
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………あー、大丈夫。 つうか、部屋入るならマスクしろ、マスク。 馬鹿でも、風邪はひく……ッゴホッ!ゴホッ!!!
………くそ、
[>>98苦しそうに、時折鼻水を啜って、咳を繰り返しながら 一人部屋に戻り、青年自身もマスクを付けると布団に潜り込む。 口に入れたのど飴が、溶けて、優しく喉に染みていく。 先程より毛布があたたかく感じたのはきっと気のせいだ。
iPhoneはもう開かない。 液晶を見ていると、気分が悪くなる気がしたから。**]
(3) 2018/11/28(Wed) 09時頃
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そりゃあありますけど、24時間書いてないとだめなわけではないですし。 なんならここでもできないことはないですから、方徳さんは僕のことは気にしないでゆっくりしててくださいよ。
[鞄の中には、ちょっとした買い物に出るときでも携帯用のキーボードが入っている。 買い物ついでにカフェでも行った時用だが、使うタイミングはいつでもどこでも機能性は変わりはしない。
むしろ方徳さんのほうが大丈夫なんだろうかと思いはするも、焦らせても仕方ないとそこは口にしない。 心配するなら、一刻も早く治ってもらうのが一番だろうと思うし。]
(4) 2018/11/28(Wed) 09時半頃
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[さて本格的に勝手知ったる他人の家。 とはいえたいしたことするつもりもなく、水割りめんつゆが沸く頃に買った材料突っ込んで、フタをするだけ。 ああ生姜とかあればよかったな、と思っても後の祭り。 他人を看病するなんて慣れちゃいない。この雑炊は自炊が面倒なときにとにかく適当に作った結果の産物だから、人に食べさせるのはこれが初めてだった。
煮えてる間マグカップにポカリを半分注いでレンチンして、水で割る。薬飲むのも水分補給も、ほの温かいほうが飲みやすいはずだ。 半分に薄めたポカリを倍量飲むのも、自分が風邪引いた時の癖**]
(5) 2018/11/28(Wed) 09時半頃
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[ウツギが妙な呟き>>0:94を投稿していることを岩動が知るのは、もう少しあとになる。 何故なら彼は今絶賛運転中だからだ。 赤信号に引っかかるたびに通知を気にして見てはいたが、ウツギがうわごとのようにアマルテアおねえちゃんの名を呼びながらスケベピクチュァを収集していることなど、予想はできても知りはしなかった。というかいつものことだった。予想はできた。]
えー…鮭おにぎりと味噌汁とスムージーと…
…カップ酒でも飲みた〜い〜♪
[車内に流している音楽に合わせて気持ちいいところだけ歌う。 もちろんアニソンだ。]
(6) 2018/11/28(Wed) 09時半頃
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[道すがら、通りがかったコンビニに寄って最低限の買い物をする。鮭おにぎり、味噌汁…味噌汁は何が良いんだ。適当でいいか。野菜多めのカップ味噌汁を手に取る。あとは、スムージーにヨーグルトとゼリー、あとはプリン。水とスポーツ飲料と…冷却シート…は要るのかわからないが念の為。
ついでに雑誌コーナーを見て、自分用に漫画雑誌を一冊。一番くじやコラボキャンペーンのコーナーを見て対象のお菓子を数個、流行ってるけどあまり見てないアニメ作品のクリアファイルを一つカゴに放り込む。今度見てみよう。
大体こんなものか。]
……
…カップ酒でも飲みた〜い〜…♪
[ふらりと店の奥まで戻り、缶ビールを2本カゴに放り込み、レジへと向かう。 見舞いに行くにしては随分買い込んでしまったが、既に遊びに行く感覚になっていた。]
(7) 2018/11/28(Wed) 09時半頃
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[再び車に乗り込み、程なくしてウツギの住むアパート近くに着いた。近所の駐車場に車を停めて、袋をガサガサと持ち出しながらスマホを覗くが、通知はない。]
「着きました 鍵開けといて」、と… ……起きてるかね。
[簡潔に連絡を入れ、サイドのボタンを押してスリープ状態にする。 既に買い物袋と鞄とで両手がふさがってしまったので、返信を見るより先にウツギの顔を見ることになるだろう。
自宅にまで来るのはまだ3度目だが、まあ大体勝手は知ったようなものだ。 アパートの階段をのぼり、ウツギの部屋の前にたどり着くと、岩動は無遠慮にドアノブに手をかけた。]**
(8) 2018/11/28(Wed) 09時半頃
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[>>8 通知があった。レン・メイこと岩動が到着したらしい。「鍵あけといてね。」とあるので、宇原はスマホを見た後それをパーカーのポケットに突っ込み、部屋の片づけの手をとめた。廊下の電気をつけて、玄関まで行く。
鍵を開けた。扉もあけて部屋の前の廊下を眺めてみたが、姿はまだない。 窓を全開にして換気していたため冷えている部屋へ、鼻をぐずぐずいわせながら引っ込んで、窓をしめた。]
……ぇぶしっっ ぶしっ。ぶしっ。
[くしゃみを3度して鼻をかむ。そうこうしているうちに、玄関扉から物音がした。]
(9) 2018/11/28(Wed) 11時頃
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やった〜〜〜おににりだ〜〜〜♡
[玄関扉が開く。姿を見せた岩動に、宇原は鼻をかんで俯いていた顔をあげて、若干気照れくさそうに、されど嬉しそうに笑いかけた。 食事を運んでもらわねばならないほどの体調不良ではない気はする。だから甘えてしまったことそのものは少し照れくさいのだが、遊びにきて貰えたことは嬉しい。
鼻をかんだティッシュをゴミ箱へ捨てて、宇原は玄関へ向かった。]
(10) 2018/11/28(Wed) 11時頃
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[岩動を出迎えたのは宇原だけではない。
まずは、"アマルテアおねえちゃん"もである。玄関の靴箱の上にはピンクのパイロットスーツに身を包み、光線銃を構えた勇ましい女がいた。ただし1/8サイズだ。
アマルテアおねえちゃんだけではない。
黒いマントを翻し、覗き込めば難なく下着がみえそうな短いスカートも風に揺らし、オレンジ色の足元まで届きそうな長い長いツインテールを透け感のある素材で制作されたスーパーハッカー邪悪AI"ハロウィンちゃん"もそこにいた。ただし1/8サイズだ。
二人は若干のバトル感を演出しながら並んでいた。
宇原の背後、昼光色LED照明によって明るくてらされた部屋には、二人だけではない、愛すべき美少女たちがまだまだいる。]
(11) 2018/11/28(Wed) 11時頃
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[そう、宇原宙はグッズ購入も趣味としていた。
部屋のそこここに何人かの美少女フィギュア。 ベッドにはエロゲに登場した髪の長いヤンデレ女のシーツがかけられ、その上にはハロウィンちゃんの掛布団とミームちゃんの枕カバーとしょこらちゃんの抱き枕。ベッドサイドにキャラクターの印刷されたクッション。 パソコン机の前、椅子に引っかけられているブランケットにもキャラクターがプリントされ、本棚の前にはエロゲ美少女の等身大タペストリーがかけられており、その向こう側にはエロ同人誌含む漫画がずらりと詰まっている。
当然、宇原の胸元――ピンク色のTシャツにも美少女が刷られていた。今日はセイカちゃんと生活を共にしている。 羽織っている黒パーカーも背中側を見ればじゅうまんちゃんのグッズであると分かる人にはわかる品だった。]
(12) 2018/11/28(Wed) 11時頃
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[幸い、美少女たちを愛しているがゆえに、フィギュアに埃が積ったり、汚くなってしまったりするのを防止するべく、掃除はそれなりに行われている。 一人暮らし大学生にしては清潔にしようとしている類ではあるのかもしれないが、美少女という情報量に溢れすぎているが故(そしてその向こう側にある何かしらの行為を想起させるため)清潔感を欠いた部屋に仕上がっていた。]
(13) 2018/11/28(Wed) 11時頃
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[岩動の手にはおにぎりとみそ汁にしては大きなコンビニ袋。言われたものだけ買ってきたわけではなさそうなところから、もう少し居座ってくれることを期待しながら]
なに買ってきたの?
