247 満天星躑躅の宵闇祭り
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が7人、人狼が1人いるようだ。
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…うん。そうだよ。 まだ、その街から出られないんだ。おまえだって、そうなんだろう?
あー、あっち。いや、こっちかも? そっちの先はまだ手繰ってないかもしれねえよ? ウケッ、ウケッ、ウケコッ、ウコケ、ウコケ、ウヒャホ、コケコケコケ!
(0) 2016/05/22(Sun) 09時頃
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[境内にやって来た若者たちが参道へ向かった後。 青年は相変わらずのんびりと四弦を弾きつつ、男>>0の話を聞いていた]
あー……俺の場合は、出られないというか、今んとこ出る必要ないというか、なんですけどなぁ。 まあ、俺の出口と旦那さんの出口は多分違いますし……頑張って、手繰ってみてくださいなぁ。
[なんて、呑気な口調で告げた後。 ふ、と、何か感じたような気がして、青年は参道の方へ目を向けた]
……なんやら、騒がしゅうなっとりますなぁ。
(1) 2016/05/22(Sun) 09時頃
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狭間の祭りは盛り上がる。
此度は訪れる者が常よりも多いためか、空間自体が酷くざわめいていた。
──その結果。
(#0) 2016/05/22(Sun) 09時頃
『あー、あー、あー!』
『だめー、だめだってば、そんなに暴れたら―!』
しゃん、と響く鈴の音と共に、甲高い声が響く。
その声から逃げるように、ふわふわとした鬼火のような人型のような何かがぱあっ、と空に飛び出した。
『あー、もう、だめだっていってるのにー!』
再び声と、鈴の音が響く。
それと共に現れたのは、薄緑の衣をまとった白い髪の少女。
少女はくるり、と周囲を見回して。
『ねぇねぇ、お礼するから、ちょっとお願い聞いてくれる?』
『木霊たちが悪さする前に、捕まえてほしいのー!』
『でないと、躑躅様に怒られちゃううう!』
場にいる者たちに向け、唐突にこう頼み込んできた。
(#1) 2016/05/22(Sun) 09時頃
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─ 参道 ─
……あれまぁ。
[参道へとやって来るなり響いた少女の声に、青年はは、と一つ息を吐いた]
まー、今回はあちらこちらから色々いらさってるようだし……木霊も、落ち着かんかったんかねぇ。
[ぽつ、と零れる呟きはどこか他人事めいたもの]
とはいえ、躑躅様……ここのヌシ様のお怒り買うんはちぃときついし。 やるだけは、やりますかねぇ。
[ふよふよふわふわ、漂う木霊たちを見ながら呟く様子は。 何やらとっても、楽し気だった。**]
(2) 2016/05/22(Sun) 09時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 09時半頃
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[しゃんしゃんしゃん、しゃらしゃらしゃら]
ちょいと、それおくれよ。うん、その赤いのさ、え?かんざしじゃないの?いちごあめ?へええ、まあいいや、それも美味しそうだからおくれ。
[鈴の音と満天星の鐘の音を引き連れて、両手には、わたあめ、イカ焼き、焼きとうもろこし、不思議な銀色の風船は飛んでいかぬように手首に結んで、いちごあめを、ぱくりと口に]
んんん、あまひ...
[にこにこと笑う]
(3) 2016/05/22(Sun) 14時頃
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[売り手が人ではない事も、売られるものの珍妙さも、あまり気にはしていない。むしろ面白がっている]
はい、お代はこれでいいかい?
[渡したのは綺麗な小石。金子は既に使い果たして、今は持っている綺麗なものを見せては交渉している。大概それでまかり通ってしまうのは実験済だ]
(4) 2016/05/22(Sun) 14時半頃
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[斎から言われる言葉>>0:194に、 アキは驚きを隠せない。 これを普通に食べているのだから、未来の人の舌は肥えているんだな、とアキは思った。]
へえ、そうなんだ。 てっきり蛸を炙ったものかと思ってた。
まよねぇずは……変な感じだった。 ごめん。
[頬をぽりぽりと掻いて、罰の悪そうに。 とりあえず、火傷はしていないようだった。 そんなやりとりの後だろうか。 何やら斎は参道の隅へと行くらしく。>>0:197 それを見送る、アキだった。]
(5) 2016/05/22(Sun) 14時半頃
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ん……?
[鈴の音と共に、聞こえてくる、 少女の悲鳴に近い声>>#1。 なんだろう、と空を見ると、何かが空へと向かっていく。
アキは、思わず誠の方を見る。 誠は、相変わらず満天星躑躅…… 嫌、虚空を見ていたが。 ふいにアキの方に振り返り。]
……もしかして。 やる気、満々?
[そう問いかけると、誠は一つ頷いた。 アキは、苦笑いを返す。**]
(6) 2016/05/22(Sun) 14時半頃
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えー、ちょっと足りない? よし、それじゃ、我の楽をつけよう。
これでも玄人だよ、聞いて損は無いよ。
[たまには、そんな事も言う。なんのことはない、やってみたいだけだ。ほら、このぬぺらぼうの妖にも、笛の音は聞こえるだろうから]
(7) 2016/05/22(Sun) 14時半頃
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ウトは、横笛取り出し、ひゅうるりと、風の音を奏でる**
2016/05/22(Sun) 14時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 14時半頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 14時半頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 14時半頃
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>>0:167 ふむ、じゃが吾輩の口の中は黒飴でいっぱいじゃ。
「一舐めくらいは出来るでしょ」 [口をもごもごさせているトノサマを見てぱるっくが口を出す 何か勘付いたようだが、しれっとしている]
そうじゃの、仲良しのしるしじゃしな。 舐めてみるかの。
[にょろ〜んと舌を口から伸ばして、真っ白な飴を一口舐めた*]
(8) 2016/05/22(Sun) 15時頃
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「おや、何やら騒がしいですねえ」
[その後のトノサマなど気にもせずに なにやら喧騒のほうを見やるぱるっく>>#1]
「面白そうですね、ほら殿 こういうことはやるべきですよ」
[普段なら、あまり人助けになる事などしなさそうなぱるっくが何故かやらせたがった事に驚きが出るかもしれません**]
(9) 2016/05/22(Sun) 15時頃
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─ 参道・隅 ─
『紙あるか? 半紙が一番ええねんけど』
半紙…折り紙なら。
『んー、ちょい硬いなぁ。 ヒョコにやったら使えるやろけど』
ヒョコ?
『紙人形のことや』
[などなど、参道の隅であれやこれやと手妻の指導が始まる。 足りないものは屋台で置いてないか聞いて分けてもらったりもした]
(10) 2016/05/22(Sun) 15時半頃
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『これをな、こないしてそないして……』
…こ、こうか?
『あー、もうちょいそっち』
[琥珀の手妻は使うものも手作りで、ヒョコと呼ばれる紙人形を作るにも四苦八苦。 元々手先は器用であるため、作る分には何とかなった]
『紙人形出来おうたら端に絹糸つけてな』
えーと、絹糸絹糸……
[調達した絹糸を手探りでごそごそと探したその時、目の前に細いものがふわりと飛んだ]
あっ、ありがとn………あ?
[誰かが絹糸を出してくれたのかと思ったが、目の前に現れたのは掌よりは少し大きめの丸顔のナニカ。 青年はぱちくりと目を瞬かせる]
(11) 2016/05/22(Sun) 15時半頃
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『斎! 絹糸持ってかれとる!!』
───はっ!
[呆けてる間にも、絹糸を持ったそれはふよりらどこかへ行こうとした。 直後、耳に届いたのは鈴の音と共に発される声>>#1]
『木霊か、まぁたけったいのが暴れ出しおうたな』
木霊? それも妖怪か?
『精霊でもあるけどなぁ。 力自体はそないに強ないが、こないな風に悪戯するわけや』
[琥珀が説明をしながら、絹糸を持ってきゃらきゃら逃げ回る木霊を指し示す]
(12) 2016/05/22(Sun) 15時半頃
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『斎、嬢ちゃんの手伝いしたりぃ。 ここに居る以上、機嫌損ねられぇは得策やない』
躑躅様って奴か? 捕まえられるかな…。
『わいも手伝ぅたるよって。 ほな行くで!』
[ひとまずの目標を絹糸を持って逃げ行く木霊へと定めた**]
(13) 2016/05/22(Sun) 15時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 15時半頃
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ーーまいどありぃ。
[長い舌が伸びて、ぺろり。 その瞬間、少女の口角がにぃ、と上がった。 ぱくり。彼女の口が大きく開く。イキなぴこぴこを持ったお殿さまに向けて。
黄泉竃食いがご法度?そんなの知ったことか。 だって今日はお祭りなのだ。 このお殿さまは、わたしの飴を食べた。 ーーだからこのお殿さまには、わたしの獲物になる「権利」があるのだ。
と、そのとき。]
(14) 2016/05/22(Sun) 16時頃
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ん?……あれは……!
[ちらりと喧騒の方を見やると。人だかりの中、祭り提灯とは違う色の光が見えた。 それはまるで炎のような、人型のような。 あれは。]
……あ、ああ……あれは……まさか……!
[ざわり、肌が粟立って。 いつの間にか耳も尻尾も出ていた。 ふさふさのそれは彼女の不安を表すように揺れて。 気付いたら、四足歩行に戻っていた。]
う、うわああああああ!!!! おばけえええええええ!!!!
[尻尾と毛並みを思い切り逆立てて。 およそこの空間に一番ふさわしくない台詞を吐きながら、一人と一匹のお客をほったらかして喧騒と逆方向に駆け出した。]
(15) 2016/05/22(Sun) 16時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 16時頃
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[一頻り、笛の音響かせると、店主は満足して、ぱいなっぷるあめとかいう黄色い飴もおまけにくれる]
ありがとさん♪
[ほくほく、しゃらしゃら、踊るような足取りで歩き出すと、目の前に]
あ、キツネ。
(16) 2016/05/22(Sun) 18時半頃
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[見つけたのはお面屋の、キツネの面だった、のだけど]
『おばけえええええええ!!!!』
はい?おや、御狐...かい?
[>>15一目散に駆けてくるのは、どうやら本物の御狐だ。化け狐ならここにいるには珍しくもないが]
おーい、おばけってなんだい?
[かけた声に応えはあったかどうか、どちらにしても、逃げる狐を面白がって追ってきたらしい木霊のふよふよと飛ぶ姿が答えを示していた]
(17) 2016/05/22(Sun) 18時半頃
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[おばけ、もとい。木霊の姿が見えたと同時に、頼み事の声が>>#1風に乗って耳にも届く]
悪さする前にって、もう手遅れじゃないのかな?まあ、いいけど。
[くすり、と笑って]
おもしろそうだからね。
[しゃらん、鈴の音ひとつ]
(18) 2016/05/22(Sun) 18時半頃
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ウトは、恐れ気も無く、目の前を飛ぶ木霊に手を伸ばす 1
2016/05/22(Sun) 19時頃
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ありゃ、すばしこいねえ。
[するり躱した木霊の姿に、目を細めた**]
(19) 2016/05/22(Sun) 19時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 19時頃
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うわああああああごめんなさいいいいいいい!!!!
[四本の脚を使って境内を全速力で駆け抜ける。 力一杯走っているのに横でふよふよと浮かんでいる木霊はぴったりとまとわりついてくる。 その姿に半べそをかきながら無茶苦茶に走り回る。]
(20) 2016/05/22(Sun) 19時半頃
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[走りながら少女は考える。 なんで自分がこんなに逃げなきゃいけないんだ! わたしはなんにも悪いことしてないのに! ただほんのちょっと、宵闇で見た姿がとっても綺麗だったから捕まえて幻術の中に閉じ込めようとしただけなのに! 捕まえようとしたら逆に捕まえられて、なんにも悪いことしてないのにいっぱい怖い思いをして、いっぱいいっぱい謝ったのに! なんで会うたびに追いかけて来るんだ!このいじわるふよふよ野郎どもめ!
