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...ドナルド、さん?
[目の前にいるしゃべれる人、に驚いたように顔をあげる。透けているその姿を見ればどうして、と痛ましげに眉を寄せた]
ドナルドさん、が?だって、クラリッサさんじゃ.....
[クラリッサが首無騎士であるのならば、彼は生き残れると思っていたから
混乱で頭を振りながら彼にすがるようにその腕をつかんで]
ルーカスさんが、ルーカスさんが自分が首無騎士だと言って回ってるんです!そんなはずないのに.....私に逢いにいくからって.....!!
[その瞳から涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。誰でもいいから自分の話を、彼が無実であると伝えたかった。]
【人】 手伝い クラリッサ[梯子を上り切った男が、何を言うかと思えば。>>21 (22) 2013/09/01(Sun) 19時半頃 |
[男の姿を見て痛ましげに眉を潜める女。
自身と同じ存在なのだと気付いたのだろう。
クラリッサの名前が出れば、少し驚いたように目を見開いた。犯行を気付かれていたとは爪の甘いメス豚だ、と鼻で笑い。
そして腕にすがりつかれ。
黙ってルーカスの話を聞く。ああそうか、確かにこの二人は愛し合っていたから。]
ルーカスが、そうか…
……とりあえず、お前は少し落ち着け
どんなに嘆こうが、今の俺らにできることなんてねーんだから
[落ち着けるわけがないとは思いながら。
キャサリンへ慰みに手を伸ばし、しかし自分の無骨なそれを一瞥すれば、結局触れることなく下ろした。]
自分のせいで不幸になる彼を見たくない、ってか
俺に言わせりゃ、お前もルーカスも勝手だよ
死んでさえ尚迷惑かけて
死んだ奴に心配かけるようなことして
ルーカスが好きで勝手に死にたがってんだ
お前も勝手になって、両手広げて待てばいい
[そうドナルド自身も勝手な持論を展開し。
女が落ち着くまで隣に居続けるだろう。]
でも、ルーカスさんが言ったんです。生きてればいいことがあるって。
だから、わたし.....
[死にたくない、なんていつぶりの感覚だったか。]
両手広げて待つ、なんて....そんなこと
[許されていないとしか思えず、首をふる。そこまで自分に素直になることができなかった。]
【人】 手伝い クラリッサ[どかりと胡坐をかいて、その上に肘をついたまま。 (25) 2013/09/01(Sun) 21時頃 |
【人】 手伝い クラリッサ[返事には、溜息ひとつで返して。>>26 (27) 2013/09/01(Sun) 21時頃 |
【人】 手伝い クラリッサ[感謝して欲しかったのか、背中を押されたかったのか。 (30) 2013/09/01(Sun) 21時半頃 |
生きてればいいことがある、ね
別に死んでからあってもいいじゃねーか
[死後の世界なんて生前考えたこともなかったが。
美味しいものも、楽しい娯楽もないが、今のところ不便もない。
ちなみにもう暫く地上を見納めれば、天国へ行って死者の楽しみを全うする気満々だ。]
好きな男との逢瀬を願って何が悪い
死んで尚、何に縛られる?
もっと欲望に忠実に生きよーぜ?
[あ、もう死んでら。
とおどけて答えた。]
──自然公園──
[少年と話すことも、触れる事も叶わないが、後ろからついて行く。]
一緒にいるって事にはならないだろうけど……
[と呟くと、すると怒ってないかなと名前を呼ばれた
…何も怒ってないよ!
[と言っても聞こえるはずもなく。ただ、膝を抱える少年をみつめた。そして、ポロリと零れた声に]
……あたしもだよ……。
[撫でれない頭を撫でるように。
そして、立ち上がる少年について行く]
メモを貼った。
欲望に、忠実に?
[おどける彼に反して一瞬きょとんとしたかもしれない。
考えたことなんてなかった。それは別世界の言葉のように聞こえて]
......いっしょに、いたい。
[ルーカスさんと、一緒に。
それは酷く小さく、ぎこちない音で発された]
──星屑のきらめき──
[少年は、首無騎士の事を聞いて回っているようだ
……ルーカスさんって……ルーカスさん??
そんな、こと……絶対ない!
[少年がじぃちゃんに聞いている]
…じぃちゃん、違うって言って。
だって……違うもん……。
[確証はない。自分はその首無騎士だったが、詳しい事は何も知らない。じぃちゃんが、もし知っている事を話せば、驚愕し、少し遅れて、走る少年の後を追う]
メモを貼った。
──大通り→時計塔──
[少年を追って大通りをすり抜けていると、ドナルドとキャサリンを見つけ、足を止める]
(あの2人知り合いだったんだの…?)
[場所が少し遠くて、何を話しているかは分からなかったが、何だか体が薄いような…?少し疑問に思うも、少年の姿が見えなくなりそうで、その場を離れた。
そして、少年がルーカスと出会ったのは時計塔。少年がルーカスに面と向かって聞いていた。
……そうじゃないって、言って!!
