人狼議事


24 明日の夜明け

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視点:


メモを貼った。


【人】 双生児 ホリー

―回想:倉庫―

[ルーカスの言葉>>2:405に声は出さずに頷く。
窓枠を握っていた手を取られ、伝わる温もりに肩を震わせて。
それでも力は込めないものの離すことはなかった]

うん、分かった。そうしよう。

[窓の外を見据えたまま、強い声で返す。>>2:415
抱きとめられた時、ルーカスの顔を見上げようとしたが、
やはり留まって。ただ、無事を祈り続けただろう]

――……月の色が。

[ふと見上げたそこには、揺らぐ月の姿があった]

(4) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 双生児 ホリー


……月が青に……!!

[ぱっとルーカスと目を合わせようと振り返る。
耳を劈くような咆哮と共に、渦巻きへ飲み込まれていく狼。
そのうちの大きな一頭が銜える何かに青褪めて]

……――!?

[声にならない掠れた悲鳴。
ルーカスが制止したとしても、倉庫から飛び出すだろう]

(16) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

―倉庫→正門付近へ―

[怖いほどの静謐な空気の中を、必死で走り抜けた。
ルーカスは少し後ろを走ってきていただろうか>>29
正門の近く。人の集まる場所へ辿り着き、肩で息を吐く]

……っテッド、くんは無事、か。

[呆然と佇む後ろ姿に、安堵の声を漏らす。
狼に連れ去られた人はいなかったのかと、焦り見回して、
――何かが溶けたような緑の跡に、気付いた]

……なに、これ……。

[動かない足をどうにか引き摺るように近付いていく。
マーゴの叫びに誰であったかを理解してか、目を見開いて]

(34) 2010/08/06(Fri) 06時半頃

【人】 双生児 ホリー

[それでも跡の傍まで足を運ぶと、地面に膝をついた。
唇が震えている。そして同じように震える指を、伸ばし]

――ソフィ、ちゃん。

[誰かに止められなければ、優しい仕草で触れて。
蒼白な顔色。震える身体。それは何かに怯えているかのように。
俯き黒髪に遮られた表情はきっと、誰にも伺えないだろう]

(35) 2010/08/06(Fri) 06時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 06時半頃


【人】 双生児 ホリー

[肩を叩かれても、こくりと頷くだけで顔は上げない>>38
ただ彼の乾いた笑いに小さく肩を震わせたか。
しばらくの間そうしていたが、マーゴの叫びと走り去る音、
追うズリエルに気付けば、やっと周りに意識を戻す]

アイリス、ラルフくん。……ごめんね。

[ふたりの姿にやっと気付いたかのように、ふらりと立ち上がる。
目を伏せたまま急にいなくなった事を謝った。
詳しい説明は今するどころでないと、後回しにして]

ロレンツォ先生が……なに、を。

[カルヴィナの叫びに、驚いたように振り返る。>>25
溢れる涙に、告げられる言葉に、呆然としたまま立ち尽くした]

(41) 2010/08/06(Fri) 07時半頃

[咆哮も、足を止める理由にはならなかった。
と言うより多分、何もその時は聞こえてなかった。

ただ、信じたくて、信じられなくて、カルヴィナやマーゴの制止も知らず、正門へ駆ける足は]

 …… いぅっ!?

[ずぐり。
身体の内側から芽吹いた痛みに、引き攣った悲鳴が漏れる。

なに。なにが。

テッドの声は聞こえた。
でも、口を開けば悲鳴しか漏れなくて、ただ何処からくるのかも分からない痛みに、胸を押さえ。

その手が、どろりと緑に形をなくしていくのを、あー、ぐろいなー、あたしゾンビ側だったんだぁ、なんて崩れていく意識の中、思ったから]


 …… ないっ、 で…

[みないで、と。
たったひとことも、自分の悲鳴に掻き消され。

何が起こったのか、何が起こっているのか。
ぜんぜん、何にもわからないけど。

こちらへ手を伸ばそうとするテッドの頭上に降る光は、今度こそ、赤くは無かったから。
よかったな、とにへり笑ったのは、誰に伝わることもなく。

みどりの海に溺れるように、意識は完全に崩れた]


[ふわり、蜘蛛の糸みたいなひかりが、緑の染みにひとしれず、溶け消えた。

小指に揺れていた、自分以外は見えなかっただろう、褪せた桜色の糸は。
たとえば運命の赤い糸とか、そんな強固なものではなくて、ただ。

置いて行かれたくなかった、でも我侭には巻き込めないから、一方通行でいいよ、と願ったそのままに。
あちらへは引いてくれただろう強さも、こちらが引けば、ぷつりと、儚く千切れ*]


メモを貼った。


【人】 双生児 ホリー


――…………。

[カルヴィナがラルフに説明するのに耳を傾けながら、
緑の跡を、伝説の樹を、ひとり、またひとりと去る人を見送って。
ルーカスが歩き出す。思わず、後ろ姿に手を伸ばしかけ]

[でも気付かれないくらいすぐに腕を下ろし、目を伏せた]

わたし、校舎に戻ってる、から。

[残る人々に、掠れた声で一言告げる。
フィリップが樹に向かうのには気がつかなかっただろう]

……行こう?

[涙しているだろうカルヴィナに、そっと声をかける。
彼女が頷かないなら、向こうから姿が見えてくるサイモンに>>50
気付いて、決して強制することはない。
いつもより心もとない足取りで、まずは図書館へと歩み出す]

(54) 2010/08/06(Fri) 09時半頃

【人】 双生児 ホリー

―図書館―

[それは、赤い時間の名残。
電気の消された図書館の中を、月明かりを頼りに進む。
乱れた椅子に何度か躓きながら何かを探すように]

[逆さまに押し込まれた本。誰かの忘れた鉛筆。丸字の注意書き。
『図書館では静かにしましょう。飲食禁止』
垣間見える日常が遠すぎて。強く、強く、掌を握り締める]

[そうして見つけた、大切な革の楽器ケース。
拾い上げ腕に抱え込み、そのままずるずると床に、座り込んだ。
真っ暗な図書館には、窓から青い月光が降りそそぐ**]

(55) 2010/08/06(Fri) 10時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 10時頃


― 伝説の樹 ―

[誰かに、名前を呼ばれた気がした。

誰か、じゃないかもしれない。
それはいくつかの声で、男のひとも、女のひとも混ざっていて。

そんなに、切羽詰って呼ばれるほど、今度は何をしたんだっけ。
また心配かけてしまったんじゃないか。特に、]

『何寝ぼけてんの。さっさと起きなさい』

 へ……?