[と訊いた。 岩動の正面、玄関先で向かい合った二人の背丈は然程変わりない。互い約176センチ。ほんの何ミリか宇原のほうが小さい程度だ。]
(14) 2018/11/28(Wed) 11時頃
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[玄関扉はなんの抵抗も見せずにすんなりと開いた。>>9どうやら起きていたらしい。]
寝とけって言ったでしょうが。
[宇原の照れくさそうな笑みは、具合が悪いと思い込んで来ている岩動からすれば症状が重いようにも取れて。さっきまで遊びに来るテンションで買い物していたはずの男は、相手の顔を見て本来の目的を思い出した。]
おじゃましまー
[す。と口だけ動かして。 後ろ手に鍵を締めて、靴を脱ぐ。 それにしても相変わらず…]
(15) 2018/11/28(Wed) 11時頃
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ほんとこの部屋、情報量がやばい。
[きょろきょろと見回しながら3度目の来訪の感想を口にする。何度来ても圧がすごい。非オタの者たちが描くTHEオタクの部屋。 岩動もオタクではあるがここまでの派手さはなく、彼の自宅はもっとこざっぱりしたものだ。年齢通りオタクとしての年季は上回っているはずなのに、こう、なんだか負けたような悔しいような、全然そうでもないような気持ちになる。
なんというか、欲望のるつぼというか。 見る者によっては悲鳴すらあがりそうな光景ではあるが、同類である岩動にとってはいっそ小気味好い。 実際不思議と居心地は悪くないのだ。しかし断じて、]
いや、キモいわ。
(16) 2018/11/28(Wed) 11時頃
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[笑いながら本音を漏らす。結局感想はそこだ。 欲望のるつぼであるこの部屋はいくら清潔に保たれていても、籠もった邪念が凄まじかった。つまり人で言うところの生理的に無理というやつだ。岩動にとってはそこもウツギの面白いところでもあるのだが。素直過ぎる欲を垂れ流している様子は普段のネトゲでの会話からも見える。この裏表のなさや、懐っこさには好感が持てた。]
[「なに買ってきたの?」そう訊ねる彼の笑顔には]
ごはんとお菓子とお土産と酒。
[そう言いながら袋を広げてみせて、肩でウツギの肩を押し、部屋の奥へと促し、いつもの定位置の床に座すると]
しゃけおににり〜〜〜〜
[某たぬき型ロボットのような口調で袋からおににりを取り出し、テーブルの上に置く。同じ調子で袋の中のものを次々と取り出してそこら中に並べて回った。]
(17) 2018/11/28(Wed) 11時頃
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[馬鹿でも風邪は引くそうだから 息子の為か、目立つ場所にあった箱入りのマスクを一つ頂戴した。 荷物を置いている椅子にジャケットを掛けて、ニットは腕捲り そうして以前この場所に立った時のように、エプロンを借りる。
取り出した冷凍のご飯をレンジで解凍しつつ、再び冷蔵庫の前に 買ってきたものに使わせてもらうもの、一つ一つ確認しつつ並べていく。
その頃には離れていった感触も、おれは忘れて どんな風にその手が引かれたなど、知らないまま。 頭は今だけは別のことでいっぱいになる。]
(18) 2018/11/28(Wed) 12時半頃
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[豆乳を鍋に張り、中火で煮立つのを待つ。 その間に隣でも湯を沸かし、もう一つの準備を やがて鍋の火を弱めれば、味噌を溶いてからご飯を入れる。
溶き卵を入れ、固まるまで混ぜれば次はチーズだ チーズが程よく溶けたところにネギを散らせば、 卵の彩りを目立たなくさせてしまった見た目も少しは良くなるか。 盛り付けの前に今度は沸かした湯だ すり下ろした生姜を入れたマグカップに、控えめに注ぐ。 良い香りがマスク越しでも感じられた。
蜂蜜があったのは丁度良かった。星夏さんは流石である。 柊真がもし一人暮らしなら、多分無かったことだろう。]
(19) 2018/11/28(Wed) 12時半頃
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出来たよ、開けてくれる?
[チーズお粥を盛り付けた器、生姜湯のマグカップにスプーン 加えてスポーツドリンクを注いだグラスと二錠の薬。 反応を見るにやはり病院には行ってないのだろうか、 連れて行くべきだろうが今はこれを飲んでもらうしかない。 それはもう少し良くなった後のことだろう。 盆に乗せてそれらを病人の待つ部屋に運ぶ頃には、 時計はもう昼も近い時間を示していた。]
ごめんね、ありがとう。
[礼を言い、部屋に通してもらう。 病人の彼を出来る限り動かしたくないのだが、 熱いものばかり運んでいるのでこればかりは仕方ない。]
(20) 2018/11/28(Wed) 12時半頃
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鳴海家の味じゃなくてごめん。口に合うか、少し心配だ。 お粥なんて流石に習ったことはなくてさ。 [白くも黄色くもないお粥への反応はどうだろう。 判断は一口でも食べてもらってから、駄目ならうどんも買ってある。 テーブルに盆を置き、それを出来る限りベッドに近づけておく。
それから少しだけ、室内を眺めた ……足を踏み入れるのは何時ぶりだろうか。 きっと、こんなことが無ければもう来れはしなかった。 向き直り、呟くように彼に向けた言葉は────]
(21) 2018/11/28(Wed) 12時半頃
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ごめん
[どんな反応でも首を横に振り、深刻さの無い謝罪を一つ そして、冗談だと笑いを含む声で告げる。 ベッドに座るなら器とスプーンを彼に渡す、 そうでなければ少しだけ距離を空けて床に座ろうか。]
後でティッシュの箱、持ってくるよ。 あ、体温計ってどこかな?