悲しいかな、少女には木霊の見分けなどついていない。 彼女が閉じ込めようとしたそれと今追いかけてくるのは全くの別物で、奇声を上げながら逃げ回る自分が面白いからという理由だけで追いかけられているなどとは全く気づいていないのであった。]
ーーはっ! そ、そこのお姉さん!たすけてえ!
[不意にかけられた声>>17に、耳がぴょこんと立った。 言葉の中身を吟味する暇もない、四足歩行の少女は相手の足元に隠れるようにぴたりと張り付き、丸くなってぷるぷると震え始めた。]
(21) 2016/05/22(Sun) 19時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 19時半頃
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おやおや、そんなに怖いかい?
[>>21足元で丸くなった狐の姿に、くすり、と笑う]
あんたも妖だろうに、ねえ。 まあいいさ、キツネには、我もちょいとばかり縁があるから。
[腰に提げた古布のキツネが、微かに揺れた]
(22) 2016/05/22(Sun) 20時頃
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[古布のキツネの横に提げた鈴を手に取って、ふよふよと寄ってくる木霊に向かって、しゃらん、と鳴らす]
ほらほら、あんまり脅かすな。 調子に乗ると...
[鈴からぼう、と紅い鬼火が産まれて、ぐるりと周囲を巡った]
燃やしちまうぜ?
[口の端上げて言った声は、女子にしては凄みを帯びて低いもの]
(23) 2016/05/22(Sun) 20時頃
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ウトは、しゃらしゃらと、木霊を追い払うように鈴を鳴らした。**
2016/05/22(Sun) 20時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 20時頃
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─ 参道 ─
……いやあ、賑やかやなぁ。
[賑わいの中でも際立つ絶叫に、零れ落ちるのは小さな笑み。 以前であれば、ここで即座の横手突っ込みが入ったのだが、それをなしていたものの姿は今はない]
さぁて、躑躅様のご機嫌損ねる訳にはいかんし、なぁ。
[言いながら、青年は視線を流す。 視線が止まった先には、出店の風車を持ちだそうときゃいきゃいしている木霊たち]
(24) 2016/05/22(Sun) 20時半頃
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亀吉は、四弦に撥当て、音色ひとつ、紡ぐ。14
2016/05/22(Sun) 20時半頃
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[やる気になっている誠。 それを横目で見ている、アキ。 木霊とやらを捕まえる。 躑躅様とやらを怒らせる前に。]
木霊、って、さっきのあれかな。 いろんな所に散っちゃったけど。
[そう、のんびりと呟いていると。 誠が、動き出す。 木彫りの刀を抜きだし、虚空を見つめる。]
……あっ、あそこに!
[アキにも、分かった。 その場所に、ふよふよと漂う何かがある事に。]
(25) 2016/05/22(Sun) 20時半頃
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明之進は、誠は、高く飛び上がり、一太刀振るう。1
2016/05/22(Sun) 20時半頃
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……鳩羽、深紫!
[音色と呼びかけに応じるように、青年の影から小鳥と鴉が一羽ずつ飛び立つ。 鳩羽色の小鳥が木霊の注意を引き付け、その間に強襲した深紫色の鴉が木霊の一体を足に捕えた]
ほいほい、ご苦労さん。 ……お前さんたちも、あんまりはしゃぎ過ぎるなや。
[鴉に連行されて来た木霊を手の上に乗せて、つん、と頭をつつく。 こきゅっ、と首が傾ぐさまは「どしてー?」と訴えているようにも見えて]
……色々面倒なのがおるやろ、ホラ。 あいつら起きたら、お前さんたちも喰われてしまうかも知れんで?
[ほんの少し、脅かすような口調で告げた後。 捕まえた木霊は、先に叫んだ少女──満天星躑躅の精霊に預けておいた。**]
(26) 2016/05/22(Sun) 20時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 20時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 21時頃
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うわっ……!!
[誠が高く飛び上がり、絡繰り人形らしからぬ機敏な動きで太刀を振るうも、それは木霊に一歩届かず。 木霊は更に上へと逃げられてしまった。 見たところ、誠の身の丈の五、六倍は高く飛び上がった事に、アキは驚く。]
よっと。
[アキは、誠が落ちて来た所に手をのばし、誠を受け止める。]
……無茶、するなあ。 あんなに飛んで、落ちたら壊れちゃうよ。
[そう、誠に言うも、誠は首を横に振る。 『この程度の事で壊れる事は無い』と言いたげに。]
(27) 2016/05/22(Sun) 21時頃
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[ふより漂う木霊とそれに引っ張られ靡く絹糸。 束で持っていかれてしまったため、ヒョコを使うことは出来ない]
『斎、この半紙千切りぃ』
えっ。
『ええから早ぅ!』
[ぴらぴらと示された半紙を青年は言われるままに千切り始める。 細かく、細かく、指の頭ほどの大きさに千切ると、琥珀は青年の帯に差してあった扇子を叩いた]
(28) 2016/05/22(Sun) 21時頃
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『千切った半紙をこれで宙に飛ばしぃ。 ええか、これは手妻の一つ、胡蝶の舞いや。 覚えとき』
うぇっ、いきなりやるのか!?
『阿呆ぅ、いきなり出来ぃわけないやろ。 飛ばした後はわいがやる』
[この姿では飛ばすまでは出来ないから、と言うのが理由らしい。 琥珀の言葉に納得の意を示した後、青年は扇子を開いて千切った半紙を宙へと飛ばした]
(29) 2016/05/22(Sun) 21時頃
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『囲んだりぃ!』
[宙へと舞った半紙は蝶のようにひらりと舞い始める。 本来ならば扇子と共に繰る力。 太い尻尾を代用して指向性を持たせたが、蝶の動きはやや鈍い]
(30) 2016/05/22(Sun) 21時頃
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華月斎は、肩の上でタヌキがくるりと宙返り。10
2016/05/22(Sun) 21時頃
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[宙を舞った半紙の蝶の群れは木霊の前を遮ろうと撓る。 しかし出足が遅れたために囲むには至れず、絹糸を持った木霊を取り逃がしてしまった]
『ちぃっ。 あかん、こん格好やと動かし難ぃわ』
拙い、逃げられるぞ琥珀。
[悪態をつく琥珀を肩に乗せたまま、青年は足で追いかけようと駆け出す。 その途中だった、逃げる木霊が手を離したのは]
(31) 2016/05/22(Sun) 21時頃
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ぶっ!!!
[べちん、と青年の顔にぶつかるナニカ。 勢いは然程ではなかったのだが、追う足を止めるには十分だった。 顔から地面へと落ちたのは、木霊が持っていた絹糸の束]
ってぇ…… と。 良かった、絹糸置いてったぞ。
『…………』
……琥珀?
[安堵と共に絹糸の束を拾い上げる青年に対し、琥珀は何かを考え込むように黙り込んだままだった]
(32) 2016/05/22(Sun) 21時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 21時頃
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……ふぅ。
[アキは、少しだけ落ち着きを取り戻したかのように、一つ、息を吐く。]
木霊、僕も初めて見たけれど。 すばしっこいんだね。
[飛び上がる誠に追いつけない程に素早かった。 周りを見ると、各の方法で木霊を捕らえているのが見えて、アキは驚きと感嘆の溜息を一つ、つく。]
……この調子で木霊が集まってくればいいんだけど。 躑躅様とやらは、怖いのかな。
[そう、疑問に思った事を口に出す。 その瞬間、弱い風が吹き、しゃららんと花が鳴る。]
(33) 2016/05/22(Sun) 21時頃
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……!!
[しゃらん、と鈴の音。 それと同時に産まれた紅い炎が辺りを照らしてゆく。>>23 少女は思わず目をぱちくりさせた。]
わ、わあ……!
[少女の瞳に紅い炎が映し出される。 思わず息を呑んだ。 あんなにいっぱいいたふよふよたちがいっせいに散り散りになってゆく。 思わず感嘆の溜息。]
……す、すごい……おねえさんすごいよ! あのふよふよを追い払っちゃうなんて、さすが綺麗なお姉さん……おねえさん?だよね?
[さっきまでの震えていた姿はどこへやら、人型に戻るときらきらした瞳で相手を見上げる。 すると先ほど勢いで声をかけたときは気付かなかった違和感に首をかしげた。]
(34) 2016/05/22(Sun) 21時半頃
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木霊は、木の精だからね、火は怖いんだろうよ。
[狐の少女を追っていた木霊達が散っていくと、腰に鈴を戻して、感嘆する少女に向かって>>34にっこり。 燃やしてしまっては「捕まえる」ことにならないし、多分、穏便に済まないだろうから、脅しにしか使えない、というのは口にしなかったが]
うふふ、どっちに見える?
[おねえさん?と、確かめるかの声には、しゃなり、と華やいだ色の着物の袖を開いて見せて]
旅楽士なんぞしてるとね、この姿の方が、実入りがいいのさ。
[声を潜めて、秘密打ち明ける様子で、そう囁いた]
(35) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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――あぁ!
[>>0:191言い聞かせるように繰り返すアキにはしっかりと頷いてみせた。
妖を討つ力――特に闇星は、より多くの人に宿って欲しいと思う部類の力ではない。 気を抜けば相克の煌星を喰らい、宿り主の意識を乗っ取らんとする力は妖にも通ずるものだから。]
ありがとう。 まぁ、見れない方がきっといいんだ。
[己が退魔する姿を見ると言う事は、彼も妖に襲われる危険性が生まれる、という事だから。 けれど立派な退魔師に、との言葉は有難く受け取っておいた。]
(36) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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そうだろうな。
[>>0:192国を預かる幕府が禁じている時代だ。 そうそう食べたがる人も少なかろうと。
平穏な世が、という言葉に長く横たわっていた時代を思う。 創作物や学校の授業などでしか、少女は彼らの世を知らない。]
――あぁ、今までの常識が変わるかもしれない。 それくらいに思っておいてくれ。
[そう言葉を結んだ。*]
(37) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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|
[>>0:194斎の語るたこ焼きについての話は知らなかったので、フランクフルトを齧りながら耳を傾けていた。]
――ほう。
[マヨネーズはやはり慣れないらしい。 そう考えれば、何とも大きな変化を遂げたものだとも。 やがて尻込みしていたアキがたこ焼きを頬張る。]
…あたしもやるな。それ。
[出来たてが美味しいから、つい頬張って悶絶する事が。 そう呟いた。]
(38) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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|
[少女のフランクフルトを齧る姿は豪快だ。 あっという間に一本収まれば、口元を拭って。 次なる獲物をきょろきょろと視線を動かして探していた。
近くの屋台でソース煎餅を買い求めた少女は早速齧り始める。 >>0:197たこ焼きを食べ終えた斎がその場を離れるのには軽く手を振って応じた。]
(39) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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|
[>>#0祭りの勢いは衰える事はない。 けれど何処か、‘場所自体がざわめいている’感じがするのを少女は感じ取っていたが、 亀吉の他に同じ闇星の気配がするのには、まだ気付かないでいた。
>>#1そうして聞こえてきた、鈴の音と甲高い声。 それらに少女は敏に反応し、音源の場所を探した。 方向を特定した頃、ふわふわした鬼火のようなものがヒト垣から空に飛び出す。]
――ふむ。
[あれは精霊の類か。 そう考えていると、それを追いかけていたらしき白い髪の少女が周囲に呼びかける。 躑躅様、というのは此処の主か。
――どうやらあれを捕えればいいらしい。 そう理解すれば、少女は口の端を上げる。]
(40) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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|
引き受けよう!
[少女は手や口を飾り気のないハンカチで拭うとスカートのポケットに押し込んでそう応じる。]
…いい運動になりそうだ。
[実に楽しげに、目を輝かせすらしながら竹刀袋から木刀を取り出した。 空になった竹刀袋は畳んでスクールバッグに仕舞い込む。
祓ってしまっては主の機嫌を損ねてしまうから慎重に力を調整しなければならないだろうけれど――己はやはり身体を動かす方が性に合っている。*]
(41) 2016/05/22(Sun) 22時頃
|
|
[黙ってしまった琥珀を気にしながら、青年は紙人形に絹糸を結わえ付けていく]
どうやって動かすんだこれ…。
[マリオネットとはまた異なる形状と糸のつけ方。 折り紙はそれなりに出来る、と言ったら生き物の形をいくつか作っておけと言われたのだが、これら全ての動きを再現出来ると言うのだろうか]
…あれ、そういやさっきの。 勝手に動いてたけど。
なぁ、琥珀。
『…ぅん?』
[再度呼ぶと、琥珀はようやく反応を示した]
(42) 2016/05/22(Sun) 22時頃
|
|
『あぁ、胡蝶がひとりでに動いたんは、わいが力使ぅたからや』
力?