[木漏れ日を背に、覗き込む誰か。
眩しさに目を細めてから、こしこしこすりつつ、よくよく見つめる]


 なんだ、アネットか……。

『何だとは何よ、居ないと思ったら、やっぱりこんなとこで寝てるんだから。
数研に呼ばれてたよ、検定の書類がどうので。

 ほら、目は覚めた? あんた、お兄ちゃんとか居ないでしょうが』

[きょとん、と友人の言葉に首を傾げる。
自分は一人っ子で、勿論兄弟なんか居なかったから。

……でも、何故かそれに反論しようとする、心の何処かに、更に首をかしげた]

 うん、居ないよ。なんで?

『もう……。何の夢見てたのよ。
お兄ちゃんお兄ちゃん、て魘されてたよ、あんた。
ほら、』


[そう言って拭われた頬は、確かに友人の手を濡らして。
けれど全然、意味が分からないから、きょとんとするしかないのだけど。

あんまり反応がないから、心配になったんだろうか。
具合が悪いなら、保健室に行くよう言い含められて、大丈夫だよー、と樹の根元に座り込んだまま、手を振って見送るのも未だ、夢のなかのように、ぼんやりしたままだった]


 ゆめ……

[樹に寄り掛かったまま、その単語を反芻してみる。

太陽の無い空。赤と青。それから、みどり。
おぼろげな色合い。誰かが言った。ライトノベルのような世界だと]

 本、ってゆーか。夢、だよ。

[本なら、忘れてしまってももう一度読み返せばいい。
けれど、今、ぼんやりとおぼろげに浮かぶ光景は、夢としか思えないほど曖昧で、非現実的で、振り返るにも危ういもの。

そう、まるで。
強いひかりの下、真昼の月みたいに儚く浮かび上がる、ぎんいろみたいな―……]


 わひゃっ!? え、え、な、なんでっ!?

[『願いごと』をしたことはなかった。
だから、その姿を見るのは初めての筈で、でも。

その眼差しには、なんでか、覚えがあって]

 ……あのぅ。何処かでお会いしたことありましたっけ……?

[おそるおそる、尋ねてみる。
怖くは無いが、何しろ普段から、かみさまが居るという桜の下で、あーだこーだ下らないだろうことを語ったり、すやすや昼寝させて貰っている身である。

かみさまにまでお小言言われたら、それはそれですごいけどさぁ、とかやっぱり下らないことを考えながら、銀の奥を、見上げていたものの]


 ……? ……えぅ、ごめんなさい。聞こえないや。

[何か、答えようとしてくれたようなのだけど。
口元が僅か震えるのが見えただけで、言葉も声も、さっぱり届かなかった。

やっぱりあたしが不信心だからですかねぇ、と申し訳なさそうに笑うと。
表情のうかがえないそのひとは、少し、疲れたように見える所作で、目蓋を閉じ。
さあっ、と軽く吹いた熱い風に掻き消されるように、見えなくなってしまった]


 うーん。元気ないのかな。
 まあ、こーもあっつくちゃねー、みんな引っ切り無しにお願いに来るし、バテちゃうかー。

[燦々と照りつける太陽を、手で陰を作って見上げる。
暑いばかりのそのひかりが、懐かしくも思えるのは、何故だろう]

 よっし、お水汲んできてあげよう。ホースは……、ぁー、使ってるか。
 んー、裏庭にひとつくらい転がってないかな。ちょっと待っててね!

[木陰から飛び出せば、未だ高い太陽が、容赦なく照りつける。
途中で、白線引きを蹴飛ばして粉を撒き散らし、ぶつかりそうになったサッカーボールを咄嗟に蹴り返したら、タイムをとっていた陸上部のストップウォッチを直撃し。

いくつかの怒声を浴びるも、もう自分のお騒がせぶりには慣れてしまったのか、本気で怒るひとも、本気で追いかけてくるひとも、そして本気で名を呼ぶひとも居ない。

明るすぎる太陽から逃げるように、駐輪場へ滑り込み。
校舎の陰に滑り込めば、ふぅ、とひとごこち]


 ……? ……すー、はー。

[そうして深呼吸した空気が、ああ、いい空気だなー、なんて。
空気と水が美味しいのは、今更なのに、やけに感慨深い。
さっきから何なのか、と首を捻りつつ]

 ひえっ、自転車っ!
 ……いやいやいや。駐輪場に自転車あるの、当たり前じゃん……。

 そんな、メアリーじゃあるまいし……、 …?

[てか、メアリーって誰だったか。
本当、何なのか。アネットの言うように、寝ぼけたままなのだろうか。

夢にしてはリアルで、でも現実には到底昇華されそうもない、儚い記憶。
ぼんやり浮かぶ光景は学校のそれなのに、空に映える月のいろも、幽霊よりまだ不確かに居る人々の姿も、まったく知らないものばかり]


[ただの夢だ。
リアルさに感情移入し過ぎただけの。
いつまでも気にするようなことじゃない。
そう、思うのに]

 わっ、

[ぐだぐだ考えていたら、足元が疎かになって。
壁に手をつく暇もなく、べしゃっと転んだ]

 いったー…… ?

[肘をさすりつつ、起き上がれば。
何故か、焼却炉の煙突を見上げていた。

別に何の変哲も無く、焦げ付いて古びた金属が、ぎらりと太陽の光を反射しているだけで。
何の、何も。おかしなところは無いのに]


 ……ほんと、保健室いこっかな。

[首を傾げながら、スカートの土埃を払い。
とりあえずは、如雨露を見つけなきゃと、てとてと歩き出した]


― 裏庭 ―

 お、あったあった。こりゃまた年季入ってるわ。だいじょぶかな?

[裏庭の片隅、じめりと日の光が届かない場所に、置き去られた如雨露がひとつ。
水漏れなどしないかと、手に取れば]

(―― ♪)

 ……え?

[揺れた水面が奏でたのは、静かな水音ではなく。
覗きこんでいる自分の顔は何処にもなく、ギターを奏でる誰かの手元が揺れ。

この曲は、知っている。
ずっと追いかけているバンドの曲だ、知らないわけが無い。

でも、ギターはこの音じゃない。
誰か、コピーバンド? いや、でも、 ……ちがう]


 ……ズリエ、 っ!

[これで、いいんだ。『今の』センス・オブ・チェリーブロッサムは。
いくつかの記憶が呼び覚まされて、その名を呼ぼうとするも]

 …… ぁ…

[ちゃぽん、と間抜けにちいさな水音。
勢い込んで揺らされた水面は崩れ、ただ、泣きそうな顔で覗き込む自分を映すだけだった。

耳にはまだ、ギターの余韻が残っている。
でも、呼ぼうとした名前を、思い出せない。
そのひとが、どんな顔をしていたのか、思い出せない。

古ぼけた如雨露を抱きしめて、へたりこんだまま。
みーん、みーん、と鳴く蝉の声をひどく遠く感じながら、暫く立ち上がることも出来なかった]


【人】 双生児 ホリー

―図書館―

>>75>>76>>77
[背後から、扉を閉める音と、人の気配がした。
ただ楽器ケースを抱きしめ座り込んだまま、
窓の外の青い月を見上げていた顔を、そちらへ向ける。
絶対的な静寂に、彼女の低めの心地よい声が流れた]

[信じられない?]