[視線はゴミ箱に盛られたティッシュ、 その周囲にまで散乱したそれに向けられる。 薬の箱には鼻水に効くと書いてあったから 少しは良くなればいいけれど。]**
(22) 2018/11/28(Wed) 12時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2018/11/28(Wed) 12時半頃
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ほらあ……こ〜……片づけとか。
[>>15 寝ていなかった理由をまともそうなものだけ選んで、猫耳女の着せ替えのために惰性でダラダラとゲームを続けたことや、SNSでスケベピクチャー収集に関することは伏せた。]
いらっしゃいー。
[部屋へ上がっていくらしい岩動を歓迎するゆるい話し方の鼻声は、"らぶ声"越しではないので当然ながらあくまで男の声であり、別に低くはなく、高いというほどでもなく。]
(23) 2018/11/28(Wed) 16時頃
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ゥフヒッフヒッフッヒヒ…
[大好きなコンテンツを育てるための投資をすると家に美少女がやってくる神の創りたもうた仕組みのなか、後先考えず万年金欠になりながら築いた我が欲望の城をキモいと言われようが、宇原にとっては今更だ。 最早その評価すら気持ちがいい。若干誇らしくすら感じる。宇原は己の収集癖と自己満足の一部が満たされる悦びから、引き笑いをした。]
(24) 2018/11/28(Wed) 16時頃
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[しかし卑怯なことに宇原宙には恵まれた顔面があった。 いくら不気味に引き笑いしてみたって、生理的嫌悪を引き起こすほどの域に達しない。そういうアドバンテージのある顔面であった。所詮この世は不公平なもの。誰の目からもステキに映る外見を含むいい感じにパーフェクトな遺伝子を分け隔てなく皆が生まれもって初めてこの世の真の平等とは訪れるのかもしれない。とにかく、この世には難しいことだ。
どうしてその恵まれた顔面をもちながら、このようなキモオタとしての人生を歩んでしまったのか。 つまらぬ与太話だが……]
(25) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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[父子家庭で育ち、親戚付き合いもなく、兄と仲が良かったこと。 人見知りをしたこと。身長がすこぶる小さかったこと。 なんとなく恥ずかしくて同性とばかり接しながら小学生時代を過ごしたこと。 中学になっても身長は伸びないまま、大人しいタイプの男の子達に混ざってオタクコンテンツに触れて大好きになってしまったまま、少年は好奇心からインターネットで二次元エロコンテンツに強い興味を持った。 そしてなんとなく男子校に進学して、現在大学も学科の関係上ほとんど女生徒が居ないこと……
それら全てがきっと、作用した。 大きくなった頃には、既に頭のてっぺんからつま先まで萌え豚に育っていた。
最早魂といえるオタクコンテンツを恥じらう気持ちもない。宇原宙はどこに行くにもキャラグッズを纏えるメンタリティを持っていた。]
(26) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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[そして気付けば女という人間をよく知らないまま大きくなってしまった。
ほぼ、二次元のなかの萌え美少女という可愛い女を描くことに長けたシナリオライターおじさん達が報酬と引き換えに用意した文面でしか女を知らずに来たのである。
処女は当然初エッチで快感アクメで気絶し、セックスの最中に演技をする女は存在せず、頭ぽんぽんコミュニケーションが罷り通る。天然思考と優しいお節介とバカっぽいワガママなどで会話パートは構築され、下心由来でしてみたいことの大半をなんとなく喜んでくれたり顔を赤くしてテレるけど許してくれる女の子のある世界。どんな風に甘えても優しく微笑んでくれる。男のロマンめいたものを見せればカッコイイと思ってくれる。そういうものを尊んできた。]
(27) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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[リアルはどうでもインターネットがあったじゃない。 しかし、若き時分からSNSに触れてきた宇原だが、若過ぎたせいでイキリオタクだった頃もあった。キッズと呼ばれる夏休みに出てくるバカの一人だった頃もあった。顔出しを拒むオタクたちに倣って、顔面アドバンテージを利用しなければ、宇原というオタクは紛れもないただの萌え豚であった。 そんなこんなで、インターネットでも好きなように振舞っていたら、SNSで女の子と仲良くなるということも特には起こらなかったのだ。
もちろん宇原は童貞だ。 この状態を童貞をこじらせていると判断する者がいるとすれば、きっとこの童貞はこじれているのだろう。
人一倍エロコンテンツが大好きな自覚はあるが、風俗には愛がないと断じ行く気がない。 ゆえに、人一倍のエロへの好奇心で独自の開拓をすすめた結果、好きな女は見つからないが、お気に入りのオナホールが見つかるという小さな奇跡を達成することができた。
ここだけの話コスプレアカウントにセックスしてくださいとDMにてお願いしにいったことすらある……これもまた、男のみの酒の席での笑い話に登場する真実である。]
(28) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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[出先やインターネット上で女と接触する機会を得るようになった頃には、筋金入りのシャイボーイ童貞に育っていた。
半年前のオフ会でも、「ウツギ・スペースキャットの顔がよかった」ということに気付いた同ギルド女性メンバーに話しかけられた際、ただ逃げた…ただただ、どうしていいか分からなかったので逃げ続けたのである。 ……何を話していいのかわからないし、半ばパニック状態であるが故に話を切り上げ、相槌すら満足にうてず、愛想笑いの一つも出来ず、てんぱって口にしたことはダダ滑りし、相手の話のどこが面白いかもわからず、とりあえず距離をとる努力をすることのみに徹し……辛い話になる。いや既になっているのかもしれない。これにて与太話はやめとする。]
(29) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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[ともかく、そういった経緯から宇原は現在のキモオタへと成長し、こんな部屋に住むようになっていた。]
(30) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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[岩動の手元、広げてもらったコンビニ袋を覗き込んだ。]
ビールある。
[車で来ているはずだ。酒を飲んだら運転できない。袋の中には二缶のビール。つまり岩動は期待通り、早々に退散するという気はなさそうだと判断する。]
(31) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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[口元を緩めて、黒い目というには少し明るい、茶色の目を細めた。 照明の具合で影になっているせいか、はたまた体調のせいか、すべすべした頬の血の気は失せてみえ、傍目に顔色が悪く映ったかもしれない。 懐っこい笑みではあったが、少し元気が足りないようだ。
若干青く見える頬と反対に、鼻の下がかみすぎで荒れて赤くなっていた。貴族的手触りの柔らかティッシュに使う金は惜しく、生憎とかめばかむほど鼻が痛くなるちり紙しかない。
鼻がつまって口呼吸を余儀なくされたせいで喉が乾燥したのか、小さく咳払いをした。]
(32) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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おみやげどれー? あ。カリュクスちゃんいなかった?
[立ったまま袋の中身を見ていたら肩を肩で小突かれた。 若干よろっとしつつ、部屋の奥へと促され、廊下を進んで部屋へ戻る。 部屋の籠った空気は換気できても、籠った邪念は窓を開けようが、どこにも行かない。]
(33) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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[鮭とでかでか印刷されたおにぎりがコンビニ袋から取り出されて机に乗った。>>17 換気して部屋の空気が冷えている。寒気を感じてぶるっと震えながら、おにぎりに手を伸ばした。]
すごいやメイえも〜〜ん。たべてい?