『せや。 わいは生き物の形のもんやったら命吹き込むことが出来んねや。 他には怪我の治癒とかなぁ』
へぇ……それが琥珀の異能か。
『そういうこっちゃ』
[問いに返る言葉に青年は目を瞠るばかり。 だがそれを語る琥珀の声はどこか難しそうな色を宿していた]
(43) 2016/05/22(Sun) 22時頃
|
|
…何か気になることでもあるのか?
『……人型やないせいか、力繰り難ぃねん。 ほんまやったら、胡蝶の舞も扇子使ぅて動き作りよるかんな』
扇子で? こう、扇いだりとか?
『まぁそないなとこや。 ふぅむ、これはあれやな。 お前に一時的に付与するんがやりやすいやろか』
………はい?
『ちゅーわけで、ほい』
軽っ!?
[斎の頭の上へと駆け上った琥珀は、その額にてち、と手を当てる。 ぼわっと熱を受けたと感じた直後、宙を舞ったままだった蝶がゆらゆらと纏まりなく動き始めた]
(44) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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|
『ほれ斎、集中せんと胡蝶散らばってまうで』
なんか違う特訓になってるけど!?
『お前に素手で木霊は捕まえられんやろからな。 先にこっちや』
[わちゃわちゃとしながらも青年は扇子を繰り蝶を纏めようとする。 その動きが胡蝶の舞の基礎になるとは青年は思いもしなかった]
(45) 2016/05/22(Sun) 22時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/22(Sun) 22時半頃
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[少女は木刀を構え、そこに己の力を纏わせる。 近くにいれば、パリリ、と僅かな音がしたと同時、木刀が淡い光を纏ったのが見えたかもしれない。
古の昔、母神を焼き殺した火の神は父神によって斬り殺された。 その際にも雷神は誕生したが、少女に宿った闇星の力はより死に近しい性質のもの。
黄泉の国に住むようになり、変わり果ててしまった女神の身体に纏わりついていた、蛇の姿を取った八柱の雷。 冥府の軍を率いて、妻の姿を見て逃げた父神を追った神々だ。
とはいえ、落雷から身を護る神、雨を齎す稲作の神として信仰されてもいるので、一概に悪しき力とも言えないのだが。]
(46) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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――伏雷。
[選び取るのは、雲間に隠れる雷の名前。 目の前で雷が光ったら驚いて咄嗟に動けなくなるのではないか、という作戦。]
…よし。
[うっかり触れても痺れる程度に出力を落としたのを確認すると、少女は人垣から飛び出した木霊に向かって駆け出していく。]
(47) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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そこ!
[少女は悪くしても木霊にかする程度の軌道を狙い、上段から木刀を振り下ろす。]
(48) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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アカリは、木刀に寄り添った雷光が瞬く。4
2016/05/22(Sun) 22時半頃
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――チカッ。
[雷は確かに瞬いたが、出力を落とし過ぎた所為か芳しい効果はなかったようで。 少女の脇をするりと抜けて木霊はまた人込みの中に逃げて行ってしまう。]
くっ、なかなか難しいな。
[少女は眉間に皺を刻むと、唇を尖らせた。]
(49) 2016/05/22(Sun) 22時半頃
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[辺りを見回せば、>>33アキも挑戦をした後のようで。]
…む。 格好悪いところを見せてしまったかな。
[ぽつりと呟く。]
…あぁ、しかし。 やっぱり力を使うと腹が減るな。
[腹を摩りながら少女は口の端を下げる。]
(50) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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な、なるほど……。
[囁く声には目をまんまるにして。 にっこりと微笑む表情には何故か胸の奥がどぎまぎするのを感じた。 ああ、こんな人にわたしの飴を食べてもらいたい!ーーそう思ったところで、気付く。]
あれ、飴籠は?……もしかして、落とした?
[きょろきょろ、きょろきょろ。 辺りを見回しても見当たらない。 まあ四足歩行に戻って全速力で走ったのだから落とすのは当然といえば当然だ。]
……むう。おねえさ……おにいさんに食べて欲しかったのに。
[がっくりと肩を落とす。 心なしか、尻尾もぺたんと垂れている。]
(51) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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[灯里が雷を迸らせる。>>46 >>47 >>48 一瞬、アキは目を細め、驚いた表情になる。 結果、逃げられはしたが、それでもアキに取っては驚くべき事であって。]
……それが退魔の力、かい。 なんか、すごいんだな。
[そんな、僅かの感動と共に。]
(52) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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[どうやら、力を使うと腹が減るらしい。>>50 アキは、手元にあった、五、六ある残りの鈴かすてらの方を見る。]
……食べるか? ふらんくふるとのお礼、だけど。
[妙な感じがしたとはいえ、 あのふらんくふるとは面白い感じもした。 先程、煎餅を囓っていたのも見えたが、>>39どう応じるだろう。]
(53) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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[>>52アキから声が掛かれば、やはり見られていたのだと知る。 これで木霊を捕まえられていたなら、格好がついたのだが。]
あぁ、雷があたしの持つ力だ。 …逃してしまったが、な。
[僅かに眉尻を下げながら応じた。
腹が減るのは少女の燃費の悪さが原因だ。 若いし鍛えているが故に新陳代謝がいいのだと言い張ってはいるが。 >>53鈴カステラを、と言われれば]
――む。 …いいのか?
[少女の瞳はきらきらと輝く。 お礼、とは言われたが、食べ物を恵んでくれるとは彼はいい人だ、と。
それに付随するように、ぐぅ、と腹の虫が鳴いた。]
(54) 2016/05/22(Sun) 23時半頃
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[眉尻を下げられながら言われる>>54。 どうやら逃したのが残念だったらしい。 それでも。]
雷の力……凄い。 そんなのを喰らったら……。 考えるだけで恐ろしい。
[頭を横に振りながら、答える。 アキの世でも、雷は恐ろしい災害として知れ渡っている。 その力がどれ程の事か、アキにも想像がつく。
鈴かすてら差し出した事については。]
うん。 ……よっぽど腹、空かしてたんだね。
[瞳を煌めかせる灯里。 其れを見て、少しだけ、笑みが零れる。 アキの所でも、食べ物の恵み合いが度々ある為、こういうのは慣れっこだ。]
(55) 2016/05/23(Mon) 00時頃
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[>>55喰らったら、という言葉には雷に対する畏怖の念が感じられた。]
先刻のなら、当たっても少しの間身体が痺れる程度だがな。 大丈夫だ。 振るう相手は間違えない。
…確かに、雷は何処に落ちるか分からないからな。 あたしの時代でも人が死んだり、火事になったりもする。
[加えて己のは闇星だから――とは言わずに。 余程腹が…という言葉には]
…う。 減るものは仕方ないだろう。
[少しだけ羞恥心が芽生え、眉尻を上げた。]
(56) 2016/05/23(Mon) 00時半頃
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おや、落とし物かい?
[きょろきょろ辺りを探す様子に、首を傾げる>>51]
飴籠?そうか、おまえさんは飴屋さんか。
[悄気た顔と悄気たしっぽに目を細め]
ほら、飴ならここにひとつある、食べて元気出しな。
[おまけにもらった、黄色いぱいなっぷるあめを差し出しながら、はたと気付いた顔になる]
ああ、そういや名乗ってなかったね。我はウトだ。おまえさん、名はあるかい?御狐の嬢や。
[妖には名を持たない者もいるから、そう聞いた]
(57) 2016/05/23(Mon) 00時半頃
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[少しの間痺れる程度、らしい。>>56 灯里ならば間違っても強大な力を振るう事は無いとは分かってはいるが、 それでもやはり、恐ろしい力である事はありありと分かって。]
……そうだね。その言葉を信じるよ。 やっぱり、雷は怖いからね。 里に落ちたら大変な事になる。
[そういえば、此処に来た時も、鳴ってたなあ、雷。 と、思い返す。 少しだけ、眉尻を上げられれば。]
……そうだね、減る物は仕方ないね。 僕の里でも、米が足りない時に分けて貰ったりするし。
[そう、答えながら、かすてらを差し出す。 人形職人の家柄上、分けて貰うことの方が多いのだが。]
(58) 2016/05/23(Mon) 00時半頃
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[狐の娘の名が聞けたなら「おや、ここにも御縁だね」と鈴をしゃん、と鳴らした後で]
あっちの方が騒がしいね。
[狐が駆けてきた方から、何やら雷めいた閃きや、知っているようないないような気配がする]
おもしろそうだから、行ってみようかねえ。 嬢はどうする?飴籠を探すなら、一緒に探してあげるよ。
[そんな風に誘いをかけた**]
(59) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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[わちゃわちゃしていたのも、しばらくすれば琥珀の指導もありそれなりの形となってくる]
『こないなもんやろか。 次木霊捕まえぇ時は一人でやってみぃ』
すっげぇ……思う通りに動く。
『………聞いとるか?』
[人たるもの、過分な力を持てばそれこそ暴走しかねないのだが、そこは琥珀が居ることで抑えられているよう。 ただし、初めての異能に夢中になるのは仕方のないことだった。 太い尻尾でもっふり顔を叩くことで意識を戻させる]
(60) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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『ほれ、木霊探しに行きぃ』
へいへい……ん?
[胡蝶の群れと作ったヒョコを携え、しばらく歩いたところで青年は足を止めた。 見つけた何かを拾うために身を屈める]
…籠? 何か入ってんな。
『飴やないか? 誰かん落し物やろか』
[拾い上げた籠の中を覗けば、いくつかの種類の飴が入っているようだった]
誰のだろうな。 拾ってしまったし、探すか。
[そのまま放置することも出来ず、参道で持ち主を訪ね歩き始めた**]
(61) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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[>>58信じるという言葉には頷きを返事にする。 アキ達は勿論の事、うっかり妖達に当てて面倒事を呼び込まない努力はする心算だ。 命を望まれたら拳骨で応酬する心算ではあるが。]
…家が木で出来ているだろうから、大変だろうな。
[雷が里に落ちたら、己達の住んでいる時代よりも被害は深刻だろうと。
足りない時に食料を分け合う、という行為。 少女の周辺はそうでもないが、都会となれば隣に誰が住んでいるかも分からない…という事もままある故に、やはり尊いもののように思えた。 カステラを差し出されれば。]
……ありがとう。 とても助かる。
[少女は表情を戻すと、頭を下げる。]
(62) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 01時半頃
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いただきます。
[そうして一つ摘まんで口に入れた。]
…甘い。
[口の中に広がるのは柔らかな甘さ。 思わず口元が綻んだ。]
(63) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 01時半頃
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わ、きれい!……いいの?ありがとう!
[差し出された黄色い飴に、しょげていたのが嘘のように瞳を輝かせる。 飴を受け取って口に含むと、広がる甘酸っぱい味に顔をほころばせた。 もともと飴はだいすきなのだ。]
へえ、ウトさんって言うんだね! わたし?わたしは小鈴だよ。ちっちゃいすずって書いて、小鈴。いい名前でしょ。
[しゃらん、と響く鈴の音に、ちょっと嬉しくなって照れ笑い。 喧騒の方に行くという相手には、ちょっと怖気づいたような表情。 でももう少しお喋りしたい。 飴籠も探さなきゃ。 あわよくば、このひとにわたしの飴を食べてもらいたい。 相手の着物の袖をぎゅっとつまみながら、暫し葛藤。]
(64) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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またあのふよふよに会ったら、助けてくれる?