[溶けてしまったのはどうしてだと思う?]

[質問には何も答えない。
逆光で、きっと...の表情は見えなかったはずだ。
哀しさと寂しさと焦り、そして自嘲の笑みは]

(97) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

[遠くから響き耳に届く、強くて切ないギターの音。
カルヴィナが目を閉じるのと同時。静かに目を伏せた]

――――……。

[顔を覗き込まれる前に、すっと立ち上がる。
楽器ケースを大事そうにテーブルに置き、
静かな歩みで窓の前へ立ち、冴え冴えと輝く青い月を見上げ]

信じるって、なに?

[振り向いた表情は、きっといつもの微笑]

カルヴィナの話が"本当"なら、わたしはそれに関っている。
そう分かったという、ことなの?

なら、わたしが信じると言うはず、ないでしょう?

[ふふ。冷たささえ感じさせる声で、告げる]

(98) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

わたしはね、嘘つき。本当なんてあるか分からないよ。

もしかしたら、この世界に来て、変な力が生まれて。
誰かを攻撃したくなったのかもしれない。

もしかしたら、何かに操られているのかもしれない。
自分でも知らないうちに、ね。

もしかしたら、――それ以外の理由があるのかも、しれない。


……信じられる? カルヴィナ。
それと同じだよ。わたしが貴女の話に、思うのは。

(101) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ふわりと、もう一度優しげな微笑みを浮かべる。
それはソフィアのことがあった後、場違いにも思えるもの。
窓外から離れる。楽器ケースを持つ。
カルヴィナの横を通り過ぎると、最後に振り向いて]

みんなが、あの青空の下に、戻れますように。

[それだけは本当というように、強い意志を込めた瞳で。
それが彼女に伝わるかどうかは分からないけれど。
渡り廊下へと走り去る後ろ姿は、どう見えていたのだろうか]

(102) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

―屋上へ―

[途中、保健室で人影を垣間見ただろうか。
それでも立ち止まることなく、
いつもとは違う、どこか追われるような足取りで階段を上る]

[まるで何かを振り切ろうと]

[そうして辿り着いた4階。屋上への重い扉を、開く]

[そこには先客がいたかもしれない。
いたとしても声はかけずに、ふらふらとフェンスへと歩み寄る。
ガシャン。フェンスを掴む指が白くなるほど、力を込めた]

(103) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

[眼下に広がる、淡く青に染まるグラウンド。
その中で真白に浮かび上がる、"伝説の樹"を見つめる]

わたしだけ、だといいな……。

[不安そうに漏れる、独り言。
何かを包み込むように掌を握り締め、俯く]

わたしだけ、疑ってくれれば……。

[まるでそれは、祈りのように空気に溶けていく**]

(111) 2010/08/06(Fri) 21時頃

双生児 ホリーは、楽器ケースを抱きしめ、膝を抱えたまま**

2010/08/06(Fri) 21時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時頃


― 2-C ―

[樹に水を遣った後、また何か見えはしないかと、水を張って如雨露を覗き込んでみたが、何も映る気配は無かった。
あの時確かに感じた喪失感は、痛いほどだったのに、何も無いまま時間が経てば、やはりただ寝惚けていただけなのかとも思う。

それでも、とぼとぼと数学科準備室へ向かう様子は消沈していたらしく。
顧問のことは考えておくから、と珠算同好会について、思わぬ励ましをされたり。

教室に戻れば、アネットを始めとする友人らに囲まれて、うりうりもみくちゃにされ。
ぜーはー、と息を切らせて席へ辿り着くことになったり]

 もー、大丈夫だってば。モチロン甘味屋は行くけどー。
 おごりねっ?

『……現金なやつめ。心配して損したわ。
でもあんた、宇治金時って珍しくない?』

 そんな気分なんだもん。あたしも大人の味に目覚めたってことだよ!


[味覚だけなら子供からかけ離れてるから大丈夫よ、なんてまた、頭をうりうりされて机に沈む。
どーゆー意味!?と机をぺちぺち叩いて抵抗するも、押さえつけられたまま]

 ……あ、

[窓の外、グラウンド。
硝子の一枚だけが、夜のいろを透し。

シャベルらしき棒を手に、何かを掘る人影、ふたつ]

 フィリップ先輩、サイモン……。

[珍しい組み合わせだな、なんて自然と呟きが零れ]


『誰、友達?』

 え……

[頭から、既に手は退けられていた。
きょろ、と視線は教室を彷徨う。

変わらぬ教室。変わらぬ面子。
……足りないと思う余地など、無い筈なのに]

 ううん……。

[ふ、と視線を戻せば。
もう、其処に夜の景色は残っていなかった]


メモを貼った。


【人】 双生児 ホリー

[走り去る自分の後ろ、カルヴィナの台詞>>116
何も答えられなかった自分を責めるように、唇を噛み締める。
落ち着こうと。何度も、何度も、息を吐いて]

ごめんね、カルヴィナ。

[そう謝ったときだったろうか。
急に感じられた、背中越しの温かさ>>121にびくりと震える。
その声に誰なのかは振り向かなくても分かって]

[ただ、じっとしたまま]

……わたしは、ここにいるよ。

[無意識のように、それだけを答えただろう。
その裏に潜む想いに、彼が気付くことはないだろうけれど]

(130) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


 ……そーいえば、あたし、訊こう訊こうって思ってて、タイミング逃しちゃった。

[ぼう、と硝子を見つめたまま。
訊くと口にする割に、それは問いかける気の無さそうな、独り言]

 あの時は、必死だったからさ。全然、そんなこと考えてなかったんだけど。
 理科室に引っ張ってった時、ほんとはサイモン、ホリー先輩のこと追いかけたかったんじゃないかって。

 そーゆーのじゃ、なかったとしても、さ……

[ごめんね、と。
呟きは、硝子の外にすら届かず]

『だから、サイモンって誰なの』

 ……わかんない。


【人】 双生児 ホリー

―屋上―

――……うん。

[いなくなった人――ソフィア。
その言葉に抱きしめられたまま、ただ小さく頷いた。
温もりは離れた途端に寒くなった気がしたのか、
緩めていた腕にぎゅっと力を込めて、また膝を抱えなおして]

……別に、苦手じゃないよ。
いつものわたしを見ていれば、分からないかな。

[アイリスの頬への口付けや、ソフィアへの抱きつき。
何故そんなことを問われるのか分からない風に、首を傾げた]

(136) 2010/08/06(Fri) 22時頃

メモを貼った。


【人】 双生児 ホリー


そうだよ。会長、いつも前触れがないから。

[少しだけ考え込んでから、いつもの口調でそう返す。
それでもまた抱きしめられれば、肩が震えて。
引き離そうとするように腕を上げて彷徨わせたものの]

……なんでだろう。

[結局それも止めてしまって、ぽつりと呟いた]

(143) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

メモを貼った。


【人】 双生児 ホリー

会長、だから……?

