人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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【人】 記者 イアン



 君も俺を置いていくのかな。

[触れるだけ触れて、同じだと思わせて。
俺に今どんな声が届いているのかも知らずに。

手は彼の服の袖へと伸ばされ
けれど途中で落ちてしまった。

抱いているものは
破壊的な衝動ではなく、共感と寂寥感。
想う相手がそれぞれ違って、
深層に手を伸ばしてきた誰かではないから、
離れる者から無理矢理に奪おうとまでは、ならない。]

(157) 2018/05/22(Tue) 04時半頃

【人】 記者 イアン


 さようなら、フェルゼ。
 本当に君の言うとおりなのなら、君がもう何も出来ないのなら。

 またおいでよ。
 俺は君に恋してないけど、傍にくらいいるよ。
 もう知ったようなことも言わないさ。

[来てほしい気もしたし、
自分の思ったとおりであってほしいとも考えた。
彼のいた位置で壁に背を預け、見送る。
薔薇の香りが後ろ姿を追い掛けて。
啜り泣きが響かなくなった廊下に漂い
誰かの居場所を主張する。]*

(158) 2018/05/22(Tue) 04時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 04時半頃


イアンは、紙の魚が手の中で泳ぐ**

2018/05/22(Tue) 05時頃


【人】 記者 イアン


 そう。それが君の選択か。

[さてはて。何が切っ掛けになったのやら
幼子じみた否定が返った時>>159予兆はあったのだろう。
俺の本当を笑った口が、紡いだ言葉。>>160
彼自身に向けていると、すぐに察する
蝶は食虫植物から逃れた。なるほど、清く正しい。]

 騙す?自分を受け入れるべきなのは、君だと思うよ。

[理解し難い。>>161
俺はちゃんとこの気持ちも、欲望も受け止めている。
彼から見た俺はどんな姿をしているのだろう。
分からないから、自分ではなく彼のことを考えた。]

(168) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン


 それこそ、知ったような口だ。
 何もかも、最初から駄目だった。

[俺が満たされて眠らない理由。
衝動が求めているものは、
決して手が届かないところにあった。
隣にいてくれる子も今は遠いところ。
一時の触れ合いをくれる誰かがいなければ、眠れない

誠実で真っ直ぐな言葉に>>162否定ばかり返す
薔薇の香りの中には彼が知らない色んなものがある。
でも、刺さることもそれなりに言われたから、
立場が入れ替わったように反論したのだろう。]

(169) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン


 残念だなぁ、本当に残念だよ。
 好きなら隣にくらい座ってくれてもいいのに。

[何も犯す気なんてなかったのに。
泣いた後の笑みは>>164正常な人間のもの、

俺は、少なくとも今は聴き続けるのだろう。
呪いのような声を、ひとり。
夜はまだ終わらない。
呪われた者たちが眠らなければ、きっと。]

 ちょっと、今の君が怖いな。

[なんでだろうな、全て知られているような錯覚。>>165 ]

(170) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン


 全て、終わったことだよ。
 少なくとも彼のことはね。

[モリスに関しては正しい。
もしかしたら、時間が経って後悔しているかもしれない。
彼にもう一度謝罪する必要も、あるのだろう。
だけど、ヴェルツには“誰か”が水を与える。]

 そうかな、
 ……自分ではよく分からないな。

[歩き出した背後、香りの共に呟きが落ちる。
最後くらいは素直に受け入れておく。
歩き出す方法は、なんなのだろう。ふと考えてみた。]

(171) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン



 上手くいくといいね。

[呼び掛けは純粋な気持ち
確かに先輩としてだけの感情だったから。
>>166を追い掛けていく香りは無意識のもの。
誘う気持ちなんてありはしない。

ひとりになったその場所で
人にも薔薇にも届かない独り言が落ちた。 ]**

(172) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

――春の日に――

[続く夢は霞んで、とある一日の出来事をぼんやりとリフレインする。
 今から辿って一月もしない頃の話だ。
 鳥の羽が小さな珠を抱くような細工をひとつ、中庭に落とした。
 小さな不運だった。手が滑って、風が吹いて。
 いつも通り執着などないはずで、このまま捨て置くことも考えたが、何故だかその日は拾いに行こうと思って、庭で彼に出会った。
 あの頃は名前も知らず、どころか顔を合わせるのすら数えるほどでしかなくて、呼びかけることも出来ずに一度、おろ、と戸惑って。]