[先ほど味わった恐怖を思い出してふるふる震えながら、相手を見上げる。 本人的にはとっても深刻なお願いだった。]
(65) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 01時半頃
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[頷かれれば、アキは少しだけ胸をなで下ろす。>>62 しかし、こんなに強い能力を持っていて、見習いだなんて。 退魔の世界はもっと凄い人が居るんだな、とありありと分からせる結果となった。]
そうだね、火事は怖い。
[木造りの家に対して言われれば、そう、返した。 自分で言うのもなんだが、そこそこ良い所に住んでいるという自覚はあった。 しかし、火事になってしまうと、人形や、部屋の絡繰りも全て焼けてしまう。 もっとも、アキの家は外壁は土造なので、その心配は少ないのだが。]
(66) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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[かすてらを差し出し、>>62 >>63 それを食べる灯里を見て。 はい、たんとお食べと灯里を見守っている。 一連の流れを終えた時。]
改めて見ると。 灯里って、武家の者みたいな雰囲気があるな。 嫌、退魔師というのは分かっているけれど。
[そう、言った。 なんとなく、雰囲気がそれらしく感じたのだ。 律儀に礼をする所なども含めて。]
(67) 2016/05/23(Mon) 01時半頃
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[>>66力を適切に制御する事は難しい。出力を上げるよりも、下げる方がより困難だ。 先程の立ち回りは絞り過ぎた結果、あの結果だったのだが。 けれど、先輩や父ならむざむざ逃がすようなミスはなかったと思えばやはり口惜しい。
彼が応じるのを聞きながら、彼の家はどんな家なのだろう、と考えていた。 人形が100体入っていても問題ない屋敷となると立派なのだろう。]
…アキの家はどの辺りにあるんだ? いや、もしかしたらあたしの時代にも残っているんじゃないかと思って。
[そう、問うてみたのは。 この場所を後にすれば会えなくなるなら、その名残を見に行くのもきっと悪くないだろうと思ったから。]
(68) 2016/05/23(Mon) 02時半頃
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[>>67見守られているのは少し恥ずかしいが、食べ終えれば手を合わせてご馳走様、と告げた。 武家のような雰囲気、と言われれば、口の端を上げて]
あぁ、よく言われる。 母方が徒士だったらしいが、力を宿す者が生まれるようになって以降は退魔師の仕事をするようになったと聞いている。 今ではもうすっかり退魔師の家系だが、あたしが歴史や時代劇――過去の時代の人が活躍する話が好きだからな。 自然とこうなっていた。
[未来には縮緬問屋のご隠居や旗本に扮した将軍家の人々が活躍する話がある、と添えようか。
性質的にも合っていたのだろう。 今の性格に不自由はあまり感じていないので、恐らくこのままだとも思う。]**
(69) 2016/05/23(Mon) 02時半頃
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明之進は、ううん、と考えている**
2016/05/23(Mon) 03時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 03時頃
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僕の家?
[ふむ、と考える。 果たして、これで伝わるのかどうか、それはわからなかったが。]
尾張だな。田舎の方だけど。 まあ、あの屋敷はちょっとやそっとじゃ焼け落ちたりしないから、きっとまだ残っていると思うよ。
[尾張国。現代で言う、愛知周辺。 その田舎に佇む絡繰り人形屋敷。
もしかしたら、アキから数えて一、二年後に大きな戦いがあったかもしれない。 しかし、その屋敷は、きっと戦乱の世を乗り越えることだろう。]
(70) 2016/05/23(Mon) 17時半頃
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そうか。母方が……。
[徒士とは言えども、武家の者。 藩士等を見る事はあるが、近くて遠い世界の住人だと思ってきた、アキ。 その家系でもある事が、アキにとっては興味をそそられる。]
それで武家の者のような雰囲気が出ているのか。 自然とこうなるものなのか……。
[過去の人、というと自分のような人間なんだろうな、と思い、なんだか変な感覚に陥るも。 確かに将軍の活躍は凄い。 ただ、それよりも灯里の博識も凄い、と感じさせられる**]
(71) 2016/05/23(Mon) 17時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 17時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 17時半頃
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ふむ?
[おっきく口を開けた少女に対し疑問符が浮かんだところで様子が急変する]
どうしたのじゃ。ん、おばけとな?
「すいません、この殿忘れてますよ、喰っていってくだs―いってしまったか、残念」
[その言葉も聞かずに少女は逃げ出してしまった]
(72) 2016/05/23(Mon) 18時頃
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おぉい、誰かこの籠の持ち主知らないかぁ?
[声を上げながら探し回る青年の傍ら、琥珀は気にしないようにしていた気配の内の一つに小さな嘆息を零していた。 ただでさえ対たる闇星が多いのに、何故コイツまで居るのかと。 厭うわけではないのだが、琥珀の心中は大体そんな感じだった]
これ? 飴入ってんだ。
…飴売りが居た? じゃあそいつのかな。 大事な商売道具だってのになぁ。
[情報をくれたのは陶器を集合させたような妖怪。 チンチンチキチキ身体を叩いて祭囃子を模しているようだった]
(73) 2016/05/23(Mon) 20時頃
|
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えぇ? 芸人かって? まぁ一応な。
あーあー、今手伝いしてっから、また今度な!
[祭り気分で盛り上がった妖怪達から、なんかやれー、だの、芸みせろー、だの言われたが、木霊捕獲の手伝いを理由に一旦その場を去る]
(74) 2016/05/23(Mon) 20時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 20時頃
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そうさね、助けてもいいけど、その代わり。
[>>65小鈴と名乗った狐のお願いに、目を細める顔はどこかこちらの方が狐めく]
ちょっとそのしっぽを触らせておくれな。
[もふもふしたしっぽを、じーっと見た]
(75) 2016/05/23(Mon) 20時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 20時頃
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ほえ?……う、うん。いいよ。こう?
[意図の分からない言葉>>75に、思わず首をかしげる。 しかしそこはすてきなお姉、いやお兄さんの頼みである。 ゆるりと細められた瞳にどぎまぎしながら、くるんと相手に背を向けて尻尾を差し出す。 ついでにふりふりしてみる。ふりふり。もふもふ。]
(76) 2016/05/23(Mon) 20時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 20時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 20時半頃
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[……ふと、そこまで黙っていた誠が、かたり、と首を上げた。」 その音に気づいたアキ。 なんだろう、と誠の視線を追うと。 木霊が一体、こちらを伺っているのが見えた。]
あ、木霊……。
[そういうや否や、木霊はアキを…… もとい、鈴かすてらを狙って飛んでくる。]
(77) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
|
明之進は、誠が飛び上がり、それを阻もうとする。17
2016/05/23(Mon) 20時半頃
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[そうして探し回る最中、ふよりと近付いてくる一つの塊]
あっ。
[と声を上げる間に青年の近くを掠め]
『…………あ?』
[と気付けば琥珀がぷらりと宙に浮いていた。 琥珀を掴み上げ宙をくるくる回る木霊は楽しそうだ]
(78) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
|
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『おおおおおおおおぉぉい!?』
そりゃこっちの台詞だ!!
[何で防がないんだ、とか、何で連れ去られてんだ、とか。 突っ込みが交錯する中、青年が扇子を取り出しくるりと手首を返す]
待てっ、それ置いてけ!
『物扱いしなや!』
人形じゃん!
[突っ込み合いをする間に、胡蝶の群れが宙を舞った]
(79) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
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華月斎は、蝶達が琥珀を拉致った木霊を追う。1
2016/05/23(Mon) 20時半頃
|
[ き ぃ ん 。
鋭い音が参道に響く。 片や実態が無い木霊にただの木彫り人形が立ち向かう様は、何度見ても物珍しいもので。 誠は、今度は当てる事が出来たようだ。 アキが目を丸くする間にも、誠はその木で出来た片手に確りと木霊を握りしめている。]
……ははっ、凄いぞ、誠! まさか、本当に木霊を捕まえられるなんて。
[鈴かすてらは護られた。 誠は、何事も無かったかのように、木霊を片手に例の少女の元へと歩いて行く。]
(80) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
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[ふよふよと浮かぶ木精が髷の辺りを漂う]
ふむ、これを捕まえればいいんじゃな。
[ひょいっと口を開けて、舌を突き出した]
(81) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
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トノサマは、19
2016/05/23(Mon) 20時半頃
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[片方の手には木彫りの刀。 もう片方の手には木霊を握りしめ、誠はかたかたと音を立てて歩いて行く。]
あ、待って。 木霊は、僕が持つよ。
[そんなアキも、片手には鈴かすてら。 危なっかしいがこの際仕方があるまい。 実態が無く、油断したらするりと逃げられてしまいそうだ。 そんな、何とも言えない感触がした。]
はい、お嬢さん。 捕まえたよ。
[そう言って渡すのは、満天星躑躅の精霊。 渡した時に、しゃらん、と花が鳴く。]
(82) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
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|
[真っ直ぐに木霊を追いかける胡蝶の群れ。 しかしそれは次第に鋭さを帯び、木霊を貫かんと伸び行く]
『阿呆ぉぉぉぉぉぉ!!!』
[その軌道上には当然琥珀も居るわけで。 無意識に攻撃の舞を放っていた青年に全力の突っ込みを入れていた。 到達まであと数センチとなったその時、木霊が危機を感じて琥珀から手を離す。 自由落下を始めた琥珀の上を掠めるように胡蝶は通り抜け、木霊はどこかへと逃げて行った]
(83) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
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|
あっちゃあ、逃がした。 琥珀、大丈夫か?
『……………』
琥珀?
[ぽて、と地面に落ちた琥珀に駆け寄り、青年は声をかける。 うつ伏せになっていた琥珀から声が返らないことに首を傾げていると、次第にタヌキがプルプルし始めた]
(84) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
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|
『殺す気かあああああああ!!』
[いや死んでるじゃん、と言う突っ込みもし辛いほどに琥珀はプルプルしながら諸手を挙げて青年に抗議する。 思いの外衝撃的だったらしい]
『お前な! 捕まえるいうてるのに攻撃してどないすねん!!』
えっ、攻撃になってた!?
『無意識か!! こなくそ!!!』
[意識的であれば怒りやすいのだが、そうじゃないと知り、矛先を逸らされた気分になって地団太を踏む琥珀だった]
(85) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
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|
[伸ばされた舌がいくつもの木精を捕まえていく]
け〜ろけろけろ。 どんなものじゃ。
[舌打ちするぱるっく]
「面白くありませんね」
ぱるっく、おぬしもやってみればよいのじゃ。
「肉体労働は好むところじゃないんですが まあいいでしょう」
(86) 2016/05/23(Mon) 20時半頃
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トノサマは、ぱるっく2
2016/05/23(Mon) 20時半頃
トノサマは、ぱるっくにタライを落とされた。
2016/05/23(Mon) 20時半頃
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「あれおかしいですね」
[バキベキ]
ぎゃう!
「ちっとも当たりませんよ」
[ドコンベコン]
あっ、が!
これ!、捕まえるのは我輩じゃない、木精じゃ。
「失礼しました つい本気を」
[ぜんぜん反省してないぱるっくでした]
(87) 2016/05/23(Mon) 21時頃
|
|
[無事に木霊を渡して、灯里の所に戻ろうとした時。 悲鳴に近い声が聞こえ、アキと誠は首をこてり、と傾げる。>>85]
……琥珀の声だ。 何を、やってるんだろ。
[殺す気か、と聞こえた気がする。 また雑に扱って怒られてるのかな。 少しだけ興味を持って、覗きに行く。]
おうい。 大丈夫かい。 凄い声が聞こえたけど。
[そう、声を掛けてみる、アキ。 手妻の道具が見えたならば、アキと誠は顔を見合わせただろう。]
(88) 2016/05/23(Mon) 21時頃
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『扇子は真っ直ぐやのぅて円を描くように、や!!』
えぇー……こっちの方が速度出ると思ったんだけどな。
『それが攻撃の型や!!』
[正座をさせられ説教状態の青年。 その目の前でふんぞり返りながら繰り方の再指導を行う琥珀。 傍目妙な光景に見えたことだろう]
(89) 2016/05/23(Mon) 21時頃
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|
お、アキ。 いやぁ、失敗しちまってなぁ。
[くる、と手首を返して円を描きながらの扇子の動きを確認していると、アキと誠がこちらへとやってきた>>88。 かけられた声にへら、と笑う]
『もうちっと器用か思うたが失敗やったかもしれん…。 いやでも繰るのはきちんと出来ぃしな…。 むしろ才能自体はあるんやろか…』
[琥珀は何やら自問自答中]
(90) 2016/05/23(Mon) 21時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 21時頃
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失敗?
