人狼議事


103 善と悪の果実

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 最後に、禁断の果実へと辿り着くのはだぁれ?


 きっと、幸せにはなれないわ。


【人】 双生児 オスカー

手癖の悪い鼠……。
ああ、鼠ってどこへでも入ってくるよな。

[揶揄するかのような口吻。
きつく眉を寄せる夕闇伯を瞳の端で流し見て、嘯く。
仕方ない、なにせ育ちの悪さには自信があるし]

果実なんて、濁った鼠に食い散らかされるモンだろ。
それが禁断の果実でも。
それが……アンタの様な紫水晶で出来た果実だとしても。

[にっこりと邪気の無い笑みを、満面に浮かべて、
芳醇な果実を齧るように犬歯を剥き出し肯定してみせた]

だって、死人に金はいらねえだろ?
折角だから、頂いておこうと思ってね。

[あの時の、紫水晶で出来た盃みたいに。
貴族の持ち物を奪う愉悦に、口角を吊り上げた]

(41) 2012/09/29(Sat) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

怖い怖い、善良な市民に銃を向けないで、お巡りさん。

[怒声に応える声には、怪しげな昂揚が含まれている。
崩壊し始めた砂の城のように、少しずつ歪み始める日常。

喉の奥を鳴らし、器用に嗤うと、
額に流れる血潮を舐め取るかのように視線を這わせた]

そうだ、アンタにも元をつけてやろう。
“元”法の番人。黙れば、いいのかな? 

[蛇が手招きするような、舌なめずりするような挑発の囁き。
裏腹に、銃口を向けられた自分は、身動きが取れない。
自らの顔と壁の間で揺れる銃口を眺め、初動の隙を窺う。
が、五分五分の確率へベットするには、自分の命は惜しすぎる]

(42) 2012/09/29(Sat) 21時頃

[壊れたようにわらう少年の声が遠く聞こえる。
再び相見えるは、生前の少年と同じ聡明な姿。

 ――痛いのは、何処?
 既に離れた肉体は、ただ、硝子によって与えられた熱を伴う痛みと、ぞっとする感触の残滓を覚えている。
 もう生きて喉を震わせることはない。

感触の無い首筋に、そっと手を伸ばす。

困ったような様子の少年に、苦笑して軽く首を振る。
体温の無いこの姿では、自分の感情を把握する事すら難しい。

少年が『生きている間に』と言えば
既にどちらも器を無くしていることに妙な感慨を覚えた。]


[答える言葉も見つけられないまま、歩き出す少年の後に続こうとする。

……少し進んでから振り向いて、自分が殺した、自分を殺した草臥れた姿を見た。
憐れに怯えて佇むその影を一瞥してから、その場を後にする。

確認しなければ。
皆の魂が捉えられている牢獄。
仮初の楽園。
原罪の象徴の下へ。]


【人】 双生児 オスカー

……早くしろよ。ペラジー。

[思いついた随分と分の悪い賭け。合理性の欠片も無い。
初めての約束に縋る様な、そんな声が出せるだろうか。

反応が無くても、意外と銃口に隙を作れるのか。
もしかすると、かえって自分の首を絞めるのか。

彼女を信じているのだろうか、彼を信じていないのだろうか。

馬鹿馬鹿しい、姿がどう変わろうが、俺は彼を知らない。

そして、彼女でも裏切られるのが当たり前だし
そんなのはお互い気にしないのが、俺たちの流儀の筈だ。

ただ、紙片を咥え微かに湿った声で、優しげに名前を呼んだ]

(43) 2012/09/29(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

本人ですよ、夕闇伯。

[道化じみた仕草で両手を広げようとして、
銃口を思い出し、さらなる挑発は思いとどまった]

しかし、溝鼠とは手厳しいね。
まあ……似たようなもんだけど。

[貴族の吐き捨てる嫌悪感が心地良く耳に響けば
ゲラゲラと笑い出したいような、そんな清々しい気分。
そして、視線の先で危うく揺らめく濃紫の瞳は
極上の紫水晶よりも、美しさで勝っているだろう]

面倒くせぇなぁ。
いいじゃねーか、たけーもんわざわざ壊さなくてもさ。

[暴君じみた物言いに、溜息をついて。
もう少し距離が近ければ、あと二つ、宝石が手に入ったのにと]

(45) 2012/09/29(Sat) 22時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2012/09/29(Sat) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

[耳朶を擽るペラジーの声に、全身の力を抜いた。
抜きながら、首筋を伸ばし、あごを引き
背筋を伸ばしてから、重心を少しだけ前に]

(53) 2012/09/29(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

――――――My precious darling !