――欲しいなら、あげるよ。

[そんなふうに、きっと的はずれなことを言ったんだったか*]


[すぐ傍で眠りに落ちた誰かが、その相手と知るすべはない。
 ない、けれど、或いは。
 夢の中ならば、薔薇がいたずらに邂逅を許すやも、しれず――**]


メモを貼った。


【人】 記者 イアン

[ここには誰も来ない。
俺が歩き出さないのだから、そうなる。

悲しんでいる自分を受け入れるとは、
自分自身の心を騙すとは、
伸ばす腕を諦めないでとは、

ああ、出来が悪いから、今やっと理解する。]


 立ち止まっている、なあ。

[過剰な水は器官を詰まらせそうだ。
毒のような響きが聞え続ける。]

(180) 2018/05/22(Tue) 10時半頃

【人】 記者 イアン

[酷いことをしたな。
同じ気持ちだと分かって、
彼にだけ歩いて行けとおざなりに背中を押した。

《あの時》から、自分自身は動かないままだというのに。

自分を認めるようなことを、きっと何気なく>>0:288
それでもあの時だ。遠くから見つめて、育んだ植物が
花を付けたと理解したのは。]

(181) 2018/05/22(Tue) 10時半頃

イアンは、手の中で魚が潰された*

2018/05/22(Tue) 10時半頃


イアンは、メアリーは今でも綺麗で、羨ましいと思っていた

2018/05/22(Tue) 16時頃


イアンは、フェルゼはあれからどうしたのだろう

2018/05/22(Tue) 17時半頃


【人】 記者 イアン

[ヴェルツとのことを少なくとも、と口にしたが
何も事情を知らない聞き手にとっては>>212
よく分からない言葉だっただろう。

男はまだ、廊下で座り込んでいる。
静かに、静かに。夜に潜む獣のように。
動く様子は無く、赤い花の香りを漂わせるばかり。]*

(217) 2018/05/22(Tue) 17時半頃

【人】 記者 イアン

[色々なことがありすぎて
何故中庭で寝ていたのかも聞けずにいた。
思えば、それもきっと傷と同じこと。
引っ張って医務室に連れて行く
そんな簡単なことすら出来なかった。

見に行くのは、辛くて
遠くから届けた一言が、せめて
たった一滴でもいい、水になってくれたら。]

(227) 2018/05/22(Tue) 21時頃

【人】 記者 イアン

[偉そうに語った割に、自分はこれ
終わってしまったのだから仕方ない。
フェルゼと俺は、似ていて違う。

────ふと、気づくものがある。
その聖なる響きは、何を意味するのだろうか。

静かに降り注ぐ雨に似ていた。
枯れそうな薔薇は、生きるだろうか。
そうなれば、きっと俺も嬉しい。]

(228) 2018/05/22(Tue) 21時頃

【人】 記者 イアン



   綺麗だ。

[呪いと茨の中でも
俺にとっての君は、今だって。

親にも腫れ物として扱われる男に
帰る場所と安らぎをくれていたひと。
きっといつまでも、思い出に咲く。

潰され歪んだ栞の魚を
一度、二度、三度、引き裂いていく。
八つ当たりじみた行為は、欲の解消にはならない。]*

(229) 2018/05/22(Tue) 21時頃

――来客――

  [振り返っても、何も見えないのがこわかった。]
 


[あまり子宝に恵まれない両親の元、ようやく生まれたひとりがモリスだった。
 勉強や運動の方には――特に歴史と器械運動がひどく残念だ――目立った成績はないものの、伸び代があると笑って、いつもより少しでも良ければ褒められるような甘い家族に囲まれていた。
 幼少期から少し絵は描いたが別に好きにもならず、談笑とじゃれ合いばかりで過ごす日々が続いたあと、この学校でようやく趣味らしいものに出会った。]


[それからは没頭した。少しの絵の経験が、作品のイメージを記すのに役立った。学年下の絵描きにも手伝ってもらったし、庭いじりの先輩には木切れをもらった。なんなら間接的に本来の庭師である用務員とのコネクションも出来た。
 失敗ばかりでごみを増やした時期が過ぎれば、徐々に校内での認知も広がっていく。
 夢中で、夢中で、それからふっと立ち止まった。