[何の失敗だろうか。 扇子や折られた紙を見ても、それが手妻とは結びつかず、首を捻らせるばかり。]
でも、その様子だと無事みたいだね。 琥珀の凄い声が聞こえたからさ。 てっきり何かあったのかと思って。
[でも、思ったよりは安全そうだ。]
(91) 2016/05/23(Mon) 21時頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 21時半頃
|
琥珀に穴開けそうになった。
[さくっと言ったが問題発言である]
緊急事態ってことで琥珀の異能付与されたんだけど…難しくてさぁ。 動かすのは何とかなるんだが、狙いがいまいち。
[ひら、と扇子を翻せば、胡蝶の群れがひらりと舞う。 ただ扇子で扇いだ時の動きとは明らかに異なるもの。 胡蝶の群れはアキと誠>>91の周囲をくるりと回り、青年の傍らへと戻った]
(92) 2016/05/23(Mon) 21時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 21時半頃
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あー……。
[琥珀に穴開けそうになった、>>92 と告げられれば、納得したかのように一つ頷く。 確かに、これで人形に穴が開いたら一溜まりも無い。 異能を与えられた、と見て目を見開くと、ひらりと舞う胡蝶。 自身らの周りを回る胡蝶を目で追うと、いつのまにやら斎の傍らに。]
わぁ、……凄い。凄いよ! そんなことができるなんて!
[紡ぐ言葉は、少しだけ興奮したように。 どうやら、完全に自由に動かせる訳では無いという事は、アキにも分かったが、この様に異能の力を見せられる事が、アキに取っては驚きの連続だった。]
(93) 2016/05/23(Mon) 22時頃
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俺もびっくりしたぜ。 これがあれば芸も楽なんだけどなぁ。
『阿呆ぅ、芸は己の手でやってこそや。 楽したらあかん』
[生前も芸事にはなるべく力を使わないようにしていた琥珀だからこその言葉。 青年は、ちぇー、と唇を尖らせる]
『披露する時ぁ付与消すよって。 それまでに基礎、身体に叩き込んどき』
へーい。
[アキ>>93が大層喜んでいるため、胡蝶の群れをもう一周させてやった]
(94) 2016/05/23(Mon) 22時頃
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そういやアキ、この籠の持ち主見たことないか? どうも飴売りのものらしいんだけど。
[どこかで見ていないかと、拾った飴籠を見せてみる]
(95) 2016/05/23(Mon) 22時頃
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いいのかい?
[>>76しっぽを触られるのを嫌がる生き物も多いのだが、どうやらこの狐はそこにこだわりはないらしい。嬉しさを隠さずににこにこと、ふりふりと誘うような尻尾に手を伸ばす]
ああ、ほんとにふわふわしてるね。気持ちいいこと。
[最初はそうっとふわふわ触れて、段々大胆にもふもふと、しまいには頬ずりなどしてみる始末。そうして充分に堪能してから、最後に小さな頭を撫でて]
ありがとさん。それじゃ一緒に行こう。安心おし、我がお前を護ってあげる。
[そうして、片手を差し出した]
(96) 2016/05/23(Mon) 22時頃
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おいで、小鈴。
[にっこり笑う]
(97) 2016/05/23(Mon) 22時頃
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お、おおう……。
[尻尾に触られることに抵抗はないものの、やっぱりちょっと照れくさいというか落ち着かないというか。 ふわふわ、もふもふ、すりすり……]
んんっ……ん……。
[むずむずして落ち着かない。 ぴこぴこせわしなく動く耳をぎゅっと押さえながら俯いていたら、ようやく終わった。 頭を撫でられ、顔を上げる]
ーーうんっ!
[護ってあげる、という言葉に嬉しくなって、耳も尻尾もぴこぴこぱたぱたと忙しない。 差し出した手を飛びつくように握って、満面の笑みをみせた。]
(98) 2016/05/23(Mon) 22時半頃
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そうか……斎の芸はこんな感じなんだ。 己の手で……か。ふふっ、完成、待っているね。
[斎と琥珀のやりとりに、少しだけ笑顔になる。>>94 まだまだ完成では無いらしい。 その時が、楽しみだ。 もう一周されれば、アキは凄い凄い!と興奮する。
籠の話>>95に移れば。]
……籠?あ、本当だ。 飴が沢山。
[てっきり、これも芸事に使うのかと思っていたが、違ったようだ。]
いや、僕は見てないかな。 籠毎置いていくなんて、うっかりさんもいたんだね。
[そう言って、肩を竦める。]
(99) 2016/05/23(Mon) 22時半頃
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うふふ、たまにはこういうのも悪くないな。
[笑顔の小鈴の手を引いて、参道を歩き出す。しゃん、しゃらん、一足ごとの鈴の音は、どこか楽しげ]
さあて、飴の籠はどこだろね?
[先へ進めば、その籠の拾い主の姿も見えてくるか>>95]
(100) 2016/05/23(Mon) 22時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 22時半頃
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籠、見つかるかなあ。
[素敵なお兄さんの手はしっかりと握ったまま、辺りをきょろきょろと見回す。 たまに提灯を木霊と見間違えてびくりと首をすくめたり。
そうしているうちに、境内の中ほどまでやってきただろうか?
きょろきょろと見回すうちに、探していたものが目に入った。]
あ、あれ!あれだよ!わたしが落としたの!
[お兄さんの袖を引っ張りながら籠を指差す。 拾い主はその声に気付くだろうか?>>95]
(101) 2016/05/23(Mon) 22時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 22時半頃
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まだ教わったばかりのぺーぺーだけどな。 帰る前には見せられるようにしてみせるぜ。
[完成を待つと言うアキ>>99に笑ってみせる。 豪語しよったのぅ、とは琥珀の言葉]
そうかぁ、見てないか。 商売道具落としてくなんて余程のことでもあったのかね。
ま、いいや。 もうちょい探してみるわ。
[青年は扇子を帯へと戻し、琥珀を拾い上げ肩へと乗せて。 立ち上がり飴籠を手に持った]
(102) 2016/05/23(Mon) 22時半頃
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[立ち上がって直ぐ、聞き慣れない声が離れたところから聞こえた>>101]
ん?
『あー…』
[対照的な反応が声のする方へと向かう]
(103) 2016/05/23(Mon) 22時半頃
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[見回せば、あちらこちらで木霊たちは捕まっている様子]
あー、これなら穏便に済むかねぇ。
[なんて呑気に言いながら、のんびり参道を歩く。 つき従うのは兎と猫。 小鳥と鴉は再び影の内へと戻る]
せっかく息抜きに来とるんに、騒々しいんは勘弁してほしいからなぁ。
[は、と息吐きのんびり屋台を冷やかしていく。 その途中、目に入ったのは色とりどりのお手玉やら手毬など、玩具や細工を並べたもの]
あー……懐かしなぁ。
[ふと、零れたのはこんな呟き]
(104) 2016/05/23(Mon) 22時半頃
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おや、あれかい?
[小鈴の指差す先には、なるほど籠を持った男がひとり。そばにはもうひとりの青年と]
おや、なにやら覚えのある気配だな。
[銀、の...と、音無く呟いて、紅い唇が弧を描く。しゃらんと鳴った鈴の横で、古布のキツネがゆらゆら揺れた]
(105) 2016/05/23(Mon) 22時半頃
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[まだ、『人』の領域に身を置いていた頃、退魔師と共に生業としていたのは旅芸人。 基本は楽の奏者だったが、子供向けにお手玉や手毬を使った芸を披露する事も多々あった]
……アレ喰うてからは、ほとんど触る機会もなかったんよなぁ。
[呟きながらお手玉に向けて伸ばした手。 それに先んじるように、ぽこり、とお手玉の加護の中から木霊が頭を出した]
………………。
(106) 2016/05/23(Mon) 22時半頃
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亀吉は、お手玉に伸ばした手を、木霊に向けてみる。6
2016/05/23(Mon) 22時半頃
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[とっさに掴もうとした手はするりと滑り、木霊は籠の中のお手玉一つ、抱えてどこかへ飛んでいく]
あー……やられたかぁ。 すまんなぁ、押さえられんで。
[屋台の主に向けるのは、へにゃり、とした情けない笑み。 一見すると少女のような屋台の主は、ふるふる、と首を横に振って、気にしないで、と伝えてきた]
ま、そうは言うてもなぁ……取りあえず、今飛んでったのも合わせてこのお手玉幾つか買うてくわ。
[軽い口調で言って、色とりどりのお手玉を買い求めて袖へとしまい込む。 久しぶりに感じる重みに、ふ、と柔い笑みが口元に浮かんだ]
(107) 2016/05/23(Mon) 23時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 23時頃
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[>>70考えた後に、紡がれた秋の家の場所。 それはやはり過去の区分ではあったが、少女には現代の県名もすぐに分かり。]
あぁ、それなら分かるかもしれない。 戻った後に探してみるとしよう。
[そう言うと、教えてくれた礼を添えた。]
(108) 2016/05/23(Mon) 23時頃
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随分昔の事だし、由緒正しい、というわけじゃないぞ。
[>>71先祖が何を思って退魔師へと職を変えたのかは分からない。 血を脈々と伝えていく中で、星に乗っ取られ、堕ちた者はいるのだろうか。 帰ったら父に聞いてみようかと思いながら。]
ん、それは…。 ごっこ遊びの影響かもしれないな。 子供はよくやるだろう、そういうの。 あたしは男の子達と一緒に外を駆け回っていたから。
[ごっこ遊びの延長でちゃんばらをしていたとか。 当然、お付きの者よりも、自ら戦う方を好んでいたのだが。 負けん気が強かったから、それで同い年の幼馴染を泣かしたのも今となっては懐かしい思い出だ。
まぁ、その分同い年の少女の好むお洒落や人形遊びの話には全く乗れなかったのだが。]
(109) 2016/05/23(Mon) 23時頃
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[>>77誠と同時、少女は接近する木霊に気付く。 此方を窺う木霊は、やがてアキ――の持っている鈴カステラに向かって飛んできた。]
…!
[少女は誠の邪魔をせぬよう見守りつつ、木刀を中段に構える。 >>80鋭い音。 木霊に一撃を当てる事に成功した木彫りの人形は、しっかりと木霊を捕えた。]
おぉ、お手柄だな。誠。
[少女は純粋に賞賛の言葉を紡ぐ。 誠はそのまま少女の元に木霊を連れて行き、アキが追いかけるのを見送った。]
(110) 2016/05/23(Mon) 23時頃
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…さて、あたしももう一度挑戦してみるとするかな。
[言いながら、木刀を握り直す。
そんな頃、アキ達の向かったのとは逆側の参道で声が上がる。 妖達も捕り物に参加しているのだろうか。 そう思いながら。]
そっちか。
[少女は音の方角をしっかりと見定めると軽やかに駆け出した。]*
(111) 2016/05/23(Mon) 23時頃
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[斎がまた探してみる立ち上がったその時。 声が掛けられたか。>>101 >>103 あんまり長居するのも悪いな、と思い直し。]
じゃ、僕は灯里の所に戻ってるから。 完成したら、また見せてねぇ!
[声がする方に向かっていく斎と琥珀に、>>103 そう言って、アキは大きく手を振った。]
(112) 2016/05/23(Mon) 23時頃
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[音無き言葉>>105は当然届かない。 けれど、弧を描く唇がその因縁を物語っていた。 琥珀は鼻先を鈴の鳴る方へと向ける。 そこにあったのは見覚えのある古布のキツネ]
『…まぁだ残っとったんかい』
[くく、と低く笑う声が小さく漏れた]
(113) 2016/05/23(Mon) 23時頃
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あぁ、またな!
[戻ると言うアキ>>112へ振り返りながら手を振って応じて]
これ君の?