[しかし、彼から返ってきた冷たい言葉
[続く彼の言葉に、
(嘘だっ……だって、あたしを食べたのは…)
[クロムだ。最期の時微かに残る記憶の中の彼の顔を、忘れる訳がない。]
ルーカスさん!何考えてんの!?
ジョージ!嘘だよ!ルーカスさんは嘘ついてる!
ああっ……もう!
[聞こえない。見えない。なんてもどかしいのだろう。悔しくて、涙が滲む。]
…っ、…2人ともっー!
[女の叫びは、虚しく消える]
[「いっしょにいたい」小さく零れた欲望に、ドナルドは眉を下げて笑んだ。
それはつまり、ルーカスの死を願うこと。何が正しいかなんて自分には分からないけれど。]
…ん、それでいいさ
[どんなに後ろ指さされようとも、自分だけはそれを肯定しよう。
今度こそ頭を一度だけ撫で、背を向けた。
ルーカスの運命がどうなろうとも、自分の願いを声に出せた彼女ならもう大丈夫だろうから。]
メモを貼った。
[一緒に。その言葉を噛み締めるように言ってから顔をあげて]
ドナルドさん、ありがとうございました。
ルーカスさんと、一緒に、います。
[そう告げて頭を下げて。呼び止められなければ走って彼の元へと。
どこに、どこにいるのだろう、と走り回って、たどり着いたのは]
ルーカスさんっ!!
[あの、出会いの場所。]
[頭を撫でられれば目を細めて]
ドナルドさんは、優しいですね。
[そう呟いて、もう一度、礼を]
メモを貼った。
[少年はどんな反応をしただろうか。女は2人の傍でうなだれている。
すると、後ろから声がした
キャサリンさん!
ルーカスさんをなんとかして……って、
聞こえないんだった……
[もう、どうしたら良いのか]
──少し前──
[少年の悲痛な叫びに]
…ジョージ、違う!違うよー!
ジョージ、…ジョージッ、ジョージィィ!!
…あたしは、ここに……いるよ。
[哀しまないで、苦しまないで、怒らないで、笑って……。
少年を抱き締めたくとも、出来ない。]
ジョージ……!
[キャサリンは何か声を掛けられただろうか。まさか、自分同じ状態になってるとは知らず、2人に向き直る。
そして、彼の言葉に
やめて!……やめてー!
ルーカスさん!やめてええええーー!
[彼には聞こえない、触れない]
ジョージを、これ以上……苦しめないで!
[誰か、止めて]
きゃりー、さん。
[動いている彼女を見て苦笑を浮かべる]
ルーカスさん......
[一緒には、いたい。それでもルーカスがあんなことを言っているのは心苦しくて眉を寄せた]
[女は、その場に崩れ落ちた。]
誰か……とめて……とめてよ………。
[少年が傷ついている。涙が止まらない。止める術を持たない。少年を守れない]
ごめん……ジョージ……ごめっ…ん…、
ごめんね、……ごめん!ジョージィィ!ごめーん!
あああぁ!!
[女の声は聞こえない]
──少し前──
[キャサリンに名を呼ばれ苦笑された気がした
メモを貼った。
[女は、転んだであろう少年の傍へ。
起き上がらせる事も、土を払う事も、大丈夫と声を]
……大丈夫……?
ジョージ…大丈夫?
[涙を流しながら。女の手は、少年の体をすり抜ける]
[近づいて、触れられない指でぎゅうと抱き締めて]
ルーカスさん。
[待ってる、と小さな声で、呟いて。
彼に付き従うように彼の後ろをついて歩く。もう、一時も離れる気はなかった。]
[ルーカスと
女は見えていない。今、女が見ているのは少年だった。
少年が何か声を出しているなら、それに応えるように話し、離れるようなら、後からついて行く。]
──少し前──
[少年は、払われては立ち向かう。何度も何度も、ルーカスに立ち向かう。自分を思ってここまでしてくれるなんて。想ってくれるなんて]
ジョージ…
[嬉しかった。止められなくて、声を掛けられなくて、もどかしい思いは消えないが。女の目に少年の姿は、何とも逞しく映った。
その内、力がなくなったのか、ルーカスにしがみつき、叫びが嗚咽に変わる]
……ジョージ、ありがとう。
ジョージは、…強くなったね!
あたし……嬉しいよっ…!
…一緒に居れなくて……ごめんね…。
[泣き続ける少年の傍で、女も泣きなら少年を撫でるように。ルーカスの事は気になるが、女は少年の傍を離れない。 少年が泣き止むまで、ずっと、大丈夫、大丈夫。と声を掛け続けた。]
メモを貼った。
【人】 手伝い クラリッサ ―― 時計塔最上階→広場 ―― (46) 2013/09/02(Mon) 00時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサ
(47) 2013/09/02(Mon) 00時半頃 |
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