[大気にばら撒かれる白い粉塵。
顔に刻まれる艶笑。その瞬間、弾かれるように走り出す。

扉へ、ただ一歩、二歩、導かれるように踏み込んで]

あ?

[響く銃声。舞い落ちる白い粉塵。
左手に衝撃。一拍遅れて鈍痛。噴き出る鮮血。

ジェフの放った銃弾は薬指と小指を吹き飛ばしていた。
もんどり打って倒れ伏すと、地面に咥えた紙片を吐き]

(55) 2012/09/29(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

っ痛――――――…

[呻き声。まるで本物の、溝鼠のようだ。
絨毯を掻き毟るように、這いずるのは止めなかった]

……指足んねぇじゃねーかクソ。
信じられねえ、あの野郎!

[左手を翳して、苛立ちを絨毯に叩きつける]

(57) 2012/09/29(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[地面に散らばったのは、懐中時計、弾の入っていない燧銃。
水晶のカフス釦と、暗く輝くエメラルド。それに紙片。
蓄えた財貨を吐き出した男の懐に残ったものと言えば……]

おいおい、冗談じゃないぜ……。

[先ほど受け取った、革袋だけだった]

やばいやばいやばい。

[本当に口を引き裂かれては堪らない。
粉塵が消える前に、何とかこの部屋から出なければ]

(60) 2012/09/29(Sat) 23時半頃

滑稽だねぇ……

何もかもがこうして台無しになっちまうのさ。

そもそも、こうなっちまったのは誰のせい、だい?

[クク……と喉奥で笑う声。]


 血を啜って、林檎は赤く熟れるのかしら。

 何時になったら、満たされるのでしょうね…?
 それとも、永遠に―――


【人】 双生児 オスカー

クソ、約束、護れよな……。

[目の前で拾い上げられる紙片。
それを掴んだ人物、微笑んだ彼女と眼が合った。
ゲラゲラと笑い出したい気分なのは間違いない。
這いずる速度は、蝸牛のように遅く、締まらない]

さもねえと、犯すぞ、クソアマ。

[無事な左手の中指を彼女の背中に向けて立てて。
最後まで、オンナ扱いかよ、と喉を震わせて嗤いだす。
後で絶対慰謝料と治療費をふんだくってやる、と]

あれ、何か……。
思 考 が上 手  く纏 まん ね  え 

[もう直ぐ吹き払われる煙幕を尻目に、
いつも見ていた霧のような煙る景色から、目を閉じた]

(66) 2012/09/29(Sat) 23時半頃

 それでまた、グロリア様のお部屋に新しい赤を添えるのですね……?

[優しく、囁きかけるように。]


そら。

その手も、ドレスの裾も、真っ赤だぜェ?

[駆け出す小さな背中に、ケラケラと笑った。]


 
 畜生畜生畜生畜生畜生どもめ、!

[叫ぶような怨嗟の声は、どこから。]
 


 悪いのは、君さ。

[怨念は林檎に手をかけるものへと嘲う。]


 唆した“蛇”もかな。

[嘲う、嘲う、烏の声は囀りよりも甘く。]


―果実の在り処・大広間―

 おいでよ、ここまで。

[木は森へ、果実は果実へ。
部屋に施された黄金の植物たちのなかに転がる、楽園の実。
その前に、その目の前に、僕は立っている。

怯える彼を残し。
歌姫を連れて。]


 …――ね。
 皆、愚かなものですよ。

[小さな手を果実へと伸ばす。]

 大広間からなくなってなんて、なかったんだ。
 すぐ傍に落ちていたのに気付かない。
 目先の欲に駆られて、足元なんて見ようとしないんだから。

[そう、歌姫へと声をかけた。
一度掴んだことがあるはずの果実は、擦り抜けて掴めない。]