[声を上げた少女の傍へと行き、籠を差し出す。 もはや妖怪だらけの場所に慣れ、少女に耳尻尾が出ていようが気にしなくなっていた]
(114) 2016/05/23(Mon) 23時頃
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―参道を戻る― [人混み、妖混み、それ、かき分けろ。 少し窮屈そうに歩く、アキ。 それを物ともしないように、誠は人波をかき分けて行く。]
うわ、待ってよ誠!
[絡繰り人形なのに、結構足が速い。 泰然と歩くその姿は、さながら武家の者の様に見えて。
歩いている最中。 物珍しい人形だ、と道中の三つ目の妖怪に拾われて。]
……あ、あの! それ、僕のなんで。 そんな、……譲るなんてとんでもない! 返して下さい!!
[そう言うと、渋々返してくれた。そんな、一面も。*]
(115) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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[頭上で紡がれた声>>105には気付かず。]
うん!……よかった、中身も無事だ。 お兄ちゃん、拾ってくれてありがとう!
[差し出された籠>>114を受け取り、中身を確認する。 色とりどりの飴の中に、「よやくひん」の飴を見つけてほっと一息。 ふさふさのしっぽと耳をぱたぱたと揺らしながらお礼を言う。]
ねね、よかったらひとつどうかな。拾ってくれたお礼に!勿論お代はいらないからさ。
[「よやくひん」を手に取って避けてから、籠を差し出す。 この飴を食べてほしい相手は、既に決まっていたから。]
(116) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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[人垣が出来ている方へ少女は進む。 はやし立てる声やどよめきに、うっかり巻き込まれでもしたのか悲鳴が上がる。 妖達の合間を縫って中心に向かおうとした少女に、的屋と思しき一つ目の妖が声を掛けてきた。]
『おぉい、姉ちゃん。危ないぞ。 木霊が飛び回って、屋台のものが散乱しているんだ。引っかけると怪我するぞ。』
あたしはそれを捕えに来たんだ。
[威勢のいい言葉に周囲にいた妖怪が口笛を鳴らす。 店主と思しき妖は後頭部に口のある女性の姿をしていた。 自力で捕まえようとしたのか、藍染の着物が粉で汚れてしまっている。]
『誰でもいいから捕まえておくれ。捕まえてくれた者には店のお好み焼きをタダで食べさせてあげるからさ。』
(117) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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それは本当か。
[少女は俄然やる気になった。]
…さて、
[身軽に動く木霊に対して、どう動くべきか。 人垣の中心に立ち、木刀を手にしながら少女は考える。 少女が操るのは蛇の形をした雷。 蛇――くちなわ。]
ふむ。 やってみるか。
[咄嗟の思い付きを形にするべく、少女は木刀を媒介に雷の形を練り上げる。]
(118) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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――若雷。
[‘若’は生命の瑞々しい活力を意味する言葉。 雷は稲妻とも呼ばれ、光は稲穂を育てると考えられてきた。
生まれたばかりである故に、自在に形を変えるやわいひかり。 それはそう、しなやかな縄のように。 木霊を捕えれば、絡みついて動けなくさせるだろう。
――上手くいけばの話だが。]
(119) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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[右手でほいほい、とお手玉三つを飛ばしつつ、ゆるりのんびり参道を歩く]
んー? ああ、これな。昔とったなんとかー、てヤツや。
[器用だねぇ、と声をかけてくる妖たちに返す口調は軽いもの]
んー、昔は十まで投げられたが、今はどうかねぇ。 だーいぶ長い事、やっとらんからなぁ。
[芸事を離れてからの年数は数えてはいないが、百単位の年月が流れているのは間違いないから。 見せてくれ、という言葉には笑ってこう返していた]
(120) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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[恐らく、荒らしてしまったのは副産物的なものだろうが、 屋台を荒らしていた木霊が少女の方に向かって跳ねる。]
いい度胸だ。
[少女は木刀の切っ先を木霊に向けた。]
(121) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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アカリは、撓る若雷は、木霊を捕えられるか。15
2016/05/23(Mon) 23時半頃
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どう致しまして。 もう落とすんじゃないぞ。
[籠を受け取った少女が中身を確認する>>116。 無くなったものがないと分かれば青年もまた安堵した。 礼を言う様子に声を返し、揺らす耳の間をぽんと撫でる]
お、良いのか? じゃあこのべっこう飴貰うかな。
[避けられた飴があることには気付いていたが、それは非売品なのだろうと気にせず。 飴としては比較的シンプルなものを手に取った]
(122) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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[若雷――もとい蛇の形をした雷が木霊に襲い掛かり、ぐるりと巻き付く。 ぱりり、と音がしたが、出力は落としたので身体が痺れる程度だろう。]
…よし!
[野次馬の歓声。 妖達は少女が木霊を捕まえる事が出来るかどうか賭けをしていたが、それは知らず。
少女は思わずガッツポーズをした。]
(123) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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見つかって良かったなあ。
[>>116飴籠を受け取り、嬉しそうな小鈴には、優しい声。それから、籠を拾ったという相手...の肩に視線を向け>>122]
それ、おかしな狸だね。
[笑顔で言った]
(124) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/23(Mon) 23時半頃
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ふふん、大丈夫だよ!
[相手の言葉>>122には、ふんっと鼻から息を吐きながら胸を張る。]
なんてったって、こっちにはお兄さんがいるんだもん! あんなふよふよにはもう負けないもんね!
[自信満々に他人の力をあてにしている。]
(125) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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『ありがとうね、お嬢ちゃん…!』
[少女に出店の主が駆け寄ってきた。 右手を掴まれたかと思えば、激しく上下に振られる。 それには驚いて目を丸くしたが、喜ばれているらしいと知れば、悪い気にはならなかった。]
い、いや、その。 どう致しまして。
『今から急いで店を綺麗にするから、ちょっと待っていておくれ。 美味しいお好み焼きをご馳走してあげるからね!』
あぁ、大きいので頼む。
[一先ずは、木霊を引き渡しに行こうと。 蛇の形をした雷を連れて、少女の元へと向かう。*]
(126) 2016/05/23(Mon) 23時半頃
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俺の先祖なんだって。
[おかしな狸>>124と言われても青年は否定せず、肩の琥珀を指差しながら言う。 その指先を琥珀はぺしぃっ、と叩いて青年の頬をむにむに押した]
『子孫やったらおかしいを否定せぃ』
否定要素あるの?
『おい』
[むにむに押してた手でぺし、と突っ込み]
(127) 2016/05/24(Tue) 00時頃
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ふよふよ?
[何やら自信満々な様子の少女の言葉>>125に青年は首を傾げる。 まさか木霊が原因とは思いもしない]
まぁ大丈夫なんだったら良いや。
[そう言って青年は笑う]
(128) 2016/05/24(Tue) 00時頃
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へえ、御先祖が狸なのかい。そいつあ珍しい。
[>>127一人と一匹?のノリツッコミを眺めて、小首を傾げる。そもそも相手が人形だとか、気にしちゃいなかった]
兄さんも、本性は狸なのかい?
[青年に向かって、問うた表情も、すっかり真顔だ]
(129) 2016/05/24(Tue) 00時頃
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ふふん、大丈夫だよ!
[相手の言葉>>122には、ふんっと鼻から息を吐きながら胸を張る。]
なんてったって、こっちにはお兄さんがいるんだもん! あんなふよふよにはもう負けないもんね!
[自信満々に他人の力をあてにしている。]
[さっきまでの自分が嘘みたいだ。 あんなちょっとふよふよしているだけのやつらを怖がっていたなんて! しかしそれももう終わりだ。 何故なら、こっちにはお兄さんがいる。 お兄さんがいればーーお兄さんの力さえあれば、あいつらをやっつけることもできる。それどころか、あいつらを捕まえて自分の幻術の中に閉じ込めるという野望だって叶うかもしれない。いや、きっと叶うはず! 少女の夢は広がるばかりであった。
と、そのとき。
つんつん、とつつかれるような感触。]
(130) 2016/05/24(Tue) 00時頃
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まっさか、俺は人間。 ついでに言うとコイツも元人間。
『そう言うアンタは狐の子孫やろ』
[真顔の人>>129に青年は訂正しつつ、琥珀は軽口とも言えない言葉を投げる]
何だよ琥珀、随分刺々しいじゃねぇか。
『気のせいやろ』
(131) 2016/05/24(Tue) 00時頃
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ん、お兄さん?どうしたの?
[てっきり相手はお兄さんだと思ったので、笑顔で振り向いた。
少女の鼻先にあったのは、ぼんやりとした小さな炎だった。]
(132) 2016/05/24(Tue) 00時頃
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小鈴は、うわああああああ!!!!
2016/05/24(Tue) 00時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 00時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 00時頃
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[どうにか誠を譲り渡さずに。 灯里を探すために、ひた歩く。]
灯里ー?どこだ、灯里ー。
[問いかける声は、風に消えていく。 次第に増えてきた人や妖。 目をこらせば、どこもかしこも不思議な顔で。]
……やれやれ、人捜しも一苦労だな。
[里の方でもこんなに人はいなかった。 それもまた、新鮮なものよと思いながら。]
(133) 2016/05/24(Tue) 00時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 00時半頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 00時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 00時半頃
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へえ、元人間、で、狸で、かい?面白いね。
[>>131青年の答えにくすくす笑う。その狸からの「キツネの子孫」という言葉を聞くと、ぱちりと瞬いた]
キツネって、これのことかい?
[腰に提げたキツネを手にとって]
これは、我の先祖の恩人の形見だって話だよ?随分常識外れの生臭坊主だったって話だけど...闇の星の制し方を教えてくれたんだってさ。嘘かほんとか知らないけどね。
[くすくすと笑う顔は、やはりキツネめいているのだが]
(134) 2016/05/24(Tue) 00時半頃
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小鈴は、うわあああああああああ!!!![[ 1d20 ]]
2016/05/24(Tue) 00時半頃
小鈴は、、5
2016/05/24(Tue) 01時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 01時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 01時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 01時頃
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[雷の蛇を引き連れて歩く姿は、少し人目を引いた。 けれど色々なものが集まる祭りであるが故、絡まれる事はなく。 すれ違った妖に蛇遣いかと問われたが、そこは否定しておいた。]
『そこな人。賽子で遊んでいきませんか。』 『お面はいらんかね。三つ首でも安心の三枚セット!』 『今なら玉蜀黍が焼きたてだよー。』
[客引きの声を聞きながらも、目的を果たそうと歩を進める。]
…誠、とアキ?
[>>133知り合いの声が耳に入った気がすれば、周囲を見渡し。 前方に誠に先導されている形のアキの姿を見つければ、ひらりと左手を振った。]
(135) 2016/05/24(Tue) 01時頃
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よく分かんねぇけど、この人形にしか憑けなかったとかで。
[楽しげな相手>>134にタヌキな理由を告げる。 琥珀に指摘されて持ち上げたキツネの謂れを聞けば、青年はへぇ、と素直に納得する]
『そうな、生臭坊主やったな』
知ってんの?
『腐れ縁や』
[琥珀は一部説明に納得いっていないようだったが、生臭坊主の部分は否定しなかった。 青年の問いにも短く返す]
[そんな折か、近くで絶叫が聞こえたのは。 驚いた視線は飴売りの少女へと向いた**]
(136) 2016/05/24(Tue) 01時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 01時頃
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[よく知った声が聞こえると、>>135こちらも手を振り返す。 まだ木霊を渡す前だろうか、それならば、灯里も捕まえたのか、やったな。と一緒に喜んでおこう。]
ちょっと遅くなった、ごめん。 さっきそこで斎と琥珀に会ってさ。 斎、芸事の練習してた。危うく琥珀の体に穴開けそうになったらしいけれど。
[そう言って手で指し示す先。既に斎は移動した後だろう。 しかし、色々と可笑しい説明。 一体どんな反応を示すのだろうか。]
(137) 2016/05/24(Tue) 01時頃
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[狸に気を取られている間に、木霊がまたぞろ小鈴の前に現れた>>132]
おっと、大丈夫かい?
[叫び声を聞くと、手を伸ばす]
(138) 2016/05/24(Tue) 01時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 01時頃
ウトは、ふよふよする木霊を払うように 19
2016/05/24(Tue) 01時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 01時頃
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う、う、……うわああああああ!!!!