[自分で自分に問うように、呟く。
その声はルーカスに届いてしまっただろうか。
離れようとする手に、自分の手を一瞬重ね、
それでも去ろうとする人を引き止めはしない]

[しかし離す前に、扉の音がして>>149]

(153) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

― 伝説の樹 ―

 ……やっぱり、誰も居ない…よね……。

[保健室!と押し遣られそうになったから、教室から逃げ出して。
降りてきたのは、人影の見えた場所]

 …… 、

[分からない、とは言ったけれど。
もう半ば、ただの夢じゃないと思い始めてはいた。

けれど、なら、どうして。
自分は此処に居て、彼らの誰も、此処には居なくて、それが当たり前で――]

 …わかんない、よ。

[こつり。木肌に額を押し付けてみても、聞こえる音はなく。

ただ、自分の撒いた水溜りが、足元できらりと光った]


【人】 双生児 ホリー

[こちらを見るカルヴィナと、目が合うか。
ルーカスと離れたのは、きっとその後だったのだろう。
しばらく何も言うことなく呆然と、時が過ぎて]

わたし、どこか行ってようか。

[多分かなり見当違いなことを言った。
先程のこともあり、カルヴィナの視線から目を逸らしながら]

(156) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 双生児 ホリー


あ、うん。……気をつけて。

[ドアへと向かう後ろ姿に、手は振らずに言って。
膝を抱えていた状態から立ち上がり、
そっと、もう一度、カルヴィナのほうを見るだろう]

(160) 2010/08/06(Fri) 23時頃

 ……?

[風が、頭を撫でていった。
珍しい事でもないのに、何故かこそばゆくって、自分でさすさす、さすりながら]

 …… 、此処、どこだ。……屋上?

[座ろうと屈めば、また水面に何か映っているのに気づいて、慌てて覗き込む。
ホリーとルーカス。それから、やって来たところなのか、少し離れたところに、カルヴィナ。

全員、生徒会室での顔なじみだから、それ自体は不思議に思わなかったけれど。
それぞれに微妙な空気を醸し出しているらしきに、首を傾げた]


【人】 双生児 ホリー

[カルヴィナはこちらに歩んでくるだろうか。
彼女に向けていた視線を、振り仰ぐように青い月へ移す。
そして気付かれないくらい一瞬、自らの掌を握った]

……また、赤に染まるのかな。

[振り返らずに少しだけ俯いて。
この世界に風はない。黒髪は揺れることなく、顔を隠した]

(170) 2010/08/06(Fri) 23時頃

双生児 ホリーは、どうか、――祈りを込めて。【{2}

2010/08/06(Fri) 23時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時半頃


 ……てゆか、なんで屋上映ってるのに、ギターが聞こえんの。

[お陰で、全然彼らの会話に聞き入れないと、くすくす笑う。

笑っているのに、晴天の空から、ぽたりと雫が落ちて、また夜の景色は掻き消えてしまった。
でも、ぽたり、ぽたり、零れていく涙を、止めようもなくて]

 なんなの。夢なら……早く覚めてよ。
 どっちでもいいから、早く っ

[あちらの世界と、こちらの世界。
思い出せる記憶にも、確かさにも、歴然とした違いがあるのに、どうしてこうも、苦しくなるのか。

どんなに思いを寄せたところで、水面や硝子越しに、あちらの世界へ手は伸ばせない。
夜の光景が消えれば、彼らの名前すら、ほら、もう、曖昧なのに]


[こんな時。

優しいだけじゃないし、むしろ自分より子供っぽいところだってあったけど。
本当に苦しい時には、絶対助けてくれるって信じていた、手があったのに。

水溜りに手を突っ込んでも、ぬるりと泥の感触が広がるだけで。
優しい暖かさも、握り返してくれるちからも、無い。

名前もわからない貴方。
貴方は、いま何処に居ますか。
貴方は、あたしを覚えていますか。

あたしを、]


[思考すら、言葉にならず。
ぽたりぽたり、新たな波紋をつくるだけの水面から。

かすかに、聞いたことの無い、けれど確かにあのギターだと分かる音色が届く。
最後まで聞けたのかは分からない。だって初めて聞く曲だから。
自分が聞いて良かったのかも、分からないけど。

すん、と鼻を鳴らし。泥まみれの手で涙をこすると。
少しだけまた、笑えて。
ぱち、ぱちり。泥を散らしながらも、拍手が出来た。
それは、聞こえたよ、と存在を示すように]


【人】 双生児 ホリー

[遠く聞こえていたギターの音色が、止む。
それはきっとズリエルのものだとは、分かっていただろう。
カルヴィナにこちらから何かを言うことはしない。
そっと楽器ケースを開け、ゆっくりと銀の笛を組み立てて]

――――……。

[新たに流れ始める音色は、グノーのアヴェ・マリア。
この世界に来てしまう前に生徒会室で吹いたもの。
レクイエムに聞こえてしまうかもしれない。
それでも...の表情はどこか穏やかに、目を伏せて、ただ**]

(179) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

『さっきから何をやっているんだ、お前は』

 ……っく、…ラシェル。……てか、そっちこそ何やってんの。

[見上げれば、先ほどサッカーボールを蹴飛ばしてたクラスメートが覗き込んでいた。
確かに、泥遊びする年齢ではないし、水溜りに突っ込んだ手を、ぱちりぱちりと叩くさまは、怪しいというか、頭の心配をされるかもしれないが。

バケツ片手に、こっちを無表情に見つめるひとに言われたくない。
てか、そのなみなみ水の入ったヤツをどうするつもりなのかと、]

 っ!

[問うよりも、逃げ出すほうが速かった。
更に、それを予測して、相手が自分の肩を抑えるほうが速かった。

結果。ばしゃー、と頭の上から水を被って、びっちゃんびっちゃんになった。
勿論、肩を押さえていたラシェルだって、被害が無いわけはなく]


 ……にゃー!! もう、何なの何なの! せめて何か理由ー!

『そっちの方が、らしい』

 は?

[意味が分からなくて、ぽかんと見上げた顔に、布地が落とされて、あわあわ取り払えば]

『騒いでいないお前なんていうのは、気持ちが悪い。
どうせ良くない頭なのだから、考えるな。常に発散させておけ』

[改めて布地を見れば、それは大判のタオルだった。
何か失礼なこと言ってるよね、とじとり見上げるも、ぐりぐりとタオル越しに頭を撫でられ、そのままラシェルは去っていってしまう]


 ちょ、ちょっとー! タオル洗濯しないと返せないし! てゆか結局、だから何なのっていうか、自分もちゃんと拭けー!