[声優が変わったのも13年前。人生の半分以上は交代後の声優が演じているタヌキ型ロボットのある世界だ。9歳以後の瑞々しい感性は、新しい声にすっかり馴染んでいる。岩動の物まねが上手すぎたらジェネレーションギャップが発生してしまうところだったが、微妙だったので事なきを得た。 机の上にクリアファイルが出てくると]
おほぉ♡ やっぱりカリュクスちゃん♡ 転キン、メイさん見てたのかあ……
[岩動がそのアニメをまだ見てないとも知らず、美少女の登場を喜んだ。 色々買ってきてくれて嬉しいのだが、ずっと胃か胸が気持ち悪いせいで、いまひとつ大喜び加減に熱が入らない。はしゃぐ気持ちが萎れていて、宇原は内心、して貰った事に見合ったリアクションが出来てない気がして、ちょっと困っていた。**]
(34) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
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そですか? なんか、ずびばぜん。
[>>4それでも、貴重な時間を奪ってしまうのはなぁ……と思ったけれど、体温がだいぶ上がってきてることを自覚できてる今、ここは素直に甘えたほうがよさそうだ。 ひとまず、薬をスタンバイさせて、布団をかぶって横になっておこう。]
……ぶぇ。
[そういえば一昨日あたりから、横向いて寝ると片鼻が詰まって苦しかったなぁ。 悲しいことに、今はもう、両方とも通行止め状態だけど。]
(35) 2018/11/28(Wed) 21時半頃
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[>>5キッチンのほうから、何かを作ってるらしい音が聞こえてくる。 彼女がいたこともあるにはあったけど、そういえば手料理作ってもらった記憶がない。 むしろ凛堂さんくらいじゃないだろうか、もしかして。]
ごはんー……
[こんど、簡単なもの、作り方教えてもらおうかな。]
……ズピッ……
[あー……酸素が足りない。 頭がぼ〜っとする。]
(36) 2018/11/28(Wed) 21時半頃
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………………。
(37) 2018/11/28(Wed) 21時半頃
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[凛堂集人は、現在進行形でたいへん困っていた。]
(38) 2018/11/28(Wed) 22時頃
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[いや、実を言えば事態をまったく想定していなかったかというと嘘になる。 嘘になるが、想定が現実になったときの対処をしていなかった。
手元には温かいお椀とマグ。 白い湯気が立ち上るのに視線を落としながら、現状にどう対応しようかと戸惑っている。]
(39) 2018/11/28(Wed) 22時頃
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[夢を見ていた。
暗い水の中に落とされて、息ができない。 必死でもがいてるはずなのに、うまく動けない。 寒いのに、なんでか身体が熱くて、喉が渇く。
ただただ、苦しいだけの悪夢。]
(40) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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言う割に片付いてねえし。
[>>23「片付け」という単語の登場にふん、と口角を持ち上げて意地悪そうに笑う。というか、圧倒的に物が多いのだ。どうせ片付けもそこそこに、だらだら起きて遊んででもいたのだろう。 特に咎める気もないが。]
(41) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[この宇原宙という男。 キモオタというかなりパワーのある属性を持ってしてその顔面によってあばたをえくぼに変えてしまう男だ。おそらく本人もそこはなんとなく自覚しているのだろう。
多少悪態をついてみたところで、ものともしないのがその証拠のように岩動は感じていた。 なんとも清々しく、憎たらしいことだ。
こちとら生まれてこの方冴えないオタクである。]
(42) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[岩動には、宇原を憎たらしく思う理由がもう一つあった。]
(43) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[半年ほど前…―ギルドのオフ会でのことだ。 宇原ことウツギとは、オフ会を開くにあたって住まいが近いという偶然の事実が発覚し、ギルド内では特に遊ぶことが多かったということもあり集合場所の少し手前の駅で、二人で落ち合うことにした。
岩動は少し緊張していた。
なぜなら彼は、Utsugi SpacecatのことをJD(女子大生)だと思っていたからである。]
(44) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[「メイさん?」そう呼ぶ声は確かに男のもの。そして姿はどこからどう見てもそこらの軽率なイケメン呼ばわりイケメンとは一線を画したワンランク上のイケメンだった。
ショックだ。 つい先日まで聞いていた可愛い女の子の声はなんだったのか?でも口調は間違いなく慣れ親しんだウツギそのものなのに、目の前にいるのは何故イケメンなのだ。 そこで混乱した岩動が瞬時にとった態度はこうだ。]
(45) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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おー、おっす。 ウツギくんだ?大学生若ぇー。
[こうだ。
しれっと既に男だと気づいていた風を装い、落胆を見せることをせず、普段どおりに会話を始めた。実際話は盛り上がった。先日まで通りに。ただ相手が男だと…イケメンだとわかっただけで、特に何も変わりはない。な〜〜〜んにもかわらない。 軽く、ほんのちょっぴりだけ失恋しただけで。
―メイは今の攻略PTへの参入が皆より少し遅かったのだ。なので、不幸にも詩人とウツギの声が似ていたという経緯を知らなかった。それ故にまんまと、やたらとなついてきてくれる猫耳美少女に少しばかり舞い上がっていたのである。]
(46) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[いやいや、たったこれだけの理由で5つ以上年下の相手を憎たらしいと思うほど子供ではない。 問題はその後、ギルドメンバーと合流したあとのことだ。
こともあろうにこのウツギという男は、当然だがモテていたのである。 ギルドの女子から露骨にモテていたのである。
そしてその露骨かつ猛烈なアプローチをことごとく避けて、なんとこちらに来るのだ。しめたものだ、女の子との会話に混ざれる!と思うだろうか? いやいや、女の子たちは俺との会話など望んではいないのだ。つまり女の子たちにとって自分は完全に邪魔者。
…岩動は生まれてこの方オタクである。 年代的にもオタクが爪弾きにあいやすい時分に学生時代を過ごしたし、大人になってからも別にオタクコミュニティにのめり込むほどオタク文化に身を置いてはいなかった。つまりぼっち…改め、ソロ活が得意なタイプだった。 なので、ゲームでの知り合いは数少ないオタクコミュニティとも言える。そこで女性と親睦を深める機会をみすみす失ったというわけだ。
その時ばかりはこの世の不平等を呪った。]
(47) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[しかしどうしたことか。オフ会以降彼と話すことが以前よりも増え、仲が深まった…というか、一層懐かれているように感じる。勘違いだろうか?
けれど実際、学生時代の友人たちより高い頻度で会っているし、ゲーム内でもよくつるむようになった。もちろん悪い気などするはずがない。それに彼の裏表のなさは気楽と言うかなんというか。 まあ、そんな感じで最近は弟分、と言うと陰キャ的には陽キャ要素が強すぎて抵抗があるが、そんなような気分で接していた。]
(48) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[そう、だから岩動にとってウツギのこのキモオタ的要素はプラス要素なのである。随分ネガティブなプラス要素のような気もするが、親しみが持てるという意味ではポジティブだろう。]
ああ、ビール?