[目の前に現れたふよふよの姿に、しばし固まる。 そして次の瞬間、全力で叫び声を上げていた。 光の速さで四足飛行に戻る。]
うわああああ!!こっちこないでええええおばけええええええ!!!!
[話をしている二人の間をぐるぐるぐるぐる。 最終的にお兄さんの足元に丸まってぷるぷる震えだした。 先ほどと全く同じである。]
(139) 2016/05/24(Tue) 01時頃
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ほらほら、あんまり悪さするなって、言ったろう?
[逃げようとするふよふよを、ひょいと振った着物の袖に閉じ込めた]
ほーら、捕まえた。
[にんまり、笑った顔のまま、腐れ縁、と言う狸の方を再び見る]
狸と狐かあ、そりゃまたおもしろい腐れ縁だ。それに、あんた銀だろう?眩しくてうっとおしいけど、小さいから助かるけどね。
[そんだけ小さいと喰らう気にもならない、と、物騒な事をけろりと言って]
おやおや小鈴、大丈夫だよ、護ってやるって言っただろ?
[くるりとすぐに表情を変えて、足元で震える狐を優しく撫でた**]
(140) 2016/05/24(Tue) 01時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 01時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 01時半頃
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[>>137手を振り返したアキ達と合流する。 蛇は木霊を戒めたまま。 共に喜んでくれるのには表情を緩め、素直にありがとう、と返す。]
いや、あたしも木霊を捕まえに行ってしまったからな。
[遅くなった、との言葉には緩く首を振ってみせる。 けれど続いた言葉には瞠目して]
……ナイフ投げか、切断マジックでもやる心算か? 先ずはコインでも…と、琥珀は昔の人だったか。
[彼には馴染みのない言葉を紡ぎ、少女は訝し気に首を捻る。 手で指し示された先には当人達はおらず。
ぬいぐるみに穴が開いたら琥珀はどうなるのだろう、と想像してみたが、別のものに宿り直すのかもしれない、と。]
(141) 2016/05/24(Tue) 01時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 01時半頃
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……う、もう大丈夫?どっかいった?
[ふわり。 温かい手のひらに撫でられて、ようやく顔を上げた。 優しげな瞳を見て、ようやく人型に戻る。 瞳にはうっすら涙の膜が張っていた。 撫でてくれる手にすりすりと頬擦りをしながら立ち上がる。手はぎゅっと握ったまま。]
……ありがとう、お兄さん!
[先ほど出会ったばかりだというのに、その瞳には確かな信頼感が滲んでいた。]
(142) 2016/05/24(Tue) 01時半頃
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[どうやら遅くなった事に関しては気にしていない>>141らしく、アキは少しだけ胸をなで下ろす。 勿論、灯里がこの程度の事で機嫌を悪くするとは思えなかったのだが、少しだけ心配はしていたようで。]
ないふなげ、せつだんまじっく……。 な、なんか物々しい響きだな、それは。 ええと。そういうものでは無かったと思う、恐らく。
[確信は、なかったが。 しかし、事実を伝えたらこうなってしまうのは然もありなん。
……いや、それで片付けて良い問題でもないのだが。]
紙の蝶を飛ばしていたな。 斎が扇子を仰げば、くるくると回って、綺麗だった。 まだ練習中だから、これから見せてくれると思う。
[そう伝えて。]
(143) 2016/05/24(Tue) 01時半頃
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[>>143心配していたと知ったなら、そんなに心は狭くないから安心しろ、と言葉を重ねるだろうが。 知らないままなら、少女は不思議そうに目を瞬かせるのみ。]
…ん?あぁ、そうだな。
[物々しい、と聞けば考え直す。 けれど穴が開くような危険が伴うものと聞けば、そうしたものしか思い浮かばなかった。]
ほう。紙の、蝶。
[紙切りは見た事があるが、それは初めて聞いたもので。 手妻師である琥珀の仕込みだから期待も出来る。]
――それは、楽しみだな。
[そう応じる少女は思わず顔を綻ばせていた。]
(144) 2016/05/24(Tue) 02時頃
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[蛇が捕えた木霊をちらりと見て。]
あっちで出店を荒らしていたのを捕獲したんだが、店主が気前のいい人でな。 お礼にタダでお好み焼きを食べさせてくれる、と。
良かったら、アキも食べてみないか。
[そう語る少女の顔もまた、生き生きとしていた。]
(145) 2016/05/24(Tue) 02時頃
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……嫌、待たせて悪かったな、と思ってね。それを心配してた。
[アキはそう告げると、>>144心は狭くないからと言葉を重ねられた。 確かにその通りだと思いながら。 穴が開く程危ないものをさせられていたのは聞いていたが、 具体的に何をされたのかはアキも知らないままで。
紙の蝶に興味を持たれれば、こちらも一つ頷く。]
うん。どんなのを見せてくれるんだろうね。
[アキも、灯里と同じように、斎の芸事――胡蝶の舞を楽しみにしていた。 続く言葉には、>>145]
えっ、いいのかい? その、お好み焼きとやらを頂いても。
[灯里は生き生きとしている。 よほど美味しい食べ物なのだろう、と僅かに期待を寄せる。]
(146) 2016/05/24(Tue) 02時頃
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…あぁ、何だ。
[>>146言葉が返れば、ふ、と笑い、>>144言葉を重ねた。 穴が開く危険を伴う手妻の真実は、当人達に聞くのが一番だろう。 今も何処かで修行でもしているのだろうか、と少女は考える。 彼がもう一人の闇星と邂逅しているとは知らぬまま。]
期待を膨らませておくとしよう。
[勿論、斎本人にプレッシャーをかける心算はないが。
頂いても、と問われれば、少女は大きく頷いてみせる。]
大きいのを頼む、と言っておいたからな。 お好み焼きは小麦粉に刻んだキャベツや卵を混ぜて、鉄板の上で焼く料理なんだ。 肉が苦手なら海老や烏賊、明太子を入れても美味しいぞ。
[マヨネーズは口に合わなかったようだから、全体に掛けない方がいいだろうか。 そんな事を考えながらも、嬉々としてお好み焼きについて語った。]
(147) 2016/05/24(Tue) 02時半頃
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[期待を膨らませる>>147灯里。 アキにとっても、期待を寄せるには十分のもので。 その時を楽しみにしておこうか。
お好み焼きなるものは、そういうものらしい。 やはり未来の食べ物だ。アキには馴染みがない。 それでも、お好み焼きについて嬉しそうに語る灯里は、それ程までに美味な食物なのかと思わせるには十分で。]
海老に烏賊に明太子、か。良いね。 海の幸は好きだ。
[こうしている間にも、再び腹が減った気がする。 手元の鈴かすてらをちょいと失敬して**]
(148) 2016/05/24(Tue) 03時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 03時頃
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[>>148お好み焼きは作る手順もそれ程難しくないし、野菜や肉と魚介類も一緒に摂れる。 週に一度食卓に出ても美味しく頂けるくらいには好きだった。 そもそも少女は苦手なものが少ないのだが。]
どんな具材があるか、店主に聞いてみよう。 烏賊と海老辺りはあると思うんだが。
[そんな話をしていれば、また空腹を感じる。 結果を得る事が出来なかった先程と比べれば、気分は晴れやかだった。 腹の虫が鳴らない内に店へ向かおう、そう決めて。]
(149) 2016/05/24(Tue) 03時半頃
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取り敢えず、こいつを引き渡してしまいたい。 逃げられたら厄介だからな。
[そう言って、一先ず、予定通りに木霊を少女に引き渡しに行く事に。 はぐれないように、時折互いの位置を確認しながら進んでいく。
道中、煌星の気配を近くに感じれば僅かに耐えるように眉を寄せるが、 闇星の気配がその近くにあれば緩く首を捻った。 亀吉の気配とは違うそれが、何者のものかは分からずに。
やがて白い少女の元へ至れば、]
危害は加えていないから、安心してくれ。
[そう言って、蛇の拘束を解かせて少女に木霊を手渡した。 ちろちろと舌を出していた蛇は、役目を果たしたばかり、ふわりと消える。]
(150) 2016/05/24(Tue) 03時半頃
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[そうして道を引き返し、 お好み焼きの出店に辿り着けば、主は笑顔で出迎えてくれた。]
『あ、お嬢ちゃん。良く来てくれたね。 そちらはお連れさんかい。』
あぁ、彼はお好み焼きを食べた事がないそうなんだ。 とびっきり美味しいのを頼むぞ。
『それはそれは。腕によりをかけて作らないとね。』
[からりと笑う彼女と幾つか言葉を交わし、 烏賊と海老、そして明太子の入ったお好み焼きが熱された鉄板の上で焼き始められる。]
(151) 2016/05/24(Tue) 03時半頃
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『さて、出来上がりだ。』
ありがとう。凄く美味しそうだ。
[そうして渡されたのは、普通のお好み焼きよりも二回りほど大きなもの。 紙箱から溢れんばかりのそのボリュームはなかなかに壮観だ。 ソースの上には鰹節がかけられ、何とも食欲を誘う香りが鼻を擽る。]
アキ、先に食べていいぞ。 出来たてで熱いから注意してくれ。
[二つ貰った割り箸をアキに差し出しながら紙箱を彼に向けた。 彼が食べたら、少女はマヨネーズをかけて食べる心算。]**
(152) 2016/05/24(Tue) 03時半頃
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なんだ、こいつらが苦手だったのか。 そりゃあ籠も落とすわけだ。
[木霊に対し叫び声を上げる少女>>139を見て、青年は納得顔。 もう一人との間をぐるぐるする様子を目で追った後、彼の足元に丸まってぷるぷるするのを見た。 その間に木霊は少女の保護者となっている彼により捕獲される]
おー、見事見事。
『そらあんがとよ』
[無駄な動きのない捕獲に青年が拍手している傍ら、物騒な言葉>>140に琥珀は、ふん、と鼻を鳴らす態度]
『(つぅか、一度喰ろうとる癖にまだ喰らう気ぃかぃ)』
[心の内の声と共にじと目(ただし人形なので以下略)もくれてやる]
(153) 2016/05/24(Tue) 18時半頃
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[さて、琥珀がどうして彼に対して先程からこのような態度なのかと言うと。 彼の腰にある古布のキツネは己の母の形見でもあるからに他ならない。 それをくれてやった相手は紛うことなく腐れ縁であり。 彼の言う恩人と言うのが腐れ縁に他ならないのである、が]
(154) 2016/05/24(Tue) 18時半頃
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『(奴なんに奴やないってぇのが相手し辛いわっ)』
[と言うのが一番の理由であり、揶揄われているような感覚を受けるせいである]
(155) 2016/05/24(Tue) 18時半頃
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アンタが居ればその子は大丈夫そうだな。
っと、折角こうして言葉を交わしたんだ、名前聞いても良いか? 俺は斎だ。
[少女がもふもふ状態から人型に戻った頃>>142、青年は彼らに名を問う**]
(156) 2016/05/24(Tue) 18時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 19時頃
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[烏賊や海老はあると聞き、>>149 俄然お好み焼きに対して興味が湧く。 これもまた、アキに取っては名前から想像の付かない料理であるため、興味が大きいのだろう。
灯里は木霊を引き渡しに行ったようで。>>150 道中眉を寄せる場面もあれば、 アキは疑問に思うも、深くは追求せず。]
……行こうか、誠。
[引き返す灯里を追って、 アキと誠は来た道を引き返していく。]
(157) 2016/05/24(Tue) 21時半頃
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[お好み焼き屋なる所の店主は、 おかしなところに口があるようで。>>117 なんだか、妖がいる光景も見慣れてきそうなくらい、この神社は様々な者が来るのだなとありありと知ることとなった。
さて、お好み焼き屋の主が腕によりを掛けて品を作り上げていく。 海鮮のお好み焼きが完成する様を、>>151 アキは物珍しそうにまじまじと見ていた。]
……うわぁ、なんか、凄い。
[これも未来に出来る食べ物か、と思いながら。]
(158) 2016/05/24(Tue) 21時半頃
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[完成したお好み焼きは、とても大きく。>>152 主の厚意によって出来たそれを、 アキは目をぱちくりさせながら、見る。 割り箸を渡されれば、アキは有難く受け取り。]
うん。 じゃあ、頂きます。
[ぺきり、と箸を割る音が響く。 箸を割るにも、どうにもぎこちなく見えるのは、使い慣れていないせいだろうか。 そして、アキは未知の食べ物に、箸を入れた。]
(159) 2016/05/24(Tue) 21時半頃
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[ぱくり、と一口。 なんとなく、たこ焼きに近い感じがするが。 歯ごたえのある野菜や、海老の感触を感じる。]
なんか、不思議な味だ……。 でも……美味しい。
[お好み焼きを初めて食べた、アキ。 その味は、なんとも不思議な者で。 辛さも食感も、慣れなくも美味である、 そう感じて**]
(160) 2016/05/24(Tue) 21時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 21時半頃
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[ひょいひょい、と軽くお手玉を放り投げていれば、満天星躑躅の精霊がふわりと近くにやってくる]
おー、成果はどんなもん? んん、だいぶ大人しゅうなっとる、と。 そりゃ何より。
賑やかなんはいいが、行き過ぎると色々と厄介やからなぁ。
[しみじみと告げた言葉に精霊はこくこくこく、と頷いて。 それから、あ、と短く声を上げた]
(161) 2016/05/24(Tue) 22時頃
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ん? どないしたん?