[とはいえ、木陰では時折吹く涼しい風が、濡れた身体を心地良く冷やしていくし、この時期に風邪の心配もないだろう。
何とかは風邪を引かないし。や、あれは引いた事に気づかないってだけだった気もするけど。

不器用なクラスメートの、不器用な気遣いだということは、分かっているから。
大人しく、むぅ、とタオルに埋もれて、助言どおり、何も考えずに木の下、目を閉じた]


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時頃


メモを貼った。


― 伝説の樹 ―

 ……?

[きゃはは、と子供の笑い声が聞こえた。
タオルに包まったまま、もぞりと身体を動かせば、ころりとコンパクトが転げ、蓋を開く。

其処に映し出されたのは、人形が人形の家で遊んでいる、ちょっとシュールな光景]

 ……やっぱ、夢か。

[半ば目を閉じつつ、むにゃりとそう呟いてまた、タオルにもぐりこむ。
意識がはっきりしていたなら、その背に隠れるように冴える月が、赤いことにくらいは気づいただろうに*]


【人】 双生児 ホリー

―回想:人形が現れてから―

……あ、れ……。

[酷く痛む頭を抑え、倒れた状態から起き上がる。
どうやら4階が取り外された際に転倒し、気を失っていたらしい]

……っみんなは!?

[慌ててフェンスへと駆け寄り、見下ろして。
あまりにも大きすぎる"敵"に絶句し、
まだ覚束ない足取りのまま、屋上から出ようと]

(258) 2010/08/07(Sat) 02時頃

【人】 双生児 ホリー

―回想:屋上でカルヴィナと―

>>192>>199
[赤く染まった頬は、青い月光に遮られよく見えなくて。
そして自分とルーカスの何に気がつかなかったのか、
それもあまり分からなかったようで、小さく首を傾げた]

[ただ、彼を溶かさないよね――その言葉には。
決して首を縦に振ることは、なかっただろうけれど]

[強張った笑顔のカルヴィナを見つめる。
そうして避けられなければ、そっと抱きしめようして。
それでも途中でその腕を下ろして微笑んだ]

……気をつけて!

[去り行く背中>>207に、それしか言うことが出来ないまま]

(262) 2010/08/07(Sat) 02時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 02時頃


【人】 双生児 ホリー

―4階→3階への階段―

[3階へと降りようとして、そこに見える腕に後退する。
奥から聞こえる声は誰のものなのか。
轟音と悲鳴。判別できないそれに、眉を顰める]

……っ。

[大声で叫ぼうとするものの、打った頭が酷く痛んで。
立っていられずに踊り場付近に座り込んだ]

……でん、わ?

[ポケットから漏れるコール音>>237。どうにか取り出して]

(268) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

【人】 双生児 ホリー

[繋がったかと思えた電話。
しかしその向こうは雑音が酷く――]

カルヴィナ!? ……返事して……!!

[その時、彼女が人形に捕らえられていたとは知らず。
その向こうに必死で呼びかける。
酷いノイズとともに切断されたそれに、青褪めた]

立たなきゃ、……しないと、時間が……っ。

[焦る気持ちを抑えるように、ぎゅっと掌を握り締め。
ふらつく足は、なかなか動こうとはしてくれなかった**]

(272) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 02時半頃


【人】 双生児 ホリー

―4階→3階への階段―

[どうにか立ち上がり、片手で頭の打った場所を押さえる。
血は出ていない。どうやら軽い脳震盪だったらしい。
未だ眩暈はなくならないが、じっとしていられない理由がある]

……会長? なんで、上から?

[足音に振り返れば、先程別れたはずのルーカスの姿があり、
何がどうなっているのかという混乱の表情で、僅かに目を見開く。
それでも1人でなくなった安心感からか。
ふいに足の力が抜け、慌てて階段の手すりにしがみついた]

カルヴィナ、が。電話の向こうで、……!

[それだけを必死に繰り返す。
彼女のいる場所は分からないと、聞かれても首を振って**]

(277) 2010/08/07(Sat) 07時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 07時半頃


【人】 双生児 ホリー

ううん。大丈夫、行ける。

[支えられ、このままではおぶわれそうな気配に、慌てて。
強く手すりを握り締めて意識をはっきりさせ、
気力で立ち上がり、ルーカスとともに進んでいこうと]

あと、あと、アイリスに、……会わなきゃ。

[うわ言のような呟きは、轟音に掻き消されたか否か]

(279) 2010/08/07(Sat) 08時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 08時頃


【人】 双生児 ホリー


お姫様抱っこ……は、アイリスとか……っ。

[ソフィちゃん、と自然と口に出そうとして、噤む。
その表情を悟られないためか、転ばぬよう階段だけを見て]

アイリスの場合、ラルフくんの反応が怖いけどね。

[悪戯っぽくそれだけを言い返す。しかし途中、教室のドアと
窓越しに見える景色>>283に、思わず立ち止まっただろう]

……なんだろう、あれ。

[耳を劈く笑い声。沢山のガラスを通した景色は不鮮明。
何か布のようなものが、人型の周りに浮遊しているのが分かる]

(284) 2010/08/07(Sat) 08時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 09時頃


【人】 双生児 ホリー

[わたしに似合うと思えない。
そう言い返そうとしたのに、それは飲み込まれて]

……え、これ、なに。

[ガラスをものともせず漂ってきた、バニー衣装に呆然と。
その直後天井が持ち上げられ、人形の手が迫ってきて]

ッ、会長、危ない!!

[しかし人形の手は僅かに外れ、その隙にルーカスの腕を引く。
偶数なら勢い余って自分も転んだかもしれない{5}]

(287) 2010/08/07(Sat) 09時頃

双生児 ホリーは、着せ替えっこ、と思わず鸚鵡返し。どうにか転ばずにはすんだが、なかなか思考が追いつかないようだ。

2010/08/07(Sat) 09時頃


双生児 ホリーは、偶数ならまた手が迫ってくる{2}

2010/08/07(Sat) 09時頃


双生児 ホリーは、庇われた事に気付き、会長!?と叫んで。

2010/08/07(Sat) 09時頃


【人】 双生児 ホリー


……っ、待って!!

[追い縋ろうと、人形の冷たい指に手を伸ばす。
それでも僅かに届かない。ルーカスは連れ去られてしまい]

……そん、な……。

[自分を庇ったばかりに。
唇を強く噛み締める。血がつう、と顎まで伝うが、手で拭うだけ。
そして人形のもとへ向かおうと、階段を駆け下りていく。
途中で誰かに会ったなら、会長が連れ去られたとだけ伝えたか]

(290) 2010/08/07(Sat) 09時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 09時半頃


 に゛ゃーーーーーーーーーーーーーーー!?

[がば、と木の下でタオルを跳ね除け、叫んだ。
心臓がばくばくいっている。
何事かとこちらを向いた陸上部は、何だソフィアか、とすぐに走りこみに戻ったが、そんなことは気にしていられない]

 ……る、るーにゃんが、バニーさんでお人形遊び……。
 え、何。夢って願望? 違うよね?