(49) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[自己紹介モノローグを終え、コンビニ袋を覗き込む宇原が目に入る。>>31 普段より心持ち力の抜けた、顔の良い男の期待に満ちた笑顔はいつもの何割増しかに見える。なんというか、乙女ゲームのスチルのような顔面だ。 着ているTシャツは激ヤバだが。
咳きが出ているということや、少し声が鼻にかかっているような気がするということもあるが、表情を見て普段より元気がなさそうだ、とわかってしまう程度には彼の顔色を読めるようにもなっているのだろう。そして期待を裏切るようで、次の言葉を紡ぐのをやめた。]
(50) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[「ビールは持って帰って飲むつもり」だった。つい、遊びに行くノリで買ってしまったがここで飲んだら車には乗れないから帰れなくなるし。具合が悪い時に長居するのもなんだか悪い気がするし。]
ウツギくんのも買ったからね。 具合良くなったら飲みな。
[定位置についたメイえもんがコンビニ袋から次々と戦利品が飛び出す。何が必要かわからず雑にたくさん買ったので、宇原が必要とする物があれば全部置いていくつもりだし、不足があれば買いに出るつもりだ。 「食べていい?」と言われれば岩動商店の商品を並べながらうんうんと頷く。]
(51) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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あ、お土産それ。 カリュクスちゃん。 君のいいねでたまに流れてくる子ね。
[宇原の問いかけ>>34でクリアファイルの美少女の名前をようやく思い出す。]
俺それ見てないんだよね。 ネトゲしてるとアニメ見る時間ないわ。 おもしろい?それ。 「転勤したらキンジンだった件」だっけ。
(52) 2018/11/28(Wed) 23時頃
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[とりあえず、飲み物やデザート系は冷蔵庫にでも突っ込んでおくかとそこらに広げた品を回収しながら会話をしようとするが、宇原の語気は弱い。 再び顔色を覗いてみれば、表情がまた少し曇って見えた。]
おにぎり食べれそ? 熱いお茶淹れようか。
[そう言って少し小さく感じる背中を二度三度、軽く叩くと今度は勝手に冷蔵庫へと向かった。]**
(53) 2018/11/28(Wed) 23時頃
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イスルギは、ウツギに風邪ウィルスの気配を感じている。
2018/11/28(Wed) 23時頃
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[口に入れたのど飴が溶け切る頃。 >>20幼馴染の声が聞こえると、 重い身体を引きずって、部屋の中への招き入れる。 食事と、飲み物。それから薬を持ってきてくれたらしい。
彼が言った通りにマスクを付けていれば安堵し そのエプロン姿には、懐かしさを覚えた。
以前はよく、自身の母親に料理を習いに来ていたもの。 青年はというと、最初こそ「男が料理なんて」と眉を寄せていたが 後ろからひょっこり顔を出して、堂々とつまみ食いをやってのける頃には 幼馴染がそうして教わりに来るのを、楽しみにもしていた。]
(54) 2018/11/28(Wed) 23時頃
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[中学、高校時代。 母親が忙しい時には、 自分の分の弁当を作ってもらっていた事もあった。
「お前が作った弁当の方が好きだな、俺。 …………あ、いや、今の母さんには内緒な」
なんて、鳴海家の味を作っている母親が聞いたら泣きそうな事を 口走ってしまった事も、遠い昔のように感じる。]
(55) 2018/11/28(Wed) 23時頃
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…………おー、うまそ、
[>>21さて、習ったことはない、というが 水と米と少しの塩だけで作るただの粥ではないことは、 料理がからきしな青年でも、見た目だけで分かる。
テーブル前に腰を下ろし、ぼうっとそれらを眺めていれば 聞こえた軽口に、一言]
やっぱ馬鹿だろ、お前。
[>>22そう言うと、すぐさま謝罪と笑いを含んだ声が聞こえた。 しかし、青年はしばらくスプーンを持つ様子を見せず]
(56) 2018/11/28(Wed) 23時頃
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[昔のように。 全てが元通りとはいかないけれど
弱った身体は拒絶を忘れ 弱った心は彼のあたたかさに手を伸ばした。
この時だけでも、と思うのは 幼馴染を突き放した男には、罪である事は分かっている。 しかし、熱に浮かされた思考は、深く考える事を放棄させた。]
(57) 2018/11/28(Wed) 23時頃
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[うまそうだと言ってくれたのが嬉しくて>>56 軽口を向けてしまったのは、それも理由の一つだろう。 進学前は、星夏さんが忙しい時は弁当を作っていた>>55 言われた言葉は、そんなことは無いと笑って否定したけれど。 彼女に申し訳無い気持ちの中で、確かに喜んでいたんだ。
始まりは、そう。 自分が作らなければ、仕事で疲れた父親に作らせることになるから。 たった二人の家庭だ、自らの役割は自然と意識した。 大人の女性で頼れる相手といえば決まっていて、 彼女は喜んで空いた時間に先生となってくれたが。 しかし、幼馴染の反応はあまり良くなかった。>>54 そんな彼がつまみ食いでも、自分の料理を食べてくれて もっともっと上手くなりたいと思えたんだ。
それはともかく、今とても困っている。]
(58) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
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えっ、あの……体温計の場所は…… [返らなかった答えに繰り返す問い掛けは 既に話題逸らしでしかないことなど、明白だ。
馬鹿だと言われても、少しも嫌では無かった。 しかしこれは予想外。病人だと、侮っていたか。 置かれたまま仕事を待っているスプーンと、 幼馴染の顔を交互に何度も見て、小さく唸り。]
わ、分かったよ……。
[口にした言葉には責任を持ちましょう 白旗を上げるまでの時間はそう長くは無かった。
────でも。なんて、密やかに思うこと一つ。 ……拒まれないことはこんなに幸せなのか。]
(59) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
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どうかな……? 父さんは風邪の時、よくこれを食べてくれるんだけど。 重くない?まだ、食べられそう?
[栄養を取って欲しい気持ちと、慣れたレシピ故の選択。 一般的な作り方では無いものなのも事実で 反応を見る時はやはり、少しの緊張があった。]
生姜湯は、蜂蜜も入れたんだよ。 温まるし、喉にもいいんだ。
[食事の合間には、そんな風に薦めてもみようか。]
(60) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
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薬、ちゃんと飲んでから寝るんだよ。
[器が空になっても、ならなくても 彼が食事を止めたタイミングでそう言い立ち上がる。 グラスと薬を置き、盆の上のものを片付けに 放置されているペットボトルをついでに持って。 勿論馬鹿だと怒られないように、マスクを付け直しました。]
ねえ、柊真が風邪を引くなんて珍しいよね。 ……どうしたの?
[扉を開け、踏み出す前にふと振り返る。 湧いた疑問をそのままに口にしたように、口調は自然だ。 彼からの返事がもしすぐに返らないのならば その前にドアは閉じたことだろう。]*
(61) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2018/11/29(Thu) 00時半頃
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[部屋を出れば、改めてポカリをマグカップに注ぐ。 レンジに放り込んで、時間をセット。 その間軽くお椀を洗い、水気を拭いたら雑炊のお代わりをよそった。
レンジが温め終了を叫んだら、また半分水で薄める。]
ああ、そうだ。
[本格的に隣に荷物を持って行こうと、トートバッグに腕通してから、お椀とマグを改めて持った*]
(62) 2018/11/29(Thu) 01時半頃
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………っ、ぁー……
[どのタイミングだったか。 ぐず、と鼻が鳴れば、ティッシュの箱に手を伸ばして また一つ、新しいティッシュの丸まりを作った。]
ティッシュは、いつもんとこ。 ………うちに、体温計なんて、あったか?