[言いながら、たどる視線の先には、飲み物を冷やす水槽の中できゃーきゃーとはしゃぐ木霊たち]
…………。
[は、と小さくため息ついて、お手玉を袖の中へと落とし込み]
(162) 2016/05/24(Tue) 22時頃
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亀吉は、滅紫、と声に出さずに小さく紡ぐ。8
2016/05/24(Tue) 22時頃
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[紡いだ声に応じて揺らぐは、青年の影そのもの。 しゅるりと伸びたそれは、水槽の中の木霊に音もなく忍び寄るものの。 もうちょっと、と言う所で、何かを感じたらしき木霊はきゃーあきゃーあ、といわんばかりに逃げ散って行った]
ちぃ……気づかれたか。 滅紫なら、音なくても動かせるから、いけると思うたんやけどなぁ……。
[ぼやくように呟いて、がじ、と後ろ頭を掻く。 その傍らでは精霊が残念そうに肩を落としていた。*]
(163) 2016/05/24(Tue) 22時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 22時頃
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[>>157全部乗せ、という豪快なチョイスも少女的にはアリなのだが、 アキに食べさせるなら、彼の好むものにした方がいい、と。 口に合うと良い、と願いながら、少女は木霊を引き渡しに行く。
道中の変化については、深く追及されなければ腹が減っただけだ、とのみ答えるだろう。 飢えを感じたのは少女の腹だけでなく、闇星もなのだが。
そうして、お好み焼き屋に至る。 >>158一見すれば普通の女性に見える妖は手際よくお好み焼きを作り上げていく。 その手際を珍しそうに見ているアキの姿を少女は微笑ましく思いながら見守っていた。]
(164) 2016/05/24(Tue) 22時頃
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[>>159大きめのお好み焼きは、同年代の少女では食べきれない人もいるだろう。 けれど少女にしてみれば、食べ甲斐のあるご馳走である。
目を瞬かせながら紙箱に入ったお好み焼きを見る彼は、少女が手渡した割り箸を割ってお好み焼きに箸を入れる。 割り箸を割る仕草は少しだけぎこちないが、恐らくナイフやフォークを操らせるよりはずっとスムーズで。 一口食べるのには少し緊張はした。]
――良かった。
[>>160食べた事がない者にとっては味も食感も不思議な感じはするだろうが、 美味しいという言葉が零れれば、少女はほっと胸を撫で下ろす。]
(165) 2016/05/24(Tue) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/24(Tue) 23時頃
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うん。 此処には見た事の無い物が一杯だ。 [一通り頂く。 たこ焼きとはまた違った味があって、面白い。 灯里の分を少しだけ多めに残し、 頂いた後で、一つ礼をする。]
ありがとう、ご馳走様でした。
[しっかりと挨拶する、アキ。]
(166) 2016/05/24(Tue) 23時半頃
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いい経験になったかな。 いや、どう致しまして、だ。
[>>166アキが食べ終われば、少女もお好み焼きに手を付けようか。]
――いただきます。
[言いながら割り箸を割ると、嬉々として先ずはマヨネーズなしの味を楽しむ。 海産お好み焼きの味が口の中一杯に広がるのを無言で数口堪能してから]
店主、マヨネーズはあるか。 『はいよ。』
[そうして手渡されたマヨネーズをお好み焼きに掛けて食べる。 酸味とまろやかさが加わってまた違った表情を見せるから面白い。]
(167) 2016/05/24(Tue) 23時半頃
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…うん、至福だな。
[少女の顔は綻んでいた。]
(168) 2016/05/24(Tue) 23時半頃
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――ご馳走様でした。
[お好み焼きを平らげた少女は手を合わせる。 割り箸や紙箱は屋台の方で引き受けてくれた。]
…さて、
[きょろりと周囲を見渡す。 祭りが終わる気配はない。]
これからどうする、アキ。 出店でも回って時間を潰すか…?
[腹もくちくなった少女はそう問いながら緩く問い掛けた。]
(169) 2016/05/24(Tue) 23時半頃
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[お兄さんの手は握ったまま。 ついでに耳と尻尾もそのままで、相手の問いかけ>>156に元気よく手を挙げた。]
わたしは小鈴だよ!ちっちゃい鈴って書いてこすずって読むんだ。 このお祭りでは飴売りをやってるよ。ここにいる生き物の中でいちばん毛並みがつやつやなのがわたしだから覚えてね!
[その場でくるっと後ろを向いて、相手にふさふさのしっぽを見せつける。ふりふり。]
(170) 2016/05/25(Wed) 00時頃
|
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や、やっぱりまよねぇずを掛けるのか。 未来の人の感覚は、なんというか、凄いね。
[お好み焼きを食べる灯里。>>167 >>168 そんな感想が零れる。 やはりアキにとっては、まよねぇずは面妖なものだという認識だったようで。
灯里が食べ終わるのを待つと。>>169]
そうだね。 もっと色々、見てみたいな。
[そう、答える。 此処には、驚きが沢山あった。]
(171) 2016/05/25(Wed) 00時頃
|
|
[かすてらにふらんくふると、たこ焼きにお好み焼き。 アキが知らない食べ物を一杯食べられた。 これが普通に食べられる時代が少しだけ羨ましいな、と感じる。
異能の力を与えられた、斎。 そのご先祖様の、琥珀。 雷の力を操る、灯里。
世界は本当に広い。アキはただ、凄い凄いと言うだけで、何も無いんだなあ、と言うのがありありと分かってしまって。 そんな事を考えていると、誠がつんつん、と再びアキの足下をつつく。]
……どうした、誠。
[金が足りなくなった訳では無かろう。 ……すると、アキは誠、そして自分の様子が少し変になった事に気づく。]
(172) 2016/05/25(Wed) 00時頃
|
|
[誠は、アキの方をじっと見て、片膝立ちをする。 それをじっと見つめる、アキ。 すると、アキは急に、目をぱちくりとさせる。]
……えっ。 僕に力を貸す、って?
[誠は、一言も喋らない。 端から見たら、奇妙な光景だろう。 しかし、アキには……誠の意思が"分かった"のである。]
(173) 2016/05/25(Wed) 00時頃
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|
[しばらく、言葉を交わさず、お互いをじっと見る、アキと誠。]
……うん。分かった。
[それだけなのに、まるで会話が出来ているかの様な振る舞いを見せる。 どうやら、誠は、アキの意思でも動かす事が出来るようになったらしい。]
……あっ、と。 待たせてごめんね、じゃ、回ろうか。
[灯里には不審がられただろうか。 兎に角、色々見て回ろうかと思った、その時。]
(174) 2016/05/25(Wed) 00時頃
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[ ――し ゅ ぱ っ !
鋭い音が、耳を劈く。 どうやら、残りの木霊が悪さをしていたらしい。 アキの耳元を、凄い速度で飛んでいく。]
……まだ、いたのか。 いくよ、誠!!
[そう、いうや否や、アキは木霊を指指し、狙いを定める――。]
(175) 2016/05/25(Wed) 00時頃
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明之進は、誠に指示をだす。誠は飛び上がり、木霊に一太刀入れる。6
2016/05/25(Wed) 00時頃
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……あっ!!
[躱された。 木霊は凄い早さで逃げていく。 誠は、しゅたり、と着地し、首を横に振った。]
……やっぱ、難しいな。 思ったように動かすのは。
[今までは、誠は誠の意思で動いていた。 しかし、アキの意思で動かすのはそれ相応の難しさもあったようで。]
(176) 2016/05/25(Wed) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/05/25(Wed) 00時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2016/05/25(Wed) 00時頃
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[問いに返った答え>>170は元気の良いもの。 ただ、手を離さない様子から木霊への恐怖は残っているようだった]
小鈴かぁ。 確かに良い毛並みしてるな。
[見せ付けられた尻尾はふさふさとしており、見るからに手触りも良さそうだった。 言葉にした通り、良い毛並みをしていると思う]
あ、そうそう。 こっちのタヌキの人形に乗り移ってるのは琥珀ってんだ。 さっき言った通り、元人間で俺の先祖。
[言い忘れた、と思い出して青年は肩にいる琥珀についても彼らに示した]
(177) 2016/05/25(Wed) 00時頃
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こうすると、味が変わって二度美味しいんだ。
[>>171マヨネーズは不評らしい。 店の主にマヨネーズを掛けないでおくよう交渉しておいて良かったと思う。]
そうだな。 射的とかヨーヨー吊りでもやってみるか? 探したらありそうだぞ。
[もっと色々見たい、という彼にはそんな事を言って。
流石にまた何か食べようという気にはならなかった。]
(178) 2016/05/25(Wed) 00時頃
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[>>172誠とアキのやり取りの邪魔はせぬよう、少女は雑踏に視線を向ける。 河童と思しき妖が胡瓜を齧っているのはいいとして、 牛頭の妖が牛肉らしき串を食べながら歩いているのは、なかなかシュールな光景だった。
>>173木彫りの人形は言葉を語りはしないが、持ち主であるアキには何を言いたいか伝わるらしい。 凄いな、と純粋に少女は思っていた。
誠に命を与えたという妖は、一体どんなモノなのだろう。 そんな風に考えながら、かの小さき人形に視線を遣った頃、アキから声が掛かり。]
いや、大丈夫だ。
[首を振りながら応じて、再び人混みの中に戻ろうかという頃。]
(179) 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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――!
[>>175鋭い音と共に木霊がアキの傍を飛ぶのに少女は瞠目する。 気付かなかったのは速度故か。
行くよ、と相棒に声を掛けるアキは木霊を指さす。 先程までとは様子が違うのに、少女は無意識に息を詰める。
飛び上がって繰り出された一閃は狙いを外し、木霊は逃走していった。 >>176着地した誠を、少女はじっと見つめていた。]
…アキ、今。
[自分の意思で誠を動かさなかったか、と問おうとしたところ、 思ったように動かすのは難しい、と言うのが聞こえて。]
(180) 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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――人形遣いの才能でも眠っていたのか?
[それとも新たに才能が開花したのか。
先程何事か遣り取りをしていたのが、先程の立ち回りに繋がったのだろうかと考えながら問い掛けた。]
(181) 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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[取り逃がしたため、アキは灯里に苦笑いを返すのみ。 もう少し上手く立ち回りをしていればと思わずにはいられなかった。 それでも、今まで誠が好き勝手動いていたのは事実。 そして、先刻はアキが誠を操っていたのも事実。
問いかける言葉>>181には、ええと、と困惑の笑みを浮かべる。]
そうなの、かな。 なんか、誠の意思が分かっちゃったから、そのせいかな。
[困惑しながらも、肯定する。 しかしながら、アキには自覚は殆ど無い。 というよりも、これは誠のお陰だと思っているから。]
(182) 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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