[叫び声に何事かと思ったのだろうか。
ふわりと、頭上で揺れる褪せかけの銀糸。

わりと本気で必死にそう尋ねかけたのだが、やっぱり答えのないかみさまは、ついと目を逸らすので。
その意図はともあれ、肯定されたと思い込んで、あううぅと呻きながら、だいぶ身体も乾いたから、ふらふら何処かへ歩いていく。

これ以上あのひどい悪夢を見たくなかったから、寝なおす気にはなれなかった]


【人】 双生児 ホリー

……無事でいて……!!

[必死で階段を駆け下り、昇降口から外に出る。
その時には着替えタイムは終わり、
ルーカスは購買の前へと降ろされる時だっただろうか。
人形に目もくれず、何度も転びかけながら辿り着いた]

[膝に手をつき、荒い呼吸のまま]

怪我はない!? 大丈夫……っ。

………………。

…………。

……。

[沈黙。56円と書かれた値札の前で、立ち尽くす。
隣にいるであろうラルフの姿にも気付かなかった]

(300) 2010/08/07(Sat) 11時頃

【人】 双生児 ホリー

[視線の先にはバニーさん姿のルーカスが座り込んでいて。
きっと頭の中では、

56円は安すぎないだろうか、とか。
そもそもなんでここにいるんだっけ、とか。
もう現実逃避していいですか、とか。

巡り巡っていたのだろうけれど。
ルーカスと視線を合わせるように、...も座り込み、
思わずまじまじとその姿を目で追って、どうしようもなく]

……な、なに、その、格好……っ、ごめ、止まんない……!!

[笑いが込み上げてしまった。
苦しそうに息を吐き、地面に手をついて、目尻に涙を溜めて。
ルーカスは呆気にとられているだろうか。
無事なのに安心した気持ちにも、歯止めが利かなかった]

(302) 2010/08/07(Sat) 11時頃

双生児 ホリーは、良家の息子 ルーカスの何かをバッキバキとにしているかもしれない事に、気付いていないようだ。

2010/08/07(Sat) 11時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 11時頃


【人】 双生児 ホリー


会長、うさぎさん。ふふ。

[まだ笑いすぎて掠れた声で、短歌に返す。
その時には徐々にいつもの笑みに戻っていただろうか。
ちょうど人形はアイリス達に気をとられていたらしい。
それに気付くと、さっと立ち上がり服を払って]

……なにか、羽織るものいるよね。

[手を差し伸べながら、ぽつりと。
そういえば彼の元の制服はどうこなのだろうと見回した]

(315) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

双生児 ホリーは、マーゴに気付けば、ひらひらと手を振った。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


双生児 ホリーは、降ってきた服たちに、結婚式…?と思わず呟いた。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


双生児 ホリーは、とりあえずルーカスの肩をぽんぽんと叩いた。強く生きなきゃ駄目だよ、会長。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


双生児 ホリーは、なんでわたしが!?と目を瞬かせた。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


双生児 ホリーは、そこへ偶数なら人形の手が{2}

2010/08/07(Sat) 11時半頃


【人】 双生児 ホリー

―購買前グラウンド―

[タキシードとドレスに驚いている暇もなく、
自分達の煩さ(大半は自分の笑い声)に、手が伸びてくる]

……逃げよう!!

[ルーカスの手を引いたまま、走り出そうとして。しかし]

(325) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

双生児 ホリーは、偶数なら敵に捕まった{6}

2010/08/07(Sat) 11時半頃


双生児 ホリーは、どうやら会長も捕まったらしい。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


【人】 双生児 ホリー

―人形の掌の上―

たかい、……。

[あまりの高さに動くことも出来ない。
そして攻撃しようにも武器も持っておらず、途方にくれて。
人形が自分と、そしてルーカスを見て、甲高く笑う]

いやなよかん、するね……。

[周りに浮かぶ服やスプレーを、伺って]

(331) 2010/08/07(Sat) 12時頃

双生児 ホリーは、1:チャイナドレス、2:ウェディングドレス、3:タキシード、4:バニーガール、5:水着、6:それ以外を宛がわれて絶句{3}

2010/08/07(Sat) 12時頃


【人】 双生児 ホリー

[タキシードを宛がわれ、咄嗟に奪い取ってルーカスに投げる。
人形はそれにかなり怒ってしまったようで。
きっと偶数ならルーカスのみは降ろして貰えるだろうか{2}]

……着せ替えなんて、まっぴらだよ。

[人形を睨みつける。マーゴの様子には、気がつかないまま]

(335) 2010/08/07(Sat) 12時頃

双生児 ホリーは、握られた手に力を込めてから、離した。

2010/08/07(Sat) 12時頃


双生児 ホリーは、1:チャイナドレス、2:ウェディングドレス、3:タキシード、4:バニーガール、5:水着、6:それ以外 {3}

2010/08/07(Sat) 12時頃


双生児 ホリーは、人形はタキシードが大好きだった。

2010/08/07(Sat) 12時頃


【人】 双生児 ホリー

―掌→下界へ―

[結局あれやそれやと服を脱がされ、タキシードを着せられ。
人目も気にする暇も余裕もなかった。
しかしふたりとも、傷つけられることなく降ろされただろう]

まぁ、動ける格好でよかった。

[至極満足そうに頷いてから]

とりあえず、逃げよう!

[周りを見れば、どれだけの人がいただろうか]

(340) 2010/08/07(Sat) 12時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 12時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 12時頃


【人】 双生児 ホリー

[ともに降ろされたルーカスに駆け寄る。
マーゴの台詞>>342に彼がまだ着替えてないのに気付き]

更衣室……って、体育館!?

[慌ててマーゴのもとにも向かい、手をとって。
その後はルーカスが向かう場所へ、着いて行くつもりだ]

(343) 2010/08/07(Sat) 12時半頃

【人】 双生児 ホリー

[どうやら少し大きいだけで、そこまでサイズは違わなかった。
歩くたびに長めの裾―ロングバージョンらしい―がはためき、
首もとに巻かれたネクタイが揺れて。
勝手が違うことが気持ち悪いのか、それだけは不満そうだ]

というか、会長とお揃いになるんだね。
まぁうさぎさんよりは確実に似合うだろうから、元気出して。

[マーゴの手を引き、走り出すルーカス>>347の後を追う]

(348) 2010/08/07(Sat) 12時半頃

【人】 双生児 ホリー

ユニットって。
わたしがフルートするから、会長は歌う?

[なんて走りながら、ふふ、と微笑んで。
マーゴが転ばないか気をつけながら、人形を避け、
辿り着いたのは体育館ではなく裏庭だった]

待ってる。行ってらっしゃいー。

[ひらひらと手を振り、見送る。
マーゴとともに草むらの影に隠れ、座り込んだだろう]

……どうしよ、……ない。

[掌を見つめて握り締め、視線を校舎へと向けた]

(357) 2010/08/07(Sat) 13時頃

【人】 双生児 ホリー


おー、早かった……ね。

[戻ってきたルーカスを見て、一瞬の間。
タキシードは似合っている。それはもう、抜群に。
英国貴族の風格さえ漂っているようで。
それなのに、それなのに、――頭の上には、]

何でもない。さて、これからどうしようか?