[>>22>>59問われる答えは、曖昧なもの。 普通の家なら常備してて当たり前だが 普段世話にならないものの場所を、青年が覚えている筈もなく。]
(63) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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[>>60すすめられるままに蜂蜜入りの生姜湯も一口。二口。 一人暮らしであれば確実に入らなかったであろう甘さが広がって 咳で傷ついた喉が、じんわりと温まってゆく。]
………まだ寝る時間じゃねえんだけど
[>>61聞こえた言葉に文句を言いながらも 目の前に置かれた薬に手を伸ばして、飲んでおく。 幼馴染がマスクを付け直すタイミングで 合わせたようにこちらも付け直した。]
(64) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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……さあな。 季節の変わり目ってやつじゃねえの。
……───ゴホッ、ゴホッ
[適当に、当たり障りのない返事を返す。
心当たりという 心当たりはない。 だがもしそれが浮かんだとしても この幼馴染に伝える事でもないと思いながら 部屋の扉が閉まる音を聞いていた**]
(65) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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[そして。 キッチンから聞こえる調理の音を聞きながら。
ちょっと、うらやましいな……って。
思ったりもした**]
(66) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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[そこまでが、部屋を出るまでの出来事。 納得がいく返事──浮かれる頭では他の見方をすることは出来ない──へ、 短く相槌を残し、やはり頻繁な咳への気遣いの視線を扉が遮りって 閉じる音が空間を隔てる。>>65]
体温計、どこだろうなー……
[先程のやり取りを思い出しつつ、独りごちながら歩く 中々衝撃的な言葉だったけれど>>63まあ、確かにそうだ。 体調を崩すことが珍しいと思うなら、聞くべきでは無かった。 ペットボトルを片付け、食器を洗ってしまえば次は捜し物 星夏さんなら、と立てた予測は的中する。 きちんとしまわれていた救急箱の中に発見。]
(67) 2018/11/29(Thu) 04時頃
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柊真、入るよ。
[戻って来たときに持っていたのは、勿論体温計だ それに加え、新しい箱ティッシュにアイス枕とタオル。 本人に体温計を渡して、箱ティッシュはテーブルに そして彼の枕にタオルで包んだアイス枕を乗せておく。]
救急箱の中にあったんだ。 星夏さんがまとめておいてくれて、良かったよ。
[そう話しつつ、散らかった服を勝手にまとめ始める。]**
(68) 2018/11/29(Thu) 04時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2018/11/29(Thu) 04時頃
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あ゛ー……サンキュー……、
[>>68持ってきてくれたアイス枕に頭を預けると、 その冷たさに熱が溜まった脳が冷えていく心地で、 落ち着いたように、大きく息を吐いた。
全く、この幼馴染はよく出来ている。 父子家庭に育つとこうも気がきくようになるのか。 自身との違いを肌で感じながら、散らかした服 ──彼と色違いの黒いニットとジーンズ、それから上着──が 彼によってまとめられていくのを視界の端に捉えながら、体温を測った。]
(69) 2018/11/29(Thu) 09時頃
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…………37度9分
[横になったまま、呟く。 これから夜になっていくとまた上がるんだろうか。 そんな事を思いながら、幼馴染をちらと見やって**]
(70) 2018/11/29(Thu) 09時頃
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おっと。
[そうだ忘れてた。 マグとお椀を一旦シンクに置くと、捨てるためにすすがれている空のペットボトルをひとつ拝借し、もう一度軽くすすぐ。 そこに冷たいままのポカリを半分、また水を半分。 約250mlを500mlに増やして、トートバッグに突っ込んだ。]
(71) 2018/11/29(Thu) 09時半頃
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フィヒヒ…… メイさんだしテキトーでいいかな〜って…
[>>41意地悪げに笑う岩動に、悪戯や失敗を誤魔化すようにへらへらする。迷惑そうにしてはいないか。ほんとにウザそうにしてはいないかもそっと伺いつつ。
本当はある程度キチンとした状態で迎えて差し上げるのが一番いいのだろうが、宇原は相手の気安さにすっかり甘えているのである。]
(72) 2018/11/29(Thu) 14時頃
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[自己紹介モノローグにてどんな風に岩動が宇原を憎たらしく思っているかを宇原当人はてんで知らず、ただただ今も親切に感謝していた。>>50 すっかり遊びにきてもらえたような気持ちになっている宇原は、これは具合がよくなったら飲んでも良いビールであると聞き>>51]
ビールでしょ?平気すよwww
[なんて、一笑に付した。]
一人だと飲まないしい〜……
[要はせっかくだし一緒に飲みたいのである。]
(73) 2018/11/29(Thu) 14時頃
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[兄貴分からおにぎり食べてヨシの許可を得て、開けやすいように工夫されたフィルムを上手に開けながら]
カリュクスちゃんいいんすよー。
[先刻のいいねのなかで陥没パフィーニップルという設定を付与されおもらしをさせられていたカリュクスちゃん。公式のおっぱいの4倍くらい質量を盛られたカリュクスちゃんたち……いろんなカリュクスちゃんをふぁぼしてきたが、宇原にとっては下品であれば下品であるほど好ましいようなところがあるので、シンプルに公式通りのカリュクスちゃんが放流されるのはレアだ。]
(74) 2018/11/29(Thu) 14時頃
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あ、見てない? 見てないのにwww買ってくれたんwww ざっすwww
そうそう、転勤したら〜ってやつ、…… ………。
[クリアファイルの上のカリュクスちゃんの股のあたりを見つめながら具合の悪さに意識を向けていたところ、不意に顔を覗きこまれて、慌てて取り繕う。]
(75) 2018/11/29(Thu) 14時頃
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たべれる! おなかすいてる!たぶん!
[咄嗟にそうは言ったが。 これ、本当に腹なんてすいているんだろうか? とりあえず、おにぎりに齧りつく。 鮭には届かず、乾いた歯ざわりの海苔の音がする。 海苔の風味と冷えた米の味。 なんだか味気ないというか。 米がもさもさネチネチして粘土のようで、いまひとつ甘みが感じられない。 唾液が足りずに飲み込みにくいし……。 飲み込む際の喉の異物感の後も、もんやり胃に重たいだけだった。 次の一口に感じる気後れ。 胸のあたりがもやもやする。 でもせっかく買ってきてくれたので、一気に食べちゃうことを選ぶことにした。]
(76) 2018/11/29(Thu) 14時半頃
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[岩動はお茶まで準備してくれるらしい。]
いやあなにからなにまで…… おれんちなのに。へへ。 味噌汁用にもふつーにお湯ほしいっすー。
[やった方がいいかなと台所を振り返ろうとしたら、背中を軽く叩かれた。座っていろということなのだろう。 立ち上がるのをやめて、仄かな寒気に背中を丸めなおす。] あ! 転キン見れますよ。 まってねー。
[せっかく来てくれてるしと、体調とは別の話題をはじめて、起動しっぱなしのPCのスリープ状態を解いて、転キン視聴の準備をはじめた。]
(77) 2018/11/29(Thu) 14時半頃
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ウツギは、イスルギにお茶の準備を任せて、マウスをカチカチいわせている。
2018/11/29(Thu) 14時半頃
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[片付けなんて、もちろん適当でいい。>>72具合が悪いというのに改まられようものなら、かえって居心地がわるいというものだ。そういう胸の内は特に口にすることもなく、「あーね」などと言って笑って済ませる。
こうして言葉をすぐに省くのは岩動の悪い癖でもあったが、それをなんとなく許された気になれるのも宇原とつるむのが気楽な理由なのかもしれない。 実際冴えないオタクで言葉少なな30手前の男と盛り上がってくれる萌え声女子大生なんているはずがなかったのだ。本当にありがとうございました!]