 …………僕も含めて、ですがね。


[少年の行く先は、大広間。
この宴の始まりに、果実があった部屋。]

 全く…この部屋を探していた人もいたでしょうに、
 こんな簡単な場所に隠していたなんて…

[血眼になって屋敷内を探していた人 ― 自分も含まれるか ― を考えて、苦笑する。]

 嗚呼、目の前にあるのに
 触れる事すら許されないのですね…

 またこの細工を見る事が出来たのは、幸運なのかしら…

[否、囚われているだけだと思っているのだけれど。]


―過去―

[歌い手として評価されるようになって、暫く経った頃。
急に、一切の活動を行わなくなった時期があった。
行方不明になったのだ。
名前に傷が付かぬようにする為か
ひっそりと回された捜索の手にも引っ掛からなかった。

その時女は、今は顔さえ思い出せぬ好事家に監禁されていた。
金糸雀のように、籠に閉じ込められ、所有者の為だけに歌うことを強いられた。

女は歌を愛していたが、自鳴琴のように螺子を巻かれた時にだけ忠実に歌う事を強要される状態に、心をすり減らしていった。

所有者を満足させられなければ暴力を加えられた。
『歌えない』とでも言おうものなら、本当に二度と歌えなくなるぞと
水の中に頭を押し込まれたり、首を絞められたりもした。

そうして死なないために渋々歌うと、最初の内、所有者は上手く躾を出来たと言わんばかりに満足そうにしていた。]


[そんな日々が続いていたのだが。
とうとう限界が来た。
無理矢理歌わせられた、その歌声が素晴らしいものに成るはずも無く。
何時しか、歌は苦痛となり、本当に歌えなくなってしまった。

弱った金糸雀を、壊さんばかりに痛めつける所有者。

『――この程度か。つまらないな。』

ある日、すっかり飽きた所有者は、とうとう金糸雀を撃ち殺してしまおうと考えた。
にやにやと拳銃を片手に近寄ってきて、髪を掴まれ、喉元に銃口を突き付けられる。

抵抗などしないと思って油断していたのだろう。
本物の死を目前にした女は、ただ生き延びたい一心で所有者に反撃する事に成功した。
襲い掛かり、拳銃を奪って、心臓に押し当てて、撃った。

破裂音が響いて、血が飛び、やがて所有者は動かなくなった。]


[逃げなければ―――
煙を吐く拳銃を放り出して、慌てて飛び出した牢獄。
そうして逃げる為に走る廊下で、夕闇に出会ったのだ。
彼が何故その屋敷に居たのかは知らない。
どういう繋がりがあるのかも分からない。
ただ、夕闇は、真っ青な顔をしているであろう女を見て、わらったのだ。

きっと銃声は聞こえていただろう。
殺人を犯した事を、見透かされたに違いない。

恐怖が全身を支配した。
どうしたら良いか分からなくて、只管逃げた。

連れ去られた時には気を失っていたため
ここが何処かすら分からなかったが、少しでも遠くへと必死に走り続けた。]


[やっとの事で逃げ切ると、その後
女は、無意識の内に記憶に蓋をした。

歌えない理由

受けた暴力の数々

そして、自分が人間を殺したという事

これらを忘れてしまったがために、結局原因は分からないまま、歌声も戻って来なかった。

夕闇と何処で会ったのかを思い出せなかったのは他でも無い。
封印した記憶の欠片だったからだ。
彼が、私の事を殺人者だと知っているはずだから―――

人を殺して思い出した。
これが、女が歌を忘れた経緯。]


 灯台下暗し、ってやつですかね。

[触れられない林檎。
それはまるで“禁断”の果実。]

 貴女は…。
 ……いや、野暮なことは聞くものじゃありませんね。

[この林檎を手に入れたかったのか。
手に入れて、どうするつもりだったのか。
そんな言葉が頭を掠めた。
口に出すことはなく、過去を回想する横顔を見つめる。]


 ……………。

[それでもひとつ。]

 歌を、聴かせてもらえませんか?

[そんな我侭を言う事は許されるだろうか。]


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