 そう、それはいつだったか、奇しくも眠りの外と同じ言葉をかけられて。]


[考えたことなかったなと、振り向いた。
 過去を思えば、何もなく。自分を構成しているのは木片とナイフとやすりと針だけに思える。
 それをこわいと思ったのは、単なる自分の感性の話だ。
 染まった人生を振り返り、堂々と好きなものは木を彫ることだと言える人だっているだろう。
 いつか怯えを問いかけた時、フェルゼはその類の人間だと思っていたから、返って来た言葉は少しだけ意外で。
 けれど失くなることのほうがこわいと告げるその気持ちもわかる気がした。
 染まるのをこわがるくせ、この手は木と枝に触れるのを止めなかったのだから。]


[穏やかだった心に少しの亀裂。くく、と微かに眉が寄ったのに、手を撫ぜるだけのフェルゼはきっと気づかないだろう。
 そしてその内、ゆっくりと思いを振り払ったかのように表情は穏やかなものに戻る*]


記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 21時半頃


 ― 春の記憶と ―

[あの細工は、今も部屋のベッドの脇に置いてある。
何かを抱く鳥。
大事なものを抱きしめているような、優しさ。
落とし物だと思ったのに。
欲しいなら、と言われたら、「はい」なんて咄嗟に頷いて、
なんとなく気まずくってその場はすぐに辞したのだっけ。

持ち帰った細工を、同室者が「モリス先輩の?」って聞くから、それで名前を知った。
でも、それだけだ。
そのあとすれ違っても、何の視線も動かなかったから、いまさらありがとうなんて言えなくて―――]


 ― 夢の中 ―

[優しい音が聞こえる。
ヴァイオリンとは違う、鍵盤の音。
明けない夜、月の隠れた星を探すような、音。
あるいは、暗い夜。傍らに眠る家族に手を伸ばすような、安心を約束された安らぎの曲]


[表面を撫ぜる誰かの気配。
額に触れた唇は、夢の中に、濃い薔薇の香りを齎す。
それは、質量のある「想い」だ。
その色は知らねども、確かにある感情。

生まれかけた、微かな欲を、薔薇の香りが増幅させる。
それは、まだ名づけなくていいはずのもので。
形にするのも躊躇われる儚さで]


 ― 夢の中の、医務室で ―

[聞こえるはずのない音量で、鍵盤の音が響いている。
それは、心地のよいBGM。
心を揺さぶるに十分な情熱は、窓から太陽の照らす明るい医務室の中を軽快に彩る]

 あぁ、  ……夢か

[シーツの中。
右手の指を一本ずつ、ゆっくりと折り曲げた。
明るい光がこそ、夢だと知らせる不思議。
現実と繋げるのは、この甘い香り。
中庭の薔薇が、今を盛りと花開く]


メモを貼った。



  [きらきらひかる、
         おそらのほしよ。]
 


[例えば、小さなつむじ風が薔薇の花弁を巻き上げて、すべて飛ばしてしまうように。
 例えば、虹色に渦巻いていたシャボンの玉が、はつんと弾けるように。
 穏やかなぬくもりに揺蕩っていた自我が、ふいに帰ってくる感覚がした。
 瞬間、どこか遠くに聞こえたピアノの音も、ふつと途切れる。
 現実でもないピアノなのに、途切れればどこか残念な気がした。]

……あれ、

[ゆっくりと目を開ければ、見知った医務室だ。
 明るく、太陽が差し込んでいる。
 夢の中で目を覚ますという珍しい経験をしたことには気づかないまま、隣にいる人影に視線を向けた。]


時が止まったことを、知らなかったので。


【人】 記者 イアン



    明けない夜があればいいのに。

(283) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[自傷的な八つ当たり
被害者の栞は細かく、花弁に似て床に落ちた。

俺は魚では無かった。
そこにはただの絵が描かれた紙の残骸。]

(286) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[人間は貪欲だ。
願いが一つ叶えば、また一つ。
尽きることなく罪深く。

欲望だけでは、傷の舐め合いでは駄目だった。
まるで何も汚れていないみたいに
あいされてみたかった。]*

(289) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

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