(78) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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>>73
一人じゃ飲まないか。 そうか〜 若ぇな…
[ひとり酒なんてものを覚えていないことに少しの感慨が湧く。]
じゃ、それは後でね。
[そう言ってウツギの手から缶ビールを抜き取り、手元に置いた。本人が平気だなんだと言っているから、おそらく平気なのだろうけれど。 いや、本当か? 飯も面倒になるほど具合の悪い人間がビールはどうなんだ。
…そんなことを考えながら、器用におにぎりの服を脱がす宇原を眺めた。]
なんかたまたま見かけたから。
[土産については一言だけ。 特に理由はないが、なんとなく喜ぶかと思っただけ。]
(79) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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転キンまじ?流しといて。
[そう言いながら台所に立つ。>>77 宇原宅の台所までは流石に慣れてはいないが、さすがにどこの家でも台所にあるものなんて似たかよったかだろう。岩動自身、自宅ですらめったに台所になど立たないが、湯を沸かす程度のことはできる。
そこらを勝手に漁り、お茶っ葉を探す。 よくよく考えたら、あるのだろうか。 一人暮らしの男子大学生の家にお茶っ葉。自分の家には常備しているものだから、ついあるものだと思っていたが。見当たらなければそのまま湯でも飲ませておこう。
…などと考えていたら安そうなティーバッグを発見した。お湯を飲ませる必要はなくなってしまったようだ。]
(80) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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メイさんたまにゲームしながら飲んでんもんねw
[手に持った缶ビールは没収されてしまった。>>79 冷えた手をもう片方の手で温めようと握るも、ぜんぜん温まらないので諦めて、おにぎりの続きを食べる。
詰まった鼻では最初に香った海苔の風味以降、味も何もかにも分からなくなってしまった。 食べてるうちにお腹がすいてきたり、食欲が出たり、めちゃくちゃ美味しいと感じないところから察するに。 空腹説を押していたが、もしかして単に具合が悪かったのかもしれない。今更だけど。
とにかく、噛んで飲み込めば食べ終わる。 せっかく買ってきてくれたのに美味しく食べられないことの申し訳なさもついでに噛みしめている。]
(81) 2018/11/29(Thu) 18時頃
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[転キンの第一話の動画をモニタに大写しにして、PC前の椅子でおにぎりを食べ終えた。小さく息ついて、ごみ箱におにぎりの包みを捨てる。
PC前のティッシュ箱に手を伸ばし、何度かつまった鼻をかむ。全然でないのである程度で諦めることにした。]
(82) 2018/11/29(Thu) 18時頃
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>>81
うまいぞー。 ゲームしながら飲むビール。
[そんな事を話しながら、宇原はおにぎりを一気にかきこんだ。 本人の言っていたとおり、食欲はあるように見える。自分だったら具合の悪いときにコンビニおにぎりの焼き海苔はかなり嫌だが。そこは好き好きということだろうか。 もしかして本当に腹が減っていただけとか。あり得るか?]
(83) 2018/11/29(Thu) 20時頃
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[大きく吐かれた息が、耳に届く>>69
これは一日で完治する微熱では無さそうだ。 やはり、二人が帰ってくるまでいることになるか。 そう思いながら後程洗濯機に入れる衣類を隅に置き、 ふとその中の黒を目に留めて気づく。
このニットは一緒に買い物に行った時買ったものか。 記憶のものと同じなら、あれは高校生の時のことだろう。
中学も高校も、思い出に残る記憶の大半に柊真がいる。 こんなに大きくはなかった背に隠れて泣いていた頃は、 自分に友人と呼べる相手が多く出来るなど思いもしなかったが 彼らを幼馴染より優先したことは一度も無い。 幼馴染にしか話せないことを彼らに打ち明けたことも、また同じく。]
(84) 2018/11/29(Thu) 20時半頃
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ああ……やっぱり、高いな。 とりあえず、汗をかいたらすぐ着替えて 冷やすものも温くなったら取り替えるからね。
[やがて聞こえるのは小さな電子音、続いて呟きが落ちる。 それなりの温度でありながら、更に上がることを予期させる数値>>70 やはり、昔に近い接し方をしてくれるのも、弱っているからなのだろう。 あれやこれやと必要なことを頭に浮かばせていれば、視線が合った。]
(85) 2018/11/29(Thu) 20時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2018/11/29(Thu) 20時半頃
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しまったなぁ、こっちに編み道具持ってきちゃえばよかった。
[そんなことしてないで寝ろと怒られそうではあるけれど。]
(86) 2018/11/29(Thu) 22時頃
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[部屋を出て行った後の呟き>>86は、聞こえていたなら怒りまではしないものの困惑を隠せなかっただろう。 どれほど彼の仕事が溜まっているのかもわからないし、どれくらい労力のいる作業なのかもわからないから、無下にだめですとも言えない。 かと言って手伝えもしなければ、どうしたらいいやら、止めたそうな、でも止めていいのか、迷って弱った顔が見られたはずだ。
……病人に完全に気を遣わせる結果になりそうなので、見られなくてよかった。]
(87) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
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────……なんて、冗談だよ。
[ふ、と息を漏らして、再び視線を逸らした。]
それに、駄目だなんて言ってねえよ。 けど、折角の連休を病人と過ごすなんて お前のご友人様が聞いたら、さぞかしお笑いになるだろうと思って?
[彼の取り巻きは、こういう休日とくればこぞって BBQとか行く類の人間じゃなかったか、と思考を巡らせながら。]
(88) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
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[大分、先程とは違う冗談だった。 両目は視線を逸らされた後も>>88彼を映したまま。 ふ、とマスクの下で緩む口許。]
大丈夫さ、恋人とデートしてる充実した人達には おれなんかがどんな過ごし方をしても結局笑われるからね。
それに、…… ……一人で家で寝てるのも、そんなに変わらなくない?
[本当は、暇をしている奴も連絡すればいるだろうけれど。 言いかけて止めた言葉と共に、それは隠しておくことにした。]
(89) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
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[会話の区切りかどこかのタイミングで、席を立ち スポーツドリンクの1.5リットルのペットボトルを一本 持ってきたのならば、グラスに注いでベッド脇のテーブルに。 水分を取ることは病人には何より重要だ。 まだ飲むなら再び注ぎ、そうでなくともこれは置いておくことにする。 時刻を確認しつつ、ふと呟くように一言落ちる。]*
(90) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
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[さて、おにぎりを食べ終えた後は、転キンの視聴を中断してなんやかやと布団に入ることとなった。]
え〜〜〜〜〜………?
[具合が悪そうに見えていると言われた際、何やら不満げな声をあげていたウツギであったが、なんのかんのと一応ベッドに入ることにしたのは、当人的にもどうにも具合が悪くなってきているから。]
(91) 2018/11/30(Fri) 00時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2018/11/30(Fri) 00時頃
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[布団をかぶせられて、押されるような形でごろんと寝転んだ。]
(92) 2018/11/30(Fri) 00時頃
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ん〜〜〜〜〜〜〜……
[声はやはりどこか不満そうだ。 まあ、具合は悪い。嘘をつく気はないけれど、じゃあ元気がないからまた今度ね、と帰ってしまわれると惜しい。]
(93) 2018/11/30(Fri) 00時頃
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[風邪薬についてを質問された。]
うっす。ねっす…… [薬も全然飲みたくない。味やにおいが嫌いだし…風邪薬は医者も飲まないとかいうじゃないか。よくしらんけど。 返事をして、息を吸い込む。気持ち悪い。胸の気持ち悪さを追い払いたくて、深呼吸をした。]
薬ってほどじゃ〜なくないっすかあ〜?