[知らない振りをしてみた。完全な出来心だった。
マーゴもきっと乗ってくれたことだろう]

(358) 2010/08/07(Sat) 13時頃

【人】 双生児 ホリー

あー、見惚れたかも。似合ってるよ。

[真顔で優雅な礼に、そうコメントして。
きっと僅かに揺れた瞳には気付かれなかっただろうけれど。
シルクハット、という言葉には目を逸らしておいた]

……なにか、来る?

[地響きに身構え、マーゴを庇うように辺りを見回す。
そうして迫ってくる棒に気がつけば]

ここも危ない! ……わたし、分かれて行くから!

[やらなければならないことが、あるからだけじゃない。
きっと逃げる足手まといになりたくない。
その想いもあったのだろう、どこか必死な瞳で強い言葉を]

(365) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

双生児 ホリーは、マーゴの手を離し、そっと頭を撫でた。

2010/08/07(Sat) 13時半頃


【人】 双生児 ホリー

―裏庭→校舎へ―

[ルーカスが止める間もなく、駆け出す。
振り返ることはしなかった。
ただ何かを押し殺すように唇を噛んで、何かを探し続ける]

どこに、いるの……!?

[校舎の中に人気はない。不気味なほどの、静寂。
もし誰かに会ったとしても、ひとりで行動し続けるだろう**]

(370) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 14時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 14時頃


双生児 ホリーは、若者 テッドに話の続きを促した。

2010/08/07(Sat) 14時頃


― 生徒会室 ―

 …… おじゃま、しまっす。

[書類をまとめて、数学科の準備室へ届けた帰り。
ついでだからと、生徒会室へ運ぶ資料を頼まれた。

こんなところで長話するような知り合いも居ないし、長居は無用と。
さっさと置いて戻ろうとすれば、部屋は無人で]

 無用心だなぁ。鍵の用心するって、言ったばっかなのに。
 てか、お菓子も無いとか…… いやいや、取り締まる側がお菓子持ってちゃ駄目でしょ。

[ひとり突っ込みしつつ、誰かが戻ってくるのを待っている。

普段は、会長あたりが座っているのだろう、上座に腰掛け、軽く伸びをすれば、安物のパイプ椅子はきしりと鳴る。

蝉の合唱に、時折混じる自転車のベルや、グラウンドの運動部員たちの掛け声や、ボールを打ちはなす音。
こんなに賑やかなのに、静か過ぎると感じるなんて、どうかしてる]


メモを貼った。


 ? なにこれ。

[窓際の空きダンボールから、幾色もの布がはみ出ている。
ついでに、うさぎの付け耳も。

はて、と手を伸ばし、一枚摘み上げてみると
1.チャイナドレス
2.ウェディングドレス
3.タキシード
4.バニーガール
5.水着
6.メイドさん]


{1}


『何だ、もう来てたのか!』

 はい?

[うさみみとチャイナドレスを手に、どーゆー取り合わせなのかと首をかしげていたら。
ノックもなしにやってきた顔は、確か副会長の先輩だったような]

『逃げ回ってるって聞いたんだけど、なーんだ。
じゃ、さっさとそれ着ちゃって』

 ……え、え、な、なんー…?!

[何が何やら分からないまま、ぐいっと準備室へ押しやられ。
早く早く、と急かされる声が、あちらから聞こえる。

先輩相手に、強く問い返す事も出来ず。
仕方ないので、着替えてみた。

女性らしさや、長い手足という身体的特徴からは、凡そ無縁の身で、思いっきりラインの出る服を着るのは、非常に抵抗があったけど。
危惧したほど、布地のあまりもなく、むしろピッタリなくらいで]


 …… これ、まさか…

『いやー、似合う似合う!お子様雑技団みたいだけど、そんなとこもきっとお姉さま方の票をあつめぶばっ!?』

[ぺたり、という擬音があまりに似合う胸元に手を当てていれば、やっぱりノックもなしに入ってきた副会長。
いくらなんでも、女の子に対する態度と言葉じゃない。
いや、普段から女の子らしくなんて扱われたことは、数えるほどしかないけど、それにしても]

 わーん、生徒会なんて変態のあつまりなんだばかー!!

[膝蹴りを食らわせると、くずおれる副会長をもう見向きせず、ちょちょ切れる涙を押さえようともせずに。
うさみみぴょこぴょこ揺らして走り去るのだった]


メモを貼った。


【人】 双生児 ホリー

―図書館側渡り廊下付近―

[校舎の中を走り回っても、見つからなくて。
上からまた響く破壊音に速度を落とさぬまま廊下を走り抜ける。
ズリエルが連れ去られたものだとは知らずに、
どうやらどこかで行き違いになっていたらしかった]

……あれは?

[渡り廊下から見渡す、裏庭方面の景色。
草むらの中から微かに垣間見える服の裾に気付き、青褪める。
先程3人で居たときは死角になっていたのか、
人形の動向を気にしつつ、慌ててそこへ駆け寄っていく]

(417) 2010/08/07(Sat) 19時半頃

【人】 双生児 ホリー

――カルヴィナ!?

[そこに倒れ、気を失っている姿に絶句する。
頬を何度か叩き声をかけても、起きる様子はなくて]

……っ、どこか、に。

[身体を勝手に確認する。
軽い擦り傷や切り傷に加え、足首は酷いようで腫れている。
そこに負担をかけないように腕を肩にまわし抱き上げようとするが]

さすがに、むりか……。

[細身の女性とはいえ、自分より背が高い。
どうにかこっそり図書館内に寝かせられないかと、悪戦苦闘**]

(418) 2010/08/07(Sat) 19時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 19時半頃


メモを貼った。


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 20時頃


【人】 双生児 ホリー

―保健室へ―

[それでもどうにか肩を抱え、引きずって。
図書館のほうが危険そうだったのと、
包帯などがないということもあり、保健室へと向かう]

あれ、誰かいる。

[カルヴィナをひとつのベッドに、どうにか横たわらせる。
すると隣から人の気配がして覗くと、そこにはフィリップの姿]

大丈夫、何か……疲れてる、ね。

[もしかすると、まだドレスを着ているままだったか。
しかしそれに反応するより彼の状態に驚いてしまっていた]

(419) 2010/08/07(Sat) 20時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 20時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 20時半頃


【人】 双生児 ホリー

―保健室―

[焦点のなかなか合わない瞳に、不安そうな表情で。
カルヴィナに巻かれた余分な包帯>>292を取って、
きちんとベッドに寝かせると、フィリップに向き直る]

わたしも、平気だよ。
カルヴィナは、裏庭の人形のベッドに居て……。
足首を怪我してるみたい、だけど。

[そっと、傷を確かめるように、手でなぞって]

…………。怪我は、してない?