[岩動のほうからぺれ〜んと飛んできた水色の冷却シートは、掛布団カバーのハロウィンちゃんの前髪の上におちた。それを片手で拾い上げ、もう片手で自分の短い前髪を何度か撫で上げる。冷却シートにくっつきそうだな…と思いながら、フィルムを剥がしにかかった。]
(94) 2018/11/30(Fri) 00時頃
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…………いや、そういえばお前、彼女いなかったか。
[>>89恋人とデート、そんな会話を耳に入れて 思い出したように口走る。 他人事のように呟く以上、既に当事者ではないのだろうが。]
………っ、、!!ゴホッ…… げほ、
[おれなんかが、と自身を蔑む声には僅か眉を寄せていたが 突然襲った咳の予感に、マスク越しに口を抑えながら前傾し >>90タイミング良く置かれた水分には、 心の中で礼を言いながら飲み干していた*]
(95) 2018/11/30(Fri) 00時半頃
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[希望する大学は教えなかった。
「お前はお前の望む所に行けば良い 俺は関係ないだろ」
そんなありきたりな言葉で黙するのは 大人になったら一緒にお酒を飲もう、なんて 約束をしていた間柄にしては、酷く冷たいもの。
通う学校が違えばきっと 家が近くとも、関わる事はないだろうと思えたから。]
(96) 2018/11/30(Fri) 01時頃
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[しかし、偶然か………それとも誰かに聞いたのか。 大学であいつの姿を見つけた時は、 心中を見透かされてしまった気がして。
あいつに恋人が出来たのも きっと、完全に関わりを断っていたなら知らなかった事。
話し掛ける気はなけれど、遠くから姿を見る時は 我ながら未練たらしいと、自嘲気味に笑う。
───そうして時が過ぎ。 20歳になっても変わらず隣に居る未来を想像していた あの頃の約束は、未だ、果たされぬまま。*]
(97) 2018/11/30(Fri) 01時頃
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[宇原は思っていたより素直にベッドに入った。 本人もようやく不調を理解し始めたのだろう。 まあ、小さな子供でもあるまいしこのくらいは聞き分けてもらわなければ……とは思うが、実際のところ小さな子供くらいのノリで接しているところも、あるにはある。]
(98) 2018/11/30(Fri) 01時頃
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[布団を被せて上半身を起こすと宇原がじい、とこちらを見ていた。実に顔が良い。
風邪薬の有無を念の為訊いてみたものの、予想に反せず、それもこの家にはないらしい。飲むのを随分渋っているようだが、単純明快な手段が好きな岩動は頼れるものには頼りたい。]
薬飲んで寝りゃ一発だって。
(99) 2018/11/30(Fri) 01時半頃
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んん〜ごはんだけ届けてさっさと帰ろうと思ってたんだけどなあ…。
[さすがに、この状態の友人を放置して帰るほど薄情ではない。 とりあえず薬局に行って必要なものを買いに行くとしよう。体温計と、のど飴、あとは鼻貴族に使い捨てマスク…そのあたりだろうか。あとは行ってみてのお楽しみ。]
なにか欲しいものある?
[冷却シートを投げつけたあと、冷蔵庫からスポーツ飲料を取り出して、ペットボトルのまま脇にぼん、と置いてベッドの端に腰掛ける。]
(100) 2018/11/30(Fri) 01時半頃
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じゃあ、ちょっと薬局行ってくるね。
[そう言うと、ポケットからスマホを取り出して宇原の方へひらひらと振ってみせる。「なにかあったら連絡して」言外にそう伝えた。]**
(101) 2018/11/30(Fri) 01時半頃
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ああ、うん……いたけどね。
[こちらについて触れられたのなら、言葉少なく肩を竦める。 それで伝えたいことは伝わるだろう。
高校からの付き合いの女子に、好かれていたのは知っていた 柊真に遠ざけられ、他の人間といることが増えていけば 彼女からのモーションは露骨になり、やがては告白を受けて。 そうして流されるまま、交際を始めたのは去年の今頃。 「私のこと、好きじゃないよね。」 彼女は最後に寂しそうにそう言って、 結局その関係は春を迎えることもなく終わってしまった。]
(102) 2018/11/30(Fri) 02時頃
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柊真……!
[咳き込み、グラスの中身を飲み干す姿>>95 背も摩れない自身にもどかしさを覚えつつ、見守っている 複雑な感情も、目の前の相手への心配ですぐ途切れるのは つまり、……彼女の言葉に間違いは無かったということ。 好かれているのなら、気持ちに応えられるように頑張らないと。 何人もと付き合っては分かれるのを繰り返すより、 その考え方のほうが罪深いのかもしれない。]
(103) 2018/11/30(Fri) 02時頃
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[家を出る母親に置いて行かれた子供にとって 当たり前のようにいつも傍にいてくれる存在は、とても大切なものだった。 いつか体験する楽しみを、更に嬉しいものとした約束は>>96 自分にとってはそれだけじゃなく、 大人になっても一緒だという意味も含んでいた。
関係がないと優しく切り捨てられ打ちひしがれても、 彼の世界から、弾き出されたように思えても 話し掛けられることはなくても>>97 未だ、果たすことを諦められないまま。]
(104) 2018/11/30(Fri) 02時頃
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身体が怠くて疲れているんじゃないか。 少し、寝たらどうかな?夕飯は作って持って来るからさ。
[弱っているのか、やはり普段と違うのは確かだろう。 このやり取りをそんな風に解釈し気遣いを向けた。 それからベッドのすぐ傍に移動して、手を伸ばす。]**
(105) 2018/11/30(Fri) 02時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2018/11/30(Fri) 02時頃
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[柊真が従っても従わなくても、 夕飯は宣言どおりに運んでくる。
今度はうどんだ。 スープは市販のものだけれど、白だしと鰹だしを入れて。 溶き卵に生姜湯に使った残りでおろし生姜を加える。 ゆで麺にそれらを掛けた後、トッピングには大根おろしとネギ。 もし味が分からなくても、少しでも栄養は多く取ってほしい。
服薬も見届け、片付けていればやがてはいい時間にもなるだろう。 飲み物を新しく持ってきたり、 アイス枕の取り替えにあれこれ歩き回り、夜も更けていく]
(106) 2018/11/30(Fri) 02時半頃
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──── そして ────
君が寝たら、おれもリビングで寝るよ。
[夜にまた熱が上がるであろう彼が心配で、 そう言い世話をしながら長い間部屋に居座っていたわけだけれど。
結局、眠ったことを見届けた後 眠気に負けて傍らに雑魚寝してしまった。]**
(107) 2018/11/30(Fri) 02時半頃
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………ああ、……悪い。
[>>102恋人について問う返事は一言。 聞いた癖に、簡素な返事に何処か安堵してしまう。
何処の誰と付き合っていたのか、 そこまでは知らなかったが 並んで歩いていたのを見かけたのは、去年の今頃だった。
しかし、望んでも届かないその場所に 知らない誰かが笑っているのは、あまり見ないようにしていた。]
(108) 2018/11/30(Fri) 03時半頃
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[少し寝たら、と言われても咳と鼻水が邪魔をして思うように寝付けず 気付けば時間だけが過ぎていき、また幼馴染が食事を持ってきてくれた。
>>106甲斐甲斐しく用意された夕飯を食べるも やっぱり、味は分からなくなっていた。
それでも、自身を想って作ったであろうその見た目と あたたかさに染み出した優しさを口にすれば 味が分かる時にまた食べたいと、叶わなさそうな願望が過るばかり。]
(109) 2018/11/30(Fri) 03時半頃
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[眠りづらい体調であれど、 夜が来れば体力を補う為に目を閉じるしかなく]
………馬鹿、俺の事は良いから早く寝ろよ。 それに夜は冷えるから、ちゃんと布団出して、……
[来客用の布団は、毛布はどこだの、 そんな話を眠る前にいくつかしながら。
結局それらを使わず寝落ちるとは思わないまま 幼馴染に見届けられながら、男は意識を手放した**]
(110) 2018/11/30(Fri) 03時半頃
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