[何を言っていいのか分からないような、沈黙の後。
しばらくすると遠くから、足音が響いてくるだろうか]

(426) 2010/08/07(Sat) 21時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 21時頃


【人】 双生児 ホリー

>>428>>429

あ、そうだ。応急処置……。

[言われて気付いたかのように。
無理矢理動こうとするのには、慌てて止めようと]

そのうち戻るかもしれないけど。
でも、戻らないかも、しれない。

手当ては、しないと駄目だよ。

[しかしその後の台詞には、何も返さなかった。
足音に気付いた時に向けられた目線に、僅かに首を傾げ、
そしてそれの理由はすぐに知ることになるのだが]

(436) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

…………!!

[離れて陣取るフィリップ。開くドア。繰り出されたキック。
あまりに華麗に決まったそれに、しばし呆然としてから]

これは、なんというか……。

[飲み込んだ言葉は、テッドと同じような気がした。>>434
ここはふたりに任せるべきだろうかと、
薬や包帯などの詰められた棚を探ろうとして、息を吐く]

メーちゃんも、サボり魔くんも、無事なんだね。

[安心したように小さく呟いて。
窓の外に危険はないかと、そっと伺いつつ]

(438) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>443

水泳大会って、まさかプールに?

[改めてテッドを見れば、まだ濡れた形跡があっただろうか。
それならば棚からタオルを取って、渡すだろう]

ふふ。大丈夫だよ。こんな格好だけど。
そうだ。フィリップくん、一緒に写真でも撮ろうか?

[タキシード姿のまま、悪戯っぽく。
そしてメアリーの笑みに、こちらも笑みを返して>>443]

……わたし、行かなきゃいけないところがあるんだ。

すぐに戻ってくるから。
それまで、カルヴィナを見ててくれないかな。お願い。

[振り向きテッドをみる瞳の奥底には、必死な色が浮かぶか]

(451) 2010/08/07(Sat) 22時頃

― 購買 ―

 そーなんだよぅ。そりゃ、あたしこんなんだし、デリカシーもないし、出るとこも出てないけど、別に平気なわけじゃないのにー!

[えぐえぐ、とペッパーサワーの缶片手に管を巻くのを、馴染みのおばちゃんは、よしよしと話を聞いてくれた。
うさみみの付いたままな頭を撫でながら。

眉毛を捜す作業を忘れぬまま、ふと、そういえば誰かに眉毛コアラを貰ったはずなんだけど、とポケットを探るも、コアラは居なかった]

 そーいえば……眉毛コアラの眉毛は、眉毛じゃないんだって。それしか覚えてないんだよね、誰に聞いたんだっけ?
 てゆか、悪徳女王の45話、撮り損ねた気がして、おばちゃん絶対見てるだろーから、話聞こうとか思ってたんだよ。でも45話って、今週でも先週でも来週でもないじゃん? なんでそんな勘違いしたのかなぁ。

[慰められて気が済んだのか、同じ番組を追う者同士、取り留めの無い長話が始まる。
くい、とサワーをあおって、傾けた缶の光沢に]


 ぶっ!!!!

[木の下で崩れる、今日の夢の主役に今この瞬間確定したに違いないお姫様。
しかも、ご丁寧に、最初に目いっぱい白塗りに頬紅ののせられた顔が、ズームで映り。
だんだんカメラが引いていく、というサービスっぷりだった。

噴いたサワーが勿体無い、といつもの思考に戻るまで。
缶を取り落としたことにすら気づかず、(07)分ほど固まっていた]


【人】 双生児 ホリー

[テッドのプールで洗濯、というのには驚いたようだが、
それに続けられた台詞には、こちらも冗談めかして笑って>>453]

他にもコスプレしてる人がいないか、見てくるだけだよ。
大丈夫、サボり魔くんを凹ませたりしないから。

[フィリップにはいつも笑みで近付いて>>456]

ふふ。誓いのキス、してみる? 
わたしじゃ不満なら会長が……ちょうど来たから。

あと、ちゃんと手当てはしてもらうんだよ。メーちゃんに。

[ウサミミ付きのルーカスにはいつもように手を振り、
その横を通り過ぎようとして、立ち止まる。
何かを言おうと唇を動かすが、結局言葉を発する事はなく。
ドアの前。メアリー>>460に頷いて手を振っただろう]

(471) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 双生児 ホリー


行って来るね。

[そうして、校舎を通り抜け、外へと駆け出していく**]

(472) 2010/08/07(Sat) 23時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃


双生児 ホリーは、掌を握り締め、何かを探すように走って**

2010/08/07(Sat) 23時頃


 ごめんおばちゃん! えっと、雑巾雑巾…… 、ぁ

[7分後。我に返って、慌てて片付けようと覗き込んだ、黒い水面に。
一揃いのような、エプロンドレスを纏った少女2人に、そして――]

 っ、あか ……!

[今まで映らなかったその月は、確かに煌々と赤い光を滴らせていた。
よくよく見れば、ドールハウスに見えた建物が馴染みの校舎で、その傍らに立つ少女は規格外の大きさで、かつ人間に良く似てはいても、つくりものの光沢を赤くきらめかせていて。
そして、屋上に立つ、ちいさな、いや普通の少女の姿が]

 マーゴちゃんっ!? ダメだよ、何言ってんの!

[いっしょに、と。
その声はけして大きくなかったけれど、はっきりと聞こえて。
一緒に。何処へ? この光景が見えている間だけは、はっきりしていく記憶が、影に呑まれる誰かを、思い出そうとし]


 っ……!

[ばしゃ。
あっけない音で、投げ込まれた雑巾がたちまち水気を吸えば、夜の景色はたちまち消える。
はあ、と動いたわけでもないのに上がった息を堪え。
ぎゅ、と胸元を握り締める。ずきりと、痛みを訴えた、そこを]


→ 屋上 ―

 は、 ……っ、      !

[呼べない名前。
分からない顔。
景色が消えれば、また不鮮明になる世界と、此処とが違う世界なのだということは、さすがに分かっている。

でも、それでも。
呼べない名前を呼びながら、グラウンドを、廊下を、階段を駆け]

 ……んで っ……

[開け放った屋上への扉。
その先には、誰も、やはり、居なくて]


 なんで…… なんなの! 何も出来ないんなら、見せないでよ!
 いっそ、忘れさせてくれればいいじゃん!

[見た、と思う光景が、今のことなのか、ずっと昔かいつかのことなのか、それすら分からない。
ただ、白々しいほど燦々と照りつける太陽の下。
ひとり、ぺたんと膝をついて、誰かの姿を確かに見たはずの其処を、ぎ、と引っかくしか出来なかった]


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